タイトル:Huge insectsマスター:とりる

シナリオ形態: ショート
難易度: やや難
参加人数: 10 人
サポート人数: 0 人
リプレイ完成日時:
2009/08/10 00:53

●オープニング本文


 九州某所、山中――
 キメラプラント乙1号。
 居並ぶ巨大な培養カプセルを前にして、白衣を纏った中年の男性がニヤリと笑った。
 彼の名はプロフェッサー・芳賀。昨年秋頃から九州地方で頻発している虫型キメラ事件の首謀者である。
「メガホーンの出来は上々のようだな‥‥」
 培養カプセルの中で蠢く、KVサイズの巨大な甲虫を見つめる芳賀。
 数ヶ月前に収集したデータを元に再調整を施したのだ。そして――
「Gスコルピオン、およびGタランチュラ‥‥こちらも完成した。全ては順調‥‥くくく」
 同じく培養カプセルの中で蠢く、巨大な蠍と蜘蛛の姿。
「‥‥山岳部の多い日本の地形には多脚の走破性が有効だ‥‥」
 しかし、やはり――
「テストの必要があるな。‥‥ふむ。そういえば前回はエースクラスの傭兵が出てきおって、データ収集用のゴーレムが一機破壊されてしまったな‥‥」
 これは予想外の事態であった。こちらの思惑が早期に知られてしまったのが原因のようだ。
「だが‥‥二の足は踏まん。今回はやらせん‥‥。万全を期す」
 同様のテスト方法を取る以上、敵はゴーレムの狙ってくるはずである。
 ゆえに、データ収集は強化型ゴーレムにやらせることにした。
「今後、私の主力となるキメラだ‥‥調整は万全にしたいところだな‥‥くくく」
 そう言って、芳賀はまたほくそ笑む。
 ‥‥九州北部戦線に、ゴーレムと対KVキメラの混成部隊が出現したのはその直後だった。


「福岡方面から南進してくる敵部隊を捕捉しました」
 集まった傭兵達に向けて、オペレーターのクラヴィーア・櫻野(gz0209)が説明を始める。
「敵は前回確認したメガホーンが3体、未確認の蠍型キメラが6体、蜘蛛型キメラが12体、そしてデータ収集が目的と思われるゴーレムが2機です」
 数ヶ月前と同じく、ゴーレムはキメラ群の後方に付いている。
「皆さんはこれをただちに撃退してください。ゴーレムを撃破出来るに越したことはありませんが、目的はあくまで撃退です。くれぐれも無理はなさらぬよう。‥‥それでは、よろしくお願いします」

●参加者一覧

セージ(ga3997
25歳・♂・AA
榊 刑部(ga7524
20歳・♂・AA
飯島 修司(ga7951
36歳・♂・PN
九条・縁(ga8248
22歳・♂・AA
ヴァレス・デュノフガリオ(ga8280
17歳・♂・PN
芹架・セロリ(ga8801
15歳・♀・AA
遠倉 雨音(gb0338
24歳・♀・JG
米本 剛(gb0843
29歳・♂・GD
夏目 リョウ(gb2267
16歳・♂・HD
蒼河 拓人(gb2873
16歳・♂・JG

●リプレイ本文

●戦いを前に
 九州北部・枯れた田園地帯――
 轟音と共に一機のKVが着陸してくる。
「行くぞ『漆黒』、大武装変!」
 ‥そのKVは停止すると同時に、即座に変形。犬顔の機体‥夏目 リョウ(gb2267)のアヌビスだ。背中から二本のヒートディフェンダーを抜き放ち、二刀流の構えを取る。
(「怪物達に人々の平和を乱させはしない! ‥それに、俺が戦う事で少しでも美咲達の負担を減らすことが出来れば‥」)
 リョウの脳裏に浮かぶのは、同じ九州で戦う少女の笑顔。‥水着姿を見られなかったのはとても残念だ‥。

 続いて他の傭兵のKVも次々と着陸し歩行形態へと変形。
「キメラの交戦データって事は俺達の交戦データだ。流石にそれは渡せないな」
 群青に塗られた愛機「リゲル」のコクピットでセージ(ga3997)が言う。
「バグアの好き勝手にしておく事は出来ませんから。早々に迎撃の上、撃破する事としましょう」
 そう呟いたのは鋭い眼光を放つ少年、榊 刑部(ga7524)。
「また、ですか」
 飯島 修司(ga7951)は苦笑する。
「昆虫採集の時季ですし、機槍で巨大虫キメラを串刺しにして標本でも作りましょうかね。‥まぁ、冗談は置いておいて。観察役のゴーレム2機ですが‥今回は逃がしませんよ」
 前回は一機仕留め損なってしまった。今度こそは、と思う。
「例の博士? が関わってる感じがする昆虫軍団が相手か。二度も負かしてくれた礼は何れするとして極めて冷静に八つ当たりしちゃるわ!」
 静かに燃えている? のは九条・縁(ga8248)だ。背後に居ると思われる昆虫博士――プロフェッサー・芳賀には大きな借りがある。百万倍くらいにして返したい所だが、今回は別口である。
「対KV用の虫型キメラ群、か‥。叩き潰すだけだ」
 ヴァレス・デュノフガリオ(ga8280)はシュテルンのコクピットで操縦桿を握る。
「むぅ、今度はお友達も一緒ですか‥。前回やり過ぎたからでしょうか?」
 綺麗なレタス色の髪の可憐な少女、芹架・セロリ(ga8801)が首をかしげた。
 前回こちらがやりすぎた為に敵さんも気合を入れてきたのだろうか。
「甲虫に蠍に蜘蛛‥夏は虫の季節ですが、キメラでは風流の欠片もありませんね」
 一方、しなやかな黒髪の少女、遠倉 雨音(gb0338)は愛機の雷電「黒鋼」のコクピットで忌々しげに呟く。
(「この前痛い目に合わせてやったにも関わらず、新種まで用意してまたやってくるとはしつこいと言うか、執念深いと言うか‥」)
 ここでもう一度、徹底的に潰しておく必要がありそうだ。
「かのタイラントビートルを雛形としたキメラと+αですか‥」
 濃緑のアヌビス「黄泉」のコクピットシートに座した、ヨネモトタケシ(gb0843)が言った。
 彼は今回のキメラ群に混じっているメガホーンのベースとなった、タイラントビートルに苦戦した覚えがあった。その時は負傷していたのだが――言い訳はすまい。武人として、全力で臨むのみ。
「相手が何を考えているかは知らないけど‥悪巧みなら放ってはおけないよね」
 今回の任務は愛しいあの子も一緒だ。格好悪いところは見せられない。むしろ格好良いところを見せて株を上げるべき! そんなことを考えているのは蒼河 拓人(gb2873)。

 ――そして拓人の指示で、傭兵達は事前の打ち合わせ通りに配置に付く。

●巨大な虫達
「12時方向に敵を捕捉しました。距離200。分かりやすく言うとボクとヴぁっちゃんの心の距離くらい‥」
 戦況オペレートを勤めるセロリ機から全機へ通信。‥要するに、まだ遠いということらしい。ちなみにヴぁっちゃんとはヴァレスのことだ。
「各機、砲・射撃準備に入ってください」
「了解」
 刑部機から返答。傭兵達は対メガホーン班を中心に、左右に対蠍班、対蜘蛛班が展開している。セロリ機はやや後方に位置。
 ‥しばらくして、地響きが聞こえてきた。目視でも敵影を確認。敵は、メガホーンの後ろに隠れるように隊列を組んで進軍している。こちらの陣形次第では射線が取れない可能性もあっただろう。
「拓人君や縁さんの読み通りですね。射撃開始です!」
 セロリ機からの合図。刑部は対戦車砲、修司はSRD−02、縁は長距離バルカン、ヴァレスとセロリはスラスターライフルで、同時に蠍と蜘蛛を狙って砲・射撃を加える。メガホーンを突出させ、孤立させるのが目的だ。
「危ないと分かっていれば、対処のしようはある」
 ヴァレス機は最後にアハト・アハトで蠍型一体の尻尾を狙撃。
 次々と着弾。爆炎が上がる。そして‥土煙の中からメガホーンが姿を現した。
「対メガホーン班、戦闘開始です!」
 セロリ機から指示が飛ぶ。
 蠍型と蜘蛛型は‥‥蠍型は予定通り足止め出来たが、蜘蛛型は初撃で数体撃破したものの、まさに蜘蛛の子を散らしたように分散してしまった。
 ここからは各班に分かれての対応である。

 対メガホーン班――
 後続との距離が充分に離れたところで接近する雨音機。
 バルカンで牽制。しかし突撃は止まらない。盾で受ける。凄まじい衝撃。
「この突撃と硬さは厄介ですが‥!」
 真ツインブレイドをメガホーンの甲殻に突き立てる。深くは無いが、傷が付いた。そのまま後退し、傷を狙ってスラスターライフル(レーザーの使用を想定していたが出撃前の兵装の確認を忘れてしまったようだ)を射撃。ダメージを受け、もがくメガホーン。
「戦い方は、既に承知しています!」
 ヨネモト機は――
「さて‥我々が黄泉路へと誘って差し上げる!」
 高機動を生かし、回避重視の戦法を取っていた。
「ふんっ、当たりません!」
 メガホーンの突撃をFMで避け、側面へ回り込み、双機刀を叩き込む。甲殻に大きな斬痕が刻まれた。
「無駄だ! そんな直線的な攻撃、当たるものか!」
 拓人機もヨネモト機同様、回避重視である。突き出される太く鋭い角を、余裕を持って避け続ける。
 BCアクスを振るって傷を付け、そこにレーザーを撃ち込む。
 対メガホーン班はセロリ機の援護もあり着実にダメージを与えつつ抑え込むことに成功していた。

 対蠍班――
「俺が近接馬鹿じゃないって事を敵味方両方に教えてやろうか」
 セージ機はバックアップに回り、やや後方からレーザーでの援護射撃を中心に動く。
 対戦車砲も織り交ぜてみたが‥どうやら虫型だけに、非物理攻撃がやや有効のようだ。
 そのとき、強酸が飛んできた。間一髪で避ける。
「っと、攻撃ってのはこうやってするもんだぜ!」
 再びレーザーを照射。一体の蠍型が高熱により甲殻を溶かされ動かなくなる。
「‥‥!」
 刑部機はマシンガンで射撃しつつ、ブーストで一気に距離を詰め、真ツインブレイドで斬りつける。
 無数の強酸による反撃。間合いを取って避ける。再度接近して斬撃! ‥確実に敵の数を減らしていく。
「これ以上、好き勝手にはさせないぜ」
 ヒートディフェンダーで蠍型の尻尾を斬り落とすリョウ機。
「食らえ!」
 機刀を甲殻の隙間に突き立て、その手を離し、再び二本のヒートディフェンダーで二刀流の構え。
「フレキシブルアタック‥クロスエンド!」
 鋏による攻撃を避けつつFMで側面に回り込み、二度斬りつけ、Xの字を刻む。蠍型一体が地に伏した。
 が‥リョウは目の前の敵に気を取られすぎていた‥。散っていた蜘蛛型がリョウ機を急速に包囲。
「こいつら、いつの間に!?」
 飛び掛ってくる複数の蜘蛛型。避けようとするも張り付かれてしまう。その強靭な顎でガリガリと装甲が削られる。けたたましい警告音がコクピット内に鳴り響く。
「くそっ!」
 機体の耐久力が限界に達する寸前――リョウは脱出レバーを引いた。ベイルアウト。メトロニウムで保護されたコクピットブロックが射出される。
 ‥リョウ機は近接武器しか装備しておらず、突出せざるを得なかった為、ターゲットとされてしまったようだ。
 なお、リョウ機を襲った蜘蛛型は追いついたセージ機と刑部機によって撃破された。

 対蜘蛛班――
「数は多いですが‥」
「この程度!」
 修司機と縁機、二機のディアブロ改はブーストで接近し、PFを使用。
「たっぷり喰らいやがれ!」
 ミサイルポッドとレーザーを放つ縁機。続いて修司機がレーザーガトリングを乱射。
 吹き飛ばされ、焼き焦がされ、蹴散らされる蜘蛛型。しかしまだ多く残っている。その動きは素早く、あっという間に距離を詰められる。二機は背中合わせとなり、縁機は真ツインブレイドを、修司機はハイディフェンダーを抜刀。‥それぞれ一体ずつ斬り裂いた。飛び散る体液。‥修司機の深紅のマントが戦場の風にはためく。
「くっ!」
 ヴァレス機はスラスターライフルで対処中。だがリロードのタイミングで接近されてしまい、慌てて回避。という場面が続いていた。

●挟撃
「蜘蛛型の全滅を確認! セージさん! ヴぁっちゃん!」
「オーライ」
「了解した」
 セロリ機からの通信にセージとヴァレスが返答。
「よし、後は任せたぜ!」
 セージ機は一旦後退。航空機形態に変形し、垂直離陸。この際に蠍型の強酸を多少受けだが損傷は‥許容範囲。本来ならば戦場の真っ只中で離陸というのはかなり危険なのだが刑部機がなんとか押さえていた。
 ヴァレス機も航空機形態に変形し垂直離陸。二機のシュテルンは後方のゴーレムの方へ向かう。

 同じ頃。
「我々も参りますか」
「よっしゃ、いくぜぇ!」
 修司機と縁機はシュテルン二機の着陸を支援する為、あえて正面からブーストで吶喊。凄まじい速度で迫る。
「貫く‥!」
 修司機は速度をそのまま利用してゴーレム一機にロンゴミニアトによるチャージアタックを仕掛ける。‥が、素早く反応したゴーレムは盾で受け止めた。縁機もレーザーで攻撃。これも盾で防がれる。だが‥ここまでの攻撃だ。無事では済むまい。確実にダメージは入っていた。

「そら、前菜だ。しっかり味わえ」
 すれ違う寸前にロケットで対地攻撃を行うセージ機。
 ヴァレス機はソードウィングで攻撃するつもりだったが、そこまで低空を飛行することは出来ないので断念。この速度で高度を下げすぎたら地表に激突だ。しかも修司機や縁機まで巻き込む可能性がある。
 そのまま通り過ぎ、二機のシュテルンはゴーレムの背後に垂直着陸し、すぐさま歩行形態に変形。反転。退路を塞ぎ、挟撃する形だ。

「こいつで最後か」
 刑部機、蠍型を全て撃破。最後の一体の死骸から真ツインブレイドを引き抜き、反転。対メガホーン班の援護に向かう。

「蠍型の全滅を確認! 刑部さんがこちらに向かっています!」
「了解。‥二人とも、あれをやるぞ!」
 セロリ機からの通信に答えると拓人は叫んだ。
「了解ですよぉ」
「了解しました」
 僚機からの返答が来る。
 雨音機を囮にして拓人機がレーザー、ヨネモト機がバルカンでメガホーンを誘導する。
 拓人が考えたのは、メガホーン同士で玉突き事故を起こそうというものだった。
「っ!」
 メガホーン三体の雨音機に激突する寸前、雨音機は4連バーニアを最大に吹かし跳躍!
 ‥思惑通りぶつかるかと思われたが、メガホーンは急停止した。
「なにっ!?」
 しかしこれは好機。敵が動きを止めたのだ。
 雨音機は有りっ丈のミサイルを今までに付けた傷に叩き込む。甲殻が弾け飛んだ。
「伊達や酔狂でこんな形をしている訳ではありません。その斬れ味、その身を以って味わって下さい――」
 そこに真ツインブレイドを回転させて何度も斬りつけ、トドメとばかりに深々と突き刺す。‥ほどなくして一体目のメガホーンは動かなくなった。
「この前より少しは強化されていたようですが。強くなっているのはこちらも同じですよ」
 ふっと笑う雨音。
「援護します! タケシさん!」
 セロリ機のスラスターライフルが唸りを上げて砲弾を吐き出す。‥猛烈な射撃に、既にボロボロだった甲殻の一部が砕けた。
「援護感謝ですよぉ。黄泉‥いざ、参る! KV式我流‥流双刃!」
 ヨネモト機は双機刀を手に、甲殻の砕けた部分を舞うような動きで斬りつける。
「斬!!」
 二体目のメガホーンは‥体液を噴出し、崩れ落ちた。
「反撃開始だ‥。一気に殲滅させて貰うぞ!」
 拓人機は最も甲殻にダメージを受けていたメガホーンを標的とし、ブーストを使用。急接近。更にマニューバも発動し、内蔵雪村の高濃縮レーザーブレードを叩き込む。まだ終わらない、続けて逆の手に持った練剣「雪村」を突き刺し内部から焼き尽くす。
 凄まじい連撃に耐え切れるはずも無く、最後のメガホーンは静かに活動を停止した。
「おや、もう終わってしまいましたか」
 そこへ遅れて到着する刑部機。
「メガホーンの全滅を確認!」
 セロリの嬉しそうな声が全機に送られた。

●善く泳ぐ者は‥‥
 セージ機とヴァレス機、修司機と縁機はそれぞれ二機一組となってゴーレムと戦闘を繰り広げていた。
「はあああっ!!」
 レーザーを撃ちながら突撃するセージ機。ヒートディフェンダーも間合いに入ったところで、ブーストを吹かし跳躍しつつ上方に斬撃を繰り出し、ゴーレムの武器を跳ね上げようとするが‥盾で防がれてしまった。肩に装備されたプロトン砲が‥空中で無防備のセージ機を焼く。落下し地面に叩きつけられるセージ機。
「よくもっ!」
 ヴァレス機は機杭を持ち突撃するが同様に盾で防がれる。ダメージは少なからず入っていたようだったが‥。
 そして、プロトン砲の砲口が‥ヴァレス機を捉え‥光の本流が放たれた。

「ぐ、これは中々‥前回とは違うようですね」
「すばしっこい上に硬いんだよ! くそ!」
 修司機と縁機は連携して攻撃を行い、ゴーレムにダメージを与えていたが‥致命傷には至らない。敵は防戦一方だった。反撃に出てくれば隙も出来るのだが‥。
 斬撃を加えた後、跳躍して修司機の後ろに着地する縁機。そのとき、ゴーレムが動いた。プロトン砲が放たれる。光の粒子が二機諸共呑み込んだ。装甲がジリジリと焼ける。
 二機が怯んだ隙に、ゴーレムは強引に突破。もう一機のゴーレムと合流し、逃亡を図る。

 四機はダメージを負いつつも追撃をかける。しかし攻撃は慣性制御を最大に利用したゴーレムには当たらない。
 そのうち敵防衛線の内側まで入り込まれてしまった。
「あの‥言い難いんですけど‥これ以上は‥」
 セロリ機からの通信。これ以上は敵の増援の可能性がある為、追撃を断念せざるを得なかった‥。

 数日後――
 前回と同じ様にプロフェッサー・芳賀から犯行声明があり、蠍型は「Gスコルピオン」、蜘蛛型は「Gタランチュラ」という名称であることが判明した。