明日は君がために

■ショートシナリオ


担当:月原みなみ

対応レベル:8〜14lv

難易度:普通

成功報酬:4 G 15 C

参加人数:6人

サポート参加人数:-人

冒険期間:12月05日〜12月10日

リプレイ公開日:2007年12月14日

●オープニング

 その子供は、親に捨てられ、愛情というものを知らずに十二の年齢まで育った。
 自分を「幸せ」だと思った事は一度も無い。
 忌子として疎まれ、差別と迫害に追われて来た時間は、子供の心に傷を残すことはあっても、温かな感情を覚えさせることなど有り得なかったからだ。

 そんな少年を、一人の冒険者がアトランティス・ウィルの国に連れて来た。
 生活環境は激変したが、それでも、子供の閉ざされた心に近付くには長い時間が必要だった。
 ――そうして、およそ一年。
 冒険者はその子供に、ようやく子供らしい笑顔を取り戻させた。
 近隣住民の目にも微笑ましく映る二人の姿には、まるで本当の親子のような絆が生まれていたのだ。


 ***


「なのに…、その冒険者は亡くなられてしまった」
 確認するギルド事務局の青年に、依頼主となる女性は沈痛な面持ちで頷いた。
 彼女は件の子供の隣人で、近頃の彼の様子を見ていて居た堪れなくなり、ギルドに依頼を持ち込んだのだ。
 彼女は語る。
 今の少年はとても見ていられない、と。
「エイジャ…その子を育てていた冒険者の方ですけれど…、彼の仇を取るための修練だと言って、毎日、毎日…惨たらしいほど自分の身体を痛めつけているんです」
 冒険者は依頼の最中にモンスターの犠牲となってしまったそうだ。
 そして彼の養い子は、彼の仇を取るために強くなりたいのだと。
「私は、出来ることならあの子には穏やかに生きて欲しい…、エイジャだって、あんなに無茶をしているあの子の姿を望んでなどいないはずです」
「ええ…」
「それでも…、それでもあの子が仇を取りたいと言うなら、せめて正しい修練の仕方を教えてやって欲しいのです」
 切々と訴える彼女に、事務局の青年は頷いた。
「判りました。ここは様々な冒険者達が集う場所…、必ずや、その子のために名乗りを上げてくれる冒険者が集まりますよ」
「どうか、宜しくお願いします」
 穏かに声を掛ける青年に、彼女は深々と頭を下げた――。

●今回の参加者

 ea0244 アシュレー・ウォルサム(33歳・♂・レンジャー・人間・イギリス王国)
 ea1565 アレクシアス・フェザント(39歳・♂・ナイト・人間・ノルマン王国)
 ea1984 長渡 泰斗(36歳・♂・侍・人間・ジャパン)
 eb0010 飛 天龍(26歳・♂・武道家・シフール・華仙教大国)
 eb4324 キース・ファラン(37歳・♂・鎧騎士・パラ・アトランティス)
 eb4402 リール・アルシャス(44歳・♀・鎧騎士・人間・アトランティス)

●リプレイ本文

● 一

「養い親を亡くした禁忌の子供、か」
 依頼主と、その隣に暮らす件の子供と会う為に集合場所から彼らの村へと移動する冒険者達。
 その一人、キース・ファラン(eb4324)が思案顔で呟く内容にリール・アルシャス(eb4402)が気に掛ける素振りを見せた。
「忌み子なんて言われていたからには普通の社会生活を送れない理由があったって事だろうし、ハーフエルフって可能性もあるよな」
 出身はジ・アースだと聞く。
 冒険者の間では種族の隔たりなど何の問題にもなりはしないが、国によっては非道な扱いを受ける原因になる、それが混血の子だ。
 アトランティスにおいても根底の意識は変わらない。
 変えるのは、人の理解。
「‥‥? どうした、リール」
「いや‥‥、少し胸が痛むなと思っただけだ」
 キースに問われて、彼女は軽く首を振った。
 過去にも様々な事情を抱えた子供達と関わってきたが、彼らは過酷な暮らしの中でも共に歩ける仲間や、情を感じながら生きていた。
 今回の少年はようやくの事で温かな感情を教えてくれる人に出逢えたのに、その人物すら突然の悲劇に奪われてしまったのだ。
「その子供が仇を討ちたいと考えるのは、当然かもしれないな」
 ぽつりと、彼らの会話に言葉を落とすのはアレクシアス・フェザント(ea1565)。
「うーん、個人的には復讐を止める気なんてさらさら無いんだけどさ」
 アシュレー・ウォルサム(ea0244)も静かな声音で語るが、続く言葉に伴うのは彼だから持ち得る重みだ。
「こういう強い目的は生きる気力になると同時に、それを果たした瞬間に後の目的を奪ってしまうからねぇ」
「確かに」
 肩を竦めて見せるアシュレーと、軽い息を吐くアレクシアス。
 一方で彼らの考えを黙って聞いていた飛天龍(eb0010)と長渡泰斗(ea1984)の二人は「とりあえず」と当面の方向は決めていた。
「無茶な修練ってやつを止めさせるのが第一だろ?」
「俺達が指導すると言って素直に聞き入れるかという問題もあるしな。とりあえず、その子供がどんな方法で修練しているのか見てみよう」
「ああ」
 意見を確認し合って後、冒険者達は目的地となる村に足を踏み入れた。


● 二

「ヤーーッ!!」
 カンカンカンッ、と叩き鳴らされるのは大樹の枝にロープで垂らされた木偶だ。
 誰の手製なのか辛うじて人の形に見えるそれには刀と思われる形状の棒も備え付けられており、少年は自分でそれらを揺らし、不規則に近付いてくる相手を打ち返していた。
 依頼に聞いた少年の年齢は十三だが、大きくはなくとも尖った耳を見れば幼い体格も頷ける。
 やはり、と思う。
 ただ純粋に。
「あっ」
 不意に背後から迫った木偶が少年の背中を襲う。
 それの持つ武器が本物の刃であれば確実に背を貫かれる位置だ。
 思わず足が出そうになったのはリールだが、直後に背後に気付いた少年は間一髪で躱してみせる。
「良かった‥‥」
 彼女は安堵するが、対して他の男達は。
「動きは機敏だねぇ」
「エルフの種族は基本的に人間より能力が上だからな」
「あれは鍛えればものになりそうだ」
 アシュレー、アレクシアス、天龍の感心した物言い。
「基礎がなってない以前に、あの得物が合わない気もするが」
「まずは体力だろう、木刀を持つ手に力が入っていない」
 泰斗とキースが冷静に少年の動きを分析してみせる。
 これが男女の差かと思うと些か苦いものを感じるが、そうして視線の先を変えた彼女だから気付いた。
 こちらを伺うようにして佇んでいる一人の女性。
「貴方は、エイジャ殿のお隣に住まわれている‥‥?」
「はい、クイナと申します」
 女性は名乗り、丁寧に頭を下げた。
「ギルドから来て下さった冒険者の方々ですね?」
「ええ」
 彼女達の会話に気付いた男達もそちらを振り返り、六人がそれぞれに名乗ると、クイナは再び「宜しくお願いします」と頭を下げた。
「あの子の名は?」
 アレクシアスが問うと、クイナは少なからず言い難そうに一同を見渡す。
「あ、あの‥‥、私、皆さんにお話ししていないことが‥‥」
「彼がハーフエルフだという話しなら、何の問題もありませんよ」
「私たち冒険者に種族は関係ありません」
 迷いの無い断言に、彼女はようやく表情を和らげた。
「ありがとうございます、あの子の名はユアンと申します。どうか‥‥、どうか、あの子の心を救ってやってください」
 必死に訴える彼女は、そうして三度、頭を下げたのだった。


● 三

 ギルドから雇われて来たと言えば心証が良くないのは明らか。
 そのため、彼らはユアンの養い親エイジャと生前親しくしていた冒険者仲間であり、彼に何かあれば養い子の力になると約束していたとして少年と接する事に決めた。
 この最初の接触を任されたのはアシュレーである。
 完全に気配を隠し、我武者羅に木刀を振って木偶を打ち続ける少年の背後に回る彼は道化姿。
 色鮮やかな衣装はそれだけで人目を引く。
 修練に集中していた少年も同様、視界の端に映った原色にぎょっとして動きを止めた。
「あ」
 同時、その後頭部を直撃する木偶。
 幸いにも相手も背中を向けていたことから大事には至らなかったが痛さは相当のものだ。
「いってぇ! なっ‥‥誰だよアンタ!」
 刺々しい口調で言い放つ鋭い視線は、しかし涙目。
「へぇ、そのくらいのことで泣くんだ? 随分と泣虫だね」
「! 何だと!?」
 一瞬にして顔を火照らせた少年は荒れた感情のままにアシュレーに向かって木刀を振り回した。
 が、形ばかりか手足どちらも覚束無い状態では彼の衣服を掠ることすら出来ない。
「この! 正々堂々と戦え!」
「――と言われてもね」
 トン、と横を掠った頭に手を置いて軽く落とす。
 それだけで少年は大地に転がる。ズサッ‥‥と砂埃を舞い上げて倒れこんだユアンに、アシュレーは大袈裟な溜息。
「俺は接近戦て苦手なハズなんだけどなぁ」
「‥‥っ」
 のんびりとした物言いは、それだけで子供の神経を逆撫でた。
「この‥‥!」
 木刀を杖代わりにして立ち上がり再び向かってこようとするが、これをアレクシアスが制する。
「それくらいでいいだろう」
 低い声に、ユアンは驚いて辺りを見渡し、そうして初めて道化姿の彼の他にも五人の大人達がいることに気付いた。
「しふしふ〜!」
 場の雰囲気を変えるのはシフールの天龍が上げた朗々とした声。
「よぉ、随分と無茶なことをやっているらしいな」
 泰斗が言い、その隣には複雑な顔をしたキースが並ぶ。
「頭の後ろ、大丈夫か?」
 心配して掛けた言葉は、しかし少年の驚きを煽るだけ。
「なっ、なんだよアンタ達!」
「エイジャの友人だ」
「ぇ‥‥」
「彼から、自分に何かあった時には貴方の力になるよう頼まれていた」
 アレクシアス、リールが続き。
「そういうこと」とアシュレーが肩を竦めてみせる。
「ユアンがエイジャの仇を取りたがっているって聞いたから腕前を見に来たんだよ」
 冒険者達の言葉に、ユアンは言葉を失くしていた。
 だが沈黙は僅かな間だけ。
 少年はすぐに彼らを拒否する。
「嘘だ! エイジャがそんな事‥‥っ、余計な事をするな!!」
「ユアン!」
 リールが呼び止めようとするも間に合わず、少年は駆け出した。
 あっという間に見えなくなる背は村の彼方。
「これは骨が折れそうだな」
 天龍の言葉に、各々が胸中で頷いた。


● 四

 翌日。
 クイナの家で朝を迎えた冒険者達は、朝早くにユアンが家を出て行くのに気付いた。
「修練、か」
 窓からその様子を眺めていた泰斗は呟き、後を追う事にする。
「俺も一緒に行こう」
 キースが同行し、全員でついて行っても無意味と考えたリールとアシュレー、そして天龍はクイナを手伝って朝食の準備をすることに。
「貴女にもユアンの話を聞いておきたいんだが」
 アレクシアスがそう語り掛ければ、朝食の支度は自分達がするからと天龍が言い、彼女は沈痛な面持ちながらも彼の正面に座るのだった。


 一方、ユアンを追った泰斗とキースは少年の修練方法と言うのを黙って見ていた。
 が、少年にとっては無言の視線こそが苦痛だったようで何度も彼らの様子を伺う。
「修練には集中力も大事なんだぞ」
 言えば、途端に怒鳴り返して来ることも。
「邪魔だから消えろ!」
「他人の視線すら気になるようじゃ敵討ちまでは遠そうだな」
「っ」
「やっぱり得物が合ってないんじゃないか? その細い腕じゃ満足に振れないだろう」
 彼が持つ木刀を指差して言うキールに、今度こそ少年の顔が朱に染まる。
「うるさいっ、俺は自分の力で仇を取るんだっ、口出しするな!」
 怒りに任せた反発に、しかし泰斗は笑う。
「ほぅ? だったら、その自己流で俺から一本でも取って見せるか?」
「ぇっ」
 怯む少年を、泰斗は更に煽る。
「なんだ、結局は自分の弱さを自覚したくないだけか?」
 明らかな挑発だ、だが子供には効果覿面。
「くそぉっ‥‥!」
 かくしてユアンは泰斗に向かって木刀を振り上げ、進み出た。


「触りたくないだろう、って言うんです」
 クイナはアレクシアスに語る。
 洗い場に立つアシュレー達も手は動かしていたが、耳は二人の会話を聞いている。
「あの子がエイジャと出会う前‥‥、故郷では、ユアンが触れたものはその場で破棄するのが当然のことだったそうです。悪いものが伝染するとか、そういう言われ方をされて来たようで、‥‥たぶん、あの子は怖いのだと思います。また拒絶される日々に戻る事が」
 少年にとっては、自分を受け入れたエイジャが奇跡だった。
 その彼とも打ち解けるまで一年掛かり、――そして突然に失った。
 仇を取りたいと願うのは当然。
 現在の彼を生かしているのは、その強い気持ちだけだ。
 ならば、その後はどうなる。
 目的を果たした後の、子供の命は。
 人生は。


「やあああっ!!」
 勢い良く懐に飛び込んでくる威勢は天晴れ。
 だが余りにも脆弱。
 余裕で躱した泰斗の足下に少年は倒れ込む。
「ぐぁっ」
「ほら、どうした。掠りもしないぞ」
「‥‥っ」
 ユアンは既に息が上がり、足下も覚束無い。
 戦う以前に身体の基礎が成っていないからだ。
「くそ‥‥っ‥‥なんで、何でだよ‥‥!」
「強くなるにはそれなりの順序ってもんがある。得物を持って敵と戦うには、まだ無理が有り過ぎる」
 だが、と容赦ない言葉に重ねて紡がれるのは彼の可能性。
「俺の初陣は十四の頃だった、いまのおまえさんの年頃と大して変わらん。先ずは基礎と体力だ」
「そのための方法なら、俺達は幾らでも教えてやれる」
 キースが間近に膝を付いて告げた。
 少年は両手で顔を覆う。
 倒れたまま。――その肩は小さく震えていた。


● 五

 夜半過ぎ。
 泰斗とキースにしごかれた為か深い眠りについていたユアンの部屋を訪ねたリールは、そのあまりにも雑な部屋の装いに苦笑した。
(なるほど、子供一人では家事炊事に手が行き届くはずも無い)
 自分も得意と言うわけではないのだが、強くなる、養い親の仇を取る事にばかり囚われず、家族というものの温もりを思い出すきっかけになればと考えた。
 そうして部屋を片付け始めてどれくらいが経ったのか。
 ようやく全体の床と家具の区別が視力だけでつくようになった頃、起きて来た子供は驚きを露にした。
「おはよう」と彼女が声を掛けても、返答は無い。
 ただ、丸くした目で何故かと繰り返す。
 リールは、やはり苦笑交じりに応えた。
「お隣のクイナ殿が掃除をしようとしたら怒るそうだな、触りたくないくせにと」
「ぇ‥‥」
「確かにハーフエルフを快く思わない者もいるだろうが、自身を貶めるような言動は感心しない。それでは、大切な事にも気付けないだろう」
「大切な事?」
 聞き返してくる少年に、リールはゆっくりと、この言葉が少年の心に染み入るよう祈りながら告げる。
「ユアンを心配している人がいるという事、だ」
 少年の目が見開かれる。
 それは思いもしなかった言葉に対する驚きだろうか。

 ――っ! はっ!

 不意に、外からテンポの良い掛け声が聞こえて来た。
 誰かと窓から確認してみれば、クイナの家の庭先で朝早くから流派の型稽古をする天龍だ。
 その姿を凝視する少年に、リールは告げる。
「彼は格闘の達人だ」
「ぇ‥‥」
「だが毎朝欠かさずに基本の練習を重ねている。強くなると言うのは、そういう事だ」
 基本を決して疎かにせず。
 強さを驕らず、固執せず。
「私たちは、それをユアンに伝えに来た」
 少年は更に目を丸くして彼女を見返す。
 その瞳に宿るのは驚きであり、戸惑いや、不安。
 ‥‥期待。
「目的を叶える為には手段が必要だけど、その手段を間違えれば目的には辿り着けなくなるし、歪んでしまうものだよ」
「!」
 次いで届いた声に慌てて振り返ると、いつの間にか室内にアシュレーの姿があった。
「リール、掃除するって一声掛けてくれれば手伝ったのに」
「ああ、子供一人分なら自分だけで大丈夫だろうと思ってな」
「じゃあ朝食は俺が腕を奮おうかな? この家の台所も使えるようになったみたいだし?」
 挑発的な視線をユアンに向けたアシュレーは、外の天龍を指し示す。
「基礎を習って来たら? 武術の先生だから、他の連中よりは優しく教えてくれると思うよ。で、一汗かいたらしっかりと朝食を取る。いいね」
「か、勝手に決めるな‥‥っ」
「おやぁ?」
 アシュレーの口元に浮かぶ不敵な笑み。
 この期に及んでまだ逆らうかと楽しげにしている彼を見て、リールは笑ってしまう。
「彼の言う事は素直に聞いた方がいい。怒らせると一番怖い」
「それは心外だなぁ」
 返す口調は相変わらずのんびりとしているが、幼いユアンも何かを感じ取ったらしい。
「ぉ‥‥おまえにだけは絶対に習わないからな!」
 可愛くない事を言って天龍の傍へ駆けて行く少年を、二人はそれぞれの表情で見送りながら、今日からは忙しくなりそうだと予感するのだった。


● 六

 天龍が師匠となり、基礎体力作りはキースが。
 泰斗と実戦形式で武器を交える少年の長所・短所を、相対した彼は勿論のこと、端で見ているアレクシアスも助言するようにした。
 ユアンは、まだ素直でないところも多々あったが、しかし大切な事には気付けたようだ。
 自分を心配してくれている人がいること。
 現在の自分に出来る事が、どれだけあるのかも。
「いまは何よりも地道な修練が必要だが、仇を討った後はどうするつもりだ?」
 休憩の合間に尋ねたアレクシアスに、少年は小首を傾げる。
 まだはっきりとした未来は見えない。
 だが、叶うならば。
「‥‥エイジャのような冒険者になりたい」
 百歩譲ってアンタ達みたいな冒険者でも良いけれど、と。
 照れ隠しのような憎まれ口を叩く少年を、途端に羽交い絞めしたのは泰斗だ。
 苦しいと言いながらも、子供らしい響きを伴う声音には安堵する。
 その先の目標を持てたのなら、ユアンは大丈夫だろう。

 冒険者達は顔を見合わせる。
 未来の仲間を笑顔で包んで――。