メモライズド〜遊撃〜
|
■ショートシナリオ
担当:なちか。
対応レベル:8〜14lv
難易度:普通
成功報酬:4 G 15 C
参加人数:5人
サポート参加人数:-人
冒険期間:11月02日〜11月07日
リプレイ公開日:2007年11月05日
|
●オープニング
●偽装拠点を叩け!
先日モーリィの証言によって明らかにされたカオスニアン及び恐獣、そして所属不明の片腕のゴーレムの部隊を掃討すべく、討伐部隊が結成される事となった。
正確な規模は混乱の中であったため把握していなかったものの、カオスニアンの数は二十から三十、恐獣も数体は確認された。モーリィも襲撃に遭った時にそれぞれ数体倒した事は覚えているが、まるで次から次へと湧き出して圧倒されたという。
場所はメイの国を東西に横断する長大な山脈のメイディア側の山林で、ぎりぎりステライド領だが少しでも北側(山側)にずれるとそこはもうセルナー領となるだけに両領では協力して部隊を混成する事となった。
また今回の討伐隊、メイディア側は対ゴーレム兵器を想定して、『こういう時の為の部隊』を投入する。
ホワイトホース隊――通称・辺境遊撃隊。
ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトホースを中心に、後期型モナルコス三騎を配備する特殊戦のスペシャリストチームである。
対空兵器は用意されていないようだったというモーリィの証言から、ゴーレムグライダーやチャリオットといった人型ゴーレム以外のゴーレム兵器や、バリスタや投石器と言った兵装は拠点に設置されていないであろう事が予想される。また、飛行恐獣もモーリィは確認していないとの事。
ひとつ問題なのは、どこの国の人間なのか不明だが凄まじい威力を誇る雷撃の使い手がいるらしい。
白いフードの女で、だが、モーリィとの戦いで今は右足を失っている。彼女がまた出てくるような事があれば落雷などによるフロートシップやゴーレムへのピンポイント爆撃や討伐隊への直接的な雷撃を放ってくる可能性がある。
レジストライトニングなどの補助魔法や防御対策(フロートシップで岩などを運び、各所に設置する事で対雷撃用の盾とする等)を用意して挑むのが良いかも知れない。
また、証言によるとその所属不明(人型)ゴーレムは隻腕で、起動は確認できず。
元から無かったのか換装中、或いは調整中だったのかは不明だが、破損したという感じでは無かったとの事。
だがその事から搭乗者である鎧騎士、ゴーレムニストが背後にいるであろうと彼女は自身の発言から予想するも、そのどちらも未確認。
ゴーレムの運営方法から考えればごく当たり前の答えだが、そうなるとやはり敵国の人間が関わっている事に他ならない。
カオスニアンだけで無く、たった一騎とは言え深くまで進攻しているとなるとそれこそ具合が悪いメイの国は、とにかく彼らの進攻を食い止め、叩き潰すしか方法が無い。
しかし今回ゴーレムよりも厄介なのはカオスニアンと恐獣の数、そして正体不明の謎の魔法使いだ。
本当に立ち上がるかもわからないゴーレムよりも、容赦なく襲い掛かるカオスニアンと恐獣のいつものコンビネーションに加えて普段使ってこない魔法を使って来るのである。味方が魔法を使ってくれるのは非常に頼もしいが、一旦敵に回れば非常に厳しい局面となるのは目に見えて明らかだ。
覚悟するのはやはりこちらのカオスニアンら地上部隊だろう。
今回冒険者は二編隊の討伐隊のうち辺境遊撃隊に属し戦う事になる。
使用可能ゴーレムであるモナルコスだが、以前の作戦で一騎ゴーレム弓に換装されたままになっている。
それをそのまま使うか、剣と盾に再度換装するかは担当搭乗者の要望によってある程度は可能である。作戦が始まる前までに決めてくれれば直ぐにでも換装が可能だ。
なお、鎧騎士が足らない場合はセルナー側の構成員が搭乗予定となっている。
上空からは非常に見分けにくい偽装(カモフラージュ)が施されているかも知れないが、何としてでも見つけ出し、これを叩いてもらいたい。
●リプレイ本文
●雷雨の激戦
巡りが悪い。そうとしか言いようが無かった。
セトテは無念の内に息を引き取り、ジーキスも惨殺された。それを追っていたモーリィの官憲隊はカオスニアンらによって壊滅状態にされ、隊長だったモーリィは被害者と同様に片目をくり貫かれ、失意の底にいた。
そして怪鳥の搭乗者もまた、記憶を失い、一連の事件の被害者と同じくこれも右目を失っていた。
事態は最悪のルートをひた走っている。
そして、今回の作戦においても、最悪の状況は重なってしまっていた。
「考えようによっては、こっちも美味しいかも知れないけど」
艦長のラピスは横殴りの強風と激しい雷雨の中、『強襲揚陸艦』という特殊な船だからこそ可能な――多少無茶な――強行軍を展開する。普通の船なら停滞、或いは作戦そのものの中止。或いは作戦の延期なども検討されていたかも知れない。
それでもラピスは自信を持って、言い放つ。
「問題無いわ」
各地で拡大するカオスの暴力によって戦火は鎮まる事を知らない。
どうしても人員不足は否めなかった。今回はセルナー側との共同作戦だった事もあり、ホワイトホース隊の搭載ゴーレムであるモナルコス三騎はセルナーの鎧騎士が搭乗する事になり、地上との連携を円滑にすべく、調整が進められた。
クライフ・デニーロ(ea2606)主導の兵装整備、ゴーレム兵器における風信機の調整。
風 烈(ea1587)主導の対雷撃用障壁岩石の調達及び設置箇所の検討。
特にこの岩は雷撃だけでなく相手の攻めを一時的に遅らせるという意味も持っていた。
「それにしても、こんな近くにカオスニアンの拠点があったなんて」
エル・カルデア(eb8542)は深く切り込んできていた敵がカオスニアンだけではなく、敵性ゴーレムの侵攻にまで及んでいた事に正直、緊張感を覚えていた。
「しかし命を掛けて拠点を暴いてくれた官憲達の為、この拠点を必ず叩き潰さなければ」
彼の言葉にミーティング中の全員が肯く。それでなくとも、西方リザベ周辺だけでなくすでに中原戦線にまで拡大侵食しつつある強大なカオスの勢力の圧倒的な攻撃力には舌を巻く。
その上、今回の一連の事件の謎を解く鍵となる白いフードのウィザードが立ちはだかっていた。
しかもモーリィの証言から言うと達人クラスかそれ以上――超越クラスの雷撃使いだと言う。今回の作戦に特に危機感を募らせていたエルは同じウィザードとして、その『威力』がどれほど強力で厄介な事かを身をもって理解していた。
だからこそ、レジスト系魔法は必要不可欠だと。
この悪天候がどのように互いに影響するのか、今はまだ計り知れないものがあった。
相手が雷撃を使いこなすのであれば体中がずぶ濡れになるほどの雷雨という状況はとてつもなく不利であるように思えるし、逆にこちらも雷撃で対抗する事で相手を圧倒する事が可能かも知れない。
また、これはクライフの考えだがウォーターコントロールもこれだけの雨であれば思いもかけず状況を変える事が出来るかも知れない。
それに加えて今回は対雷撃用の遮断障壁として岩石を用意していた。盾としてだけでなく、フロートシップから落下させる事で爆撃効果を狙おうという作戦だ。
「その為の、地上、上空からの二点攻撃なんだから」
今回の作戦の、最大の焦点はどうやらウィザード同士の魔法合戦と、対カオスニアン及び恐獣との近接戦闘に絞り込まれたようだ。
敵性ゴーレムに関してはモナルコス隊に任せて、目標を確実に絞り、一体一体確実に潰していく事を再確認する冒険者たち。
●耐性の威力!
自然の猛威である雷雨は探索する地上部隊にも、白馬隊にも厳しい状況だった。だが、逆に言えばこの天候は相手だって難しい問題の筈だ。追う側、追われる側という立場の違いこそあれ、天候は誰にも動かす事が出来ないのだから。
もちろん天候を操作する魔法はある。だがこの状況を見るに、『相手』もそれをしてこないのは、しない、のではなく出来ないのだと言う事なのだろう。
つまり、状況は恐らくイーブンに近いという事だ。
最もこちらが有利な点は、二つある。
こちらの戦力と戦法が相手に知られていない事と、こちらは相手の戦力と戦法を知っている事だ。
天候こそ不利ではあるが、状況は悪いばかりではない。こちらには『決定的に勝てる要素』をいくつも用意出来る時間的な猶予が残されていたのだから。
これで大敗を喫しようものなら辺境遊撃隊の名は底辺にまで叩き落されてしまうだろう。
カッ ゴォオォォァ
「まだ、遠いですね」
導 蛍石(eb9949)は光ってから鳴り出す雷の仕組みこそ正確に理解していないが、自然現象としての雷がそういうものである事を多くの冒険の中で知っていた。
「エルさんのレジストライトニングがあれば、上からの落雷は問題無いでしょう。私はむしろサイズや数がわからない、という恐獣の方が厄介な気がします」
イレイズ・アーレイノース(ea5934)は唯一はっきりしない恐獣の規模だけが不安材料だったようだ。それでも、輸送に大きな問題のあるティラノサウルスレックスなどの大型恐獣の可能性は低いだろう、と予想していた。
「大型恐獣は、こっちのゴーレムに任せて、俺たちはカオスニアンと中型以下の小物を潰していけばいい」
風は各個撃破を狙い、確実に叩く為の準備を進めていく。
そうしているうち地上部隊から連絡が入ってきた。
「どういう事? もぬけの殻?」
――嫌な予感がした。
現場に急行した白馬隊は、その僅か数分というタイムラグが致命的なミスだった事を知る事になる。
「な、何だってんだ! くそ!」
フロートシップから身を乗り出して見下ろした風とイレイズ、エルの三人。もぬけの殻、という報告があった次の連絡が、強襲のメーデーだったのだから。
見下ろしていた三人は、そこで信じられない光景を目の当たりにする。
凄まじい雷光が一直線に、木々をなぎ倒して、いや全てを吹き飛ばすほどの威力で伸びていったのだ! それに巻き込まれた地上部隊の精鋭たちは雨で濡れていたのが原因だったのか、感電し、一瞬にして『焦がされる』ようにして即死していった。
「な、なんだありゃあ!」
極太のレーザーみたいなライトニングサンダーボルトが放たれた後には、直線状に生命は存在しなかった。雷撃によって、焼き焦がされたのだ。轟音響き渡った地上の惨状は余りにも非常識な光景で、信じがたかった。
だが、今のは何だったのか。
これがたった一人で発動出来るレベルの魔法だというのか。
「せ、精霊砲じゃないですよね? 風の精霊砲とかじゃないですよね!?」
イレイズは見たことも無い強大な超越魔法を見下ろしながら戦慄する!
「ゴーレム降ろすわよ、地上対応班は急いで!!」
味方が奇襲されてさえいなければこちらの精霊砲で戦力分断など出来た筈だが、やはり上空からの探索は非常に困難だった。それはこの悪天候も索敵の難易度を高くさせていたからだ。
どちらにせよ、例の超越ウィザードが潜んでいるのは明らかである。
エルは地上に降りるメンバーと風、イレイズ。それから今回、自ら志願した囮役として愛馬ペガサスと共に飛び出した導と黄昏にもレジストライトニングを付与する。
この耐電能力付与が、今回の逆襲を覆す最大の功績を果たす事になる――。
●乱戦を制したのは
だが、途切れ途切れに入ってくる風信によると、報告書通りの金属ゴーレム及び鎧騎士、ゴーレムニストは確認出来ないという。
鎧騎士やゴーレムニストがいないという報告はあったが『ゴーレムがいない』、という情報は無かった為、再度確認させるも、やはり言葉通りのもぬけの殻だったらしい。
では、一体、ゴーレムはどこへ消えたのか?
一方地上では岩石を持って進攻するモナルコスを盾にしながら風やイレイズといった地上討伐班がセルナー地上部隊の応援に駆けつけた。
「何とか、間に合ったな」
「しかしゴーレムがいない、とか‥‥どういう事でしょうか」
「片腕のゴーレムの事か? 俺にもさっぱりだぜ‥‥だが、今はそんな事言ってられないようだ」
「――ですね!」
魔法を発動する瞬間、必ず発動者に起こる現象がある。
それは魔法発動の成功を証明する独自の『発光現象』が見られる事だ。眩しく光り輝くという訳ではないのだが、これだけは絶対に間違いなく(淡く)全身(魔法によっては部分の事もあるらしい)が発光する。
それで、発動者は魔法を発動した事を認識しうるのである。
もちろん攻撃魔法でも補助魔法でもそれは同じで、その発光は相手にも判別出来る。
基本的に魔法は持続性のもの以外は効果は『一瞬』だが、発光を見た後に魔法抵抗を行うのは状況的に難しい。
要は、詠唱中に潰すか詠唱完了までに魔法抵抗を成立させなければならないのである。
乱戦状態で、そんな事が可能か、と問われると。答えは非常に難しいと言わざるを得ない。
では、そういう状況で『防ぐ』にはどうしたらいいか?
この答えは意外と簡単だ。
――その為に耐性魔法というカテゴリが生まれたのだから。
元々は同系列の魔法の反動を自身に受けない為の保険で生まれたという説もあるが(本当かどうか、今となっては定かではないが)、結果的にはそんな原理は抜きにして、魔法戦で近接戦闘職が前衛に立つ場合、非常に有益な防御魔法がこのレジスト魔法だ。
もっとも、今回一番このレジストライトニングで恩恵を受けたのはペガサスと共に一人遊撃で突貫した導と黄昏だったのだが。
「見つけましたよ‥‥その白いフード、間違いないっ!」
出来るだけ直線上に立たないように大きく旋回しながら飛翔する黄昏から、ぐるりと見回すように体をひねる導。
ポウ、と光る白いフードの人影から、先読みの電撃が放出される!!
全速力で飛翔する黄昏は、だが、間一髪でそれを回避すると導の指示で急接近する。
ヒットアンドウェイで拘束魔法を発動させるつもりだ!
「本当に私にこんな曲芸みたいな真似‥‥出来るのか‥‥いや」
――やらなければ!
あれだけの威力だ。確実に達人か超越クラスだろう、であれば、魔力もさる事ながら詠唱も必然的に長くなるはずである。
高速詠唱で発動されると厄介だが、今のペガサスの移動速度なら何とか追撃される前にこちらの効果範囲に届く距離まで接近出来るはずだ。
ややゆるいエス字のカーブを描きながら白いフードのウィザードに突っ込む導と黄昏!
「(決まってください‥‥ッ!!)」
すれ違いざまに拘束魔法、コアギュレイトを発動する導。詠唱中だった彼女は、思わぬ邪魔に、もろにハマってしまう。
急旋回し、再度、今度は動けなくなっているウィザードに向かって、突撃する!
地上すれすれを滑空するように飛翔する黄昏の背中から霊木から削り出された木剣を構えて、その速度を利用して飛び降りながら、静止しているウィザードに体ごと飛び込むように必殺の一撃を繰り出した!
「少林寺流、蛇絡!!!!」
全身を使っての渾身の一撃を回避する術を持たない彼女は、そのまま地面に叩きつけられると意識を失った。
●消えた隻腕の巨人
何とか生きたまま捕獲する事が出来た、白いフードの女ウィザード。
彼女はこれまでの事件に深く関与している疑いがあり、メイディアに連れて帰り追求していくべきだろう。
問題は地上部隊からの通信で、金属ゴーレムが見付からないという報告だ。
地上討伐部隊として応援に駆けつけた風やイレイズたちも乱雑に投げ捨てられた消耗品の類は見つけたもののゴーレムの姿を確認するに至らなかった。
しかも最悪な事にもしどこかに移動しているのであればその形跡を辿ろうと調査を進めるも、この雨で、まるで証拠が洗い流されたみたいに掻き消されてしまっていた。
カオスニアン数十体及び恐獣――正体は小型の足の早いヤツが六体、という規模だった事が後に判明したこれらは、厳しい被害を負いながらも全滅させるに至る。
ホワイトホース上のエルやクライフたちも戦闘が終了したのを見計らって回収作業を手伝っていたが、モーリィの部隊構成員とセルナー地上部隊の構成員の死体の山を見ながら、悔しさを滲ませる事しか出来なかった。
今作戦上での被害は白いフードの女に蹂躙され一瞬にして焼き焦がされたセルナー側の地上部隊四人とカオスニアンに切り倒された一人。そして恐獣に噛み殺された一人という計六人だったが、負傷ではなく、ほぼ全員即死という最悪の結果を残してしまった。
死亡した官憲チームの遺骸は報告通り五人。こちらはモーリィのように片目を失ったり、というような特徴的な外傷は残されていなかった事が判明した。
十一名の尊い犠牲を弔う導。セルナー側の死亡者は残された我々地上部隊が責任を持って連れ返す、とラピスに強く言い聞かせるが、ラピスは顔をあげる事が出来ずにいた。
ホワイトホースは作戦終了と同時に死亡確認された官憲らをメイディアに送り届ける為、まだ止まない土砂降りの雨の中、重苦しい足取りで飛び去った。
――ところが。
メイディアに無事帰還したものの、失意の白馬隊は更なる悲報を告げられる事となる!
またそれと同時に信じられない情報が冒険者たちに告げられた。
そのどちらもが、悪い報告だった。
一つは金属ゴーレムを含めた例の部隊がまだ存在していた事。
もう一つは――帰還したはずのセルナー地上部隊の連絡が途絶えたという事だった。
どうやら、これは拡大し続ける対カオス戦線の中でも非常に特殊なケースに当てはまるだろう。
白馬隊が報告にあったカオスニアンらの拠点討伐に出発してからすぐの事、信じられない事態がメイディアを激震させた。
カオスニアンが投降してきた、というのだ。
彼らは投降の見返りに、潜行している特殊部隊の所在を教える、と言ってきた。不審に思いながらも形式上投降した敵兵を無為に扱えず王宮側はそれに対し追求をかけた所、とある部隊の事を話しはじめた。
そしてその部隊こそが、白馬隊が叩き潰すはずだったあの隻腕の金属ゴーレムとそれに関わる部隊だったのである!
彼らの言う通り、すでに移動しており、現在別の拠点へと潜伏を開始しているとの事。交戦状況と報告を照らしあわせると、どうにも嘘では無いようだ。
しかし投降したカオスニアンらにも、その部隊の目的は知らされていなかった。
どうやら独立部隊のようではあるのだが‥‥。そして彼らは白いフードの女ウィザードの事を尋ねるのだが、それには全員一致でわからないと首を降った。
本当に知らないのか、ただ口を閉ざしているだけなのか。
どちらにせよ、すでに例のゴーレムは更に侵攻している事が彼らの証言により明らかになった。
白馬隊はそして、リターンマッチの機会が与えられたのである!