タイトル:巨大空母強襲マスター:望月誠司

シナリオ形態: ショート
難易度: やや難
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2010/07/03 06:49

●オープニング本文


 インド洋、大陸に近い海の上の空。
 爆裂を巻き起こしながらHWが墜落してゆく。
「こちらペンドラゴン、敵編隊の撃墜を確認した」
 かなり後方を飛ぶ早期警戒機より無線が届く。
 少し前、UPC軍は親バグア軍の拠点の一つポルバンダル海軍基地に敵の超巨大空母が某海の戦で受けた損傷を修復する為に入港したとの情報を入手した。
 現在ドランガトラ付近ではバーブル師団が展開中であり、カーティヤワール半島の解放を目指して動いている。ここでこの敵空母を沈めておけば後々が楽になる。だが逆に逃してしまった場合は苦労する事になるだろう。
 そう判断したインド軍の司令はすかさず追撃部隊を繰り出し、またLHより増強戦力として傭兵を募り組織して後発で送りこんだのであった。
 UPC空軍はインド洋上で激しい戦闘を繰り広げ、なんとか辛勝をもぎ取った所である、
「残念ながら本隊は皆、撃墜されてしまったか被害が甚大な機しか残っていないようだ。本隊は全機撤退に移るとの判断がくだされた。しかし敵の防空戦力もあらかた沈黙している。今なら傭兵隊のみでもポルバンダルを強襲できる筈だ」
 後発で到着した傭兵隊の損害は軽微――というかまったくない――であり、司令部はこれを以って撃滅作戦を続行するつもりであるらしい。
「ペンドラゴンも被害を受けた為に撤退に移る。港には敵の増援もやってくるだろう。厳しい任務だと思うがどうにかして敵の巨大空母を撃沈して欲しい。君達だけが最後の頼みだ。なお最近では技術力の向上により地上へ向けて空対空ミサイルを放っても誤作動はしないようだ。熱せられたアスファルトに引き寄せられて敵機に向かう前に地面に突き刺さるなどといった事はないので安心してくれ」

●参加者一覧

熊谷真帆(ga3826
16歳・♀・FT
鹿嶋 悠(gb1333
24歳・♂・AA
美空(gb1906
13歳・♀・HD
常世・阿頼耶(gb2835
17歳・♀・HD
鳳覚羅(gb3095
20歳・♂・AA
アーク・ウイング(gb4432
10歳・♀・ER
アルジェ(gb4812
12歳・♀・FC
奏歌 アルブレヒト(gb9003
17歳・♀・ER

●リプレイ本文

 インド洋上、爆風を巻き起こしながらただ八機だけとなったKVが飛ぶ。
「クジラも色々種類が増えたでありますね〜。でもどんだけ増やしても美空たちが全部沈めるので無駄なのでありますよ」
 A‐1Dに搭乗する美空(gb1906)が言った。『捕鯨戦隊』として活躍中のシスターズの一員である美空としては次なる獲物としてのスコアを刻む気満々である。その一方でバトルフィッシュがキメラだったら好きなだけ鯨肉が取り放題なのにとか思っていたりするが――家計が火の車なのである。台所事情はどこも厳しいらしい。
「空母の護衛についている戦艦は同タイプの物と交戦した事があるのであります。こいつはですね――」
 と美空はバトルフィッシュの特徴を説明する。九州でやりあった八〇〇m級のそれと比較すると今回は二〇〇mと大分小さいようだが共通する部分も多かろう。
「なるほど、頑丈そうですね」
 説明を受けて常世・阿頼耶(gb2835)が頷く。
「超巨大空母とやらも八〇〇だっけ? 何かしぶとそうな感じがするね」
 アーク・ウイング(gb4432)が言った。
「まあ、どうなるにしろ、アーちゃんはアーちゃんの仕事をするだけだけどね」
 今回は空母への強襲という事で対地兵器を積んでいる機が多いが、敵はそれだけではない。当然防空の部隊もいるだろう。アークの役割はそれらを叩き落とす事だった。
「爆撃機の護衛なら真帆ちゃんにおまかせです」
 同じく制空を取る班の熊谷真帆(ga3826)が言う。乗機はXF‐08D改風雲真帆城。
「西部劇大好き少女、ガンマン仕様の雷電です」
 今回は荷電のリボルバーも積んでいるようだ。
「空爆‥‥周りも適当に撃っちゃって良い‥‥いつもよりは‥‥撃ちやすい‥‥かな‥‥」
 アルジェ(gb4812)が呟いた。
「‥‥自らバグアに組みする者達など‥‥同様に人類の敵です‥‥殲滅します」
 瞳を橙色に燃やし奏歌 アルブレヒト(gb9003)が言った。
「的が大きいから、一杯撃ちこめる‥‥ね」
 とアルジェ。
「ただ増援が面倒だね‥‥早々に終らせないと厄介な事になりそうだ」
 鳳覚羅(gb3095)が言う。情報によれば港には防衛の為に続々と各地からHWが送りこまれているらしい。長引けば長引く程不利になる。早々に破壊して離脱せねばなるまい。
「正規軍の犠牲を無駄にしないためにもここで空母を始末しなくてはいけませんね‥‥急ぎましょう」
 鹿嶋 悠(gb1333)が言って傭兵達はそれに頷きアフターバーナーを吹かして加速する。最大戦速。
「‥‥BF主砲の射程圏内まで後三十秒です‥‥レーダーにも敵機確認‥‥」
 アルブレヒトの声が響く。彼方、海と陸地とその狭間に港が見えた。埠頭に全長八百メートル級のビッグフィッシュを改良して造られたワーム空母が一隻つけられている。それを守るように二〇〇m級の戦艦バトルフィッシュが二隻。その頭上の空、五つの影が翻り傭兵達へと向かってくる、HWだ。
 KVがロールし各機散開しHWがみるみると迫る。
「シュワルベ‥‥舞いましょうか」
 戦いが、始まった。


 先頭を飛ぶ鹿嶋機XF‐08D改2帝虎。高空より戦艦へと向かう。相対距離四〇〇、赤く輝く五機のHWがそれに迫り淡紅色光線砲を爆裂させる。鹿嶋機はブーストと超電導アクチュエータを発動、ローリングしながら極超音速機動で閃光の嵐の中を爆風を巻き起こしながら突っ切ってゆく。全弾かわした。
 相対距離六〇〇、熊谷機、超電動アクチュエータを起動。HWの一機を納めると発砲、鋭く飛んだライフル弾がHWに突き刺さりその装甲に喰らいつく。アーク機CD‐016Gシュテルン、PRMSを全開にし攻撃出力を最大強化、五対象を同時にロックすると七五〇発のK‐02誘導弾を解き放つ。煙を勢いよく噴出しながら小型誘導弾の嵐が飛びだし五機のHWへと牙を剥いた。大爆発が次々に巻き起こってゆく。猛烈な破壊力。HW達が爆裂を巻き起こしながら失速し黒煙を吹き上げながら高度を下げてゆく。五機まとめて叩き落とした。撃墜。
 開幕でいきなり防空戦力を失い阻む者のなくなった空を八機のKVが突き進んでゆく。相対二〇〇〇、動きだした戦艦二隻の大口径対空プロトン砲が鹿嶋機へと向けられる。轟音と共に三連斉射。鹿嶋機、砲が光った瞬間にラダーとバーニアを操作する。淡紅色の光線が次々に帝虎へと猛烈な勢いで突き刺さってゆく。しかし鹿嶋機、全弾弾いた。高空への攻撃で減衰しているとはいえ硬い。
 相対距離一二〇〇、アルジェ機ツインブースト・クー・ドロアを発動。動きだした戦艦二隻をロックオンする。戦艦の中心、前方砲台、後方砲台を狙って七五〇発の小型誘導弾
を解き放つ。高空より襲いかかった誘導弾の数十発が戦艦に命中し残りが海の中に突き刺さって水柱を吹き上げてゆく。
 襲い来る対空砲火、鹿嶋機は今度は翻ってかわす。各機、距離を詰めてゆく。
「LH7、FOX‐3」
 アルジェは空母へと向かって飛んで距離を詰めると再びK‐02とパンテオンを天空より雨の如くに降り注がせた。誘導弾が空母や海へ港に突き刺さって爆発の嵐を巻き起こしてゆく。
 西の空の彼方より極超音速で接近する五機のHWの機影を捉える。熊谷、鳳、アーク、アルブレヒトの四機がそちらへと翻る。
 鹿嶋機対空砲火を受けつつもブースト機動で掻い潜って高度を下げてゆく。空母からのプロトン砲が飛ぶもアクチュエータを発動、減速急降下しつつもかわす。美空機もまた減速急降下してそれに続く。低空に突入、戦艦の十六門の対空フェザー砲が爆裂した。九十六発の閃光が帝虎と美空スペシャルに次々に直撃してその破壊力を解き放ち、装甲を猛烈な勢いで削り飛ばしてゆく。鹿嶋機、美空機、共にフレア弾をBF目がけ投下。弾は独特の音を発しつつ戦艦の前後に命中し超巨大な火球を膨れあがらせた。爆風と共に破壊力が荒れ狂い赤光が海と空を貫いてゆく。鹿嶋機と美空機は火球を背に離脱する。現在の損傷率、鹿嶋機一割五分、美空機六割三分。
 一方の常世機、スモーク・ディスチャージャーで煙幕を噴出しながら高度を下げ低空に突入、ステップエアーを発動させて海面へと着水せんとする。海面が風圧に割れ左右へと白い飛沫があがってゆく。
 高空、HW迎撃組。相対六〇〇、港の上空を翻って飛ぶアーク機は新たに迫り来たHWの五機をロックオンするとまた七五〇発の小型誘導弾を解き放った。凶悪な牙が次々にHW達に突き刺さって爆裂を巻き起こす。PRMSが無い分打撃力は先よりも大分落ちている。装甲の大半を吹き飛ばされつつも爆炎を突き破ってHWは飛び出してきた。
 熊谷機はアクチュエータを起動しガンサイトにHWを捉えSRD‐2で狙撃を仕掛けた。螺旋に回転するライフル弾がHWの一機を貫きその装甲に穴を穿つ。次の瞬間、激しい漏電と共に爆裂を巻き起こして四散した。撃墜。
 相対四〇〇、鳳機とアルブレヒト機に向かって八連の淡紅色光線砲が飛ぶ。鳳機はブーストを発動させスライドしながら回避、ロケット弾を撃ち放つとうち一機へ命中させ爆裂と共に叩き落とす。アルビレヒト機は螺旋に回転する機動を描きながら閃光を回避しうち一機へとAAEMを連射する。誘導弾が炸裂してエネルギー爆発を巻き起こす。HWは紅蓮の火球と化し爆裂を巻き起こしながら四散した。撃墜。
 相対三〇〇、鳳機がレーザーを撃ち放ってさらに一機を撃墜し、熊谷機が突っ込んでブリューナク・レールガンで最後の一機を叩きとした。しかしながらHWは尽きる事を知らない。再び機影が現れる、今度は北だ。四機のKVは四散してゆく五機のHWを背に翻る。
「やれやれ‥‥また増援か‥‥きりがないね‥‥」
 鳳が呟いた。なかなか忙しい。
 相対三〇〇、常世機は着水攻撃を発動、グリフォンの各部を閉鎖、海へと沈む。青の世界、数百メートル先の目視は不可能、アクティヴソナーを放って反射を待つ、捉える、反応が三つ返って来た。上で見た記憶を頼りに直近の戦艦を選出、M‐042小型魚雷ポッドから二十五連発の小型魚雷を解き放つ。空母方向へと浮上。海面を割って再び水上に現れる。命中を祈りつつ水上を進む。
 アルジェ機は撤退用の練力を温存する為にツインブーストの使用を抑え、通常機動で空母めがけて8式螺旋弾頭ミサイルを三連射する。波止場と海面を爆砕した。高空から地上ないし海面を撃つのはやはり難しいらしい。
 鹿嶋機は翻ると上昇し無事なBFと空母からの対空砲火を受けながらも二隻目のBFへと急降下、フレア弾を投下する。
「これが華麗なインスマウスマンターン」
 美空もまたそんな事を言いつつ宙返り二隻目のBFへと急降下しフレア弾を投下。一隻目のフェザー砲が美空機を貫いてゆく。密度は爆撃で減っているが大分、危なくなってきた。
 雷電とロングボウから投下されたフレア弾がBFへと着弾し二連の超爆発を巻き起こた。猛烈な爆熱が荒れ狂い二隻目の装甲と対空砲群を薙ぎ払ってゆく。同時、一隻目のBFの付近で激しい水柱が吹き上がった。どうやら常世が放った魚雷が水中を進み戦艦に喰らいついてその威力を解き放ったらしい。
 熊谷、鳳、アーク、アルブレヒトは速度を合わせて北から現れたHWへと向かっている。
 常世機は鹿嶋からの通達を受けて空母左舷へと距離を詰めつつ潜水、小型魚雷発射、浮上、潜水、エキドナ発射、浮上、潜水、エキドナ発射、浮上として攻撃を繰り返す。青い海の中に解き放たれた一二一の魚雷群が獲物に喰らいつかんとする鮫の大群のように空母へと突き進んでゆく。
 アルジェは螺旋誘導弾を撃ちきると最後のK‐02誘導弾を空母へと降り注がせる。十数発が命中して爆裂を巻き起こした。誘導弾を全て撃ち尽くしたので飛燕ブースターを全開にフルブースト、一足先に撤退に移った。
 鹿嶋機は翼でアンテナを斬るかのように低く飛び、超巨大空母を盾に一隻目のBFからの射線を切る。アクチュエータを継続しつつ空母左舷へとロケット弾の嵐を叩き込む。八連の爆発が巻き起こり空母の装甲を吹き飛ばしてゆく。
 美空機は高度一〇〇まで上昇すると宙返りブースト、複合式ミサイル誘導システムIIを併発、
「美空からは逃げられないでありますよ」
 左舷破孔を狙って十八発のロケット弾を叩き込む。裂け目に飛びこんだ弾は内部へと入り込んで大爆発を巻き起こした。空母から二連のプロトン砲が放たれ、BFから三十二条のフェザー砲が飛んでくる。プロトン砲をかわし、十六発をかわしたが、残りに装甲を吹き飛ばされる。損傷率八割。
 一二一発の魚雷が空母に喰らいつき爆裂の嵐を巻き起こした。水柱が無数に吹き上がる。
 空対空戦四機のKV対五機のHW、ヘッドオン。鳳機はブーストを発動させるとワーム達から放たれた二十連の淡紅色光線の嵐を急旋回して全弾回避する。アーク機が誘導弾を三連射して爆裂を巻き起こし、熊谷機は遠間からSRD‐02でライフル弾を飛ばし距離が詰まってブリューナクを解き放ちプラズマリボルバーで射撃する。アルブレヒトがアーク機の爆裂を耐えきったHWへと三連のAAEMを叩き込んで爆砕した。鳳機は翻ると熊谷機がリボルバーで射撃しているHWへと向かいロケット弾、レーザー、スラスターライフルと繋ぎながら突撃し、交差ざまに赤熱の翼刃で叩き斬った。爆裂と共にHWが落ちてゆく。
 西の空より五機のHWが迫って来る。現在戦域に存在しているHWは計八機。
 左舷への魚雷で浸水が始まっているのか空母が微妙に傾いてきている。
「大和と戦った米兵もこんな気分だったのかもしれませんね」
 鹿嶋は風圧で水柱をあげながら翻ると空母へと再度向かい左舷より生じている巨大な穴へと八発のロケット弾を叩き込む。大爆発が巻き起こって巨大な穴をさらに拡大させる。美空機はロケット弾、フレア弾共に尽きたので回避に専念して対空砲火をかわしている。
 常世はリロードしつつ再度海中に二回潜って魚雷を空母左舷へと撃ち放った。空母は再び平衡を取り戻していたが再度五十発の魚雷が炸裂するとまた左へと傾き始めた。鹿嶋と美空が空けた穴が海中に没すると傾く勢いがさらに増してゆく。
 空戦、熊谷機はフェザー砲の連射を受けつつも爆撃隊の方へと向かうHWの一機の後背へと捻り込むとマシンガンで猛射し、その装甲を穿ってゆく。鳳機もまたかわしざまロケット弾からのコンボで突撃し赤熱光刃で叩き斬ってHWを爆散させた。アーク機は三連のUKAAMを撃ち放って命中させ大爆発を巻き起こし、マイクロブーストからの螺旋の機動で淡紅色光線砲の集中射撃を回避したアルブレヒト機がインメルマンターンで翻りレーザーで撃ち抜いてHWを叩き落とした。HW現在六機。
 鹿嶋と常世が駄目押しに四発のロケット弾と五十発の魚雷を叩き込むと空母は二つに折れて沈み、やがて海中に火の色を灯し海面を大きく膨れ上がらせ次の瞬間、猛烈な超爆発を巻き起こした。八〇〇m級の超巨大空母が渦を巻き起こしながら海中へと沈んでゆく。轟沈である。
「任務完了。尻に帆掛けて逃げ出せなのであります」
 美空が言った。煙幕を噴出してブーストを発動、常世もまたスモークを焚いた。爆撃班の三機は加速しながら高空へとあがりつつ北東の空を目指して翻る。傭兵隊の各機は撤退行動に移る。アルブレヒトは爆撃班を援護しつつ北西へ――は爆撃班は飛ばないのでHWを撃墜しつつ北東へと向かう。北西いくとパキスタン、死ぬ。
 西の空より五機のHWが到着する。現在領域にいるHWは十一機。
 熊谷、美空、アーク、アルブレヒトの四機は直線機動に入ってマッハ6で超加速し北東へと飛ぶ。
 鹿嶋機、鳳機、常世は戦闘機動を維持して北東へ、距離が稼げないので赤光をまとって加速したHW達に絡まれている。戦闘機動だと鹿嶋、鳳で三二〇〇、常世で二四〇〇mしか一〇秒間に進めない。純粋にマッハ6だと一〇秒間に二〇四〇〇m程度進む。
 続々とHW達が集結してくる。三機はやがてブーストに使う練力も切れ味方領域まで辿りつけず最終的に四十機程度まで増えたHWに袋叩きにされ爆散した――となると思われたが、鹿嶋と鳳機が踏ん張り十数のHWを叩き落としながら三分程度の後、味方が前進してきている制空領域まで逃げおおせた。なるほど、鬼神である。バグア側は一般ではなくせめて四段階強化程度のHWを呼ぶべきだった。



 かくて、傭兵達の活躍によりポルバンダル海軍基地の超巨大空母は撃沈された。
 半島の親バグア軍は機動戦力を失い、今後の作戦に支障をきたす事となるだろう。
 バグア軍はすぐに戦力を回復させるだろうが、それは一瞬ではない、UPCインド軍バーブル師団は再侵攻への好機を獲得したのだった。



 了