プロレスごっこ王決定戦アジア・オセアニア

種類 ショート
担当 牛山ひろかず
芸能 フリー
獣人 フリー
難度 やや易
報酬 0.7万円
参加人数 8人
サポート 1人
期間 12/19〜12/21

●本文

 プロレスごっこ──それは、素人によるプロレスの真似事でしかないが、ここにはそれを魅せる域にまで昇華した番組があった。基本レスラーに扮する芸人が、様々な物や者を相手にプロレスをしているかのように見せて笑いを誘う。ただそれだけのことなのだが、小物を使ったボケをベースとする、一人芝居あり、一発芸ありの、お笑いの基本要素の散りばめられた、芸人のワンダーランドなのである。

 そして、途中より導入されたポイント制のランキングシステム。それが、ついに決着の時を迎えようとしていた。ポイントのインフレが激しく、この最後の一戦にさえ勝ってしまえば、誰でもプロレスごっこ王! しかも、問答無用で『職業:プロレスごっこ王』を公に名乗らなくてはならなくなるという、ある種罰ゲームのような特典付きである。

 TOMITVのある会議室に、芸人プロレスごっこ王選手権のスタッフが集められていた。いつもとは若干違った空気の一同の前に、プロレスごっこの一番えらい人が姿を現す。
「ついに来たな!」
「はい、来ました!」
 えらい人の呼びかけに、スタッフ一同大声で返す。これだけだと、非常にアツい結束力のある現場に勘違いしそうである。
「ついに、ついに! プロレスごっこ王決定‥‥か!?」
「なんで疑問形なんですかっ!?」
 たまらずツッコミを入れるスタッフ。だが、えらい人の鉄パイプの出番はまだ早い。
「それは、今回のポイントが不可思議だからだ! 1不可思議、1那由他、1阿僧祇‥‥スゲーじゃねーか。なんたって、4文字は不可思議以外には無量大数にしか許されていない、選ばれた数なのだからな!」
「またまたー、えらい人が不可思議な存在に選ばれたってだけ‥‥ぐぼはっ!」
 ボカッ! ついに、鉄パイプ炸裂である。やはり、これがないとはじまらない。
「不思議だ‥‥あれだけ不可思議な存在だったえらい人が、いやに身近に感じる。それになにより、なんだか心地よい‥‥」
 見えない何かを見ているかのように、殴られたスタッフが遠い目をしている。
「はっはっは! プロレスごっこ王が決定するとあって、随分と高揚しているみたいじゃねーか。よーし、このまま突っ走るぞ!」
「サー、イエッサー!」
 こうして、ついにプロレスごっこ王決定戦がはじまるのであった。

参考例:
・軟体レスラーvsボストンバッグ:身体の柔らかい芸人が、固め技という設定でボストンバッグの中に入っていき、ファスナーを内から閉めたところで、レフェリーストップ、ボストンバッグの勝ち。

注意:
・『不可思議』をテーマに試合をしなくてはなりません。『不可思議』から連想できないこともないものであれば、どんなに遠くても構いません。
・ポイントはプロレスごっこの一番えらい人の独断と偏見によってのみ与えられます。すばらしい、おもしろい、えろい、えらい人に媚びる、視聴率が取れる等、一切関係ありません。
・今回、ランキングによるプロレスごっこ王が決定しそうです。
・決着しないとか、えらい人が優勝してしまうとか、何が起こっても怒らない人募集。
・プロレスごっこは安全第一です。死亡、怪我、流血は極力避けましょう。

ランキング(上位10名、第26回プロレスごっこ王分まで)
 1位 横田新子(fa0402) 1恒河沙pt
 2位 DarkUnicorn(fa3622) 1極1澗13pt
 3位 ドワーフ太田 1極pt
 4位 Zebra(fa3503) 1載8pt
 5位 パトリシア(fa3800) 1載6pt
 6位 CRazy bone(fa4907) 1載pt
 7位 グリモア(fa4713) 1正1澗1垓pt
 8位 竜華(fa1294) 1正288pt
 9位 えらい人(NPC) 1正pt
 9位 常盤躑躅(fa2529) 1正pt

過去の放送のスケジュール(最近5回分)
・第25回 10月28日 07:00〜
・HESP 10月31日 07:00〜
・第26回 12月04日 07:00〜
・第27回 12月07日 07:00〜
・第28回 12月11日 07:30〜

●今回の参加者

 fa0155 美角あすか(20歳・♀・牛)
 fa0295 MAKOTO(17歳・♀・虎)
 fa2539 マリアーノ・ファリアス(11歳・♂・猿)
 fa2824 サトル・エンフィールド(12歳・♂・狐)
 fa3134 佐渡川ススム(26歳・♂・猿)
 fa3577 ヨシュア・ルーン(14歳・♂・小鳥)
 fa3622 DarkUnicorn(16歳・♀・一角獣)
 fa4878 ドワーフ太田(30歳・♂・犬)

●リプレイ本文

『俺の担当は男だ! 男だけを実況する、真の実況となってみせる‥‥ふはははは!』
『あんなピーキーな男性陣よりも、僕はたおやかな女性陣の実況を務めます! 美角あすか(fa0155)さん、87のG‥‥あなたの胸がどうあれ、青春の1ページだった!』
 最終戦とあってか、おかしなテンションのツイン実況陣。サトル・エンフィールド(fa2824)が男担当、ヨシュア・ルーン(fa3577)が女担当という、よく分からない棲み分けがなされている。
『女なんて、蝋人形になっちゃえばいいんですよ‥‥って、悪魔というより魔神っぽい気がするのがサトルクォリティ! だから、魔神よりも魔人、それも非魔人+暇人と呼ばれた3連発花火の人でありたい!』
 サトルがそんなヨシュアに軽くジャブを放つが、ヨシュアは気にせずおっぱい実況続行中である。
 なぜなら、ジャッジであるMAKOTO(fa0295)がヨシュアの隣に座ったからだ。獣化で全身タイガーマスク状態にサンタコスという、なかなかマニアックな格好だったが、おっぱい星人にとっては一切ジャマにならないものである。
『そしてMAKOTOさんは、110のJ! もはや、僕の手には余ります‥‥ので、そんなトキは、コードネームはDarkUnicorn(fa3622)、見せ貧乳のヒメヒノトさんで‥‥ぐはッ!』
「見せるはともかく、誰が貧乳じゃ!? よーく見るのじゃ、このふくよかな身体を!」
 噛み合わない実況合戦に、たまらず飛び込んできたDarkUnicorn。木のツルにぶら下がり、ターザンキックをヨシュアの後頭部に炸裂させ、ヒラリと着地した。
 そして、なぜかヨシュアの手をとると、着込んでいたクリスマスツリー着ぐるみの隙間から自分の胸に押し当てる。
 なんともうらやましいシチュエーションだが、隣のサトルは男にしか反応しない男の中の男になってしまっているので、まったくの無反応である。
『ついに、触らせたいまでもッ!? もはや、超帝國からの打ちすぎ芸人の称号を‥‥って、あれ? 不必要に固い気がするんですけど‥‥』
 ヨシュアが何かに気づく中、佐渡川ススム(fa3134)が新井久万莉(fa4768)を従えて登場してくる。
「摩訶不可思議アドベンチャー! 七つの龍玉を集めてえらい人を呼び出し、俺はプロレスごっこ王になる! 行くぞ、ブルマン!」
「ブルマンってパチモンくさい名前、なんなのよ?」
「ブルーマウンテンの略ですよ? ホントは最後にコも足したかったんだが、放送させてくれんというんじゃよ‥‥」
「当たり前でしょ!」
「パンパン」
「なにしてんのよっ!」
 会話の流れを一切無視して、新井の股間をパンパンして確認する佐渡川。
「いや、ここに隠してないか確認を‥‥」
「もう、龍玉はとっくに渡したでしょうが‥‥ドカバキボコ!」
「‥‥その効果音、口で言わなくても出てますよ」
 新井にボコボコにされながらも、未だにヨシュアに触らせつづけているDarkUnicornの前にやって来る佐渡川。
「その胸、怪しいですね。先程はパンパンで確認したので、今度はパフパフで確認させてもらいましょうかね?」
『これが龍玉探しの真髄か! 佐渡川節全開で、出会ったその瞬間にパフパフ宣言だーッ!』
 ある意味男の中の男である佐渡川の登場に、サトルがヒートアップする。
「パフパフで顔を挟むなど愚の骨頂。男子たるもの、挟むなら‥‥ぐぼはっ!」
 しかし、調子に乗りすぎた佐渡川に、真正面からDarkUnicornの鉄拳が炸裂する。しかし、その拍子に着ぐるみの隙間から、ポロリと玉が二つ落ちてきた。パッド代わりに入れていた龍玉である。
『ああ、それで固かったんだ‥‥』
「違うのじゃ、わしは玉など持っておらんのじゃ‥‥」
 心底ガッカリした声を出すヨシュアに、DarkUnicornが必死に言い訳を考える。
「‥‥よくぞわしを木の精霊じゃと見破ったのじゃ! そう、わしは不可思木。不可思議年に一度、プロレスごっこ王の兆しを持つ者を導き手助けをする、不可思議な木の精霊なのじゃ!」
 突然、木の精霊を主張し出すDarkUnicorn。だが、まだごまかしきれていない。
「‥‥おぬしが落としたのは、この星の一つ入った龍玉か? それとも、二つ入った龍玉か?」
 確実に違う精霊になっている気がしないでもないが、なんとかごまかしきった気になるDarkUnicorn。しかし、佐渡川は違う方向に火が点いていた。
「どちらでもない‥‥」
「ほう、おまえは正直者じゃの、では‥‥」
「俺が落としたのは、その龍玉が装着してあった部分でございます。いや、むしろその下に龍玉が挿入してあった‥‥ぐぼはっ!」
 DarkUnicornに飛びかかろうとする佐渡川の顔に、審判席に座っていたMAKOTOの拳がめり込んでいた。無意識のうちに、なぜか手が伸びてしまったらしい。
「‥‥はっ!? 僕は何をしていたんだろう。こんなコトをしている場合じゃない、不可思議ソングを歌いつづけねば‥‥ふっしぎしぎ、まっかふかしぎ♪」
 よく分からない歌を歌いながら、トランス状態に入るMAKOTO。
「もう6個全部渡すから、勘弁してくれなのじゃ!」
 ついにDarkUnicornが音を上げる。DarkUnicornのその様子に、さすがの佐渡川も罪悪感が‥‥まったく起きず、逆に性欲しか沸き起こってこなかったが、かすかに残った理性で龍玉を拾い上げる方に行く佐渡川。
「残るは1個。ん? 怪しい、あからさまに怪しい‥‥」
 次にMAKOTOの大きすぎる胸に着目した佐渡川。しかし、先程からMAKOTOは不可思議な歌を黙々と歌いつづけている。
「プロレス嫌いは泣き虫小虫ルワル〜シギシギ♪」
 本当に怪しさ大爆発で、関わってはいけないタイプのキケンな香りのする女になってしまっていたので、佐渡川をもってしてスルーするコトに決め込んだ。
 そんな間にも、映像がロケ先に飛ぶ。そこは神社の階段で、アリスのコスプレをした美角が胸を揺らしながら、延々と上り下りしていた。
「プロレスごっこ存続のため、署名にご協力お願いしまーす!」
 お百度参りをしながら、署名活動までしている美角。プロレスごっこに終わりなどないのだが、ランキング戦の終わる今回を勝手に最終回だと勘違いしてしまっていたのだ。
 しかし、重要なのは美角の手に握られていた、星の七つ入った龍玉であった。
「あっ!」
 次の瞬間、美角が手を滑らせ、龍玉が階段を転げ落ちていく。
「この龍玉が一番下まで落ちたとき、プロレスごっこの命も終わっちゃうのね‥‥って、させないッ!」
 猛然と追いかける美角。気づくと、龍玉もろともナゾの穴に落ちていたのである。どちらかというとおむすびころりんな気がしないでもないが、こうして美角は不可思議な国に飛び込んでしまったのだ。
 無論、不可思議ワールドといえばプロレスごっこなわけで、穴の中はプロレスごっこ会場だった。
「はっ! 玉は? 龍玉は!?」
 美角が周囲を見渡すと、すぐ近くに龍玉は転がっていた。手を伸ばそうとしたところへ、ズドンと丸太ん棒に乗って飛んできたドワーフ太田(fa4878)が突き刺さる。
 無論、龍玉を潰すわけにはいかないので、着地点は佐渡川の顔面であったが。こちらはどう破壊されようとも破壊のしようがないので、まったく問題がない。
 弁髪のヅラをかぶった太田がスタっと着地すると、その隙に龍玉を手にしていた美角に、人差し指を伸ばす。
「どどん‥‥」
 太田があと一歩でワザを完成させるというところで、サトルが驚きの声を上げる。
『まさか、敵をラーメンにして食べてしまう大技なのかッ!?』
 その実況に、思わずスコーンとキレイにこけてみせる太田。
「モンゴルマスクなんぞ、かぶってないじゃろが! って、そっちは何をしているんじゃ!」
「いや、パンツを便器を詰まらせて脱出しようと‥‥」
 サトルにツッコミを入れつつ、いつの間にか復活していた佐渡川にもツッコミを入れる太田。そう、そこにはパンツを脱いでいる佐渡川の姿があった。
「玉が2つ、加わったのじゃ!」
 お子ちゃまな佐渡川Jrにはまったく臆することなく、DarkUnicornが勝手なコトを言いはじめる。
「全部で7つではなく、9つの玉。それを舐めると、舐めッ九星の龍玉にグレードアップするという話じゃ‥‥」
「しかーし、自分では舐められなーい。さーて、誰に舐めさせるかなー?」
 ギロリ、獲物を求める野獣の目になる佐渡川。女性陣ドン引きの中、太田だけが舌を出してアピールしている。
「わしは、舌だけで敵を倒せるのじゃ!」
 未だキャラ継続中の太田、その末路が恐ろしすぎる。
 しかし、それは杞憂に終わった。マリアーノ・ファリアス(fa2539)が現れたからだ。
「不可思議、ゲットだゼ!」
 マッチョな仁くん状態で現れたマリアーノは、丸いものを見ると投げてしまう習性があった。
「行けーッ! 中身は知らないケド!」
 美角の龍玉を奪うと、勝手に投げてしまうマリアーノ。
「ひいっ! プロッ、ごっこがー、まだまだ続きっ、ますようにいぃ!」
 錯乱して、アリスの衣装を着たまま、水ごりをはじめてしまう美角。そうなれば、濡れた服が美角の肌に貼りつくのは言うまでもない。そして、それを野獣の目と化した佐渡川が見逃せるハズがなかった。
「ついでにコレも、ゲットだゼ!」
 その隙に、佐渡川の持つ6個の龍玉まで投げてしまうマリアーノ。
 次の瞬間、急に照明が暗くなる。そして、スモークが焚かれ、轟音と共に何かが現れる。
 全員の目がそちらに向く。
「不可思議シギ不可思議不可思議〜♪」
 ただ一人トランス状態のMAKOTOと、水ごりが止まらなくなってしまった美角を除いて。
 そこには人影が二つ。神龍でもえらい人でもなく、サトルとヨシュアであった。
『サトルくん、なんで僕たちがこんなコトを‥‥』
『男の中の男は動じない。動じずに‥‥逃げるんだよーッ!』
 しかし、サトルのすぐ後ろにはえらい人が立っていて、逃げることは適わなかった。
「龍玉を7個揃えし者よ。さあ、願いを言うがいい。どんな願いも可能な限り、かなえてやろう」
 えらい人が言い出す。だったら、逃げるのを許せという話だったが、どうせならと思い直すサトル。
「俺をプロ‥‥」
『サトル・エンフィールドに無量大数ポイントをおくれ!』
 佐渡川が言いかけたところへ、割って入るサトル。
「願いはかなえてやった。残る願いは107つ、早く言うがいい‥‥」
『そんなにあると、ありがたみが‥‥』
 ヨシュアがボソリと言うが、サトルは佐渡川を出し抜いた喜びで、後半以降はまったく耳に入っていない。
「俺をプロレスごっ‥‥」
「ランキング表のわしの名前の後に、IDを加えておくれ!」
 今度こそと佐渡川が言いかけたところへ、今度は太田が割って入る。
「願いはかなえてやった。残る願いは106つ、早く言うがいい‥‥」
「今までわしだけIDがなかったから、やっとこれで人並みじゃ。ふふふ、今日からわしも番号で呼ばれる日々じゃ!」
『それって、喜ばしいコトなのかな?』
 ヨシュアがボソリと言うが、太田も喜びで何も聞いちゃいない。
「俺をプロレスごっこ王‥‥」
「プロレスごっこを‥‥ガチガチ‥‥終わらせないで‥‥」
 寒さにガクガク震えて紫の唇でヒドい顔でも構わず、今度は美角が割って入る。
「そもそも終わらないので、かなえる必要はない。残る願いは1つ、早く言うがいい‥‥」
「急に減った気がするのじゃが‥‥」
 すでにかなえてもらった者の余裕で、太田が他人事のようにツッコミを入れる。
「俺をプロレスごっこ王にしておくれ!」
 その隙に、今度こそ佐渡川が言い切る。
「それはムリな願いだ。佐渡川のアマチュア力はわたしの力を大きく超えている。そういう者の職業に関しては、アマレスごっこ王にしかできんのだよ」
 ガックリうなだれる佐渡川。しかし、DarkUnicornが救いの手を差し伸べる。
「ならば、プロレスごっこ玉はどうなのじゃ? 将棋の駒に王将と玉将があるように、玉の力で王になろうとした佐渡川にはちょうどよいと思うのじゃが」
「それはムリな願いだ。佐渡川の玉の力が弱すぎて、そこからプロレスごっこ玉にするには、わたしの力を大きく超えている」
「やっぱりのう‥‥」
 なぜか納得してうんうんうなずくDarkUnicorn。トドメを刺された佐渡川は、すでに生ける屍である。
「さあ、残る願いは1つ‥‥」
「プロレスごっこ王のタイトルをゲットだゼ!」
 ここにきてまだ残っていたマリアーノが、叫んでしまう。
「願いはかなえてやった。では、さらばだ‥‥」
「不可思議にゲットだゼ!」
 大喜びのマリアーノ。格闘家→プロレスごっこ王では格が下がっている気がしてならないが、マリアーノはその事実に気づく気配もない。
 そして龍玉は、ただの石ころになってしまっていた。というか、たった今すり替えられた。道路で簡単に拾える、コンクリートやアスファルトの欠片に。
「何年待とうと石ころのままだから、大切にとっておくといい」
 えらい人が最後にそう言い残し、去っていく。
 1位 マリアーノ・ファリアス ∞pt
 2位 サトル・エンフィールド 1無量大数1兆513pt
 3位 DarkUnicorn 1不可思議1阿僧祇1極1澗13pt
 番外 佐渡川ススム 計測不能
 こうして、長かったランキング戦もマリアーノの優勝で幕を閉じた。
『もうちょっとだけつづくんじゃよ!』
 サトルのこの一言で今回はお別れとなったが、ちょっと程度では済まないのは言うまでもない。