タイトル:【節分】イケメンキラーマスター:橘真斗

シナリオ形態: ショート
難易度: 普通
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2008/02/17 14:02

●オープニング本文


 最近、瀬戸内海沿岸の都市を中心に、キメラが人々から金品の強奪を繰り返しているという。
 金銀宝石といった貴金属類は元より、子供が遊んでいたビー玉や転がっていたアルミ缶にラムネの瓶、更には道路ミラーや寿司のネタの光り物(!?)まで、とにかく『光る物』を集めているという。
 しかも、キメラは筋肉粒々の赤い肌の巨人を始め、青い肌のクールな男性や際どい虎柄のビキニを纏った美少女など、いずれも人の姿を取っていた。
 唯一、異なるのは、頭部に1本、ないし2本の『角』を生やしている事だ。
 そう、彼ら彼女らは『鬼』と呼ばれる人にあらざる姿のキメラなのだ。
 四国UPC軍の調査によると、鬼型キメラ達は奪った金品を、一様に瀬戸内海に浮かぶ『女木島』へ運んでいる事が分かった。もしかしたらこの島には、バグアの基地があるかも知れない。
 それだけではない。この女木島はお伽噺に登場する、あの『鬼ヶ島』の一部だと今に伝えられているのだ。
 バグアが鬼型キメラ達に金品を女木島へ集めさせているのは、偶然なのだろうか?
 そして折しも節分の日。桃太郎や一寸法師ならぬ、能力者による鬼ヶ島への鬼型キメラ退治の依頼が、UPC本部に公開されたのだった。
 
●ダーリン好きだぞなー
 四国のある町、バレンタインも控えた2月。
 とある神社にて豆まきが行なわれていた。
「鬼はー外、福はー内」
 豆を投げる和やかな光景。
 今年一年、平和であることを願うかのように神社に集まった人たちは豆をいっせいに投げていた。
 今回はアイベックス・エンタテイメント所属の美形男性アイドル茂手内(もてうち)ダンをも起用し、バグアに対しての意気込みを見せていた。
 だが、鬼が本当にやってきた。
『ダーリン好きだぞなー』
 松山方言で鳴くその鬼は、グラマラスなボディに虎縞のビキニスタイルにロングブーツを履いている。
 豆をフォースフィードではじきながら、茂手内の方へ突撃してくる。
「な、なんだぁぁぁ!?」
 驚愕する茂手内を小脇に抱えると、鬼キメラはその場から飛ぶように走り去っていく。
「だれかぁぁぁ助けてぇぇぇぇぇ!? 怖いよ、ママー」
 茂手内ダンは顔はいいが、マザコンであった。
 この日、同じ地域でイケメンが鬼キメラにさらわれるという報告がいくつもあがり、能力者へ早急の対処が要請された。

●参加者一覧

ジーラ(ga0077
16歳・♀・JG
鷹代 由稀(ga1601
27歳・♀・JG
夕凪 春花(ga3152
14歳・♀・ER
緋霧 絢(ga3668
19歳・♀・SN
ミオ・リトマイネン(ga4310
14歳・♀・SN
沢辺 麗奈(ga4489
21歳・♀・GP
小田切レオン(ga4730
20歳・♂・ST
雪村 風華(ga4900
16歳・♀・GP

●リプレイ本文

●がんばれアイドル
 アイドルマーセナリープロジェクト。通称:IMPのメンバーが控え室に集められた。
「キメラ相手にさらわれたいって男って単純なんだね」
 ジーラ(ga0077)はため息をつきながら、現地のスタッフから状況を聞いていた。
 事務所の先輩である茂手内・ダンが誘拐され、それがTV報道されていたので、余計に攫われたいという男が多いという。
「でもなぁ、俺も一緒にいたのに攫われなかったのはちょっとショックだ」
 小田切レオン(ga4730)はため息をついて、壁にもたれかかった。
「まぁ、ほら。うちらは新人で目立ってなかっただけやし〜、気にしたらあかんて。あのねーちゃんキメラはええスタイルしてるなぁ。胸ならうちも負けない自信あるで」
 レオンをなだめつつ、沢辺 麗奈(ga4489)は自らの胸を叩いた。
 ぽよよんと軽快に揺れる。
(「ちょっと、うらやましいかも‥‥」)
 豊満なボディを持つ麗奈をみて、雪村 風華(ga4900)は内心ため息をつく。
「前置きはおいて、作戦はどうするの?」
 ジーラが気落ちしている二人をスルーしつつ、話を元に戻した。
 今は誘拐されたイケメンの救出が先である。
「そうね、とりあえず情報収集と囮かな? 運びだされた人の位置とかも知りたいし、後は足だけど‥‥」
 風華がいつもの調子を戻して、作戦の確認をしていく。
「移動ようのバンなら1台なら会社のがありますが‥‥」
 アイベックス・エンタテイメントのスタッフの一人がいう。
「TV局のは使えないのかな?」
「傭兵の前に新人アイドルですよ、あなた方はあんまりコネのないうちに使っていると印象悪くなりますよ」
 苦笑しつつ答えるスタッフにもっともだと一同は頷いた。
 傭兵とアイドルの立場の使い分けは思った以上に難しい。
「一台のバンに乗れるだけのって、囮やダメ男の説得は足でなんとかってところか‥‥」
 ショックから立ち直ったレオンは頬を叩いて気合を入れなおした。
「よーし、皆! ケ×の×締めていくで〜」
「アイドルなのですから、自重してください」
 麗奈の言葉にスタッフは不安を隠さずに入られなかった。
 報告書に手が加えられたのはいうまでもない。

●男子禁制の世界
「あー‥‥ったく、男装が似合うってのはちょっと‥‥考えたい」
 胸をさらしで押さえ込み、スーツを着込み髪型もちょっとアレンジした鷹代 由稀(ga1601)は鏡の前で項垂れた。
「そ、そんなことないですよ。歌劇団とかでは、あ、あることですし」
 夕凪 春花(ga3152)がフォローをいれるが、本当に決まっている由稀の格好にどぎまぎしている。
「あたしのこの格好じゃ、歌劇団というより過激派だよ‥‥萌え属性が欲しい」
 由稀は春花をみながら、ハンドガン二丁の弾のチェックを終え、脇のホルスターに二丁を収めた。
 春花のほうは当初はネコミミをつけるだけだったが、現地のメイクさんやスタイリストさんに捕まり、完全燃焼バージョン(謎)へといじられていた。
「え、えっと。私の方はど、どうでしょうか?」
 普段着ている黒のものよりも、よりゴシックにロリータに強化された衣装。
 ネコミミもビーストマンご愛用のものをレンタルで装着。
 その平坦なフォルムをカバーできる完成度を誇っていた。
「春花ちゃん‥‥ま、まぶしい程萌えてるよ」
 由稀は直視できなかった。
「ほかの二人の具合は‥‥」
 話題をそらし、着替えをしている二人を由稀は見る。
 同じ衣装に同時に手が伸び、二人の手がふれた。
「‥‥」
「‥‥」
 緋霧 絢(ga3668)とミオ・リトマイネン(ga4310)の間に沈黙と微妙な空気が流れた。
 二人が取ろうとしたのは黒いボディスーツタイプ。
 動きやすさを重視したタイプだ。
「貴方には胸周りがきついと思うけれど?」
「っ!」
 沈黙を打ち破ったのはミオだ。そして、先制攻撃もヒットしている。
 無表情で無感情である絢も気にしていることなのか、わずかに揺れた。
「そういうことで、これは私がもらうわね」
 答えも聞かずミオは服を取って着替えだす。
 そんなとき、春花を着飾っていた二人がこそこそと話し合い、同意しあう。
「ねぇねぇ、あとで米ピーにもいうけど。いっそ春花ちゃんと絢ちゃん姉妹ユニットってことでやってみない?」
 米ピーとはIMP企画の総合プロデューサー米田・時雄のことである。
「姉妹ユニット‥‥ですか?」
 絢と春花は目をみあわせてから二人を見る。
「そうそう、服のセンスは近いみたいだからそれならってね。清楚な春花ちゃんとクールな絢ちゃんのギャップ姉妹は萌えポイント高いわよっ」
「いいわぁ、衣装もそろえるところはそろえてアレンジするところはしてぇ〜。あぁん、考えただけで幸せ♪」
 メイクとスタイストは妄想にトリップしていた。
 そこだけピンクな空気が濃くなる。
(「今思うと、この事務所まともなのって少ない?」)
 由稀はいやな結論を頭で振り払った。
「とにかく着替え済ませて、仕事に行こう。このままじゃ被害は増えるだけだしさ」
「そうですね‥‥では、お二人にお任せで」
 絢も仕方なしに許可をする。
「そうこなくっちゃ。あ、ミオちゃんもちゃんとご希望のわんちゃんっぽく仕上げるからね〜。まずは絢ちゃんから変身よ〜」
 スタイリストさんは気合を入れて衣装を選び出す。
 ちなみにネコミミもおそろいであったのは言うまでもない。
「おーい、腕章できたから早く仕上げてくれよー」
 レオンの声が外から寂しく響いてくる。
 男の人が増えて欲しいと切に願うレオンであった。
 
●美女を引っ掛ける餌
「しっかし、虎柄のビキニをまとった美女キメラ‥‥懐かしさがこみ上げてくるのは何でだろうなぁ」
 レオンは目撃例の多いポイントである、市街地を由稀と一緒にあるいていた。
 歩道橋が架かり、ファースフード店もある良くあるデートスポットな場所である。
 待ち行く女子達に由稀とレオンの二人組は好感度が高いらしく手を振っていたり、キャーと黄色い声援を送っていた。
「この歓声も、あたしを男と思ってだと思うと複雑‥‥」
「今はしかたないだろ? それにどっちもできるだけ俺はいいと思うぜ? 俺が女装したら気持ち悪いだけだ」
「いや、結構似合うんじゃない? この事務所のメイクさんたちノリいいし」
 由稀とレオンがそんな雑談をしていると、一瞬空に影がよぎった。
「雲か?」
 空をよぎった影は着地する。
 冬だというのに露出の高い格好、虎模様のビキニでロングヘア。
「見てるだけでイラッとする格好ね‥‥これでもくらいなっ!」
 由稀はホルスターからハンドガンを抜いて撃ち放つ。
 街中の発砲ではあるが、ほかの人間を非難させるためにも撃つ必要があった。
 鬼女キメラはよけれず、ハンドガンを受けて吹き飛ばされる。
「さすがに、見たくないな‥‥とにかく今は逃げるぜ!」
「一発撃ってすっきり、ちゃっちゃと鬼ごっこでもしますか」
 男性として、美女と戦う事に心を痛めるレオンに対して、由稀はあっさりと銃口から漂う煙をフッと吹き消す。
 レオンと由稀が港の方へ駆け出す。
 すると、鬼女キメラも動き出した。
「ダーリン好きだぞなー」
 地方色の濃い告白をしつつ、鬼女キメラは100m近い距離を三歩でつめてくる。
「ラモターン、萌えー」
 そして、どこから来たのか鬼女キメラをラモと呼ぶ一団が現れ、鬼女キメラを追いかけだす。
 人数は50人近い。
 皆、ハンドタオルとデジカメ片手に必死に走っていた。
「なーんか、後ろの後ろヤバイな」
 レオンが振りむきながら、ため息をつく。
 むさ苦しい男の波は同じ男のレオンとしても嫌な光景だった。
「お兄ちゃ〜ん。そんな鬼なんかよりも私のことを見て欲しいな〜」
 だが、その波が可憐な少女の声で止まり、振り向いた。
 歩道橋の上にいつの間にか風華とジーラが立っている。
「君達、キメラに逃げちゃだめだよ! べ、別にボクはどうでもいいんだけど‥‥じゃないっ! もっと、周りの人たちを考えなよ! きっと、寂しいんだから‥‥」
 両こぶしをぎゅっと握ってアピールするジーラ。
 いくら作戦とはいえ、この行為は彼女にとって恥じかもしれない。
 風華の隣にぷるぷると震えていた。
「ツンデレキター、妹もキター!」
 男達は謎の叫びを上げて二人に向かってくる。
「は、春花ちゃんキメラのおいたてよろしくっ!」
 風華はそういい残して歩道橋の上からジャンプ、覚醒しつつ着地しそのままレオン達とは反対方向に走り出す。
「これは予想以上‥‥本当に単純だね」
 ジーラも猛牛のようにかけてくる男達をひきつけるように歩道橋から飛び立った。

●港のわんこ。にゃんことバトるかー
「その人たちを放すのだわん」
「離しにゃさい」
 犬耳、ネコミミをつけたミオと絢が可愛い語尾で美女キメラと対峙していた。
 逃走ルートの情報はローカルネットが抑えてくれたおかげですんなり進む。
 撮影スタッフまではさすがに手が回せなかった。
 たとえ、傭兵といえども今は無名のアイドル。
 もっとおいしいネタが他にあるのだ。
 茂手内ダンのマザコン疑惑に提案はつぶされる。
 芸能界は厳しかった。
「ダーリンは渡さないぞなー」
「渡さないぞなー」
 牢屋のようなところに押し込められた男達から少し離れて、2体の鬼女キメラはそんな鳴き声をあげる。
 シュールな光景だ。
 なお、絢はゴシックパンクの格好にネコミミ装備。チョーカーやスカートなどは春花とお揃いである。
「うちが浮くなぁ、でも負けへんで!」
 麗奈は生足魅惑のチャイナにお団子ヘアーと、鬼女キメラに負けないボディを見せていた。
 手にはオーサカ名物ハリセンを装備。
 SESが搭載してなくても気にしない、足りない部分は気合と根性とガッツで補うらしい。
 そんな3人をみて、つかまっている男達はおぉと感嘆の声を上げた。
 2体の鬼女キメラはご立腹なのか、3人に向かってくる。
「うちが人質から離すさかい、絢はんとミオはんは迎撃頼むで〜」
「了解にゃん」
「わかったわん」
 ビシィっと絢とミオの間に火花が散った‥‥かもしれない。
 瞬天速でキメラの間を駆け抜け、麗奈がハリセンで2体をはじき飛ばす。
「うちの必殺技パート2! 星になっちゃう打法!」
 ハリセンですっぱぁぁんと叩き、1体1体を絢とミオのほうへ飛ばした。
 ダメージがなくても、その衝撃はキメラを動かすほどに強力だった。
「きました‥‥にゃん」
 絢がショットガンに貫通弾をこめ、吹き飛んできたキメラの胴に当てる。
 ズドォォンという発砲音と共に鬼女キメラの胴体に風穴が開いた。
「負けないわん」
 無表情ながらもミオもアサルトライフルの鋭角狙撃でキメラを迎撃した。
 ダダダダダと鉛の雨が鬼女キメラを狙うも2回ほどよけられる。
「すばやいわん」
 残念だったのが耳にでて、ふにゃとへたれる。
「かわええのう、うちが男だったら‥‥って、そないな場合やないね」
 麗奈はミオの行動に胸をキュンとさせたが、すぐに現実に帰ってイケメンたちを解放していった。
 茂手内もいたが、終始『ママ助けてー』と震えていたので、その辺は頭の中から消す。
 続いて生き残ったキメラが攻撃を仕掛けてくる。
「ダーリーン!」
 どこかで聞いた事あるようなお決まりの台詞をいって、キメラたちは手足に電撃をまといだす。
「危ないワンっ!」
 電撃をまとった体当たりをミオは見切ってよける。
 だが、もう一体の攻撃を絢は受けてしまった。
 バシィンッと電撃のこぶしが打ち込まれ、絢の体力をごっそり奪う。
「‥‥近距離過ぎましたね」
 さすがに猫語をしゃべる余裕もなくピンチだった。
 絢が肩ひざをつく。
 さらにキメラの電撃が続けてが絢に打ち込まれた。
 衣装が電撃で弾け、下に装備していたジャケットがむき出しになる。
「厳しい‥‥です」
 動こうと思うも足がしびれて動けない。
 そして、次の一撃が絢を狙ったとき、助けがきた。
「桃から生まれてはないが、鬼退治だぜ!」
 レオンが絢の攻撃で弱っているキメラを小銃を叩き込んで倒した。
「お姉さま助けに来ましたっ」
 港手前でキメラを片付けた春花が絢に駆け寄った。
 二人の姿は黒い髪と衣装もあってか姉妹に見えなくもない。
「さぁ、鬼退治を決めて埋め合わせイベントをしようぜ!」
 レオンの掛け声に春花が動く。
「お、おねえさまの敵だに、にゃ〜」
「春花さん、私死んでいませんから」
 絢の冷静な突っ込みも恥ずかしさで聞こえないのか、春花はミオの攻撃で弱ったキメラに迫り身長ほどもある刀を使ってキメラを真っ二つにした。
「い、一刀両断です‥‥にゃ〜」
「そこまでにゃ〜にこだわらなくても‥‥」
 絢は突っ込みながらも、春花のけなげさを少しうらやましいと思った。
 こうして鬼キメラ退治は無事幕を閉じる事となる。
「そういえば、ジーラと風華はどうしているの?」
 ミオの言葉に一応はサーッと青くなったとかならなかったとか。

●アイドルはつらいよ
 イケメンアイドルとして売っていた茂手内ダンのマザコン映像がカメラで撮られてしまっていたため、イベントは急遽IMPのサイン会に差し変わった。
 プロデューサーである米田も現場にきている。
「おー、今回はすまんかったでよぉ。普通に芸能イベントとおもっとりゃぁたら変なのが来て大変だっただに」
 アイベックスエンタテイメント用の控え室で米田は名古屋弁らしきイントネーションでしゃべる。
「米田さーん、すっごく大変だったんだよ。キメラよりも、追っかけの方が怖いよ」
 テーブルにぐでーとなった風華が米田にふらふらと手を振った。
「男なんて‥‥男なんて‥‥男なんて‥‥」
 ジーラも少々トラウマ気味である。
「そりゃ大変だったでなぁ。でも、その分あんたらの印象はついたでよ。その分でチャラってことにしとりゃー。あと、勝手に局と話をつけんどいておくれや? この業界立てのつながりが重要だで」
 風華に向かって米田がびしっと指を立てて説いた。
「ごめんなさい。いろいろ制限がついちゃうね」
「新人の力はそんなもんだで。業界の業界人の俺らに任せりゃぁ。晴れ舞台だけしっかり用意するでよ。さ、準備できたらサイン会と握手会だでー」
 しょぼんとなる風華を米田はなだめた。
「あの‥‥私、アイドルになりたいんです」
「よかよ。多いに越した事はないでよー。ただ、売れるかどうかはおたくらしだいだでな?」
 ミオの申し出に米田はあっさりOKをだした。
 アイドルが一人増え、またユニットが組まれ‥‥。
 これから二足わらじ生活は過酷になっていくだろう。
 負けるなIMP。がんばれIMP!