ちびっ子ブランシュ騎士団とちび猫
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■ショートシナリオ
担当:天田洋介
対応レベル:フリーlv
難易度:やや易
成功報酬:0 G 65 C
参加人数:6人
サポート参加人数:2人
冒険期間:05月04日〜05月09日
リプレイ公開日:2007年05月10日
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●オープニング
「ミルク、持ってきたぞ」
藍分隊長オベルを名乗る少年クヌットが皿に容器からミルクを移す。
チョコチョコと木箱を改造して作った小屋から、白茶ぶちのちび猫が出てくる。
新たな遊び場所である小さな空き地にちびブラ団は集まっていた。
ちび猫はミルクを舐める。
「お腹いっぱいにね」
橙分隊長イヴェットを名乗る少女コリルはちび猫の頭を撫でた。
ちびブラ団は捨て猫を拾い、みんなで飼っていたのだ。
「う〜ん。ずっとここで飼うわけにもいかないしなあ。誰か飼ってくれる人いる?」
黒分隊長ラルフを名乗る少年ベリムートは腕を組んだ。
「ぼくの家では鷹を飼ってるし、猫は無理」
灰分隊長フランを名乗る少年アウストがベリムートに首を横に振る。
ちび猫は小さな鳴き声をあげる。
「あたしのとこ、難しいの。黒隊長のとこでは無理なの?」
コリルにいわれてベリムートは長く呻った。
「母さん、猫好きだったんだ。でも前に飼ってた猫死んじゃって‥‥。もう死ぬの見るの嫌とかいって、飼うのやめちゃったんだ‥‥」
ベリムートは泣きそうな顔になる。
「でも‥‥俺も飼いたいんだよね。前の猫、グルナも可愛かったんだよ」
ベリムートは地面すれすれまで顔を近づけてちび猫を眺めた。
「人助け、いや猫助けも正義の味方の仕事だ。みんなで飼ってくれる人、探して見ようよ」
クヌットの言葉にみんな賛成した。
数日後、雨が降る中、再び空き地にちびブラ団は集まった。
「誰もいないか‥‥」
ちびブラ団はちび猫を飼ってくれる人を探したが、見つからなかった。
寒くて震えているちび猫をコリルが胸に抱く。
「あれから、父さんにちび猫飼っていいか、訊いたんだ。そしたら母さんがよければいいって」
ベリムートが話すとみんなの顔が明るくなった。
「母さん、機嫌のいい時に話せば大抵お願いきいてくれるんだけど、何かいい方法ないかな?」
ベリムートの問いかけにみんな考える。
「どうしようか。いいアイデア浮かばないや」
「そういえば、もうすぐ結婚記念日っていってたな。なんかその日にお手伝いでもすれば、ご機嫌になるかな」
「洗濯ってどうやるんだろ。食事もつくったことないし‥‥」
「冒険者に訊いてみようか?」
「報酬はどうする?」
「勉強のことで父ちゃん、ご機嫌なんだ。ちび猫を飼えるか訊いたら、無理とはいってたけど、すごく可哀相だといってたよ。相談してみるよ」
話し合いが終わり、クヌットは家に帰ると父親に相談した。
「そうか。俺が動ければいいんだが、時間がとれなさそうだ。依頼を出そう。うちで飼えなくてすまないな」
「うううん。父ちゃんありがとう」
「うちで練習するんだから、クヌットの母さんも休めるしな。たまには労ってやらないと」
クヌットは父親と約束をするのだった。
翌日、クヌットの父親は冒険者ギルドを訪れる。そして家事の師匠の依頼を出す。
「子供達の心の成長にも繋がると思いますので、よろしくお願いします」
クヌットの父親はそう受付の女性に頼むとギルドを後にした。
●リプレイ本文
●準備
冒険者達は冒険者ギルドに集まっていた。
全員の意見を集めて、予定を調整する。それから家事練習の場となるクヌット家に出向くのであった。
「よろしくお願いしますー」
子供達はクヌット家の玄関前で冒険者達が来るのを待っていた。
「ごきげんよう。挨拶もちゃんと出来るようになりましたね」
クリミナ・ロッソ(ea1999)は丁寧に挨拶を返す。他の冒険者達も挨拶をする。
「アニーの代理だけど遠慮なくいくから宜しくね?」
橙飛行隊長の母、セレスト・グラン・クリュ(eb3537)が調理実技を子供達に教える為に参加したのだ。
「可愛い猫。どうしたの?」
「いい猫ですね」
シルヴィア・ベルルスコーニ(ea6480)とレイムス・ドレイク(eb2277)が橙分隊長イヴェットこと少女コリルに近づいた。
「ちび猫かわいいーでしょ。あのね――」
コリルはちび猫を抱えながら、今回のきっかけを冒険者達に話す。
「俺の母さんがちび猫を飼ってくれるようにしたいんだ」
黒分隊長ラルフこと少年ベリムートは改めてお願いする。
「父ちゃんが練習終わるまで庭でちび猫を飼ってもいいって」
藍分隊長オベルこと少年クヌットがちび猫の喉元を触った。
「私もなでふにするですよ〜」
コリルがちび猫をエーディット・ブラウン(eb1460)に渡す。優しく撫でたり、指先で押したりする。
「このちび猫のお名前はなんですか?」
「それがまだ決まっていないんだ」
エレシア・ハートネス(eb3499)の問いに灰分隊長フランこと少年アウストが答える。
初日のみの手伝いだが、木下とバルの姿もあった。
「冒険者の皆さんよろしくお願いします。みんなもクヌットの事よろしくね」
家の中からクヌットの母親が出てきて挨拶をする。
「それでは中にどうぞ」
クヌットの母親に導かれて全員が家へと入るのであった。
「皆様、よくお聞き下さい」
クリミナから子供達に予定が説明された。
初日は様々な細かな事を一通り。二日目の午前中は洗濯の仕方。午後は掃除の仕方。三日目は一日を通して炊事の仕方を練習する。
四日目は結婚記念日を話題にしてベリムートの父親が母親を外に連れだす。その間に子供達だけでベリムート家の家事を行う。
四日目の出来で五日目をどうするかが決まる。
「さて始めましょう」
クリミナの一声で初日の家事練習が始まった。
「収納場所を知るところからよね。今日はクヌット君、皆に教えてあげて? 当日はベリムート君が宜しくね?」
「はい。じゃ一緒に来てねー」
セレストの言葉を受けて、クヌットを先頭に子供達が家の中を動き回る。
掃除道具はどこにあるのか訊ねたりして、セレストはフォローを入れてあげた。本番で行うベリムートの常に隣りに立ち、説明もしてあげる。
「いろいろあるんだね。やることもたくさんあるんだ」
コリルが鍋を覗きながら呟く。
「皆のお母さんは一人でやっている訳よね? これは時間や身体の動きの無駄を省いているのよ」
話すセレストにアウストが頷いた。
「次は私の番ですよ〜。皆さんが家事をしやすいよう工夫が必要ですね〜」
エーディットが踏み台を取りだす。
「高い場所に欲しい物があったりしたら、無理を取ろうとせずに踏み台を用意するのです〜。シルヴィアさんは特別なのです〜」
エーディットの言葉で子供達は見上げる。空中で静止しているシフールのシルヴィアは自分を指差す。
「私みたいに特技があるといいわね。それを見つける為にもがんばらないと。あっそうだ!」
シルヴィアは炊事場まで飛んでゆく。子供達もついていった。
「一番気をつけるのは火の始末よ」
「そうです〜。火の扱いにはくれぐれも注意してくださいね〜。火事が起きたら大変ですから〜」
シルヴィアとエーディットが使い方を教える。
「自分に出来ることと出来ない事を判断してどうすれば良いかを考える、これが基本なのです〜♪」
「水を近くに忘れないでね」
子供達はエーディットとシルヴィアに大きな声で「はい」といった。
「あっ皆さん」
庭でエレシアがちび猫をあやしていると、子供達と仲間が現れる。
エレシアの横にはレイムスの姿もあった。病気などしていないか、チビ猫の様子を観ていたのだ。
「ちび猫は女の子です」
レイムスはちび猫を受け取って話し始める。
周囲には冒険者達のペットがたくさんいたが、中でも同じ猫の三匹はちび猫の近くで昼寝をしていた。
「男の子なら『シルファ』、女の子なら『メルシア』と提案するつもりでしたが、黒隊長の母親につけてもらった方がいいようです」
レイムスがちび猫を撫でる。
「猫を飼うといっても大変です。まずは食事ですが――」
レイムスは猫の飼い方を説明する。よく食べる物、食べさせてはいけない物を教え、どんな仕草をしていると体調が悪いのかを話す。ストレス発散方法や触れ合い方、運動や散歩等の外での注意点など説明は多岐に渡った。
「うんうん」
子供達は木切れにメモを取っていた。
「トイレのしつけを、まずしておいた方がいいと思います」
「家の中なら場所を覚えさせないといけないわね」
レイムスに続いてシルヴィアも猫の世話について話し始めた。
「高い所に登った時は――」
「ちび猫にノミはたかってないようね。でも――」
レイムスとシルヴィアの説明は続く。食中毒についてなども説明したが、メモを取っていたとはいえ、あまりの情報の量に子供達の頭の中は一杯になってしまったようだ。
ちび猫の説明をしている間、セレストとクリミナは初日のクヌット家用の食事を作っておく。食材は木下とバルがお使いにいってくれた。
エーディットはクヌットの妹であるジュリアの世話をみてあげていた。
猫の飼い方の説明が終わり、初日の残り時間は市場に出かける事になる。主に食材の買い物についての説明がセレストによってされた。
連れて行ったのはセレストの行きつけの市場の店である。前もって連絡済なので、ちゃんと対応してくれるはずだ。
「今日は何も買わなくてよ。場所を覚えてよね?」
一通り市場を回って、クヌット家に戻る。初日はこうして終わるのであった。
●洗濯
「そうそう。そんな感じよ」
二日目の午前中、子供達はクリミナとエレシアと一緒に、水辺にいっていた。
子供達は一生懸命に洗濯板で擦る。無駄口も叩かずにひたすら洗った。
「こんな感じでどうかな」
汗を掻いた子供達がクリミナに洗った服を見せる。
「こことか見てみて」
クリミナは服の襟首や袖口を指差した。
「うん。まだ汚れてる」
「そうね。こういう場所は汚れが付きやすいの。ブラシなんかで擦るといいわ。でも強すぎると服痛んじゃうわ。丁寧にね」
「わかった」
クリミナは順番に洗い具合を評価してあげた。
一人が二回から三回目で洗いの合格になった。後は残る服を洗いきるだけだ。
「元気よく唄いましょう♪」
エレシアは最初の大まかな洗いで足踏みをする子供達に唄ってあげる。周囲にいる主婦も唄いながら洗濯している方が多い。子供達も大きな声で唄うのであった。
洗い終わると、後はクヌットの家に戻って洗濯物を庭に干した。
ちび猫がジャンプをして揺れる洗濯物に触れようとする。もちろん全然高さが足りないので汚される心配はなかった。
昼食はセレストが作った料理を頂き、午後からは掃除の練習である。
「コホッコホッ」
子供達は口元に布をまいて普段やらない高い場所の掃除を行う。踏み台に乗ってはたきで埃を叩いたり、雑巾をかけてゆく。
「雑巾絞りのコツを教えましょう」
クリミナが木桶の前に子供達を集める。
「こうやるのよ。サムライの剣の握り方と一緒なんですって」
「えっほんとう?」
子供達の目が輝く。
「ブランシュ騎士団隊長のヨシュアス様は日本刀使っているんだよね。そっかあ、サムライの剣と同じなのかあ」
子供達は一生懸命に雑巾を絞る。
単純な作業の掃除ではあるが、時間はかかってすぐに夕方となる。
子供達は汗だくだくになりながらも、洗濯物を取り込む。
疲れてその場で眠りこける子もいて、二日目の練習は終わるのだった。
●炊事
三日目の朝早くからセレストとクリミナが、子供達と炊事場に立っていた。セレストはエチゴヤエプロンをつけてやる気に満ちている。
「パンの班。いろいろな料理の班の二班によろしくね」
アウストとベリムートはパン作り班になった。コリルとクヌットはいろいろな料理を作る班になる。
「いろんな料理ってなに?」
コリルがセレストに訊ねる。
「ライ麦丸パンとバゲット・オムレツ。塩漬豚の欠片と春野菜の煮込スープ。鮭か鶏肉の鍋ロースト。玉葱と葡萄酒ソースがけ。豆と野菜の煮付け。果物の甘煮の焼き菓子」
セレストが次々という料理名に子供達は目を回した。
「ですけど他の家事もありますし、それに一発でちゃんとした味を出せるとは思えませんわ。鶏肉の鍋ローストを完璧に作れるように宜しくて?」
「はっはい〜」
子供達は姿勢を正して返事をする。
「えっと‥‥」
まずは今ある食材のチェックである。木片にどの様な食材が残っているかを記載させた。
「いってきまあーす」
子供団達はカゴを手に買い物に出かける。初日にセレストが教えた市場の店に向かって。
「買い物帰りに道端の花を摘んできてね!」
「わかったよ〜」
セレストが出した大きな声の返事はとても遠くから届く。
子供達は約一時間後、無事に戻ってくる。さっそく調理が開始された。
「ナイフは気をつけてね。こう使うのよ」
クリミナとセレストが子供の一人一人にナイフの使い方を教える。
「小さくても人を傷つける事の出来るもの。だからといって粗末に扱うと錆びたり切れなくなったりしますわ。台所の『剣』なんだから、大切にね」
「はーい」
子供達は元気よく返事をする。
セレストとクリミナは子供達に教えるのと同時に昼食作りも行う。
パン作りの班は麺棒で材料を捏ねた生地を伸ばす。発酵には発泡酒種を使った。鶏肉の鍋ローストを作る班と違い、発酵の為の時間がかなり空く。その間にテーブルの飾りつけを行った。クロスの布でテーブルに被せ、花瓶に咲いた野花を飾る。
鶏肉の鍋ローストの班は特に大変なようだ。一度目は失敗し、作り直しをする。
パン作りの班は釜の奥で薪を燃やし、充分に熱した後で炎は落とす。その中にパン生地をいれて余熱で焼き上げるのでよっぽど放っておかない限り、失敗はなかった。
「そこでエーディットは木の上に登って警戒をしたのですよ〜」
エーディットは庭でジュリアの面倒をみてあげていた。
「ほーらほら」
近くでレイムスとエレシアはちび猫をあやしている。ついさっきまで二人はパン作りの班に食器の扱い方、洗い方を教えていたが、本番の焼き上げの時間になったので引き上げたのである。眠気から覚めたシルヴィアもちび猫の側に近づく。
昨日エーディットは、子守歌代わりの童話風のお話をジュリアにしてあげた。先程ちびブラ団の勲章と名札もあげたら大喜びだ。
「そこで魔法使いエーディットは大いなる水の精霊を呼びだして霧で周囲を包んだのです〜。なのでドラゴンは迷子になったのです〜♪ 騎士団の人達もびっくり!」
「しゅごぉ〜い」
ジュリアが小さい手で拍手をする。今日話してあげているのは避難誘導中のブリザードドラゴンとの接触した冒険譚だ。前回と同じく、かなりの脚色がされていたが、大筋では事実だ。今回作った絵物語の木板も子供達の勉強用にと置いてゆくつもりであった。
夕方、全員でパンと鶏肉の鍋ローストを頂いた。少しパンは硬く、ローストはしょっぱかったが、さじ加減はわかったようだ。次に作る時は失敗しないはずである。
本番は明日であった。
●家事
「いいのかしら。本当に」
ベリムートの母親が玄関の扉前で父親といた。
「俺、ちゃんと留守番しているから、父さんと遊んできてよ。せっかくの結婚記念日だろ?」
ベリムートは両親を見送る。遠くに行ったのを確認すると、仲間を家の中に呼び込んだ。
「練習じゃあ、三日かけてやったんだ。だから、三倍の早さでやらないと終わらないぞ。まずは道具や食材の在処を急いで教える」
ベリムートは家の中を大急ぎで回ってちびブラ団の仲間に教えた。
「買い物は俺様に任せろ」
クヌットがカゴを持って飛びだす。
「あたしは洗濯を始めておくね」
「ぼくも洗濯を手伝う。クヌットが帰ってきたら、パンの生地を作っておくよ」
「俺は掃除をやっておくぞ」
子供達は冒険者達に教えてもらった通り、時間の配分を考えて行動を開始するのだった。
「まあ? これは‥‥」
夕方、家に戻ったベリムートの母親は驚く。部屋中が輝いて見える。
明日やらなくてはと思っていた洗濯物が片づいていた。
居間の方からいい匂いも漂ってくる。
両親は居間を訪れた。
クロスが被さったテーブルに、小さな花が飾られていた。そして作りたてのパンと鶏肉の鍋ローストが用意されている。
「結婚記念日おめでとう〜」
子供達は隣りの部屋から出てきて祝いの歌を唄った。
「あっ‥‥まだだよ!」
ちび猫が勝手に居間へと飛び込む。そしてベリムートの母親の足にじゃれつく。
「じつは母さん。あのね‥‥」
下を向いて話すベリムートに母親は近づく。胸元にはちび猫が抱かれていた。
「この猫ちゃんが飼いたいのね。こんなうれしい記念日はないわ」
母親はベリムートの頭を撫でる。
「ベリムート、いい友達持ったわね。こんな大変な事を手伝ってくれる友達なんて滅多にいないわ。大切にしなさい」
「うん!」
子供達は喜んだ。その笑い声は心配してベリムートの家の近くにいた冒険者達の所まで聞こえてきたのであった。
●大団円
「ちび猫の名前は『メルシア』になったよ」
五日目のクヌット家で報告するベリムートに驚いたのはレイムスであった。
「それは一体‥‥?」
「俺が話したんだ。猫の事よく知ってるお兄さんがこの名前をいってたと話したら、母さんが『いい名前ね』って。それで決まりさ」
コリルが抱えるちび猫メルシアが鳴いた。
「元気ですこと。子供を育てるのは大変ですが、かけがえのないものを親ももらっている気がするのです」
「本当ですわ」
居間ではセレストとクヌットの母親がティーを頂いていた。茶器はセレストの持ち物だが、いい葉があるというのでお茶はクヌット家のものである。
「これをあげるね」
シルヴィアがベリムートに羊皮紙を渡す。レイムスと一緒に猫の飼い方を書いたものだ。時間がある時に書き記したものである。かわいいちび猫イラストはエレシアが描いたものだ。
「ありがとう。これあれば、平気だね。なあ、メルシア」
ベリムートはちび猫に話しかける。
「あのね?」
子供達はまだ家事でわからない事をクリミナに訊ねる。夕方までできる限りの復習をして、今回の依頼は終了となるのであった。