下着姿でヨロシク!アジア・オセアニア

種類 ショート
担当
芸能 2Lv以上
獣人 1Lv以上
難度 やや難
報酬 3.7万円
参加人数 10人
サポート 0人
期間 11/22〜11/26

●本文

●下着姿でヨロシク
 年末年始は芸能人だって仕事を休む。
 普段仕事をしてる人が休むと番組は特番と言う物を入れる。
 っとなると、仕事にあぶれている芸人達に仕事が回ってくる。

 年末年始はそんな書き入れ時で忙しい人種の芸能人達もいる。

 そんな中で特番の仕事を手に入れようと、右へ左へマネージャーと走り回っている一人の若きアイドル‥‥彼女の名はバナナ・プリン。デビュー2年目でまだまだ売れ切れてない新人である。
 新人故に知名度が無く、その他大勢の仕事でされもなかなか手に入れることはむずかしい。

「あ〜、お仕事欲しい〜。どんな仕事でも良いから〜」
 そう言ってテレビ局のロビーで缶紅茶片手にため息をつくバナナ・プリン。
 そんな彼女の背中をポンと叩く一人のベテランアイドルの姿‥‥深夜界の女王と言われるアイドル‥‥パパイヤ・パインである。
「どんな物でも良いのなら‥‥痛いのと、冷たいのと、恥ずかしいのと‥‥どれが良いかしら?」
 既に年末の深夜番組にガンガン出演が決まっている彼女がにっこり微笑む。
「あの‥‥えーと、じゃ‥‥恥ずかしいので‥‥」
 必死の作り笑顔でパインに微笑むプリン。
「じゃあ‥‥下着姿でクイズ番組に出て貰おうかしら‥‥もちろん深夜枠だけど、良いわよね?」
 バナナ・プリンは大きく首を縦に振って依頼を受けることにした。

 深夜番組の1コーナーで、下着姿のアイドルやお笑い芸人達が、クイズに答えると言うコーナー。正解を答えるも良し、珍回答で視聴者を笑わせるも良しな、いかにも深夜番組的な企画である。

 ただし、答えを間違えたアイドルには罰ゲーム(熱々のおでんを食べさせられたり)があるので要注意だ。

「クイズ番組の参加者が他に8名ほど必要なの‥‥人選は貴方にお任せするわ」

 そんなわけで、バナナプリン。久々のテレビ出演が決まった。
 下着姿で深夜枠なのは否めないが。

●今回の参加者

 fa0295 MAKOTO(17歳・♀・虎)
 fa0369 天深・菜月(27歳・♀・蝙蝠)
 fa0745 ミーア・ステンシル(18歳・♀・小鳥)
 fa0814 水月夜(16歳・♀・狐)
 fa0932 RASEN(16歳・♀・猫)
 fa1004 フィーア・レーヴェ(11歳・♀・獅子)
 fa1010 霧隠・孤影(17歳・♀・兎)
 fa1311 種村有紀(17歳・♀・一角獣)
 fa1660 ヒカル・マーブル(20歳・♀・牛)
 fa1879 リスフィア・マーセナル(20歳・♀・竜)

●リプレイ本文

●愛しているよセニョリータ。
 それはなんて事はない深夜番組。『深夜でマンボウ♪』
 お色気・お笑い・カルト情報などをいくつかのコーナー作って運営している総合エンターテイメントな深夜番組。もちろん総合と言っても小さくまとまっている番組である。
 そこそこの制作費とそこそこの知名度で売れている番組だ。
 もちろんそこそこと言っても月に数千万の金は動く。人気のないコーナーは案外簡単に消え去る運命の中にある。

 数週間で、数本のコーナーが生まれ、数本のコーナーが消えていく。
 そんな1コーナーとして、この『下着姿でヨロシク!』は生まれた。

 クイズに答えて間違えたらHな罰ゲーム。
 正解したら豪華(?)商品である。
 ちなみに面白い回答をすると下着商品券が貰える。
 今回共同スポンサーの一つに下着の販売店が有るからに過ぎないが。

 下着は自前、化粧は流石にメイクさんがさらっとお手伝いしてくれたりしたが、取りあえずは収録スタートである。

「はい、今日から始まるこのコーナーに10人の挑戦者が集まりました! 行きはヨイヨイ帰りはずぶぬれ、濡れ手に粟を握るのはダレになるのか! さぁ挑戦者の皆さんがんばってください! それでは第一問! 『自由の女神のスリーサイズはいくつ?』」

「はーい!」
 机を叩いて手を挙げるMAKOTO(fa0295) 。
 ピンクのリボンが付いた白のハーフカップブラに揃いのショーツ。
 ブラから溢れんばかりの胸が少々まぶしい。
 ちなみに回答席も司会者席も透明なアクリル板で出来ている。
 椅子に座った女の子の下半身が見やすいよう様にである。
「バスト28m、ウエスト22m、ヒップ30mです!」
 高らかに答える彼女に対して、司会者のパインはニヤリと微笑む。
「惜しい、3000円分の商品券を与えます。ちなみに商品券の金額は司会者の独断で左右されるので、惜しい答え、面白い答えにはどしどし与える予定です。そして‥‥残念な外れてしまったマコトさんには罰ゲームを受けて貰います!」
 赤のメッシュ生地に白でコーディネイトされた、バニーガール風の下着で登場のバナナ・プリン。彼女が罰ゲームの書かれたクジを持っている。
 MAKOTOはそのうちの一つを引いた。
 クジの先には『鉄棒』っと書かれていた。
「はい、それでは鉄棒の罰ゲーム!」
 カメラが切り替わって罰ゲーム室。不安ながら部屋に入るMAKOTO。
 天井から空中ブランコの様に吊されている鉄棒。床にはべとべとしたジェル状の何かが用意されいる。
「はい、それでは100秒間鉄棒にぶら下がって貰います。途中で手を離すとべとべとの海にドボーンです。100秒間耐えきったら、さらに3000円分の商品券を差し上げます。がんばってね〜」
 司会者に言われてニヤリと笑うMAKOTO。
「僕、こう見えても体力には自信有るのだよね」
 そう言って鉄棒に掴まり足を話すMAKOTO。
 それと同時に左右から水着を着たアシスタントが2人づつ。全員両手にマジックハンドを握っている。
「でも、ぶら下がったと同時に女の子達にくすぐられちゃうのよね〜。それではミュージックスタート!」
 100秒分の音楽が流れる。
 それと同時に一斉にマジックハンドがMAKOTOを襲う。
 8本のマジックハンドが彼女の脇の下や脇腹、おなかやおへそなどをこちょこちょくすぐり始める。
「くは!? そんな話‥‥聞いてないよ‥‥」
 必死に笑いを堪えて身悶えるMAKOTO。
 カメラが彼女の表情や身悶える身体。揺れる胸をアップで撮り続ける。
 長い‥‥拷問の様な100秒間が過ぎ、彼女はフラフラに成りながら席に戻っていった。

「はい、まだ答えは出ていませんよ〜。ドンドン回答してください!」
 お仕置き室の状況が分からない残り9名の回答者は、必死で答える!

「はい! 自由の女神だけに黄金律だと思います!」
 天深・菜月(fa0369)の回答も不正解パインは5000円の商品券を贈呈した。
 天深・菜月が罰ゲーム室に運ばれていく。
 ブラストラップの無いハーフカップブラ・布地の少ないV字のヒップハングショーツ、それに胸から下が透けているキャミソール。鹿毛色で統一されたシックな作りである。

「自由の女神のスリーサイズは‥‥身長57メートル体重550トンだよ!」
 自信満々に答えるミーア・ステンシル(fa0745)
 白のホルターネックにサイド紐ショーツ、ホルターネックとか肩ではなく、首からぶら下げるブラジャーである。下着と言うよりは水着の分野のデザインであるが。

 天深・菜月のカードは猫じゃらし。
 ミーア・ステンシルのカードは生卵である。
 2人は別々の部屋に通される。

 天深・菜月が部屋に入ると、椅子に座らされ、両手を後ろ手に手錠で固定されてしまった。
 引っ張れば切れそうなプラスチックの安物のおもちゃではあるが。
「それではお口の中一杯に牛乳を含んでください」
 そう言ってストローのささった牛乳ジョッキが差し出される。
 菜月はそれを口に素直に含む。
「それではこれから、猫じゃらしがいたずらします。2分間牛乳を吹かずにガマンできたら合格です。それでは‥‥ヨーイ‥‥スタート!」
 アシスタントの2名の女の子が両手に1つづつ、合計4本の猫じゃらしのおもちゃを持っている。
 彼女たちはその猫じゃらしで、彼女の首の回りや、胸の谷間付近をこちょこちょといたずらする。
 必死に耐える彼女のバストアップが3方向から収録されてゆく。

「ミーアさんの罰ゲームは生卵を一つ飲み込んで貰います」
 それを聞いてチョット安心するミーア。だが、世の中そんなに甘くない。
 彼女の前に差し出されたジョッキの中に入っている卵は、通常の3倍の大きさをしているのだ。
「コレなんの卵なのかな?」
 ミーアの質問に静かに答えるスタッフ。
「特選したガチョウの卵です」
 鳥が変われば大きさも変わるあまりの大きさに彼女はしばしそれを飲み込むのに時間を費やした。


「続いて残ってる7人で第二問! 冷蔵庫はどうやって中の物を冷やすの?」

「冷たい氷の精霊さんが入ってるんです〜☆」
 ヒカル・マーブル(fa1660)が天然ぼけした風潮でそれに答える。
 彼女は紫のビスチェタイプの下着で巨大な胸をしっかり覆い隠している。
 だが、その溢れんばかりの胸の大きさが、よけいに強調されている。
「惜しい! 7年前の労働基準法改正以前はそうだったんですけどねぇ〜。3000円分の商品券と罰ゲームをプレゼントします」
 彼女が引いたカードは『眼鏡』と書かれていた。
「はい、それでは頭に眼鏡を乗せて罰ゲーム室へ!」
 言われるままに頭に眼鏡を乗せて罰ゲーム部屋に入ると、何故かそこは6畳一間の畳部屋だった。
「部屋の中に一組のコンタクトレンズが落ちています。見つけてください。‥‥それではミュージックスタート!」
 何故かバックミュージックで流れる音楽は『眼鏡〜眼鏡〜眼鏡はどこ〜♪』っと言った音楽である。まるで頭の上に有る眼鏡を探して床の上を探しているような、そんな間の抜けた状況を作り出しながら、四つんばいになったヒカルのお尻や胸‥‥足などを強調するかの様にアップで撮られて行く。

「冷凍庫の氷を使う。だって氷って冷たいし!」
 種村有紀(fa1311) の回答に会場内が静まりかえる。
 だが、流石のパパイヤ・パイン。絶妙の切り返しでその場を脱する。
「大正解! 確かにそう言う物も存在しますが、現在日本では殆どメジャーでは有りません。っと言うことで半分正解。豪華下着をプレゼントします!」
 そう言って差し出されたのは豪華なシルクのゆったりキャミソールとTフロントのショーツである。どちらも色は黒であるが、レースのシースルーで完全ですけすけである。
 しかし、その透明感を補って余りある程のラメが施されているので、極薄の布がきらきらのスタジオのライトに照らされて瞬く宝石の様に光輝いている。
「では、磨りガラスの向こうで生着替えお願いしまーす」
 なんだやっぱり罰ゲームと変わらない。
 彼女は衣装を貰って磨りガラスの向こうへと向かう。
「申し訳ない。衣装は後で返してくださいね。代わりに商品券が渡されますから」
 磨りガラスの向こう側でスタッフにそう言われながら、彼女はピンクのブラ&ショーツ
を脱ぎ、そのキャミソールに着替える事になった。
 磨りガラス越しにカメラが一台。
 しかし磨りガラスは、彼女の胸の高さから膝の高さまでしかサポートしていな。顔と足は映し出されている。
 脱ぎ捨てた下着が床に置かれ、彼女の表情が時折写され、チラリズムを演出している。
 スケスケ衣装に着替えさせられ、胸を手で覆い隠しながら席へと戻る種村有紀。
「彼女の下着は後で視聴者プレゼントに成ります。はい、次の人!」

「はい! 冷媒を使って中の熱を外へ放出している」
 リスフィア・マーセナル(fa1879)がその問いに答える。
 白のブラジャーとショーツに、ガーターベルトにストッキングのセットでの出で立ちである。
「はい! 大正解! 商品券1万円分贈呈」
 難なく問題をクリアしたが‥‥テレビに写ってる時間は極端に短かったかも知れない。

「それでは、最後の問題! 21世紀のおでんだねといえば?」
 最後の難関に挑戦者5人が挑む。

 水月夜(fa0814)の 白いブラとショーツに包まれた身体が映し出される。
「それはもちろん赤い恋人!」
 大きな声で答える彼女であったが、残念罰ゲーム。
 カードの内容は『カレーうどん』である。
 罰ゲーム室で熱々とろとろのカレーうどんが用意されている。
「さぁ、5分で食べてください。食べられない時は更なる罰ゲームがお待ちしてます」
 言われるままに大あわてでカレーラーメンをすする水月夜。
 しかも辛い上につゆが撥ねる。
 撥ねたつゆは服を着ていない身体に付着する。
 辛さと熱さに飛び回る水月夜。
 白いショーツが徐々に黄色に染まって行く。

「大根」
 っと簡素に回答したのはRASEN(fa0932)。
 ライトレモンイエローの肩ひもなしのハーフカップブラにハイレグショーツの彼女。
 そんな彼女にパインは罰ゲームを差し出した。
 カードには『ドリル』っと書かれていた。
 罰ゲーム室に入ると何故かマジックテープのある壁が用意されていた。
 足を開かされ、マジックテープで壁に固定されるRASEN。
 両手にワインの注がれたグラスが手渡される。
 そんな身動きの取れない(演出の)彼女に、2つのドリルが太ももの内側を擦り上げて行く。
 ウレタンで作られたドリルの表面は沢山の毛が生えていた。
 毛が彼女の太ももの内側を擦り上げて、くすぐるのである。
「あぁ、ドリルが‥‥ドリルが私を狂わせて行く‥‥」
 笑いを堪えながら、嬉しいのか辛いのかよくわからない悲鳴をあげるRASEN。

「えーと、火星人?」
 フィーア・レーヴェ(fa1004)の回答に笑顔で残念賞と罰ゲームが贈られる。
 パステルグリーンのキャミソールと白とピンクの縞パンのフィーア・レーヴェ。
 今回最年少の彼女がドキドキ引いたカードには『バナナアイス』っと書かれていた。
「はい、そのカードは無理矢理バナナアイスを食べさせられます」
 両手を後ろで手錠で固定。
 椅子に座った彼女の上の方からバナナ型のアイスが彼女のお口にゆっくりとアイスが入って行く。
 見た目はまんまチョコバナナである。
 しかもアイスはキャンディータイプではなく、柔らかく食べやすいラクトアイス。
 絵図ら的にはチョットいやらしくもみえるが、一番被害の少ない罰ゲームに思えた。
 その時である。
「ん!? んぐんぐ!?」
 口いっぱいにアイスを含んでいるフィーアが声にならない悲鳴をあげる。
 口元から溶けたアイスの液体があごを伝ってしたたり落ちる。
 パステルグリーンのキャミソールが白い液体で染まっていく。
「実は彼女が食べているのは濃度10倍のわさびアイスなんです。果たして最後まで食べきる事ができるかしら?」
 わさびに辛さとアイスの甘さが口の中で大げんか、飲むに飲めないアイスだった物が口からあふれ出す。
 それでもアイスを口から出せないと言う拷問である。

 コーナーの最後は本日の名場面のスローモーションシーン。
 霧隠・孤影(fa1010)の満面の笑顔が映し出される。
 どんな問題でどんな回答をしたのか定かではないが、最もリアクションが良かった彼女が採用されている。
 青と白のストライプのスポーツブラとスポーツパンツの彼女が何故か下着のあちこちに鈴を付けて踊っている。
 鈴がシャンシャンと踊りに合わせて鳴り響く、そして鈴の重さでブラとショーツが徐々に徐々にずり落ちて行く。
 彼女の身体はよく見ると水飴の様な物がたっぷりとくっついている。
 それが下着にしみこんで、それが脱げ落ちて行くのを加速させてゆく。
 最後に下着が両方とも地面に落ちる。。
 最後に片手で胸を隠し、片手でバイバイをする彼女の絵図らでエンディングである。


●収録終わって。

その日、テレビ局近くの金券ショップでは、大量の下着の商品券が持ち込まれたという。