【PSF】リフォーム闘球アジア・オセアニア
種類 |
ショート
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担当 |
牛山ひろかず
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芸能 |
フリー
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獣人 |
フリー
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難度 |
やや易
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報酬 |
0.7万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
09/17〜09/19
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●本文
『Powerful Sports Festival便乗:リフォームラグビー』
登場人物
・ディレクターに昇進したばかりの男(以下、ディレクター)
・ディレクターの上司(以下、上司A)
・上司Aのさらに上司(以下、上司B)
TOMITVのこのディレクターは、最近マイホームを建てたばかりだった。しかし、上司Aの提案によってメチャクチャなリフォームをされてしまう。それが、リフォームで廃墟という番組だった。
その恨みを晴らすべく、ディレクターは上司Bの許可をもらって、上司Aの屋敷にメチャクチャなリフォームを施してしまう。それが、リフォームで廃墟の逆襲という番組だった。
ディレクターと上司Aは一連の恨みを晴らすべく、上司Bの愛車の数々にメチャクチャなリフォーム(改造)を施してしまう。それが、リフォーム廃車復活戦という番組だった。このときのショックで、上司AB共に病院送りとなってしまう。
やがて退院してきた上司ABは、快気祝いと称してディレクター宅内でフットサルを行った。それが、リフォームフットサルという番組だった。結局、ロスタイムが2時間もとられ、家は全壊してしまう。
さらにその報復として、ディレクターは上司Aの屋敷で三角ベースを決行。それが、リフォーム三角ベースという番組だった。番組終了時のガス爆発により、上司Aの屋敷は完全に吹き飛んでしまう。
そして、上司Aは原点回帰としてディレクターの建て直していた家に、完成前にリフォームを敢行。上司Aにとってはすばらしい家が完成する。それが、リフォームで新築が廃墟という番組だった。
しかし、そのロクでもない家は海に沈めてしまうこととなった。それが、リフォームで新築が水没という番組である。家は無事人工漁礁となり、ディレクターはまたも住む家を失ってしまう。
水没に伴い新たに建てられたディレクターの家。今度は、そこで全裸だるまさんがころんだが行われた。それがリフォームでトイレ使用という番組である。一見おとなしそうな企画だが、結局風呂場はガス爆発、トイレは2階から地下まで貫通と、大幅な修繕が必要となってしまう。
そして──
上司Aがディレクターに近づいていく。ディレクターもそれに気づき、声をかけられるよりも早く、答えていた。
「まだ内装が終わっていませんよ!」
「なに言ってんだよ。まだ、何も言ってないじゃないか」
当然の反応をする上司A。しかし、先に言われてしまうだけのことをしてきたのが上司Aなのである。
「それ以外に何の用があるっていうんですか?」
「おめでとう!」
突然、ディレクターを抱きしめる上司A。これには、ディレクターも困惑するしかない。
「はぁ!?」
「今、内装がまだだって言ってたじゃないか。だから、後の内装は我々が突貫で受け持つことにした。もちろん、内装はそちらの希望どおりだ」
「はぁ‥‥逆に不気味ですね」
相変わらず、まったく上司Aの言うことを信頼していないディレクター。もっとも、それは正しい判断だったが。
「ああ。それもそのはず、Powerful Sports Festival便乗ということで、おまえん家でラグビーすることになったから」
「内装の意味、ないじゃないですか!?」
「バカヤロウ! 内装もできてない家でやったら、視聴者の方々に失礼じゃないか!」
「私には失礼じゃないんですか?」
「うん」
「そうですか‥‥」
ガックリ肩を落とすディレクター。すでにあきらめの境地に達したと毎回思いつつも、その度に落胆してしまっている。
なにはともあれ、家の中でラグビーボールを使って暴れまくるという企画が、PSF連動で繰り広げられることとなった。
企画内容:
8名までの精鋭が、各自思い思いにラグビーボールを投げたり、様々な人や物、場所にタックルしたりします。
チーム分け、ポジション決めは特にしません。紅白にすら分けません、ある意味個人競技なので。勝手にポジションを名乗るのは自由です。
ラグビーに必要な用具はすべて用意されます。その他、砲丸や釘バット等、各種取り揃えてお待ちしております。無論、持ち込みも可能です。
使用するボールは全員で一つでもいいですし、各自一つずつでもいいですし、時間によって変動しても構いません。ラグビーボールにこだわる必要もありません。
ラグビーのルールも厳密には適用されません。ただし、スローフォワードとノックオンだけは厳密に適用されます。この場合の前方とは、そのとき自分の胸が向いている方を指します。なので、方向転換さえすればどこにでも投げられますが、ラグビーっぽさを残す唯一のギミックということでご了承ください。
ラグビー自体に勝敗は存在しません。上司Aから見て、一番おもしろい暴れっぷりをした人が優勝となり、優勝者のいる組にPSFの10点が与えられます。
その他、各自勝手に自分だけに適用の自分ルールを作って構いません(例:急にアメフトがしたくなったので自分だけアメフトのルールに縛られてみる、急に豚の丸焼きが食べたくなったので床にガソリンをまいて自分だけあぶられてみる等)。
それ以外のルールは、ディレクターや上司Aが適宜ルールブックとなります。
死人を出さないでください。ケガは自己責任で(治療費は出ません)。
注意:
Powerful Sports Festivalの結果に、10点分影響します。
過去の放送スケジュール(最近5回分):
・リフォームフットサル 5月16日 07:00〜
・リフォーム三角ベース 6月4日 07:00〜
・リフォームで新築が廃墟 7月5日 07:00〜
・リフォームで新築が水没 7月17日 09:30〜
・リフォームでトイレ使用 8月10日 07:00〜
●リプレイ本文
PSF連動企画として立ち上がったリフォームラグビー。ラグビーゆえに、紅白のチーム分けが一応は存在する。だが、白組6人に対し、赤組はわずかに2人。圧倒的に白有利に思えるかもしれないが、たった一人傑出した選手がいるだけで勝ててしまうのがこのリフォームラグビーである。
試合開始まであとわずか。選手の心身が研ぎ澄まされていく。これから赴くは死地。ノーサイドで敵味方はなくなるが、新たな敵が生まれる瞬間でもある。ディレクターという名の。
しかし、それでも彼らは決して怖気づかない。そう、彼らには魔法の水があったから。古河甚五郎(fa3135)がすでにすべての蛇口にやかんを取り付けおわっていたので、そこから出る水はすべて魔法の水なのである。たとえガムテープでやかんをくっつけただけであったとしても。
「コシよ‥‥導きたまえ!」
そんな魔法の水で沸かしたお湯を注いで作ったカップ麺。それを、古河は試合直前にも関わらず食していた。なぜかラベンダーの香りが漂っていたが、単に花園間違いである。なので、魔法の水ゆえの神秘ということにしておくのがここでのたしなみ。
そんな間にも、ついに入場である。まず最初に白組入場で、先陣を切ってウィン・フレシェット(fa2029)が入ってくる。
いや、すぐには入ってこない。まずはナレーションからである。
「『えらい人の』で鳴らした俺たち特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し地下に潜った。しかし、地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。筋さえ通りゃ、金次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、俺たち特攻野郎白チーム!」
そこでようやく、ウィンが入ってくる。特攻野郎白チームというだけあって、着ているものは白衣である。
「俺はリーダー、ウィン・フレシェット大佐。通称ウィン。奇襲戦法と変装の名人。俺のような天才策略家でなけりゃ、百戦錬磨の強者どものリーダーはつとまらん‥‥というわけで、監督は観客席から眺めているだけなんだよね。あー、白衣の天使だからちゃんと魔法の水で治療を‥‥ぐぼはっ!」
突然飛んできたトゲの生えた鉄球が、ウィンの後頭部を直撃していた。ラグビーの試合ははじまっていなくとも、すでに番組という試合ははじまっているのである。普通のラグビーなら必要なくとも、ある意味全員が敵のリフォームラグビーでは常に後方注意必須なのである。
「まさか、自分が魔法の水のお世話になる第一号とは‥‥」
ほんのりラベンダーの香り漂うウィン。ウィンから視線を上げれば、ピッチングマシンとその横に立つパイロ・シルヴァン(fa1772)の姿が確認できた。
「ラグボールに先立ち、始球式を行ったよ! もちろん、弾は鉄球!」
球ではなく弾というあたりに殺意を感じずにはいられないが、ラグビーと野球を足して死者続出をかけたラグボールの始球式というならば、これでも生ぬるいくらいである。
意気揚々と発射台から降りると、鉄球つながりでモーニングスターを左腕で振り回しながら入場してくるパイロ。
「あれ? レディがいない‥‥」
しかし、キャラ作りに入り込みすぎるあまり、余計なコトを口走ってしまう。だが、ちゃんと全身黒いスーツアーマーをまとった女性が入場してくる。
「‥‥って、西洋かぶれのスポーツというだけでよく分からんのに、なんでわしが西洋かぶれの甲冑まで着込まねばならんのじゃ!?」
すぐに──とはいえ、鎧だけに時間はかかったが──鎧を脱ぎ捨てる女性。中からDarkUnicorn(fa3622)が出てくる。鎧の下は質素な白いジャージを着ていたが、そこへ古河が慌てて飛び込んでくる。
「なんということでしょう!? 選手の皆様の服、シマシマじゃありません‥‥」
この古河、えんじや紫紺のジャージのような伝統校がお好きのようである。さらには白と黒の囚人服スタイルがお気に入りなのか、黒いガムテでまずは倒れているウィンをグルグル巻きにすると、今度はDarkUnicornへとにじり寄る。
「自分、服をシマシマ柄にしていきますよ、ガムテで!」
DarkUnicornのジャージを引っぺがし、やはりガムテでグルグル巻きにしてしまう。しばらくして、古河がやり遂げた男の顔になる。
「ふう、ちょうど肌の露出が50%きっかりになりました、ガムテで! これぞ、完璧なシマシマです、むしろ一角獣だけにシマウマです!」
ポロっと一角獣とか言ってしまっているが、そのことが詮索されることはない。すぐに狂乱のDarkUnicornが仕込み日傘をブンブン振り回していたからだ。
「わしはヨゴレではないのじゃ!」
古河があっという間にモザイクなしでは耐えられない姿になるが、そこはガムテモザイクで鉄壁の防御である。立つ鳥跡を濁さずなのである。
「‥‥まあよい。マネージャーらしく、地味におとなしくいているのじゃ」
ジャージを着てから、ガムテをはがしにかかるDarkUnicorn。ジャージ以外にも三つ編みのヅラにメガネにウサ耳装備と、地味の意味がよく分からない。
そんなわけでマスコットというかマネージャーとなったDarkUnicornが手にするは、もちろんやかんである。中の水は古河のやかん蛇口から入れた水なので、魔法の水の2乗である。100万超人パワーが1兆超人パワーになってしまうので、ラベンダーの香りも1兆倍である。というか、ラベンダーの香水の原液である。だが何よりも、古河の死に際の生き血も混ざった、呪いの水であった。
入場も全員終わっていないのにすでに二人ほど倒れていたが、気にせず陽気に河辺野一(fa0892)が入ってくる。
「森のどうぶつさんたちがリフォームに駆け付けてくれました♪」
森のどうぶつさんという設定で、猿の着ぐるみという名の獣化で登場の河辺野。しかし、何やら鎖を引っ張っての登場である。
鎖の先には、棺桶のように水槽がくくりつけられていた。となれば、テナー歌手である前に一人の水槽芸人でありたい、ブルース・ガロン(fa2123)見参である。
「やァやァ遠からん者は音に聞けィ、近くばァ寄って目にも見よ。我こそ天下に隠れなき、第15回終了時のみの束の間プロレスごっこ王なり! やんごとなき理由により、無茶禁愚に参上仕った。いざ尋常に立会いませい立ちませい‥‥」
番組を間違い、さらには競技間違いでアメフトのプロテクター装着のブルース。いい感じに打たれすぎである。
しかし、打たれすぎでも熱いものは熱い。水槽は特別な耐熱ガラス製。そう、言うまでもなく熱湯に浸かっていたのである。
「油風呂をこなしたこの俺‥‥アッチぃっ!」
ハッタリをかまそうとも、やはり熱いものは熱い。だが、棺桶バリに蓋がしてあったので、ブルースはもがくことしかできない。いくら空間があるとはいえ息をどうしていたとか、小さいコトは考えてはいけない。それゆえに、ブルースに打たれすぎの症状が出ていたのだから。
ガチャーン! 見るに見かねたパイロが、モーニングスターで水槽を砕く。決してモーニングスターの威力を試したかっただけではない。
「‥‥ぜェはァ‥‥分かったかね、ロッテ君? これがプロレスごっこクオリティなのだよ‥‥ガクッ」
だが、やっぱり力尽き倒れるブルース。ブルースがリーゼロッテ・ルーヴェ(fa2196)に振ったところで、ようやく赤組入場である。
エンジンの爆音と共に、バイクが窓に突っ込んでいった。豪快にガラスの破片が撒き散らされる。
しかしリーゼロッテはそれだけでは満足できず、スピードを犠牲にしてまで音量を上げた改造バイクに乗り、手にしていた鉄パイプで残る窓ガラスを壊して回る。夜の学校ではなくディレクター宅なのが悔しくもあったが。学校だとしても、いつの時代の学校のイメージだと言いたくなるが、伝統芸なので仕方がない。
「‥‥あっ!」
さすがに止めに来たディレクターを平然とはね飛ばしたところで、ようやく止まるリーゼロッテ。あっ! とは言っていたものの、ブレーキ痕は一切ない。というか、むしろスピードを上げたきらいすらある。ブレーキとアクセルを間違うなど、自動車以上にむづかしいことだと思うが、リーゼロッテはわざとなので仕方がない。
なのでディレクターの方はチラとも見ず、すぐにもう一人のZebra(fa3503)を探す。
「えーっと、アンデルセンだかグリムだか忘れたけど‥‥」
確実にイソップ童話を除外しつつも、目薬を差すリーゼロッテ。
「‥‥うぉーっ!」
号泣しながら、Zebraに向かって走り出すリーゼロッテ。Zebraもリーゼロッテへと突進してくる。
「アンデルセェェ〜ン!」
しかし、なぜか自分の演じるキャラの名前を叫んでいるZebra。それは卓球部か神父だろうという話もあるが、Zebraはリーゼロッテよりも遥かにデカかく、確実に神父の方の感が強い。が、それでも病弱キャラという体は崩さない。
とにかく全員が出揃い、ウィンに古河、ブルースも何事もなかったかのように復旧して、ようやく試合がはじまる。
まずはパイロのキックから。手にしていたモーニングスターを蹴ったため、密かに足が傷んでいたが、それ以上に家は傷んでいる。鉄球が天井を突き破り、2階へと行ってしまう。
「いてて‥‥これはラインを割ったことになるのかな?」
「ふむ、ではスローインだな。しばし待たれい」
いそいそとラグビーボール型の着ぐるみの中に入っていくブルース。
「‥‥よし、思い切り投げてくんな!」
そう、ボールになることを踏まえてのブルースのアメフトのプロテクターだったのである。
「このラインアウトは、とらないとな!」
そう言って、ボールとなったブルースを鎖でグルグル巻きにしてしまうZebra。奇術師Zebraの大脱出かと思いきや、今の彼は生まれながらのラガーなのである。生まれながらといいつつ、つい先程そうなったばかりだが。なので、ブルースをは普通にがんじがらめになっただけである。
さらに、それをリーゼロッテがバイクで引っ張りまわす。まさにクイックの意味の違うクイックスローである。スローですらないが。
「そうだ、ロッテ君。プロレスごっこクオリティが分かってきたようだな‥‥ガクッ」
「ふぅ‥‥ようやく完成しましたよ、ゴールが」
ブルースがリーゼロッテの振り回されながら破壊活動を行っていたころ、さらなる破壊活動を完成していたのが河辺野だ。壁を打ち抜き、柱2本の間を何もない状態にしていた。
「なんということでしょう!? ゴールがシマシマじゃありません‥‥」
ゴールにシマシマもクソもないのだが、ゴールポストの間にガムテを張りまくってシマシマにしてしまうムリヤリな古河。
「助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ!」
一方、ボロボロになったブルースがようやく鎖地獄から解放されていたが、治療班のウィンに強制治療され、送り返されていた。ブルースは助けを言う余力もなかったのだが、ウィンのノリはボールに空気を入れなおすようなものである。
スクラムが組まれた足下へ、早速ブルースが投げ入れられる。
「ぎゃー!」
しかし、悲鳴を上げたのは河辺野だった。
「猿のお尻は真っ赤ッ赤、なのじゃ♪」
スクラムを組む河辺野の尻に、DarkUnicornがやかんを乗っけていた。無論、中身は魔法の水ではあるが沸かしたて熱湯でもある。
「‥‥すまんのう、人違いじゃった。打たれすぎ芸人かと思ったら、河辺野オサムと書いてハジメじゃったな」
人違いついでに名前の読みを分かっていながら間違えつつ、慌ててフレームアウトして治療にかかるDarkUnicorn。
そして、そのスクラムへ向けて鉄球がガンガン飛んでくる。パイロが自分の身体を傷つけるのはバカバカしいとばかりに、発射台に戻っていたのだ。
だが、それはすぐにやむ。パイロは、屋外のガス管や水道管を狙撃する方が面白いことに気づいてしまったのだ。
スクラムに河辺野が復帰すると、重戦車というにはあまりに貧弱な軽量フォワードゆえのスピードでブルースを拾い上げ、そのまま2階のトイレへと向かう。
そして、ついに河辺野がトライかというところへ、追いすがるZebraが捨て身のタックルをかます。もつれたまま2階の床を突き破り、さらには1階の床も突き破り、以前放送された際に作られた落とし穴にまで到達する。が、そこには金属の串が大量に生えているのである。
こうして落とし穴にハマって出られなくなってはいたものの、下敷きのブルースのプロテクターのせいで残念なことに無傷であった。なお、河辺野はZebraにタックルされた際にブルースを前に落としたのでノックオンであるが、そんなコトを言っている余裕はない。
こうして一気に3人脱落の中、治療班のウィンとマネージャーのDarkUnicornはもはや戦況をまったり眺めるだけで、パイロは鉄球の発射に忙しく、古河はガムテであらゆるものをシマシマにするのに忙しかった。
となれば、残っているのはバイクに乗るリーゼロッテだけである。しかし、残っていればいいわけではないのがこのリフォームラグビー。
結局、この後水道管の破壊に成功してしまったパイロがディレクターの怒りを買い、そのまま優勝となってしまった。冒頭でリーゼロッテにバイクでひき殺されかけたことよりも、直近でパイロに半壊の家の水道管を壊されたことに怒る、そんな記憶容量の少ないディレクターなのであった。
ともあれ、これで白組がPSFの得点を10点獲得したこととなる。