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『動物園に行こう 』
オリヴィエ・オドランaa0068hero001)&葛原 武継aa0008)&邦衛 八宏aa0046)&紫 征四郎aa0076)&桜寺りりあaa0092)&白虎丸aa0123hero001)&ルーシャンaa0784)&泉興京 桜子aa0936)&屍食祭祀典aa1358hero001


●これまでのあらすじ

 冬休みも終わり、けれどまだまだ遊び足りないそんな冬の日。
 ちびっこ達は暇を持て余していた。
 そんな折にテレビでやっていた動物園の特集を見た思いつきで、彼等は連れだって出かけようとする。
 しかし普段一緒のパートナー達はその日、運悪くも全員用事有り。
 他の日にしないかと提案するも、ちびっこ達はこうと決めたら一直線、予定の変更には応じない構え。
 かといって、いくら能力者と言えどもまだ子供である彼等だけで行かせるわけにもいかない。
 かくして困った保護者達は、知り合いのエージェント達に連絡を入れたのだった。
 プチ遠足の代理保護者を頼めないかと――




●そして本編

 北風が吹き抜ける真冬の動物園に、賑やかな団体さんがぞろぞろとやって来た。
 しかし開園直前だというのに、入口前の広場には殆ど誰もいない。
「……今日、休みじゃないよな」
 オリヴィエ・オドラン(aa0068hero001)が、無表情な中にも僅かに不安と焦りの色を滲ませながら辺りを見た。
「だいじょうぶなのですよ、お休みじゃないのです」
 こくり、紫 征四郎(aa0076)が自信たっぷりに頷く。
 今日この時のために、ネットできっちり調べて来た。
 それだけでもう行った気になっちゃうくらい詳細に調べて来た。
 パンフレットが置かれている場所も、ばっちり把握済みだ。
「はい、これ。えんないの、あんないパンフレットなのです」
 人数分を確保して、皆に配って回る。
「今日はよろしくおねがいしますよ」
 征四郎は保護者の皆さんにもきちんと挨拶が出来る良い子なのです。
 続いて葛原 武継(aa0008)がぺこりと頭を下げた。
「今日は、よろしくお願いします」
 武継は誰にでも礼儀正しく接することが出来る、立派な大人なのです。
 なのに忠犬のような相棒は心配でたまらないらしく、出かける時にママと一緒になって散々言われてしまった。
 他人様に迷惑をかけないようにとか、羽目を外しすぎないようにとか、食事は腹八分目とか、お小遣いを使いすぎないようにとか、ちゃんと引率の人の言うことをきくように、とか。
「皆、シンパイショーだよね。僕、一人でも遊べるのに」
 そう言って、武継はオリヴィエに笑いかける。
 なお本日、その彼はママの買い物のお手伝いに駆り出されていた。
「誰もママには勝てないんだ、英雄だろうと何だろうとね。サイキョーだよ」
 もっとも、英雄の彼にしてみれば最強の存在は契約者たる武継なのだろうけれど――契約で縛られているかたとか、そんなこととは無関係に。
 さて、そんな武継はオリヴィエと共に年長組として、小さな子達の面倒を見るのが本日の役回りだ。
 つまりはお手本にならなくてはいけない。
「きょうは、よろしくおねがいしますのよ」
 その期待通り、ルーシャン(aa0784)が真似してぺこり。
 だが他のお子様達は既にテンションMAXで心ここにあらず、挨拶なんてする余裕もない様子だった。

「おおおおお!」
 泉興京 桜子(aa0936)は吠えた。
「どうぶつえんとな!」
 これが、これが、あの!
 もふもふがもふもふごろごろしているという夢の国か!
「おりびえどの、おさそいいただきかんしゃであるぞ!」
 オリヴィエの手を両手で包むように握りつつ、桜子は興味津々の様子で辺りをきょろきょろ。
「やせいどうぶつとはまみえたことはあるが、どうぶつえんはいったことがないのである! たのしみであるぞ!!」
 入場門に飾られた様々な動物達は立体造形で、可愛くデフォルメされたライオンやゾウ、キリン達が笑顔を振りまいている。
 その下にあるゲートはまだ閉まっているが、柵の隙間から中の様子が窺えた。
 どこからともなく漂って来るキャラメルポップコーンの甘い香りと動物達の鳴き声に、テンションはいやでも急上昇。
 そして早速、もふもふを発見!
「おお! あれはまさしくしろいとら!」
 もふもふに目を奪われた桜子は、そこから目を離さないまま親友のルーシャンを手招いた。
「るーしゃん! ほわいとたいがーがおるのである!」
「ほんとなの、白いトラさんなの!」
 キラキラと目を輝かせ、白いもふもふに迫る二人。
 まだ開園前なのに、何故ゲートの外にそれがいるのか……なんてことは考えない。
 そもそも本物のトラが外をフラフラしてたら大事件だ、ということも思い至らない。
 本来トラは凶暴な肉食動物である、ということも以下略。
「カッコいいね!」
「うむ、さわってもいいかのう」
「ボク、本物のトラなんて初めて見たっす!」
 いつの間にか一人増えているのは屍食祭祀典(aa1358hero001)ことガブリだ。
 しかし、その時。
「格好いいとは少々照れる……でござる」
 上から野太い声が降って来た。
「「「しゃ、しゃべったあぁぁっ!?」」」
 驚愕のちみっこ達。
 流石に「普通のトラは喋らない」という認識だけはあるようだが――
「すごいっす、さすが動物園っす、侮れないっす!」
「これがやせいどうぶつと、かいならされたどうぶつのちがいなのか!」
「おようふくまで着てる、おしゃれさんなのね……」
 驚く方向が違う気がする。
 そこに再び声が降って来た。
「これは被り物ででござる」
 その「喋るトラ」は白虎丸(aa0123hero001)、本日の代理保護者枠その一だった。
 言われてみれば確かに見覚えがある、気がする。
「きっと三人とも嬉しすぎて、舞い上がってしまったの、ですね」
 本日の代理保護者枠その二(と本人は意気込んでいる)、桜寺りりあ(aa0092)がふわりと微笑んだ。
 動物園の目の前という場所が場所だし、それも無理はない……ということにしておこう。
「あいや、これはすまぬことをした!」
 桜子が素直に頭を下げ……いや、胸を張ってふんぞり返った。
 悪びれた様子は欠片も見えないが、見えないだけでちゃんと謝っている。
 これが桜子スタイルなのだ。
「しかし、たしょうののとらぶるは、かえってきずなをふかめるともいう!」
 ほら、怪我の功名とか、雨降って土砂崩れ――じゃない、ジカタマルとか。
 でもジカタマルって何だろうね、人の名前かな、そう言えばビャッコマルとちょっと似てる……という考察は置いといて。
「はじめましてのあいさつをすれば、きょうからともである!」
 アナタモワタシモ、ミンナトモダチ。
 らぶあんどぴーすではっぴーね!

 そんな彼等の目の前に、ぬっと差し出されたチケット。
「……そろそろ……開園の時刻、ですよ」
 代理保護者枠その三、邦衛 八宏(aa0046)は、浮かれすぎて肝心なことをすっかり忘れているらしい仲間達に代わって、全員分を購入済みだった。
 よかった、普通に気配りの出来る良識ある大人がいてくれて。
 まあ引き籠もりのゲーマーではあるけれど、そうした人種が皆、二次元のみに生きているわけではないのだ。
 寧ろゲーム内で様々な人生を経験している分、いざという時には最も頼りになる、こともある。
 ただ、普通に生活しているぶんには、その知識と経験を活かす場が殆どない。
 その為に彼等は不当に虐げられ、結果としてますます社会との接点を失い、更に引き籠もりの度を加速させる。
 それは重大な社会的損失であり、彼等の有効活用こそが未来を明るく照らす――わけがない。
 時間と状況が許す限りひたすらゲームだけに没頭したい、それがゲーマーである。
 その結果としていくら知識と経験を積み上げたところで、それらはただの副産物にすぎないのだ。
 言わばオマケであるそれをどう活用しようと、或いは持ち腐れたままにしようと、当人の勝手……いや、まあ、それはそれとして。
 とにかく、八宏はリアルにも柔軟に対応出来る大人なのである。
 そして金離れが良い(ここ大事)
 もちろん今回も、料金は全て負担させていただきました。
 いえいえ、遠慮なさらず。
 子供達が心置きなく楽しめるように努めるのは、保護者として当然のことですから。
 お金を出すこと以外に子供の面倒を見る方法がわからなかったとか、そういうことではないのです。
 なお、面倒を見るイコール自分好みに育て上げる、ではないこともわかっている。
 それに初めて来てみたが、リアル動物園もなかなか楽しそうに思えた。


『おはようございます、どきどき動物ランド、開園のお時間です』

 アナウンスが流れ、ゲートが開く。
 開園と同時に飛び込んだ客は、彼等を含めてほんの数組しかいなかった。
 これなら多少は羽目を外しても迷惑をかけることはなさそうだ、が。
「走るな、転ぶぞ」
 オリヴィエが言ったそばから、チビの誰かがすってんころりん――と思ったら、転がったのは保護者組だった。
 その拍子に扇が手を離れて飛んで行く。
「……何故あんたが転ぶ」
 扇を拾い上げたオリヴィエは、それを地面に突っ伏したままの持ち主――りりあに差し出した。
「立てるか」
 しかし手は貸さない。
 どうしても必要な場合を除いて、ただ見守る主義であるらしい。
「はい、大丈夫なの……です。ありがとう」
 りりあは着物に付いた汚れを払いながら、なんとか自力で立ち上がる。
「あたしは、みんなの面倒を見ないといけないの、です」
 だって今日は保護者なんだから。
 子供達を気を付けて見ておくように頼まれたんだから。
 と、本人はそう解釈しているが……事実は少し違う。
 彼女の英雄が言ったのは「くれぐれも気を付けるんだぞ」であり、気を付けるべきはりりあ本人である。
 過保護な保護者は彼女に防寒具を着せ、もっこもこにして送り出した。
「……それにしたって、着すぎだろう」
 オリヴィエは値踏みをするような目つきで、りりあを上から下までじっくり眺める。
 着物の上に綿入りの半纏を着て外套を羽織り、更にその上から襟付きのマントと、ボリュームたっぷりのマフラー。
「……着膨れしたダルマだ。そんだけ着てたら、俺だって転ぶ」
 多分これ足元見えてない。
「……脱げ。動けば寒くない」
 と言うか却って風邪ひくパターンだよね、これ。
 オリヴィエは余計な防寒具を容赦なくポイポイ剥ぎ取った。
「……これで、身軽になっただろ」
「ほんとうなの、ですね……オリヴィエさん、すごいの、です」
「服はロッカーにでも入れておけば……」
 脱がせた服を返そうと適当に畳みながら、オリヴィエはりりあを見た。
 純真無垢かつ天然純粋培養的なキラキラな瞳に圧倒され、思わず口をつぐむ。
「……ああ、俺がやる」
 ロッカーの使い方どころか、その意味から説明しなければならない気がしたから。
(「こいつの保護者、過保護すぎるだろ……」)
 まあ、保護者達は総じて過保護で親馬鹿なものだけれど。
 とりあえず今日は、自分がこの人の面倒を見なければいけない気がした。
 だって、なんかものすごく危なっかしいんだもん。
 しかしりりあは、そんなオリヴィエの内心など知る由もない。
「ん、しっかりと代理保護者を務めるの……」
 身軽になったし、もう大丈夫。
「迷子にならないように、しっかりと手を繋ぎましょう、です」
 差し出された手を、オリヴィエは素直に握り返した。
 りりあを迷子にしない為に。

「ちゃんと引率の人の言うことをきいて、はぐれないように気を付けるんですよ」
 武継は引率の二人、八宏と白虎丸の間に挟まれながら、ちみっこ軍団に声をかける。
 が、彼等は人の言うことなんか聞きゃぁしない。
 入場と同時に駆け出すルーシャンと桜子、そしてガブリの三人。
 真っ先に目に入ったエリアに飛び込んで行く。
「あっ、はぐれたら迷子になりますよー!」
 武継が呼び戻そうとするが、やっぱり彼等は聞きゃぁしない。
「大丈夫だ、俺が付いて行く……でござる」
 白虎丸がその後を追ってくれた。
「……、…………」
 その背を見送って、八宏が何かを問いたげな視線を武継に投げる。
 どうやら「お前は行かなくていいのか」と訊きたいらしい。
「僕はもう子供じゃありませんから、我慢も大事だって知ってるんです」
 本当は一緒に駆けて行きたいなんて思ってない、思ってないから!(そわ
「征四郎も、はしゃいだりはしないのです」
 服の裾をしっかりと掴んで足を踏ん張ったまま、征四郎もきっぱりと言い放つ。
「だって征四郎は、れでぃーですから!」
 レディは常にお淑やかに、慎ましく、控えめに。
 走り回ったり、きゃっきゃと騒ぐようなことは……(うず

 しかし、二人の我慢もそう長くは続かなかった。
「おぉー! キリンっす! ホンモノっすよ! かっけぇーっす!」
 ガブリの興奮した声に誘われて、そわそわうずうず。
「えっ、キリンにエサやっていいっすか!?」
 その一言で、さらば忍耐!
「エサあげられるの!?」
「征四郎がまえに行ったところには、そんなのなかったのです!」
 二人はダッシュで合流、その後をオリヴィエとりりあ、八宏が追いかける。
 そこは草食動物だけを集めたエリアだった。
 檻はなく、ただ柵で囲まれただけの敷地に様々な動物達が放し飼いにされている。
 キリンにゾウに、サイ、シマウマ、インパラ、ガゼル、水辺にはカバやバッファローの姿もあった。
「わ……動物がたくさん。凄いの、ですね」
 りりあにとって、動物とはテレビや写真の中にいるものだった。
 それが今、手を伸ばせば届きそうなところに本物がいる。
「アフリカみたいっす! 行ったことないっすけど!」
 ガブリは柵から身を乗り出さんばかりにして、動物達の様子に目を輝かせていた。
 テレビで見て以来、どうしても動物園に行ってみたかった。
 でも彼女の相棒はダダをこねてもゴマをすっても首を縦には振らない。
 そんな折に友人たちが動物園に揃っていくと聞き、これはチャンスと乗り込んだ。
 結果、このテンション爆揚げ状態だ。
「来てよかったっすー!」
 あ、そうそう、キリンにエサあげるんだったね。
「せーしろー君も行くっすよ!」
 柵の脇に設置された展望台に上がって、飼育員から渡された葉っぱの付いたトゲトゲの木の枝を差し出す。
 もしゃもしゃ、キリンは長い舌で葉を上手にむしり取って食べ始めた。
「おおっ! 食べてるっす! 食べてるっすよ、せーしろー君! トゲトゲ痛くないんっすかね!?」
「じょうずによけて、たべてるのですね」
 アップで見ると、ちょっと怖い。
「美味いっすか! 美味いっすか!?」
 と、ガブリの目がキリンの口元に釘付けになった。
「ぬぉっ、舌が真っ黒っす! 病気じゃないんすか!? 大丈夫なんすか!?」
「だいじょうぶなのです。キリンのしたは、もともとああいう色なのですよ、びょうきじゃないのです」
 征四郎は昨日ネットで調べたのです(えっへん
「知らなかったっす! せーしろー君は物知りっす、そんけーするっす!」
「それほどでも」
 あるのですよ(えっへん
「わからないことがあったら、征四郎になんでもきくとよいのです」
「じゃあ、この葉っぱは何の葉っぱっすか?」
「アカシアなのですよ」
「美味そうっすね。ボクも食べてみるっす!」
 さすが悪食、ガブリは何でも食べる。
「美味いっす! せーしろー君もどうっすか!」
「征四郎は、そのきもちだけでおなかいっぱいなのです……」

 皆で交代にエサをあげて、充分に堪能したら、次はジャングルのエリアへ。
 熱帯雨林を再現した敷地の中に、透明なチューブが通っている。
「まるで水族館の通り抜け水槽みたいだ」
 上を見上げた武継の頭上を、シマシマの長い尻尾を持った白っぽいサルの群れがぴょんぴょん通り過ぎて行った。
「ここは、おさるさんがいっぱいなのね」
 サルと聞いてニホンザルやチンパンジーを思い浮かべたルーシャンはあまり気乗りしない様子だったが、サルにも色々な種類がいるのだ。
「……曲鼻猿亜目には、結構かわいい奴もいるぞ」
「きょ……び? あえ?」
 聞き慣れない言葉にきょとんと首を傾げたルーシャンに、オリヴィエが説明する。
「きょくびえんあもく……昔は原猿類と呼ばれていたらしい。サルの中でも原始的な奴で、サルというよりリスやキツネっぽい……と、図鑑にあった」
 動物は好き――いや、彼の中に好きというカテゴリはないが……興味がある、と言い換えれば良いだろうか。
 だから、その生態にもわりと詳しい。
「なに、きつねとな!?」
 自身の英雄が白狐の化身であるせいか、キツネ大好きな桜子が反応した。
「……さっき通り過ぎたのは、ワオキツネザルの群れだ」
 あれなどは愛嬌のある顔と仕草で、なかなか可愛いと思うのだが。
 もっとも原始的なサル達はその殆どが夜行性で、昼間は姿を見せてくれない。
 結果として、やはり目立つのはチンパンジーやオランウータン、ゴリラなど、いかにもサルっぽい仲間ということになる。
「……こっちは真猿類、より進化したサル達だ。霊長類も、ここに入る」
 サルの仲間は種類も多く、その生態にも興味深いものが多い。
 動物好きとしては外せないもの達ではあるのだが……正直、子供受けは今ひとつだった。
 子供達が好きなのは、やはりカッコイイものやカワイイものなのだろう。
 それに何だかエリア全体が不穏な空気に包まれている気がする。
 いや、気のせいではなかった。
 チンパンジーは木の枝を振り回しながら歯を剥き出し、ゴリラは胸を叩いてボコボコと音を立てている。
 いずれも威嚇行動だが、それが向けられているのは――
「俺で、ござるか?」
 白虎丸が白虎の被り物を被った自分の顔を指差す。
 敵じゃないよ、悪いトラじゃないんだよ、などと言ってもサル達には通じない。
 ここはさっさと通り過ぎるに限るか。
 なお、先程の草食動物エリアでは少し離れたところから見ていたために、事なきを得たようです。

 ということで、次はお待ちかねの猛獣エリアだ。
「ここも放し飼いにされているのだな……でござるな」
 白虎丸は、その入口で逡巡する。
 このエリアも外から眺めるのではなく、見物客が動物達の中に入っていくスタイルだ。
 ただし、こちらは先程のようなトンネルではなく、サファリパークのように車で見て回るようになっていた。
「大丈夫だろうか、車に体当たりされたりはしないだろうか……で、ござる」
 しかし、彼の災難は既に始まっていた。

『先ほど園内のトラが脱走しました。お客様は係員の指示に従って、速やかに避難してください』

 そんなアナウンスが流れ、サイレンが盛大に鳴り響く。
 直後、麻酔銃を持った係員達が白虎丸を取り囲んだ。
 ああ、やっぱり。
「……落ち着け、こいつは本物のトラじゃない」
 オリヴィエがその前に立ちはだかる――が、普通見ればわかるだろう、サルじゃあるまいし。
 だが、状況は何やら複雑だった。
「これは抜き打ちの訓練ですから! さあ、危険ですから離れて!」
 投網を手にした係員の言葉に、征四郎が「そういえば」と呟く。
 ここの動物園では猛獣が脱走した時に備えて、時折こうして捕獲訓練を実施していると、昨日調べたサイトに載っていた。
 訓練の際には動物の着ぐるみを着込んだ係員が猛獣の役を演じるらしい。
 つまり人違い……いや、虎違いだ。
「ビャッコはホワイトタイガーで、ただのトラではないのですよ?」
 しかし係員は征四郎の言葉にも耳を貸さず、危険だから下がれの一点張り。
「こうなったら仕方がないでござるな」
 三十六計逃げるにしかず!
 それを追う係員達!
 さあ、どうするどうなる白虎丸!
 このまま麻酔を打たれてしまうのか!
 気になる展開はCMの後で!

 彼の窮地を救ったのは八宏だった。
 端末をネットに繋いで動物園のSNS公式アカウントに接触、怒濤の勢いで文字を打ち込み、ついでに防犯カメラの映像も引っ張って来て――
 そこに映っていたのは、トラの着ぐるみを着た本物の猛獣役の姿だった。
 しかもゆるキャラか何かと間違えられたのか、子供達に囲まれて記念撮影にまで応じている始末。
 さあ、責任者出て来い。

 かくして疑いは晴れた。
 お詫びとして動物園が潰れない限り同行者を含めて入場無料になる永久パスポートが配布されたことは言うまでもない。
 もちろん、全員にだ。
 これでいつでも動物園で遊び放題だと、全員で白虎丸を拝む。
 ありがたや、ありがたや。
「食事や売店の買い物も全部タダになれば、もっと良かったのになー」
 武継がちょっと残念そうに呟くが、流石にそれは無理。
 でもその代わりにショップで使える割引クーポンをもらえたから良しとしよう。
「あとね、生まれた赤ちゃんに名前つけていいって」
 ルーシャンが嬉しそうに笑う。
 まずは双子のレッサーパンダに名前を付けるのが初仕事だ。
「可愛い名前、皆で考えるのよ♪」

 事件も無事に解決したところで、そろそろお腹が空いてきた。
「むこうにピクニックひろばがあるのです」
 パンフを広げた征四郎が指を指す。
「うむ、すこしさむいがてんきもよいし、そとでのしょくじもよかろう!」
 桜子は真っ先に走って行って、場所を確保――しなくても、他に人の姿はないけれど。
 レジャーシートを敷いて、それぞれに持って来たお弁当を広げて。
「おべんとう、つくってもらったのです」
 征四郎は嬉しそうに、そしてちょっぴり自慢げに弁当の蓋を開けた。
 相棒の英雄が作ってくれたそれは、好物の甘めの卵焼きに唐揚げ、それに自家製ハーブのサラダにおにぎり。
 どれも征四郎の胃袋には入りきれないほどたくさんあるが、お弁当はみんなで分けっこして食べるものだって知ってる。
「私のも、今日はいっしょに行けないから、おわびにって」
 ルーシャンのお弁当も、英雄が作ってくれた。
 いつもより少し多めなそれは、いつもより気合いを入れてデコってある。
 ネコやクマ、ヒヨコの顔などを象ったカラフルなおにぎりに、おかずで作った動物達。
「おべんとうで動物園なのよ♪」
 もちろんタコさんウィンナーも入っているが、タコは水族館だろうとか言っちゃダメ。
「……私も、少しお手伝いしたのよ」
 そう言って、ルーシャンは少し恥ずかしそうに頬を染める。
 たとえば顔のパーツに使う海苔やチーズ、ハムなどをパンチで型抜きしたり、卵の殻をきれいに剥いたり。
「あのね、もし良かったら、皆でおかずとか交換、しよ?」
「もちろんそのつもりである!」
 桜子が、これまた大きな弁当箱――と言うより重箱を、どーん!
「おおきなべんとうゆえ、みなもえんりょなくてをだすがよいぞ!」
 こちらも相棒が作ってくれた、可愛いけれどボリュームたっぷりの手作り弁当だ。
「僕はママに作ってもらいました」
 武継のお弁当には、別にリンゴのウサギがみっしり詰まったタッパーが添えられていた。
「これ、皆さんでどうぞって」
「いいっすねー、うらやましいっす!」
 皆の弁当を興味津々の様子で覗き込むガブリは、お弁当を作ってもらえなかった。
 だって相棒に黙って来ちゃったんだもん。
 というわけで、売店でパンやお菓子を大量に買い込んで来た。
「ボクも交換に応じるっすよ!」
「なら僕は、これを交換に出しますね」
 武継は苦手なおかずをそっと差し出してみる。
(「ママ、いつもこれ入れるんだもん」)
 お弁当に入れ続ければいつかは好きになってくれるとか、そんな風に考えているのだろうか。
 それとも、いつも残さずに食べるから好物だと思われたのか。
 本当はいつも、誰かにこっそりプレゼントしてるのだけれど。
「おすすめはね、からあげと、うずらのゆで卵で作ったうさぎさんなの」
「じゃ、ルーシャンのからげと、征四郎のからあげをこうかんしませんか、です。どっちがおいしいか、しょーぶなのですよ」
「受けてたつのよ♪」
 ルーシャンと征四郎は唐揚げ対決。
「どっちもおいしいのですね」
「うん、ひきわけなの。皆で食べるとおいしーね♪」
 楽しそうにきゃっきゃする、ちみっこ軍団。
 しかしオリヴィエはその輪をそっと抜け出そうとして――
「……どこへ、行くのです……?」
 八宏に捕まった。
「……何かお菓子でも、買って来ようと思って」
 オリヴィエは食事と睡眠をとらない。
 だから当然、今日も弁当は持って来なかった。
 けれどせっかく交換会で盛り上がっているところに水を差すのも気が引けるし。
「……でしたら……これを、そうぞ……」
 差し出されたのは動物の形をした可愛らしいホットケーキ。
「……食後のデザートか……おやつににでもどうかと思って……作って来たの……です」
 オリヴィエはその手元を暫く見つめ、ゆっくりと首を振った。
「……それは、俺のじゃないから」
 頂き物を交換に出すのは、何か違う気がする。
「でも、ありがとう」
 それはちゃんと、八宏からのものだと言って皆に分けてやってほしい。
「……楽しんでる、か?」
 筋金入りのインドア派を動物園に誘い、そればかりか子守りまで頼んでしまったことを少々申し訳なく思いながら、オリヴィエは気になっていたことを尋ねてみる。
 返って来たのは多少の固さはあるものの、自然に零れ出た微笑だった。
「………外出は、苦手ですが……………今は…楽しいです」
 ホットケーキはおやつの時間までとっておこうか。
 元気なちみっこ達は、どうせまたすぐにお腹を空かせるのだろうから。

 食事を終えた後は、先ほどのハプニングで見損ねた猛獣エリアにれっつごー。
 しかし、なんか違う。
 期待していたものとは、だいぶ違う。
「ライオンさん、寝てばっかりなのね」
 車窓からその姿を眺め、ルーシャンが小さな溜息を吐く。
 チーターもヒョウも、なんかダラけてる。
 セグロジャッカルやブチハイエナも、仲間同士でじゃれて遊んだりして全く緊張感に欠けていた。
「食べる心配がないと、誰でもこうなるものでござる」
 白虎丸が少し寂しげに首を振る。
「あ、オリヴィエ殿は違うでござるよ?」
 必要としないことと、必要を満たされすぎて何も感じなくなることは、似ているようで全く違う。
 それにしても同じ猫科だというのに、ライオンもチーターも白虎丸に興味を示す気配さえなかった。
「お前達の野生はどこへ行った、でござる」
「……いや、野生だから反応しないのかもしれない」
 オリヴィエは考えを巡らせてみる。
 飼い慣らされて野生を失うと、本物と被り物を見分ける感覚も失われてしまう……とか。
 例えば、こんな風に。

 がるるるるる……!

 ホワイトタイガーの檻の前、一頭のオスが牙を剥き出して唸り声を上げている。
 その視線が向いているのは言わずもがなの白虎丸だ。
 絶滅危惧種に指定されているせいか、各種のトラは他から隔離された昔ながらの飼育状況だった。
 もちろん昔と比べれば運動場も格段に広く、それぞれの生態に配慮した工夫がされている為に居心地は良いだろうが――
「それも本虎に訊いてみないと、わからないでござ――うぉっ!?」
 目の前に、何かの液体がびしゃっと飛んできた。
 見ると先ほどからずっと白虎丸を威嚇していたオスがこちらに尻を向け、もふもふのコロコロを見せびらかしている。
「スプレーされたでござる……」
 つまり、オシッコかけられた。
 よかった、ガラスがあってよかった。

 その後も疲れを知らないちみっこ軍団は、まだ見ぬ動物達を求めてあっちにダッシュ、こっちにフラフラ。
「しろくまさん、かわいいのー!」
「となりにはぺんぎんもおるぞ!」
「こっちにはプレーリードッグのかぞくがすんでるのですね」
「おおっ、道の真ん中になんかいるっす!」
 ガブリが指差したそれは、園内で放し飼いにされているハシビロコウさん。
 何故か敬称を付けて呼びたくなるその鳥は、じっとしたまま動かなかった。
 眼光鋭く威厳のあるお顔だが、なんか可愛い。
「我慢比べするっすよ!」
「うごいたらまけ、なのですね」
「うむ、しょーぶであるぞ!」
 ハシビロさんの隣に並んで思い思いのポーズを取る、ガブリ、征四郎、桜子の三人。
「じゃあ私は……皆を笑わせるの!」
 目の前に立ったルーシャンが思いっきり変顔をキメる。
 その瞬間、笑い転げたガブリと桜子は即リタイア。
「ぐぬぬ、まけないのです……征四郎は、つよいこ、ですから……っ」
 しかし変顔が三倍に増えた途端、思いきり噴き出した。
 腹を抱えて笑う四人、しかしそれでもハシビロさんは瞬きひとつしなかった。
「さすがっっす! 師匠と呼ばせてもらっていいっすか!」
 何の師匠ですか。

「ねえ、あっちオセアニアゾーンだって! でも、おせあにあって……どこ?」
「オーストラリアのことだ」
「オリヴィエくん、さすが物知りだね!」
 男の子二人は、ぽてぽて後をついてくる自称保護者、りりあの歩調に合わせてゆっくりと歩く。
 着いたところには有袋類が一堂に集められていた。
 コアラにカンガルー、ワラビーはもちろん、ウォンバットにクスクス、フクロモモンガやフクロアリクイなどの珍しい動物もいる。
「オリヴィエくん、コアラ抱っこできるんだって!」
 もふもふ大好きの武継は、コアラをもふもふしてご満悦。
 でもちょっと爪が痛い……え、抱き方が良くないの?
「そうか、落ちると思ってしがみつくんだね」
 ベストポジションで抱き直して、これで大丈夫。
「オリヴィエくんもどう? もっふもふだよ?」
「……いや、俺は……」
「あ、そうか。オリヴィエくんはネコのほうが良いんだっけ」
 じゃあほら、フクロネコはどう?
 ネコだよ、ネコ。
「……それ、なんか違う」
「じゃあ、向こうのふれあい広場に行ってみましょうか、ですよ?」
 りりあが持ち歩いていたパンフレットを広げる。
「小動物がたくさんで、もふもふできるらしいの、です」
 よし、ようやく保護者らしいところを見せられた。
 でも「ふれあい広場」って、どう行けばいいの?
 ここはどこ?

 そしてオリヴィエは動かなくなった。
 電池切れを起こしたわけではない。
 ただ、そこにネコがいたからだ。
 しかも猫カフェでも見られるような普通のネコではない。
 サーバル、カラカル、オセロットにオオヤマネコなど、動物園でしか見られないネコ達……の、子猫だ。
 この殺人毛玉の誘惑に抗える者がいるだろうか。
「いないよね、もふもふ最高〜」
 武継も既に、もふもふの虜だった。
「ふわふわで、とても温かいの……」
 子猫を膝に乗せ、りりあも早々に白旗を挙げる。
 しかし、ふれあい広場の殺人毛玉は子猫ばかりではなかった。
「うさぎさん、かわいいのー♪」
「むこうできつねがけだまになっているのである!」
 ルーシャンはウサギに夢中、桜子はキツネの群れにもふっとダイブする。
「ぬぉっ、こいつ美味そうっすね! お持ち帰りいいっすか!」
 ガブリが抱き上げたのは、丸々と太ったミニブタちゃん。
 もはや豚の丸焼き、食材にしか見えないのだろうか。
「なんて、冗談っすよ!」
 そして征四郎の目は、白黒に色分けされた毛玉に釘付けになっていた。
「あれは……あれはまさか、パンダなのです……!?」
 しかも子パンダだ。
 ちみっこでも抱きかかえられるくらいの、お手頃サイズだ。
「だっこしても、いいのですか……!」
 係員の返事を聞く前に、腕が勝手にハグしていた。
「とってもかわいいのです、もこもこなのです!」
 ぬいぐるみじゃないよね?
 本物だよね?


『間もなく閉園の時刻となります――』

 やがて閉園のアナウンスが流れ始めても、オリヴィエは動かなかった。
「……そろそろ……帰りの時間、ですよ」
 八宏の声と共に差し出される、大きなもふもふネコのぬいぐるみ。
「……ネコは、連れて帰れませんので……代わりに、これを」
 トラほどの大きさがあるそれは、八宏からのプレゼント――と言うか、お土産だ。
「オリヴィエお兄ちゃん、みんなもらったのよ♪」
 ルーシャンは嬉しそうに、大きなシロクマのぬいぐるみを抱えている。
「わしのこれは、じぶんでかったのであるがな!」
 桜子は少し小さめの、白い狐のぬいぐるみを抱えていた。
 相棒にそっくりなそれは、自分の小遣いで買わねばならぬと思ったのだ。
「そのかわりに、これをしょもーしたのである」
 取り出したのは、どこにでも付けられる小さなマスコット。
 これも同じく、白い狐だ。
「これでいつでも、いっしょにいられるのである!」
 征四郎はパンダ、武継はコアラ、ガブリはもちろん大好きなキリンのぬいぐるみ。
「あたしも、いただいてしまったの……です」
 りりあは動物園の定番、ライオンのぬいぐるみを。
 そして白虎丸には勿論お揃い(?)のホワイトタイガーぬいぐるみ。
「俺まで貰ってしまっていいのか……でござるか?」
「……大した出費では………これぐらいしか、出来ませんから」
 それに白虎丸のお陰で割引クーポンも使えたしね!
「……ですから、どうぞ……ご遠慮なく」
 八宏はオリヴィエの手にぬいぐるみを押し付ける。
「……うん、ありがとう」

 閉園まではまだ少し時間がある。
 皆でショップに駆け込んで、最後に各自でお土産を選ぶくらいの時間は。
「これ、喜んでくれるかなー」
 ルーシャンはペンギン柄のペアマグカップを買って、綺麗にラッピングしてもらう。
 ちょっと子供っぽい気もするけれど、きっと大丈夫。
 桜子は動物の形をしたカステラ「どうぶつ焼き」や、「どうぶつサブレー」、「どうぶつチョコ」などお菓子を買い込んで。
 ガブリはキリンの形をした棒キャンディを見付けて大はしゃぎしていた。
「首を折らないように、気を付けて持って帰るっすよ!」
 二つ買っちゃおうかな、ひとつは食べる用、ひとつは観賞用に……でも多分、二つとも食べるけど。
 征四郎は何やらハシビロコウさんがお気に召したご様子。
「Tシャツを、かってしまったのです……」
 無愛想な顔をした全身図に、ひらがなで「はしびろこう」と添えられたイラストが大きくプリントされている。
 相棒に笑われないだろうか、これ。
「僕もなにか買って帰ろうかな」
 武継は今頃は家でハラハラしながら待っているであろう、母親と相棒へのお土産を探してみる。
 今日一日、保護者がいなくても大丈夫だった――ちょっとだけ大人に近付いた証として、何か記念になるようなものを。
「キーホルダーでいいかな、お小遣いで買えそうだし」
 りりあも世話焼き英雄へのお土産を選ぼうと、店の中をウロウロしていた。
「でも、何がいいのでしょう……?」
 よくわからない。
 わからない時は自分が好きなものを選べばいいって、どこかで聞いた。
 つまり、スイーツ各種。
 白虎丸は相棒の息子のために、ホワイトタイガーのハンドパペットを。
「いや、しかし一匹だけでは寂しいでござるな」
 もう一匹、普通のトラもペアで買って帰ろうか。
「……俺も、何か……」
 オリヴィエは動物園が発行している分厚い図録を手にとった。
 そこには、この施設で飼育されている全ての動物が記載されているらしい。
「……まだ見てない動物も、けっこういるんだな……」
 これを片手に、土産話を話して聞かせようか。
 新しい物語が見付かるかもしれない。

『……本日のご来場、まことにありがとうございました。またのお越しを心よりお待ち申し上げております――』

 今度は一緒に来よう。
 入園無料のフリーパスも手に入れたことだし――


━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【aa0068hero001/オリヴィエ・オドラン/男性/外見年齢10歳/クールにネコまっしぐら】
【aa0008/葛原 武継/男性/外見年齢10歳/我慢の限度は10秒くらい】
【aa0046/邦衛 八宏/男性/外見年齢28歳/ハイスペックヒキコモリート】
【aa0076/紫 征四郎/女性/外見年齢7歳/勝負は預けた、次は勝つ】
【aa0092/桜寺りりあ/女性/外見年齢17歳/頼れる保護者(自称、或いは理想)】
【aa0123hero001/白虎丸/男性/外見年齢45歳/嵐と幸運を呼ぶもふもふ】
【aa0784/ルーシャン/女性/外見年齢6歳/かわいいいきもの】
【aa0936/泉興京 桜子/女性/外見年齢7歳/元気爆裂ゴウホウジャー】
【aa1358hero001/屍食祭祀典/女性/外見年齢12歳/師匠はハシビロさん】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛

お世話になっております、STANZAです。
お待たせしました&ご依頼ありがとうございました。

動物園、好きです。
なので勢い余って書きすぎてしまいました……(顔覆い

なおレッサーパンダの名前は急いで決めなくても大丈夫なようです。
もし次の機会があれば、そして覚えていたなら……くらいで。

口調や設定等、齟齬がありましたらご遠慮なくリテイクをお申し付けください。
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2016年03月11日

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