春休みShow獣人Dr.sアジア・オセアニア
種類 |
ショート
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担当 |
龍河流
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芸能 |
2Lv以上
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獣人 |
1Lv以上
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難度 |
やや難
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報酬 |
2.6万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
04/02〜04/04
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●本文
『音楽を愛する獣人達の住む世界で、謎のウィルスによる伝染病『フッキョーワヲーン』が発生。ワクチンの開発は成功したが、感染者達はなぜか禁断の扉を通って異世界人間界に逃亡してしまった。
獣人には変身能力があり、人間の姿になることが出来る。そのために人間界で騒ぎになることはないが、時間がたつにつれて感染者は恐怖の『騒音魔』になってしまうのだ。
この事態を重く見た獣人界衛生局防疫課では、選りすぐりの局員達に人間界への出向を命じ、『フッキョーワヲーン』感染者の保護とワクチンの投与を命じた。
愛する家族や恋人と離れて、勝手のわからぬ人間界への単身赴任。または上司に疎んじられて、左遷同様に送り込まれた人間界。感染してしまった友人を追い求めて自ら志願した出向‥‥
人間界で出逢った素晴らしい音楽、クラシックを心の支えに獣人ドクターズは今日も大都市の狭間を駆け抜けるのだった』
今度、そんな特撮番組が始まるらしい。
そして、この番組制作に携わっている弱小番組制作会社にして、これまで特撮番組とは縁もゆかりもなかった『るうぷ』では、また難題が発生していた。正しくは、営業担当の皆川紗枝が一人で苦しんでいる。
なぜなら。
「完全獣化でクラシックな楽器で演奏が出来て、アクションも出来て、踊ったりもしちゃって、ついでに白衣が似合う愛想の良い獣人って、滅多にいないわよねぇ‥‥あぁ、どうしよう」
ぽりぽり、ぱりぱり、もぐもぐごっきゅん。
ストレスによる過食をしつつ、紗枝は思い悩んでいる。
彼女達が製作に関わっている特撮番組『獣人ドクターズ』は、いわゆる医療従事者の公務員が異世界に逃亡した謎のウィルス感染者を追い掛け回してワクチンを打ち、病気が治ったら自分達の世界に送り返すお話だ。どの辺が特撮かといえば、感染者を追い掛け回すあたり。こちらの撮影は急ピッチで進んでいる。
ところが、どういう経緯かスポンサーのクラシックレーベル会社が遊園地での宣伝ショーの仕事を入れてきたのである。その遊園地では春休みの特撮祭りとかなんとか銘打って、幾つかの特撮番組のショーを行っているらしい。そこに潜り込んだわけだ。
『獣人ドクターズ』のスポンサーはクラシックレーベルや楽器販売会社の組合なので、作中にもクラシック音楽が多用される。OP曲はもちろん、ED曲もそれを意識した作りのものを先日録音したばかりだ。ついでに作中の主人公達もバイオリンなど弾くシーンが入っていた。
よって、この遊園地ショーも普通の特撮戦隊ものなどとは一線を画して、番組の内容を周知するためにもクラシック演奏者が欲しいと要望が入っている。でも特撮番組らしい所を表現するために、アクションが出来る人も欲しい。深夜枠番組だが、遊園地なので子供にもアピールできる愛想や愛嬌に満ち溢れた人材や、『ドクターズ』のタイトルにふさわしく白衣が似合う姿勢がよい人も。
このすべてを備えた人材がそこらにいるなら、紗枝も苦労はしないのだが‥‥
「一人一芸でいいじゃないか。早く気付けよ、また太るぞ」
紗枝の同僚で、こちらは会計担当の英田雅樹が指摘する。ついでに紗枝の手から、せんべいの袋を奪い取った。
「一人一芸?」
「そうですよ。演奏する人とアクションシーンを演じる人と医者の振りをする人とチラシを配る人は別でもいいじゃありませんか」
後輩で撮影班の証明担当金山圭吾にも言われて、紗枝はぽんと手を打った。
彼らが請け負ったショーは、特設ステージで行うものではない。遊園地内の飲食店ゾーンのベンチやテーブルの周囲で演奏、ちょっとしたアクション、番組宣伝のチラシ配りなどをするものだ。昼食時間帯に、番組宣伝の映像も流れることになっている。映像は、先程番組本体を制作しているスタッフが届けてくれた。彼らがやることは、人集めと当日の指示、監督だけだ。
「じゃあ、演奏家とアクション俳優かスタントマンあたりとモデルを集めたら完璧?」
「完璧かどうかは別にして、他に方法はない。ED曲の使用は可能か、確認を取れ」
「そうするー。あの時撮影と重なるってわかってれば、その場でスカウトしたのにねー」
先程までと打って変わって、集める人手の目処が付いた紗枝はうきうきと準備を始めたが、その最初に机の引き出しから出したチョコレートを口に放り込んだのを、残る二人は見逃さなかった。
そして、金山は英田が怒鳴りださないうちにその場から逃げ出している。
遊園地での特撮ショー、でも募集人員はちょっと特殊。
完全獣化で白衣を羽織って、お仕事にレッツゴー。
●リプレイ本文
歌え。
そう詰め寄られているジーン(fa1137)を眺めて、文月 舵(fa2899)は笑いを堪えていた。彼女と黒曜石(fa2844)の二人は演奏担当だが、それだけでは音楽関係が弱いと自作の歌が挿入歌に採用されたジーンが皆川紗枝に詰め寄られているのだ。
けれども現在、ジーンでなくても如実に『どうにかしてくれ』と思っている男性が何人かいた。『るうぷ』の英田雅樹と医者役の橘 遠見(fa2744)だ。トオミの表情は、最初の挨拶時の数倍冷え冷えとしている。
原因はクロにあった。ナース服は自前で持っていると告げた時にも、皆に不思議そうな顔をされたのだが、この自前衣装がスバラシかった。いわゆるゴスロリ系。あちらこちらに、フリルがひらひらぴらぴらしている。
「駄目か?」
一見美少女、口を開けば普通の少年口調のクロに、本物の薬剤師であるトオミは色々言いたいことがあったかもしれないが‥‥『医療ドラマではないけどさ』と呟いた英田の言葉で、深く溜息をついた。そう、特撮番組なのだ。獣人界の公務員なのだ。ちょっとくらい現実離れしていても目を瞑ろうと思ったのか、処置なしと考えたかは不明だ。
この間に、ポム・ザ・クラウン(fa1401)の指導で、ユリウス・ハート(fa2661)、エミリオ・カルマ(fa3066)、リュシアン・シュラール(fa3109)は番組宣伝チラシの端に、絆創膏をシールで止める作業に邁進していた。絆創膏は可愛い犬のイラストが入っているものだ。ホッチキスでつけたほうが早いが、配った子供が指に針を引っ掛けたらいけないのでシール。それ自体は、珍しくてもおかしくはない。
ただ、その準備をしているのが、ナース服やらコート式白衣の男女なところが不思議な光景なだけで。挙げ句に首から提げている聴診器のチューブ部分は、カラフルなピンクや水色だった。玩具屋で売っている聴診器である。
歌ったり、演奏したり、踊りにアクションにチラシ配りをするお医者と看護士。しかも狐や狸、猫、トカゲ、狼に小鳥となれば、一体何事かと思われることは間違いないが‥‥そういう番組の宣伝なので仕方がない。
「医者や看護士たるもの、だらしなかったり、不衛生に見える格好はしないこと。分かりましたか」
トオミ『先生』のご指導の元、全員で身だしなみを整えて、聴診器を持つ者は落とさないようにし、チラシをカルテのようにバインダーに挟んだりして。
「院長先生の回診でーす」
リーオの掛け声に合わせて、お仕事開始である。
ジーンの歌は、会場使用の時間の都合で、今回は残念ながら見送りとなったようだ。
特撮番組の宣伝が行われますと看板は出ていたが、遊園地の来場者は最初の音楽が鳴り始めても宣伝だとは思わなかったようだ。昼時でもあり、何か買ったり、食べたり、その前に席を探したりと賑やかにしていた。だが遊園地らしくないそのクラシック音楽を、等身大の狸と燕が演奏していると気付いた来場者はしばし注目した。着ぐるみと呼ぶには非常に出来が良いので、多分特殊メイクだとして、その動物達が白衣を着て楽器を演奏しているのだ。
面白いと思うか、珍しいと思うか、おかしいと思うかは人それぞれだが、変わったものであることに間違いはない。挙げ句にその後ろから、これまた狼や猫や狐、トカゲに狸が練り歩いているのである。白衣やナース服姿で。
「ママー、変なワンちゃんがいる」
「ワンちゃんじゃなくて、狼さんですよー」
「あらやだ、このアライグマしゃべった」
小さな子供が『ワンちゃん』と繰り返すのを訂正したナース狸は、その親にアライグマ扱いされた。あんまり違うとばかり言っても嫌がられるので、にぱっと笑ってチラシを差し出す。母親には絆創膏付き、子供には星型に折ったチラシだ。
子供がチラシを開こうとして、勢い余って破いても笑顔、笑顔。新しいチラシを出して、ひたすら配る、配る、配る。毛をむしられても、手を突然引かれても、やっぱり笑顔。
でもさすがに、ナース服のスカートをめくられそうになった時にはちょっと怒る。
本職クラウンがそうやって頑張っているのを見て、まったく見習わなかったのは狼だ。本職スタントマン。愛嬌を振りまくの苦手。子供は好きだが、にかっと笑うと牙が出るのでちょっと問題。かなりわんこと間違われて、それはまあいいとしても、いや本心ではちゃんと気付いて欲しいわけだが、角が立たないように訂正するには話術に自信がない。そもそも狼は、珍しい銀毛だった。
「サボっていると、院長に怒られるんだよ」
「そうです。院長はおっかないですからね」
「院長‥‥ああ、狐院長か」
これは一体なんだろうかと、しげしげと狼を眺めていたカップルが、目の前に飛び込んできた猫達に目を丸くした。しかもどうやって話しているのかと口の中を覗こうとするので、慌てて黙る。視線を外しついでに、狼のがっしりした腕が小柄なほうの猫を捕まえた。
力任せと見せかけて、呼吸を合わせて放り投げると、猫がくるくると宙で回転した。大きなほうの猫は、大げさな身振りで周辺をぐるぐる回っている。
でも、ちゃんと着地した小柄な猫が、ぴょんと狼に蹴りを放ったときには、調子を合わせてぽかりとやりに来ていた。しばらく攻守を素早く変えてのじゃれあいのような、喧嘩のような、不思議なアクションを繰り広げつつ、けっこう律儀にチラシを配っている狼だった。貰いに来るのは、圧倒的に男の子が多い。
しばらくすると、集まった子供を肩車して記念撮影に応じる気の良い狼になっていた。
この頃、狼と戦っていたはずのにゃんこ達は、楽器を持った燕と狸に目標を変えていた。ひらりひらりと身をかわして逃げつつ演奏する燕と狸を、いつも今一歩のところで取り逃がして、また追いかけている。
と、有名どころのクラシック曲を次々有名なフレーズだけ演奏していた狸と燕の演奏が不意に変わった。曲目は、これもまた有名な『子犬のワルツ』
「猫なのに」
大学生のグループが笑っていたが、小さい猫が大きい猫の肩に飛び乗ってトンボをきるし、揃って側転で綺麗に移動して見せるし、合間にアクションは入る、かと思えば転がる‥‥さらには棒を使って、まるで剣を使うように舞い踊る。
宣伝用のVTRがちょっとずつ映像を変えて、『獣人ドクターズ』の内容を解説しているのを見ている人がいないくらいに、激しく派手に、でも誰にもぶつからずに踊った猫達だったが‥‥続いた曲にほんの一瞬止まった。
今度の曲目は、ピアノを習ったことがなくても弾ける人多数、知らない人おそらく極少数、しかも世界的に同じ曲が違うタイトルで知られているという『猫ふんじゃった』だ。これが演奏されるなんて、実は猫達は聞いていない。
楽器演奏をしていないほうの狸がそっとやってきて、曲に合わせて猫たちを踏む真似をする。それを見た小学生達が真似をしようとやってきて、『何で白衣なんだよー』と言いながら、猫達を追いかけ始めた。追いかけられるほうも、時々追いつかれて、チラシを渡すことを忘れない。
猫達が、ひたすらに追い掛け回され始めた頃に、飲食スペースの片隅では不可思議な光景が繰り広げられていた。主役は狐。本当は来場者のほうが主役かもしれないが、それなら狐は名脇役。
女子高校生らしい集団に取り囲まれて、狐は現在血圧測定中だ。なぜだか彼は、他の動物よりも医者らしい道具をたくさん所持している。聴診器のチューブは水色で、血圧測定器は家庭用、喉の様子を見るときに使うのはアイスクリームの使い捨てスプーンで、処方箋が番組チラシ、くれる薬は全部飴だが、とにかく仕草が医者らしい。ふさふさ尻尾の狐なので年齢不詳だが、他の動物は皆この狐を院長と呼ぶ。
これがまた、まったく違和感がない。女子高生の次は、若い両親が幼稚園児の子供を連れてきて言った。
「ほら、白いコートだけど、狐さんだよ。怖くないでしょ?」
「ね、今度おなかが痛くなったら、お薬貰いに行こうね」
子供の医者嫌いをどうにかしたい両親の涙ぐましい努力に感じ入ったか、単なるサービスか、狐は聴診器を子供に着けてやって、両親の腕に当てさせたりし始めた。
自分に向けられるとさり気なく飴を与えて気を逸らすのが、なかなかに役者である。
器用な狐と対照的に、トカゲは大苦戦を強いられていた。
「ベルトだったら、絶対に買う色艶なんだけど」
「いやーっ、尻尾が動いたー!」
「トカゲは爬虫類だから、獣人とは違うんじゃないの?」
女性客からは早々に様々な反応が寄せられたが、もとより男の子メインでチラシ配りをする予定だったので構わない。ベルト発言も、過去に『バッグにしたい』と言われた経験があるので気にしない。なにより、ナース狸が譲ってくれた『おくすり』とかかれた大きな紙袋の中には飴がいっぱいだ。
蹴られたって、ちゃんと自分用の大きな絆創膏があるので全然平気。そのはずだったが、今の状況はとても厳しい。
トカゲの前では、爬虫類大好き息子の『一緒に写真とって』要望を前に、真っ青な顔の母親の姿があった。どう見ても、等身大トカゲが怖くて仕方がない様子。これは絆創膏でも飴でも治らないだろう。
トカゲと母親両方の困ったオーラに気付いた狼が、代わりに写真を撮ってくれるまで、その周辺では遊園地に似合わぬ緊迫感が漂っていた。
演奏している狸と燕には、良くカメラは向けられるが話し掛けてくる人は少ない。だから、せっせと宣伝VTRの雰囲気や曲に合わせて、楽器を変えての演奏をしていたのだが、たまには狸のふさふさ尻尾を引っ張る幼児や、燕の羽を触ろうとする大人がいる。よほど強く引っ張られない限り、まあどちらもちょっとくらい触られても構いはしなかったのだが、一人違うのがいた。
「おねえさん、そういうのはおよし願います」
京言葉のイントネーションで狸が止めたのは、燕の背後に回ってゴスロリナース服のスカートをめくろうとした女性だった。それなりの年齢だが、よほど童心に帰りすぎたのか、ベル形フレアスカートと下のパニエから覗く燕の尾羽が確認したいらしい。ものすごく遠慮なくめくろうとしたので、燕もさすがにスカートを押さえた。
「ちっ、気付かれたか。残念」
本気で残念そうに呟いて、燕が着けているフリルエプロンの結び目を綺麗に整えた女性は、ぷらぷらと立ち去っていった。
「‥‥今のは?」
なんだったんだろうかと狸と燕が顔を見合わせた時には、そろそろ宣伝時間もおしまいである。
適当なところで切り上げて戻ってきてねと紗枝に耳打ちされて、途中から宣伝のためにマイクを握っていたナース狸も、延々と踊ったり、戦ったり、記念撮影したり、子供に戯れられたりしていた猫と狼、千客万来だった狐院長、いつの間にか悪役扱いになっていたトカゲ、演奏で疲れ果てた白衣狸と燕も順次控え室に戻ってきた。けれどもなぜか、小柄なほうの猫がいない。
「ジュール君、どこ行ったの? まだ外かな?」
「あ、俺が見てくるよ。皆、元に戻ってて」
一足先に人間姿に戻ったリーオが、ポムを止めて外の様子を伺いに行こうとした。それを止めたのは、舵である。
「白衣は脱いでからどす。衣装はそのままで、特殊メイクだけ取れたら不思議どす」
改めて身支度を整えたリーオが飛び出し、やはり白衣を脱いで上着を羽織ったジーンも続こうとしたが、クロが代わりに行くと言い出した。体格のよいジーンでは、先程の狼だとばれやすいからと説明されて納得したのだが、クロがいなくなってから、人間姿に戻って更衣室から出て来たトオミがふと気付いた。
「あの子が出て行っても、それはそれでばれませんか?」
「違う服でしたけど、もっと派手になってましたから‥‥」
結局ゴスロリ服装で、これでもかとメイクもアクセサリーも短時間でばっちり付け直したクロは目立つに違いないと、見た目の年齢が近いルカも頷いてしまった。遊園地に何をしに来たのかいささか不明の、男性一人客カメラマン達から先程絶大な支持を受けていた『彼』に何かあっても大変だし、相変わらず最年少のジュールは戻ってこないし、手分けして探したほうがいいかもしれないと揃って外に出た一行を待っていたのは‥‥
「にゃんこが、アイスを食べたいというから貢いであげるところよ。お財布持ってないって言うしぃ」
アイスクリーム売り場の前で、列に並んでいた紗枝とジュールの姿だった。さりげなくリーオもいて、全員分買うからとルカも手伝えと言われている。買ってくれるのに手伝わないほど、彼らはひねくれていない。
「ハリウッドの最新技術にも負けない、本物だよー」
アイスを奢ってもらえるジュールはご機嫌に、まだ番組宣伝に努めていた。
これで紗枝が英田に散々絞られるのだが、英田もやたらと体型のことを言うのをポムと舵に注意されて、気をつけるとは口にしていた。奢ってもらった少年達は、口を挟めずに大人の会話を見守っている。食べるのに忙しくて、話す暇がなかったとも言う。
そうして。
「「‥‥‥‥」」
トオミとジーンはクロを発見したのだが、『こんなに綺麗だから、撮りたくなるのも当然』との態度で、カメラの前でポーズをつけてやっている『彼』をどうやって連れ出したものかと立ち尽くしていた。
深夜放送だけど、情操教育にも気分転換にも最適で、アダルトシーンはまったくない安心の番組。特殊メイクや特撮技法、CG技術に優れたアクション俳優を取り揃えた、と宣伝文句は素晴らしい特撮番組『獣人ドクターズ』。
そんなこんなの後に、近日放映開始である。