【任務】対悪魔戦の調査と実践
 |
■ショートシナリオ
担当:久条巧
対応レベル:11〜lv
難易度:普通
成功報酬:13 G 32 C
参加人数:9人
サポート参加人数:6人
冒険期間:01月28日〜02月12日
リプレイ公開日:2008年02月05日
|
●オープニング
──事件の冒頭
静かな王城。
その一角に、パラディン筆頭のフィーム・ラール・ロイシィの執務室がある。
正確には、執務というものは存在せず、このノルマンでの行動拠点の一つとして存在している『貴賓室』である。
──コンコン
ある日の午後、その扉をノックする音がする。
「どうぞ」
そう中で写経をしていたフィームが外に向かって告げたとき、静かに入ってきたのはブランシュ騎士団分隊長のギュスターヴ卿であった。
「フィーム殿。実は相談があるのだが‥‥」
そう話を振ってきたギュスターヴ卿。
その相談の内容というのは‥‥。
「近年、このノルマンでは悪魔が勢力を拡大せんと暗躍している。冒険者や騎士団が色々と行動しているが、まだそれらを殲滅するには至らない状況だ。そこでパラディンに頼みたい。このノルマンに徘徊している悪魔を調査し、可能であれば殲滅して欲しいのだ‥‥できれば、冒険者とも協力して‥‥どうだろうか?」
そう話を振ってきたギュスターヴに、フィームは静かに話を始める。
「ギュスターヴ殿。私達パラディンは、政治に関係する事柄には動く事は出来ません。冒険者と共にとおっしゃるからには、対悪魔のみを目的とさせていただくことになりますがよろしいですか‥‥その点、国王もご承知ですか?」
そう問い掛けると、ギュスターヴは胸を張って肯く。
「当然。この悪魔関係の調査依頼は、陛下にも話は通してある」
「では、私達の五戒に触れぬ活動をお認めいただく、正式な書状を頂きたい‥‥」
と告げて、ギュスターヴは静かに肯く。
「では今持ってこよう‥‥」
──そして1時間後
再びやってきたギュスターヴはも国王ウィリアム3世のサインの入った、ノルマン王国からの正式依頼書を持ってきた。
「ありがとうございます。では、私から念のため。我々パラディンと阿修羅教は、政治的な働きかけには左右されず、国政には関与できません。この調査中も、地域の貴族からの命令、騎士団傘下への編入など受け付けず、目的を果たすのみです。今回の件、国王は私達のことを理解してくれているので、それらに該当しないと信じています。けれど、もしもその様な事が在った場合、私達は、この一件から手を引く事となります」
その言葉に、ギュスターヴも満足。
予測していた返答であったらしい。
「無辜の民を危険から救うために働く。そうであればよい‥‥よろしく御願いしますぞ」
と返答を返すと、ギュスターヴは静かにその場を後にした。。
そしてフィームは、今回の件について、冒険者ギルドの助力も必要と判断し、ギルドに向かっていった。
●そして冒険者ギルド
「ノルマン全域における悪魔に付いての調査と殲滅ですか‥‥」
そう話をしているのは、元新米受付嬢『エムイ・ウィンズ』。
「ええ。この国に在住している冒険者さん、そしてパラディン達にも、この依頼を行なって欲しいのです。今は一つでも情報を求め、そして一つでも悪魔の動きを封じる必要があるのです‥‥」
その言葉に、エムイは肯く。
「偉い!! あんた偉いよ。インドゥーラの人って頭が硬い人ばっかりだと思っていたけれど、あんたはそーじゃないんだね‥‥って‥‥あーーーれーーー」
と、いつのまにか別の受付嬢に連れられていくエムイ。
入れ代わりにペリア・ウィンズがやってきて頭を下げる。
「申し訳ありません。あの子が粗相を‥‥」
「いえ、大丈夫ですよ。元気でいいじゃないですか。では、依頼のほう、よろしく御願いします‥‥」
ということで、ノルマン発、パラディンからの依頼が始まった‥‥。
●リプレイ本文
●懐かしい増援
──パリ、フィームの住まう宿
そこは下町の小さい宿。
国賓としてやってきているパラディン八部衆天位のフィーム・ラール・ロイシィのたたずまいでもある。
王宮には国賓用の施設も存在するのだが、こっちのほうが落ち着くという事で、一月の半分はここで生活をしているらしい。
「‥‥ふむ。では、これで報告は終りだな‥‥」
そう受け取った報告書に目を通しているフィーム。その目の前には、報告書を携えてやってきているルミリア・ザナックス(ea5298)と、今回の依頼で助力を扇ぎに来たフェイ・グリーンウェル(ec0238)の二人が静かに座っていた。
「ああ。報告はこれで終りだ。が、フィーム殿。実は御願いがあるのだが」
そう告げると、ルミリアはフィームに頼みを告げる。
「今回、このノルマンで行動するにあたり、既に大勢のパラディンが同行している。それで、できれば一人、阿修羅僧を派遣して欲しいのだが」
そう告げると、フィームはしばし熟考。
「丁度適任者が一人いるな。いいだろう。後で合流するよう告げておく、場所を教えておいてくれ」
と返答する。
「あと一つ。この地には、古くから『紋章剣士』が存在する。可能ならばで構わないが、助力を仰いではいかがかと思う」
「紋章剣士ねぇ‥‥オズ殿がいるのなら、それは構わない所だな。繋ぎはとれるか?」
「我が‥‥繋ごう」
「なら、そっちはルミリアに一任する。それでいいな?」
と告げるフィーム。
「了解した」
とルミリアの言葉の直後、今度はフェイが口を開く。
「フィーム殿。現在、このノルマン王国に滞在している私達新米パラディン以外のパラディンの助力は得られますか?」
「阿修羅僧については先程ルミリアに話した通りだ。で、パラディンについてだが、このノルマンでは、貴殿ら以外のパラディンは『私』しかまだ到着していないのが現状だ。ノルマンに配属されるのが誰かという報告も受けていない‥‥ということだ」
そこでフェイは納得。
「了解しました。では、今回は私達と後に合流する阿修羅僧でなんとかしてみるということで」
そのフェイの言葉に、フィームは静かに頭を横に振る。
そして、フィームは静かに立上がる。
「フィーム殿も何処かに出かけるのか?」
「ええ。こっちは王宮へ。私達が国政には干渉できないのを知っているので、私に意見を求めることはないのですけれど‥‥まあ、干渉しないラインで、色々と‥‥」
と告げて、フィームとルミリア、フェイはその場で別れた。
──場所は変わって・冒険者ギルド封印書庫
そこは、関係者以外閲覧禁止区域。
そこに納められている報告書を見る為には、ギルドマスターの許可が必要。
フィリックス・トゥルム(ec0139)は、今回の依頼で必要と判断し、フィームの名前で閲覧許可を受けていた。
「‥‥胡散臭い奴が多いか‥‥」
人目につかない報告書、人目についているがもうかなり古い為、解読が難しいもの、それらを保存する為に写している最中のものなど、かなりの書が置かれている。
その中から、フィリックスは悪魔の活動拠点を調べるべく、奮闘していた。
「特にはっきりと動いているのが確認できるのは『シャルトル地方』か。それも、プロスト辺境伯領よりも南部、いくつもの自治区が存在しているエリアと。そのあたりは、ここ数年で領主がコロコロと変わっているな‥‥」
一つ一つの文献を調べていくフィリックス。
と、一つの報告書に目が止まる。
「狂気の村‥‥か」
それはなんのことはない。
ギルドの依頼でもなく、報告書でも無い。
誰かメモ程度に走り書きしたものであろう。
「狂気に陥った村長によって滅んだ村、幻影の護る廃墟‥‥と、場所は‥‥パリの南方らしいが、それ以上は判らないか‥‥誰か、知っている人がいれば‥‥」
そう告げるフィリックス。
そのメモには、まぎれもなく『ヘルメス』の名前も連なっていたようである‥‥。
そしてフィリックスは、そのメモの出所を調べることにした。
──さらに場所は変わって
そこは冒険者酒場『マスカレード』。
ロート・クロニクル(ea9519)が、集っているパラディン達に、シャルトル地方の地形解説を行なっていた。
「旧街道が、もっとも危険なルートということか‥‥」
アンドリー・フィルス(ec0129)が腕を組んだまま、そう告げる。
「ああ。破滅の魔法陣の影響下にあった為、新街道は使えなかった。今現在は、そこは使えるようになっているが、破滅の魔法陣に向かう為には、この旧街道を通り抜ける必要がある。ここで、冒険者を餌にしている盗賊が出没しているのが確認されている」
そう告げると、ロートは皆のほうをじっと見る。
(さすがに皆、真剣だな‥‥それだけ気合が入っているという事か‥‥)
そう思い、ロートの解説にもさらに熱が入っていった。
●討伐
──シャルトル地方・旧街道『盗賊出現エリア』
一通りの情報収集を終えた一行は、いよいよ『破滅の魔法陣消滅チーム』の露払いの為、そして今回の黒幕として存在しているであろう『悪魔』討伐の為、シャルトルの『盗賊団出現エリア』にやってきていた。
「まあ、この辺りが今までに襲われた中でももっとも多い出現ポイントです‥‥」
エルリック・キスリング(ea2037)は今回、パラディンの護衛として同行していた。
「成る程ねぇ。ロート殿の言っていたポイントと完全に一致するわね‥‥」
エビータ・ララサバル(ec0202)がそう返答を返すと、周囲を警戒していた昏倒勇花(ea9275)が、何かに気が付き、足を止めた。
「ちょっとちょっと‥‥あそこに人が倒れているわよ」
そう。
一行の進む方向、前方200mほどに人が一人倒れている。
「取り敢えず、生きているのか確認してみよう‥‥」
と、シャロン・オブライエン(ec0713)が斥候として前に進む。
そしてその倒れている人の近くにたどり着いたとき、シャロンはそれが『人』ではなく、人を装った人形であることに気が付いた。
「来るぞ!!」
と、アンドリーが叫ぶ。
その声とほぼ同時に、両脇の茂み、木陰から大量の人が姿を現わした。
その数、じつに30人以上。
「さて。とりあえず荷物と着ぐるみ、動物を全ておいていってもらおうか?」
「素直に従うのなら、命までは取らない。どうする?」
お約束通りに、盗賊団がそう告げる。
既に周囲はぐるりと取り囲まれており、ロートとエルリック、そして同行阿修羅僧の『高千穂』の3人は、その中央にこっそりと移動していた。
「‥‥貴様達、一体何者だ!!」
アンドリーがそう叫ぶが、盗賊達はニヤニヤと笑っているだけである。
「どうするんだい? とっとと身ぐるみおいていきなよ」
「お嬢さん達も、その衣服を全てここで脱ぎ捨てな‥‥」
とまあ、下劣な言葉を吐き棄てる盗賊達だが、そんなものに一行に怯む様子も無いパラディン達。
「あ‥‥あー、ちょっとすまない」
と、ルミリアが一歩だけ前に出て、リーダーらしき男に向かって静かに口を開いた。
「貴様達は盗賊団を名乗ったな‥‥一つ教えてほしい。この界隈で冒険者を専門に襲い、その命を奪い、荷物までも奪ったという器用悪な盗賊団とは貴様達か?」
と問い掛けるルミリア。
「ああ‥‥まさかお前たち、ギルドからの依頼で討伐にきた冒険者かぁ。まあ、それならこっちも全力で行かせてもらうぜ‥‥」
と、リーダーらしき男が武器を構える。
その動きに合わせて、周囲の盗賊達も武器を構え、詠唱の準備に入っていたが‥‥。
「告!! 貴殿らに告げる。その罪を悔い改め、速やかに投降せよ!!」
それはフェイの叫び。
「投降するならば、その命は『裁き』が終るまでは保証する。が、投降しないならば、貴殿らを『悪意ある存在』とみなす」
次はエビータの叫びであった。
「貴殿らが武力を持って掛かってくるのならば、こちらも武を持って貴殿らを討つ!!」
さらにアンドリーの叫び。
「もう一度貴様達に問う。投降するか? それとも死か‥‥二つに一つを選べ‥‥」
フィリックスがそう告げるが、盗賊達はニヤニヤと笑う。
「これが答えだっ!!」
一人の盗賊がルミリアに向かってナイフを投げる。
だが、それは左手に構えていた『黄金の獅子の盾』で弾きかえした。
「我に対する攻撃。それが答えか‥‥」
とルミリアが告げると、全員が同時に叫ぶ。
『ならば、我等パラディン、阿修羅の名の元に、武をもって貴公らを粛正する!!』
その声と同時に、一部の盗賊が後ろに下がり始めた。
「な‥‥なんだって‥‥パラディ‥‥」
だが、前方に居た盗賊たちは、そんなこともお構いなしに素早く獲物を手に飛込んでくる。
──ガギィィィィィィィン
激しく打ち込む盗賊達。
だが、それはルミリアの持つ『黄金の獅子の盾』によって受止められる。
──ズバァァァァァッ
さらにカウンターでアルマスを叩き込むルミリア。
「ふん‥‥我に向かってきた事を悔やむがいい‥‥」
──バシッ
その近くでは、勇花に向かってロングソードで斬りつけていた盗賊が、狼狽している。
「あらあら‥‥このソードも殺して奪ったものでしょう?」
盗賊の一撃を真剣白羽取りで受止めている勇花。
──グイッ!!
さらに力任せにそのロングソードを取り上げると、逆手に構えた。
「こ、この‥‥この野郎!!」
素早く体勢を取り直して殴りかかる盗賊だが。
──グイッ!!
すかさず背後の気配に気がつき、勇花は背後から殴りかかっていた拳をしゃがみつつ肩口で受止め、そのまま前方の敵に向かって投げ飛ばす!!
──ドガッ!!
そのまま同士討ちの体勢となり、盗賊二人は士気低下。そのまま後方に走り出す!!
「あらあら、ちょっとあんたたち、忘れものよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
と、敵の落としたソードやナイフを拾いつつ叫ぶ。
「あら、まあいいわ。持主に返しておいてあげるね。うひょひょひょひょ‥‥」
と、荷物を纏めると、再び別の敵に向かって走り出した。
──キィィィィィィィィィィィィィィィイン
一方、中央では、ロートがライトニングサンダーボルトを詠唱。
「右、街道直線っ!!」
そうロートが叫ぶと同時に、その範囲に居たパラディン達が道の両脇に飛ぶ。
──バリバリバリバリッ!!
直線上にいた盗賊達が、次々と電撃を受けて倒れていく。
「ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
と、そのロートに向かって4人の盗賊が突撃してくる。
さらに間合が悪く、その近くにはパラディンはだれもいなかったのだが‥‥。
──ガギィィィィィィン
「ここにも護りは存在します‥‥」
素早くリュートベイルでその一撃を受止めるエルリック。
「そうですよ‥‥と」
さらに高千穂と呼ばれた阿修羅僧が高速詠唱で魔法を発動。
──バン!!
突撃してきた盗賊達が、目に見えない壁によって阻まれた!!
「ほう。これはこれは。一体どういう魔法だ?」
「シャクティ・マンダラです。この壁越しには魔法を行使できませんが、なかなか丈夫な結界ですよ」
とロートに告げる高千穂。
──ブゥゥゥゥン
巨大なランス馬上で振回しつつ、アンドリーは騎乗戦闘を行なっていた。
その高機動力と、さらにオーラによって作られた楯と、自身にもオーラを強化。
前方にいる敵に向かって、次々とその刃を叩き込んでいった。
「 まったく‥‥どせうしてこんなに大量の盗賊が‥‥」
「本当です。ここまで綺麗に統率されている盗賊、その背後には、かなり大掛かりな組織か何かがあると読めますね‥‥」
エビータとフェイの二人は、お互い一定の距離を取りつつ、華麗に舞うように戦う。
二人の武器はシャクティ。
パラディン用に作り出された、彼ら専用の武器。
それらを振るいつつ、二人は中央の魔法使いチームを護るように戦っていた。
今現在、この戦場エリアではそれほど恐れる敵はいなかった。
──一方、そのころ
「ふうふうふうふう‥‥」
荒くなった呼吸を整えつつ、シャロンは目の前の敵に向かってデスサイズを振るう。
だが、それらの攻撃は敵には届かず、相手は間合を詰めたり放したりしつつ、シャロンの疲れを誘う。
「どうした、お嬢さんよぉ!! そのでっかい●×△■が邪魔で、満足に戦えないってかぁ!!」
その破廉恥な野次に、シャロンは耳まで真っ赤になる!!
「ふ、ふざけるなぁ!!」
と、素早く手の中のですサイズを放り投げて、男に向かって走り出すシャロン。
──バシッ!!
と、そのタイミングで、ルミリアが敵の後方から『アルマス』をシャロンに飛ばした!!
それを受け取ると、シャロンは男に向かって渾身の一撃を叩き込む!!
──ズバァァァァァァァッ
激しく斬りつけられた傷口から、大量の血が吹き出す‥‥。
──ハアハアハアハアハアハアハアハア‥‥
シャロンの体内を何かが駆け巡る。
戦闘の緊張感
命を賭けた戦い。
それらが、シャロンの中の眠っていた何かを揺り起こそうとしていた。
「まだだ!! 敵はまだいる。我を忘れるなっ!!」
そうシャロンに恫喝すると、ルミリアはアルマスを受け取り、敵陣に飛び込む。
そしてなんとか意識を落ち着かせると、シャロンは再び敵に向かって走り出した。
──2刻後
長い戦い。
大地は真紅にそまり、大量の死体があたりに転がる。
その匂いを嗅いでか、野生の動物達が森の奥から姿を現す。
「とりあえず、奪われていた荷物を回収。高千穂の馬にそれらは積んでおく。死体は処理し、先に進もう‥‥」
そうして、パラディン達は先に進んだ。
目的地は『ニライ自治区のニライ城』。
そして目的地が近づいたとき、パラディン達は目の前の『敵』に対して全員が武器を構えた。
あきらかに敵対意志を見せる者たち。
それは人間ではない。
オーガやミノタウロスを始めとしたデミヒューマン達。
それらに対しても『勧告』を告げるが、そんな中に敵は一斉攻撃を開始。
かくして、パラディンvsオーガの軍勢という戦いが勃発した。
そして全てを殲滅したとき、前方から破滅の魔法陣解析チームの姿が見えてくる。
「さて、あとはこの場所を彼等に引き継ぎ、最後にこちらに向かってくる奴等を止めるだけだな‥‥」
ルミリアがそう告げると、全員が武器を納め、休息を取る。
やがて、破滅の魔方陣は全て空間に溶け、囚われていた魂が次々と天に昇っていくのを一行は見ていた。
「任務終了。これより帰還‥‥」
そう告げて、一行はパリに戻っていった。
そしてその日から、旧街道の盗賊達は姿を現す事は無かったらしい‥‥。
──Fin