PassionMusic―Alubumアジア・オセアニア
種類 |
ショート
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担当 |
玲梛夜
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芸能 |
3Lv以上
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獣人 |
2Lv以上
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難度 |
普通
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報酬 |
9.4万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
08/10〜08/14
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●本文
PassionMusic コンピレーションアルバム発売決定!
CDは二枚組。
曲は今まで行ってきたライヴより、そのままの音を収録した『SideLive』が一枚。
そしてもう一枚『SideForPassion』はこのアルバムのためにと名乗りを上げてくれたロッカーたちの曲が録りおろしされている。
さらにこのCDにはくじがついており、あたりが入っていれば後日行われる握手会『ShakeHandsWith』への招待券がもらえるのだ。
今回は、そのCDの録りおろしに名乗りを上げてくれるミュージシャンを募集。
●募集内容
『SideForPassion』への曲を募集。
収録はスタジオにて行われる。
曲に関しては『SideLive』に収録される曲と同じものでも良し。
また、今まで歌ってきた曲のアレンジ、新曲などこだわりはない。
ただし曲は番組の性質上ロックに限る。
音源については希望があれば番組サイドから派遣可能。
『SideLive』についての補足。
こちらに収録される曲は今回、名乗りを上げてくれたミュージシャン以外の曲も入っている仕様。
事前に多数アーティストにアポイントをとり、すでに出来上がっている。
●リプレイ本文
●アルバム ブックレット
PassionMusicを愛してくださる皆さんへ心をこめて。
アルバムのために、おくられる曲を‥‥
楽曲提供アーティスト
・アドリバティレイア
明石 丹(fa2837)
アリエラ(fa3867)
・亜真音ひろみ(fa1339)
・Tyrantess(fa3596)
・月葉・Fuenfte(fa1234)
・蓮 圭都(fa3861)
・姫乃 舞(fa0634)
・EUREKA(fa3661)
●EUREKA ―Lost Angel
聖歌風ミドルテンポのパイプオルガンの音。
ドラムのショットでアクセントが入り、テンポアップ。
他の楽器の音も、加わってくる。
「 天地の狭間も朧になる Mysterious Night
胸の隙間 埋めてくれるアナタ探し
舞い降りた狂宴の大地 白い羽根散し 」
ヴァイオリンの音とキーボードの音を主にし、ドラム、ギター、ベースは音を支える。
「 安息だけの世界などイラナイ
凪いだ鼓動は熱を持たない まるで人形
痛みも知らぬ ぬるま湯のParadise
見切りつけてもイイでしょ? 」
ところどころで、響きあうハモリ。
弾みをつけて、つやめいたヴァイオリンと甘く囁くような歌声。
「 イ・キ・テ・イ・ル
そう感じさせて My Half−Soul
コ・コ・ニ・イ・ル
感じたら囁いて Call my name
満たされぬ楽園を捨てた Lost Angel
祈り歌は 欠けた魂求める
アナタが何者でも構わない
闇の翼 鋭き牙
愚かし人さえ愛しい Half−Soul 」
後奏は華やかに、音を切って。
―収録―
「別録で音や声を重ねられるのも、Recordingならでは。沢山演奏‥‥移転嬉しい♪」
うきうきしながらEUREKAはヴァイオリンを置く。
いましがた演奏し終わって、今度は自分の歌を録る番。
ソロで歌う事は珍しいEUREKA。
自分の声を重ねて、曲を作っていく。
●姫乃 舞 ―Snow Drop
「 その花の名は スノードロップ
貴方と言う名の 春を待つ 」
サビから始まる曲。
ピアノの前奏から、控え目なドラムのリズムにワンフレーズのせて。
「 ずっと待っていたの
薔薇の様な 華やかさもなく
控えめに 俯いた私を
小さな私を 見付けてくれる人を
ずっと待っていたの
山梔子みたいに 芳しくもなく
雪の中で 咲くだけの私を
そのままの私を 愛してくれる人を 」
未来への希望とかすかな不安を歌い、大切にかみしめるように続けていく。
「 心に積もった 冷たい雪は
貴方の愛に 解かされて
雫の花に なるでしょう 」
ヴァイオリンの音にコーラスも加わり、音には厚みを。
「 その花の名は スノードロップ
希望に咲いた 雪の妖精
優しく可憐に スノードロップ
貴方と言う名の 春を待つ
雪と寄り添い スノードロップ
貴方に出会える 刻(とき)を待つ 」
転調して優しく穏やかに、愛おしさをこめて。
「 LaLaLa‥‥ 」
最後は旋律をスキャットで歌い、フェードアウト。
―収録―
「ライヴとの違いが出せるといいなぁ」
呟いて、もう一度歌を録る舞。
最後のフレーズだけに、時間をかけていく。
●蓮 圭都 ―Bitter
『しーっ』と静かに小さく促す声。
静けさがより一層、濃くなる。
「 小さな物語を追って 御伽の国の妖精は舞い
金色に光りながら 永遠を歌ってた 」
ドラムは静かにリズムを刻み、ギターとベースは添えるだけ、かきならすような音。
スローからミドルへと、テンポも変わる。
歌声は高音を切なく響かせて。
「 何でも叶えてくれる 魔法の夢はメロディにのり
手の平で回りながら 一時の約束を
パレードの足跡 動かない兵隊 色褪せた写真は
ホコリかぶった扉の向こう
素敵な時間 何もかも過ぎてしまったから 」
圭都の声はユニゾンで響く。
アップテンポになり、ふっと一拍の間をおいて。
「 温もりなくした部屋 開く手はもうない
本当は終りじゃなくて
Ah メロディは メロディは 今も 」
同じ声で、気持よく共鳴する声で繰り返す最後のフレーズ。
ギターとベースは掛け合うように、その音と同じようにフェードアウトしていく。
―収録―
「渋谷さんも何か録るの?」
ふらっと収録をお弁当もって見にきた蓮に圭都は聞く。
「いや、僕は歌わないんだよねー、はい。でもスタジオの雰囲気は好きだから遊びにね!」
お弁当受け取って、圭都はご機嫌だ。
「そうなの? 私も大好き! リハもしっかりしたし、一発OKでいきたいところね!」
「おー、がんばれ娘! ここで聞いてるから」
「頑張ってきます!」
●月葉・Fuenfte ―Hades
始まりはドラムとベースの音のみ。
力強くも、無機質な曲とヴォーカル。
「 釣り合わされた天秤 『破滅(おわり)』か‥‥それとも『再生(はじまり)』か
未来(あした)を繋ぐ思い 求めし最後の『犠牲(いのち)』は‥‥ 」
ギターが加わって、高揚していく。
月葉の声は力強く、決然としていく。
「 泣き叫ぶ貴方 その願いだけは叶えてあげられないけれど‥‥
ただ‥‥せめて証を残そう『最期の接吻(ちかい)』を―― 」
音はベースとピアノだけになり、激しさと不安感をもった音に。
「咲き散る桜の嵐の向こう 君の微笑む姿が見える」
「寄せ引く波のざわめきの中 君の呼んでいる声が聞こえる」
「昇る満月を二人見上げて 君と繋いだ手を握り返し」
「降りしきる雪のヴェールの中で 君を抱き締めその温もりを―― 」
ヴォーカルはディストーションをかけ、陶酔しつつも切迫した雰囲気で響いていた。
ふっと、ピアノの音だけ前へと出てくる。
激しくも物哀しく。
「 嗚呼‥‥二度と帰れぬ旅路に想う
嗚呼‥‥君は果たして何処へ逝くのか
嗚呼‥‥せめてあの最果ての冥王星(ハデス)で
嗚呼‥‥その身を懸けた『未来(あした)』を見守って‥‥ 」
メロディーに絡むように、ヴォーカルは調和して、響いてゆく。
―収録―
「此度の作品に参加できる事、光栄の極みにございます」
長袖に黒のメイド服で一礼。その動きに無駄はない。
暑い中、暑いというそぶりは微塵もみせない。
月葉は歌で、奉仕活動開始。
●Tyrantess ―Greedy Dragon
出だしは、挑発的なほどに激しく。
龍が唸るように低く、ギターの音色が走る。
そのソロが終わると、ベース、ドラム、キーボードが一斉に入り、すぐにヴォーカルが響く。
「 満足なんかしない 我慢なんかしたくない
どれだけ手に入れても I want more!
いつも次の何か 探してる俺の目に
映った獲物は そう That’s you!
伝説の中のドラゴンも 逃げ出すくらいに強欲な
俺が欲しいと決めたんだ 必ずモノにしてみせる 」
パワフルで、ワイルドな音はずっとアップテンポのままに。
「 The greedy dragon wants you!
There’s no way to run,hide or escape
The greedy dragon wants you,you! Yeah,you!
So be mine now,or else‥‥?
No“else”! 」
突き抜けていく音は一気に駆け上がって音を飛ばすように途切れた。
―収録―
「Passionはわりと出させてもらってるし、俺の関わった曲も入ってるか?」
入ってますよ、とスタッフから声が返る。
Tyrantessはそっか、と微笑んで、お気に入りの曲に気を向ける。
お気に入りだからこそ、手は抜けない。
●亜真音ひろみ ―Live〜Album.ver.〜
アップテンポのポップロック。
ドラムにギター、ベース、キーボードの音の上にひろみの声。
出だしは、軽快に。
「 さあ Liveの始まりだ
とっておきの特別な時間が始まる
今この時だけは日常を忘れて騒ぎ明かそう
胸の高鳴りはみんな同じさ
言葉なんていらない
ビートで全て通じ合える
そんな素敵な関係他にないだろ? 」
ややテンポをおとして、音も抑える。
声を響かせて、聞かせるように。
「 迷いがあるなら打ち明けてごらん
誰かに話せば少しはマシだろ?
不器用な生き方しか出来なくても
無理に自分を変えなくていい
今のままの君が好きだよ
疲れたら寝転んで空を見上げればいい
風と陽の温もりで全てを忘れられるはずさ
走らなくてもいいんだ
ゆっくり踏み締め歩いていこう
誇れるものはいつも胸の中にある 」
力強く、そしてまた、聞かせたぶんの早さを取り戻して突っ走っていく。
「 さあ ここから全てが始まる
うかうかしてると乗り遅れるぜ?
不安な気持ちは同じさ
迷ってなんかいられない
感じ合えればそれが全て
心のビートを信じて今を突っ走れ! 」
―収録―
「はいろんなバージョンがあるあたしの代表作だけど今回は聞いてくれた人が元気になってくれればと思って歌詞を作ってみたよ。いつか娘が出来たら聞かせたい」
そう言って、ひろみはちょっとだけ照れてみせる。
緊張しつつ、歌を。
●アドリバティレイア ―freesia
ドラムカウントは派手に。
低音で、力強く、けれどもテンポよく。
そしてツインヴァイオリンがメロディアスに流れる。
丹の声は甘く、アリエラのコーラスが丁寧に優しくかかる。
「 フリージア 白く 儚く 花開く like you
散る陰で泣く いいえ咲く 春魅惑 luck out 」
韻を踏む詞は、優しく、切なく。
どこかさみしさを持ちつつもある。
「 過ぎるにまかせて追いつけない どんなふうに伝えればいい?
君がいる(いない) 君が見える(見えない) 」
ふっと音は止まって、声だけが響く。
丁寧に、けれども丹の声だけが伸びやかに、しっかりと響いていく。
「 やわらかく包む ヒトヒラ
問いかけない 大事な貴方へ
日溜りの中 一緒に笑えるように 」
テンポはすこし早まり情熱的に。
勢いを持ちつつも、しっかりと芯をもった歌。
「 フリージア 赤く 強く 花開く like you
散る陰で泣く いいえ咲く 春魅惑 luck out
フリージア 白く 強く 花開く like you
咲く影で無く 光眩しく 春眩惑のtrick!! 」
情熱的に、強く。
歌いきって、演奏の音の代わりに手拍子が始まる。
それに乗せて繰り返されていくメロディ。
「 LALALA
LALALA‥‥ 」
幾重にも声が重なって、続いて行く。
―収録―
「差し入れでキャロットシフォン。合間のブレイクタイムにでも皆で食べてください」
丹はスタッフに差し入れを。そこへ蓮がやってきて。
「お疲れ様ー!」
「あ、蓮君。スタッフさん達と、一丸で頑張っていってね」
「うん、ありがとうね!」
さしいれもらったんですよ、と言われてもう一度ありがとう。
「それと、コンピアルバムおめでとう。これから作るんだけど。僕もまた盛り上がりにいくから。今回参加出来てすごく嬉しい」
丹は微笑を浮かべて告げる。
「よろしく、Passionにリバティって大きいと思うからねー。で、アリエラ嬢は」
「あそこで」
曲に思い入れのあるアリエラはしっかりと予習中。
「リバティに入った時から、いつか絶対やりたかったの、一生懸命がんばる!」
と、いうことらしい。小さな呟きが、聞こえる。
「アリーはこれが初フリージアか、記念だね! 楽しんで頑張ろう。機材が良ければ勿論『良い音』はとれるけど、それが最良の演奏、歌唱かどうかは僕ら次第だから」
「だね。丹君しっかりわかってる!! 安心して任せられるよ、うん」
時間もせまり、リバティの収録スタート。
●おまけ
アルバムに封入されているこのくじ。
あけてあたりがでたならば、後日イベント会場で行われる握手会にご招待。
さまざまなアーティストと握手する機会はこれが最初で最後かも?
さてさて、くじはあたりかはずれか。