出現、カマ導師!
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■ショートシナリオ
担当:U.C
対応レベル:1〜3lv
難易度:普通
成功報酬:0 G 78 C
参加人数:8人
サポート参加人数:-人
冒険期間:07月06日〜07月13日
リプレイ公開日:2004年07月12日
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●オープニング
──夜。
仕事帰りに自宅へと急ぐケン・タケマッジーさん24歳独身(仮名)の前に、突如その男は現れた。
「ハーイ、そこ行くナイスボーイ。ミーと甘い夢のひと時を過ごさないカーイ?」
‥‥金髪碧眼の筋肉のカタマリが、白い歯を見せて笑顔を浮かべ、マッシブなポーズを取っている。
それだけならまだしも、その筋肉男は、股間を無数の赤いバラの花で隠しているのみ‥‥という格好であり、見るからにタダ者ではありえなかった。
「うわぁぁぁぁぁーーー!!」
いきなり目の前に現れたザ・変態を見て、悲鳴を上げるケン・タケマッジーさん24歳独身(仮名)。そりゃそうだろう。夜に1人でこんなのと出会ったら、円卓の騎士ですら寒気を覚えるに違いない。
「ふふ‥‥驚いた顔もステキだよマイフレンズ。よぉーし、今夜は君に決めた。君に決定ダヨ!」
一方の赤バラ男はケン・タケマッジーさん24歳独身(仮名)の全身をじっくり眺め回すと、満足そうに頷いて片手を上げ、パチーンと指を鳴らす。
それに合わせて、周囲の物陰からゴブゴブ言いながら現れるゴブリン達。その数4体。格好は‥‥男のようにバラで股間を隠したのみ、という姿だ。ただし、彼らは黄色のバラである。
「な、な、な‥‥!!」
たちまち周りを囲まれ、声を失うケン・タケマッジーさん24歳独身(仮名)。
「紹介するヨ。彼らはゴブリンだが、ミーと愛のカマソウルで結ばれたベストフレンドね。そして今夜からは君もミー達の仲間ダヨー!」
「いやーーーーーー!」
とりあえずカマソウルって何、とか思ったが、質問するより逃げた方が良いと数ミリ秒で判断して、ケン・タケマッジーさん24歳独身(仮名)は赤バラ男に背を向けた。
‥‥が。
「オーノー。照れ屋さんー。逃がさないゾー」
赤バラ男が投げキッスを送ると、風が渦を巻き、刃となって獲物に襲いかかる。ウインドスラッシュの魔法だ。
「うわぁっ!?」
あっという間に服のみを切断され、ケン・タケマッジーさん24歳独身(仮名)の足は走り出す前に止まってしまう。
「ふっふっふっふ‥‥」
低い笑い声に振り向くと‥‥とっても筋肉質な笑顔でじっとこちらをみつめる赤バラ男と目が合った。
「さあ、もう離さないゾー! ユーはミー達のベストカマフレンズ! 今日からボクタチ、オシリアイー!」
「あれぇぇぇぇぇぇ〜〜〜!!」
‥‥バラの花が一輪、ぽとりと落ちた‥‥。
‥‥というようなわけで、キャメロットから3日程行った所の町で、毎夜男性のみが襲われるという事件が発生している。相手はどうやら風の精霊魔法を使う上に、4体のゴブリンを従えているようだ。普通の相手ではないだろう。色々な意味で‥‥。
まともに戦っても危険な相手なので、やはりここは例によって、男性の囮を立てておびき出し、ある程度油断させた後に他の面々で一気に叩く‥‥という方法が有効だろう。他の手段では、逃げられる恐れが高い。
‥‥男性冒険者の諸君、頼む、頑張ってきてくれ。これもイギリスの平和のためだ。
●リプレイ本文
「‥‥知っているか? ネス湖に怪物が棲んでいるらしいという噂があるが‥‥あれは実は怪物などではなく、円卓の騎士が用意した最終決戦兵器だったんだ!」
「な、なんだってーーー!!」
リフィール・ラグナイト(ea1036)の話に、立ち止まってのけぞる2人の男、サクラ・クランシィ(ea0728)と、レシオン・ラルドフォール(ea2632)。
時は夜、場所はとある町の表通りだ。時間が遅いので、他に人の姿は見られない。
彼ら3人の勇者達は、囮であった。
先程から、ある事ない事適当な事を声高に話しつつ、己の存在を周囲にアピールして往来を歩いている。
そして‥‥彼らはその職務を忠実に果たす事となるのだ。
「ふっふっふ、トゥナイトはひっじょ〜にエキサイティング。そこの子猫ちゃん達、はじめまして。さあ、アイアムとレッツプレイ!!」
‥‥なんて声と共に、物陰からぬっと現れる大男。
夜目にも鮮やかな金髪の下で、白い歯を見せて笑っている逞しい顔。
ムキッとポーズを決めた身体はギリシア彫刻もかくやと思わせる程のマッチョであり‥‥。
さらに視線を下にずらしていくと‥‥股間には絢爛と咲き誇る真っ赤なバラが無数に飾られ、彼のジョニー(仮名)を隠している。
「でた‥‥」
「カマ‥‥」
「‥‥」
3人の足がピタリと止まり、揃ってすぅっと顔を青ざめさせた。
次の反応は速く、そして決まっている。
「逃げろー!」
すぐさま反転180度。全速力で脱兎と化した。とにかく仲間の待ち受ける所まで逃げるのみ。それが彼らの任務である。
「オー、この恥ずかしがり屋さんメー。大丈夫、全員平等に抱き締めてあげるYO!」
などという声が飛んできたが、もちろん止まりはしなかった。止まったら命よりも大事な『何か』を失う。そんな脅迫観念が、彼らの胸を満たしている。
走りながら、サクラがリードシンキングを試みたが‥‥。
──尻、しり、シリ! 好き、好き、大好き! 食べる! 齧る! 頬擦りする!!
「うわぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」
飛び込んできた相手の思考に、全身の毛穴を開かせて絶叫した。微妙なカマ心を読んではいけない。普通の男には危険すぎる。
「HAHAHA、逃がさないぞマイハニー達〜」
などと、砂浜を逃げる恋人を追うかのような台詞を吐きつつ、カマが来る。内股でのスキップなのに、不条理なまでに速かった。
「それー、レッツプレイ、愛のイナズマ〜!!」
なんて掛け声と共に、ばりばりどかーんと紫電が走る。カマ導師の放ったライトニングサンダーボルトだ。
「んがー!?」
それは全て、逃げている男達の尻にスマッシュHIT。尻を焼かれる初めての感覚に目を白黒させつつ、それでも負けずに走る、走る。捕まったらもう、そりゃもう何をされるかわからない。いや、おぼろげにわかったりもするが、分かりたくはないのが通常の男ゴコロというものだ。
「‥‥ん〜、あれが噂のカマかぁ‥‥すごいなー、強そうだなー、近寄りたくないなー‥‥」
物陰から顔を覗かせて、アギト・ミラージュ(ea0781)が素直な台詞を口にしていた。囮の3人をこっそり追い、今まで全てを観察していたのだ。
「‥‥ふ、では、俺の出番だな」
そんな声と共に、新たな1人の男が表通りに姿を現した。フーリ・クインテット(ea2681)だ。顔はマスカレードで隠し、マントをばさっとはためかせる姿は、結構決まっている。
「‥‥さすらいの紅薔薇仮面参上。これ以上男の悲鳴を聞きたくない‥‥安眠妨害だ」
静かに言いつつ、逃げる3人と追うカマ導師の間に割って入った。
「よ、よーし頑張れ。骨は拾ってやるぞ!」
と、サクラが不吉な応援の言葉を伝える。
「‥‥勝負だ、カマ導師。どちらの技が速いか‥‥俺に貴様の力を見せてみるがいい」
「OH、なんてオイシソーなナイスガイ! OK! やってヤるわさー♪」
フーリの言葉に、カマが乗った。マントを外すと宙に放り投げるフーリ、それが地面に落ちると共に、自己ベストのタイムで印を結び、詠唱の言葉を紡いだが‥‥。
──ひゅんひゅんひゅん。すぱすぱすぱ★
それよりも遥かに速く、カマの放ったウインドスラッシュが彼の衣服を細切れに切り裂いていた。
‥‥高速詠唱を持っている相手に対して真っ向から魔法勝負を挑んでも、先手は取れない。
「‥‥」
フーリはがっくりとその場に膝を付き‥‥。
「‥‥手首の返しが甘かったか‥‥」
男泣きに暮れながら、そっとマントを拾い上げ、身体を隠すのであった。全裸だし。
「いや、そーいう問題じゃないと思うぞ」
ツッコむサクラも、尻の部分が焼け焦げてぶすぶす言っている。
「‥‥やはりカマ、恐るべし」
シリアスな顔をするリフィールも、尻が丸く焼け焦げて露出していたし、
「俺はカマが嫌いなんだよ‥‥」
目を逸らすレシオンも、尻が(以下略)。
「カマ、カマだよ! 何だか、妙な因縁を感じるよ! というわけで‥‥ええと‥‥ご町内のみなさーん! ただ今男性冒険者の有志がカマと戦ってまーす! 男性は危険だけど、女性は安心だから、皆でおーえんしてねー!」
やや離れた位置で、ハンナ・プラトー(ea0606)が周囲にそんな声をかけていた。なんだかとっても楽しそうだ。
「‥‥くふふ♪ カマさんなの‥‥たのしいたのしいおあそびがはじまるの♪」
さらに距離を置いて、少々クセっ毛の金髪が愛らしいエルフ少女が布キャンバスにこの光景をスケッチしている。レン・ウィンドフェザー(ea4509)である。純真な顔に微笑を浮かべた姿は、それこそ天使のようだが‥‥描いている絵は尻丸出しの男冒険者とそれを追うカマという構図だった。素晴らしくかけ離れている。
「‥‥なんというか‥‥馬鹿みたい」
近くでため息をついているのは、ルア・セピロス(ea3168)。16歳のレンジャー少女だ。一応弓を持ってはいるが、構える様子はまるでなかった。あまり気乗りしていなさそうだ。弓使うのがもったいない、とでもいう風に。
「HAHAHA! それではイクゾー! レッツ、オシリアイ〜♪」
「うわぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」
気が付くと、カマの筋肉巨体がリフィールの背後にぬぅ〜んと立っていた。
問答無用でがばちょと抱き締められ、
「ウ〜ン、ほんのりブルーオイスター(青牡蠣)の香りがするネ、マイブラザー‥‥」
耳元で、熱い吐息と言葉が吹きかけられる。
「やめろぉ〜、カマぁ〜! ぶぅっとばすぞぉ〜お!!」
リフィールはジタバタ暴れたが、カマの力には敵わない。
あやうしリフィール、彼のていそーはもう風前の灯火だ!
「‥‥さらば、友よ」
その隙に、他の2人の囮仲間がザリガニのように勢い良く後退していく。
「おおっとー! 早速最初の犠牲者かー!? 町の皆さーん! 盛り上がってますよー!」
ハンナが元気の良い声を張り上げ。
「‥‥わくわく、なの」
レンの絵筆の冴えが加速する。
‥‥が、
「ダメよ! 焦らないでお兄ちゃん!!」
突如、カマ導師の股間を彩る赤いバラから声が響いた。
「ワァット、ハプン?」
「ボクはバラの妖精、ジョンジョリーナ・ローズ! キミの素敵なカマソウルに導かれて、カマ妖精界からやってきたんだ! この世界は狙われている! さあ、ボクと一緒に立ち上がろう!」
「WAO、ザッツライト。了解ネ! そういう事なら、魔法のカマボーイとして、世界のためにタタカウヨー! HAHAHAHA!」
リフィールを離し、胸を反らせて笑うカマ導師。
「‥‥よし、上手くいった」
それを見ながら、物陰で額の汗を拭うアギト。バラが喋ったのは、実は彼の魔法、ヴェントリラキュイの力だったのだ!
慌ててあうあう言いながらよつんばいで逃げていくリフィールを確認しつつ、彼も一旦その場を離れようとしたが‥‥。
──コツン。
ふと、カマ導師の頭に小石が当たった。
「ンー?」
顔を上げると、レンが笑顔で路地裏のひとつを指差している。
そこには抜き足差し足で遠ざかろうとしているアギトの姿が‥‥。
「ハーイ、ハニー! そんな所でかくれんぼカーイ? このこのハズカシガリヤさんメー!」
「い、いや、ちちちち違う! あ、そそそういえば、あっちの方にいた奴等が『どこかに逞しい身体のお兄さんはいないかなぁ』とか言ってたぞっ!!」
目が合い、筋肉質な微笑みを向けられて、アギトはすぐに明後日の方向を指差した。とにかく誤魔化さなければ危ない。何が危ないってそりゃもう危ない。
しかし、そんな姑息な手段は、味方が許さなかった。
「何を言っているの! 貴方もイギリスの冒険者なら、騎士道精神を思う存分発揮しなさい! 逃げるなんて情けないわよ! 敵前逃亡は死刑よ! 四の五の抜かしてないでとっとと──」
ハンナが彼の襟首を掴み、思いっきり振りかぶると‥‥。
「逝ってこーーーい!!」
「イヤーーーーーー!!」
アギトの悲鳴が、尾を引いてまっすぐにカマへと飛んだ。
「うっふぅぅ〜ん♪」
カマは両手を広げ、ウインクしながら待ち受ける。
「ばいばい♪」
天使の微笑で手を振るレン。
──ぶちゅうぅぅぅぅぅ〜〜〜★
2つの影が重なり、合わさる唇。カマの股間のバラが一輪、ポトリと落ちた。
「む、させるか!!」
それを見たサクラの瞳がキラリと光る。ただちにミミクリーの魔法を発動させ、のびーるパンチでバラを拾い上げると、飛燕の速さでカマの股間にバラを戻す。
「ふう、やれやれ‥‥危うくこの件を記した報告書が発禁処分になる所だ」
「‥‥うむ、さすがは我が友、見事な手並だ」
ニヒルに笑うサクラと、たいしたもんだと頷くフーリ。
「というか‥‥そんな事気にする前に助けたらどうだ、お前ら」
レシオンがツッコむ。
「‥‥頑張れ。色んな意味で‥‥」
ルアは、もう完全にやる気の失せた顔をしていた。
「ええい、もうこうなればやるしかない。いくぞ、全員でカマを粉砕するのみ!」
荷物からロングソードを抜き、構えるレシオン。顔はきりりと引き締まっていたが、尻は焦げて丸出しなので、あまり決まってはいない。
「フフフ‥‥さあ、次はどのナイスガイがアイアムにラブをプレゼンツしてくれるんダ〜イ?」
一方のカマも、口元を拭いつつ、抱き締めていたアギトを手放した。気のせいか少々しわしわになって縮んだ気のするアギトの体が、悲しいくらい軽く小さな音を立てて地面に落ちる。
「‥‥ふっ、舐めるな。俺達はいつでも逃げる気満々だ!」
「そうとも! 地の果てまでも逃げてやる!」
胸を張って、堂々と宣言するフーリとサクラ。
「うん、できれば俺もそっちの方向で‥‥」
リフィールも素直に頷いた。
「いいからまとめて逝ってきなさーい! ご町内の奥様方も期待してるんだぞっ!!」
「うわー!!」
だが、その3人の背中をハンナが蹴り飛ばし、次々とカマへと飛び込ませた。
「OK! ならばこっちもカムヒア! カマソウルで結ばれたオトモダチー!!」
カマも全裸で股間に黄色いバラを装備したゴブリンを4体呼び寄せる。
かくて始まる、カマ対男性冒険者の熾烈な戦闘!
「ふざけるな! 貴様らに尻を奪われるくらいなら、まだサクラにくれてやった方がマシだっ!!」
「なっ、なにを言っとるかこのバカチンがーーー!!」
サクラの叫びに、フーリがのびーるパンチでツッコミを入れた。しかし互いの頬が赤いのは何故だろう。この2人、まさか‥‥? いや、あえてそっとしておこう。野暮というものだ。
「ちくしょー! おまえなんかなー! おまえなんかなー!」
半分泣きながら剣を振り回し、ゴブリンに八つ当たりするリフィール。
「‥‥」
レシオンも無言でゴブリンの相手をしている。
ただ、殴っても切っても蹴り倒しても、何故か気持ちよさそうな顔をするゴブリン達を前にして、もう気疲れも甚だしい。
「おーっと、また一体ゴブリンが倒れました! しかし冒険者たちも激しい動きにより、どんどん衣服が脱げていっております! 既にサクラ選手、フーリ選手が全裸! アギト選手は全裸の上に燃えカス状態だー! 果たしてどうなってしまうのかー! 見ていますか、ご近所の女性の皆さーん!」
ハンナはとっても嬉しそうに実況を行っており、
「‥‥できた♪」
レンは描きあがった絵を眺めて、会心の笑顔を浮かべていた。絵の内容は詳しく書くとこの報告書が焚書になってしまうので、割愛させて頂く。
「‥‥月が綺麗よね。いいのはもう、それだけかな」
ルアはただ、夜空を見上げている。
と──。
「フフフ‥‥アハハ‥‥アファファファファ‥‥」
アギトが、不意に変な笑い声を上げてむっくりと起き上がった。
組み合わせた両手の人差し指だけを突き出し、それを近くにいたゴブリンの尻めがけて‥‥。
──ずにょり、ばりばりばりばり★
専門用語で言う所の『カンチョー』プラス、ライトニングアーマーのその威力。
一撃でゴブリンの目がでんぐり返り、その場に倒れ伏す。なんとなく嬉しそうな声を上げたのは気のせいだと信じたい。
「‥‥おお、生きていたか」
復活した同志へと、笑顔で近づくフーリであったが‥‥。
──ずにょり、ばりばりばりばり★
「‥‥うぉぉぉぉ‥‥!?」
そのフーリにも、アギトは必殺攻撃をぶちかました。
「アヒャヒャヒャ‥‥ヒヒヒ‥‥フヒョヒョヒョ‥‥」
‥‥どうやら、心がどこか素敵な世界に旅立ってしまっているらしい。
「くっ、こ、こいつ!?」
一瞬、男達は怯んだが。
「えが、できたから、きょうはもう、かえろっと♪」
そんな無邪気な声と共に、背後からいきなり重力波が飛んできた。
「だーーー!!」
男達をまとめて巻き込み、揃って転倒させる。
弾みでアギトの身体がカマに接触。カマは紫電に包まれた。
「AAAAAAAAG!!」
「きゃは♪」
痺れるカマを見て、可愛く微笑むのは‥‥レンである。重力波ももちろん彼女の仕業だ。偶然のようにも見えるが‥‥狙ったのかもしれない。その辺は不明だ。
「では、そろそろこの辺で今宵もお開き‥‥皆様、お付き合い下さってありがとうございました!」
ハンナがお辞儀と共に剣を抜く。
「──”カマ退治を約束された”(──エクス)」
彼女の体が、オーラパワーの力を受けて淡く輝く。
「──”勝利の剣ーーー!!”(──カリバーーー!!)」
ずどどどどどどーん★
一文字に振られた剣が、カマの身体を吹き飛ばした。
「これ、おまけだよ。きゃは♪」
さらに、レンが再びグラビティーキャノン。
カマと男性冒険者達に遠慮なく破壊の重力が降り注ぎ‥‥見事カマは退治されたそうな。
■ END ■