タイトル:遊園地で僕と握手2マスター:仁科 あずみ

シナリオ形態: ショート
難易度: やや易
参加人数: 8 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2008/11/26 16:54

●オープニング本文


 遊園地の象徴、観覧車奪還作戦

 ―――その遊園地内において、バッグアーの勢力は日々増していくばかりであった。
 数限りない戦闘員、それから次々と生み出される人工生命体キーメーラー。
 それに対抗する遊園地の店員、並びに乗り物のおにーさんおねーさん達であったが、戦況は芳しくなくバッグアーはどんどんその戦闘力を増強し遊園地の制圧に乗り出してきている。
 そんな中、とうとう遊園地の象徴的な乗り物である観覧車がバッグアーに占拠されてしまった!
 今、この観覧車の奪還をめぐり、エミータマンとバッグアーの死闘が繰り広げられる!!

 この文面が出ているのは遊園地の看板ではない。
 UPC本部の電光板である。依頼主は「町内会」の三文字。

 「観覧車奪還してる場合かよ」その場に居た職員、並びに能力者全員が下を向いてやるせなさそうに首を振った。

 以前、この町内会の力の及ぶ地域に位置する遊園地にキメラが出没し、そのキメラがヒーローショーの敵の着ぐるみに混ざり解らなくなるという何とも脱力する事態が起こり、その際の解決方法が能力者をショーに参加させその中でキメラを退治するという脱力を通り越し笑えてくる様な方法で解決したのだが‥‥‥

 ―――あれすごく評判良くて

 うんうん

 ―――リアルー! 恰好いーー! リアルー!! って話になって

 当たり前だ本物使ってんだから‥‥

 ―――んで子供が「僕も私もエミータマンと闘いたーい!」って話になったんで

 ‥‥‥‥

 ―――そんなわけで能力者の皆さん、子供も参加するヒーローショーのヒーロー役をお願いします。赤、青、黄、白、緑、黒、ピンク、紫、オレンジ、他にも色は何でもあるので好きなの着てね。どどめ色とかもあるよ。それとギャラは出ますよ。さあ、君も一緒に、「レッツ AWAKING!(覚醒)」

 どーも俺達はバグア以外にも闘にゃならん奴がいるらしーな‥‥‥

 その場に居た全員の電光板を見つめる茫洋とした眼がそう語っていた。

 遊園地の観覧車を奪還し、止めは子供に刺させ、あまつエミータマンになってくれる能力者大募集! 悪役はいない場合遊園地のキャストがなるよ! その時は殴る力を加減しようね!

 最後に、ちゃんと握手もしてね!

●参加者一覧

伊藤 毅(ga2610
33歳・♂・JG
智久 百合歌(ga4980
25歳・♀・PN
玖堂 鷹秀(ga5346
27歳・♂・ER
雑賀 幸輔(ga6073
27歳・♂・JG
ブレイズ・S・イーグル(ga7498
27歳・♂・AA
門屋・嬢(ga8298
19歳・♀・EP
七海真(gb2668
15歳・♂・DG
エリザ(gb3560
15歳・♀・HD

●リプレイ本文

 ヒーローの苦悩、それは隠れた部分。
「ヒーローショーですわね、興味深いものですわ、何はともあれ子供達に喜んでいただくのは良い事ですわよね」
 エリザ(gb3560)がそう呟いた!
「念願の女装姿! キュートなお姉さんを見事に演じきってみせるぞ! ‥‥みせるわっ!」
 男と聞いた瞬間女性が涙目になりそうな程本キュートだぜ! でも本当にそれでいいのか!? 雑賀 幸輔(ga6073)だ! 
「またこの依頼か‥‥ホント物好きだな。‥‥ま、人の事は言えん、か。」
 ブレイズ・S・イーグル(ga7498)マスターもベンチに腰を降ろし、まったりとぼやく!
「きたね、町内会からの依頼。今回も受けてたつ! しっかし、良くこういうネタ思いつくねぇ。このパワーを町内活性化のために活かせないのかね」
 全くだよねっ☆ 門屋・嬢(ga8298)のノリノリで町内会の依頼を受けてくれる強者っぷりは健在だ!
 そんな中、控室のドアがノックされる!
「出番でーす」
『はーい』
 ―――今日もあらゆる悲しみを乗り越えて、ヒーローは出撃する!


 ―――悪の企みは含み笑いと共に企てられる
「町内会の依頼は今までスルーしてたんだけど‥‥受けちゃった‥‥うん、『はぁ‥‥』って首振りながら手置いたら、端末に触れちゃってね」
 肩を落とし呟くのはバッグアー幹部疾風女帝フェザーリアこと智久 百合歌(ga4980)だ!
「そんなこんなで『依頼参加』の文字が、一瞬滲んで見えたわ‥‥」
 そこで涙目になったんだね! 遊園地で迷子の子供に構ってた所を見られて劇中の役名「ツンデーレ」と名付けられた七海真(gb2668)も沈痛な面持ちで呟くぞ!
「俺もこの依頼、誤って受けちまったんだよ‥‥」
 そう、勘違いしたりちょっとした操作ミスで依頼を受けちゃう能力者、たまにいるんだ!  でもそれで大人しく帰してくれる町内会じゃあないぞ☆
 重い空気の中苦笑するのはコマンダー・ホークこと玖堂 鷹秀(ga5346)だ!
「随分と久しぶりに伺いましたが‥‥相変わらず発想がユニークな町ですねぇ。本当にここは面白い所ですね‥‥能力者やめたら引っ越しましょうか」
 あまりお勧めしないぞ! ホーク!
 その後ろでは黙々と黒いUPC制服に袖を通している空戦男爵リヒトホーフェンこと伊藤 毅(ga2610)! 君やっぱり昔ドイツにいたよね? ね!?
 そして控室のドアがノックされる!
「出番でーす」
『はーい‥‥』
 ―――こうして悪の企みを携えて、今日も悪の軍団は不敵に出陣する。


●バッグアー四天王VSエミータマン! 観覧車奪還大作戦!
「みんなー! こんにちはー!」
 こんにちはー! 幸輔お姉さんが声を掛けると、集まってくれた友達が元気な返事を返したぜ!
「‥‥あれぇ、元気がないなぁ? こんにちはー!!」
 ? 一瞬妙な空気が走ったが、更に大きな声で皆が声を上げたぜ!
 実はこれ、録音した声に幸輔が口ぱくで声を合わせてる「エアお姉さん」なのだ! じゃないとこのキュートなお姉さんから野太い声が飛び出すぞ♪ 不測の事態を笑顔でやり過ごすお姉さん、だが、
 そこに悪の声がこだまする!
「おーほほほほ!」

 !?

 声がするのは観覧車のてっぺんだ! そこには黒のドレスに赤いマントをはためかせた人影が!
「人間どもがゴ―――」
 残念だけどそのセリフはここで切らせて貰うぜ! 悪の幹部、覚醒した疾風女帝フェザーリアが現れた! 更に怪しげな人影が二つ現れたぞ!
「私の名は空戦男爵リヒトホーフェン、町内会遊園地よ、私は帰ってきた!」
 高らかに言い放つと一部から「あー! だんしゃくー!」と声が上がった! どうやら敵キャラファンもいるみたいだね♪ そしてもう一人の人影は懐から小さな試験管を取り出すと子供達に宣告してきたぞ!
「ふはははははは! 今日はよい子のお前達にこのコマンダー・ホーク様からプレゼントがある!! この『五年前のブツ』を元に完成した『ドゥームガス』だ。何、心にちょっとした傷が残る程度だから、安心して 悶 絶 す る が よ い 」

 その瞬間、

 子供が叫び出し、大人が慌てふためき、あちこちから必死に「エミータマン!?」と必死にエミータマンに助けを求める声が上がった!
『?』
 その場に居合わせた能力者達は首を傾げているが、場は俄然盛り上がったね! 幹部も顔を見合わせるが、ホークだけが笑みを浮かべている! どうしても気になる人は「人の造り出したもの」の報告書を参照だ!
 そして客席からバイクの音が! もう一人の四天王ツンデーレがバイクで舞台まで乗りあげる! 卑怯にも小脇に客席から奪取した人質の子供を抱えているぞ!
「わりぃな、ちょっくら付き合ってくれ」
 だが人質は怯えきり泣き出してしまう! それにツンデーレは顔を近づけると優しく言い放った!
「‥‥大丈夫、痛い事何もねえから」
「‥‥」
 落ち着いて子供が泣き止んだぞ! 流石ツンデーレだ! 他の子供、並びにその様子を見ていた女性達が「私もー!」と騒ぎ出す! 「‥‥!?」じゃないぞツンデーレ!
 四天王が揃うと、ホーフェンが指令を下す!
「各員、これより、“フォッカーの懲罰”を開始する。繰り返す“フォッカーの懲罰”を開始する」
 するとツンデーレがバイクを走らせ子供だけでなく幸輔お姉さんを攫ってしまう! そこに迫るホーク、だがお姉さんは子供を庇い、そのまま観覧車の上へとホークに連れ去られてしまった! お姉さん危うし! 更に迫るホーク! どうなるお姉さん!?
「どうだ、怪人になってみる気はないか? とりあえず3日だけなって、イヤなら元に戻すから。それに洗剤3箱とコンビニ等全国で使えるプリペイドカード5000円分がオマケに付くぞ、お得な話ではないか?」
 新聞、新聞か!?
「あんた達、もっと人選しなさいよ」
 呆れるフェザーリア! だが、問題は別の所にありそうだぞ☆ 然しお姉さんは!
「私は悪の手には落ちない!」
 確かに洗剤で落ちてたまるか! 言い切るとホークの手を振り切り観覧車から決死のダイブ! 客席からも悲鳴が上がる! だが、
「AWAKING!」
 この掛け声は!?
「エミータピンク、参上!」
 なんとお姉さんはエミータマンだったのだ! 観覧車の裏から華麗に登場! という事は!

 AWAKING!

 他方から凛とした声が響き渡る! 正義の味方達の登場だ!
 さあ、君たちもレッツAWAKING!
「はっちゃけゴージャス! エミータバイオレット!」
 歓声の中、軽やかに飛び出したのは僕等のエミータマンだ! 今こそ燃える心を胸に、行け! バイオレット!

 わー! バイオレットー!

 だが、バイオレットは舞台に上がり四天王を目にすると、
「バッグアーのくせに、あたしよりゴージャスだなんて!」
 何に燃えているんだバイオレット!
 そして勇ましいエンジン音! ヘルメットを装着し鮮やかにバイクを操り、謎のライダーが舞台へと乗り上げた! 観衆の見守る中ヘルメットを外すと流れる金髪が零れ、それと共に掛声があげられる!
「AWAKING!」
 声と共にバイクが変形しアーマーとなり、エリザを戦士へと武装していった!
「わたくしはエミータマンメタル。鋼の騎士ですわ」
 新キャラの登場だぜ! 湧き立つ会場にメタルが輝く笑顔を向ける!
「大人になってバイクに乗る時はヘルメットを被りましょうね」
 了解だぜ! 子供達もびっと敬礼をする!
 そして、三人のエミータマン達の背後に正義の爆煙が吹き上がる!
「現れたわね、小煩い輩が」
 眉をひそめるフェザーリア! それと共に無数のバッグアー戦闘員がエミータマン達に襲いかかった!
 次々と戦闘員を薙ぎ倒していくエミータマン! だが、幹部達も戦いに加わるとどんどん不利になっていく!
「く、くやしい〜! この卑怯者〜!」
 バイオレットがそう言ったその時だ!

「待てェい!」

 この声は!?

「力無き者が悪の力に屈せず、己を信じて立ち向かう‥‥人それを”勇気”と言う」

 高所から現れたその人影が飛び降りる!

「とああぁー!」
この声はいつも最初から居てくれない喫茶店のマスター、ブラックだ! 着地が地味に痛いが、
「これしき! 待たせたな、エミータマン! 行くぞ、AWAKING!」

 すぐに変身! 今回は前回よりバージョンアップしたフルアーマー姿!

 きゃあーー♪

 ブラックの登場に若い女性の声が上がる! だがその声にブラックがよろける! 固まる! 青ざめる! どうしたブラック☆
「ブラック! 来てくれたんだね!」
「ブラックさん!」
 だが、バイオレットとメタルの言葉に我を取り戻したブラックが「ああ」と頷くぞ!
「えーい、また邪魔をするか貴様は! 各員、増援は私が抑える、初期目標達成に専念せよ!」
 そしてブラックとホーフェンが睨み合う!
「前回は不覚を取ったが‥‥今度はそうはいかんぞ、リヒトホーフェン!」
 そう、今のブラックの姿は以前のホーフェンとの戦いで傷つき、傷を癒すと同時に強化された姿なのだ!
「さあ、皆さん行きますわよ!」
 メタルがそう言うとエミータマンと戦闘員、四天王が睨み合った!
 さあ、ここからは入り乱れての混戦! なんだけど‥‥エミータマンと四天王の戦いが凄すぎて戦闘員は手が出せないね☆
 そして向かい合うのは四天王とエミータマン! 視線が交錯するバイオレットとフェザーリア!
「この観覧車は、我らバッグアーのモノにするわ。そうねぇ‥‥巨大ビーム砲にでもしようかしら」
 フェザーリアがそう言って鞭を構える! 応援する子供をバックに、バイオレットもショットガンを構え距離をとった! だが、
「良い子の皆、応援ありがと〜う! あたしのほうがゴージャスだよね?」
 然し子供達から反応はない!
「ゴージャスだって言ってよ!」
 涙目で訴えると、子供はちらりとフェザーリアを見て「ごーじゃすー」「ごーじゃすー‥‥」とハートの無い返事を返して来たぞ!
「っ!」
 その怒りを悪にぶつけるぜ! バイオレット!
 また一方、こっちはメタルとツンデーレだ! だがツンデーレは子供を人質に取っている!
「その子をお放しなさい!」
「そうはいかねえな。どうしてもってなら、俺を倒してみろ!」
「ならばそうさせて貰いますわ! そこのあなた、もう少しの辛抱ですわよ!」
 武器を構えるメタル! それに子供が「助けてー!」と手を伸ばす!
 だが客から「私も助けられたーい!」という声と「むしろ助けたーい」という声が聞こえて来たぞ! 気持ちは解るが、きっとこの先メタルに助けられる事はあっても、助ける事は無さそうだ!
「覚悟なさい!」
 メタルの武器の軌道が光輝く!
 ホークと向き合うのは、先程からひたすら無言のピンクだ!
「さあ、早くしないとこのドゥームガスを使用してしまうぞ!」
 ホークの言葉に観客達は何やら逼迫した様子で「ピンクー!!」とピンクに声援を送っている! それにひたすら笑顔で答えるピンク! だがあの液体は只の緑茶だ! 然し客の反応を見るからに何かあるらしい!
 ピンクが突っ込む!
 そしてさっきから睨み合う、
 ホーフェンとブラック。
「いい加減に、この因縁も最後にしたいからな!」
 ホーフェンの言葉に眼を合わせたままのブレイズ、武器を構える!
「今回は一味違うかもしれない、グランドヴァイパァ!」
 先に動いたのはブラックだ! だが前とあんまり変わってないぞブラック!
 激しく打ち合う二人! そして、激戦を繰り広げる四組!
 自然、会場のボルテージも上がって来たぜ!

 頑張れー!

 白熱する戦いに興奮する観客! そこでブラックが声を上げる!
「行くぞ! ボルテッ‥‥もとい、E・F・Bを使う!」
『!』
 その声にエミータマンの四人が目線を合わせる!
 E・F・B、エミータマン・ファイナル・ブラスター!
 大砲の前に四人が合わせて決めポーズを取ると、その中心から眩いばかりの光が生れ敵を葬り去る!
「会場の皆、E・F・Bを使うにはお前達の力が必要だ! エミータマンを応援して力を送るんだ!」
 ブラックの言葉に息を呑む観客!
「お願いしますわ! 敵を倒すには、皆さんの協力が必要なんですの!」
 メタルの呼びかけに、更に、
「みんなの勇気パワーでバッグアーを倒すのよ!」
 やっと口を開いたぜ! ピンク!
「さあ! 皆力を貸して!」
 バイオレットも呼びかけると!

 エミータマーン!

 会場の歓声がどんどん上がっていくぜ!

 黒子さんの持って来てくれた大砲に今! エミータマンが決めポーズを取り力が集まっていく! そして―――

 奥義! エミータマン・ファイナル・ブラスター!

「なんですって!?」
 たじろぐフェザーリア!
「‥‥まずい、総員退避、退避〜!!」
 急いで退避命令を出すホーフェンだが、
「まにあいませーん!」

 エミータマン・ファイナル・ブラスター発射!

 悲鳴を上げながら薙ぎ倒される四天王達! だが、彼等はまだ立ちあがる!
「まだですわ! まだ奴等を倒し切れてませんことよ!」
 メタルがそう言うと、
 ピンクが子供達の中から元気の良さそうな子を数人舞台に上げる!
「皆! バッグアーに止めを刺すんだ! 勇気を出して! 行くよ!」
 バイオレットに促され舞台に上がった子供が「うん!」と頷くと駆け足で四天王へと駆けて行き、
「これ以上の損害はまかりならん、各員、撤退する‥‥って痛! 痛いって、くそー、子供たちに追撃させるとは、卑怯なー‥‥あ痛!」
「覚えてらっしゃい!」
 ホーフェンにフェザーリアが毒づくぞ!
「次に会う時はその命、無いと思え! エミータマン!!」
「‥‥借りは返すぞ!」
 ホークにツンデーレも捨て台詞を残して去っていく!
 やったぜ! 観覧車奪還作戦は大成功だ!!

 わあああ!

 とめどない子供達の歓声! さあ、この後は悪の幹部も一緒の握手会だ!
「握手ってのはヒーローの仕事じゃねえのかよ」
 でも君と握手したいお友達もいるぞ! ここはサービスしてね!
「ありがとうございます、楽しんで頂けましたか?」
 ホークも「五年前ー!」「チョコー!」と子供に纏わりつかれている!
「♪」
 キュートな笑顔で握手をするピンク! 「ねえ喋ってー」と言われるが無言の笑顔でアンサーだ♪
「皆、応援ありがとう! これからもエミータマンを宜しく!」
 写真撮影に抱っこまで! バイオレットは相変わらずサービス精神旺盛だね! その横で「ヘルメットかぶるねー」と言われているのはメタルだ!
「はい♪」
 それに笑顔で答えるぞ!
 そして相変わらず固まるブラックに、握手に応じるフェザーリアとホーフェン!

 ―――バッグアー四天王を倒し、観覧車を奪取したエミータマン達。彼等を支えたのはやはり子供達の笑顔であった。
 だが、またいつバッグアーがこの遊園地を脅かすかは解らない! ヒーロー達はこれからも戦い続けるだろう! 走れ! 僕等のエミータマン!