歌で寒さを吹き飛ばせ!アジア・オセアニア

種類 ショート
担当 猫乃卵
芸能 2Lv以上
獣人 フリー
難度 易しい
報酬 2.7万円
参加人数 8人
サポート 0人
期間 01/25〜01/29

●本文

 1月20日は、二十四節気の一つ、『大寒』です。
 一年で寒さが最も厳しくなる頃と言われています。

 この歌番組では、その日にちなみ、視聴者に『寒さに負けず頑張ろう』のメッセージを送る事を目的とします。
 番組の設定は、実現可能である限りにおいて、自由です。野外ステージで収録するも良し、暖かい室内のセットの中で歌うも良し。
 ただ、演出的には、冬の寒さを感じさせる場面が無いと意図が伝わり難いと思われます。
『北風が吹いても、歌って(踊って)体を動かせば、ほらポッカポカ』
『街の風は冷たいけれど、家に帰れば暖かさが待っている』
『雪が降り積もる夜でも、二人寄り添って居れば寒くない』
 色々場面設定が可能と思われますので、ご提案お願いします。

 放送時間の都合上、ユニットを組んでいただく方が良いでしょう。
 ユニット毎の演出と曲の指定をお願いします。ただし、一曲に割り当てられた時間の関係で、あまり凝った事は出来ない事もあります。

●今回の参加者

 fa1478 諫早 清見(20歳・♂・狼)
 fa4339 ジュディス・アドゥーベ(16歳・♀・牛)
 fa4406 珂鴇大河(25歳・♂・犬)
 fa4657 天道ミラー(24歳・♂・犬)
 fa5189 鈴木悠司(18歳・♂・犬)
 fa5316 希蝶(22歳・♂・鴉)
 fa5320 倭和泉(20歳・♂・猫)
 fa5368 琴月みちる(24歳・♀・鴉)

●リプレイ本文

●「僕等の距離」
 ユニット:「D∞C」
 ドラム:珂鴇大河(fa4406)
 エレキギター:天道ミラー(fa4657)
 エレキギター&ボーカル:倭和泉(fa5320)

 衣装は、黒スーツに白シャツ。首には鎖が2、3個付いた黒い首輪をしている。

 青白いライトに照らされながら、ミラーがマイクを掴む。
「これから歌うこの歌のイメージは、『一人なんだけど、独りじゃないから頑張れる・大丈夫』だよ!
 聴いてくれた人も、そう言う風にほっこり力が湧いたら嬉しいな。暖かい気持ちを込めて、行きマス♪」

 ポップスのメロディがスローテンポに始まる。
 和泉は、音量は少なくしているが、声をゆっくりと良く響かせる。

「一つ二つ 夜空の光
 一人数えて吐く息白く
 ふわり揺れて空にとけた
 一緒に数えてくれる人は 今日はいない」

「ねぇ 君と僕の距離どれくらい?
 あの星とあの星以上? それ未満?」

「なんてね」
 和泉は、音量を上げながら、賑やかにしていく。

「君と僕には距離なんて無問題
 どんなに遠くにある星でも 光が届くように
 傍に君がいなくても
 想うだけで 心に力が満ちていく」
 賑やかではあるが、うるさくならず、歌声はしっかりと響いていく。

「ホラね、心はこんなにも温か」

●「The warmth of love」
 ユニット:「plaisis」
 ボーカル:ジュディス・アドゥーベ(fa4339)
 ボーカル:鈴木悠司(fa5189)

 白で統一されたセット。足元にはスモークが焚かれている。照明は寒色系で少し暗い。
 衣装は、ウールコートやロングジャケットにマフラーを巻き付けた姿で、二人とも全体を白で統一している。

 バラードとポップを混合したメロディは、最初は静かに優しく始まる。
(ユウ ソロ)
「降り積もる雪と 吹き抜ける北風が
 この世界から 色と熱を奪って」
(ジュディー ソロ)
「何もかも白く 全てをただ冷たく
 無色の静寂が 覆い尽くす冬」

 ユウの歌声とジュディーのコーラスがハーモニーを奏でる。
「突き刺すような寒さに」
 今度はジュディーの歌声とユウのコーラスがハーモニーを奏でる。
「心まで凍えそうになるけど」

 寒色系の照明は、明るい暖色系に変わっていく。
 連れてメロディは、次第に明るく強くなっていく。
(ユウ ジュディー ユニゾン)
「でも二人なら 越えていける
 The warmth of love そっと胸に抱いて
 どんなに寒く 暗い夜でも
 The warmth of love 一人じゃないから」
 二人は時々相手をちらりと見ると、微笑み合う。

 紙の雪が、柔らかくふわふわと舞う様に、上から散らされる。
(ジュディー ソロ)
「The warmth of love」
(ユウ ソロ)
「Will bring back colors to the world」
 ジュディーの『love』とユウの『Will〜』が重なる。
(ジュディー ソロ)
「The warmth of love」
(ユウ ソロ)
「Will wake the world from hibernation」
 ジュディーの『love』とユウの『Will〜』が重なる。
(ジュディー ソロ)
「The warmth of love」
(ユウ ソロ)
「Is the breeze, blows the winter away」
 ジュディーの『love』とユウの『Is〜』が重なる。
(ユウ ジュディー ユニゾン)
「The warmth of love
 That’s what we really need」

●『みんな天使』
 ユニット:「セイリオス」
 メインボーカル:諫早 清見(fa1478)
 エレキギター&コーラス:希蝶(fa5316)
 キーボード&コーラス:琴月みちる(fa5368)

 収録するセットは、雪の積もった屋外をイメージした物となっている。
 周囲を取り囲む壁は少し薄暗く、照明効果と共に冬の雪空を演出している。
 衣装は、赤のダウンジャケットと赤いタータンチェックのパンツに幅が広くて長い白のマフラー。淡いグレーのニットの手袋をしている。

 前奏は、蝶のエレキギターとみちるのキーボードの奏でるミドルテンポの明るいメロディから始まった。
 前奏終了直前、キーボードから、シャラーンと弾む音が放たれる。

(キヨミ ソロ)
 テンポはやや押さえ、低音よりにしっかりと歌いだす。
「意地悪な北風 どんより重い空
 何だか背中が丸くなってしまいそう」

 メロディは、徐々にリズミカルな音を増やしていく
「でも寒い寒い冬の日だって
 魔法をかければ世界はキラキラ変わる」
 雪に見立てた大小さまざまな白い風船が、上から落ちてきて地面で弾む。
 ギターの、跳ねる様なメロディが入る。
「雪のうさぎは跳ねまわり スノーマンは踊り出す」
 ユニット脇に置いてあった雪だるまが画面内にフレームインする。
 キヨミが雪だるまにバケツをかぶせる。
 画面を、キラキラ光る雪をイメージさせる照明効果が満たす。

 ギターがメインとなってメロディを奏でていく。
(みちる ソロ)
「風邪にしもやけ ママは心配するけれど」
 今度はキーボードがメインとなってメロディを奏でていく。
(蝶 ソロ)
「そんなのコートとマフラー手袋で みんなへっちゃらさ」
 送風の演出で、マフラーがたなびいている。

 キーボードの演奏は、奏でるメロディをサビに向けて元気良く盛り上げていく。
 間奏終了直前、キーボードから、打楽器の音色でバシっと弾む音が放たれる。

 ポップロック調のメロディは、跳ね回る様な感覚を聴く人に感じさせる。
(キヨミ・蝶 ユニゾン)
 二人は元気一杯、テンポアップしたメロディに合わせ、力強く歌いだす。
「だから さあ!」
 送風演出で、床に付けた銀の紙テープを天井へ向けて吹き上げる。
「君も飛びだそう 白の世界へ
 雪合戦にそり遊び 大きなかまくら作ったら
 いつの間にか背中に粉雪 まるで白い羽根みたい
 そう こんな雪の日は」

 キヨミのメロディに、低音側の蝶と高音側のみちるのハーモニーが重なる。
「みんなみんな天使になれる」

(キヨミ ソロ)
「僕も天使」
(蝶・みちる ユニゾン ハーモニー気味に)
「君も天使」
(キヨミ・蝶 ユニゾン ハーモニー気味に)
「冬の天使は元気いっぱい!」

 歌の余韻を残す様に、メロディは徐々にテンポを遅くして終わった。