●リプレイ本文
●勇者? 参上
ヌーディストビーチ、通称『エロパラ』に、キメラを討伐しに来た8人の勇者を紹介しよう。
健康的な小麦色の肌、空と海と太陽で健康的に育った‥豊満なそれは見る者を圧倒させる‥ヴィス・Y・エーン(
ga0087)。
色白のスレンダーな体、張りのある美乳と小さく締まったお尻は食べごろです‥嘘です‥今日の獲物は‥アイドルなのでちょっと変装のミオ・リトマイネン(
ga4310)。
でかいでかいでかすぎる大きな二つの桃はまさに桃・源・郷! ‥男は誰しもは挟まれたいと思うのでは‥エイドリアン(
ga7785)。
傭兵子悪魔ランキングがあればトップ10に入るほどの実力者。その魅惑な笑みで崩落した男は数知れず‥今日のおかずは‥伊万里 冬無(
ga8209)
華奢な体に可愛い顔、でも僕男です‥約二名に狙われて‥無事乗り切る事ができるか‥無理だな‥神鳥 歩夢(
ga8600)
つるぺた幼女は一部の人に大人気‥元気空っぽプラス判定‥天道 桃華(
gb0097)
つんでんつんでれでれつんでれでれ‥この世で一番美しいのは誰ですか‥もちろん私よ‥大鳥居・麗華(
gb0839)
今回唯一の普通人、眼を見えないが、良識の眼で纏めきる事ができるか乾 才牙(
gb1878)。
以上8名が男の住処に突入する。
はたして傷‥ならず無事帰ってこられるのだろうか
●男の大群(A組)
ヴィス、伊万里、大鳥居、乾はこの海の西から捜索していた。
まわりの、しご‥もとい視線から守るためヴィズは胸は予備のマガジンをぶら下げた弾帯を肩から左右に袈裟懸けにして隠し秘部はガンベルトを90°ずらし、ホルスターが前に来る様にして隠していて、大鳥居は剣は布を巻いて武器と分からないよう隠して持ち、盾扇で前は隠しいて、他の2人はフッフッフッ‥隠して無いですから!
「あははー、結構開放感あっていーねー、これ♪」
ヴィスは手を大きく広げる。
「お〜〜〜〜」
周りを埋め尽くさんばかりの男の軍勢から歓声がなる。
(「うふ、うふふふっ♪ 楽しい依頼になりそうですねアハッ♪ アハハハハ、アハハハハハハハハハハッ♪」)
大多数の人から受ける視線に頬を紅潮する伊万里。
「『一糸も纏わぬ』のは久しぶりです♪」
と可愛い笑顔で男の軍勢にウインクするものだから、もう男達はメロメロ状態。
だが、伊万里の心はダークサイドに染まっていて‥依頼そっちのけで可愛い男の子を捜していた。
(「神鳥君もいいけど‥あの子に取られるだろうし‥うふふ‥アハハハハ」)
「まったく何故私がこんな依頼を受けねばなりませんの‥‥」
隣で妖艶な笑みを浮かべる伊万里を見て、嘆息する大鳥居。
「しかし周りを下手に見渡すと見たくないものが見えるのが難ですわね‥‥。私の前に見せ付けたら切り落としますわよっ」
返ってくるのは。
「ツンデレ、キタ〜〜〜」
「もっと言ってくれ〜」
そう言う言葉。
「まったく‥恨みますわよ冬無」
この中で一番冷静なのは乾。
1人先行してキメラを探していた。
(「キメラは居ないようですね‥変わりに」)
100人近い男共が血走った目で乾を見る。
(「参加者が女性だらけとは意外ですね‥世の男達は今の俺と立場を交換したがるでしょうね」)
そして一同は最初の海の家に入った。
●いけない男軍団(B組)
一方こちらはB班で東から西に向かっていた。
こちらは誰一人隠しておらず‥あ〜‥絆創膏で隠していた者が約一名いたが、班に別れる前、子悪魔に強引に剥がされていた。
「ちょっとやめ‥キャーー!?」
そんなものだから、A班より人だかりが多い。
「何時の世も男達は…逞しいとも言えるけど‥ね」
ミオはそんな男達はちらりと一瞥し
(「私としては‥」)
隣にいる神鳥を見る。
(「女性と男の娘しか興味ないですけど‥ね」)
神鳥を離さぬよう腕を組む。
「郷に入っては郷に従え」
エイドリアンはそう思い、微妙にくねくねしながら隠さず歩いていた。
そして周りを見る。
「健康的な証拠ですね♪」
ナニ‥を見たかは知らないが‥。
神鳥は俯いて、できるだけ他の人を見ないようにしていた。
(「しかし年下の桃華さんは別にして胸の大きい女の人――特にミオさんにはドキドキしっぱなしです」)
桃華さんにちょっと悪いかな? と思いつつそんな事を考えると、ムニュッとする感触があり、隣を向いてしまった‥。
そこには‥微笑んでいるミオの姿が‥。
「無理矢理は良くないけど‥だけど神鳥君が良ければ‥」
ミオにどきどきしっぱなしであった神鳥は心臓が止まるぐらいのどきどき指数だった。
天道は憤慨している。
「な、なんで一緒になって脱がないといけないのっ!?」
視線を感じ、きっ‥とそちらを見る。
「こっち見ないでよっ! 見るなーッ!」
一部の熱狂的なあれ以外、視線は天道以外‥例外で神‥を熱視線で見ている輩もいるが。
それもそのはず、周りの女の子とのプロポーションの差は‥鶴と亀、月と鼈ぐらいのあるが‥。
「悪かったわね、つるぺたでっ!」
「そうな事無いぜ! 幼女最高!」
「幼女が来たでやんす」
「むふ〜良いんだよ〜」
まぁ‥一部の人には大人気な天道であった。
●対決‥なんの?
海の家は個性が違う5つがあり。
まず、B班が向かった二つは。
『男爵』
ヨーロッパ風の作りで、宮廷の一室を連想させる作りで、入ると『トレビア〜ン』と良い、シルクハットを被った店員が現れ、語尾が『ねぇ〜』と呼ばす。
標的にされた神鳥にもれなくトラウマを植えつけたとか‥。
『楽園』
ジャングルを連想させる作りで。
所々に観葉植物が植えられている。
その中に生きた植生物(中身は人間だが)がいて‥触手などで(ゴム製の作り物)、手足を縛ろうとしていたようだが‥相手が悪かったようだ。
と言う様な内容で、詳しい内容は知らないようだった。
続いてA班は
『よっしゃー』
中央に神輿が置いてあり、屋台みたいな造りをした販売所が多数あった。
入ると「よっしゃ〜」の掛け声と共に、ねじり鉢巻をした店員数人が襲いかかってきたが、難なく撃退‥何人かは後日機能不全を起こしていたとか‥。
『ジェントルマン』
高級な装飾やテーブルが置かれていて、蝶ネクタイを着けた50代の男が応対し、しゅうし、紳士的に応対し、これには傭兵達も好感が持てた。
‥尚、海の家の人も全員が裸です。
こちらも有力な情報は聞けず、最後の海の家、『MAN』の所で二つの班が合流した。
浜の捜索もしたかったが‥男達が邪魔で無理‥。
何故なら‥。
合流した時点でゆうに400人を超えていたのである。
「ちょっと前隠してよ」
天道の目の前に乾のあれがあった。
「そういうルールですから‥隠すつもりは無いですが」
「それに、なんで私だけぺっちゃパイなのよ〜」
「「「小さな胸に飛び込みたーい」」」
すかさず、幼女好きの生暖かい声援がある。
「大人気ですね天道さん」
「羨ましいですわ天道さん」
「うるさい! このボーボーが」
「もしかして‥つるつる?」
ミオの指摘に自ら墓穴を掘った事に気付く。
「「「ベストベスト、生えてな〜い」」」
「ツルツルで悪かったなぁ〜」
「天道さんそんなにヒートアップ‥あわわ」
エイドリアンは盛大に転んだ。
「「「お〜〜〜〜」」」
大歓声が鳴り、シャッターチャンスとばかりに、カメコ軍団が何処からともなく現れ、写真を取る。
「何で、私が転んだときより声援多いのよぉ〜」
そこかい!
っと天道を抜かして全員が思った所で。
「ようやく尻尾を出しましたわね。ふっ、私の身体を写真に写そうなんて100万光年早いですわっ」
「機材は没収‥これ当然」
「可哀想だしデータ消すだけで良いんじゃ無いの」
歩み寄るミオとヴィスと大鳥居。
逃げ出そうとするカメコ軍団に。
「捕まえてくれた人に後で良い事しちゃうかも♪」
伊万里の声に脱兎の如くスピードでカメコ軍団を捕ま得る男達。
(「アハハハハ、男って馬鹿ね」)
「「「「「待て待て〜い」」」」」
『MAN』から出てきたのは‥‥戦隊物の仮面を被った5人の男達。
そう、『MAN』は中央にリングが設けられていて、希望があれば戦隊者の仮面を被って プロレスができる海の家だった。
「「「貴方達は」」」
周りから歓声が上がる。
「はぁ〜、又変な人が現れましたね」
「血の匂いがしないな」
神鳥は嘆息し、乾はもはや誰も考えてないかもしれないキメラの行方を臭いで捜していた。
そして、胡散臭そうにそちらに顔を向ける‥女性陣。
「ここの治安を守るために」
「今日も悪と対決する」
「法の裁きを下すもの」
「その名も」
「「「「「エロパラ風紀委員会」」」」」
裸なのに風紀も何も無いと思うのだが‥。
全員がそんな事を思っていた‥約一名を除いて。
「私達が何したっていうのよ〜頼まれてここに来たんだよぉ〜」
相手にのってどうするんだよ、このアホ!
言うまでもなく、天道の事を頭空っぽツルペータ娘と認定。
案の定、相手をのせる結果になる。
一同はとりあえず、カメコを離し全員固まる。
「フッフッフ、良くぞ聞いてくれた。君達は1万6千5百10条第1項『カメコの写真回してね』の精神に違反している。よって全員逮捕だぁぁぁ〜〜〜。」
その掛け声と主に、400人近い軍勢が襲いかかる。
大大大ピンチ‥。
<完>
「ッてそんなわけ無いでしょーが」
ヴィスは襲いかかってくる男の、下にある ブ ラ ブ ラ してるものをデコピンで迎撃。
攻撃された男達は泡を出して気絶した。
「理性を無くしたケダモノに掛ける情けは無用だねー♪」
一番襲いかかってくる人数が多かったミオは、俊敏な動きでかわし、怪我し無い程度に首裏を軽く叩き、意識を刈り取る。
「‥だから男は‥」
エイドリアンは手持ちのソードを振り回しているため、あまり襲いかかってくる人は少ないが、それでも大きな桃に向かって、襲いかかってくる猛者共には、平面でペチッと脳天に一発。
「お仕置きです♪」
伊万里は気に入らない男は、大事な所を指で弾き、良い男を見つけると。
「きゃぅん♪ 乱暴なのは大好きですけど、今は駄目ですよ♪」
と甘く囁く‥こう言う女には‥気をつけろ。
天道には、熱狂的なファンが襲いかかってきた。
襲ってきたのは三人。
天道は1人をジャンプして肩に乗り頭をハリセンで殴り、そこからジャンプしもう1人の顔面に膝蹴りを食らわし、最後の1人は後ろに回りジャーマンスープレックスで投げ放つ。
「「「幸せだぁ〜」」」
三人は昇天する。
そこで天道は気付く。
「ふぇ‥わきゃーーーー!?」
自分が全裸だった事を‥。
大鳥居は必ず素手では触れないよう、細心の注意を払い、男共をかわしながら、ハリセンや布を巻いた拳で急所攻撃する。
「まったくもって、汚らわしいですわ」
神鳥と乾は男なので、後回しにされる‥と思われていたが。
「あら〜さっきの男ねぇ〜」
『男爵』の店員や、一部の男が神鳥に襲いかかる。
神鳥は身の危険を感じ、容赦なく腹部分を峰打ちする。
そんな時後ろから手を引かれ、まだ大勢いる男達にまぎれて‥神鳥は姿を消す。
それにいち早く気付いたのが乾。
(「神鳥を連れ去った人は‥間違いなく‥キメラですね」)
僅かだが血の臭いがした。
「神鳥がキメラに攫われました」
だが、男達を倒さない限りは探すのは不可能。
「今度はデコピン程度じゃなく、こっちがいーかもね♪」
「死にたいものは‥来て」
「眼が見えませんので、命の補償はしませんよ」
全員が対キメラ用の武装に変更し殺気を放つ‥‥。
「乙女の純情がぁ〜」
1人を除いて。
一方キメラに捕まっていて『よっしゃー』よりも端の方に移動した神鳥は‥固まっている‥というか気絶している。
それは美人キメラの全身を見てしまって‥頭が沸騰して、『自分は男娘だ』の自己暗示が解けてしまい‥というか、男に襲われた時点で解けていると思うが‥。
攻撃もできずに固まっている時、キメラの胸に押し付けられ‥あえなく意識を手放す。
牙を尖らせ‥キメラが捕食を開始しようとしたが‥。
銃弾によってそれは防がれる。
「間一髪って所だねー」
その銃弾を放ったのはヴィズ。
「臭いますね。血生臭いですよ、貴女」
キメラの位置を的確に特定したのは乾。
「神鳥君の‥は私が守る」
ナニを守るか、キメラに殺気を放つミオ。
「男の人じゃ戦い辛いかも、ですね」
キメラと神鳥を見て、どこか納得のエイドリアン。
「その身体を壊せると思うと、ゾクゾクしますです♪これです、これなんです! アハっ♪ アーハハハハハハ〜〜〜♪」
どこか闇の世界にいっていて、恍惚な表情の伊万里。
「あれが、キメラですの? ふっ、顔では私の勝ちですわ。大きさは・・・引き分けにしておいてあげますけど」
「だぁぁぁぁぁぁぁ何だその胸はぁーーーふざけるなぁーー!!」
天道と同じ考えだった事に気付き‥羞恥心を感じる大鳥居。
「ともかくキメラが現れたのでしたらさっさと終わらせて帰りますわよ!」
キメラはなすすべなく、五分とかからず殲滅される。
●宴?
「あ〜、良い汗かいた♪」
ヴィスは額の汗を拭う。
「アハハハっ♪ 実に楽しい依頼でしたね♪さて行きますよ麗華」
「私はこんなところさっさと逃げ出したいですのにーーー!?」
嫌がる大鳥居を強引に引っ張り、声をかけておいた男達を下僕のように扱いながら楽しむ伊万里。
「何処に行くんですか?」
「‥秘密」
神鳥の手を取り、何処かに向かうミオ‥。
「また来たいです」
この開放感はストレスが発散する感じだったので、また来ようと思うエイドリアン。
「見れないのはなんとも残念ですが」
この時ばかりは少し残念がる乾。
天道はすっかり公開全裸になるのが癖になったとさ。
「ッてなわけあるかぁーー!!」
ちなみに、カメラ、ビデオの類は全て壊され、浜には200人近くの男達が埋まっている。