【神魂の一族】紋様アジア・オセアニア

種類 ショート
担当 言の羽
芸能 2Lv以上
獣人 1Lv以上
難度 普通
報酬 3万円
参加人数 8人
サポート 0人
期間 04/11〜04/15

●本文

 いまだ未開の地が多く残る大陸、ハウドラド。
 強大な力を持つ異形の化け物――魔物が跋扈し、人々はいつ襲われるかと怯えながら日々を過ごしていた。ただの人間に魔物と戦い退けるだけの力はなく、ひとたび目をつけられれば、一夜にしてひとつの街が壊滅させられてしまう。
 人々にできた事は、存在するかもわからない神に祈る事のみだった。

 しかしある時から、各地で噂が流れ始めた。神の血と力を受け継ぎし一族がいる――と。

「いっ‥‥嫌、来ないで、いやあああああっ」
 少女の絶叫。少女の前には魔物。
 今夜の食卓にのぼらせる山菜を摂りに来ただけだった。まだ日は高いし、このあたりで魔物を見かけたという話も聞かなかった。まさか遭遇するなんて思ってもみなかった。
 魔物の外見はとても醜悪で、緑がかった肌は所々ただれており、腐臭を漂わせる部分さえある。およそ人間とはかけ離れた体つきで、飛び出した目がぎょろりと少女の若い身体を眺め、だらしなく開いた唇からは絶えず涎が垂れている。垂れた涎は若草萌える地面に滴って、一瞬でその若芽を溶かしてしまう。
 白く煙を上げる若芽だったものを見て、少女は最高の恐怖を感じた。想像してしまったのだ。これから我が身がどのように食われるのかという、絶望的な未来を。
 誰か助けて‥‥!
 引きつった喉では、もはや助けも呼べなかった。呼んだところで誰が助けに来てくれるわけでもないのだが。
 人間では魔物に勝てない。勝てない敵を相手にしてまで、誰かを助けようとする者などいるだろうか。いたとしても、仲良く共倒れするのがおちだ。
 助けて助けて助けて。まだ死にたくないの。生きていたいの。やりたい事が山ほどあるの。死ぬのは嫌!!
「その汚ねぇ涎をどうにかしろ! 俺の大事な愛剣が溶けちまうだろうがっ!」
 小気味よい効果音と共に、少女に伸ばされていた魔物の腕らしき物が青空に飛んでいく。
「我が血に流れる神の御名において命ずる、大地よ震えろ、隆起しろ!!」
 地面が不自然にうねる。かと思うと先の尖った太い土の塊が数本、魔物を貫いた。
 それでも魔物の動きは止まらない。残る腕で土の塊を砕き、酸の涎を振りまこうと繊毛の生える長い舌を口から覗かせる。
「させるものですかぁぁっ!」
 白い光をまとう一本の矢。一直線に魔物の頭部に突き刺さると、その頭部と共に弾けた。

「おーい、大丈夫か。怪我は?」
 呆然と座り込んだままの少女を心配して、彼らは少女を覗き込んだ。あまりの急展開についていけない少女は、彼らの額に浮かぶ奇妙な文様を、薄れゆく脳裏にしかと刻み込んだ。

 ◆

「というわけで、これがストーリーの一例だ」
「設定は同じでもキャラとストーリーは毎回変えるっていう、オリジナルアニメですかぁ‥‥当たりますかねぇ」
「やってみなきゃわからんだろう。誰もメインの時間帯を希望してるわけじゃなし、とりあえずやってみるさ。で、これが企画書な。キャストの募集よろしく、ADちゃん」
「もー、面倒な仕事はすぐそうやって僕に押し付けるんですから‥‥」

 企画書:【神魂の一族】

 フリガナは「みたまのいちぞく」。古き時代に神々と交わった人間達の子孫。とある儀式を終える事で額に紋様が発現する。発現と同時に、その紋様に応じた力を得る。弱く力を持たない人間達のためにのみ力を振るう事を絶対の掟としており、逆に言えば、この一族の持つ力こそ人間達が魔物に対抗する唯一の手段でもある。

 世界観は剣と魔法のオーソドックスなファンタジー。機械文明なぞ欠片もなし。

 とりあえず最初の一回は様子見。反応がよければ続行を検討する。

●今回の参加者

 fa0129 草薙歴(19歳・♀・蛇)
 fa0179 ケイ・蛇原(56歳・♂・蛇)
 fa0531 緋河 来栖(15歳・♀・猫)
 fa0634 姫乃 舞(15歳・♀・小鳥)
 fa0826 雨堂 零慈(20歳・♂・竜)
 fa2738 (23歳・♀・猫)
 fa2868 矢沢きゃおる(19歳・♀・狸)
 fa3386 硯 円(15歳・♀・猫)

●リプレイ本文


 大きいとは言えないが、宿場町なのでそれなりの規模がある。だがそれにしては人通りが少なすぎる。街道を通ったはずの者が次の宿場町に着かないという噂。詳しい話を聞きたかったのだが、これでは‥‥
「あんた、旅行者かい?」
 きょろきょろする旅装束の少女に、町民の老婆が声をかけた。
「ここから南に行っちゃいけないよ。森に住む魔物に食われちまうからね」
「魔物っスか」
 魔物、それは異形で異能の化け物だ。人間の力では奴らに立ち向かう事はできず、故に人々はいつ襲われるかという恐怖に晒されながら日々生きている。
 その魔物が、どうも街道に現れたらしい。老婆の話では先行者が襲われていると気づき、逃げ帰ってきた者がいたという。彼によって今回の失踪事件は魔物の仕業であると判明し、虫のような鳴き声、何かが引きずられるような音、突風が吹いて森がざわめく等が魔物の特徴であると判明した。残念ながら姿を確認する余裕はなかったそうだが。
「ありがとうっスよ、おばーちゃん。でも明日にはきっと安心して誰もが旅できるようになってるっス」
「なんだって、あんたまさか、魔物を退治するつもりなのかい!」
 悪い事は言わないよ、やめときな。老婆のそんな制止の言葉にも能天気な笑顔を返して、少女は仲間の待つ酒場に走っていった。

 活気のない酒場。魔物のせいで足止めされている旅人が酒に溺れる一方で、あまりにもこの場に不釣合いの一行がいた。露出度が高い服装に金髪碧眼で目を引く少女、同じく金髪だが巻き毛で態度の大きな少女、だぶだぶの白いマントに水晶球の付いた木の杖を抱えている女顔の幼き少年。
「情報ゲットしてきたっスよー♪」
「お疲れ様です、キャオルお姉様☆」
「ただいまっス、フェリオさん!」
 旅装束の少女キャオルが一行のもとへ駆け寄ると、女顔の少年フェリオが立ち上がって出迎えた。勢いそのまま抱き合う二人だったが、態度の大きな少女が不機嫌顔でテーブルを叩く。
「遅いですわ! まったく、情報集めにどれだけ時間をかけるつもりですの!」
「だったらフィオさんが行けばよかったのに〜」
 悪びれる風もなくつっこむ高露出度の少女。態度の大きな少女は自分に文句した者をぎっと睨みつけた。
「あぁらクルスさん、わたくしに喧嘩を売るおつもりですの。受けてたちますわよ」
「そんなつもりじゃ‥‥あーん、フェリオくん助けてぇ〜!」
「喧嘩はダメですよ、二人とも」
「あんまり騒いだら他のお客さんに迷惑っス〜」
 酒場にいるのに誰一人として酒を頼まない彼らに、しかし注意をしようとする者はいなかった。そうするだけの気力を持ち合わせていないのだ。近くに魔物が現れたという事実はそのまま、この町が魔物の手の内にあるという事なのだから。

「‥‥どうだ、ケイジ」
「こう死臭が多くては、わかるものもわかりませんな」
 両側を森に挟まれた街道で、若い男が40も年上の小柄な男に話しかけた。小柄な男ケイジの答えはかんばしくなかったが、若い男は何も言わずに改めて周囲を見渡す。がしゃがしゃと白い板金鎧が擦れて鳴った。
 話しかけられたケイジの額には何かの文字とも見える紋様が浮かんでいる。刺青ではなく、絵具で描いたのでもない。
「やはりフェリオを連れてくればよかったわね。あの子のセンシング能力はずば抜けているもの。こっちが暇になるけど」
「仕方ありませんよ、アッシュさん。あのメンバーだけじゃ騒ぐだけ騒いで、下手したらフィオさんの魔法が炸裂、なんて事になりかねませんから」
 メイスを持った少年が苦笑を見せる。その名の通りに灰色の髪をそよがせる妙齢の女性は、ふんと鼻を鳴らした。
「イーリ。私はあなたを置いてくればよかったと考えているの」
「ええっ、僕は万が一にでも魔物が現れたら皆さんの補助をと思ってついてきたんですよ!?」
「ご自慢の回復魔法で? へえ、この私が傷を負うとでも言いたいのかしら」
「いつも自信満々に一番手で突っ込んでいって、魔物がどんな攻撃をしてくるか身をもって知るのは誰でしたっけね」
 長身を利用し、尖がり帽子を揺らして見下ろしてくるアッシュを、イーリは負けじと笑顔で押し返す。彼女の斧槍がいつ飛んでくるか、内心びくびくしてはいるが。
「‥‥どうやらイーリを連れてきて正解だったようだな」
「ZERO?」
 二人のじゃれあいを遮って、板金鎧の男が背に負った鞘から剣を抜く。背の高い彼よりも更に長いその大剣、剣身はゆうに3mを越えている。彼がそれを抜いたという事はすなわち――
 ZEROの隣へ移動したアッシュ、斧槍を一振りして手に馴染ませてから腰を低く落とす。二人の背後で、ケイジとイーリも身構える。
「お喋りは終わりだ。来たぞ!」
 ZEROは片手で軽々と剣を掲げる。そしてもう片方の手で、何もない宙に、指でとある紋様をなぞった。刹那、彼の額には宙になぞったものと同じ紋様が浮かび上がっていた。


 四人が町に戻ると、酒場では陽気な騒ぎが始まっていた。店内には人だかりが輪となり、楽しそうに手で拍子をとっている。
 そこらの人より頭ひとつ分抜きん出ているZEROにだけは、輪の中央で何が起きているのかが見えた。クルスが踊っているのだ。騒ぎの原因を聞いてケイジは含み笑いをし、アッシュは呆れ、イーリは頭を抱えた。

「だってこの町の人ってみんな陰気なんだもの〜。あたしが踊れば大抵の人は喜んでくれるし、フィオさんと口喧嘩してるよりよっぽどいいかと思って〜」
 場所は変わって宿の一室、寝台に腰掛けて足をぶらぶらさせるクルスに、他の者は生暖かい眼差しを送っていた。なぜならまったく悪びれずに言ってのけた彼女の腕の中には、ちょっとした量のおひねりがあったからだ。
「‥‥旅費を稼いだ、という事にしておこう。それよりアッシュ、あれを」
 壁に寄りかかり眉間の皺を揉んでいたZEROが溜息混じりに言う。隣に立つアッシュは、愛用する斧槍の先にかけていた布を、一気に剥ぎ取った。そこには全長30cm程の巨大芋虫の死骸が、槍の穂先で串刺しにされていた。
 だらりと開かれた口の中には外見に似合わぬ牙が並び、口の周囲には繊毛のような触手が生えている。動くものを触手で捉えて口に運び、牙で肉を削ぐのだろう。
「芋虫本体は動きが鈍い。だがこの触手が素早くてな」
「数も多い上に、動きが予測しにくいの。まあ、こいつ一体だったから簡単に倒せたんだけど‥‥ケイ爺」
 アッシュが視線を送った先にはケイジが底の知れない表情で得物を磨いている。呼ばれた事に気がつくと、顔の向きをさほど変えずに返事をした。
「ええ、ええ、あの森にはそいつ一匹じゃございやせん。そいつと同じにおいが幾つも漂ってきやしたよ」
「そういう事です」
 必要な事だけ述べて、ケイジは再び得物を磨き始める。話を引き継いだのはイーリだ。
「かなりの数の芋虫がいる事から考えて、こいつらを産み落としている女王のような存在もいるはずです。女王を倒さない限り、芋虫をいくら叩いてもこの町と街道の平穏は戻ってきません」
「なるほど、芋虫を産み育てるための栄養源として、旅人が襲われているのですわね」
 巻き髪を揺らしながら頷くフィオ。
 だが彼女の隣で話を聞いていたキャオルは首を傾げる。
「でも触手や牙だと、私が聞いてきた情報と合わないっスよ」
「どんな情報だ」
「突風が吹いて森がざわざわっとしたらしいっス」
「別種の魔物がいるのかしら‥‥年長者の意見を聞きたいわね。ケイ爺、どう思う?」
「ふむ、順当に考えれば、成体のみが持ちうる能力でしょうな。つまりは女王のみの特殊能力ではないかと」
 蟻に似た生態なのかもしれない。女王は巣に篭り、子供を産み続ける。ある程度育った子供は、次に生まれてくる子供と女王を養うため、餌を求めて外の世界に出て行く。――となると、女王を倒すには巣の外におびき寄せなくてはならない。
 ぽん、とアッシュはフェリオの肩を叩いた。
「巣を見つけるにはあなたの能力が役に立つわね」
「うん、僕頑張るねっ」
 一番の年少者を気遣う横で、役割分担は着々と進んでいく。
 フェリオの能力で巣の場所を把握した後、女王の位置を特定するためにキャオルが囮となる。どれだけいるかわからない芋虫を殲滅するのはフィオとクルス。フィオの詠唱を邪魔されないように護るのがケイジの役目。女王と対峙するのは攻撃力の高いZEROとアッシュで、彼らが受けた傷を癒すのがイーリだ。
「用意はいいな。行くぞ」
 窓の外はじきに夕焼けへと変わるだろう。急がなくては。一日も早く、安心して街道を通れるように――それが彼らの望みであり、一族の掟に従った行動なのだから。


「この身に流れる紅き血よ、わたくしにもっと力を! セント・フレア!」
 額に紋様を発現させたフィオ。まっすぐ伸ばした指先から、球状の炎が飛び出した。それらは各々が異なる軌道を描き、襲ってくる触手を焦がす。焦げた触手からはじゅわ、という音と嫌なにおいがして、ケイジの鼻腔を刺激する。彼は好ましくないにおいを振り払うかのように、懐中に忍ばせていた小太刀を投げやった。愛刀が肉に刺さった感触を得るや、柄に結び付けてある紐を引き、手に愛刀を取り戻す。
「ちょっとフィオさんっ、熱いんだけど〜! これじゃ私や森まで焼けちゃうってば〜」
「だらしないですわね、これくらい我慢なさい! 森には気を遣ってますのでご心配には及びませんわ!」
「戦中に気を抜くべきではありませんな。お二人とも、背中が留守ですよ!」
 すぐ横に跳ねてきた芋虫を切り捨てるケイジ。彼の言葉が耳に届くや否や、フィオは炎を、クルスは両手に一つずつ持った十字型のブーメランを、各自前方に向けて発射した。向かい合う彼女達の背後で、芋虫が炭と化し、あるいは触手ごと体を切り裂かれて絶命した。
 互いの背中を狙う魔物を絶妙なタイミングで倒した。芋虫の体液のついたブーメランが戻ってきて「あ〜ん、気持ちわる〜い」とクルスはぼやいたが。
「まぁしょうがないかぁ。フィオさんを助けられたんだし〜」
「べ、別に、わたくしはあなたを助けた訳ではございませんわ! ただ、あなたが倒れると、わたくしの身が危なくなってしまいますもの!」
 こんな状況でもフィオは素直に礼を述べはしない。けれどクルスにはフィオの態度が照れ隠しだとわかっているので、にこにこしながら、また多くの触手を切り捨てた。
 
 フェリオはどこか別の世界を見ているような瞳を、枯葉に覆われた柔らかい土に向けている。額には紋様。彼の前には同じく紋様を発現させたキャオルが立っている。
「100‥‥80‥‥30‥‥邪悪な気配!」
「ぎゃわー! でででで、出たー!」
 キャオルの足元の地面が揺れて、裂ける。耳障りな奇声をあげて現れたのは、5mを越える女王芋虫だ。うねうねと触手を蠢かせ、地面が揺れた弾みで空中に飛ばされたキャオルを狙う。
 見た目よりも素早い動きに対応したのはアッシュだった。脹脛まで覆う鉄の靴でもって、左右の木々を足場にキャオルの浮く高みまで上りつめる。一際強く足場を蹴って宙に飛び出し、キャオルを狙う触手を薙ぎ払った。
「いやー、一時はどうなる事かと思ったっスよ」
 冷や汗を拭うキャオルは、高所から落ちたというのに擦り傷一つない。一方受身を取ったはずのアッシュには、触手による追撃の痕がついている。
「僕の言った通りじゃないですか。アッシュさんは無茶しすぎなんです」
 駆け寄ってきたイーリがアッシュに触れると、傷は消え、イーリの体の同じ位置に傷ができた。
「‥‥風が!?」
 ZEROの驚愕。轟音の中、空気が一点に流れ込み始めた。その一点とは女王の口。すぼめられた口が目障りな餌を一度に吸い込もうとしているのだ。身の軽いイーリは斧槍を突き立てて耐えるアッシュにしがみつく。装備が重いおかげでまだ自由に動けるZEROは、周囲にたむろしていた芋虫さえも女王の口に吸い込まれていくのを見た。
「くっ‥‥こいつ、自分が産んだ芋虫ごと‥‥っ!」
 咄嗟に印を描く。額に紋様発現の熱さを感じると、ZEROの能力が空気の流れを無理矢理に平常へ戻した。しかし敵もさるもの、更なる吸引力でこちらを吸い込もうとする。歯を食いしばり、ZEROはもう一度印を描く。彼が何を狙っているのか察したアッシュも、もう一度その驚異的な跳躍力で高みを目指した。
 女王を囲む風の渦。ZEROの起こした竜巻は女王の巨大な体を、道を阻む木々すらものともせず、朱に染まる空へ突き上げる。女王の悲鳴が響いた。そこには既にアッシュが。
「ああああああっ!!」
 渾身の力で振り下ろされる斧槍。触手ごと叩き落とされた女王、その落下予測地点ではZEROが剣に風を纏わせていた。
「疾風‥‥十六連突!!」
 高速で繰り出される突き。纏う風が女王の皮膚を裂き、肉を引き千切る。女王が叫ぶ。苦し紛れの吸引も風を操るZEROの前では意味を成さない。
 女王は至る所から体液を垂れ流し、後を追うように落下してきたアッシュの斧槍で貫かれると、ぴくりとも動かなくなった。
「風は‥‥去った‥‥」
 ZEROが息をつく。横ではまたもアッシュがイーリの治療を受けている。残った芋虫を撃退しながらやってくる三人へ、キャオルとフェリオが手を振った。

●CAST
 アッシュ 草薙歴(fa0129)
 イーリ  硯 円(fa3386)
 キャオル 矢沢きゃおる(fa2868)
 クルス  緋河 来栖(fa0531)
 ケイジ  ケイ・蛇原(fa0179)
 ZERO 雨堂 零慈(fa0826)
 フィオ  姫乃 舞(fa0634)
 フェリオ 晨(fa2738)