ハンバーガーパニック☆南北アメリカ
種類 |
ショート
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担当 |
切磋巧実
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芸能 |
3Lv以上
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獣人 |
1Lv以上
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難度 |
普通
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報酬 |
7.9万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
05/12〜05/16
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●本文
●アメリカ定番ジャンクフードナンセンスコメディ
――ハンバーガー。
バラエティーに富んだレパートリーの多いジャンクフードの一つである。
しかし、肉をパンズで挟んだ形は何か連想しないだろうか?
UFO。所謂フライングソーサーである。
だが、奴等は乗り物という生易しいものではなかった。
サミィ・ライナーが放つパニックシリーズ第2弾! ハンバーガーパニック☆
近日放映目指してアクター募集中!!
●概要
「ほら? トマトが人を襲う映画があったじゃない? ちょっと前にはコン●ーム型のエイリアンとかあったわよね。そんなノリよ♪ ハンバーガーそっくりの宇宙生物が地球侵略にやって来たんだけど、自分達そっくりの食べ物にショックを受けつつ、食べ物として定着している所を逆手に人間を食べちゃうって訳よ」
サミィ監督は嬉々として、人差し指を振りながら楽しそうに続ける。
「それだけじゃ弱いので、キーワードにフードファイターを追加して、大食いが圧倒的食欲で死闘を繰り広げるって感じね」
・スタンダードバーガー
所謂普通のハンバーガーです。油断しなければ若干パサパサした食感ですが、美味しく頂けます。
通常の如何なる武器も効果がありませんが、唾液には弱いらしいので噛み付くのが有効です。
但し、ハンバーガーも上下のパンズを開いて人間に襲い掛かって来ますので、食うか食われるかの死闘となるでしょう。
普段はハンバーガーショップに隠れて身を潜めていますが、最速60キロで浮遊移動できます。
腕力があれば両手で掴む事が可能です。
・メガバーガー
一個食べれば満腹感たっぷりのハンバーガーです。一見、スタンダードと形状が違うのみに見えますが、具を一方向にのみ射出する攻撃ができ、当たった者は絶妙な味に我を忘れてしまい、ハンバーガー信者となって人類の敵となります。
通常の如何なる武器も効果がありませんが、唾液には弱いらしいので噛み付くのが有効です。
・ギガバーガー
テラバーガーから発射される軽自動車サイズのハンバーガーです。大きい分、上に乗って食べる事が出来れば危険は少ないかもしれません。
具を具を一方向にのみ射出する攻撃ができ、戦車の装甲位は容易く貫通するジェノサイダーです。
・テラバーガー
全長100mの超巨大ハンバーガー型宇宙生物。所謂ボスキャラ。
テラバーガーを退治するまでが物語予定です。
クライマックスに上空から飛来して来ます。武器はありませんが、ギガバーガーを発射します。
通常の如何なる武器も効果がありませんが、唾液には弱いらしいので噛み付くのが有効です。
●ストーリープロット(物語は小さな町規模で展開します)
この物語は人類の脅威に立ち向かうフードファイター達の戦いの記録である。
*打ち合わせによりプロット及びハンバーガー設定変更OK。
・冒頭〜序盤:町がパニックになるまでが描かれます。
何気なくハンバーガーを買った人間。いざ食べようとするとゆっくりと動いたように見える。目の錯覚だろうと油断した時、一気にパンズを開いて襲い掛かるハンバーガー。
そんな感じで襲われる側中心に描かれます。
・中盤:食べられる事が判明した為、町は食うか食われるかの大激戦へと展開します。
しかし、メガバーガーの満腹感は驚異的であり、絶妙なスパイスの具を受けた人々は人類の敵と化して襲い掛かってきます。
そんな中、ギガバーガーが出現。ハンバーガー特殊対策機関は、フードファイターを呼び集めて彼等に地球の運命を託す事になります。
・終盤:テラバーガーが姿を見せます。特殊対策機関がフードファイター達に下す作戦とは?
エピローグはアクター達で決めて下さい。流石に完食は厳しいのでコアがあったとか、品が悪いですが唾液を集めて一斉放射で撤退してゆくとか。ギガバーガーを倒して安心した所にテラバーガー出現でエンドでもB級らしくてアリでしょう。
●募集区分
・食べられ役:性別不問1名〜
序盤から中盤までの間、ハンバーガーに食べられる役です。どんな場面からどんな風に襲われるのか演出して下さい。
・フードファイター:性別不問1名〜
主人公を含む大食いです。ハンバーガーを食べ続ける死闘を演じます。主人公はハンバーガーに噛み付く事で、宇宙生物を食べる事が出来ると初めて知ります。
食べる事へのプライドや挫折しようとする仲間を励ましたりと、色々と個性を演出してみて下さい。
・ハンバーガー特殊対策機関:性別不問1名〜
軍が急遽設立した対策機関です。フードファイター達をスカウトに訪れます。基本的に軍のヘリとか戦闘機を使用する作戦の場合用です。
・バーガー信者:性別不問1名〜
絶妙なスパイスの具を受けて敵となる役です。例え口に入らなくても当たれば全身を旨みが駆け巡り我を忘れてしまいます。うんちくが得意な方が望ましいでしょう(要台詞)。
・脚本:役として登場頻度を抑える方は、脚本構成して頂く事が可能です。冒頭〜序盤、中盤、終盤で全体進行を纏めて下さい。
●演じる為に必要な書類項目
・配役:食べられ役/フードファイター/ハンバーガー特殊対策機関/バーガー信者から選択。
・役名:登場人物の名前です。本名で出演してもOK。
・設定:どんなタイプ(設定)のキャラクターを演じるか明記して下さい。
・関連:登場人物との関係です。無くても構いません。
・補足:その他アピールしたい事があれば記して下さい。
・行動や演出、台詞などを構成(冒頭〜序盤、中盤、終盤)に沿って記して下さい。
●サポート関連:衣装作成/脚本協力など。
「‥‥また低俗な物語ですね、監督。しかもクレームが来ませんか?」
「不味いなんて一言も設定していないわよ。それにハンバーガー型宇宙生物だからクレームは来ないわ。ケーキに比べればお色気要素が足りないけど、ここはアクターの演出次第ね」
「やれるとしたら逃げ惑う中、衣服に食いつかれて‥‥位じゃないですか? シャワーの後にバスタオル一枚でハンバーガーは食べないですし‥‥具を浴びて汁塗れってのはアリかもしれませんが」
「分かって来たじゃない☆ ナンセンスホラーにお色気要素はお約束よね♪」
「ナンセンスコメディですよね? 監督‥‥」
●リプレイ本文
●動き出すハンバーガー
「ありがとうございましたです☆」
バーガーショップでアルバイトに勤しむシフォン(鐘下べる(fa1828))は、眼鏡の奥で瞳を和らげ、スマイルと共に紙包みをシリア(各務・皐月(fa3451))に差し出した。薄手のブラウスにグレーのジャケットを羽織った学生は、愛らしい娘に礼を告げると、タイトのミニスカートから覗く脚を公園のベンチへと運び腰を下ろす。早速大好物のハンバーガーを取り出し、徐に口へ運んだ。刹那、ピクッと僅かに動いたバーガーに気付き、愛らしく開いた口が閉じる。
「あら‥‥?」
訝しげにバーガーを覗き込むと、突如パンズが大きく口を開く光景を目の当たりにし、慌てて顔を離した。
「何でバーガーが動くの!?」
次の瞬間、シリアの耳に飛び込んで来たのは、先ほど立ち寄ったバーガーショップからの幾つもの悲鳴と断末魔だ。襲い掛かるバーガーから逃げ惑う人々を捉える中、白いソース塗れのシフォンがパタリと倒れた。
「な、何が? ‥‥ッ!?」
手に持ったままのバーガーが逃れようと小刻みに足掻く中、紙袋でも残りのバーガーが動き出し、戦慄にシリアの瞳が戦慄く‥‥。
――大学の研究室。
「あぁ、ミルティか‥ミドリとアキラは元気か? 僕は研究室だよ、ん? ハンバーガーなら買って来た所だ」
機器が忙しなく動く研究室の中、バーガーショップの袋と資料の置かれたデスクのパソコンモニターには、難解そうな画面が映し出されており、彼方此方にゴミや食べ残しが散乱している。コーネリアス(コーネリアス・O(fa3776))は携帯電話を切ると、椅子に腰掛け大きな欠伸を洩らした。眼鏡の奥に浮かぶ瞳は眠そうで、身なりもヨレヨレだ。
「底なし沼みたいに食い物が入る近所の子供達が居るってのに、俺はどんどん食が細くなっていく‥‥な、なんだ!?」
コーラを啜りつつ、食べようとしたバーガーが動いたのにピクッと延ばした手を止めて眼鏡を光らせる。刹那、跳び込んで来たバーガーが喉元に噛みついた。痛みと驚愕に彩られた表情は、興奮気味で何処か嬉しそうだ。
「こ、これは‥‥凄い! 僕の説は間違って無かった!! うッ」
咀嚼音と断末魔が響き渡る中、資料に刻まれた『地球外生命体による無警戒物質への擬態』の文字が血飛沫に染まってゆく‥‥。
――ミドリ・葛西(森里碧(fa4905))は大学で真面目に勉強に努める可憐な少女だ。
友人の買って来たビックサイズのバーガーを手に取り覗き込む。
「このバーガー、ソースが白くてピクルスが大きいのね? 苦手って程じゃないけど‥きゃぁ!!」
急にバーガーが友人に襲い掛かり、ミドリにも牙を剥こうとパンズを開いた。
――町がパニックに包まれてゆく。
彼方此方で宙を浮遊するバーガーに人々が喰われる中、シリアはバーガーの襲撃に対し、脱いだジャケットを振り回して追い払っていた。
「誰か助けて! ‥‥神様! ッ!?」
背後に迫ったバーガーに腰を捻った刹那、驚愕に見開く瞳にメガバーガーが飛び込む。デカイ! 食べ応えのありそうなパンズが開き、白いソースがシリアの豊かな胸を染める。
「嫌あ! 熱っ‥」
苦悶の色を浮かべると、四方八方からソースを浴びせられ、力が抜けたように尻を着く。透けたブラウスも相俟って艶かしく何気に卑猥な光景だ。
「臭っ‥べとべとでねとねと‥しかも髪にまでかけるなんて‥もう駄目‥‥」
尚も容赦ない洗礼が肢体に吹き掛けられる中、遂に彼女は果てた‥‥。
●ハンバーガー特殊対策機関
ティシャ・ナカサト(由比美紀(fa1771))は睡眠を電話のベルで妨げられたものの、不機嫌な色は一変。
「‥‥人間がハンバーガーに食べられる? なかなかにシュールだねぇ。直ぐに行く」
場面は一転。自動ドアが開き、凛々しい表情でティシャが作戦ルームに入る。黒のミニワンピースに白衣を羽織った生物学者に、敬礼で応えるは何処か捉え所のない隙を感じさせる風貌のステラ(ステラ・ディスティニー(fa2443))だ。
「ハンバーガー型とは、面白い生き物が居たものだね。報告資料は目を通したよ、あの白いソースだけど、成分分析の結果、コーラで中和分解が出来るね。体内に吸収される前にコーラで洗い流せば問題ないよ。奴らへの対策だけど、唾液に弱いって報告があるし、毒も無いから」
「食べてしまえば良いんですね」
結論を継いだステラがドアへと向かう。何処かに出掛けるつもりらしい‥‥。
――軍が動き始めた頃、町の被害は更に広がっていた。
「コーネリアスパパ! どこにおるんやっ! ミドリおばさん!」
彼方此方で学生が食われる大学の中、ミルティ(ミルティア・リーエン(fa4465))は豊かな二つの膨らみを弾ませながら、涙を散らせて逃げ回っていた。瞳にミドリを捉えて駆け込む。
「食い物に殺されてたまるかいな! ウチが食いつくしたる!」
バーガーを引っ掴んで逃がすまいと食らう後輩の猛々しい姿に、ミドリも反撃を試みる。
「そうよ、食べればいいのよね!」
2人は一心不乱に幾つものバーガーを食べ捲くってゆく。
●勝利の鍵はフードファイター
『ウィナー!! アキラー!!』
拍手と歓声に包まれる中、アキラ(北沢晶(fa0065))は勝利の拳を突き上げる。テーブルに幾つもの皿が塔を築いており、脱落した者達がグッタリとしていた。
そんな中、大食い会場にヘリが降下。ステラは途中で派手にスっ転んだが、何とか青年の許へ辿り着く。
「あなたの力が必要なのです‥私と来て下さい」
何事も無かったように説得する駄目軍人。幸いアキラは女性に弱かった――――。
「‥駄目、もう食べられない。逃げようにも脇腹が痛くて、走ることもできないわ‥‥喉に、喉に絡みついて‥飲み下せないの‥きゃッ」
ミルティと共に逃げ回っていたミドリが足を縺れさせ転んだ。お腹はプックリと膨れ、可憐な美貌は苦悶の色が濃い。壮絶な激闘を口のまわりや衣服の汚れが物語っていた。
「ミドリおばさんッ! 堪忍な!」
迫るメガバーガーの群れに涙を散らせて背中を向けるミルティ。そんな少女の行く手を阻むのは、ソース塗れのシフォンだ。
「ピクルス‥‥西洋の漬物のこと。塩漬けにしたキュウリなどの野菜を酢、砂糖などの中につけ込んで乳酸菌により発酵させたもの。スパイスを効かせた砂糖液に漬け込んだり、ディルというハーブと一緒に漬け込んだり、ディルとニンニクを漬け込んだものがある。これを最近嫌がって食べない輩が増えている‥‥それが許せない! みんなも食べるのだ!」
ソースによりバーガー信者と化したシフォンの言葉と共に、飛来したメガバーガーの白いソースがミルティの肢体を染める。
「生温くてべとべとやん‥いや違う。このショッキングかつシンメトリカルな形状。エキセントリックでエレクトリカルでエレキテルな触感。これこそキングオブ食べ物や!」
「ミルティっ? はうぅッ、熱くて濃厚で‥‥喉に詰まって‥ああッ」
びゅるびゅると白いソースが吹き掛けられ、ミドリは弓なりになって悶えた――その時だ。
「ミドリちゃん!」
降下するヘリから背中にタンクを背負ったアキラが飛び降り、銃口からマスタードを発射し捲くると、ミドリを囲むバーガーへ噛り付き、次々と平らげてゆく。そのスピードは正にフードファイター。つい雄叫びもあがる。
「うーまーいーぞー!!」
凄まじい反撃にメガバーガーも撤退を余儀なくされた。次いで青年はノズルを向け、コーラの洗礼をミドリにぶちまけ、白い粘液を卑猥な手捌きで丹念に洗い流してゆく。
「ハァハァ‥‥んんッ、ちょっとアキラさん、どこ触って‥‥」
「いいからコーラを飲んで中からも洗浄するんだ!」
奇跡的に助かったとはいえ、ミドリはコーラでびしょ濡れだ。強烈な水圧を浴びた所為か、荒い息と共に肢体は紅潮しているようにも覗える。
「もう‥荒っぽいんだからっ‥‥なに?」
視線を流した先に捉えたのは、軽自動車サイズの巨大ハンバーガーだ。もはや、メガを越えたギガと呼ぶに相応しい。パンズに挟まった具を射出する度に、周囲の車が炎に染まった。
「ソースなんて生易しいもんじゃないな‥‥」
「アキラさん、急いでヘリに‥きゃああぁッ!!」
半身を覗かせたステラが爆風に吹っ飛ぶ。ギガバーガーの具がヘリの装甲を貫いたのだ。衝撃で軍服はボロボロに破れ、背中丸見えでアキラに支えられる駄目軍人。そんな中、垂直離着陸機がビルを盾に降下。
「ティシャ博士だわ! さ、アキラさん急ぎましょう」
「待って! 私にもケチャップとコーラを! 絶対この町にスマイルを蘇らせてみせる!」
「ミドリちゃん‥‥よし、行こう!」
「コッチだ! ステラ、操縦は任せたよ! 私が囮になってメガを惹き付ける。敵の弱点はピクルスと判明したよ、ギガの真上から降下してピクルスまで潜り込めれば勝てる!」
上昇する戦闘機を地上で見送るティシャに襲い掛かるメガバーガーの白いソース。
「あう、べたべただねぇ‥‥でも、切札があればノープロブレムよ」
直ぐにコーラで洗い流し、微笑むのだった。白衣もワンピースもビショビショだが‥‥。
一方、ステラ達は突貫作戦に転じていた。先陣を切るのはミドリだ。次いでアキラが飛び出す。
「許さないんだからッ!!」
「この一戦に地球の未来がかかってるんだ! あれは!?」
眼下に捉えたのは、ギガバーガーに佇むミルティの姿。無事に着地した2人に粘液塗れで微笑む。
「晶パパ、このバーガー達は敵やない! だってこのお方のお陰でウチ、こんなに綺麗になれたもん!」
「こ、これはッ、もしやッ!」
アキラは驚愕に身を乗り出す。ソースに染められているものの、ミルティが生まれたままの姿に見えたのだ。肉感的な肢体をくねらせ誘惑のポーズを見せれば、敵の罠だとしても逆らうのは困難。
「アキラさんッ、ミルティはバーガー信者になっているのよ! 敵に惑わされないで!」
「ミドリちゃん。ウチと一緒にバーガー様に仕えよう? ここならみんな平等や。もうムッツリエロとか言われる心配ないんやで」
「な‥何の事‥よ!」
思わぬアドリブだったが、僅かな動揺は演技にも見える。流石は女優といった所か。
「なら、私のテクで抜きまくって見せる! ギガバーガーのピクルスを! 行くわよ、アキラさん」
ミドリとアキラの猛攻が繰り広げられた。容赦なくパンズに顔を突っ込みピクルスを喰らう度に、ミルティが艶かしい声をあげて身悶える。
「あかんて‥‥やめ‥そんな乱暴に‥‥んあぁッ!!」
絶叫と共にギガバーガーは浮力を失い、彼方此方でシフォンを含めたバーガー信者達が倒れてゆく。
コーラによる後始末と掃討が残っているが、戦いは終わったのだ。上空で見守るステラや、地上のティシャが衣服が透けるのも気にせず安堵の色を浮かべる。
「勝ったな‥‥!」
刹那、上空で戦闘機が爆発。破片と共に軍服の切れ端が飛び散り、緊急脱出したパラシュートのシルエットが宙を舞う。両手で肢体を庇うテスラの瞳に映るは100mはあるかと思われる超巨大なハンバーガーだ。
「また食いでがありそうだな」
「‥‥期間限定の筈よね?」
新たなる強敵の出現に、2人はケチャップを握り締めた――――。