『突撃! セーバーZ』アジア・オセアニア

種類 ショートC
担当 大橋直人
芸能 2Lv以上
獣人 フリー
難度 やや易
報酬 2.8万円
参加人数 8人
サポート 0人
期間 09/04〜09/08

●本文

「『セーバーZ』、単発で終わらせるのは勿体無いよなあ」
 企画部の新城を前に、プロデューサーの平川が切り出した。平川は『セーバーZ』の企画を立ち上げた張本人である。
「そうくると思ってました。こないだの放送、なかなか評判よかったみたいじゃないですか」
 『セーバーZ』の文芸を担当した新城が、笑いながら続けた。
「平さんだってアレで終わらせるつもりじゃないでしょ? さっそく、第二弾のネタ、考えますよ。タイトルは‥‥『帰ってきたセーバーZ』なんてどうです? いや『セーバーZリターンズ』の方がいいかな‥‥」
「その前に‥‥舞台なんてどうだろ」
「そうか舞台か。宇宙を舞台にしたスペオペなんてのもいいですね」
「いやそうじゃなく、『セーバーZ』を舞台でやりたいんだよ」
「へ!?」

 家に帰ると新城は、さっそく概略作りにとりかかった。
 舞台でヒーローものをやるとなると、制約も多い。CGや合成は使えないし、派手な爆破などもってのほかだ。しっかりとした演技やアクションの出来る演者も集めなければならない。
 だが彼は、別れ際に平川の言った言葉を思い出し、これは絶対に成功させなくては、と思っていた。
「‥‥オレは『セーバーZ』を血の通った存在にしたい。それにはヒーローと観客が同じ空気を吸っていなくちゃ。観ている人たちに、ほんの一瞬でもヒーローは実在する、と思ってもらいたいんだ」

☆『突撃! セーバーZ』概略☆
>形式
イザナギ市民文化センター(予定)での公開録画
>ストーリー
フェアー星人との対決から一年。かつてのセーバー戦士たちは、普通の生活に戻っていた。だがふたたび謎の侵略者があらわれ、地球がピンチに。そんな中、会場の子供たちが回すセーバーサインで、新たなセーバー戦士が登場。敵をやっつけ(?)ハッピーエンド。
>登場キャラクター
・基本は、舞台オリジナルの新たなセーバー戦士。
 だが、かつてのセーバー戦士(ジェット・フレイム・ロックス)の再登場もアリかも?
・フェアー星人が再登場する場合、今度はヒーローの味方としてか。
・敵キャラは、宇宙人にこだわらずユニークな悪役を。
 (マッドサイエンティスト、モンスター、妖怪、サイボーグなどなど)
 ※戦闘員のようなザコキャラは、主催側で用意する。
・進行役となるキャラも必要か?(リポーター・博士・警官・一般市民etc)
>その他留意点
展開は出来る限り単純明快に。事故やケガなどアクシデントの起きないよう注意。

●今回の参加者

 fa0565 森守可憐(20歳・♀・一角獣)
 fa0892 河辺野・一(20歳・♂・猿)
 fa1013 都路帆乃香(24歳・♀・亀)
 fa1244 安部彩乃(16歳・♀・アライグマ)
 fa2539 マリアーノ・ファリアス(11歳・♂・猿)
 fa2640 角倉・雨神名(15歳・♀・一角獣)
 fa3072 草壁 蛍(25歳・♀・狐)
 fa3800 パトリシア(14歳・♀・狼)

●リプレイ本文