牙武者・光陰の章アジア・オセアニア

種類 ショートC
担当 大橋直人
芸能 2Lv以上
獣人 1Lv以上
難度 普通
報酬 3万円
参加人数 8人
サポート 0人
期間 08/13〜08/17

●本文

 ケモノの身体を得て甦った魔王・信長。
 彼と戦うことを宿命づけられた、キバの民の朧。
 魔城安土にて、ついに二人は対峙した。

「水晶髑髏の光が照らすのは、貴様だけではないと知れ!」
 安土城の天守に、朧の凛とした声が響く。
 だがそれも、第六天魔王・信長の魔力を吹き消すには至らなかった。
 次の瞬間には、信長の太刀が朧の身体を深々と貫いていた。
「これがわしと貴様との力の差だ。痴れ者が!」

‥‥よいか朧、仲間と共に信長を討つのじゃ‥‥
 じじ様‥‥!
‥‥行こう朧、あたし達はもう止まってはいられない‥‥
 炮‥‥!
‥‥信長の夢、最後まで見させる訳には行きません‥‥
 鉱‥‥!
 すまない‥‥皆、約束‥‥守れなかった‥‥‥‥

 薄れ行く意識の中、朧が耳にしたのは、信長の哄笑であった。
「もはや、誰もわしらを止めることはできぬ。ハハハ‥‥!」

 だが‥‥。


●キャラクター紹介
前章に登場した主なキャラクターを紹介します。
・朧
 人とケモノ、二つの血を持つキバの民の一人。魔王・信長との一騎打ちで、その刃に貫かれてしまったが‥‥?
・炮
 キバの民。雑賀集に参加していた娘。射撃手についていた。得意の発明と射撃で朧たちの危機を何度も救う。
・疾風
 キバの民。風の術を駆使し素早い動きを心情とするくノ一。得意技は神風の術。
・鉱
 キバの民。地霊使いで、植物や鉱物を自在に操る能力を持つ。安土城での最終決戦では、同じ植物使いの蘭丸と死闘を繰り広げる。

・信長
 本能寺の変で死んだと思われていたが、時を超え、ケモノの身体を得て転生した。水晶髑髏の力を取り込み、第六天魔王として覚醒。圧倒的な魔力でキバの民に迫る。
・蘭丸
 かつて信長の小姓であった森蘭丸が転生した姿。常に信長の側近くに仕え、忠実にその命を実行する。
・馬廻
 信長の馬廻を務め忠義を尽す獣将。一切の言葉を発さず、圧倒的な膂力と速力でその大太刀を振回す。安土城城門にて朧達を待ち受ける。
・市
 信長の妹お市の方が転生した姿。朧の中にある何かにひかれ、兄信長を裏切りキバの民に手を貸す。

・キバの民とは
 朧と同じ、半獣半人の民。元来おだやかな性質で、人との争いを避け森の中で暮らしている。だが身体能力の高さを買われ、忍びとして雇われているものも少なくはない。
・獣将とは
 信長の秘術によって冥府から呼び戻され、ケモノの身体を得て転生した者たち。

※上記はあくまでも前章までに登場したキャラクターですので、今作に全て登場するかは分かりません。
 
●今回の描写ポイントは、信長とキバの民の戦いの結末、そしてエピローグです。これまで熱演してくださった皆さんなら、すばらしいエンディングを作り上げてくれること間違いなし。楽しみにしております。

 出演希望の方は、希望する役柄を明記して、どしどしお申込ください。
 その際「キバの民」キャラクターを演じたい方はキャラの特徴・特殊能力を(剣の使い手・忍術使い・鋭い嗅覚・すばしこい・力持ち・などなど‥‥)、「獣将」を演じる方は実在の人物ならその名前をお書き添えください。実在の人物ではなくオリジナルキャラでもかまいません。
 上記以外のキャラクターの登場も大歓迎です。趣向を凝らしたアイデアをお待ちしています。

※戦闘時は基本的に獣化・半獣化状態での演技となります。
※前章とは違う役柄で再出演したい、というのもOKです。
 
 たくさんのご参加お待ちしております。  

●今回の参加者

 fa0669 志羽・武流(21歳・♂・鷹)
 fa2340 河田 柾也(28歳・♂・熊)
 fa2341 桐尾 人志(25歳・♂・トカゲ)
 fa3599 七瀬七海(11歳・♂・猫)
 fa3658 雨宮慶(12歳・♀・アライグマ)
 fa4764 日向みちる(26歳・♀・豹)
 fa5111 相澤瞳(20歳・♀・虎)
 fa5662 月詠・月夜(16歳・♀・小鳥)

●リプレイ本文