ご当地★ＨＥＲＯ岩手編アジア・オセアニア
| 種類 | ショート |
|---|---|
| 担当 | 極楽寺遊丸 |
| 芸能 | 3Lv以上 |
| 獣人 | フリー |
| 難度 | 普通 |
| 報酬 | 5.5万円 |
| 参加人数 | 8人 |
| サポート | 0人 |
| 期間 | 03/13〜03/15 |
●本文
さて、毎度お馴染みご当地ＨＥＲＯ。四回目の今回は岩手県。まだ春も浅い土地。暖冬とはいえ、辺りは雪が深く寒さ厳しい。
ガタガタ震えながら手にしたカイロを揉みしだき暖を取るスタッフの隣に、ホットな缶入り汁粉を手にした若手ディレクター。
「やっぱり冷え込みますねー。それ汁粉ドリンクですか‥‥これまた‥‥」
「あぁ、寒いのは東北地方の醍醐味。美味いモノが多いのも、これがあってこそだ。先日食べた冷麺にじゃじゃ麺‥‥マジに美味かったなぁ」
「ですねーって、なんでわざわざ冷たいモノばかり食べてるんですかぁぁっ！ 普通、そこは温かいモノでしょ？」
「いや両方ともここの名物だし。暖かい麺でも良かったんだが、ここはこれしかないだろー？」
スタッフの突っ込みをウンウン頷き、一人勝手に納得して、かわすディレクター。
「ま、そういうことで今回は岩手県！ ご当地ＨＥＲＯになってくれる出演者達を募集して撮影に行ってみようかー」
そういうことでとは、どういうこと？ っと更に突っ込みを入れたい衝動に駆られるスタッフだが敢えて黙殺し、いつものように「えいえいおーっ」と高々に拳を振るい上げ、機材を纏めると地域情報誌を手にロケへ向かった。
■出演者を募集いたします。
若手ディレクター企画『ご当地ＨＥＲＯ★』に出演して下さる方を募集致します。
この番組は『地域密着エンター風旅番組』で、挙げられた土地に因んだヒーローや悪役を募集しております。
面白そう、この土地は任せろ！ っと思った方、またディレクターのクルーとして参加して下さるカメラマンや裏方さんも同時に募集しております。
皆様の手で楽しく地域を紹介し、視聴者してくれる方が行きたくなるような旅番組に仕上げて下さい。
では若手ディレクターと共にご参加をお待ち申し上げます。
■注意点と決めて頂きたいこと
・『ご当地ＨＥＲＯ』とは地域密着型英雄で、主な仕事は地域の観光地アピールや特産物の紹介など、そしてたまに悪者を戦う事と、様々な仕事を請け負っています。
彼らの名前や容姿、着ているもの、その他に方言や設定、人数など細かな点を皆様でお考えください。
また同じように悪役もご一緒に宜しくお願いします。
その場合は、必ずその地方の特産物や地域名をもじったものでお願いします。【例：埼玉ＨＥＲＯ★ カスカビーレッド、イワッキグリーン。悪役 ソウカ堅ヤッキー等】
なお、皆様の考えられた面白キャラクターを生かしたいとので、実在するものの使用は禁止いたします。
・この番組は特撮ではなく、彼らが戦うばかりを要求していません。仲良く名産品や名所を案内して頂いてもけっこうです。
その場合、近場でしたら行けますが、遠距離はＶＴＲ編集となります。
・できれば最初は道の駅からの登場。ここから担当する地域をご紹介ください。また必ず指定した県のアピールをお願いします。他県を紹介されても反映することが出来ません。ご了承ください。
・喧嘩の無いよう楽しんでお決めください。（これが一番大事）
■ディレクターが調べた簡易な岩手県情報
・岩手には道の駅が２４カ所あります。
・南部鉄器 保温性に優れ手入れ次第では、永久に使える丈夫さが大変魅力。やや重いのが難点？ 鉄瓶、急須に留まらず最近ではブックエンドや茶托と幅広く愛用されています。
・土川そば 蕎麦を自家製粉、塩以外の添加物を一切加えずに昔ながらの製造方法で作る蕎麦。 風味、喉越しが逸品 北部土川地内
・わんこそば 昔から有名。味は普通‥‥というが余裕があるうちは美味い。だが椀を重ねていくとその余裕は？
・じゃじゃ麺
・冷麺
・厳美渓 大きな岩がゴツゴツするダイナミックな渓流。約２ｋｍに渡り続く国の名称、天然記念物の渓谷。
‥‥など。
これらはディレクターが独自に調べたモノです。内容をもっと深く掘り下げて使うもおっけー、また使わず新たな名物ＨＥＲＯになって下さってもおっけー。
皆様のお好きなＨＥＲＯになってくださいね。
●リプレイ本文
●番組タイトルと共に今日のご当地、岩手県が映し出された。
画面は替わり自然が織りなす鍾乳壁を青白いライトが照す龍泉洞が登場。そこに乱反射の如く響く嬌声。
「いやん人が来るよ」
「大丈夫。んー」
薄暗い中で盛り上をみせるエキストラのカップル。辺りを構わない桃色声が神秘的な雰囲気をぶち壊す。
だが、そんな彼らの幸せに影を落とすべく、泉の傍にいた木製の胴鎧に蓬色の肩当てとマスク、手袋とブーツを着用した人形が歩み寄る。一見、龍泉新洞科学館内と同様の模型かと思ったカップル。しかし違う。人形を見ていると、ジトーリとした目で逆に睨み返され、
「日本三大鍾乳洞に数えられ国の天然記念物に指定されているダンジョン、龍泉洞でいちゃつくとは言語道断。きちんと見学しろ！ そう、ここは湧き出る清水が数ヵ所に渡り深い地底湖を形成している龍泉洞。第３地底湖は水深は９８ｍ。第４地底湖に至っては１２０ｍと日本一。その湖水は世界でも有数の透明度を誇っているのだ！ どうだ学んだか？ という事で哀と怒と嫉妬のシトギを食らえゃ！」
長々と解説する人形もとい‥‥岩手県中の嫉妬が名物の豆しとぎに乗り移り、龍泉洞内で誕生したという怪人・嫉妬ギャーに扮する九条・運（fa0378）は、得意の特撮ヒーロー知識と動作を活かし、ポーズをキメると棒状の豆しとぎを掴み、カップルの口に押し込む。
これはご当地ＨＥＲＯ初の危険極まりない怪人！
叫びを聞きつけた係員がＨＥＲＯ達を呼ぶべく笛を吹く。すぐにシュポーっという了解を意味する警笛が鳴った。
●
県のほぼ中心にある道の駅『とうわ』。ウッディーな雰囲気の売店の一画で、文庫本を読むＨＥＲＯ・黒い外套に中折れ帽という姿の藤井 和泉（fa3786）が扮するＭｒ．イーハトーヴォがいた。
「‥‥町の灯は暗の中をまるで海の底のお宮の景色のように点り、子供らの歌う声や口笛、切れ切れの叫び声も微かに‥‥。やはり宮沢賢治の作品は何度、読んでも良いものです。とういことで、僕が宮沢賢治ゆかりの地、花巻を紹介しましょう」
薄く微笑み本を閉じ、それに合わせＶＴＲが流れる。
まずは宮沢賢治記念館の画。生い立ちや信仰との戦い、愛用品が展示されている場所だ。
「ここ宮沢賢治記念館は詩や童話、教育に農業等、多彩な活動をした彼の世界に親しんで貰うための施設です。昭和５７年、彼の命日である９月２１日に開館しました。‥‥次は宮沢賢治童話村。彼が描く童話の主人公達が出てきそうな雰囲気で、それに合わせた賢治の学校があり、楽しく学ぶ事ができる楽習施設です。さて‥‥最後はイーハトーブ館。彼の作品を愛する人々によって設立され、様々な部門の芸術、研究論文を数多く収集した施設です。宮沢賢治の童話絵本や研究書、ＣＤ等も販売されている他、賢治祭、賢治生誕祭も行われてます。彼を訪ねる旅をより充実したい方、ぜひ利用ください」
次々と解説と共に建物が映し出され、終わったところで藤井にカメラが戻る。
彼はＶＴＲ中に未来都市地球銀河鉄道の壁画の元に移動していた。
「‥‥怪人が出たようです。岩手各地のＨＥＲＯを集めなくてはっ」
何かを察っすると小さくハミング。曲は星めぐりの歌だ。壁画は応るように輝き、合成で作られた汽車が出現した。
「さぁ銀河鉄道、各地のＨＥＲＯの元に急ぎましょう」
ポッワワッ！
藤井が乗り込むと汽車はシュボッと蒸気を上げ、空へ走り出した。
●
本州最東端の道の駅『宮古』。
宮古湾を眺めつつ水揚げされたばかりの魚介類を楽しめる料理や季節限定メニューを出す食堂が映る。
到着した藤井の前に静かな浄土浜の海。だがすぐにざわつきだす。
ざぁん！ ざん。
波間から現在特許申請中の工芸品、うに染めの着物と覆面をしたハマー・ザ・ピュアランドが現れた。
「ゴミを捨てる者はいないでゴザルかー。ここ浄土浜の地名は霊鏡竜湖という方がさながら極楽浄土の如し、と感嘆した事から名が付いたと伝えられているでゴザル。平成１８年に日本の快水浴場百選で特選とったなった場所でゴザルよー」
浜に着くやいなや、模造品の刀を振り回しポーズをキメる百鬼 レイ（fa4361）。ひと息吐いたところで藤井に気付き、
「おや、Ｍｒ．イーハトーヴォ。どうしたのでゴザルか？」
「怪人が出たと情報があり、皆さんを集めているのです。あぁ‥‥それにしてもここの海は穏やかですね。静寂と死の世界を喚起させるようです‥‥」
「詩的でゴザルなぁ素晴らしい。が、急ぐでゴザル」
海に魅せられた藤井を百鬼は促す。汽車はすぐに空高く舞い、その窓から合成によって見える崖に立つ白いトドヶ崎灯台。
「今日もトドヶ崎は綺麗でゴザル。これは明治３５年に立てられ東経１４２度０４分２１秒の本州最東端の地に立つもの。地球が丸いのを実感できるなぁ。 映画『喜びも悲しみも幾歳月』の舞台でもあるでゴザル」
百鬼の解説が終わったところで汽車は次のＨＥＲＯの元へ急いだ。
●
明るい印象のある道の駅『にしね』。汽車の到着と同時に乗り込むのは、岩手山を模し濃紺のつま先から徐々にグラデーションをみせる戦闘スーツと真っ白なヘルメットに青の大きなバイザーを着用したガンジュ・サンこと伝ノ助（fa0430）。
前もって事情を聞いていた彼は、座席にいるＨＥＲＯに笑みかけ、
「待っていったすよ皆さん。あっしは十和田八幡平国立公園南玄関口に位置し自然豊かな道の駅にしねに住むＨＥＲＯっす。さっそく担当地域の説明をするっす。あちらに見えやすのは別名、南部片富士や巌鷲山と呼ばれる県内で一番高い岩手山っす。標高２０３８ｍの成層火山でやして、実際に火山性の地震が起こった事もある今も生きている山っす。登山の際はよく情報確認してくださいやしね！ また岩手山北東斜面には焼走り熔岩流という、溶岩流跡を見る事が出来やんす。これは１７１９年の大噴火の名残で、国の特別天然記念物にも指定されてるんす。この焼き走り溶岩流に宮沢賢治は鬼神たちの棲み家と評した事でも有名っすね」
窓から見える岩手山はこれも合成。だがあたかもあるように掌を向け、解説をする伝ノ助。次に昔話を始めだす。
「‥‥鬼と言えばこんな話があるんす。昔、この地方に鬼がいて、あらゆる悪事を行っていやした。見かねた神様が懲らしめ、二度と悪さをしないという約束である岩に手形を押させたのでした。どんとはれ。これが岩手という県名の元になった話っすね。この時の岩というのが‥‥それはワンコソーバーお願いしやす！」
簡潔に話す伝ノ助は、携帯を手に汽車を待つ姫野蜜柑（fa3982）の扮するワンコソーバーへ繋げ、画は北緯40度にある『くずまき高原』へ移る。
建物内、特産品くずまきワインの販売所兼展示ホールのほすなあるに立つ、浴衣に捻り鉢巻き結び目には小さなお椀をぶら下げた姫野を映し出す。
「はいはーい！ 鬼の手形で有名な三ツ石様が奉られる東顕寺のある盛岡市、くずまき高原から僕、ワンコソーバーが引き受けたよ。名物といえばわんこそば！ 因みにわんこは方言でお椀って意味。僕の原動力でもあるんだよ」
姫野は元気よく話を続ける。
「昔ね、偉い地主様が大勢のお客に蕎麦を振る舞おうとしたんだけど、どんな大鍋でも１度に１０人分しか茹でられず、全然足りなかったんだ。そ・こ・で！ 地主様は出来た蕎麦を小さな椀に少しずつ入れ、食べて貰っている間に次を茹で、椀に入れていく‥‥おかわりどうぞってね。これが始まりなんだ」
途中、言葉を途切らせ、ウインク一つのキメポーズを作り、続けていく。
「毎年、盛岡市ではわんこそば全日本選手権が催され、全国から集まる豪傑達が熱い戦いを繰り広げるんだよ。さあ、みんなも挑戦！ 鉄の胃を持つ君を待ってるよ！ じゃ☆」
姫野は画面に向かって人差し指をドーンと出すと、そこに警笛が聞こえ彼女は外に駆け出し汽車へ乗り込んだ。
●
汽車は空を一路、南へ。
Ｍｒ．イーハトーヴォこと藤井が、駅弁・注文の多い料理店やロマン銀河鉄道ＳＬ弁当を差し入れ美味そうに頬張るＨＥＲＯ達。
そこに表から声が聞こえ、窓から覗けば武者南部に扮する鷹飼・源八朗（fa5082）が赤い房付きの軍馬に跨り走ってくる。
「俺は武者南部だ。汽車に乗せてくれ！」
「おっけー。手をこっちへ」
彼らは手を掴み引き上げを試みる。が、鷹飼が着込む南部鉄器の鎧が重くて上がらない。
「栄養満点ほうれん草カレーを食べれば、あっしはパワーＵＰっす」
伝ノ助は緑色のルゥを取り出しかき込むと再度、引き上げに参加。
鷹飼はその間、スタッフに合図を送りＶＴＲを流して貰う。映ったのは各施設が回廊で繋がっているという道の駅『雫石あねっこ』だ。
「皆、頑張ってくれ。その間、俺の故郷を紹介しよう。山と牧場。いで湯の町で南部鉄器で有名な所だ。実は馬の飼育も有名で、玩具のチャグチャグ馬っこがある通り、馬を大切にしているんだ‥‥みんなありがとう」
鷹飼は汽車にようやく乗り込みひと息。背後から鉄瓶を出し茶を啜る。
「この南部鉄瓶の独自のアラレ文様は、鉄瓶の表面積が増す事で保温効果があるという先人の卓抜した知恵と緻密なデザインなんだ」
「‥‥重いはずだよ。こんなのまで持ってたんだ‥‥」
紅一点、姫野がガックリと肩を落とした。
●
「おーほほぉー」
道の駅『みやもり』に突如、派手な緑色のスーツで身を包むわさびレディこと、椎名 硝子（fa4563）が高笑いで現れ店に入るなり、
「わたくしはわさびレディ。あなたも山葵色に染めてア・ゲ・ル☆」
なんとも女王様っちくな一言。だが魅力的な容姿の為、男性陣はメロメロ。しかし女性達は小声でヒソヒソ話。割りに耳敏い椎名は彼女らを睨み付け、
「きぃ誰？！ ネーミングセンスが親父ギャグなんて言うのはっ。大きな口を利けるのも今だけよ。わさビームでここにある食べ物、みぃんな山葵味にしてあげるんだから！ ふふ‥‥さぁ山葵の辛さに参って涙を流すと良いわ。わさビーム！」
腹いせのように、椎名はあちこちに緑色の合成ビームを発しほくそ笑む。
だが、誰も鼻を押さえる事はなく、美味そうに食べている。驚いたのは彼女の方。
「‥‥あ、あら？ 全然参っていないみたい。むしろ美味しそうに頂いちゃってる！？ わ、わたくしも味見をっ。む、これは‥‥ラーメンに山葵って結構合うわ‥‥ね。で、でも甘味系なら！ う？ ぴりっとした辛さが甘みを引き立ててイケるわ‥‥意外ねー。わさびソフト絶品過ぎよ！ ビール‥‥わさびエールもほのかに山葵の香りがして美味しいわ。色も綺麗な緑色だし‥‥はぅっ、わたくしとした事が皆を喜ばせてどうするのよぉぉっ！？」
慌ててラーメンを一口。美味しさに驚き、次はソフトクリームをぺろり、またも吃驚。最後にビールをごくり。あまりの美味しさに二口三口‥‥。やられてしまったのは観光客や店員さんではなく椎名の方。ガックリしたところに、
「清流の美しい流れを守る為、精一杯頑張る僕は厳美渓ウォーター♪ えい、眼鏡橋ボンバー」
担当する道の駅『厳美渓』から出張してきた厳美渓ウォーターこと甲斐・大地（fa3635）の登場。大きなバストを水の妖精風な衣装の下に押し込め、魔法を掛けると見せかけていきなり眼鏡橋を模したハリボテステッキで襲いかかる。
ばぃん！
「きゃぁ？！ 覚えてなさいよ、魔法っ娘、厳美渓ウォーター！」
「正義は必ず勝つんだ。さぁ皆さんもこれを見て、正しい道理を行い厳美渓の保護活動、環境意識を高めましょう！」
そこでＶＴＲ。映しだされるのは美しい渓谷。
「流れが急ですが、美しいこの厳美渓の景観。これを保つ為、市民さん方が努力をされています」
塵拾いに勤しむ周辺住民に話を聞く甲斐の姿が映る。誰もが爽やかな笑顔で応えているようだ。
「‥‥では番組で紹介することで、旅行者のマナーが良くなるといいですね♪ あ、行かなくては」
短いＶＴＲが終わり、再び甲斐に戻る。そこに汽車が見え、彼女は手を振り場を後にした。
●
カメラは再び嫉妬ギャー扮する九条へ。場所は安家洞へ移動しここでも暴れている。
「ここ安家洞は、総延長が日本最長の１万ｍという超巨大ダンジョン。そして氷渡探検洞は約５００ｍをヘッドライトを頼りに探検！ ドキワクなアドベンチャーが待ってるぜ！」
しゅぽーっ！
「見つけたぞ、怪人。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られてぇー」
「壱ぃ、今参上せし‥‥弐ぃ、憎き無法を裁きし者‥‥参ん、さながら極楽浄土からの使者ハマー・ザ‥‥長いから省略でゴザル。んで必殺、雲丹爆乱舞！」
「厳美渓、ピュアスプラッシュ！」
「あっしの名‥‥そのまんまとか言わないでっす」
「わんこ？ うぅん僕にゃんこ。だけどわんこー」
「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ‥‥中略。色々なＨＥＲＯが岩手に居るんだ」
「ＨＥＲＯ？ 私は違うけど。ま、あなたも山葵色に染めてア・ゲ・ル☆」
汽車から降りるなり、各々の決め台詞や必殺技を繰り出すＨＥＲＯ達。模造品の刀を振り上げる武者南部に、怪しいゴザル口調のハマー・ザ・ピュアランドは大量のウニを投げた。厳美渓ウォーターも同じく必殺技。
ネーミングを気にするガンジュ・サンと際どい挨拶をするのはワンコソーバー。
得意の文学を出すＭｒ．イーハトーヴォに何故かいるわさびレディ。
なんだか凄い事になってるが、怪人嫉妬ギャーはウニにあたりつつ、
「お、おぼえてろぉー」
お決まりの捨て台詞で逃ダッシュ。そこで番組は終了した。
