モデルオーディション南北アメリカ
種類 |
ショート
|
担当 |
ゆうきつかさ
|
芸能 |
1Lv以上
|
獣人 |
1Lv以上
|
難度 |
普通
|
報酬 |
1.2万円
|
参加人数 |
8人
|
サポート |
0人
|
期間 |
11/10〜11/14
|
●本文
●求む! セクシーモデル!
<募集職種>
スポンサーの提供する下着を身に着ける事の出来るモデル8名。
<応募資格>
やる気のある方なら、誰でも応募する事が出来ます。
年齢制限などはありません。
ただし、応募資格は女性のみ。
男性が参加した場合、酷い扱いを受けるかも知れません。
担当A:酷い扱いって何っすかね?
担当B:きっと股間に薔薇とかだろ。
<ドラマの内容>
お色気メインの学園コメディドラマです。
スポンサーが下着メーカーのため、チラリズム重視のアメリカドラマになる予定です。
スポンサーのCMも兼ねている為、毎回必ず着替えのシーンが入ります。
下着のコンセプトに合わせて、演技をしてもらう事になります。
放送は深夜になる予定です。
<オーディションの内容>
・質疑応答
ドラマに出演する事が出来たら、どんな事をしたいか教えてください。
・特技審査
自分の特技を教えてください。
・下着審査
下着姿で審査を受けてもらいます。
自己アピールなどをお願いします。
担当A:どの審査を重視するか選んだ方がいいんっすよね?
担当B:そうする事によって審査員が注目するからな。
●リプレイ本文
●質疑応答
「はやや〜、ここがオーディション会場ですか〜。みんな薄着で寒くないんですかね〜?」
新作ドラマのオーディションを受けるため、鐘下べる(fa1828)が番号札を貰って面接会場へと急ぐ。
今回のドラマは下着メーカーがスポンサーのため、参加者達の大半はオーディションを受ける前から露出度の高い服に身を包み、審査員達に愛想を振り撒いている。
「これだけの参加者の中から、ドラマに出演する事が出来るのは一握りだけ‥‥。こっちも負けるわけにはいかないわね」
8番と書かれた番号札を胸につけ、ライラ・フォード(fa2162)が辺りを睨む。
面接会場には1番から10番までの参加者達が座っており、1番の番号札をつけた御神・由希(fa2137)が名前を呼ばれて立ち上がる。
「一番、御神・由希です。よろしくお願いします」
一纏めにした髪を三つ編みにしてダテメガネを掛け、由希が学園ドラマを意識してブレザー姿で面接を受けた。
「それじゃ、ドラマに出演する事が出来たら、どんな事をしたいか教えてくれる?」
由希の履歴書に目を通しながら、眼鏡を掛けた神経質そうな女性が口を開く。
参加者の中には色仕掛けを使って審査員に取り入った者もいるため、不正を働こうとしていた審査員を排除し、代わりに入ってきたのが彼女らしい。
「普段は地味な服装で目立たないけれど、実は下着コレクターだ、とか‥‥。そう言ったギャップのあるキャラを演じてみたいですね。見せる演技ではなく、魅せる演技が出来ればいいと思っています」
ハッキリとした態度で受け答え、由希がペコリッと頭を下げる。
「その眼鏡‥‥、伊達眼鏡なのね。それと‥‥、見えない所にオシャレをしているのが気に入ったわ。ふふっ‥‥、ガーターベルトねぇ」
含みのある笑みを浮かべ、女性審査員が採用の判を押す。
「さて‥‥。ここでいきなりだけど、不合格者を発表するわ。2番と3番。それと5番〜7番の参加者の方は帰って頂戴。理由は‥‥分かるわよね? 私がここにいる理由を考えれば‥‥」
参加者達の目の前で履歴書を破り捨て、女性審査員が眼鏡をキラリと輝かせる。
事態が飲み込めた参加者達は、怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、スゴスゴと面接会場を後にした。
「はやや〜? みんな面接をしないでお帰りですか〜?」
大きなハテナマークを浮かべながら、べるが不思議そうに首を傾げる。
「彼女達は面接を受ける資格のない人達よ。気にしないで面接を続けましょう。それじゃ、始めてくれる?」
退室した参加者の背中を見つめ、女性審査員が疲れた様子で溜息をつく。
べるはしばらく不思議そうなしていたが、自分の名前を呼ばれてハッとなり、審査員達の前に立つ。
「このドラマでは明るくて元気な女の子の役をやりたいですよ〜☆ もしも女子高生役って言うのが年齢的にきつかったら、せんせいの役でもいいですよ〜☆」
元気よく声を上げ、べるがニコリと微笑んだ。
「どちらでも構わないわ。いっそ2役やったら、どうかしら? 同じ場面には出れないけど‥‥」
べるの履歴書を確認し、女性審査員が判を押す。
べるのアピールには『脱いだら凄い』と書いてあるため、下着の色などで姉妹の違いを見せたらどうだろうかという意見も出た。
「ところでスポンサーの用意した下着って、どんなものがあるんですかね?」
スポンサーが用意した下着がどんなものか分からなかったため、べるが思い切って女性審査員に聞いてみる。
「一般的な下着なら、すぐに用意する事が出来るわ。他社の下着や特別仕様の下着は無理だけど‥‥」
苦笑いを浮かべながら、女性審査員がリストを渡す。
リストにはスポンサー側の用意した下着の写真が載っており、べるが必要だと思っていた下着の写真も載っている。
「それじゃ、次ね。ドラマに出演する事が出来たら、どんな事をしたいか教えてくれる?」
ライラの履歴書を読み終え、女性審査員が彼女を睨む。
「私は、なりたての新人教師の役を希望するわ。すっごい頑張っているんだけど、いっつも生徒に振り回されて‥‥。教科書を高い棚の上に隠されて、こんちくしょーと思いながら椅子によじ登って取ったら、落っこちたり‥‥。おおっと手が滑ったー! って生徒にバケツの水頭からかけられて、透けてるブラウスで大慌てでどこぞの教室に逃げ込むことになったり。もち、スカートはミニ。ブラウスは胸元開いているタイプのね。基本よ、基本」
胸元を強調するようにして、ライラがニコリと微笑んだ。
審査員達は鼻の下を伸ばしながら、ライラの胸元を見つめて涎を垂らす。
「合格よ。履歴書を見たけど完璧ね。スポンサーが求めたいた人材だわ。ドラマの方でも宜しくね」
そう言って女性審査員がウインクする。
含みのある笑みを浮かべながら‥‥。
●下着審査
何事も無く特技審査が終了し、続いて下着審査が行われた。
この審査で使用される下着はスポンサー側が用意したもので、参加者達から事前に希望の下着を聞いている。
「お待たせしたわね。それじゃ、始めましょうか」
眼鏡をキラリと輝かせ、女性審査員が参加者達の名前を呼ぶ。
「よ、よろしくお願いしますっ!」
白のホルターネックにサイド紐ショーツを身に纏い、ミーア・ステンシル(fa0745)が恥ずかしそうに頭を下げる。
「立派な胸ね。‥‥合格よ」
舐めるようにミーアを見つめ、女性審査員が満足した様子で判子を押す。
彼女の胸はある意味、理想的らしい。
「‥‥失礼します」
ミーアと入れ替わるようにして部屋に入り、フィーア・レーヴェ(fa1004)が頭を下げた。
フィーアの下着はジュニアタイプの1/2カップブラとローライズショーツで、両方とも色はパステルブルーでホワイトレースのアクセントが入っている。
「確か主人公の妹役を希望していたわね。このドラマの主人公はみんなになるから、気の合う女優さんを見つけて組むといいわ」
採用の判子を押して、女性審査員がニコリと笑う。
「失礼しまーす」
続いて入ってきたのは、水野 ゆうこ(fa1534)。
彼女は米国の学園モノという事でチアリーダーを希望して審査員達から絶賛され、特技審査でも思わせぶりの態度で審査員達の興味を引いたため、今回の参加者達の中では評価が高い。
「私は、AV女優ですから裸を見られる事に耐性があります。この場で脱げと言う事なら恥かしいですが脱ぐ事も出来ますし‥‥」
頬を真っ赤に染めながら、ゆうこが恥ずかしそうに顔を隠す。
彼女の下着は先1/3カップでストラップレスのブラとハイレグTバックサイド紐のショーツ、ガータベルトとロングストッキングを穿いており、ブラ・ショーツ・ガータは総レースでほんのり肌が透けて見えるタイプで、色はパステルピンクですべて統一されている。
「あなたこそ、このドラマに相応しいわ。‥‥合格よ」
感動した様子で涙を流し、女性審査員がゆうこと握手した。
他の審査員も握手がしたかったようだが、非常事態に陥ったため中腰の姿勢のまま動けない。
「ゆうこちゃんの魅力で、審査員達がケダモノになりかけているわね。いいわ、次の人‥‥入って」
ゆうこに上着を着せて部屋の外に出した後、女性審査員が林・蘭華(fa1732)を部屋に入れる。
彼女の格好は黒のビスチェにガータベルト+ストッキング。
審査員達を前にしても、実に堂々とした態度である。
「外見を見ての通り大人の女性の役が得意ですので、教師役などに適していると思います‥‥」
彼女の希望している職業は、照れ屋な保険医か物理化学教師役。
審査員達はとてもモンモンとしているためか、照れ屋の保険医を希望したあと合格の判を押す。
「どうやら私で最後のようね。色々な問題のありそうなドラマだけど、本当に公開できるのかしら? まぁ、いいわ。これで‥‥どうかしら?」
長い金髪を上げてブラもつけずにキャミソールを纏い、真紅(fa2153)がハイレグショーツを穿いた姿で足を真っ直ぐと上げて身体の柔軟さをアピールした。
「私の演じる役柄は、女性の色々な面を視聴者に見せたいと思っています。上辺だけでなく、中身も、じっくりと‥‥」
含みのある笑みを浮かべ、真紅がセクシーなポーズを決める。
‥‥結果は合格。
ドラマの演技に期待である。
こうして学園ドラマの撮影に参加するメンバーが確定し、あとは撮影を残すのみとなった。