銀花亭 ―年送、迎年

■ショートシナリオ


担当:姜飛葉

対応レベル:フリーlv

難易度:易しい

成功報酬:4

参加人数:8人

サポート参加人数:2人

冒険期間:12月30日〜01月02日

リプレイ公開日:2006年01月09日

●オープニング

 年の瀬もせまったある日。
 昼も過ぎて、夕刻の営業には未だ早い時間。
 パリの冒険者ギルドのある界隈からは少し離れた下町の一角にある銀花亭に、昼の仕事を、あるいは夕刻の準備を終えた近隣の店主達が集まり、一息つこうと茶をすすっていた。
 そんな中、食べ物処の女将が、そういえば‥‥と、居並ぶ面々を順繰りに見遣って訊ねる。
「去年は掃除に人を頼んだけども、今年はどうするんだい?」
「随分綺麗にしてもらってからは、今年はまめに掃除してたから‥‥まあ人手を増やしてどうこうって程でもねぇなぁ」
 纏めて埃落しはしなきゃならんだろうが‥‥と、付け加えた酒屋の主人の言葉に、皆似たような答えを返した。
 今年も聖夜祭の時期になり、より一層賑わうパリの街中で、常と変わらず商売を続けて年を送り迎えるのが、真っ当なのだろうと店主が話していたところに、――店の裏口から訪れたのだろう、銀花亭で歌を商うミランダが、店に顔を出した。
「何の相談してたのかしら?」
 化粧けが無くとも、華やかに飾り立てずとも。
 それでもなお、人目を惹く美貌の歌姫は、にこやかに店主達に問いかけた。
 女将の話を一通り聞き終えたミランダは、何かを思い返すように小首を傾げ。
 考えが纏まったのか、やがて、彼女が提案したものは‥‥。
「去年の年越し、今年の新年の祝いは、賑やかで楽しかったわね。掃除はともかく、界隈を盛り上げたいのだったら、近隣のお店で一緒に組んで、纏めて賑やかにやっても楽しいんじゃないかしら?」
 食べ物処には食べ物を。酒屋には勿論酒を。それぞれの店の得意な物を出し合い、持ち寄ってこの下町の皆で一緒に盛り上げて、楽しめれば素敵じゃない?と、ミランダは笑いながら案を上げていく。
 場所も銀花亭を広く解放して、向かいの店の軒も使って。
 人が多い方が楽しいし、楽しければ、食べ物も飲み物も進むのではないか、と。
「‥‥場所だけって、うちの儲けがなぁ‥‥」
「例えよ、例え。メニューも相談して、種類が被らなければいいじゃない」
 うーんと唸る店主の顔を見て、ミランダは苦笑を浮かべる。
「その場の雰囲気が良くて楽しければ、お財布の紐も緩んだりするものよ」
 聞いてくれる人が多ければ、そして一緒に奏でる仲間がいるのなら、自分ももっと楽しく素敵な舞台をみせられそうよ――そう付け加え、にっこり微笑むミランダの笑顔に後押しされるように、店主達は年の瀬を盛り上げる相談を始めるのだった。

●今回の参加者

 ea2004 クリス・ラインハルト(28歳・♀・バード・人間・ロシア王国)
 ea4078 サーラ・カトレア(31歳・♀・ジプシー・人間・ノルマン王国)
 ea4426 カレン・シュタット(28歳・♀・ゴーレムニスト・エルフ・フランク王国)
 ea7489 ハルワタート・マルファス(25歳・♂・ウィザード・エルフ・ビザンチン帝国)
 ea9855 ヒサメ・アルナイル(17歳・♂・神聖騎士・ハーフエルフ・ビザンチン帝国)
 eb0594 マナミィ・パークェスト(33歳・♀・バード・ハーフエルフ・ノルマン王国)
 eb1460 エーディット・ブラウン(28歳・♀・ウィザード・エルフ・イギリス王国)
 eb3826 シーベルト・ロットラウド(27歳・♂・ウィザード・人間・ノルマン王国)

●サポート参加者

ミルフィーナ・ショコラータ(ea4111)/ レテ・ルーヴェンス(ea5838

●リプレイ本文

●見上げるは目に映るものか、あるいは
「一年は早いものです。去年、大掃除の依頼を受けたのが昨日のことのようです♪」
「そうだな‥‥早ぇモンだな。俺が冒険者になって初の依頼が銀花亭の年越し。この店から俺の冒険が始まったっつーても過言じゃねぇ」
 訪れた銀花亭の看板を見上げ、1年を振り返るクリス・ラインハルト(ea2004)。
 感慨深げに呟く彼女の言葉に釣られるように、ヒサメ・アルナイル(ea9855)も看板を見上げる。1年前に皆で磨いた看板は、今も変わらずそこにあった。
「今年もまた銀花亭で新年を迎えられるなんて嬉しいのです」
「だな。無事に、また年越し出来んのは嬉しいぜ♪」
 2人は笑顔で頷きあうと、足取りも軽やかに銀花亭の扉を開くのだった。


●宴は望む形につくりあげて
「私は銀花亭にお邪魔するのは初めてだけど、実はお知り合いのサトリィンさんから今回は依頼が重なってどうしても行けなくて残念だと、ミランダさんに言付かって来たのよ」
「初めての人も大歓迎よ。銀花亭に足を運んでくれてありがとう。一緒に楽しみましょうね」
 冒険者ではないとはいえ、パリに暮らすミランダも、ここ暫くの国内での騒ぎも耳にしているのだろう、忙しいのは仕方ないが元気ならば‥‥と微笑み、言付の礼を述べ、マナミィ・パークェスト(eb0594)を歓待した。
「サトリィンさんはお忙しいのですね〜、残念なのです〜。招待状を出したお2人も難しいでしょうか〜」
 そこに現れたのは、大きな包みを抱えたエーディット・ブラウン(eb1460)。そういう彼女自身も忙しさの合間を縫っての事だから、確かに冒険者稼業というものは季節を問わずで大変なものらしい。
 エーディットの持つ包みを嬉しそうに受け取って、中身を確かめていたクリスが「そうそう」と顔を上げる。
「年越しに集う皆さんの笑顔を間近で見たいですから、今年もウェイトレスとして使って頂こうと思うのですがー‥‥」
 大掛かりなパーティになる事は、想像に難くない。人手は幾らあってもありがたいのだろう、クリスの申し出を店主が一も二も無く喜んで受けた事を告げると、ミルフィーナ・ショコラータと共に、パーティの舞台を盛り上げる曲目の相談をしていたマナミィも「良いですね」と頷く。
「銀花亭だけに銀のトレイでお酒や食べ物を給仕して、コミュニケーションを取りましょうか」
 飾り付けや扱う小物について話が及べば、やがて話は衣装へ移り。
「そんなわけで、エーディットさんが当日の給仕の装いを見立てて下さいましたっ♪」
 クリスの言葉に、漸くエーディットが持参した大きな包みの正体が分かった。
 包みを広げ、華やかな衣装を手にエーディットは、うっとり解説を始める。
「今回のビックリドッキリ女装は『華国衣装+新婚の愛妻エプロン』に決定ですよ〜♪ みんな美人なので、立派なお持て成しが出来る事間違いなしです〜♪ こういうのに必要なのは、ノリと雰囲気とその場の勢いなのです〜」
 打ち合わせの様子に面白そうだな、と顔を出したシーベルト・ロットラウド(eb3826)。ほうほうと頷き聞いていたのだが。
「‥‥って、はぁ!? オレが女装するのかよーー!?」
 女装というからには男性がするものであるからして、シーベルトの聞き違いなどではなかった。
 服飾に詳しいものがきちんと見れば、女性用にしては肩幅等が広い事が分かったはずである。
「どーせならパーっと盛り上げようぜってコトで――麗シノ給仕ガ+αデ復活デス」
「祭りはバカやったもん勝ちだからな」
 元よりお祭り騒ぎに野暮は無用。求められれば断る事などない、既に覚悟完了なヒサメとハルワタート・マルファス(ea7489)にがっちり両脇を固められ、シーベルトも無事銀花亭でのウェイトレスデビューが決まったのだった。
 ヒサメに拘束されそうになった店主は、シーベルトを身代わりに厨房内へ逃げ込んだとか何とか。
 借り物を返しに来た足で手伝ってくれたレテ・ルーヴェンスのお陰で、衣装に合わせる襟元を飾る花飾りも準備完了である。
「あらあら、今回も素敵な衣装なのね」
「ミランダさんの分もありますよ〜♪ 華国衣装でウェイターをやってる間は、語尾に「アル」をつけるですよ〜。東洋風な空気とノリで、お客さんを楽しませるですアル〜♪」
「じ、女性は華国風男装で接待するアルですか?」
 手渡された瞳と揃いの鮮やかな青の衣装を手に、ぎこちなく問い返すクリスに、エーディットは楽しげに「アル〜♪」と頷くのだった。


●想いを込め今を送り、希望溢る来を迎える
 楽しげに賑わう通りの様子。
 年の瀬の賑わいも手伝って、年越しパーティに浮かれる人々で、銀花亭の周辺はとても賑やかである。
 大人達が多く浮かれる宴の中で、煌びやかな異国の衣装に身を包み、給仕を手伝う仲間達の傍ら、カレン・シュタット(ea4426)は近隣に住む子供達と時間を過ごしていた。
「色々あったけど、パーティを楽しみましょう。はい、お姉さんからのプレゼントです」
 祝い事でもなければ、滅多に口に出来無いであろう砂糖菓子や揚げ菓子を手に、子供達は口々に礼を述べる。
 それは気のきいた口上礼とは程遠い物だったが、率直で素朴な感謝の気持ちだった。
 溢れる笑顔を見つめるカレンの顔には、柔らかな笑みが浮かぶ。
 色々あった1年。今こうしてゆっくりとした時間が過ごせる事が嬉しい――だからこそ、楽しみたいと思う。
 笑顔と笑い声が満ちる場で、想いに耽っていたカレンの鼻腔をお菓子の甘い香りとは違う、食欲をそそる香りがくすぐる。
 そういえば、ハルワタートが何か材料を持ち込んで、ヒサメが腕を振るうと言っていた気がする。
 自分は食が細く、余り多くは食べられないほうだけれど‥‥いや。だからこそ、ゆったりと楽しもう。
 優しい指で子供達の頭を撫ぜ、カレンはそう思った。
 何より年が明けるまで、この宴は続くのだから。

 入り口が大きく開け放たれて、銀花亭の外で酒を飲み交わす人々にも、店内の舞台で響く音色は届けられる。
 軽やかで楽しげな曲が奏でられれば、その音にあわせ舞い踊るのは、サーラ・カトレア(ea4078)だった。
 店内のやんやの賑わいに舞台では何が披露されているのか気になるのが人の性。けれど外に届くのは楽しげな曲と店内にいる人々の歓声だけ。
 クリスのリュートに竪琴をあわせ二重奏を興じていたマナミィは、通りの賑わいに気付き目配せた。それにクリスも頷き返す。
 締められた曲を惜しむ声に、2人の奏で手はにっこり微笑むと共に舞台を降りた。そして舞台に立つサーラにむけて手を差し伸べる。
「今度は通りの皆さんとも一緒に楽しみましょう?」
 開かれた扉の向こう、通りの人も巻き込んで楽しもうというのだ。
 咄嗟の彼女らの気遣いに、自分ももっと修行しなくちゃと思いながら、サーラも微笑み舞う足を踏み出した。
 一人積み重ねる技術の研鑚。それとは異なる心の向きは、温かな仲間達に囲まれてこそ学びえる物なのだろう。
 軽やかな足取りで通りへ歩き出した彼女の後を追いかけるように、色鮮やかな裾が舞う。
 素晴らしい踊り子の登場に、更に通りはけん騒に満ち。歓喜の声でもって、迎えられたのだった。

 少女にしては少々背の高い可愛らしい給仕に変身したシーベルトが、素面でやってられるかと、景気付けに酒を煽ってみたりする横で。
 色恋沙汰は任せろとばかりに、華麗に酔客をさばくハルワタートに、家でくつろぐかの如き雰囲気をかもし出しもてなすヒサメ。
 伊達にウェイトレス経験を重ねてはいなかった。ウェイター経験ではないところは、抜群に秘密である。
 屈託無く騒ぎ浮かれる年の瀬の宴。
 常からして、日々楽しいことばかりではないのは、仕方ないの無い事。
 けれど今だけは、この場に在る人々で楽しさを共に分かちあいたいと願い過ごす人は少なくはないだろう。
 そんな想いを伝えるように、舞台に立っていたマナミィが、澄んだ歌声を披露する。
 深く低くマナミィの歌声を包むように、ミランダの歌声が重なる。

♪天使も騒ぎ出す様な聖なる夜に貴方と私
 皆寄り添い心が躍る
 沢山の素敵な出会いに感謝して
 これからももっとずっと宜しくね
 今‥‥又、新しい年がやって来る‥‥♪

「‥‥へえ。いい歌だな」
「声も素敵っていいなさいね」
 賑わう人の群れを掻き分けるように、銀花亭に顔を出した男女を見つけ、エーディットが顔を輝かせた。
「いらっしゃいアル〜♪」
「招待状ありがとな、お陰さまで逃げてこられたぜ? って、お前らまたか?! つーか、増えてねぇか‥‥?」
 一目で見抜く辺りも、馴れなのだろうか。銀花亭を縁に知り合った仲間の変わらぬ姿に苦笑を浮かべる男は、ディースを伴ったキアンだった。
 絶対ぇ趣味じゃねぇと毒づくヒサメの額を小突く。説得力がないと再会に笑いながら。

 舞台では、クリスのリュートが済んだ音色を響かせ軽やかな曲を奏でている。
 年越しの賑わいを盛り上げる曲にあわせ、楽しげな舞を披露するサーラの艶やかな舞姿を見上げるミランダに、お疲れさんと労いの杯が差し出された。
「ありがとう。貴方も働いて疲れているんじゃないの?」
「祭りはバカやった方が楽しいからなぁ」
 微笑んで受け取るミランダの前で、自身の格好を見下ろし笑うハルワタートは、疲れてはいないと首を横に振った。
 多くはないだろう彼女と二人で言葉を交す機会に、ハルワタートは改めて口を開いた。
「俺ってば、馬鹿だし。そんな胸張って言えるような人生とか送ってきてないけど‥‥できれば、いつも一番近い場所でミランダさんの歌を聴いていたいんだ。俺ってばエルフだし‥‥一緒にいられる時間は短いかもしれないけど、それでもいいんだ」
 ふと、真摯な表情で告げられた言葉に、ミランダは瞳を瞬かせた。
 唐突な言葉。けれどその顔に冗談や言葉遊びの類ではないと感じ取ったのだろう。嫣然と華やかな笑みを浮かべた。
「‥‥そうね。すまし顔の貴族様より、一緒に馬鹿をして楽しく騒げる人の方が、私は素敵だと思うけれど。今日も素敵なその衣装だと、言葉に合っていないみたい」
 ミランダを呼ぶ舞台からの声に、彼女は彼へそんな言葉を残し歩み去った。すれ違い様残された頬へのぬくもりに、ハルワタートが呆けていたのは一瞬の事。
 くるリ振り向くハルワタートに、強い念を送っていたヒサメがぎくりと身を強張らせる。
 歩み寄る白地に金糸の鳳凰の刺繍も鮮やかな華仙の衣装を身に纏ったハルワタートは、同様に飾り立てたヒサメの前に座り伏せる。
「‥‥って、どうした、ハル? 玉砕したのか? ‥‥飲めっ! 飲んで全てを忘れろっっ!」
 一人だけ脱・独り身なんて‥‥という念を込めた渾身の呪いがばれたか? と焦るヒサメに、卓に突っ伏した顔を上げるハルワタート。
 なみなみと注がれる真紅の酒を見つめながら呟かれたハルワタートの言葉は、願いを込めた真言。
「何時までも、どんな時でもどんなに離れていようとも‥‥俺らは親友だぜ」
 虚を付かれ、杯から酒が溢れ零れる。その様子に勿体無いと縁を伝う雫をすするハルワタート。
 口にしなければ確固と伝わらぬ想いもあるだろうと、新たな年を迎える夜に伝える2つ目の彼の心。
 けれど、友からのそんな言葉に、ヒサメがしんみりとした気持ちでいられたのはほんの僅かだった。
「っ、こいつ酔ったらキス魔だった!」
「ヒ〜サ〜メ〜☆☆」
 既に何杯酒をあけたかわからぬハルワタート。酒から零れた本音もあるだろう。
「あらら〜、ハルワタートさんは酔うととても大胆なのですアル〜」
「俺は普通の健全なる少年じゃー!! つーか、助けて下さい、エーディットさん?!」
 ヒサメの助けを乞う声すら、掛け合いの中にまぎれ。賑やかに年の瀬の宴は過ぎていく。

「一年か‥‥あっという間に過ぎ去ったよなー。まぁ、来年もオレらしく気ままに生きるさ」
 ぽつりシーベルトが呟く言葉は、周りの喧噪に飲まれてしまう。
 既に酒に飲まれ潰れてしまった者もいれば、幼い子供などは眠りの中で迎えるであろう年を越す瞬間が、じきに迫っているのだから、騒ぎも最高潮なのだろう。
 舞台の上では、最初に受けた依頼で誼を結んだマナミィが、ミランダと共に笑顔で周囲の声に応えるように楽しげで朗らかな歌を披露していた。
 やがて、歌は新年を迎え待つ数えの声に変わる。
「新年へのカウントダウンですね、パーティの山場です♪」
 にこやかに差し出された酒を受け取り、礼を述べれば辺りに新年を告げる鐘の音が響く。
 1年前に聞いた物と同じ物のはずだが、クリスの耳にはより素晴らしい響きに聞こえた。
 過ぎたかつての辛い事、悲しい事はそっと胸の奥にしまい、新たな年の訪れがもたらす希望を大勢の人たちと共有したいと思う彼女の気持ちが、鐘の音を胸に響かせたのかもしれない。
「新年明けましたね、素敵な1年になりますように‥‥!」
「‥‥そうだな。新しい1年か」
 晴れやかな笑顔を浮かべるクリスにつられるようにシーベルトも笑った。
 冒険者としても、一個人としてもまだまだ長い時の道のり。
 この年の瀬を共に過ごした仲間と共に、依頼にあたる事もあるだろう。
 楽しい事ばかりではないだろうが、叶うなら希望溢れた時を過ごせればいいと思う。好きな酒の感傷ではなく、彼はそう思った。
 明けたばかりの新年の宴は、終わりそうにもなかった。
 新年と共に新しく開けられた酒を手にしたエーディットらが呼ぶ声に、彼らも賑やかな喧噪の輪の中へ再びへと帰っていく。

 過ぎてきた時間、これから過ごす時間。
 新たな年を祝う皆の道行きに祝福があらんことを‥‥。

●ピンナップ

ヒサメ・アルナイル(ea9855


バレンタイン・恋人達のピンナップ2006
Illusted by ヤガワ