Live×Live! 実験編3アジア・オセアニア
種類 |
シリーズ
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担当 |
玲梛夜
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芸能 |
3Lv以上
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獣人 |
2Lv以上
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難度 |
難しい
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報酬 |
8.6万円
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参加人数 |
6人
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サポート |
0人
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期間 |
03/19〜03/23
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●本文
「てことで二回目ですよ。ついでに今回二曲同時ですよ」
「あっはっは、無理だっつーの!」
ばしっと突っ込み一発。
「だってのろのろやって集中力切らすよりそっちのほうがいいじゃん! いいじゃん!」
「まぁ、そういわれればなぁ‥‥」
「次は『rock on』と『Smile』で、次回に『Pulsate』と、舞台の色々お話かな、うん」
と、いうことでまとめて、ファックス送信。
ぴーがががががー。
●曲アレンジ大会。
皆でやるライヴを企画中。
現在参加確定メンバーは、渋谷蓮と楽しい仲‥‥バックバンドメンバー。現在そのメンバーは募集中。
ひとつのライヴを全員で一丸になって作る。ツインドラムにトリプルギター、ベース上等、歌い手えーと‥‥何人でもいいよ!
大所帯グループにのってライヴをやりたいと思ってまーす。
今回からメンバー確定も視野にはいってきまーす。
場所はスタジオでっ! 楽器は一通り、基本的なものはありまっす!
んで今回はこちらー。曲アレンジ!
コンペでもらった曲を弄ります。
『rock on』
待ち望んでたヒーローの登場みたいに
颯爽と顔を上げていこう
恋をすると世界に色がつくとか言うけど
いつからそんなに無味無色 無機質化
そのフィルタかけてんのはキミ自身
気づいてんでしょ 見ないフリしないで
お決まりのCall 叫んでブチ破ってみれば
さぁステージには何色が見えてる?
rock on,be free(rock on,be free)
尽きない欲望を
向上心とか都合よく言い換えて
keep on movin’(keep on movin’)
諦めるより先
ちょっとずつリニューアル
拡がる世界と一緒に
「らしさ」なんて事 気にしない
今にとらわれちゃもったいない
なりたい未来は 選んで変えていけ
rock on,be free(rock on,be free)
冷めない熱情で
猜疑心とか一切吹っ飛ばして
keep’on movin’(keep on movin’)
刹那じゃなくって
続いてくキミの瞳の照らす先
拡がる世界へ飛び立て
曲調
イントロはヴォーカルだけか抑え目の演奏、ミディアムスロー。
期待感高めて一気にアップテンポに。
極早のドラムで、ヴォーカル、ギターは存外メロディアスにかけあい。
『Smile』サビ抜粋
今になって気づいたよ
こんなにも大事だなんて
ずっとわがまま言って
傷つけ続けてゴメン
きみの笑顔 もう曇らせないから
締めなどに使えるようなロックバラードの曲。
使う楽器はエレキギター、ベース、ドラム、キーボード現時点想定。
キーボードで寂しげな感じを出しつつ他の楽器でバランスを取りながら、聞き易いメロディを流す感じ。
●決定事項
曲決定!
『Crimson Moon』
『rock on』
『Smile』
『Pulsate』
場所決定。
小さなライヴハウスで回数重ねて。
一日4公演の二日連続。
鬼スケジュール。
●リプレイ本文
●さて始動
「前回は仕事の都合で来れなかったが‥‥また宜しく頼む。そして何故手を広げているのか、聞いてもいいか‥‥?」
美日郷 司(fa3461)はいつもの調子で疑問を口にする。
「え、お帰り飛び込んでおいでのポーズ!」
蓮が腕広げて仁王立ち。司は沈黙で答える。
「さぁ」
「いや‥‥」
と、そこに飛び込んできたのは蓮 圭都(fa3861)。だが胸に飛び込む出なくハイタッチ。
蓮もすぐさまハイタッチにチェンジ。
「再会のハイタッチ! シブママは高さ丁度良い〜。いつも美味しい御飯ありがとう。それにひきかえ‥‥手の位置ハイタワー過ぎるんだもん!」
「うおっ!」
「!」
問答無用の愛のひざかっくん攻撃を受けるツインタワー。
その一人、佐武 真人(fa4028)はすぐに圭都に謝罪を入れる。
「すまんすまん、だが俺が悪いんじゃない、高い身長が悪いんだ」
「それは結局自分が悪いと言っているんじゃないか‥‥」
「二人はごめんなさいを私に!」
「「ごめんなさい」」
逆らわないほうがいいなと思った二人は声を揃える。圭都はそれに満足気に頷く。
「あ、はじめましてさんはよろしくね!」
にこ、と圭都は笑い言う。
「はい、ガシガシ裏方さん頑張ります!」
香坂 香(fa1818)はお手伝い、ということで参加。だが大人たちにはちっちゃい子がいる! と親心らしきものが芽生えていた。
「香坂は‥‥甘いカフェオレで‥‥橘川はブラックか?」
司の珈琲の差し入れはいつものお決まり。豆からがりがりとひいていく。
「そうそう、私はブラックで」
橘川 円(fa4980)はにこりと笑顔で言う。隣にいる榛原 瑛(fa5470)とは微妙な空気を保ちながら。
「瑛と会うのも久しぶりね。まったく、しばらく音信不通で何やってたんだか」
「ちょっとした旅に‥‥」
「人生を探す旅だよね、そういうのカッコいいからね!」
ばしばしと司の入れたコーヒー(ミルク入)を飲みつつ瑛の背中を叩く蓮。
瑛はははは、と乾いた声で笑う。
「まー、ゆっくりしつつ、アレンジ開始しようか! あ、今日は維澄さんお休みねー。花粉症と戦ってるから」
「花粉症か‥‥俺には関係ないからなぁ‥‥がんばれ維澄。どっちの方向にいるかわからんが拝んでおこう」
「維澄さんちはあっちの方角だよ真人君」
「お、そうか」
蓮の指差した方向を、涼しい顔で真人は拝むのだった。
●アレンジ! 〜rock on
「ま、ちょっと曲が長いからどうするかだよね」
「「らしさ」なんて事〜からラストまでの歌詞が良いな‥‥特に『「らしさ」なんて事〜選んで変えていけ』‥‥このフレーズは前向きで勢いがあって好きだな‥‥」
歌詞がのった紙をそれぞれ自分の前に広げてその文字を追う。
「私も『「らしさ」なんて事 気にしない〜』のフレーズが好きね。英歌詞の部分はハモリを入れて最後はユニゾンでいくといいんじゃないかと思うわ」
円は司の言葉に続いて意見を言う。
「いい歌詞だから勿体ねぇが、最初のサビをさっくり削って『「らしさ」なんて事〜』につなげるといいんじゃねぇかなとは思ったな」
「『「らしさ」なんて事〜』のとこからは皆好きみたいだねー。そしたら、そこは含めていこうか」
「そことつなぐなら最初の『待ち望んでた〜』のとことそこからつなげればいいんじゃないか。キリよくとなると難しいもんだな」
「人の作った曲に手を入れるのは、なかなか難しいからな‥‥最初のフレーズから『「らしさ」なんて事〜』のつなぎでよさそうじゃないか。ちょっとメリハリつけて」
口を挟んだのは紅陽。この辺ですり合わせどうだろう、となり問題なし、となる。
「あとは曲調だねー。ベース弾けたらそれていいっ! JKJK!!」
「JKJK!!」
「電波煩いよ! それはもうわかってるから! 娘も一緒にはしゃがないの!」
「えー‥‥」
「楽しいのに‥‥」
「はしゃぐのは後って事だな。俺はこの曲は、テンポ活かしてヴォーカルのみのミディアムスローから一瞬音消しで溜めて、演奏開始はテク魅せに一気でアップテンポに盛り上げるってのを考えたな」
真人は圭都と潤を軽く笑いながらどうどうと抑えた後、至極真面目に語りだす。
「最速は英歌詞部分にして他はやや落とすのでどうだろう。緩急意識だな。切り替えも欲しいがメロディアスも大事にしたい。圭都が歌うなら女声で高音の勢い欲しいところだな」
「歌っちゃうわよ。うーん、私は曲中ギャップさらに強くしたいと思ってるのよね。一気にアップテンポに持っていった後フレーズごとに細かいリズム変化でサビで急ブレーキ急発進繰り返して印象も変えていく感じ。音とるの難しいでしょうけど言葉の最後を被せたりね」
「音とるのは練習に練習を重ねればいけると思うよー」
「言葉の最後を被せたりか‥‥声で魅せることもできそうだな。勢いに乗せて」
「声を重ねるなら、英歌詞のところ、前の歌詞の後ろにかかる感じで重なるように響かせるのいいんじゃないかしら。コーラスいっぱい重ねてにぎやかにね」
「ふんふん、おーけー、おーけー。声重ねてメリハリつけてだね‥‥よし、やってみよっか、少し」
ということで、音出し開始。
●ちょっと休憩
「香嬢、見てて楽しい? あ、おいしいお茶とお菓子とありがとうね、一緒に食べようか」
ちょっとサボりタイムの蓮は香の横に座る。
「皆さん真剣モードですね、お邪魔にならないよう隅っこ待機です」
「うん、皆好きなことだから真剣、だから一生懸命色々と案も出てくるんだよねー。やー、好きなことパワーってすごいすごい」
「ですね」
「香嬢も好きなこと、たくさんするといいよ! そして僕もまた行ってきます! あ、そこのお弁当箱におにぎり入ってるからお腹すいたら食べていいからね!」
「いってらっしゃーい」
香は手ふって、お見送り。
●アレンジ! 〜Smile
「できたらヴァイオリンかチェロあたりのアコースティック楽器をいれたい‥‥」
そうつぶやく司の手にはもうすでにしっかりヴァイオリン。
「ミニオーケストラ風に音を入れてみたいんだが‥‥司、よろしくな」
「私もそこに混ぜてもらおうかしら、ツインヴァイオリンよ」
と、円もヴァイオリンも持ち出す。
「少しゆったり、でもゆったり過ぎず聞きやすくてほっと一息つけるような感じがいいわよね。ほら、ぜんざいについてくる塩昆布みたいな」
「ああ、わかる。それよくわかるなぁ‥‥」
円の言葉に楽器調整中のトワが頷く。ものすごく共感しているらしい。
「じゃあ‥‥テンポは言葉を大事にミディアムくらいかしら? ロックバラードならエレキ系の音も生かして。寂しい雰囲気を際立たせるのにエレキギターを高く鳴らすの」
「ふむ、元の曲を活かすというのは前提だしな。とりあえず、音を出すのが一番か」
「ハーモニー大事にしてやりたいわよね」
そして、曲の雰囲気が形になって行く中、隅っこで唸る人たちも。
瑛の持ってきた歌詞とにらめっこ中。
「あらかじめ下読みしてもらっておけばよかったんだが、ギリギリになったんで悪いな」
「‥‥『Smile』は一曲出来上がってる曲だから歌詞足すのは‥‥難しい」
「言葉は、歌詞は作った人の気持ちだから、多分作った人にしかそのときの気持ちわかんないから『Smile』は『Smile』だと思うからこのままそのままがいい。あれ、何か意味不明」
「潤が意味不明はいつものこと。うん、でもわかる。瑛君、折角だけどこれは『Smile』には組み込まないほうがいいと思う」
「そうか‥‥」
「でもその気持ちの分、いっぱい音で頑張ればいいんだよ、うん。僕らはねー。いっぱいやりたいイメージがあって、それはそれぞれ持ってていいんだよ、ぶつかることもあるだろうし。んでも一つのライヴ作るって気持ちは一つで一緒だからね。だからいいものにしようって気持ちは良くわかる。それは音にぶっけて、練習!」
「おー!」
色んな想いは音に乗せて一つ。
ライヴまで、カウントダウン開始?
●まったりタイム
「シブ‥‥ツナマヨ」
「ありますよ、ばっちりありますよ! しかも今日はいつもより具がいっぱい入ってる仕様」
「渋谷さんがおにぎりだから、私はお惣菜を。なんだか遠足みたいね。からあげとか‥‥圭都さん持って帰る?」
「いいんですか? わーい」
「‥‥圭都には、料理のできる婿が必要だな‥‥」
「そうだなぁ‥‥」
「婿もらうときはちゃんと皆に紹介するんだよ」
「料理くらい‥‥自分でコンビニ行けるんだから大丈夫よ。決して腹ペコなわけではないわ!」
「それはわかってるけど‥‥でもねー」
「年頃の娘がコンビニチンばかりじゃいかん」
なぜか、お小言タイム。
「そんなこといっても‥‥ね?」
「え、私にふるんですか!?」
隣でおにぎり食べていた香に同意を求める圭都。
突然のことで香はあたふた。
和気藹々と時間は過ぎていく。
●渋谷メモ
曲決定!
『Crimson Moon』
『rock on』
『Smile』
『Pulsate』
場所決定。
とあるライヴハウスで回数重ねて。
一日4公演の二日連続。
鬼スケジュール。
酸素にスポーツドリンク、喉飴等準備。
生音のみ。
『rock on』
最終調整はリハで。
待ち望んでたヒーローの登場みたいに
颯爽と顔を上げていこう
「らしさ」なんて事 気にしない
今にとらわれちゃもったいない
なりたい未来は 選んで変えていけ
rock on,be free(rock on,be free)
冷めない熱情で
猜疑心とか一切吹っ飛ばして
keep’on movin’(keep on movin’)
刹那じゃなくって
続いてくキミの瞳の照らす先
拡がる世界へ飛び立て
ヴォーカルのみのミディアムスローから一瞬音消しで溜めて、演奏開始はテク魅せに一気でアップテンポに。
英歌詞は重ねるようにハモり、最後はユニゾンで。
にぎやかに!
タイミングあわせで要練習だね!
『Smile』サビ抜粋
今になって気づいたよ
こんなにも大事だなんて
ずっとわがまま言って
傷つけ続けてゴメン
きみの笑顔 もう曇らせないから
ツインヴァイオリン決定かな!
寂しげな中にちょっとキラキラを。
寂しさを際立たせるエレキギターの音。
寂しげな中にも、華やかさを。
次回予定!『Pulsate』と舞台関連だね。
狭いライヴハウスだから照明とかかなー? あとなんかMSとかやりたいことみたいなのの案をぽろっとね。