タイトル:キミもエステティシャンマスター:水乃

シナリオ形態: ショート
難易度: 易しい
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2009/04/11 23:00

●オープニング本文


 ここはエステサロン。
 客もまばらなこの店内では、女性従業員と女性店長が世間話に興じている。

「ん〜、ホワイトデーは平和でよかったですね〜店長」
「そうね、春は変態が増えるっていうからちょっとドキドキしてたけど」

 事務室でペンを持ちながら、落書き中の二人。
 どうしてこんなに暇なのか――それはバレンタインデー前の事だ。このエステサロンは、チョコ銃を持ったVD反対派能力者に襲われていた。その場に居た能力者女性らにより無事に騒ぎは収まったのだが‥‥ただ、『変態の出たエステサロン』という噂が広まり、それ以来客が減ったのも事実である。
 こんな理由により、世間話が弾む職場なのだが‥‥。

「ん〜ちょっと暇ですね。ねぇ店長。店長はどーしてエステティシャンになったのですか?」
「それはもちろん若い女の子の肌を触‥‥ゴホゴホッ。やっぱりキレイな女性が増えるのは良いことなのよ」
「?」

 つい本音の漏れる店長・高村百合子であったが、何とか誤魔化し話を変える。

「でもやっぱり能力者の人は格好よかったわ。私たちもある程度変態に対処できるようになるといいわね」
「そうですね〜キメラとかでちゃったら無理ですけど。へんな人とか乱入してきた場合に、自衛はしたいです」
「‥‥そうだわ、こういうのはどうかしら。
 私たちは能力者さんに『変態が出たときの懲らしめ方』を教えてもらう。
 そしてこっちからは『簡単に出来るアロママッサージ』を伝授するの」
「わ、面白そうです〜依頼して募集してみましょうか?」


 こんな店員たちのやりとりにより、依頼が表示される事になったのだが。
 彼女らは、『ロシアが大変!』になっていることなど、知る由も無かったのである。

●参加者一覧

ゴールデン・公星(ga8945
33歳・♂・AA
藤堂 紅葉(ga8964
20歳・♀・ST
くれあ(ga9206
17歳・♀・DF
紅月・焔(gb1386
27歳・♂・ER
佐倉・咲江(gb1946
15歳・♀・DG
レイチェル・レッドレイ(gb2739
13歳・♀・DG
榊 菫(gb4318
24歳・♀・FC
NO.9(gb4569
22歳・♀・EP

●リプレイ本文


「この店には世話になったからな」
 藤堂 紅葉(ga8964)は懐かしそうに店内を見回し、店員らに会釈した。
 今回は他の女性に公然と触れられるという意味でも期待せずにはいられない。
 そしてメイド風衣装に身を包み、ツインテールを揺らしたくれあ(ga9206)もペコリとご挨拶。
「くれあです。年は17。よろしくお願いします♪」
 ‥‥確かに年相応の若々しさを保った外見。だが店長は長年女性の肌に触れてきたのだ。何かに気づきニヤリと笑う。
「17歳ですよっ誰がなんと言うおうと17歳なのですっ」
 そういう事にしておきます。

 前回とは違う落ち着いた店内に、佐倉・咲江(gb1946)は表情を綻ばせた。
「今回は変態さんと会わないで済みそうです‥。一安心‥‥」
 ほっと胸を撫で下ろす。
「でも変態への対処を覚えるのはいいこと‥。自衛は重要、重要‥‥」
 縛り方を伝授してもいいかもと、頭の片隅で思いつつ。
 咲江の隣では、案内されるようにやってきたレイチェル・レッドレイ(gb2739)の姿も。
(「ふふ、ここのエステ一回行ってみたかったんだよねー♪ カラダの隅々あんなトコからこんなトコに至るまで‥いやーん☆」)
 ちょっとアレな妄想に耽りつつ、可憐な容姿とは不釣合いな豊満ボディをキュっと抱く。
「うん、愉しんでイこー♪」

 そしてサロン入口前では。
「すみません、男の方は‥」
「正式に依頼を受けてきた。俺の役目はレディー達が技を伝授する際の実験台、及びその対処法の練習台だ」
 店員に告げて、ゴールデン・公星(ga8945)も入店した。女の園へと堂々と足を踏み入れるのは勇気がいるが、これも依頼の為。
 ゴールデンに続くよう、一人のガスマスク男も入店していた。
(「潜入成功。エステと言う‥甘い響きに誘われて‥‥俺! 参上!」)
 ガスマスクの奥で笑む男、紅月・焔(gb1386)ここに参上。
 ‥‥何か変なの来た。


「まずは変態の撃退方法を教えて頂戴!」
「変態ですか? まあ、世の中には、変な人多いですから、大変です」
 高村店長の言葉に、榊 菫(gb4318)はマイペースに言う。
「セキュリティの強化など如何ですか。直ぐ警察へ通報し、防犯に備えます。露出魔なら、ダメ−ジ与える言葉を‥‥小さいとか」
 と、ココまで説明して頬を染める菫。恥ずかしいなら言っちゃダメだ。
「怖がっていたら、駄目だと思うので、毅然とした態度で、お帰り下さいでしょうか? でも、一番効くのは、急所蹴りあげですね?」
 アレ、菫さん? 微笑みが黒いですよ。
 すると隣で頷きながら、NO.9(gb4569)が口を開いた。
「俺らは女でも強いからぶん殴って倒せるけどあんたらはそうはいかないもんなあ、後は誰でも出来る関節技とか教えてやるよ!」
 と言い、NO.9の視線がゴールデンを捉える。
「‥俺の出番か」
 フっと笑い、ゴールデンはその身を差し出した。
「多少のケガの可能性などは気にすることは無いぞ。思い切りやってみせろ!」
「遠慮なんてしねーよ!」
 二人の叫び声が室内に響いた後‥‥ゴキゴキゴキという骨の撓る音と共に、
「ぎゃぁぁぁぁ!」
「まだまだまだぁ〜」
 楽しそうな声が木霊した。
「漢に二言はない‥‥No‥‥ダ‥‥」
 『武士は食わねど高楊枝』、対面を張ってやせ我慢するゴールデンだった。

 その頃ガスマスクの男、焔は店員の女性に声をかけていた。
「ぐふふ‥‥良いっすねぇ‥華があるっすよ‥‥言わば煩悩の楽園っすよ!」
 困惑する女性店員。
 優しげに微笑む焔本人は『変態退治方法の伝授と聞いてな‥必要ないと思うが実験台の予備か雑用にでも使ってくれ』と格好よく言ったつもり、本音と建前が逆ですよ。
「ああ、良いな。‥‥とりあえずきみも手伝え」
 そこへやってきた紅葉、焔の首根っこひっつかまえてずるずると引き摺っていく‥。
 一方くれあは。
「店内にトラップを配置して、変態を罠にかけて捕獲しちゃいましょう」
 と、提案。
 罠は『恐怖の漏電床』。床に痺れる電流を流す凶悪な罠だ。
 そして『変態ホイホイ』は、粘着力ある床で変態の動きを封じるのである。
「セクシーポーズをとって変態を罠に誘導します。衣装はこれで」
 くれあの身に着けた衣装は極小ギリギリビキニ‥‥豊かな胸が今にもはみ出しそうなくらいキワドイ。店員も赤面する程だ。
「食いつきが悪いかしら‥‥こうなったらビキニの上のほう取っちゃおうかな〜♪」
 連れてこられた焔の方をチラ見しつつ、肩紐に手をかけるくれあ。
 これには焔の煩悩も爆発。そして――華麗にホイホイされていた。

 そんな粘液まみれの焔を待つ、更なる誘惑。
 手招く咲江の姿に、吸い寄せられる焔の急所目掛け‥‥突如蹴りが炸裂!
「ぎょぼー!」
 というこの世のものとは思えぬ悲鳴が響く。
「‥変態への対処はとにかく容赦しないこと‥。変態に人権はないので全力で‥」
 焔を横目に淡々と説明を続ける咲江。手には荒縄、本当に容赦ない。
 その様子を見て、レイチェルはクスっと笑う。
「それも良いけど、変態とはつまり自分の欲求を満たす為に襲ってくるワケで。その欲求を満たしてあげる‥と見せかけて油断した処をドーン!! ってやるのも良いと思うんだよ」
 と言って実践。「つるぺた萌えな変態さんなら、こう‥」と、咲江の控えめな胸元をさわさわと揉んだ。
「‥‥ん」
「‥ほら、気持ち良さそうにしてるでしょ? やってみて♪」
 急なスキンシップに小さく声をあげちゃう咲江を見て、煩悩力を奮い立たせる焔――なんとか立ち上がった所をドーン! と巨大ピコハンが脳天に叩き込まれた。まさに踏んだり蹴ったり。
「縛るときも普通の縛りでは甘いのです‥」
 気を取り直し、咲江は器用な手つきで焔に亀甲縛りを施す。
「ふむ、お見事! もう一回!」
 何故か高村店長が絶賛。今度はレイチェルを実験台にしつつ亀甲縛りを実践する。
「‥痛くない?」
 変態には容赦ないが、女の子相手にはソフトに縛る咲江である。
「大丈夫‥ふふ、縛られてカラダ締め付けられるのって、何だか興奮しちゃうよね‥♪」
 縄が繊細な肌を擦り、緩やかに自由を奪われていくレイチェル。その行為に興奮を覚え、つい湿りを帯びる太腿を摺り合わせ。
 高村店長は手に汗握りその様子を眺めていた。

 そして更にハードな講習が始まる。
「変態ってのはルールが通じない。つまりこっちもルール無用で迎撃するのがベストだ」
 と、主張する紅葉。
「基本は複数で一斉攻撃。触らず凶器を使うべし」
 店員達に凶器を渡す。その内容は‥‥箒やモップ、大根に葱。
 顔を見合わせる店員らに対し、紅葉はある期待を抱きしつつその言葉を口にした。
「私を変態だと思って実際にやってみると良い」
 紅葉の言葉に、ざわ‥と空気が揺らぐ――もちろん誰もが遠慮して、叩けないのだ。
 その中、まずバシィ! と一撃を入れたのは高村店長。
「みんな、彼女の厚意を無駄にしちゃだめよ!」
 高らかに叫び、ビシィ! と紅葉を打ちつける。すると
「‥っ! もっと強く!」
 やっぱり被虐スイッチが入っちゃった紅葉さん。表情が苦痛ではなく恍惚に歪む。「ほら、彼女も喜んでるし」と、店長も何かスイッチが入っていた。
 すると、他の店員も恐る恐る実践を開始‥
「ほら、よく狙って!」
 店長とは違う遠慮がちな動作に、思わず急かす紅葉だった。

「よし、皆合格だ‥」
 激しい講習を終え、荒い息をつく紅葉がカクリと床に倒れこむ。
 キャー紅葉さーん! と店員達が慌てる中
「死して屍拾うもの無し‥‥か」
 関節技などを受けボロ雑巾のように横たわり、ゴールデンがフッとニヒルな笑みを浮かべた。
 そして練習台になったゴールデンと焔を遠巻きに眺めつつ。
(「皆さん、容赦無いですね? ストレス溜まっていませんか、皆さん‥」)
 男性恐怖症で青くなりながらも、菫はぼんやり考えていた。
「お疲れ様です」
 それでも笑顔を引きつらせつつ、皆にお茶を渡していく。
 NO.9はやり遂げた笑顔で防犯グッズを披露。店員も興味津々。
「変態退治に役立ちそうなもん持ってきたからプレゼントだ! これとかどうよ?」
 ブザー、催涙スプレー、そして‥‥危険な赤いものがついた鈍器。
「いけねっこれは上級者向けのだった、てへ♪」
 何事も無かったように鈍器を鞄にしまうNO.9を見て、店員達は震え上がる。

 こうして悲鳴と嬌声の飛び交う中、変態対策講習は終わりを告げる。
「有難う! ‥次はこちらからお礼しないとね♪」
 眩しい白い歯を出し、高村店長が笑う。
 さて、ここからはお楽しみエステの時間だ。



「良い香りですね」
 マッサージ用ビキニの水着に着替え、菫はアロマの香りが充満する部屋で目を細めた。
 どこからか、ヴァイオリンの生演奏が聞こえる‥BGMに丁度良い、落ち着いた曲。演奏者はゴールデン。
 菫はNO.9と向かい合ってお辞儀をする。
「基本俺は丈夫だからな! 失敗しても大丈夫!」
 と、明るく言うNO.9にも元気づけられ、店員の指導を受けつつ、菫は優しく適度な強さでマッサージを施していった。
「どうですか?」
「うー‥そこそこ、気持イイ‥」
 さすがプロの指導。
 背骨に沿う窪みを柔らかに圧す菫の手のひらに、いつの間にやら虜になったNO.9は
「なんか‥はまりそー‥‥」
 と気持ちよさげな顔で呟いた。
 続いて交代。
 まだ慣れぬ手つきで、No.9は菫の肌をマッサージする。
「あの‥肩はちょっと‥‥」
「肩こりか? 揉むか?」
 『違います、弱いんです』と言えず、菫は真っ赤になりながら肩マッサージを受ける。
 たまに気持ちよい声があがるので、NO.9の腕もどんどん上達。
 もう二人共立派なエステティシャンだ。

「レイチー、よろしくね‥‥」
「ふふ、負けないよ♪」
 咲江とレイチェルペアもマッサージを開始。教える店員が赤面するほど、互いに濃厚なマッサージを施す‥‥って、指導いらないんじゃ?
 仰向けに寝る咲江の慎ましい胸の膨らみに、ローションで滑りを帯びたレイチェルの指先が軽いタッチで触れた。
 『あ‥』いう小さな声に気をよくし、指先はそのまま肌を滑る。柔らかな脇腹を擽り、臍の窪みを撫で、さらにその下へ‥‥
「ん、レイチー上手い‥。んんっ‥何か気持ちよくて‥って、気持ちよさが何か違う」
「うん、ボクも気持ちよくなってきちゃった‥」
 レイチェルの桜色の唇から熱い息が押し出され、たまらなくなりその重量感ある胸の膨らみを咲江の体に押し付けた。咲江の耳を甘噛みしつつ、お尻や太腿、足の付け根へと手が伸びていく。
「あの、これ以上は‥!」
 思わず止めに入る店員。ここはなんとかエステサロンのDVD撮影現場では無いはずだ!
 その店員が指差す方向には、部屋の片隅で体育座りするガスマスクの焔も居る。
 男の人もいるんですよ! と警告する店員。
「安心して下さい‥‥怪しい人です」
 とやんわり答える焔。見れば分かる。
 彼は二組のマッサージの最中、彼女らを見たり、彼女らを見てたり、彼女らを見ていたのだから。
「‥なら安心だね」
「早く続き、しよ?」
 しかし『問題無い』とばかりに、レイチェルと咲江は再び互いの肌に触れ。
「‥レイチーにもお返しする‥」
「あん」
 上下逆になり、レイチェルの体を台へと押し付ける咲江。お返しとばかりに豊かな胸を掬い上げて、ビキニの上から頂を擦る。
 自分も同じ事をされるのだと思うと、期待で体が疼き思わず喘いでしまうレイチェルだった。


 そんな百合の香りが漂う中。
「変態役でがんばってくれたみんなにもサービスしないとね♪」
「OK、許可」
 店長からの許可が出た。
 くれあはゴールデンを見つめにっこりと笑う‥‥レディ達の見えぬところで演奏していたというのに、ああ哀れ。
「ふむ‥‥据え膳食らわば毒までも」
 覚悟完了。
 断れず、なすがままされるがままに。しかし内心ちょっと喜びつつ。
 ゴールデンはヴァイオリンをケースにしまい、くれあに促されマットへと寝そべった。
「くれあ式マッサージを体験してもらいましょう♪」
 ボキリと指が鳴る。
 天国を見るか、地獄を見るか、待っていた結末は‥‥。
「ぐぉぉぉぉ‥‥!」
「ふふ、胸が当たるくらいは、サービスにしてあげますよ♪」
 それはマッサージと称した関節技地獄!
 ゴールデンの背中に馬乗りになり逆海老固めをかけるくれあは、その背中にぐりぐりと胸を押し付けた。この辺り、ちょっとだけ天国成分。しかし、その柔らかさが痛みの前に霞む。
「ほらほら、男の子なんだからがんばって♪」
 楽しそうにノリノリで関節マッサージを施したくれあは、ゴールデンが力尽きるとターゲットを焔へと絞った。
「ほらほら、お兄さんも♪」
「よ、喜んでー!」
 マットに沈むセクハラ大魔王焔、今まで追い出されなかったのが不思議であるが。
「ぎゃぁぁぁぁ!」
 くれあの関節技により、無事殲滅されたのでした。


 と、くれあがマッサージで男性陣に止めを刺した頃。
「あの情熱、見習うべきだな」
 紅葉は愉快そうに笑う。
「どうやら私は端数だね。高村店長と組ませて貰おうか」
 そして、高村店長の足先から頭まで眺め、そのスタイルに舌なめずり。
(「まるで若い頃の私のよう‥」)
 同じく店長も紅葉のスタイルを眺めつつ心の中で舌なめずり‥‥困ったペアが出来た。
「前回はアクシデントで堪能出来なかったからな。良い機会だ」
 美容に関するレッスンを受けたあと、紅葉は手にローションを絡めつつSな笑みを浮かべた。
 二人の豊満な肉体がぶつかり合う――!
「ここか? ここが良いのだな」
 紅葉の腕が高村の腰をきつめに揉んでいく。
「そうよ、筋がいいわ‥もっと強く!」
 丹念で、容赦ない力加減に高村は髪を振り乱して悦んでいた。‥何のマッサージだろうか。
 そのまま手に馴染む肌の感触を堪能した紅葉は、名残惜しげに役割を交代する。
「ふふ、お返しよ」
 ちょっと女王様ちっくな店長に見下ろされ、紅葉のMスイッチが入る。
 豊かな胸部を鷲掴みされ、気分は最高潮。
「ああっ、もっと! もっとして欲しい‥!」
 店長のマッサージはやや手荒であったが、紅葉は余計に官能を刺激されてしまう。
 熱い喘ぎと共に、思わず高村店長にむけ「お姉様‥‥!」と叫んでいた。
 こうしてお姉さまから伝授されたマッサージは、紅葉の体に深く刻まれる。
「そこのキミにも試してみたい」
 店長との絡みを見て怯える店員を、妖艶に誘う紅葉。
 こうして何人かの店員が、紅葉の魔手にかかった‥。



「今度は、お客さんとして、来てみたいです」
 ペコリと頭を下げる菫。
 果たしてマッサージ技術は伝承されたのだろうか。

 やや不安を残しつつ、交流会は終わりを告げる。
 しかし‥
「レイチー、帰ったらマッサージまたしてあげますね‥‥?」
 と言う咲江を筆頭に皆満足そうな顔をしていたので、依頼は成功という事にしよう。