辻馬車の悲劇‥‥?
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■ショートシナリオ
担当:蓮華・水無月
対応レベル:8〜14lv
難易度:普通
成功報酬:4 G 15 C
参加人数:3人
サポート参加人数:-人
冒険期間:12月01日〜12月06日
リプレイ公開日:2009年12月09日
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●オープニング
「出るんです」
冒険者ギルド。そのカウンターに座るなりそう言った男に、はぁ、と言われた受付係は曖昧な相槌を返した。あまりにいきなり、かつ端的すぎて、全く意味が分からなかったせいもある。
男は見たところ、中年ぐらいの、取り立てて上げられる特徴というものもない容貌をしていた。言っては悪いが、平凡な男。
そんな男の前にいったい、何が出たというのだろう? 少なくとも依頼であることには違いないだろうと、受付係は依頼用紙を取り出しながら考える。
実は、と躊躇いながら語りだしたのは、要約すればこんな話だ。
「わし、辻馬車をしてます。メイディアの南側が主な営業場所でして」
この頃のその辺りで馬車を走らせていると、ある特徴のお客様を乗せている場合に限って、追いかけてくる不審な青年が居るのだという。それは彼のみではなく、もう何人もの辻馬車仲間が目撃している。
ある特徴とはすなわち、若い娘さん。そして青年は、
「『どうか僕をいぢめて下さいッ!』と叫びながら全力で馬車の後ろを追いかけてくるんです‥‥ッ! わしらもう、ほんとうに恐ろしくって」
それは確かに、いろんな意味で恐怖体験に違いない。
「もちろんわしらもそんなんでは営業上がったりです。仲間内の勇敢な男が、そいつをとっちめてやろうと待ち伏せて、その、ちょっと過激な手段にも出ました。けど‥‥」
「反撃された、とか?」
「‥‥ええ、まぁ。ついでにその、『オジンは近寄るなっ!』て言葉にも傷ついたみたいで‥‥まだそいつ、30代で」
もぞもぞと男性なら何をおいても守りたい急所の辺りを押さえながら、悲痛な顔で状況を語る男である。ちなみにオジン呼ばわりされた仲間は心と身体に再起不能の傷を負い、今も自宅で膝を抱えてうずくまっているとか。
同じ男性として想像したくない痛みを思い、受付係も思わず沈痛な面もちになった。ガバッ! と中年の男がそんな受付係の手を握りしめる。
「頼みます、何とかあいつをとっちめてやって下さい! この頃じゃこぅ、すっと通った顔の若者なんかの時も追っかけてきて」
「なおさら○○○○じゃないですかっ!? 解りました、メイディアの平和のためにもこの依頼、確かに承りましたっ!」
受付係も男の手をがっしと固く握り返し、大きく頷き請け負った。急所を狙い、なおかつ婦女子を追いかけ、あまつさえ見目麗しい若者までとはなんたることか!
こうして、男達の燃えたぎる怒りに支えられて、その依頼は冒険者ギルドの掲示板のど真ん中に張り出されたのだった。
●リプレイ本文
さてその日、晃塁郁(ec4371)は悩んでいた。これは捨て置けない事態だと依頼を受けたまでは良いのだが、どうにもこの状況が彼女の記憶のどこかを触発してならないのだ。
「何でしょう。この展開、デジャブを感じるんですが‥‥」
「デジャブ、ですか‥‥?」
故に、悩む思いがつい声に漏れた塁郁の言葉に、聞いていたラフィリンス・ヴィアド(ea9026)が首を捻った。彼も彼とて数多の○○○○と戦ってきた身の上である。あるのだがしかし、この手の○○○○が今までに居たかというと‥‥いや、居たか。
同様に塁郁も○○○○との戦いを経験している。おそらくそのどれかだろうと、彼女は前向きに思考を打ち切った。伏せ字、敢えてそのまま。
と思ったら、言い切った人が居た。
「とにかく、この手の変態はきちんと指導しなければなりませんね」
放っておくと被害が拡大するだけですから、と虫も殺せぬたおやかな笑みでそんな事をのたまうラフィリンス(以下ラフィ。語感的に決定)である。はっきり言っちゃうと生々しくなるな。
だがしかし、言ってる事は全くその通りだ。この手の変態は半分は、嫌がられる事を喜びに行為に及んでいる事が多い。今はそうでなくとも、どう聞いても真性のMっぽい変態が、いつその喜びに目覚めるか知れないではないか!
そも、追いかけてくるのが馬車に乗ってる相手のみというのがもう、倒錯している。踏み越えてはいけない一線を踏み越えるまで近そうだ。
故になんとしてもメイディアをこの変態から守らねばならないと、冒険者達は熱く頷き合った。変態、許すマジ。
ぐっ、と拳を握りしめて変態撲滅を誓い合う中で、シファ・ジェンマ(ec4322)がふと手の中のレギオンホイップに視線を落とした。
「‥‥まさかこんなところで、レギオンホイップの威力が試されるとは思いませんでした」
姉さん、盛り下がってますからッ! かなり本気で嫌そうに眉しかめるの禁止ですからッ!
ラフィがそんなシファの肩に、そっと優しく手を置いた。浮かべているのは晴れ渡る空のように爽やかな微笑み。
「軽くトラウマになるくらいやってしまえば良いんですよ、二度とこんな事をしたくならないくらいに‥‥こういう人種はみんな死ねばいいのに」
ああ、一番黒い発言来た。爽やかに変態抹殺宣言までお出し遊ばしたラフィ様(←)に、そうですねっ、とシファは熱く頷いた。どうやら感じ合うものがあったようだ。
かくて、変態撲滅隊がここに結成される事となったのである。
◆
相手が辻馬車に乗っている相手でなければ萌えない(変態的な意味で)というのであれば、こちらもそれに合わせる必要がある。幾ら撲滅したくとも、相手に出会えなければ全く意味のない話だ。
という状況を鑑みて、少し前向きにシファが提案した。
「ここに集まっている全員で辻馬車に乗っていれば、向こうから○○○○な若者がやってくるでしょうから、そこを捕まえてせっか‥‥もとい、『お話し合い』をしてはどうでしょう?」
むしろ他に選択肢はないのだが、あまり認めたくない事実だ。台詞ですら伏せ字がばっちりとはさすが冒険者、と聞いていた依頼人達メイディア南部辻馬車組合(仮称)は深く感動して頷き、彼らに全面協力を申し出た。そうすれば、変態撲滅隊隊員も変態と同じフィールドで戦う事が出来る、戦いたいかはともかくとして。
ありがとうございます、とラフィが微笑んだ。
「女性陣は確実に標的になるでしょうから、万が一の事がないようにしっかりと警護しましょう」
「あ、ああ‥‥つーか、あんたも危な‥‥」
「バ、バカッ! それは言うんじゃないッ!」
思わず、といった感で声をかけた辻馬車組合(仮称)の男に、仲間の男が慌てた様子でゴスッ! と脇腹にエルボーを食らわせた。決して言ってはいけない一言がある。ラフィのこめかみにぴくりと青筋が立ったのは、気のせいじゃないはずだ。
(まぁ、その場合は全力で潰すだけですが)
‥‥今この瞬間、まだ見ぬ変態に死亡フラグが打ち立てられた。まぁ仕方がない、何しろ相手は変態だし(ぇ)
とはいえ変態にも五分の命、じゃなかった、生存本能はあるだろう。いかにも冒険者と言った風情のままでは、ヤられると察知して姿を現さないかも知れない。
その可能性を懸念して、塁郁とシファは各々町娘らしい装いに着替え、それらしいメイクも施した。本当は古着屋に寄って見繕おうかと思ったのだが、場所を聞いたら辻馬車組合(仮称)の奥様方が寄ってたかって、自分のや娘の服を貸してくれたので、今身につけているのはそれである。
「さ、ラフィリンスさんも」
「お1人だけそのままでは目立ちますし」
そこで手抜かりを出すわけにはいかない、と女性2人は良い笑顔でラフィの為にセレクトした衣装を差し出した。これも変態を捕らえるため、と言い訳しながら、着せ替えごっこ宜しく楽しそうにラフィを変装させていく。女装ではありません、念の為。
やがて、すっかりどこにでも居る町の若者と言った風情に変身した冒険者達を見て、うんうん、と依頼人の男は満足そうに頷いた。
「いやぁ、そうしてると全く、若い姉ちゃんを侍らせてるダメな兄ちゃんみたいに見えますよ。さすが冒険者さん」
具体的にはどこかの恋多き若旦那あたりを指していたものと思われる。辻馬車でンな事してたら色々問題あり過ぎだが。該当人物については王宮図書館でどうぞ。
明らかに間違った称賛を受けながら、3人は揃って辻馬車に乗り込んだ。さりげなくシファと塁郁が視線を交わしあい、ラフィの腕に両側から引っ付くという念の入れようだ。冒険者たるもの、いかなる依頼でも手は抜かない。
時折押し付けられる悩ましい膨らみと共に(?)辻馬車はがらがらと轍の音高く走り出した。心なしか、馬に鞭をくれる男の手付きも力強くなったようだ。ついに悩まされ続けたあの変態が、という喜びが彼に活力を与えているに違いない。
辻馬車は色々とカオスな事態を満載に、メイディアの平和な町並みをがらがらと走り抜け、一路南へと向かっていく。次第に馬車の中にも緊張感が漲り始めた。油断なく辺りに目を配りながら、いかにも町の若者らしく装う3人。
同じく期待に動機息切れを起こす(?)胸を押さえながら、依頼人の辻馬車の男が中に聞こえるように大声を張り上げる。
「ここら辺りがいつも奴が出る所で‥‥」
「‥‥そこの辻馬車に乗ってるイケてるお兄さん&お姉さ〜ん‥‥ッ!!!!!!」
――ズドドドドオォォォォ‥‥ッ!!
その言葉が終わるか終わらないかのうちに、辻馬車の背後から迫ってくる明らかに足跡なんて可愛いもんじゃない地響きが、耳にした瞬間逃げたくなるような叫びと共に迫ってきた。依頼人の男に、そんな大声で叫んだら諸バレだろうが、と突っ込みを入れる隙も与えない。
「さすが○○○○‥‥なんて常識外れな足音‥‥ッ!」
「感知するまでもなく向こうから来ましたね」
はっとシファが息を呑み、塁郁が深く頷いた。まぁ何て言うか、わざわざ魔法とかで感知してなくても向こうからやって来そうな気がしたというか、むしろ積極的に存在を察知したくなかったというか。多分、後者の方がホントの理由だ。
覗き窓から外を見ると、一見すると普通の若者が全力疾走で、髪を振り乱し、そして爛々と辻馬車に視線をすえて物凄い勢いで迫ってくる。その時点ですでに変態だ。アレ、人間の速度超えてませんか。
変態は恐らく、変態にしか持ち得ない超越的な視力を持ってして、馬車の中の3人の視線が今まさに彼の上に集中した事を察知した。察知し、その眼差しに込められた隠しようのない嫌悪感に身悶えした。
「あぁ‥‥ッ♪ その虫けらを見るような眼差しがたまらない‥‥ッ!! お願いです、どうか僕を皆さんで‥‥ッ」
「コアギュレイトッ!!」
返答は、塁郁の問答無用の拘束魔法だった。肝心の台詞は聞こえなかったが、塁郁の心の耳にははっきり彼が『いぢめてくださいッ!!』と絶叫する声が聞こえたのだ!
はぐぁッ!? と若者が猛突進のままつんのめって、ゴロゴロゴロゴロゴロ‥‥ッ! と石畳の上を豪快に転がった。同情するより先に、迷惑そうに眉をしかめてスササササッと若者を避ける通行人。辻馬車も同時に急停車して、グギャギャギャギャッ! と耳障りな音と共に2回転半位する。
――ピシィッ!
土煙を上げながら停車した辻馬車から降りたシファが、はっきりご近所迷惑な変態に、すかさず衣装のスカートを豪快に翻すや否や、太もも辺りに括りつけていたらしい鞭を取り出し一振りした。その辺りの描写は色々自主規制なので、そんなイメージだと想像して頂きたい。
レギオンホイップが唸りを上げ、すっ転がる若者に魔手を伸ばした。絡め取られ、締め上げられて若者が「あぅ‥‥♪」とあまり聞いてて心地よいと思われない悲鳴を上げる。
辻馬車の中から、乱暴すぎた停車にぐらぐらする頭を押さえながら降りてきた塁郁が、同じくふらついているラフィに手を貸した。それからにっこり微笑んで、鞭で絡め取られた若者をロープでしっかりギュッギュと縛り上げる。
「はじめまして。淑女へのご挨拶としては不穏当なので黙らせて頂きました。予めご了承下さいね」
「あぁ、この全身を締め付けられる痛み‥‥♪」
まったく聞いていない若者は、アブナイ喜びに眼をハートマークにして身悶えていた。もう殺して良いだろうか、と塁郁は笑顔で考えた。
◆
とは言え、彼ら変態撲滅隊の任務はあくまで、変態の捕獲と『お話し合い』である。殺すわけには行かない。ええ、行きませんとも、例え今この瞬間撲殺したい感じで息を荒げている変態が目の前に居ようとも。
故に、撲滅隊は残されたたった一つの手段に出た。即ち――『お話し合い』だ。口で言って判らなければ、実力行使で判らせる。
「どうか妙な台詞と共に女性や男性を追いかけるのは止めて頂けませんか?」
――ピシィッ、パシィ‥‥ッ
穏やかかつにこやかな――ええ、決して凄みのある女王の笑みなんかじゃない、にこやかな笑みでレギオンホイップを手足のように振るうシファ。その合間合間に耳障りな歓喜の声を上げる変態。怒りの眼差しで『どうか仲間の仇をッ!!』と祈りを込める辻馬車の依頼人。
ハッ! 一際鋭く鞭を振るう手首がしなった。
「そもそも、お兄さんが先に出るって、どういう事ですか!?」
姉さん、それ私怨です。
「あぁ‥‥ッ、お許しを‥‥ッ」などと言いながら、多分かなり乗り気になってきた変態である。いたぶる気をそそられるんだか、萎えるんだか。
チラ、と痛みと歓喜に喘ぐ変態の眼差しが、ラフィの上に一心に注がれた。さすがに鞭で打たれ続けると、変態といえど痛みに声が掠れるのだろうか。いや、一般人なら普通の反応だが。
許しを請うているのか。掠れて聞こえない若者の言葉を聞き取るべく耳を寄せたラフィの耳に、荒ぐ息の下から確かに紡がれた言葉が届いた――『ど、どうか‥‥お兄さんにいぢめられたい‥‥(ポッ)』。
変態道もここまで極めれば、恐らく彼にも悔いはないはずだ。瞬時にラフィの変態抹殺メーターが振り切れたのも、無理からぬ事である。
ラフィは虫も殺せぬような慈愛の笑みを浮かべ、躊躇わず右足を振り上げ。
「汚らわしい‥‥今すぐ死に絶えてくれませんか‥‥?」
「○×△※□☆●〜〜〜ッ!?」
一ミリたりとも揺るがぬ笑顔のままで、全体重をかけてアレな場所に右足を振り下ろした。さしもの変態も、この攻撃を喜びに昇華する事は出来なかったらしい。悶絶し、声にならない悲鳴を上げて白目を剥いた。
ヤッタッ!! 辻馬車組合(仮称)の男たちが、今まさに仲間の仇が取られた瞬間と手を取り合って感涙に咽んだ。今なお自宅で膝を抱えて癒えぬ傷に苦しむ仲間にも、この光景を見せてやりたかった。
ああ――だがしかし、この程度で『お話し合い』が終わるなど、竜と精霊が許すはずはない。相手は憎むべき変態だ。痛めつけられ、甚振られて喜ぶ相手なのだ(←
ならばこの甘美かつ想像を絶する痛みのループ、心行くまで味わわせてやるのが変態撲滅隊の使命であり、この哀れなる変態の若者への慈悲でもあるはずだ。ああ、そうに違いない。そう決めた、たった今。
「さぁ、大いなる母は○○○○な貴方でも生きてていいと(生)温かく仰っておいでです」
塁郁が生暖かい慈愛の笑みで、苦悶に気を失った若者の傷を癒してやった。ハッ!? と目覚める変態。目の前には3人の撲滅隊の、慈愛に満ちた良い笑顔がある。まだじんじんと痛むアレ。
そうか、と若者は天啓を得たように愕然と目を見開いた。
「これが愛の痛み‥‥ッ」
それだけは、絶対にない。
その場に居た全員の心の叫びと共に、再び折檻‥‥ではなく、真剣な『お話し合い』は再開された。最早遠慮なく笑顔で踏み潰すやら蹴り飛ばすやら。降り注ぐ鞭の嵐はますます冴え渡り、多分カオスの魔物が相手でももうちょっと容赦があるかもしれない無残な攻撃に、さしもの真性Mも本気の苦痛の悲鳴を上げる。
「ちょ、激し過ぎ‥‥ッ」
「口を開かないで下さいね、穢れますから」
「ふぐぉぇぁッ!? アアァッ、お許しを‥‥ッ」
「まだ我慢出来るでしょう!?」
「ええ、幾らでも癒して差し上げます、大いなる母の愛は無限ですから」
ビシィッ! ゲシッ! バキッ! ベシンッ! ドコッ!
聞くも恐ろしい効果音の合間に、変態の苦悶と歓喜と苦痛の喘ぎが漏れ聞こえた。白目を剥いて気絶してはリカバーで強制的に目覚めさせ、さらにいたぶられて気絶してまたリカバー。以下エンドレス。文字通り終わらない責め苦。
幾度目かに、白目を剥いた若者に塁郁が生暖かい慈愛の笑みでリカバーをかけた。だが肉体的な傷はともかく、精神的に歴戦の冒険者3人に徹底的にいたぶられ抜かれた若者は、さすがに限界(何の)を超えたらしく、復活してこない。真性Mの気概、ここに敗れた瞬間だ。
何となく乗り気な様子で鞭をビシィッ! と両手で構えたシファが、はっと我に返った。それから僅かに視線をさまよわせ、えーと、と笑顔で注釈する。
「先に申し上げておきますが、これは『話し合い』のための作業で、私にこの若者がいうような『イジメる』趣味はありませんです。念のため」
悲しいかな、この場にそれを信じるものは、仲間を含め誰一人としていなかった事を、謹んで付け加えておきたい。ただ1人、気絶した若者だけが何だか幸せそうに見えて、ラフィはトドメの一撃をえぐりこんだ――勿論アレに。
◆
こうして勇敢なる変態撲滅隊の3人は、メイディア南部辻馬車組合(仮称)の間に伝説の救世主として語り継がれる事になった。だがしかし、隊員の誰もが揃ってこの依頼の事を努めて記憶から消去しようとした事は言うまでもない。