Live×Live! 実験編2アジア・オセアニア
種類 |
ショート
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担当 |
玲梛夜
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芸能 |
3Lv以上
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獣人 |
1Lv以上
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難度 |
普通
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報酬 |
4.4万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
01/26〜01/28
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●本文
「えーめでたく曲も決まりまして」
「そこでアレンジ!!」
今回は、曲のアレンジらしいです。
「うん、まず一曲やろうね、って何もってるの、ちょっと潤さん」
「いや、きっとテンションあがると酸欠になるシブさんに、鼻チューブ‥‥これなら歌える‥‥」
「‥‥そのやさしさだけもらっておくから」
「チッ!」
「ちょ、何その舌打ち! しろというのか、しろというのか、ようししてやろうじゃないか!!」
チューブうけとって、だがしかしそこで動きは止まる。
「‥‥僕、妖精だからやっぱり無理。潤がするといいよ」
「シブさん専用だから」
「いや潤が」
「シブさんが」
同じやり取りを何回も繰り返す二人をおいといて、大人な他のメンバーはさっくり話を進めていく。
「今回は『Crimson Moon』か」
「楽器編成とかは、まー最後のメンバーしだいだけど曲の雰囲気、方向性のアレンジだな」
「いいところしっかり残して昇華したいよなぁ」
「曲、もらったものだから大事にな」
と、まとまる。
そしてまた、ファックス送信。
●曲アレンジ大会。
皆でやるライヴを企画中。
現在参加確定メンバーは、渋谷蓮と楽しい仲‥‥バックバンドメンバー。現在そのメンバーは募集中。
ひとつのライヴを全員で一丸になって作る。ツインドラムにトリプルギター、ベース上等、歌い手えーと‥‥何人でもいいよ!
大所帯グループにのってライヴをやりたいと思ってまーす。
今回色々お試しの会。そんでもって、ちょっと興味持ってる人は実際に参加しといでってことで! いきなり集められてもやれって無理だろうから慣れるため、とか雰囲気味わいにって感じで。向かないって思ったら、応援よろしくってことでオッケイ! もちろん、これ超やりたいいいい! って次の段階進む時に来てくれても良いしっ!
場所はスタジオでっ! 楽器は一通り、基本的なものはありまっす!
んで今回はこちらー。曲アレンジ!
コンペでもらった曲を弄ります。
『Crimson Moon』
光もないこの夜に 浮かぶ血のような赤い月
狂おしく 望んだ夜をこの腕に抱き
零れ落ちる赤い闇 狂気の目覚める身体
獣と人を結ぶ鎖が断ち切れる
欲望が渦巻いた この街に浮かぶCrimson Moon
今宵も 血に飢えた狼が生まれる
曲調
ややヴィジュアル系なハードロック。
アップテンポながらも軽くない力強い演奏。
ベースの低音をしっかりと響かせ、ギター&ヴァイオリンの華やかなメロディを乗せる。
サビは高音のヴォーカルを艶やかに。
『今宵も〜生まれる』はラストに向かって音程を下げ、囁くように。
ラストは月光が妖しく降り注ぐようなイメージ
バイオリンの音の細いソロをトーンダウンさせ、フェードアウト。
てことで、興味ある、参加するぜって人はきてね〜!
あ、そうそう。決定事項も追加!
●決定事項
曲決定!
『Crimson Moon』
『rock on』
『Smile』
『Pulsate』
場所決定。
小さなライヴハウスで回数重ねて。
一日4公演の二日連続。
鬼スケジュール。
●リプレイ本文
●しょぼりーぬとしょぼりーな
「今日もよろしくねー」
と、続々集まってくる協力者を出迎える固定メンバー。
今日もしっかり音を楽しむつもり満々です。
「2007年最初の企画相談! 気合入れていきましょう! 今年も宜しくお願いします。さて、妖精はどーこーだー。どちらさまだー」
「妖精なおかんはここですよ!」
あたり見回す蓮 圭都(fa3861)に手を振る蓮。圭都がにこにこしつつよってくるその前に。
「待って、ジブさんにこれを!」
どこからともなく現れた潤の手には、鼻チューブ。
「‥‥鼻からチューブで新フェアリー図を世に!」
「!! その手のものはいらない!」
「あ、今回は曲アレンジね。皆で良いものにしましょうね」
「さらっと手に持ちつつスルー!」
安心しつつも弄られたり無いような雰囲気で。
「いつもながらに元気だね。あ、酸素缶発注しておいた方がいい? 2ダースで足りる?」
「5ダースで」
ラシア・エルミナール(fa1376)は了解、と笑って言う。
「今回も楽しそうね、よろしくお願いします」
「うっす、よろしくね!」
橘川 円(fa4980)の微笑みにスチャっと敬礼で答える蓮。
「実験隊の皆と御一緒するのは初めてだな。宜しく頼む。とりあえず、休憩用の茶菓子を持って来たので良かったら」
「おお、偉いよ!」
仁和 環(fa0597)の背中ばしばし。これが結構痛い。
「お、あねもにゃ! 噛んだ!」
「渋谷さん、この間はお世話になりました。あの日渋谷さんに見守られ、仄かにきらめく星と生まれた『アネモネ』も、おかげ様でこんなに大きくなりました‥‥」
「これからも輝くのよ! おかん見守ってるんだから!」
「冗談です。でも言ってみたかっただけとは言いません。いつか言いにいきますので。今回も目玉パパの息子ともどもよろしくお願いします」
雪架(fa5181)は笑顔で言い隣の欅(fa5241)を突っつく。
「宜しく‥‥名前は‥‥もう好きに呼んでも怒りませんよ、セッカで慣れた」
「うん、よろしくね、雪架君とキタロー君」
「怒らないって言ったら早速か、早速なのか‥‥」
「うん、早速。すっきり!」
「あ、忘れるところだったわ!」
と、潤と遊んでいた圭都は思い出して蓮のもとへ。
「妖精で渋谷さんなお母さんはいつもお弁当ありがとう。白いご飯がとても美味しいわ。なんだか腹ペコキャラになってきた気がするけど‥‥乙女ですから! 突っ込みは受け付けませんから。ちょっとコンビニに通ってるだけよ」
ちょっとしょんぼりしながら言う圭都。蓮は背中をポンと叩く。
「しょぼりーぬ、大丈夫しょぼりーぬ。ほら今日もお弁当あるから!」
「ありがとうっ!」
「よかったな。と、遅れたがあけましておめでとうございましたってことか。で、お年玉で差し入れな」
佐武 真人(fa4028)はヴァジュルヌーヴォーを差し出す。
「なんとっ! 真人君ありがとー」
「いや、シブヤにじゃなくて‥‥ツインドラムで楽しませてくれたトワに」
「ブフッ! 僕より‥‥トワをとるというんだねしょぼりー!」
「あ、いやトワがOKだせば、皆で飲んでくれて良いぞ」
「しょぼりー」
「‥‥聞こえてないな‥‥」
「元気をおだしなさいしょぼりーぬ」
「あらしょぼりーな」
しょぼりーな蓮を励ますように肩をぽむ、と叩く圭都。
「しょぼりーぬはしょぼりーしてる場合じゃないの、これからアレンジしなくちゃ」
「あ」
「お酒が総てじゃないの、しょぼりーぬ」
「そうね、そうねしょぼりーな! しょぼりーなとしょぼりーぬだから!」
「‥‥あれは大丈夫なのか?」
「うーん、何か変なのシブさんに降りるのはいつものことだし大丈夫だー」
メンバーは放置。けれども、伝染して圭都にも何かついてます。
●アレンジ開始!
暫く時間おいて、落ち着いて。
「ではアレンジたいかーい」
「イェーイ!!」
変なところで準備良く、マラカスしゃかしゃかしつつ開始。
「今回曲生んでくれた二人がいるのでまず二人の色々きいてみようかー、はいきれーなおねーさーん」
「あら御指名ね。この曲について改めて思ったイメージが仄昏さと鮮やかさが共存する雰囲気、かしら。相反しているのに、互いの存在感を引き出している感じ。色でいうと赤と黒のコントラストを生かすイメージ」
「ライヴで歌うなら原曲よりもヴィジュアル色を強く、アップダウンを激しく持っていくといいと思うんだよね。あ、これって打ち込みでもっていくのかな?」
「うんにゃ、生音! ライヴならやっぱ生音」
うん、と頷く固定メンバー。これは譲れないポイントらしい。
「渋谷さんたちの参加が決定なら基本的な音は揃ってるのよね‥‥」
「私はその音は「あるもの」として考えたわ。ハードロックなら特にエレキギターはカッコよく決めたいところよね」
「JKしようか!」
もうするの前提らしい潤は圭都にグッと親指たてポーズ。
それをおいといて、真人は話を進める。
「アレンジなあ、楽器構成が決まってない段階では正直難しい部分があるよな。細かいことは集まった面子次第か」
それに環も頷いて。
「とりあえず、決定メンバーのみでも『声』が複数あるのは確定だから、ヴォーカルの方は少し具体的にできそうだな」
「女子ヴォーカルもいれば男女混声もよさそうかなって思うだけど、半分ユニゾン、厚く、色気と繊細さが同居する感じに」
「私はヴォーカルは高い音程で熱く吼える感じを想定してたのよね」
「あたしも高音はフルパワーの超ハイトーン、低音は絞るようにってイメージ」
「俺はユニゾンやハモリ多用で、全体的に厚み‥‥サビ部分は敢えてソロ、高音が活きるかと」
多々意見集合中。
「‥‥高音は突っ切ってーは決まりかな。ユニゾンとかは、そだねー一緒に歌う子次第だね」
意見拾いつつあわせてゆく。曲調も同じように。
「うーん、曲調をシンプルに‥‥欲しい部分を掘り下げる感じ。詳細に決めちゃうと不都合出そうだし、イメージは残すとしても楽器の指定ヴァイオリンなんかは省いた方が良いわよね。方向性としては最初にコンペで出た『ヴィジュアル系、ハードロック』をそのまま生かす形」
「曲の構成はあれで良いと思うんで、俺からはよりハードロックをしっかり聞かせる方向性で提案だな。元々の曲調でもそれは意識されてるみたいだが、ちぃと華奢な印象なんで俺としては荒々しいくらいで低音のドラムとベースを重く‥‥軽くないどころか重くしたいな。あまり音をハネさせずにメロディを入れれば激しくてもムードは出るだろう」
「基本に戻るってことか‥‥」
「とにかく楽器が決まってないのが‥‥」
「‥‥やっぱやりにくいですか」
沈黙は肯定。
「シブさん、やっぱメンバーもう固定じゃなきゃやりにくいって」
「えーできると思ったんだけどなぁ‥‥」
「募集でいいだろ、決定でいいだろ」
「えー」
「えー、じゃない」
「んー‥‥じゃ、次参加者から募るってことで。完全確定じゃなくてもし参加するならこの楽器、とかそうゆうのは決定ってことで。今回はもうしょうがないからこのまま話し進めてこうね! はい続き!」
気分も一新して曲調の続き。
「‥‥ドラムはWで決定らしいという話も聞いたし、華やかな音を乗せるくらいの意識でいいんじゃないかな」
「そうそう、ドラムはツイン。俺とあと誰だろうな。未定だ」
環の言葉にトワが頷く。ドラムさん募集中らしい。
「最初中音域で短い音で出て‥‥」
「ギターの旋律もしなやか‥‥」
「音にアクセントをおいて目立たせ‥‥」
「メロディアスなコードから始まり、ベースにドラムと足して‥‥」
活発に意見出しだし。
だがその裏で。
「わ、わかんなっ‥‥まとまんない理解できない‥‥!」
「良いトコどりにしてもらうってことで纏めて形にする渋谷は大変だな‥‥真人さん応援してるから頑張れ。終わったら音出すぞ頑張れ。ギターばっちり持ち込みだ」
「!! それだ! おのおの武器‥‥じゃない! 楽器をもてぇい!」
「お」
真人の一言をうけて、わかんなければやってもらえればいいということで。
「なんかもう前と一緒だな‥‥」
「はいセッション!」
俄然生き生き。
音奏でてゆく。
こうして蓮のアレンジメモはどんどんと埋まっていく。
●ちょっと休憩
「うん、アレンジは次の時にしっかりまとめて出す。今すぐ無理!」
「でしょうね、がんばってしょぼりーぬ」
「ああ、そうだ。場所決定とスケジュール確定はおつかれさん。どうにか場所見つけて詰め込めたか‥‥鬼の原因は紅陽か?」
「渋谷予定にあわせると鬼スケになったんだよな‥‥てか、まぁ‥‥場所は好意で借りたような‥‥」
「ホント、何回見てもキョーレツなスケジュールだこと‥‥酸素缶だけじゃなくてスポーツドリンクとかのど飴とか、色々用意しておかないと初日で潰れかねないね、こりゃ」
それぞれ自主的にもちよった茶菓子、草餅にいちじくのパウンドケーキ食べながら雑談。
「そういや今回、美味い珈琲がないのか‥‥」
「代わりじゃないけれど、紅茶どうぞ」
円が紅茶いれて皆へ。
「ライヴは皆が楽しく参加できるのが一番よね。演奏側も観客も主催側も」
「ああ、それ基本だよね! お客さんだけでも僕らだけでもダメだよね、ライヴって。早くやりたいねー」
「やりたいっても、形になってないとこおおいからなー」
「じゃあそれをさくっと形に! ハイターッチ!」
「唐突! もうちょい休憩してからバシバシ! てゆか僕がケーキと草餅食べてから」
休憩はしっかり、アレンジはがっつりとめりはり。
まだまだ活動は続く。
●渋谷メモ
曲決定!
『Crimson Moon』
『rock on』
『Smile』
『Pulsate』
場所決定。
とあるライヴハウスで回数重ねて。
一日4公演の二日連続。
鬼スケジュール。
酸素にスポーツドリンク、喉飴等準備。
生音のみ。
『Crimson Moon』アレンジ決定一歩前。
最終調整はメンバーが揃うリハで。
原曲よりもヴィジュアル色を強く。
低音と高音が互いに主張しつつも確り絡。
低音のドラムとベースビシっと。
メリハリしっかりってこと!
ヴァイオリン部分は弾ける人がいるならいれたいな、と。
メロディアスなコードから、ベースにドラムと足して。
『光もないこの夜に 浮かぶ血のような赤い月
狂おしく 望んだ夜をこの腕に抱き』
『零れ落ちる赤い闇 狂気の目覚める身体
獣と人を結ぶ鎖が断ち切れる』
『欲望が渦巻いた この街に浮かぶCrimson Moon
今宵も 血に飢えた狼が生まれる』
高音から低音への移り変わりをぐっと印象的に、より深く音程を下げていく。
歌→自分は歌う。一緒に歌う子いるかなー? 一緒に歌う人とちょっと相談。
次の予定。
アレンジ『rock on』
メンバー募集。仮決定。うん、意思表示があればその人はカウント。
でも本番絶対でれるとは限らないんだよね‥‥それはある程度理解してもらうかな!