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『すがしき春の、晴れの日に 〜 紫蓮 』
霧葉紫蓮(ia0982)

 どんな時だって門出はめでたいものだけれども、それが良く晴れたうららかな日なら殊に、おめでたい気がする。それはなんだかまるで、空からも祝福されているようで。
 そんな良く晴れた空の下を、霧葉紫蓮(ia0982)は風呂敷包みを小脇に抱えて姉の天宮 蓮華(ia0992)と2人、並んで町を歩いていた。今日は蓮華がいつも甘味を作りすぎてはお裾分けしている、近所の家の娘が祝言を挙げるとかで招かれたのに、一緒にお邪魔する事になったのだ。
 これから幸せになる最初の日なのだから、どうせならたくさんの人達に祝福して貰いたいもので。招かれた蓮華は自分の大切な友人達も呼んで良いかと確かめて、紫蓮以外にも友人達を誘う事になった。
 今、向かっているのはその待ち合わせ場所だ。当然ながらと言うべきか、辿り着いたのは彼ら姉弟が1番だった。蓮華と2人、それぞれに風呂敷包みを抱えて他愛のない言葉をかわしながら待っていると、やがて巳斗(ia0966)がやってきて。
 いつもより綺麗な着物を着て、お早うございます! といつも通りの満面の笑みで挨拶をした巳斗は、それからきょとん、と蓮華の腕の中の風呂敷包みに首を傾げる。まぁ気になるだろうな、と紫蓮もこっくり頷いた。
 ただ1人、蓮華だけがにっこり笑って、風呂敷包みの中身を説明し始める。

「お祝いの紅白饅頭を作ってきたんです」

 何でも、子宝の象徴だとか言う桃まんらしい。それも巨大な桃まんを割ったら中には小さな桃まんがたくさん入っているというその桃まんを、製作過程から眺めていた紫蓮は勿論、蓮華がどれほど力を入れていたか良く知っている。
 だが、それだけ心から娘さんをお祝いしようとしているんですね、とほっこり微笑んだ巳斗とは正反対に、紫蓮は姉の風呂敷包みを見て大きな溜息を吐いた。作っている時から思っていたことではあったけれど、

「‥‥随分とでかい桃まんだな」
「そういう紫蓮さんの抱えている包みは何なんです?」

 逆にこちらへと視線を向けてきた巳斗に、よく聞いてくれた、と紫蓮は心持ち胸を張った。

「自家製のたくあんだ。祝言の祝いにな」
「えっと‥‥紫蓮さんが好きだから、ってだけではないんですよね?」
「みーすけ、たくあんは旨いんだぞ」

 ますます目を丸くしてきょとん、と首を傾げた巳斗に、きっぱりと胸を張って断言する。事に紫蓮がつけたたくあんだ、誰に送っても恥ずかしくない立派な仕上がりになっていることだろう。
 だが巳斗はなぜかますます戸惑いと不審の眼差しを向けてくる。自分のたくあんがいかに素晴らしいかをさらに言い募ろうとしたら、くすり、と別の場所から笑みが涌いた。
 ん? と振り返ったらそこに、待ち合わせていた最後の友人・白野威 雪(ia0736)が口元にそっと手を当てて小さく肩をふるわせている。

「紫蓮様‥‥それは、答えになっていませんよ?」

 その言葉に、気付いた巳斗がほっとしたような、縋るような眼差しになって雪を振り返り、雪さん、と名を呼んだ。そんな巳斗と紫蓮を交互に見て、雪はまた「ふふ」と小さな笑みをこぼす。
 それから雪もまた、蓮華の腕の中に大切に抱えられた風呂敷包みに視線を向けた。

「蓮華ちゃんの心のこもったお饅頭ですもの。きっと喜んで頂けますね」
「だと良いのですけれど」

 雪の言葉ににっこり笑って、けれどもほんのちょっぴり不安そうに蓮華が言った。そんな蓮華をまっすぐ見て、大丈夫ですよ、と巳斗が力づけるように何度も頷いている。
 その巳斗の言葉にも、雪がにっこり笑って頷いた。それを見ながら紫蓮は小さな息を吐く。
 この巨大で大量な桃まんが、無事に全部祝言の出席者の腹に納まれば良いのだが。





 晴れの日の衣装は特別で。純白の糸で丁寧に刺繍を施した曇りのない真っ白な花嫁衣装に身を包み、綿帽子の下でしとやかに俯く娘の表情は、けれどもこれから始まる新しい生活への期待に満ち溢れていて。
 その傍らの花婿はといえば、袴羽織でしゃちほこばって、祝福に訪れた来客にぎこちない挨拶をしたり、時折もみくちゃにされて照れたように笑ったり。あれは、新郎の友人だろうか?
 そんな2人に揃ってお祝いの言葉を告げた後、祝いの席の中程から紫蓮は、そんな花嫁と花婿の様子にしみじみと感じ入っていた。すぐ隣の巳斗がやっぱり感心したように、ほぅ、と息を吐く。

「うわー‥‥お二人とも、とっても素敵ですね!」
「あぁ。白無垢姿はやはり美しいものだな」

 巳斗の言葉に、紫蓮も心の底からそう頷く。その立ち姿に潔さすら感じるのは、何も紫蓮ばかりではないはずだ。
 何の色にも染まっていない白無垢は、これから新たな色に染まる決意を秘めた衣装でもある。それはすなわち、今までの生活をゼロに戻して新しく始める覚悟の色でもあって。
 だが巳斗とは逆隣、雪のさらに隣に座る蓮華はと言えば、娘さんの清楚な晴れ姿を見つめながら、ぐすん、とむせび泣いていた。

「晴れの日なので泣かないと決めたのですが‥‥」

 言いながらまたぐすっ、とすすり上げて涙を零す蓮華の手を、雪がそっと寄り添ってぎゅっと握る。そんな2人の様子に紫蓮もふと白無垢から意識を逸らした。
 大切な友人と大切な姉、2人はともに恋と別れを経験した。その事を紫蓮は知っている。
 だからこの席で、蓮華がこうして感涙にむせび、その手を雪がそっと握るのにも、過去の恋を思い出しているのかと考えずには――思いやらずには居られない。いつもは平気な顔をしているからと言って、その傷が本当に癒えたのかは、見えない以上推し量るしか出来ないのだから。
 せめて紫蓮に出来ることはと言えば、こちらも何も気にしていない素振りで居るだけで。そうして蓮華はもちろん、雪も1人ではないと伝えるために、こうして隣に座っていることくらいで。
 やがてお料理の膳が運ばれてきた。縁起の良いお料理ばかりが並ぶ膳の上には、紫蓮のたくあんもそっと並んでいて、よし、と心の中で頷く。
 どうやらそれが面に出ていたらしく、ふと顔を上げたら雪が小さく微笑んでいた。同時に巳斗が「やっぱりご自分が好きだからだったんじゃ」と小さな苦笑を漏らしたのに、む、と視線を向けるとまた雪が小さな笑みをこぼす。
 そうして、そっと手を合わせて食べ始めた。

「うん、美味しいです! 蓮華さんの桃まんも、食べるのが楽しみです♪」
「本当ですね‥‥このお野菜も良い煮加減で」

 お料理を口に入れた途端、満面の笑みで叫んだ巳斗と、頷きながら少しずつ箸を動かす雪の隣で、紫蓮も黙々と箸を動かした。確かに晴れの日の料理だけあって、味付けも上品で、細やかな心配りをされた料理ばかり。
 そんな事を考えながら黙々箸を動かすうちには、もう蓮華の涙もすっかり乾いていて、楽しそうにお料理を突付き始めて。

「みーくん、ゆっくり食べなきゃ駄目ですよ?」
「ありがとうございます♪」
「雪ちゃん、お水はこっちの椀ですからね? あっちはお酒ですからね?」
「えぇ、蓮華ちゃん」
「苦手なお料理は後で紫蓮にでも‥‥」
「‥‥蓮華。お前はちょっと落ち着いて自分の料理も食べろ」

 全員の膳を見渡しながら、巳斗が喉を詰まらせたり、雪が間違ってお酒を呑んでしまったりしないかと、あれこれ気を回している蓮華の様子に、紫蓮がため息交じりで突っ込みを入れた。何しろ突っついているだけで、ちっとも量が減っていない。
 あら、と言われて初めて気付いたように、自分の前の膳を見下ろした蓮華に、またため息が漏れる。面倒見が良いと言うか、周りの世話を焼きたがるばかりに自分に注意が向かないのは、この姉の愛すべき美点であり欠点だ。
 そんな事を考えて居たら、「あ」と巳斗が歓声を上げるのが聞こえた。

「蓮華さんの桃まんですよ!」

 子宝の象徴である紅白の桃まんは、お祝いにと渡された母親がたいそう喜んで、せっかくだから宴席で娘達に配らせましょうねぇ、と楽しそうに笑っていたのだ。その言葉の通り、初々しい花嫁と花婿が1つずつ巨大な桃まんを割って、中から出てきた小さな桃まんを「どうぞ」と人々に配り始める。
 そうして配り終えた桃まんは、全員に行き渡ってもまだまだ十分な量があった。もしかして作り過ぎた? とちょっぴり不安そうな顔になった蓮華を見て、まぁ余るだろうな、と紫蓮は冷静に思い。
 ふと、寂しそうな雪に気付く。心配そうな蓮華を見守る表情は穏やかで暖かいけれども、眼差しにふと寂しそうな色が滲む、雪の横顔――彼女もまた、昔の恋の事を思い出しているのだろうか?
 けれどもそれについては触れぬまま、紫蓮はただ雪の傍らでポリリ、とたくあんを齧りながら端座する。詮索するのは無粋だし、あまり触れられたくないだろうことも予想がついたから、ただ雪は1人じゃないのだと安心させてやりたくて。
 そんな事を考えながら、ちら、と目の前に置かれた桃まんを見た。蓮華は甘さ控えめだと言ったけれども、さて、どのくらいその言葉が信用できるだろう?
 見ればいつの間にか、巳斗と雪は微笑みあって桃まんを食べていた。「蓮華さんの作る甘味は最高なのです‥‥♪ ねっ、雪さん?」「えぇ、本当に美味しいですよ、蓮華ちゃん」と口々に言いながら、本当にパクパクと美味しそうに食べるのに、蓮華も嬉しそうに手を伸ばし。
 さて僕も覚悟を決めようと、思った拍子にふと、泣きそうな顔で寂しそうにじっと花嫁と花婿を見つめている巳斗に気付いた。けれどもじっと見つめていたら、その視線に気付いた巳斗が涙の滲んだ目をパチパチさせて、泣きかけた自分を誤魔化すように、むぅ、と饅頭のようにほっぺたを大きく膨らませる。

「も、桃まんを喉に詰まらせた訳では有りませんからね!」
「みーくん、本当ですか?」
「ふふ‥‥っ、ゆっくり食べましょうね、みーくん」

 ゆっくり食べなければいけないと言ったのに、と気付いてない素振りで蓮華がぴっと指を立てたら、巳斗がこくこく頷いた。微笑んだ雪が巳斗の頭をそっと撫でる。
 一体この小さなからかいがいのある友人が、何を思って泣きそうになっていたのか――それを思って、紫蓮も笑って巳斗の顔をのぞき込んだ。そうして雪がそっと撫でた頭を、わしゃわしゃっ、と強くかき混ぜる。

「雪や蓮華が嫁ぐ日は僕達が送り出してやろうな、みーすけ‥‥いや、桃すけか?」
「もうッ、何ですか桃すけって!」

 そう、巳斗を見下ろして言った紫蓮の言葉に、巳斗がむぅ、と唇を尖らせた。けれどもそれは半分は照れ隠しで、半分は優しい友人達への感謝だ。
 きっと、巳斗が感じていた寂しさはある意味で、紫蓮のものと同じなのだろう。いつか蓮華も雪も、誰か良い相手を見つけて嫁に行く。それを心から願うのに、その日の事を想ったら言いようのない喪失感が胸に去来するのは、不思議なものだ。

「みーくんや紫蓮様の幸せも願ってますよ。蓮華ちゃんが幸せになって欲しいのはもちろんですけれど‥‥」

 くす、と雪が微笑みながら、花嫁と花婿の姿をじっと見つめている蓮華を振り返った。けれども今きっと『大丈夫か』と尋ねた所で、『何がですか?』と当たり前の顔で答えるのだろう。そう思うと何だかまた、寂しくなる。
 案の定、くるりと振り返った当の蓮華が、どうしました? と首を傾げた。それは全く、いつも通りの表情で。そうして心配そうに花嫁と花婿の前に積み上げられた桃まんを指さし、『やっぱり張り切って大きくし過ぎたでしょうか?』と尋ねてくる様子も、いつもと何も変わらなくて。
 蓮華を気遣うような眼差しで、けれども明るく笑った巳斗が、貰ってきましょう、と蓮華に提案した。

「せっかく蓮華さんが作って下さったんですし、3人なら完食出来ますよ♪」
「そうね、そう致しましょう! 雪ちゃんもいけるわよね?」
「ええ、蓮華ちゃん」

 あっという間に甘味好きの3人の話はまとまって、蓮華が花嫁の母親に申し出て桃まんをもらい受けてきた。どーんと積み上がった桃まんを前に、いざ、と一斉に伸ばされた手は4本。
 あれ? と顔を見合わせた巳斗と雪と蓮華が、同じく手を伸ばした紫蓮を振り返るのを、ムスッ、と不機嫌な顔で拗ねたように唇を尖らせた。

「縁起物みたいだし仕方ないから僕も手伝ってやる」
「まあ‥‥紫蓮も手伝ってくれるのですか? ありがとうございます♪」

 甘味の苦手な紫蓮にしては珍しいことだと、蓮華がにっこり嬉しそうに笑って礼を言った。それにますます口をへの字にして、紫蓮はふいとそっぽを向きながら桃まんをはもはも頬張った。
 口の中に広がるのは案の定、こってりとした甘味。解っては居た事だけれども、余ってしまってがっかりした様子の蓮華も見たくなかったから、ようやく覚悟を決めたと言うのに。

「ふん、これのどこが甘さ控えめだ」

 文句を言ったら、なぜかクスクス笑われた。それに憮然とした顔を作って、恥ずかしいのを隠すように手の中の桃まんをぐいと口の中に押し込んで、また新しい桃まんを掴む。
 そうしていたら他の3人も、それぞれに桃まんを楽しく、だが着実にお腹に納め始めた。揃って甘味を好む3人は、先ほどまでの小食ぶりが嘘のようにどんどんと桃まんを消費していく。
 が、不意に蓮華が焦った様子で声を上げた。先ほどからいつもに増して凄い勢いで桃まんを食べている巳斗が、本当にのどを詰まらせないかとはらはらしているのだ。

「ちょ、ちょっとみーくん、大丈夫なのですか? そんなに‥‥」
「大丈夫です! 蓮華さんの甘味は本当に美味しくて‥‥うぐッ!」
「あぁほらやっぱりッ、みーくんお水を‥‥むぐッ! わ、私もお水‥‥ッ」

 流石にほっぺたがパンパンになるくらいに桃まんを口に詰めた巳斗が、苦しそうに胸元を叩き始めた。そんな巳斗を心配して慌てた蓮華も、傍にあった水の椀を渡そうとした拍子に、一緒に喉を詰まらせてしまったらしい。
 ドンッドンッと苦しそうに胸元を叩きながら、蓮華は巳斗に渡そうとしていた椀の水をぐいと飲み干した。その瞬間、あら? と雪が首を傾げたのを見て、何事かと紫蓮は訝る。
 だがその答えは、桃まんを無事に飲み込んだ巳斗の愕然とした叫びによってもたらされた。

「‥‥ふぅ、危うく詰まらせ‥‥‥‥て、蓮華さんそのお酒は!?」
「‥‥‥‥」

 何と言うお約束を、と紫蓮はがっくり肩を落とした。雪が間違ってお酒を飲んでしまわないか心配していた時から、何となく予感はしていたのだけれど、まさか本当に自分がとり間違えて飲んでしまうとは。
 結果として、水を入れていた椀に並々と注がれたお酒を一気に飲み干した蓮華は、ぱたん、とあっさり倒れてしまった。それはちょうど紫蓮の膝の上で。こてんと頭をもたせ掛けたかと思うと、たちまち「すぅ‥‥」と安らかな寝息を立て始める。
 やれやれ、と呆れた様子を装って紫蓮が吐いたため息は、けれども優しいものだった。起こさないようにそっと、蓮華が寝心地の良い様に足を動かす。たまにはこんな風に、膝を貸してやる機会があっても良いだろう。
 そうして眠ってしまった蓮華の前髪をすいてやってたら、不意に巳斗が蓮華を起こさないようそっと立ち上がった。眼差しだけで問いかけると、持参した三味線を掲げてみせる。どうやら一曲、祝いの曲を献じてくるらしい。
 蓮華さんを宜しくお願いしますね、と言い置き向かった巳斗の背中を、紫蓮はじっと見守った。叶うなら巳斗の三味線に合わせて一指し舞っても良いかと思っていたのだけれども、どうやらその機会はまたにした方が良いみたいだ。
 そう思っていたら、雪が小さく囁いた。

「紫蓮様。蓮華ちゃんは見てますから、舞って来られてはどうですか?」

 蓮華ちゃんも楽しみにしてたと思いますよ、との言葉に視線を蓮華の寝顔へと落とすと、むに、と寝言のように唇が動く。それをみて少し眉を寄せて考え、任せた、と頷いた。
 そうして祝いの席の真ん中で弦を弾いて音を確かめ、撥を構えた巳斗の前に、軽く一礼をして立った。

「紫蓮さん‥‥?」
「蓮華は雪に任せてきた。‥‥門出を祝う舞を躍るのもいいかもしれないと思ってな」

 不思議そうな巳斗の言葉に応えて、扇を手に凛と立つ。そうして巳斗が始まりの音を弾くのを、厳粛な気持ちでじっと待つ。
 やがて、ベィン、と音が弾けた。それに合わせて紫蓮はゆっくりと動き出す――ベン、ベベン、と撥が弦を弾くたび、激しく、時に滑らかに。
 いつか蓮華や雪が嫁に行く時だって、紫蓮はこうして舞うのだろう。願わくばその時にも、三味線を奏でるのは巳斗であれば良い。
 ちら、と振り返ったら眠る蓮華を膝に乗せて雪が微笑んでいた。舞が終わったらまた、あの場所と入れ替わって姉を膝枕してやろう。そうして雪の隣に居て、巳斗をからかってやろう。
 それはとてもとても大切な、今だけの宝物のような時間なのだから。





━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 /    PC名    / 性別 / 年齢 / クラス】
 ia0736  /   白野威 雪   / 女  / 21  / 巫女
 ia0966  /     巳斗    / 男  / 14  / 志士
 ia0982  /    霧葉紫蓮   / 男  / 19  / 志士
 ia0992  /   天宮 蓮華   / 女  / 20  / 巫女

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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いつもお世話になっております、蓮華・水無月でございます。
この度はご発注頂きましてありがとうございました。
お届けが遅くなってしまい、本当に申し訳ございません。

お友達同士でお邪魔した、ご近所の娘さんの結婚式の風景、心を込めて書かせて頂きました。
傍で見ている事しか出来ないもどかしさは辛いもので、そうしてもだもだしているうちに、自分の目も眩んで大切なものが見えなくなってしまったりして。
けれどもきっとどんな瞬間でも、誰かを大切に思う気持ちは尊く相手に伝わるものだと思うのです。

皆様方の、お互いを大切に思い合う暖かな気持ちのこもった、素敵な結婚式になっていれば良いのですが。

それでは、これにて失礼致します(深々と
HappyWedding・ドリームノベル -
蓮華・水無月 クリエイターズルームへ
舵天照 -DTS-
2010年07月26日

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