水竜亭のお話

■ショートシナリオ


担当:Urodora

対応レベル:フリーlv

難易度:やや難

成功報酬:5

参加人数:8人

サポート参加人数:6人

冒険期間:02月02日〜02月07日

リプレイ公開日:2007年02月11日

●オープニング

 キエフの表通りから少し離れた場所、それほど人通りがないところに水竜を彫りこんだ木製の小さな看板がちょこんと顔をだしています。
 お昼は食堂、夜は酒場。そんなよくあるお店の名前は「水竜亭」というようです。

 チリン、チリン。

「いらっしゃいませ!」
 扉の呼び鈴を聞いてパラの少年が急いでかけよってきました。
「ご注文は何にしますか?」
「いつもの」
 そのお客さんはそういうと、お気に入りの席に座ってむっつりしています。
 今来たおじいさんはいつもの常連さんです。お昼の忙しい時間を前にいつも決まってこの空いた頃にやってくるようです。
「まーたー、さぼってるダノ」
 なんとなく窓をながめボーっとしている少年の後ろから何かの声がします。振り返るとふわふわと飛んできたシフール。
 その手には大きなスプーンもっていて少年をたたいてきました。
「いた、痛いよポチョン。さぼってるって他に誰もいないよ」
「うるさい、叩くのが娯楽ポ」
 楽しそうに少年を叩くシフールの名前はポチョン、いちおう自分では看板娘と名乗っていますが、本当はただのいそうろうです。
 そして、わけの分からない理由で叩かれている少年の名前はリュート、水竜亭の給仕さんになってそろそろ数ヶ月になります。
 それはさておき、先日まで閑古鳥の鳴くお店だったここ水竜亭もリュートがギルドで募集した依頼。
 それを見て訪れた冒険者たちよって、今では普通に繁盛するお店になりました。 
 そんなある日、忙しい毎日を過ごしていたリュートがキエフの表通りを歩いていると張り紙が。

「店舗貸します ●×爵」

 元は貴族の誰かが道楽で始めた小さなお店の跡でしょうか? こじんまりとしたその空間になんとなく目をやったリュートは思いました。
 ここを借りられたら、いいのになあ。
 そんな気持ちで店に戻ったリュートは、マスターにその話をしてみました。
「リュート君。資金、資金。運転資金と合わせて最低でも500Gは必要ね。そんなお金どこにもないノン」 
「500G!」
 手の届かない夢のような金額です、それを聞いて一度は諦めたリュートでしたが、思いました。自分だけで考えてもだめなときは・・・・。
 次の日、水竜亭に一枚の張り紙が。
「あなたのアイデアを募集、僕と一緒にサクセスを!」
 いまいち求めている意味が不明ですが、こうして水竜亭のサクセスストーリーの第一歩がはじまったのでした。


 経営あれこれ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ということで、全ロシア推定数人。そんなお店経営ファンに送る。
 酒場の経営です。
 ゴールはキエフ表通りにお店を構えることのようです。
 ただし、そのためには資金の他にも、ある程度の名声が必要となります。 
 これは地味に活動して名前が知れればあがりますし、たまにやる商人ギルドや有閑貴族主催の各種大会?
 などで入賞すれば一躍有名になるかもしれません。
 資金投資や援助も一応受付けますが、今回はお一人様10G程度を上限とさせていただきます。
 ちなみに報酬はリュートが支払う分と売り上げからパーセンテージを足した分となります。
 大赤字の場合は補填する時もあるかも?


◇水竜亭基本データ

「名声」 
 『知る人ぞ知る』

「業績平均」
  日商   3G
  経費   2G20C
  利益   0G80C
  月収  25G
  日客  15人

  資金  50G
 
●調理&酒 
☆セットメニュー
朝「ライ麦パンとボルシー」
昼「カーシャとシュチにカトレータ」
夜「水竜亭鍋」

☆目玉
「ロシア風切麺」

☆評価
味      「まあ、美味いね」
経費&仕入れ値「ちょと高い」
総合利益率  「やや低め」

●接客
☆モラル
リュート「よくできました」
その他 「適当」
ポチョン「問題外」

☆その他
人件費 「それなり」

●店内装飾&イベント宣伝など
☆予定なし 


 あまり複雑でもあれなので、主に上にあげた●三つを主軸にどれを改善するかを考えると良いような。
 経営的には今のままでもそれほど問題はないような気もします。
 比較的弱いのは、イベントなどの特色かもしれませんね。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

●今回の参加者

 ea2970 シシルフィアリス・ウィゼア(20歳・♀・ウィザード・エルフ・ロシア王国)
 ea3190 真幌葉 京士郎(36歳・♂・ナイト・人間・ジャパン)
 eb2257 パラーリア・ゲラー(29歳・♀・レンジャー・パラ・フランク王国)
 eb5763 ジュラ・オ・コネル(23歳・♀・ファイター・ハーフエルフ・ロシア王国)
 eb5967 ラッカー・マーガッヅ(28歳・♂・クレリック・エルフ・ノルマン王国)
 eb6853 エリヴィラ・アルトゥール(18歳・♀・ファイター・ハーフエルフ・ロシア王国)
 eb6993 サイーラ・イズ・ラハル(29歳・♀・バード・ハーフエルフ・イスパニア王国)
 ec0220 アメリ・カミュ(31歳・♀・ウィザード・エルフ・ノルマン王国)

●サポート参加者

クリフ・バーンスレイ(ea0418)/ アド・フィックス(eb1085)/ 鳳 令明(eb3759)/ ヴァンアーブル・ムージョ(eb4646)/ ニセ・アンリィ(eb5758)/ ヴェニー・ブリッド(eb5868

●リプレイ本文

●はじめに
 
 こんにちは♪ リュートです。今回お店の前の張り紙を見てやってきたのは七人の皆さんです。
 いつものように紹介しますね。

 シシルフィアリス・ウィゼア(ea2970)さんは前回もお店に・・・・って、何か僕を見て溜息をついてるのは気のせいかな。とりあえずシシルさんと呼んじゃいます。物静かな感じでいつもボーっと何かを考えている感じのする。あれ? 今日は仲が良さそうな人が一緒です。そのシシルさんの隣で小さい看板を作っている彼はラッカー・マーガッヅ(eb5967)さんですね、小さな看板に絵を描いています。
 じゃ次ーエリヴィラ・アルトゥール(eb6853)さんも前来ました。でも、やっぱり溜息をついて僕とポチョンを見ている? なんでどうして、そういえば、エリヴィラさんは前より、可愛くなりました。何かあったのかな。
 もう一人はサイーラ・イズ・ラハル(eb6993)さんです。さっきから僕を見ています。どうしてだろ? 紫の瞳が綺麗ですね。でも、色っぽい人が水竜亭で何をやるのだろう??

 そんな風に、リュートが到着した皆を紹介している頃・・・・。

「部長」
 推定年齢14歳ほどの少女が、隣を進む初老の男に聞きました。
「なんだね、書記長?」
「ハトさんとの待ち合わせはここらへんだよね」
 キエフの通りを歩く怪しい人影が二つ。彼らは略してMMOと呼ばれる課外活動部? の部員なのです。この部の活動内容は「まるごと衣装を世界に広める」ちなみに今回の装いは部長もーもー、書記長きたきつねです。 こういってはなんですが不審人物にしか見えない彼ら、けれど誰もそれに疑問をもたない周りもすごいです。
「まあ、待つとしよう。ハトさんもMMOの名をもつ男だ」
 彼らが先ほどからハトさん呼んでいるのは、真幌葉京士郎(ea3190)。MMO部員でもある彼の招きにより、二人はここを訪れました。
 そこへ現れた新たな不審人物が、二人に声をかけたのです。
「そこの二人、にゃっす!」
 登場したのは、おっきなリボンをつけたまるごとくまさんを装着したパラの女の子? パラーリア・ゲラー(eb2257)、一応彼女はMMO部員では無いかも。
「部長! まるごと仲間がいるよ」
「何、こんなところにもまるごとの輪が浸透しているとは」
「みんなまるごと! よろしくね」
 笑顔のパラーリア。そこはかとなくお話の方向性が違うような気がしますが・・・・。こうして、まるごとの聖なる力により仲良くなった三人の元へ、京士郎がやってきました。
「今回はよろしく、これから店を一緒に訪れて気に入ったなら、親しい方と一度来店しては貰えないかな? 例えば会合等で使って貰えるとありがたい」
 かっこよく言い切った彼、だが一人だけ普通の格好だったので、なぜか白い目で見られたといいます。
 そして残る一人ジュラ・オ・コネル(eb5763)は、お知り合いのボリスという青年を誘いに行ったため一日ほど遅れるようです。なお、いつものように、まるごとまんげつとはにわを持参していったので、着ていることは間違いないでしょう。


●新たなる改善計画の前に

 チリンチリン♪

「いらっしゃいませ!」
 扉の呼び鈴を聞いてリュートは急いでかけよりました。
「ご注文は何にしますか?」
「おすすめ一つ」
 リュートの前には、変な生物じゃなくて、着ぐるみさんとその仲間たちが・・・・。その中の一人、パラの女の人が
「にゃっす!あたしパラーリアだよぉ♪ 今回は水竜亭さんを幸せにするためにがんばるねっ♪ 」
「こ、こんにちはリュートです。パラーリアさんも張り紙をみてきてくれたんですよね」
「そうだよー頑張るね♪」
「リュート君、お客さん?」
 裏の方で作業をしていたエリヴィラがやって来ました。
「は、はい。というか一緒に頑張る人も来てくれました」
「ふ、俺の名は真幌葉京士郎。水竜亭に手を貸す者の一人」
 突然名乗りを上げた男の人は、着ぐるみさんと一緒にいた男の人です。
「え、そうなんだ。じゃ、ちょうどいいから皿洗いねー」
「!?」
(俺の壮大な接客計画が・・・・接客の基本は笑顔と真心だ、たるんだ奴らに渇。お前たちも他のお店で店員のちょっとした気遣いが嬉しいと思った事があるだろう、その時の気持ちを思いだして、今度はそれをお客さんに伝えてやるんだ…ない者は、まぁ、ポジションを皿洗いに変えて貰えるよう店長に進言する・・・・そんな浪漫を前に自分が皿洗いをすることになるとは、不覚)
 悔しそうな京士郎を連れ、エリヴィラは厨房へと戻っていきます。
「じゃ、あたしは宣伝いってくるよー♪」
「その格好のままですか?」
「うん、ダメ可愛いよクマさん?」
 ・・・・そうですね、ちょっとパラーリアさんが可愛いと思ってしまいました。よく考えると同じパラだし、あ、僕にはキールさんもといキーラさんが・・・・。
「?? どしたの、あたしいってくるねー♪」
 ラッカーことラクが作った看板を持って、パラーリアは外へ出かけていきました。残ったのは、
「部長、見たことがある人たちがいるんだけど」
「うむ、わんこに蝋燭、そしてまんげつの気配もするな。このさい、ここもMMO支部にしてしまおう」
 この人たちは、いったい何を言っているのでしょうか? リュートにはよく分かりませんでした。

 その頃。

 銀狐兵団の兵舎の一画で、ジュラはある青年と歓談しています。
「てぶくろさん、久しぶり。服変えたんですね?」
「流行は季節によって変わるもの」
「でも、まだ冬ですよ」
「細かいことは気にしない」
 ジュラはボリスという青年を水竜亭へと誘っているようです。ちなみに知らない方に説明するとボリスは、ロシア王国軍の一つ銀狐兵団に所属する団員でかなりの熟女好き。ジュラを含め今回参加した数人とは面識があります。
「分かりました。残務処理が終わりしだい、仲間と行きますね」
「よろしく」
 こうして、ジュラも水竜亭へと向いました。
  
 では、水竜亭に戻ります。

「ラクさん」
 トレードマークを目指し、水竜の絵を描いていたラクにシシルがやってきて話しかけました。シシルはなぜかちょっと挙動不審です。
「なんですかーシシルさん」
「お願いがあります」
「はい、シシルさんのお願いなら」
「こ、これを着てください」
 って、シシルが差し出したのは、エプロンドレス&兎耳バンド。
「ぜひツインテールでお願いします」
 シシルは、はにかんでいます・・・・何か想像していそう。
「他でもないシシルさんのためなら、やります。やらせてくださーい」
 ・・・・ラクも、きっと変な人決定かも・・・・。

「お客って結局は可愛いコがいるお店に来るのよね♪」
(天の声 どうやらついにサイーラは言語を習得したようだ。なんとなく感動)
 サイーラは、バッチリメイクを決めています。リュートはパラだから人間の美的感覚はよく分からないけれど、パラーリアのほうが可愛いと思いました。
「あら、リュート君。なんで目をそらすの」
「べ、べつに他意はないです」
「ふーん、まあいいわ。私のコンセプトは『味は二の次、貴女がいるから来てしまう』よ。お客様を惚れさせたら勝ちくらいの気持ちでいきなさい! の意気込み、さあ小娘たちを呼びなさい」
「あ、あのサイーラさん」
「何?」
 この時間帯は、リュートとポチョンしかいません・・・・。というよりこのお店は、夜だけ助っ人が来るのです。
「もうちょっとしないと皆、来ません」
「ならリュート君、貴方からよ。そう、厨房が立て込んでて料理が遅れてる時、それをフォローできるのはホールにいる私達。お客を篭絡する意気込みで!」
 その後、マスターはサイーラがリュートを指導する姿を見て、
「巨乳のバニーも良い」
 なんとなく思ったそうです。


●改善計画あれこれ

 シシルは利益率について不満点を持っていた。エリヴィラとともに前回水竜亭を改善した彼女から見て、すでにこの店の改善点はほぼ無いものだと感じている。しかし、客足が伸びないのはきっと店員のやる気である。その点を大きく主張できる彼女ではなく、発言する前に飲み込んでいた。
 その様子を見たエリヴィラはシシルの言葉を代弁し、一定の期間内で替わる、いわば週替わり、月替わり的なメニューを店員にあげさせることをあげ、さらにそれに応じ店員に対する利益還元も同時に提案する。
 次にラッカーは、独自のデザート案、ワレニキを出した。水竜を模した雰囲気のするそれは云わばこの店の独自のメニューの一つとなる可能性もある。
 そこへ戻ってきたジュラが、大規模なパーティーの企画してみるのも良いだろうという話をはじめた。ラッカーもそれに賛同し、一度大きな企画を通してみる。その線で話が進むことになる。
 その間、サイーラは重点的に接客の指導をした。彼女の接客は料理+αを狙ったものであり、料理のみ狙った層とは違う、独自の客層をも範囲に入れ徹底したものだ。
 しかし、ポチョンにその指導をした結果、変な生物が出来てしまった。それを見たジュラは
「墜とされもせずに大人になったシフールはいない。看板というより軒下のスズメの巣って感じだ」
 といって、ポチョンに営業終了時間にまんげつアタックをした。
 パラーリアはまるごとクマさんを着込み、表通りで宣伝活動をした。そのファニーな姿に人々は心を打たれた。さらに繰り出される軽業、くるっと回るクマさんが
「水竜亭にいこ〜☆」
 という笑顔、お子様に大人気で拍手喝采。とある日は、その横に憮然とした東洋系ハーフのジュラという女もいたが、彼女に愛想を求めるのはむ・り。

 なぜか文体が前と違うが、たまにはこういうのもいいじゃんである。あんまり深く気にしなくても良い。

●パーティー

「今宵、紫眼のローレライが誘うは暗い河底ではなく水竜亭♪ 傾国の美女達と美味しい料理の数々が貴方を心よりお待ちしておりま〜す♪」
 表通りを歩いていたボリスは、客引きをしていた一人の女性に目をやりました。
(ギリギリ合格)
 ボリスの対象ギリギリラインは25歳以上です。彼から見て、その女性はひよっこ。けれどラインスレスレでした。
「そこのお姉さん、水竜亭って。これこれこういうところかな」
「あら、貴方もしかして」
 そう、これがサイーラとボリスが出会った運命の瞬間なのでした。だからといって別に何も無いと思いますけど。

「お客様、当店へようこそ」
 そう言って一礼した男はさらに続けます。 
「いらっしゃいませ、お嬢様方(微笑)、本日はこちらのメニューがおすすめですが・・・・お飲み物でしたら、お嬢様のご気分にお似合いの物を、こちらでチョイスする事も出来ますが、いかが致しますか?」
 男、京士郎。皿洗いが終わって今度はウェイターをやっているようです。というかここは大衆酒場なのに、立派な黒服みたいなのをどこから持ってきて着てるのは気のせいでしょうか。それにさっきから女性の相手しかしてないような気も・・・・。

 チリン・チリン♪

「いらっしゃいませ!」
「いらーしゃーい♪」
 扉の呼び鈴を聞いてリュートと兎耳ツインテールにエプロンが似合う、愛らしさ満点ラクも急いでかけよりました。
「連れて来たよ、てぶくろさん。あれ? シシルさんにエリヴィラさんもどうしたんですか」
 ぞろぞろと沢山の客が入ってきました。あまり柄が良いとは言えませんが皆、銀狐兵団証をつけています。
 
「てぶくろさん、色々いるって聞いたからつれてきたけれど」

 ラク=ウサミミ・ツインテールエプロン中性男 
 サイーラ=色気はあるけど魔女 
 ジュラ=まるごとさん 
 エリヴィラ=男の影 
 シシル=妄想? ちょっとラクと怪しげ 
 パラーリア=色気というより可愛い
 ポチョン=・・・・
 リュート=それ好きには良いかも

 確かに色々いますね?

 あまり深く気にしてはいけません、今回はバレンタイン前哨戦GOGOGO。ということで、軍VS女冒険者の集いだったようです。
 
「はーい、ラクでーす」
「幻惑の瞳、サイーラいくわよ」
 ヒューヒュー 
「なんだ着ぐるみが二匹もいるぞ」
「にゃっす♪」
「パラーリアさんは、僕と遊ぶの」
「へー、ラクちゃんっていうのは、いいね。うん、男でもいいよ」
「それ、軍だと、冗談に聞こえないからやめとけ」
「ボリス、俺の母親を紹介しようか?」
「マスター、エール50本」
「もう、ついていけない・・・・あんな軍辞めてやる」
「まんげつ、いきまーす一番、手品」
「ああ、俺のエリヴィラたんがお嫁にいくなんて」
「よーし、ボリスのんじゃうぞー、小隊長のバカやろう」
「あとで報告だな」
「だな」
「だな」
「うむ」

 と、なんだかよく分からないけれど、パーティーは無事? 成功したのでした。 


●収支決算 
 
◇水竜亭基本データ

「名声」 
 『狐とクマさんも知っている』

「業績平均」
  日商   5G
  経費   2G00C
  利益   3G00C
  月収  90G
  日客  35人

  資金  100G  

 ☆経過報告
 
 報酬は必要経費と相殺。主に飲食代として消えました。
 客数が増えたことにより経費が多少減りました。
 接客モラルが全体的に向上しました。
 店内の雰囲気が良くなりました。
 水竜亭の名前の通り、水竜の立看板ができました。
 イベントパーティーが開催可能になりました。
 新しいメニューの提案が行われるようになりました。 
 キエフ全体での知名度があがりました。
 

  以上 
 
 ということで、このお話はここまで。
 はたして水竜亭は表通りに店を構えられるのでしょうか?
 それは、また機会があったらお話したいと思います。


  
 了