【生と死の狭間】合同戦闘訓練
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■ショートシナリオ
担当:一乃瀬守
対応レベル:8〜14lv
難易度:やや難
成功報酬:4 G 98 C
参加人数:8人
サポート参加人数:-人
冒険期間:01月28日〜02月04日
リプレイ公開日:2008年02月05日
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●オープニング
──事件の冒頭
ザザーーーンザザーーーーン
海岸線に波飛沫が舞う。
ウィル北東、海上のある『地図にも載っていない』小さな小島。
そこは、漁場からも離れた場所であるが、特にこれといった目立つものもなく、ただ誰も踏みいることのない無人島である。
近くの海域は、水精霊の気まぐれか潮の流れが早くて複雑であり、普通の船ではその島まで向かうのは困難であった。
そんな島だが、フロートシップならばたどり着くことは出来る。
ならば、その島、有効活用してやろうと、特務艦グリフィンがフォロ空戦騎士団に出した申請書。
それは、件の島を用いての、ゴーレムの訓練。
しかも、ランとの合同訓練という、実に大胆なことを言い出したのだから、堪らない。
「と言うことで、これが合同訓練申請書。こっちがグリフィンの出港許可証。で、こっちがゴーレム機材の使用申請書‥‥と。必要書類はこれですべてだったかな?」
冒険者ギルドでカイン総監にそう問い掛けているのは、御存知グリフィンのアーレン・フィルマー艦長。
「あと、ランに提出する申請書が2通。その結果、ランが実際に動いてくれるかどうかはまだ判りませんけれど‥‥間もなく、ラン親善傭兵団も帰還する頃です。その時に、話をしてみましょう‥‥」
ということで、実際にラン親善傭兵団との合同訓練になるかどうかは判らないが‥‥。
──フォロ領・ゴーレム工房
既に出撃準備は完了。
いつでも目的の島に向かう準備は出来ている。
「各員出撃準備を。今回は島でのゴーレムによる訓練。バガンを3機、それとイーグルドラグーンを1機。それぞれ積み込んでおけ。余ったスペースには、ゴーレムグライダーを2機。訓練の為、全ての武器にはカバーを装着。染料も大量に積み込んでおけ」
その掛け声と同時に、グリフィン搭乗員が一斉に作業に入る。
そして全ての準備が完了するまでに、再びアーレン艦長は風信器を手に、何処かに話を付けている。
「あー、カイン総監あて伝令。すまないが鎧騎士を4名派遣して欲しい。鎧騎士はきっと、ゴーレムに載りたくてうずうずしている頃だろう。例の合同訓練参加者を募って欲しい‥‥」
そう告げると、アーレン艦長はさらにゴーレム工房に連絡をいれる。
その報告を受けて、メンテナンスの終った『イーグルドラグーン』も積み込み完了。
──その頃のロータス
「アンデルス卿。ウィルより伝令のグライダーが‥‥」
甲板で監視をしていた騎士が、ブリッジにいるアンデルス卿にそう告げる。
「ブリッジへ通してください‥‥」
と、そのまま伝令がブリッジに向かうと、アンデルス卿に親書を手渡す。
「ウィル冒険者ギルド総監より書状を預かってきました」
そう告げて手渡された書簡を開き、静かに文章を読む。
「ほほう‥‥合同訓練ですか。では、1度ウィルに赴き、今乗っている『ラン親善傭兵団』を降ろした後、再度出撃準備ということで、この合同訓練、喜んで参加させて頂きます‥‥」
と、にこやかに告げるアンデルス卿。
はてさて、中々ハードな訓練になりそうで‥‥。
■特務艦『グリフィン』搭載戦力
・ゴーレムグライダーは以下の機体を準備
攻撃機『閃電』『天雷』(通常型)
・イーグルドラグーン×1
・バガン ×3
■高速艇『ロータス』搭載戦力
・ゴーレムグライダー ×3
・アザレア ×1
・バガン『鬼殺し1号』×3
●リプレイ本文
●古の伝統と革新する時代の波
──ウィル東北・とある島
静かな島である。
中央には巨大な山、そして裾野は広大な森に覆われている小さな島。
海岸線は絶壁に囲まれ、さらに島周辺の潮流の激しさ故、外部からの島内侵入は困難である。
そんな島に降り立つ二隻のフロートシップ。
ウィルの特務艦グリフィンと、ランの高速艇ロータス。
いよいよ始まる『ラン・ウィル合同戦闘訓練』。
その為の手続きが、現在行なわれていた。
ラン所属として戦う為には、あらかじめラン冒険者ギルドに『ラン親善傭兵団』登録を行なわなくてはならない。
そのため、受け付けであるロータス前には、現在ウィルの騎士が並んでいた。
「ええっと‥‥所属はウィル空戦騎士団で、今回はラン親善傭兵団に登録するのですね?」
出張受付嬢がそう問い掛けるが、仮面を付けたシャルロット・プラン(eb4219)はかたくななまでに否定。
「私は謎の仮面鎧騎士リリー。所属国家は不明だ‥‥」
そうきっぱりと告げるシャルロットの背後で、他のウィル騎士は笑いをじっと堪えている。
「はぁ‥‥謎で所属国家不明の方は登録をお断りを入れていますけれど‥‥どうなさいますか?」
そう問い掛けられているシャルロットの背後で、通りすがりのエリーシャ・メロウ(eb4333)がそっと耳打ち。
「シャル‥‥リリ殿。その仮面は、あまりといえばあまりにも‥‥それに、登録だけは行なって、その後でまた仮面をつければ宜しいかと‥‥」
──カーーーーーーーーッ
と、耳元まで真っ赤になりつつ、シャルロットがどうやら開き直って登録開始。
「ウィル空戦騎士団騎士団長シャルロット・プラン。ラン親善傭兵団に登録だ。これは身分を明かす品、そしてラン親善傭兵団では『リリー』と名乗らせてもらう」
その言葉に、笑いを隠しつつ登録する受付嬢。
そんなこんなで全員が登録を終えたとき、ロータスから1台のゴーレムチャリオットが降りてくる。
ランのゴーレムニストが運転し、その後部にはコンテナが設置。
助手席には『虫取り網』を手にしたカーガンが座っていた。
そして、何事も無かったかのように、森に向かって走っていった。
「‥‥ゴーレムニストは、変人が多いなぁ‥‥」
とは、誰がつぷやいたことやら。
●空戦騎の戦い〜演習初日
──演習場
二つの陣営に別れて待機。
お互いに距離を2000mとり、そこにフロートシップを停泊。
そこが仮の陣営として使用される。
では、それぞれの陣営の紹介など。
・ラン親善傭兵団
シャルロット・プラン
ライナス・フェンラン
草薙麟太郎
エリーシャ・メロウ
・ウィル精鋭騎士団
レイ・リアンドラ
キース・ファラン
クナード・ヴィバーチェ
エルシード・カペアドール
ということで、初日の戦いは空戦。
しかもランのアザレアvsウィルのイーグルドラグーン。
各陣営に分かれて、最後の調整を行なっている所ですが。
──ラン陣営
「つまり、この『起動制御球』によって、みなさんの意志は機体により効率よく伝わります。これをもちいて、機体と『同調』することで、ゴーレムは飛躍的に性能を伸ばすと、カーガン様はおっしゃっていました」
と説明しているのはカーガンの第一助手の『プラウド』。
「まあ、実際には載ってみるとよく判る。まずは慣れている私から、続いて順次皆で載っていくということで‥‥」
エリーシャの言葉に、一行は静かに頷く。
そしてエリーシャが機体を起動させると、背中の『ムーバルバランサー』が展開される。
──ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
風の精霊力が吹き出し、そのまま上昇を開始するアザレア。
──ウィル陣営
「ですから、ゴーレムでは弓などの飛び道具はうまく扱えないってば。大体いいっすか? セレ分国のウッドゴーレム『ノルン』ほどの精密作業のできる腕でなくては、飛び道具なんて真面に扱えるわけないじゃないっすか!!」
グリフィン担当ゴーレムニストのシヴァ・シゲーオが、キース・ファラン(eb4324)にそう告げる。
「そうか。まあ、それなら仕方が無い。まず最初は誰が出る?」
そう告げるレイ・リアンドラ(eb4326)に、クナード・ヴィバーチェ(eb4056)が手を揚げる。
「最初はレイ副団長では?」
「ええ。それがよろしいかとおもいますが」
そう後に続いてエルシード・カペアドール(eb4395)が告げるが。レイは静かに一言。
「私は二番手で。どうやら向うも二番手に騎士団長がきそうで‥‥」
と告げる。
「なら、まずは俺が行かせて貰う!!」
と告げて、キースが制御胞に飛び乗る。
「イーグルドラグーン‥‥起動!!」
制御球に意識を集中する。
と、正面にハッチ内部に視界が広がり、ゆっくりとイーグルドラグーンが立上がる。
「さて、お手並み拝見といきますか‥‥」
静かに翼を広げ、上昇するイーグルドラグーン。
やがて、二つの機影が正面に向き合ったとき、合図が送られた!!
──第一回戦・キースvsエリーシャ
高速で突撃していくイーグルドラグーン。
手にしたハルバードでチャージングを仕掛けていったらしい。
「あ‥‥駄目だ‥‥俺の力が‥‥足りない‥‥機体が安定していない感覚が‥‥」
そう呟くが、それでも機体を必死に制御するキース。
「来ましたか。あの動きは‥‥キースですね?」
そのまま機体をバランサーを軽く展開し、いとも簡単にかわすアザレア。
さらにそのタイミングでカウンターアタックを叩き込むと、イーグルドラグーンの胴部に直撃した!!
──ドッゴォォォォォォォォォォォッ
激しい一撃。
そのまま墜落しそうになるが、姿勢制御と気合でイーグルは立ち直る。
「ハアハアハアハア‥‥根性理論の通用する機体だな‥‥このイーグルは‥‥」
そのまま上昇し、ハルバードを両腕で構える。
「正面から打ち合いますか。いいですね‥‥」
エリーシャもまた、左手のカイトシールドを背面のアタッチメントに引っ掛けて、両手でグレートソードを構える。
「全く。巨大な盾と巨大な剣。空飛ぶ羽根みたいなものと‥‥ランのゴーレムは、どんだけ性能がいいんだよ!!」
「全てバランスが取れていますから。それだけ、使うほうも、かなり精神を消費しますね‥‥」
──ガギィンガギィン‥‥
上空での激しい打ち合い。
そして決着を付けたのは、なんとキース!!
突然意識がガクッと落ち、機体が不安定になったエリーシャ。
(いけない‥‥うっかり行動限界時間を見間違えたみたいね‥‥)
そのまま両陣営、機体が戻り次第フルチェック。
1時間後に第二戦が開始された。
──第二回戦、レイvsシャルロット
静かにスタートポイントまで上昇する二つの機体。
「イーグルドラグーンがアザレアより優位な点は、おそらく高機動という箇所‥‥パワーや防御力、そして私自身の操縦技術で負けているならば、勝機は一撃離脱で相手を釘付けにすること‥‥」
クーグルの制御胞でそう呟くレイ。
一方、シャルロットはというと、起動制御球からの同調、そして機体のこの奇妙な安定感にちょっとおちつかない。
「‥‥ウィングドラグーンなんて比較にならないわね。でも、相手はイーグル、パイロットはレイ。不足ないわね‥‥」
カイトシールドはおいてきて、グレートソードのみの装備のアザレア。
一方、イーグルは両手で構えたハルバードと、腰に下げたロングソード。
そして開始の合図と同時に、レイはイーグルを急上昇。そのまま太陽を背に、ハルバードを構えていっきに急降下。
「鎧がミシミシと‥‥これがイーグルの速度限界ですか‥‥それでも?」
目の前のアザレアを視認した瞬間、アザレアが消えた。
──ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウン
アザレアのムーバルバランサーから地の精霊力が吹き出す。
そのイーグルの速度をうわまる高速で、イーグルの背後に付いた!!
「レイ、後ろががらがらあきよ‥‥」
風信機でそう告げるシャルロットに、レイは一瞬動揺を隠せない。
「そんな馬鹿な。イーグルの突撃力よりも上なのですか‥‥」
すかさず機体を反転させて、ハルバードを遠心力を利用して叩き込む。
──ガギィィィィン
それはアザレアの肩口に直撃するが、すぐさま機体を下げ、そしてアザレアも連撃を叩きこむ。
「腕はほぼ互角。けれど、機体性能と、同調率で差が出たみたいね‥‥」
そのまま激しい連撃を受けて、イーグルは地上に不時着。
すぐさま体勢を整えるが、すでにアザレアは大地に着地し、イーグルの喉越しに剣を突きたてている。
「ふぅ。ここまでです。いい試合でした‥‥」
「ええ。私も久しぶりにいい汗をかいたわ‥‥」
そのまま両機ともに本陣に帰還。
「後の先」を実践したシャルロットの完勝。
──第三回戦、ライナスvsエルシード
既に激しい打ち込みあいが始まっている。
「こっ、これがっ。ドラグーンの性能っ‥‥」
機体のパワーを押さえつけつつ、機体を動かしているエルシード。
メイのヴァルキュリアとはパワー、運動性能、どれをとっても比較にならない。
ここまで洗練された機体に載って、エルシードも満足。
そして一方、そのイーグルと派手な打ち合いをしているライナス・フェンラン(eb4213)は、ずいぶんと冷静であった。
「思うように機体が動く。まるで、自分の体のように‥‥」
両機とも、ホバリング状態での打ち合いが続く。
エルシードはシゲさんに、機体のホバリング中の消耗について問い掛けたものだが、ドラグーンでのホバリングも歩行も、疲労についてはたいして差がないらしい。
そのため、エルシードとライナスは、お互いの得意な戦法をいかんなく発揮していた。
両手に剣を持ち、ダブルアタックでつぎつぎと連撃を仕掛けてくるイーグルにたいして、ライナスは防戦一方。
「こ、このままだと‥‥」
1度後方に下がり、構えなおすアザレア。
そして戦法が変わった。
イーグルの攻撃にたいして、アザレアはカウンター戦法を仕掛けてくる。
──ガギイガギイッ
イーグルの装甲に次々と叩き込まれるアザレアのグレートソード。
そのパワーに、イーグルは押されぎみ。
そして一気にパワーで押し切って、アザレアの勝利となった‥‥。
──第4回戦、クナードvs草薙
「ゴーレムの中で魔法を唱えても、発動はしない。ゴーレムから魔法が出ることはない‥‥」
静かにアザレアの制御胞の中でそう告げるのは草薙麟太郎(eb4313)。
出撃前に、プラウドに話を聞いていた草薙。
それは、ゴーレムが魔法を使えるかどうか。
そして結果は『今の所No』。
とりあえず、今回はアザレアに載ってその感触を得る事である。
一方、クナードはイーグルに乗れるとは思っていなかったらしい。
「こうして意識が、ああ、なるほど‥‥」
と、イーグルに載って腕や足を動かし、その感覚を掴んでいく。
そのまま、お互いにゆっくりとした『ならし運転的戦闘』で、剣を交える二人。
──ガギィィィンガギィィィィン
やがて、運動性能も把握してきたのか、徐々に高度な連携技に入りはじめる。
「‥‥ならしはおしまいと‥‥これでもっ!!」
──ドゴォッ
アザレアの一撃を躱わしつつ、カウンターで胴部に向かってハルバードを叩き込むクナード。
激しい衝撃が、アザレアの制御胞に響き渡る。
「‥‥1度間合を放して‥‥」
──ガチャッ‥‥フォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ
アザレアのムーバルバランサーが展開し、そこから火の精霊力が吹き出す。
そして一気に加速を付けてイーグルから離れるが、何故かイーグルとの間合が離れない。
「そ、そんな‥‥さっきまでの加速はどこに‥‥」
制御胞で狼狽している草薙だが、このままではやられると考え、素早くカイトシールドを前に構えた。
──ガギッ!!
だが、そのシールドの上部分にハルバードを叩き込み、バランスを失わせるクナード。
「これで終りだっ!!」
──ドッゴォォォォォォォォォォォォォッ
その激しい一撃を受けて、アザレアは大地に不時着することとなった‥‥。
・初日の演習結果
第一回戦 ○キース vs●エリーシャ
第二回戦 ●レイ vs○シャルロットー
第三回戦 ●エルシードvs○ライナス
第4回戦 ○クナード vs●草薙
●そしてバガン戦
──二日目
ドドドドドドドドドドドドッ
激しい地鳴りが響く。
巨大なゴーレムによる、3vs3でのチーム戦が開始されていた。
それぞれが自機の能力を十分に考慮し、バランス良く戦っていた。
結果としては、『バガン』と『鬼殺し』の戦闘力は互角。
装甲の薄い、機動力勝負の『鬼殺し』と、バランス良く作られている『バガン』。
大地にしっかりと脚をつけての戦いは、引分けという形で終った。
──三日目
砦に備え付けてある旗を奪う。
それが最終日の訓練。
ゴーレムの力を利用して、陣地前に穴を掘ったり土嚢を積み上げて、ゴーレムの侵攻を阻害、ドラグーンは上空から全体を見わたし、指示を風信機で送るというウィル陣営に対して、ラン陣営は陣地を守っているのはアザレア一機のみという戦法。
イーグルの搭乗はレイ、アザレア搭乗はシャルロット。
お互い牽制しつつ、いつでも飛んでいける体勢を取っている。
そんな名カ、空中戦がいきなり発生。
ウィルのキースとエルシード、ランの草薙はお互いにゴーレムグライダーでの戦闘となったのだが、ここでランのグライダーが優勢に立った。
ウィルのグライダーでは、格闘戦を行うのが非常に困難である。
それにたいして、同調という形で機体をかなり制御できるランのグライダーは、片手でも機体が安定している。
騎乗戦闘に慣れているものならば、かなり簡単に戦える。
だがも数では不利なラン。
前衛を突破されて一気に本陣にやってきたエルシードを待ち受けていたのは、アザレア。
そこから旗を巡る攻防が開始された。
そして地上では、クナードとライナスが一騎打ち。
その間に、エリーシャは鬼殺しの機動力をいかんなく発揮し、穴を飛び土嚢を越えて本陣に突撃。
──そして
長い激戦。
その中で旗を取ったのはグライダーのエルシード。
そこで全員の起動限界に辿りつき、模擬戦は全て終了した。
●そして
大量の何かを捕まえてご満悦のカーガンも無事に帰還。
そして次の演習と、ラン本国での任務にまた再開する事を約束し、ロータスはゆっくりと上昇。そのままラン本国に向かって帰還する。
そして特務艦グリフィンも静かにウィルへと戻っていく。
大規模戦闘の在り方、作戦事項の伝達などにまだまだ課題が残っているとアーレン艦長は呟くが、いまはまずウィルに戻って疲れを癒す事が大切。
──Fin