実り

■ショートシナリオ


担当:姜飛葉

対応レベル:3〜7lv

難易度:易しい

成功報酬:2 G 4 C

参加人数:8人

サポート参加人数:1人

冒険期間:09月27日〜10月02日

リプレイ公開日:2005年10月06日

●オープニング

「あのね、栗拾いに行かない?」
 黒に縁取られ紋様を描く碧の羽根を震わせ、シェラが周囲にいる冒険者に問い掛けた。
「栗? それって‥‥」
「うん、栗。焼いたり、煮たり、お菓子にしたりする‥‥栗」
 栗の形を手で作り訊ね返した冒険者に、彼女はにこにこと頷く。
「あのね、ちょっとパリから離れてるんだけど、美味しい栗林がある村があるの」
 シェラの話では、今年はよく実が生り、豊作なのだという。
「それでね、たくさんなって大変なんだって」

 ‥‥豊作で大変とはどういう事なのだろう?

 数人が首を捻る。
 シェラの要領を得ない――主語の欠けた話に、僅かでも慣れた者が、『通訳』をしてくれた話によると‥‥。
 どうやら、実りすぎ、収穫が間に合わないらしい。
 地に落ちた栗は、長くそのままにしておくと腐ってしまうし、後から実り熟した栗は、毬ごと落ちてくる。
 その収穫の手伝いをして欲しいというのだ。
「拾った栗は、全部じゃなくて。幾らか好きに食べていいよーっていってたよ」
 報酬とは別に、拾った栗をご相伴に預かれるようだ。
 息抜きのつもりで気楽に行ってもよいかもしれない。
 考える様子を見せる周りを見て、シェラは僅か首を傾げ。
 思いついた事を、口にする。
「あのねあのね、‥‥もしね、一緒に行ってくれる皆の中に、栗の美味しい食べ方知ってる人いたら、シェラにも教えて欲しいの」
 どうして?という問い掛けに、シェラは「おいしい物食べると、元気になるかなって思ったの」と、にこり笑うのだった。

●今回の参加者

 ea5283 カンター・フスク(25歳・♂・ファイター・エルフ・ロシア王国)
 ea7489 ハルワタート・マルファス(25歳・♂・ウィザード・エルフ・ビザンチン帝国)
 ea7780 ガイアス・タンベル(36歳・♂・ナイト・パラ・イスパニア王国)
 ea9855 ヒサメ・アルナイル(17歳・♂・神聖騎士・ハーフエルフ・ビザンチン帝国)
 eb1460 エーディット・ブラウン(28歳・♀・ウィザード・エルフ・イギリス王国)
 eb2999 ディートリヒ・ヴァルトラウテ(37歳・♂・神聖騎士・人間・フランク王国)
 eb3050 ミュウ・クィール(26歳・♀・ジプシー・パラ・ノルマン王国)
 eb3361 レアル・トラヴァース(35歳・♂・レンジャー・人間・エジプト)

●サポート参加者

リュヴィア・グラナート(ea9960

●リプレイ本文

●栗林を前にして
 件の栗林を抱える村に到着した冒険者ご一行。
 実際の栗林を前にして、彼らは栗拾いを手伝って欲しいという依頼に納得する。
「よくもまあこれだけ実ったね。当たり年というやつかな?」
 栗林を見回し、カンター・フスク(ea5283)が感嘆半ばに呟いた。
 彼らの目の前に広がる栗林では、其の根元には栗毬が絨毯のように広がり、なお、枝葉に付く実を抱えた毬が目に入る。
 その呟きを耳にしてヒサメ・アルナイル(ea9855)は笑い、そして足元にも転がる毬からこぼれ落ちた色艶良い栗を拾い上げた。
 実りの証である栗を、日にかざし見る。
「豊作は慶事じゃん。父よ恵に感謝します‥‥ってトコで栗拾いへGO! だな♪」
「GO! GO! ‥‥だねー★」
「だね〜♪」
 栗林で収穫を手伝っている村の子供達とそうかわらぬ小柄なミュウ・クィール(eb3050)は、更に小さなシェラとにっこり笑いあう。
 その笑みにつられる様におっとりと微笑んだエーディット・ブラウン(eb1460)は、子供の頃を懐かしむように栗林を見上げた。
「栗拾いって懐かしいですね〜♪ 焼いたり煮たり蒸したりすると美味しいのですよ〜」
 わくわくと実りの山を見つめ笑むエーディットの隣りでは、しんみりと‥‥栗の毬を手に感傷に耽る男が一人。
「なんかデジャヴを感じるなぁ‥‥」
 昨年自分が遭った騒動を思い出し、ちょっぴり遠い目になっているハルワタート・マルファス(ea7489)。
 どうやらエーディットとは別の意味で、栗林に思う所があるらしい彼の様子はさておいて、村まで案内してきたシェラが皆を前に口を開いた。
「ええとね、お仕事するのに約束なんだけどね‥‥」
 依頼にあたり村人から出された注意をシェラが語る‥‥いや、言葉足らずなシェラの話に慣れたガイアス・タンベル(ea7780)が説明した。
 栗林の木を傷つけない事。枝葉や幹、不用意に足元を掘り返し根元や根を傷つける事もいけない。
 また、拾い集めた栗は必ず栗林近くの納屋の方へ、一度纏めて欲しい事。
 其の2点を守ってもらえるならば、拾い方・集め方は問わないらしい。
「えっとね、周りの森の美味しいものはね‥‥」
「採り過ぎず、やはり森を荒らさないと約してくれるのであれば構わないという事でした」
「そういう事なら話ははえーな♪」
 先ほどまでの沈む様子は一体何処へいったのか。
 毬をひょいと放り、籠を手に現実に返ってきたハルワタートが頷いて。
「兎に角、まずは真面目に頑張って栗拾いに励みますか」
「せやな。これが依頼された目的やからな」
 実りの山を前にしたディートリヒ・ヴァルトラウテ(eb2999)の言葉に、先を促される様に皆も頷き。
 高速で拾いまくるでぇぇ〜と、村人から借りた籠を背に栗林に挑むレアル・トラヴァース(eb3361)に続くように、冒険者らはあてがわれた区画の栗拾いをすべく栗林の中へと進んでいくのだった。


●お仕事開始☆
 周辺の村々から人々が集まり、栗を収穫する中で、冒険者達も早速仕事にかかり始めた。
 近隣の森の菜の許しについては、彼らが村に着いて直ぐに提案したパーティの申し出がきいているのかもしれない。
 パリでリュヴィア・グラナートに教わってきた栗拾いについての諸注意や森での歩き方を思い出しながら拾うガイアスへ、パーティに思いを馳せシェラはにっこり。
「パーティのためにも、栗拾いを頑張らないとね♪」
「そうですね、頑張りましょう」
 ねー♪と頷きあって一緒に拾っていたガイアスの籠に、ひょいひょいと栗を放り込みながら、ふとシェラが見上げれば背負った籠に栗を拾いつつ、ぶつくさ呟きながら栗林から離れていくハルワタートの姿。
「栗だけじゃつまらねぇよな。秋といえば‥‥その辺に茸ねぇか茸!!」
 栗を拾いながらも、周囲の様子を窺うハルワタートの様子は楽しそうではあったのだが。
「一つ取っては焼き栗に〜、二つ取ってはマロンパイ〜♪ ‥‥どうされたんでしょう〜?」
 それに気付き、栗を拾う手は止めないものの微妙に音の調子の外れた歌を止め、小さくエーディットが首を傾げた。
「ハルワタートちゃーん、依頼は栗拾いだからねー? 1番間違えちゃだめなんだよー?」
 聞こえているのかいないのか。彼の進む先は栗林の外れ、森へ続く境だった。

「毬の中に栗が入っているんですよ」
 栗拾いは初めてだというミュウに、皮手袋を着けた手で割れた毬を手にディートリヒが丁寧に教える。
 出来るだけ手伝えるよう、説明を聞くミュウの様子は真剣だった。
「ま、そのためには毬から実を取り出さなければいけないんだが、栗毬の棘で怪我なんてしないようにな」
 カンターは靴の裏で毬を踏み割り、踏み抑えたまま毬が割れたところを、レイピアで突ついて器用に中身を取り出す。
 そうやって毬から転がり出た栗を、ミュウはしゃがんで拾い上げた。
「この実の状態で拾えばいいんだねー★ あたしも頑張、るっ?」
 拾った栗の粒を手に籠へと駆けようとしたミュウは、慌てたからか見事に足をもつれさせる。
 危うく毬の散り落ちた地面へ転びそうになったところを、ヒサメが横合いから腕を取って支えてくれた。
「ま、後は、これだけ毬だの何だのが地面に落ちているから、転んで傷つけたり‥‥逆に自分が怪我したりしねぇようにな」
「降って来る毬にも注意ですね〜」
 手持ちの籠を盾代わりに、落ちてくる毬を避けたエーディットが木を見上げれば、えへへとシェラが誤魔化し笑いを浮かべていたのだった。
 各々栗を拾い集める中、栗林の村は件の魔法使いの村では無かったものの、シェラが元気付けたかったのはやはりフレイアという少女だった事をディートリヒは知る。
 なぜ美味しい食べ方を教えて欲しいのかガイアスが訊ね、あっさりその理由を答えたからだ。
「フレイアちゃんね、本当は夜の空みたいな綺麗な髪だったの。でもね、ご飯が食べられなくて、赤茶のばさばさ髪になっちゃったんだって」
 だから、美味しい物なら食べて元気になれるかなと思ったという。
「だから美味しい食べ方、か。任せとけ、俺特製とっておきのレシピを伝授してやるよ」
「シェラが食べて美味しいと思った物を贈ればいいだろう」
 まだ枝に付いたままの割れた毬から栗の実を取っては、自分が座る枝の下で、手製の木の長はさみで落ちた実を拾うガイアスとディートリヒの籠の中に次々と放っていくシェラ。
 パーティの栗料理を請け負ってくれたヒサメとカンターに、「ありがとう」とシェラは笑った。

 一方、森へ消えていったハルワタートはといえば‥‥食べられる茸を物色していた。
 見つけたら茸は籠とは別に袋に入れて持ち帰るつもりだった。背負い籠の中には栗の他に、山葡萄等秋の味覚がどっさり。
「この時期だったら蜂蜜もいいのがとれるかもな。ん? この香りがするということは‥‥近くに実があるはず!」
 何だか自然に溶け込み活き活きと食料調達にはしっていた。


●宴の用意
 黙々と、あるいは和気藹々と拾いつづけた結果、先が見えてきた栗拾いに、パーティの準備にかかり始めた料理係の2人。
「食いしん坊が大勢いるからな。気合を入れて作らないと」
 料理を始めるにあたってエチゴヤエプロンをびしっと気合を入れるため装備し用意を整えるカンター。
「あっちのお兄さんと違って随分可愛らしい華やかなエプロンなんだね、こっちのお兄さんは」
 快く厨房を貸してくれた村長の妻は栗を茹でるためのお湯を用意しながら穏やかに笑う。
 その笑みに悪意は見えないのだけれども。
「‥‥エプロンは触れねぇでイイぜ、おばちゃん」
 エーディットの用意してくれた――まるで愛する夫の帰りを待ちわびながら愛を込め腕を振るう新妻の如きエプロンを、律儀に身につけ栗の鬼皮を剥くヒサメだった。

「あたしにできる準備のお手伝いしたい‥‥けど」
 手を出すとかえって邪魔をしてしまいそうで、楽しそうに準備をすすめていく皆を、少し離れてミュウは見ていたのだが。
「一緒に楽しいのが1番ですよ〜♪」
「力仕事だと難しいかもしれませんが、一緒にテーブルクロスを敷きましょう」
 ガイアスが差し出すテーブルクロスの端を握るミュウ。
「さてさて、片付けてしまいましょうね」
 楽しいのが1番という言葉と笑顔にミュウも笑って頷いた。
 やがて、パーティの用意が整った広場の中央には、大きな火が熾っていた。
 簡単だが栗の味を楽しむには1番の焼き栗用に落ち葉や枯れ枝を集め、ディートリヒやエーディットが熾したその火に、にこにことミュウとシェラが栗の実を放り込んでいる。
 森で集めた実りの菜をヒサメに託し、栗が既に投じられていると知らず焚き火の元へと戻ったハルワタートが、今年も(!)焼け爆ぜた栗の洗礼を受けた事は言うまでも無い。
「‥‥ああ、栗が爆ぜたら自分でちゃんと水で冷やすんだよ? 僕は料理で忙しいから」
 響く悲鳴に、カンターは厨房から顔を覗かせ短い注意をかけた。
 どうせなら火に入れる前に‥‥という声は聞こえない。ヒサメなどは、確信犯的に黙っていたのだから。

「むこうは粗方終わりましたよ」
「流石にちっとばかし、腰がえらい事になっとるわ。料理の具合は、どないやろ?」
 栗拾いを片付け、パーティの用意を整えたディートリヒらが料理組の様子伺いに厨房を訪れる。
 覗きこむレアルの目の前には、狭くは無い厨房のテーブルに並べられた数々の料理。
 得意分野が菓子類というカンターのお手製は、栗を使ったお菓子達。
 中でも栗のクリームを挟んだクッキーが大評判になるのはもう少し後の話だけれども、素材の栗が美味しい事は勿論だが、栗の味を生かす素朴な味のクッキーがまた後を引く美味しさだった。
 ヒサメが腕を振るった料理は、品数もそのジャンルも広い。
「こういう使い方したんだな」
 横合いからひょいと手を伸ばし、味見と称しタルトを一切れ口に放ったハルワタートが感心する。
 採って来た物が、こうして美味く料理されているのは嬉しい。
 もぐもぐと口を動かす後ろから、後頭部にごすっと拳が飛んでくる。
「つまみ食いは天誅!」
 厨房に明るい笑い声が響き、パーティはもうじき。


●豊穣の恵み
 レアルの奏でる華やかなリュートの音色が、パーティ会場に響いた。
 実りを祝うパーティ会場は、良く晴れた秋空の下、村の広場を皆の手で整え作られた手作りの宴。
 豊作なるを祝い、分け合うパーティは、この村だけ一足早い収穫祭のよう。
 広場の中央で燃える炎を囲み、時折爆ぜる音が響くのもご愛嬌。
 美味しい栗で作られたたくさんの料理を囲み、酒もまわされれば、やがて朗らかな声が、笑い声が、広場に満ちる。
 カンターやヒサメの料理の数々は、大好評。多めに用意したつもりの二人だったが、もしかすると足りなくなるかもしれない勢いだ。
 作り手にとって何よりも嬉しい事は、どんな賞賛よりも雄弁な、美味しそうに食べる仲間や村人の笑顔だったかもしれない。
「豊かな恵みに感謝の宴や、さあさ楽しく盛り上がろか♪」
 じゃらんと弦を爪弾いて、体で拍子を取りたくなるような楽しげな曲をレアルが奏でれば、リズムを確認するように2、3歩足で拍子を取りつつ立ち上がったミュウが、笑みと共に小さな体を目一杯に活かし、豊穣の舞いを舞う。
 辺鄙な村には、稀なすばらしい踊りを披露するミュウは、飾らない言葉で贈られる惜しみない賞賛に綺麗に一礼してみせると、今度は村人を誘う。
「楽しいのは皆でが1番だよー★ 一緒に踊ろー★」
 リズミカルな手拍子と、うきうきするような音楽に最初は少し恥ずかしがっていた村人達も炎を囲む輪に加わり始める。
 パーティを盛り上げるには不向き‥‥と、やや輪の外で料理を食べていたディートリヒに笑顔と共に小さな手が差し出された。
「栗拾い、色々教えてくれてありがとうなのー★ ね、ディートリヒも折角のパーティ楽しく踊ろー?」
「‥‥いや、私は‥‥」
 踊れるのは社交ダンスくらいで趣が違うと断ろうとする彼の手を引いて、ミュウはそのまま炎燃える広場の中央へ誘いだす。
「シェラさん、一緒に踊りませんか?」
 ガイアスの誘いにシェラは笑って頷き、膝付き差し伸べてくれた手を取った。
 身長が合わない為に、定まった社交ダンスは難しいけれど堅苦しいものなど要らない場だから、かえって微笑ましいその様子に自然な笑みが溢れる。
 ガイアスのリードで、綺麗にくるりと中空でまわってみせたシェラには拍手が。
 身長差を巧みに活かし魅せたディートリヒとミュウのペアにが喝采が飛んだ。
「パーティーは楽しく盛り上げる‥‥こうでないとな♪」
「そうだなぁ‥‥お、この茸、栗と一緒のスープに合うんだな」
 賑わう踊りの輪を眺めながら、栗料理を食べ、酒を飲むヒサメが楽しそうな村人達の様子に満足げに頷く。
 ヒサメの作った料理をご相伴に預かっていたハルワタートは、聞いているのかいないのか。
「ヒサメさんもお酒もいかがですか〜?」
「ありがとな、エーディット。踊らないのか?」
「私も食べる専門で〜。可愛いカップルの踊りを見守るだけでも楽しいですし〜♪」
 問いかけに、彼女は笑って首を横に振り、ほろ酔い‥‥赤らむ頬を抑え微笑む。
 男なら誘って輪に入るもんじゃないのかというハルワタートのツッコミは心の中。
 彼女のカップル換算に、自分達が入っている事を彼らは知らない。
 美味しい料理と素敵な音楽に囲まれれば、それでなくとも美味しいお酒が進むペースも速く。
 益々盛り上がる賑やかなパーティの様子を肴に、カンターは自前の酒器で持ち込んだ酒をゆったり飲んでいた。
 一仕事終え、更に料理の腕を振るい、充足に満ちた疲労感を抱えて。
 栗料理を肴に飲むには、甘すぎるかとも思ったが、優しい自然の甘味が疲れた体に良く染みた。
 ディートリヒ達は、未だ村人達の盛り上がりに応えて踊っている。
 ガイアス達は踊り終え、輪を外れた。弾む息を整えるため、カンターが差し出してくれた葡萄の果汁を飲むシェラは、いつも以上ににこにことパーティを楽しんでいた。
 その笑顔に、ガイアスもほっと微笑んだ。
「困ったことがあったらいつでも力になりますから元気を出してくださいね。シェラさんには笑顔が一番似合いますから!」
「ありがとう、シェラ頑張ってフレイアちゃん元気にするね。美味しい栗のお菓子の丸秘メモも貰ったから大丈夫だよー♪」
「栗本来の味を活かしてっから、どれ位美味いかは現物確認済みだし頑張れよ♪」
 言うそばから、村の女達にレシピを教えて欲しいと捕まるヒサメ。
 その向こうでは、既に捕まり質問攻めにされているカンターも見える。
 秋の空は、夕暮れも早い。
 けれど明々と燃える炎が、人々を温かく照らし。
 実りを祝うパーティは、まだまだ盛り上がりそうだ。