ちまれんじゃー!!アジア・オセアニア

種類 ショート
担当 言の羽
芸能 4Lv以上
獣人 1Lv以上
難度 普通
報酬 16.5万円
参加人数 8人
サポート 0人
期間 08/07〜08/11

●本文

 皆は「ちま」って知ってるかな? ちまは手のひらサイズの小人さん。小さなおててと小さなあんよが、とってもぷりてぃー。いつもの道を通る途中、ちょっと気をつけて見てみると‥‥ほら、皆と同じように学校へ行ったりお仕事に向かったりしている、ちまの姿があるんだよ。
 ちまはお友達を作る事が大好き。だから声をかけてみて。きっと、あの小さなおててで握手をしてくれるよ。

 でもね‥‥時々、イタズラをしちゃう悪い子がいるの。
「おーっほっほっほっほ!!」
 あんまりないお胸を見せ付けるように高笑いをしているあのちまなんだけど、わかるかな? ピンクの縦ロールがまるでドリルみたいな、女の子のちま。
「たった今から、この百合丘公園はわたくしのものですわ! 砂場も! 滑り台も! ブランコも! 鉄棒も! ぜーーーーんぶっ、わたくしのものなのですわああああっ」
 公園は皆のもの。そうだよね? でもぴんくどりるは困った事に、独り占めを始めちゃったみたいなの。ぴんくどりるには3人の黒服手下ちまがいるんだけど、‥‥ああ、公園の入り口に柵を作って、他の人が入れないようにしちゃってる。このままだと、遊びたくても遊べなくなっちゃう!
「おめでとうございます、ぴんくどりる様」
 あれあれ? 燕尾服を着たちまがぴんくどりるに話しかけてるよ?
「あら、ありがとう、うぃん。‥‥わたくしはここを拠点として、次はご近所の百合の台第一公園、そして同第二公園へと、規模を拡大していくつもりですわ」
「御意。このうぃん、全身全霊を込めてぴんくどりる様にお仕えさせていただきます」
「よい心がけですわ」
 大変! ぴんくどりる達は他の公園も狙ってるみたい!
 ここは皆で声を合わせて、あのひーろーを呼ぶしかないね! いくよっ‥‥せーの!!

「助けてっ、ちまれんじゃーっ!!」

 ◆

 アニメ【ちまっと戦隊☆ちまれんじゃー】

 子供向けアニメ。「イタズラ大好きな悪い子を正義の味方が懲らしめる」というお約束のストーリー。

【ちまれんじゃー】
 ちまで構成されている正義の味方。助けを呼ぶ声を聞くと現れる。総勢5人。プラス、ピンチの時になると現れて助けてくれる「れいのぽじしょん」1人。お役目中は色の名前で呼ばれる(例:ちまれっど)。各人、通常攻撃2種と必殺技1種を持つ。

【ぴんくどりる】
 独り占めの好きなお嬢様ちま。高笑いが大好き。ムチでびしばし攻撃するのが得意。

【うぃん】
 ぴんくどりるに仕えている執事ちま。パンチやキックは大得意。

【黒服手下ちま】
 ぴんくどりるのおうちで雇われているちま達。3人いる。攻撃方法はうぃんと同じでパンチやキック。うぃんに比べれば弱いが、それでもその辺の普通のちまよりは強い。

●今回の参加者

 fa0430 伝ノ助(19歳・♂・狸)
 fa0868 槇島色(17歳・♀・猫)
 fa1463 姫乃 唯(15歳・♀・小鳥)
 fa1772 パイロ・シルヴァン(11歳・♂・竜)
 fa2640 角倉・雨神名(15歳・♀・一角獣)
 fa3371 豊浦 あやね(15歳・♀・狸)
 fa3846 Rickey(20歳・♂・犬)
 fa4371 雅楽川 陽向(15歳・♀・犬)

●リプレイ本文

●登場!
「助けてっ、ちまれんじゃーっ!!」

 そう、それがあの正義の味方を呼ぶ合言葉。ほら見て。皆の声が届いたみたいだよ。
「燃える炎のツッコミ魂っ‥‥ちまれっど、参上やっ」
「ちまっと見参、ちまぐりーん!」
「その輝きは太陽の如く! ちまれんじゃーおれんじ見参!」
「みんなの憩いの場を占拠するなんていけないですっ。水の使者・ちまぶるーがお仕置きです!」
 ビシッとババーンとちまれんじゃー。煙と共に公園の入口前にやってきてくれたんだね! でも、あれあれ、1人足りないような?
「せっせせっせ」
 いたいた。仲間の後ろで、ちまいえろーが団扇をばたばた動かしているよ。サンマを焼いて、煙を出していたんだね。
 これで全員揃った事だし、いざ、公園の中へ乗り込もう!
「サンマは後程おいしくいただくでござる」
「ぴんくどりるをしっかり懲らしめませんと!」
「勿論ご飯は炊き立てをどんぶりに山盛りやなっ」
「こっちの話を聞いてくれるといいんだけど‥‥」
「火は消していかんとあかんのですよね」
 なんだか、いろんな意味でやる気たっぷりみたいだね。

●いざ戦いの場へっ
「おーっほっほっほっほ!!」
 出た、ぴんくどりるの大好きな高笑いだよ。
「この公園の遊具は全てわたくしのものなのですわ。独り占めとは何と素晴らしいのでしょう!」
 とっても幸せそうに笑ってるけど‥‥独り占めは素晴らしい事なんかじゃない。皆で仲良く遊んだほうが、絶対に素晴らしいし、何より楽しいよね。どうやらぴんくどりるはまだ、その事に気づいていないみたい‥‥悲しいね。
 そして本当ならそういう間違いを教えてあげて、なおすように指導するのが執事の役目なんだ。でもぴんくどりるの執事をしているうぃんは、ぴんくどりるの言う事を素直に聞くばかりで、悪い事を悪いと教えてあげずに、しかもお手伝いまでしているの。困った執事さんだよね。黒服手下ちま達も同じ。皆でぴんくどりるのわがままを叶えてあげるだけ。
「うぃん、もっと強く押してちょうだい!」
「はい、ぴんくどりる様」
「あぁっ、高いですわ! やはりブランコは高くまで到達してこそっ」
 危ない! ぎりぎりまで高く上がったブランコの座る部分から、ぴんくどりるが勢いよく飛び降りたの!
 でもよかった、黒服手下ちま達がしっかりと受け止めてくれたよ。‥‥ぴんくどりるは一言もお礼を言わないけれど。
「次はどれで遊ぼうかしら。よりどりみどりですわ〜♪」
「そうはさせないっ!!」
 上機嫌でもう一度ブランコに乗って漕ぎ始めたのを強い口調で呼び止められて、ぴんくどりるはびっくり。慌てて周りを見渡して、入口に作らせた柵が叩き壊されてるのを見つけて、さらにびっくり。
「誰っ、こんな事したのは!?」
 おめめを鋭くさせたぴんくどりるが叫ぶと、五つの影が地面にできて、次に5人のちまがたんたんたんっと現れたの。そのちま達は勿論――
「ちまっと戦隊、ちまれんじゃー☆」
 そう、正義の味方、ちまれんじゃー! 首にはそれぞれのカラーを示すマフラーを巻いて、ついに悪い子をお仕置きに来たよっ。
「公園は皆の物、独り占めは良くないでござる!」
「そうだよ。独り占めするよりも皆で遊んだ方が、絶対に楽しいんだから!」
「大人しく公園を開放すればそれでよし‥‥あくまでも独り占めを続けるつもりなんやったら、容赦せんでぇっ!」
 ぐりーんが言って、おれんじが叫んで、れっどが宣言して。でもそれでも、ぴんくどりるは不敵な笑みを崩さない。ぴんくどりるがちょっとおててを振ると、うぃんと黒服手下ちま達がちまれんじゃーの前に立ちふさがったの!
「お揃いでお出ましですわね、ちまれんじゃー‥‥でも無駄ですわ。わたくし達の力を見せて差し上げます。今日こそぎゃふんと言えば良いのですわ! 皆、やっておしまいですわ!」
 ぴんくどりるのおててが今度はお空に向けて掲げられると、うぃんと黒服手下ちま達が走り出したっ。
「何があっても公園を独占するつもりなら仕方ない。悪い子にはお仕置きだよっ」
 ちまれんじゃーも応戦しようと、それぞれの武器を手に取ったよ!
 れっどは真紅のハリセン。ぐりーんは忍者刀と言い張ってる木刀。おれんじはバスケットボール。ぶるーは水鉄砲。いえろーはヨーヨー。
「ぴんくどりる様の邪魔をする者には、こちらとて容赦はしません!」
 対してうぃんと黒服手下ちま達は、何も武器を持っていないの。なぜなら、自分の体が武器だから。うぃんのパンチが唸るっ。
「何っ!?」
 けど突然うぃんの足が動かなくなって、パンチはれっどには届かない。にっと笑ったれっどが、背中から取り出したのは二本目のハリセン!
「はりせんすまぁっしゅ!」
「くっ」
 よろめくうぃんの足からヨーヨーを手元に戻して、いえろーもふふっと笑ったよ。いえろーの技『catch』でうぃんの動きを止めたんだね。
 でもそんないえろーに、なんと黒服手下ちまAが名刺を渡したの!
「三食昼寝つきでおやつもばっちりついてきます」
「ほんま♪」
 ああっ、勧誘されてる!? ダメだよ、いえろー、目を輝かせていたら相手の思うつぼだよ!
「いえろー、目を覚ましてくださーいっ。ちまでっぽう!」
 ぱしゅうんっ。ぶるーの水鉄砲から冷たい水が発射されて、いえろーごと黒服手下ちまAを攻撃っ。いえろーもびしょぬれになっちゃったけど、仕方ないよね。うん、仕方ない。
「このっ」
 一張羅を台無しにされた黒服手下ちまAが、水飲み場に水を補給に向かうぶるーを追いかけていくよ。ぶるーの背中に、黒服手下ちまAの手が伸びて‥‥
「させないよ! どりぶるすぱいらる!」
 だむだむとドリブルしながら駆け抜けるのはおれんじ。黒服手下ちまAは動くに動けず、代わりに黒服手下ちまBがぶるーを追いかける! その黒服手下ちまBの後頭部に、なんとシャベルが激突!
「らんじょーけんの威力を見たかでござるっ」
 これはぐりーんの技、その辺にある物を適当に投げちゃうぞ攻撃!? シャベルは砂場に落ちてた誰かの忘れ物だね。あれは痛いよー‥‥見てるだけで痛いんだから、ぶつけられた本人はもっと痛いよね。黒服手下ちまB、涙目。
 黒服手下ちまCも加勢にやってきたけど、そっちにはバケツが飛んでったっ。
 なんだか結構楽勝コース?

●と思ったのもつかの間
「不甲斐ないですわっ、今月のお給料はお父様に頼んでゼロにしてもらいますわよっ!!」
 ぴしいっ! 鞭をしならせて宣言したちまどりるは、ブランコの座る部分に立っていたの。黒服手下ちまがあまりにも簡単にやられちゃうから、ついに自分の出番だとブランコからジャンプ! そのまま華麗に着地――できるわけないよね。さっきだって黒服手下ちま達に抱きとめてもらったんだから。ああ、顔面ダイブ。
「あちゃぁ」
「うわぁ‥‥」
「あれは痛いですよ‥‥」
「鳥になりたかったんやなぁ」
「‥‥ぷっ」
「誰よ今笑ったのはぁっ」
 自慢のドリルについた砂を払いつつ立ち上がるぴんくどりる、お顔も砂だらけ。
「よくもやってくれましたわね、もう泣いて謝ったとしても許してあげませんわっ!!」
 あまりに恥ずかしかったらしくて、半分泣き顔のぴんくどりる。さすがにちまれんじゃー達も、ぴんくどりるがちょっと可哀想になってきたの。顔を見合わせて、スクラム組んで、ひそひそひそ。
 ――どうする? ――でもあれ、逆ギレだよ。――反省をしているわけではないですよねぇ。――身から出た錆でござるよ。――うーん‥‥。
 そうこうしてる間にも、ぴんくどりるは黒服手下ちま達を鞭でビシバシして、気合を入れて、体勢を立て直してしまったの。しかも。
「‥‥やれやれ。どうやら本気を出さねばならないようですね」
 凛とした声に、ちまれんじゃーがその声のほうを見ると。燕尾服の襟元を正すうぃんが。
「しまったっ」
 いえろーが目を丸くした時にはもう、うぃんのパンチラッシュがぶるーに次々と入ってしまっていて‥‥。補充したお水のばりあーで威力を弱めたみたいだけど、それでも遠距離タイプのぶるーには厳しかったんだね‥‥ぼろぼろになったぶるーは、吹っ飛んだ先でうつぶせのまま立ち上がれない‥‥。
「ぶるー!」
 助けに行こうとするちまれんじゃー。そこにぴんくどりるが立ちはだかる!
「ちまれんじゃー、恐るるに足らずですわね!」
 ぴんくどりるの鞭さばきはとても上手で、うまく避けたつもりでも、徐々にれっどのハリセンをぼろぼろにしてる! れっどがハリセンを取り替える間に、ぐりーんがぴんくどりるを攻撃しようとするんだけど、間に黒服手下ちま達が入り込んで、木刀がぴんくどりるにまで届かないっ。
「ふぇいだうぇいしゅーと!」
 おれんじが黒服手下ちまBにボールをぶつけ、同時に自分も後ろにジャンプ! 空いた場所に身を乗り出した黒服手下ちまAにいえろーがヨーヨーをぶつけ、ふらふらしたところをぐりーんが抱える!
「必殺! らんじょーけん・おーぎっ!」
 そしてそのまま投げた!
「ぴんくどりる様、下がってくださいっ」
 うぃんが拳を握りなおして、腰を落として‥‥飛んできた黒服手下ちまAを拳で打ち返した!
「えええっ!?」
 まさかそう来るとは思っていなかったぐりーんとおれんじといえろーは、返ってきた黒服手下ちまAの下敷きになって、ぐるぐる眼を回してしまったの。
「皆!」
 黒服手下ちまCを新しいハリセンでツッコミしまくっていたれっどは下敷きにならずに済んだけど、一人ではうぃんとぴんくどりるには勝てないよ‥‥。
「このままじゃやられてしまう、一体どうしたら‥‥!」
 勝ち誇った様子で近づいてくるうぃんを、なんとか開けたまぶたの隙間から見上げるおれんじ。
「おーっほっほっほっほ!! ちまれんじゃーも大した事ありませんわね。お遊びもここまでですわ」
 とどめをさそうと、ちまれんじゃーに歩み寄るぴんくどりる。けれどやっぱり、ちまごっどは正義の味方を見捨てたりはしないんだ。
「ふりすびーしょっと!」
 れっども倒そうとしたうぃんの足元に、勢いよく飛んできたフリスビーが突き刺さったよ! フリスビーが飛んできたほうを皆が見ると、そこにはジャングルジムが。そしてジャングルジムのてっぺんには、ちま影が。
「天に明星、地に煉獄‥‥儘ならぬ界隈を颯爽と世直し巡る輝く白銀‥‥我が名は‥‥」
「「「「「ちちしるばー!!」」」」」
「違うっ!!」
 ちまれんじゃーの一員でありながら、なぜか他の皆がピンチに陥った時にしか登場しない、ちち‥‥じゃなくて、ちましるばー。ちまだからよくわからないかもしれないけど、お胸は結構あるみたい。
「ううっ‥‥ちまサイズでもすごいです、しかも名前にしちゃうなんてっ」
「え? 『父』しるばーやないん?」
「銀色のお父さんでござろう」
「違うから!!」
 うつぶせのまま悔しがるぶるーの言葉に、れっどとぐりーんから素の反応が来て、ぶるーは耳まで赤くなって地面に顔をうずめてしまったの。
 それでもしるばーは諦めない。諦めずに、ここへ来た目的を果たす!
「どりるぴんくとその一味、公園は公共のもの、柵を作り占拠しようとは許し難し。立ち上がれ、ちまれんじゃー! 正義の鉄槌を下せ!!」
 言うなりしるばーはジャングルジムから飛び降りて華麗に着地!
「‥‥うぃん。あのちちしるばーをめったうちにしてちょうだいっ」
「御意!」
 色々と頭にきたらしいぴんくどりるは、うぃんをしるばーにけしかける! おまけに黒服手下ちま達もちまれんじゃーにけしかける!
「そうはさせないよ! とるねーどしょっとっ」
 おれんじの投げたボールが竜巻のように回転して、黒服手下ちま達をなぎ払う!
「こうなったら、本気を出しますっ。ちまごおり!!」
 ぶるーが水鉄砲から発射した水が、黒服手下ちまAの足元を凍りつかせて動けなくさせちゃった!
「うちも本気を出すでぇ、blow!」
 いえろーのヨーヨーがぐいんっと伸びて、黒服手下ちまBとCをいっぺんに吹き飛ばす!
「今一度‥‥らんじょーけん・おーぎ!!」
 飛んできた黒服手下ちまBをぐりーんが投げて!
「特大の‥‥場外ほーむらんっ、やぁっ!!」
 出た! れっどの必殺技、はりせんほーむらん! 黒服手下ちまCをハリセンで力いっぱい打ったぁ! ぐりーんの投げた黒服手下ちまBと一緒になってぴんくどりるに向かってくよ!
「きゃああああっ!」
 風、水、雷、森、炎。皆の象徴を背負った黒服手下ちま3人がぴんくどりるに突撃っ!!
「ぴんくどりる様っ!」
「あんたはこっち! ふりすびーらっしゅ!」
 フリスビーを盾のように構えて突撃したしるばーは、そのままフリスビーでうぃんをタコ殴りっ。反撃の暇もないほど殴られたうぃんも、倒れるぴんくどりるの所まで吹き飛んでしまったよ!
「ここは一旦退きましょう、ぴんくどりる様!」
「くっ‥‥覚えてらっしゃいですわー!」
 ぴんくどりるを小脇に抱えて、うぃんがすごい勢いで公園を出て行って、黒服手下ちま達もすたこらさっさ。
「もう公園を独り占めしようなんて考えちゃ駄目だよーっ」
 その背中におれんじが一言。まさしくそのとーり☆

「それでは皆さんご一緒に♪」
 れっどがぴしっと天を指差し、決めのポーズは、
『正義はちまっと☆』

●えんでぃんぐ
ちまれっど:豊浦 あやね(fa3371)
ちまぐりーん:伝ノ助(fa0430)
ちまぶるー:角倉・雨神名(fa2640)
ちまおれんじ:Rickey(fa3846)
ちまいえろー:雅楽川 陽向(fa4371)
れいのぽじしょん(ちましるばー):槇島色(fa0868)

ぴんくどりる:姫乃 唯(fa1463)
うぃん:パイロ・シルヴァン(fa1772)