コスプレアイドル発足?アジア・オセアニア
種類 |
ショート
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担当 |
凪
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芸能 |
1Lv以上
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獣人 |
1Lv以上
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難度 |
やや難
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報酬 |
1.2万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
11/06〜11/10
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●本文
●コスプレアイドル始めませんか?
ここに一冊のアキバ系オタク専門雑誌がある。
雑誌の名前は『オタクナビ』。
プラモデルの通販と組み立て方、そして委託での代理組み立て。
ガレージキットの通販や上手な塗装の仕方。エアガン購入の為の初心者講座。
コスプレの勧めとコスプレ通販。コスプレ写真の上手な撮り方。
新作のアニメやゲームの紹介。
アイドルの水着写真。
自作パソコンを作るための上手なパーツの選び方などが記された月刊オタ情報誌である。
そして、この『オタクナビ』。
新年1月特大号は『三色アイスと水着アイドル達のコスプレと水着の特集号』である。
ちなみに三色アイスとは、今売り出し中の若手3人グループのアイドルであり、秋葉原でも認知度の高いアイドルである。
そして、その『オタクナビ』編集部でハプニングが生じていた。
「大変です! 新年特大号のコスプレ撮影をその‥‥キャンセルされました!」
編集部にどよめきが走る。
今回の目玉企画であるコスプレ写真が撮れなくては、雑誌はつぶれてしまう。
「やっぱり無理だったんだよ! メイド服や巫女衣装で、浜辺で一枚づつ脱いで貰って、最後に水着に成って海に入って貰うなんて企画は! 正当派アイドルの『三色アイス』がok出すわけ無かったんだ!」
編集長がそう言って机を叩く。
「いえ‥‥それが‥‥編集長‥‥。三色アイスからは喜んでokが出て居るんですが‥‥、他の新人アイドル達からお断りの電話が‥‥」
世界が一瞬白かった。
売れっ子アイドルの『三色アイス』がノリノリでokを出し、新人水着アイドルに断られたのである。
‥‥普通逆だろ‥‥。
「よし、なら代わりのアイドルを用意しろ! チケットとホテルは既に手配してあるんだ! 8人‥‥大至急だ!」
そんなわけでコスプレと水着の撮影のモデル募集である。
一人一種類コスプレして、それを徐々に脱いで水着に成って海に入るという企画なので、一人一つ、水着とコスプレを用意して来て貰うことになる。
さぁ、一緒に秋葉原のアイドルを目指してみないか?
●リプレイ本文
●コスプレアイドル発足?
東京から飛行機で14時間とチョット。
晴れた空、白い砂浜、憧れのハワイへと飛行機は旅立っていった。
新人アイドル8人はエコノミークラス。
三色アイス+マネージャーはファーストクラスである。
飛行機代はオタクナビ編集部が出しているので文句も言えないが、それでもせめてビジネスクラスくらいは用意してくれても良さそうな物なのに‥‥。
そんな気持ちを胸にハワイに到着。
青い空と潮風の薫りが、そんなうやむやをいっぺんに吹き飛ばしてくれる。
「みなさ〜ん。アロハ〜♪ ハワイにヨウコソ〜♪」
出迎えのアロハな娘さん達に挨拶‥‥よく見ると三色アイスの面々である。
いつの間にかムームードレスを着て、花の首飾りを持ってお出迎えである。
「何してるんです? 3人して‥‥」
MAKOTO(fa0295)がそう言って花の首飾りをかけてくれる3人を目を白黒させて見つめる。
ミルクアイスがそんな彼女に首飾りをかけ、頬に軽く口づけをする。
「はっはっはっ、実は皆を驚かそうと、ファーストクラスに乗った振りをして、一本早い飛行機で先回りしていたのです!」
こてこてのギャグが大好きな、三色アイスの敏腕マネージャー、ゴンザレス斉藤がアロハシャツにバミューダ姿で登場する。一同は乾いた笑いを浮かべた。
「初めまして皆さん。撮影を担当するカメラマンの倉持です。今日から一週間ヨロシクお願いします」
自己紹介をして、ジーンズのショートパンツに袖をまくったTシャツのラフなカメラマン。彼女がアキバナビ編集部社員にしてカメラマンのクロック倉持である。
彼女はデジタルカメラとデジタルビデオカメラで撮影するらしい。
一行を出迎えたバスに乗る、バスはそのままワイキキビーチへ。
いきなりバスで浜辺に連れてこられた一同は、いきなり撮影かと慌てたが、撮影は明日から、ホテルのプライベートビーチで行われるそうだ。
今日は一日水着に着替えてのフリータイムであるらしい。
季節外れの時期で客が居ないのを良いことに、浜辺で遊びまくる一同。
「わーい、ハワイだ♪ ハワイだ♪ ハ・ワ・イだぁ〜♪♪」
御鏡遥(fa0368)が大はしゃぎで海に飛び込む。
彼女の水着は薄い水色の極薄の布地の少ないきわどいビキニ。
胸を隠す三角の生地は手のひらの半分ほどの大きさで、アンダーも同様でハイレグTバックである。
プレイベートだと言うのに、倉持さんが一心不乱にカメラを回す。
「はっ!? 新人に出し抜かれてる。わたしったら、いっけない」
狐森夏樹(fa0386)がそう言うといそいそとブルーの肩だしハイレグの競泳水着で御鏡遥に絡むように入っていき、水の掛け合いを始める。
倉持さんは何かに取り憑かれたかのようにカメラを回し続ける。
「アレが‥‥プロ根性って奴なんですねぇ‥‥」
滝川・水那(fa0836)がそう言って言葉を漏らす。
まさに芸人の目立った物勝ちなカメラへの飛び込みである。
そんなこんなで若干一名(男)を除いてみんな一気に浜辺に走り出す。
ダイヤモンドヘッドと夕日を浴びながら、ワイキキビーチでの目立て!合戦は幕を閉じる。
●寝間着どっきり
ハワイ時間深夜4時、パジャマ姿のミルクアイスがマイク片手にカメラに挨拶する。
「みなさ〜ん。おはようございま〜す。時刻は朝の4時、みんなが寝静まってる所、寝間着どっきりに入りたいと思いま〜す」
そう言ってホテルの一室の前で撮影をするミルクアイスと倉持さん。
その一室の中では、今まさにアカネ・コトミヤ(fa0525)が全裸に剥かれていた。
っというか、このコーナーはやらせなので、前もって準備してるのである。
全裸に剥かれた状態で、全身にお化粧を施し、それから下着と服を着せられる。
猫さんのTシャツにショートパンツと言ったラフな寝間着とブラチラokなピンクのかわいらしい下着である。
企画としては寝ている女の子の布団をこっそりめくって、寝間着姿を撮影すると言うシンプルな物だ。
そして起こさずに帰っていく。
後で映像を見せて、本人が恥ずかしがるのを見て楽しむ‥‥っと言う思考らしい。
小一時間ほどの撮影の末に、朝食を取りながらVTRを見せられ赤面するアカネの表情を納め、ショートカットの撮影は終了する。
●個人撮影
その日のコスプレ撮影はHIKAGE(fa1340)だけが別行動であった。
巫女衣装に身を包んだ女装した彼とチョコアイスとの絡みであった。
デッキチェアーに横たわる彼、その横に一緒に寝そべるチョコアイス。
彼女が一枚一枚脱がして行くと、中からは男性の身体が出てくる‥‥っと言うシチュエーションだ。
なんともマニアックな撮影である。
半裸に成った彼の胸やおなかを、チョコアイスの手が優しく撫でる。ビデオカメラがその光景を撮影してゆく。
続いての撮影はMAKOTOとヒカル・マーブル(fa1660) の2人である。
溢れんばかりに胸を強調した着物風の上半身と、生足だしまくりのチャイナ風の下半身のコスプレのMAKOTOとメイド服のヒカル・マーブルの2人。
実は2人は今回の巨乳トップ2である。
2人はマラカスを持たされて踊らされている。
揺れる身体、揺れる乳、揺れるコスプレである。
予め用意されていた天蚕糸(てぐす)をスタッフが引くと、ヒカルマーブルのメイド服の一枚一枚ハラハラとはだけて行く。
すると中からセパレートビキニの水着の身体が露出する。カメラが身体を舐めるようにしてアップになる。
続いてMAKOTO。シャカシャカとマラカスを振っていると、そのリズムに合わせて段々と服がずれていき、すとんと浜辺に落ちる。
中からは白いビキニ姿の健康的な肉体が登場した。
2人が水着姿でマラカスを持ってカメラの前でシャカシャカと踊る。
乳揺れシーン満載である。
シーンが変わって、狐森夏樹が登場する。
スキーウェアーの様な分厚いスーツとヘルメットで装備を固めていた彼女。
ヘルメットを脱ぎ、ジッパーをゆっくりと下ろすと、中から出てきたのは肩を露出した、超ミニスカートの服装である。
音楽に合わせてそれさえも脱ぎ捨てると、ブルーの競泳用水着だった。
野外のシャワーを浴びながら身体の汗を流す彼女。
シャワーを浴びながら、彼女はさらに水着さえも脱ぎ捨てた。
その下から現れたのはチューブブラに超ハイレグのビキニであった。
彼女はその姿でカメラにウィンクして、カメラが引いて行く。
続いての撮影はアカネ・コトミヤと滝川・水那である。
ゴスロリ服のアカネ・コトミヤと女子学生服の滝川・水那が波打ち際で遊んでいるシーンが取られる。
やがて砂に埋められる滝川・水那。
それを高飛車な笑みで見つめるアカネ・コトミヤ。
映像に声は入らない。全て表情と絵だけである。
滝川・水那が埋まっている砂の塊に、穴を掘り手を入れるアカネ・コトミヤ。
砂から手を出した彼女の手には、滝川・水那の服が握られている。
続いて下腹部に穴を開けて手を入れるアカネ・コトミヤ。
今度は制服のスカートが握られている。
はらはらした顔で見つめる滝川・水那。
今度は左右の手を同時に入れると、滝川・水那の物らしき下着が、両手に一つづつ握られている。
悲鳴を上げる滝川・水那を尻目にその場を去って行くアカネ・コトミヤ。
やがて波が滝川・水那の砂をかき流すと、中からワンピースの水着姿の彼女が登場する。
期待が高まって居た所を少々肩すかしな場面で流されてしまった。
猫耳のアップがピクピク動くと、さっきまでゴスロリタカビーなキャラだったアカネ・コトミヤが一転、スクール水着で滝川・水那にそっと近付いてくる。
これがアキバ名物ツンデレという奴なのだろうか、今ひとつ理解に苦しむが。
夕日をバックに水浴びをする御鏡遥。
ゆったりとした白のブラウスとえんじ色のフレアミニスカートで登場すると、その服装のままで海に飛び込んでしまう。
泳いでるウチに一枚‥‥また一枚‥‥っと服が波に流されて行く。
自ら上がった所で、彼女の水着は薄い水色の極薄の布地の少ないきわどいビキニ。
胸を隠す三角の生地は手のひらの半分ほどの大きさで、アンダーも同様でハイレグTバックである。
さらにビキニは紐で結ばれている。
彼女が自ら上がって手を振ると、三色アイスの三人が彼女に近寄って行く。
御鏡遥の右腕をグッと掴むストロベリーアイス。
御鏡遥の左手をグッと掴むチョコアイス。
台本に無い行動なので、左右の彼女たちを見ながら同様する御鏡遥。
最後にミルクアイスが御鏡遥の目の前まで歩み寄ってくると、にっこり微笑み、彼女の水着のトップの紐をほどくと、それを一気に剥ぎ取った。
御鏡遥の胸がカメラの前で露わとなる。
両手を2人に押さえつけられており、隠すことも出来ず、慌てふためき赤面する御鏡遥。
笑いながら浜辺を去って行くミルクアイス。
後でそのシーンの露出は調整され、御鏡遥の胸は真っ白で写っていないのだが、この時点ではそんなことは全く知らされて折らず、彼女の慌てふためく顔をアップでエンディングを迎えた。
●そして‥‥
三色アイスの水着シーンは案の定、別に撮影された。
絡みのシーンもいくつかあったが彼女たちがメインなのに代わりはない。
まぁショッピングシーンや食事シーンなどの細々とした写真も載せられ、アキバナビDVD付きお正月特大号(DVDがメインだが)は滞りなく発売され、売り上げは好評だったらしい。
おかげで臨時ボーナスとして、ぽろりの口止め料としてギャラが上乗せされ、一番の被害者にはイヤリングがプレゼントされ、この話は幕を閉じた。