暇祭りアジア・オセアニア
種類 |
ショート
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担当 |
有天
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芸能 |
フリー
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獣人 |
フリー
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難度 |
易しい
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報酬 |
不明
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
03/03〜03/05
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●本文
ここにCDデビュー前のヴィジアル系メタパンクバンド「アルカラル・ナイト」というユニットがある。
ネット上に配信されている彼女らのPVは限り無くセクシーで淫らである。
メンバーは4人。
バンドリーダーのクラブ・クラウンはギターとメインボーカル、正統派日本美少女。長い黒髪黒瞳白肌を緑色のボディラインがハッキリと出るエナメルミニスカ、黒いリボンが着いた同色のミニハットを被っている。画面上を走り回る度にスカートの下から太股のレースが揺れる。
スティックを振る度にふるふると揺れる巨乳のドラーマー、ダイヤ・エースはマニッシュ系美少女、短くした金髪碧眼、そして黒曜石を思い出させる黒い肌。白いTシャツとヒップハングデニムの間から可愛らしいエメラルドのヘソピーが輝く。
キーボード担当のスペード・クイーンは、激しいサウンドに併せてお下げにした赤髪がゆらゆら揺れる。青瞳白肌に浮かぶソバカス。小悪魔系ロリ美少女。つるぺたな胸を、幼い体型に青いラバーが食い込むのが一部のマニアに受けている。
そして唯一の男性メンバー、ベースとサブボーカルのハート・ナイトは、黒髪碧眼の美少女と見間違われそうな黒いロリゴス服に身を包むベビーフェイス系美少年。
尚、全員未成年者に見えるがきっちり18才は越えている。特にクラブ・クラウンとハート・ナイトは成人していたりするので、ある意味放送範囲内のエロは、ありなのである。
「暇、暇、暇だぁ〜!」そう叫ぶのはクラウン。
折角ナイトと遊びに行こうとした所、マネージャーに呼び出され都内事務所に缶詰めである。
「ちゃんと‥‥時間通り‥来たのに‥‥マネージャー‥来ないです。折角‥デート‥‥」
本来遅刻魔なクイーンがここにいるのは真面目なエースとデート中だったからである。
「クイーン‥‥他の人にめっちゃ誤解される言い方は堪忍してや」
因に広い意味のデートである。両方いけるクイーンにとってはエースとのデートだったかもしれないが、ノンケのエースにとっては単に服を選びに一緒に渋谷に遊びに行っていただけである。
「折角‥‥近くのホテルで‥試着会‥‥‥後で‥マネージャー‥‥鞭打ち」
ちなみにここでの会話は、英語と日本語が半々である。
4人はアメリカンスクールで知り合った遊び仲間である。
「ゴメン、お待たせして」マネージャがドアを開けて入ってくる。
「「「「おそ〜い!」」」」
一斉に抗議の声が上がる。
「ゴメン、ゴメン。でもこれを聞いたら機嫌が直るよ。ファンイベントとCDデビューの日が決まったんだ」
「やったぁ! マネージャー、いつやの?」エース。
「イベントは3月3日だ」
「CD‥も‥‥一緒?」とクイーン。
「いや、イベントの模様を撮影して特典DVDに着ける予定だから少し遅れる」
「でも皆の前で歌えるの?」とクラウン。
「残念、その許可は取れなかった」
「え〜? じゃあ意味無いじゃん」とナイト。
「一応、ネットデビューはしていると相手には言ったんだが‥‥あー、ちょっと服装の関係でOKがでなくてね」
「お硬い所っぽいな。何か面倒じゃん」
「イベントって何処でやるの?」
「ファンタジーランドだ」そうマネージャーは答えた。
※※※※※※「アルカラル・ナイト」公式HP※※※※※
●「アルカラル・ナイト」CDデビュー記念ファンイベント
メンバーと一緒に遊んでくれる人、大募集♪
集合場所♪ ファンタジーランド プリンセス・キャッスル前広場
集合日時♪ 3月3日 午前8時45分♪
参加費用♪ 5,000円(入場料を含む)
メンバー達は今回、全員ロリゴス服で参加だよ♪
皆と一緒にファンタ−ジーランドで楽しく遊べるといいな♪
特に仲良くなったお友達には抽選でキスかメンバーが選んだをプレゼントが当るよ♪
デビューイベント等メンバーへの質問も受け付けるね♪
尚、遅れるとおいて行っちゃうからね(ちゅっ♪)
「ファンタジーランド‥‥クイーン‥『パイレーツ・シー』か‥‥『ゴーストマンション』に‥‥行きたいです」
「あたしは『ブラックマウンテン』かな? やっぱりコースターでしょ♪」とクラウン。
「俺は『トゥーンカー・クラッシュ』かな? 車がぶつかると喋るのが面白いじゃん」とナイト。
「エースはどんなアラクションが好きなんだい?」
「『ロマンティック・ゴンドラ』‥‥」
カップル御用達のアトラクションを答えるエース、顔が赤い。
「きゃー♪ ロマンティストなエースちゃんらしい! やっぱり食べちゃいたいくらい可愛い♪」
「‥駄目‥‥エースの‥巨乳は‥‥クイーンの‥‥もの‥‥」
●リプレイ本文
●朝は辛いよ。全員集合
誰よりも早くから水色のアリス風ロリゴス服に銀のトランプのチャームを着けた紗綾(fa1851)と黒ゴシック服で上下を決めた嶺雅(fa1514)の二人が広場に立っていた。
クイーンとナイトは眠いのなんのと文句を言っていたが、二人を見つけるとダッシュで走って行く。
面食いのクイーンが向かうのはさーや、一方ナイトが走っていたのは憧れのV系歌手レイの元である。
「お待たせ‥して‥申し訳‥‥ないです」
「うちのヴィジュアル系なの。だからちょっぴり親近感だよ♪」とさーや。
「そう言って‥‥貰えると‥嬉しい‥です」
「おはようございます! 今日はよろしくお願いします!!」
「今日はヨロシクね! 嶺雅デス! ナイトくんなんか俺と変わらないのにゴスロリ似合うなんて‥‥可愛いすぎ‥‥!!」
「ありがとうございます。今日は黒アリス目指してポイントは、たっぷりパニエです」
プリンセス・キャッスルの影で1人マネージャーに嵌められたと叫ぶ雨堂 零慈(fa0826)。
「どうしたの?」
ひょっこりとレイジを後ろから覗き込むクラウン。
レイジの腕ににふっくらとした柔らかい感触が押し付けられる。
「!!!」
吃驚して落としたマネージャーからの手紙拾い上げようと屈んだクラウンの胸の谷間から視線が離せなくなっているレイジ。
「お兄さん、ウチのイベントの参加者だよね? 集合場所、向こうだよ」
「遅くなっちゃいましたか?」と黒いビスチェに白いオフショルダージャケット姿の七瀬紫音(fa5302)。
「大丈夫や。まだ来ておらん人がいるよって」とエース。
「なんだか、とても可愛い格好だね」とシオ。
顔に沿った大きなヘッドドレス。胸を強調する白いビスチェにショート丈のふっくらとしたズボン。
そう言われて赤くなるエース。
「皆が選んでくれたんや‥‥なんでもベビーロリって言うらしいんやけど‥‥赤ちゃんみたいでうちは恥ずかしいんやけど可笑しくない?」
「ぼいんぼいんのたゆんたゆんだけでなく、この太股がむちむち!!!」
ぐふふひひ‥‥と怪しい笑い声と共現れたパンダ覆面のロリゴス親父、常盤 躑躅(fa2529)はエースの両手を握りしっかりと握手しながら胸の谷間をチェックする。
「俺の名はバイオレットバイオレンス、覆面レスラー志望のスタントマンだ。エースちゃん、今日はよろしくだ!」
「‥よろしく」
「後、お一人ですね。朝が弱いとは聞いていましたが‥‥」とマネージャーが時計を見る。
「遅くなった」とサングラスを掛けたTyrantess(fa3596)。
「あれー? どっかで見た人達だよね」と胸元のシャーリングが可愛い黒ロリゴス服の大道寺イザベラ(fa0330)と白い双児のような格好をしたアルディーヌ・ダグラス(fa4382)。
「えーっと、貴女達は?」
「「あたしたちは、新アイドルユニット『POOH』よ!」」とイザベラとアル。
「ああ、お互い頑張ろうな」
「そうだよ、良かったら一緒に遊ぼうぜ」とナイト。
ベタベタの演技である。
彼等に演技力を求めてはいけない新人ロッカーなのだから。
●並ぶのもいと楽し
『ブラックマウンテン』ファンタジーランドの目玉コースターの一つで真っ黒な屋内を派手な音を立ててコースターが駆け抜けて行く。暗視カメラに映る映像が順番を待っている客達が見る事ができ、気分を盛り上げる。
「あ、アレに乗るのね‥‥たはは」
乾いた笑いを浮かべるイザベラ。
「それより結構並んでいるね‥‥時間が勿体無いから、並ぶ人と予約を入れる人とジュースを買う人とかで別れる?」とクラウン。
「拙者はお任せする。遊園地は初めてだからな」とレイジ。
「俺もファンタジーランドは初めてだ」とタイ。
「じゃあ、かなり並びそうだからその合間にポップコーンとかどーでしょー?」とレイ。
「ジュースも欲しいな♪」とさーや。
「一緒に誰か着いて来てくれるんなら買いに行ってくる」とタイ。
「私も一緒に買いに行きますね」とシオ。
「じゃあ、あたしは並んで待っているね」とさーや。
「予約を取るなら『エクストリームウォーター』のチケットも取って欲しいな♪」
最大高低差20mのウォータースライダー系コースターの名前をあげるシオ。
「あたしもそれ乗りたい♪ 最後のざぶーんってさ落ちるのが最高!」とクラウン。
「ここに並んでいる奴らの分は、取らない訳にはいかないじゃん?」と人数を確認するナイト。
時間合わせをし、手慣れた面子はさっさと振られた仕事をしに行くのであった。
そして待っている間は適当に雑談になったりする。
「クラウンに取ってロックってなんだ? 俺は『感じたままに弾き、感じたままに歌う』タイプだけど」とタイ。
「あたしもタイと同じだよ。自分で感じた事しか音にしかできなくって‥‥悲しい時に楽しい歌とか書けないよ。思いついたってか、こう心の奥から湧いて来た物を一気に曲するタイプかな?」
「デビューライヴはやるなら教えてね」とレイ。
「あたしも何時かセッションしたい♪」とさーや。
「インストアライブがあるんだけど3/25から予約受付が開始されるよ」とナイト。
「‥‥その前に‥知り合いの‥ハウスで‥‥バックバンドの手伝い‥‥少しです」とクイーン。
「きゃあああああぁぁぁぁ〜絶叫って最こ‥‥おおおーーーー!!!」と両手を上にあげ絶叫するアル。
反対にイザベラは顔面蒼白である。
「楽しかったぁ♪ イザベラちゃん、もう1回行こう!」
「え? もっかい乗るの? じょ、冗談だよね?」
まだ脚がガクガク言っている状態でイザベラだったが、アルに引きずられるようにして再びコースターに乗る羽目になる。
「&◎☆△●*×◆◯▼△*※★□!!!」
もやは声にならないイザベラだった。
「レイジ、初コースターは? どうだった?」とクラウン。
「‥‥確かに面白いが怖いというほどではない‥‥自分の車で峠を攻めている方が余程怖いな‥‥お開きになったら拙者のナビシートに座ってみるか?」
「それってデートのお誘い?」くすりと笑うクラウン。
「そうなのか?」
「そうだよ」
くすくすとクラウンは笑った。
●ホラーホラー
『ゴーストマンション』を目の前に、
「ホラー系アクションは個人の事情で乗れないから乗れない人とお土産見ます‥‥!」
シュタ! と手をあげるレイ。
「えー! ズルい。ホラーな所ではお姉ちゃんらしくレイ君を護るよっ」とさーや。
「さーやとレイ‥‥仲良し‥姉弟‥‥仲良き事は‥麗しき事‥‥也」
「さーやとレイはホラー系、アウト?」とナイト。
「あたしは‥‥べ、別に怖くなんてないもん。‥‥ほんとだよ? おばけなんて、こ、こ、こ怖くないんだもんっ!」
さーやの頭を撫でるクイーン。
「大丈夫‥です‥‥恐くない‥ですよ」
「クイーンさんは平気なの‥‥?」とさーや。
「お化け‥幽霊‥‥出来る事‥‥限界あります‥‥人は‥‥可能性‥一杯です」とクイーン。
「凄いな‥‥んと、えと‥‥全然怖くないけど、手を握ってて‥‥いい?」
手と声が細かく震え、顔が白くなっているさーや。
頷き、手を差し出すクイーン。
「中‥‥暗いです‥足下危険‥‥手を繋いで‥行けば‥‥安心です」
●たゆたゆ揺れるのは?
『ロマンティック・ゴンドラ』は二人乗りと言う事もあり、常盤とシオ、どちらが先にエースと一緒に乗るかジャンケンになった。
先に乗るのは事になったのはシオである。
ヴェネチアの町並みをイメージした水路をゆったりとゴンドラが流れる。二人並んで座る後ろで船頭が櫓を漕いでいる。
「真っ白だから花嫁さん見たいですね」
シオに言われて頬を赤く染めるエース。
「これをどうぞ。照れたあなたを隠す為に用意させました」
お昼にちょっと席を外した際、ストアの人に真っ赤な薔薇の花束を頼んでおいたのである。
「あ、あのシオさん‥‥顔が近いんやけど‥」
少し背が低いシオは、見上げるような形で赤くなるエースを見ていた。
「エースさん、可愛いです♪」
からかわれているのだと判ってい乍らも赤くならずにはいられないエースだった。
***
次に乗るのは常盤。
誰が見ても下心がばっちり見えるのは、ある意味潔い。
だがそのお陰で1本のヨーグルトバナナは、妄想が鼻血と共にはみ出てしまうのではないかと言う位、隠された意図に気が着いたクイーンに散々邪魔をされ、甚振られたのである。因に当初エースは意図が判らなかったようでクイーンに半分バナナを食べられた後、説明を受けて赤面していた。
「ついにエースちゅわぁんと一緒にゴンドラだぜ!」
一瞬逃げたくなったエースであるがこれも仕事である。そう考えて、貰ったばかりの花束を抱え大人しく常盤の隣に座る。
「お昼は他の人が色々質問していたけど、俺も質問してもOKなんだよな」
「はい。うちで答えられる事ならええんやけど」
「大丈夫、エースちゃん以外は答えられないと思うしな」
「はい♪」
自分以外は答えられないと言われ俄然やる気になるエース。
「まず3サイズと今日の下着の色。性感帯を聞いておこう。あと風呂に入ったらどこから洗うだな」
「はあ‥3サイズですか。バスト125F、ウェスト63、ヒップ102、今日は服に合せて白で‥‥性感帯は耳の後ろと太股だって皆は言うんやけど、良ぅ判りません。お風呂は左腕から洗います」
ちょっとがっかりしてしまったエースは、うっかり正直答えてしまった。
しまった! と思った瞬間「そっか〜♪ 太股かぁ」と、てろんと常盤に太股を撫でられうっかり立ち上がってしまったエース。大きくゴンドラが揺たはずみに常盤を持っていた花束で殴ってしまう。
どぼーん! 大きな水柱をあげて、常盤は水路に落ちてしまったが、なんとか風邪は引かなかったようである。
●回る光の王国
「パレードにはまだ少し時間があるよ。メリーゴーランドに行こうよ!」
そう言ってさーやは、エースとシオの腕を引っ張って『プリンセスカルーセル』へと走って行く。
最新型のライドも楽しいが、つい乗ってしまうメリーゴーランド。
人気が物凄く高い訳ではないので、3人は並ぶ事なくメリーゴーランドに乗り込む。
ブザーの音でゆっくりと動き出したメリーゴーランドは徐々に回転スピードをあげて行く。
クルクル回るメリーゴーランドに暮れて行く斜光と淡い照明が幻想的な雰囲気をかもし出す。
中央の貼られたミラーがキラキラと輝くメリーゴーランドはどこか物悲しくも楽しい物である。
ショップでアクセサリーを物色するアルとイザベラ。
「これイザベラちゃんに似合うんじゃない? ガラス細工でキラキラしててすっごくかわいい!!」とアルが小さなペンダントにあてがってみる。
プリンセス・キャッスルがライトアップされ、テンポとノリの良い音楽が店内まで流れ聞こえて来る。
「あ、パレード始まっちゃう!」
「ペンダントは次に来た時だね」
残念そうに店を後にするアルとイザベラ。
美しく電飾された山車にファンタジーランドのキャラクター達が乗り華麗なダンスを披露する。
時にはコミカルに、時には華やかに。
一緒に動いていた参加メンバー達も思い思いの場所でパレードを見ているだろう。
「きらきらして綺麗だよね‥‥なんだか新曲のイメージが湧いて来そう」
そうさーやは言った。
●プレゼント大会
「じゃーん! 待ちに待ったプレゼント大会だよ! って待ってない?」と笑うクラウン。
「呼ばれた人は悪いけど前に出て来てくれ」とナイト。
「まず1番、雨堂 零慈さん。あなたはクレーンゲームに大金を注ぎ込み乍らも1個も取れないと言うメンバーの涙をそそる大挙を成し遂げましたので、頑張る姿勢が共感を呼ぶ『はたらきうし』を贈呈します♪」
そう言って、クラウンはレイジの頬にキスをした。
「2番目、嶺雅さん。こいつも抱き心地は最高だから」と縫ぐるみを渡すナイト。
「3番‥‥紗綾‥‥きっと似合う‥‥そうしたら‥‥是非、夜デート‥彼氏を悩殺‥‥駄目なら‥‥クイーン、いつでもOK」と言い乍らドレスの入った紙袋を手渡し、さーやの頬にキスをするクイーン。
「クイーンの奴、ナンパしてんじゃん」とナイト。
「本人に言ってみなよ。絶対、後で鞭だよ」とクラウン。
「えっと4番、常盤 躑躅さん‥‥ううっ、これ言うん?」
エースが困った顔をする。
「しょうがないなぁ」とクラウンがエースに愛用のステックをベルトに差し込む。
「なぁに、あれ?」とさーや。
「おまじない‥‥エース‥‥ステックあれば‥勇気100倍‥」
ベルトに挿してもらったスティックを触り深呼吸をすると常盤に向かって小さな包みを差し出す。
「うちのお気に入りのメーカーや!」
真っ赤な顔してそれだけ言うとだーっとクイーンの後ろに隠れる。
「えー! キスは?」
「子供が‥いる前で‥‥押し倒そうな‥男にキス‥‥天が許しても‥‥クイーンが‥許しません」
「5番‥‥Tyrantess‥‥今度‥‥貴女と‥一緒に‥セッションしてみたいです」
そういうとタイの首に『ブラックベルト』を巻き付け、頬にキスをするクイーンにタイは言った。
「次はステージの上で会おうぜ」
「‥‥‥約束です」とクイーンは言った。
「ラストは七瀬紫音。今着けている黒いチョーカーも素敵だけど、今度はこれも着けてみてね」
そう言うと細長いリボンが掛かった箱を手渡すナイト。
各々がプレゼントを渡し、記念写真を撮影するシーンが続き、DVD画面はブラックアウトする。