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『春の宴〜とある夫婦の休息時間[リラックスタイム]〜 』
クラーク・エアハルト(ga4961)

〜久しぶりに会う仲間〜
 そういえば、Redio−Hopeの関係者と会うのはどれくらいぶりだろう。
 そもそも妻のレオノーラ・ハンビーとゆっくりするのもそれほどない。
 お互い傭兵という職業柄活動範囲の違いもあってすれ違うことが多かった。
 たまに帰れば笑顔で迎えてくれることもあるけれど一緒にゆっくりする機会は少ない。
 だから、こうした花見に誘ってもらったことはクラーク・エアハルトにとって嬉しいことだった。
 目的地は人が既に多くいて、ライディ・王の隣には友人、知人が集まっている。
「やぁ、ライディさんは嫁さんとどうですか? 沖那さんも元気ですか? 最近は芸能活動をしているみたいですね」
 手にはコンビニで買ってきたジュースやお菓子などを持ちながらクラークは軽く挨拶を交わした。
「なんじゃ、妾にはないというのか。失礼な奴じゃの」
「お嬢も落ち着けよ。今日は無礼講といってたじゃんかよ」
「あはは、すみません。磨理那さんも今日も可愛らしいですね」
 むすっと頬を膨らまして睨むようにクラークを見上げてきた平良・磨理那を隣にいる山戸・沖那が宥める。
「クラークはちょっと油断すると抜けるところあるわよね。隣に座りなさいよ」
 ゴシック系のワンピースにウェーブロングの髪を揺らした愛する妻のレオノーラが自分の隣を掌で叩いてクラークを誘った。
「じゃあ、ここに。今日も綺麗ですね」
「一番最後? まぁ、いいけどね」
 フライトジャケットに部隊章のついたラフなスタイルのクラークを見てくすりと笑うとレオノーラはビールを酌する。
「ありがとうございます。返杯……はジュースがいいですよね」
 ビールを受け取ったクラークはビニールシーンとの上に広がっているペットボトルの中からリンゴジュースをチョイスして注いだ。
「お酒注いだら、私を酔わせてどうする気? というつもりだったけどその心配がなくてよかったわ」
 双眸を細長くしながら笑いレオノーラはリンゴジュースを受け取る。
 ただ、こうしているだけでもクラークは心が落ち着く気がした。
 気付けば結婚してからもうすぐ1年になるのではと思うと感慨深くもなってくる。
「このお好み焼き美味しいですね。日本食も食べれるんですよ」
「刺身が苦手とかきくけどそのへんはどうなんだ?」
「私はですね……」
 飲み物だけでなく料理に手を伸ばしながらクラークは平和な時間を楽しんだ。
 
〜少し離れて〜
 桜並木が大きな木から広がるように出来ている。
 風が吹くたびにザワザワと木々が揺れて桜の花びらが舞い上がり雪のように降ってきた。
 ほろ酔い気分のクラークには気持ちのいい気候である。
 この島の外では各地でバグアと人類が命を賭けた闘いをしているとは思えないほどにこの場所は平和と笑顔と優しさに満ちていた。
 人の少ない桜の近くまでレオノーラの手を引いてクラークは歩き、隠れるように身体を幹に預けながら座り込む。
「人が多いのもいいですけど、二人きりで静かにするのもいいですよね?」
 手には買ってきた缶飲料をクラークはレオノーラに手渡すとコツンとぶつけて乾杯をした。
(あれ、この味……アルコールない?)
 クラークは自分の喉を通るリンゴの果汁の中にアルコールがないことを感じて、すぐさまハッとなる。
 だが、既に遅く目の前で自分が飲むはずだったリンゴサワーを飲んだレオノーラは頬を赤くしながらとろんとした目でクラークへと抱きついてきた。
 ほろ酔いだったのか間違えてしまったのだが、猫のように擦り寄ってくるレオノーラの態度をみているとこれもいいかなと思ってしまう。
「ん〜、いい気持ち〜」
 ワンピースの下であっても押さえきれない膨らみを有無を言わさずにクラークの身体に押し付け、甘い声をレオノーラは出した。
「本当にいい気持ちですね」
 クラークが髪を梳くように頭を撫でると、レオノーラは気持ちよさそうに目を細める。
「桜の花も綺麗ですけど、レオノーラの方が綺麗ですよ」
 酔っているレオノーラの唇へ、自分たちの姿が見られていないことを軽く周囲を見て確認するとクラークは唇を重ね合わせた。
 ささやかだけれど幸せなひと時。
 次はいつ訪れるか分からないが、せめて今このときは最愛の人の傍に居続けたいとクラークは願うのだった。
 
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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 / PC名      / 性別 / 年齢 / クラス 】
 ga4961  /クラーク・エアハルト/ 男  / 28 /スナイパー

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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こんにちわ、どうも毎回ありがとうございます。橘真斗です。
いちゃつきというよりはクラークさんの気持ちを中心に書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
二人きりのとき意外アルコールは控えてくださいね(笑)

重ねがさねになりますが、発注ありがとうございました。

それでは、次の運命が交錯するときまでごきげんよう。
春花の宴・フラワードリームノベル -
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CATCH THE SKY 地球SOS
2010年05月07日

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