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■オープニング本文 ●群れる骸 朽ち果てた村。 つい数日前までは人々が住み、日々を営んでいた場所だったが今や完全に無人と化していた。 静けさを保った村の中で、突然ガシャンと金属が打ち合う音が鳴る。 それは一つだけでなく、ガシャリガシャリと次々と増えその音だけが村に響き渡る。 一軒の朽ちた家屋から、ぬぅっと色白い人の形をした何かが姿を現す。 だが人の形をしたそれは人に在らず。この村のように朽ち骨だけとなった恐ろしい化け物、アヤカシ。 骸達は村のあちこちを徘徊し始め、時折立ち止まっては声を上げる。 その怨嗟の声はまるで新たなる獲物を欲しているようだった。 ●討伐依頼 武天、多くの優秀なサムライを輩出しており、7つの国を有する天儀本島の中で三分の一の面積を占める比較的に大きな国家だ。 魔の森も他国に比べて少ないが、それでもアヤカシによる被害が絶える事はない。 そして今日もまた、溢れ出るアヤカシ達を討つための依頼が開拓者ギルドに舞い込んだ。 「そういうわけで、今回のお前達の仕事はこれだ」 開拓者ギルドの係員が1枚の依頼書を集まった開拓者達に示した。 内容としては農村を襲ったアヤカシの討伐依頼。 村人達に被害はあったものの既に避難は済んでおり今や無人の廃村と化している。 アヤカシ達は依然として村に残っているとの情報だが、またいつ動き出して次の村を襲うか分からない。 そうなる前に討伐して欲しいとのことだった。 「それでそのアヤカシについての情報は?」 一人の開拓者の言葉に係員はもう一枚の書類を読み上げる。 逃げ出してきた村人達の情報によるとアヤカシは人型をしており鎧を身に纏い、刀や弓で武装していたという。 数は複数、村人数人の情報から七〜八匹程度の規模だと推測されている。 「至ってありきたりなアヤカシ討伐依頼だが、だからこそこんな所で失敗してくれるなよ?」 係員の発破をかける言葉に開拓者達はそれぞれ了解の意志を伝えると、すぐさま現場へと向かうこととなった。 |
■参加者一覧
天津疾也(ia0019)
20歳・男・志
天宮 涼音(ia0079)
16歳・女・陰
織木 琉矢(ia0335)
19歳・男・巫
羅喉丸(ia0347)
22歳・男・泰
香坂 御影(ia0737)
20歳・男・サ
孔成(ia0863)
17歳・男・陰
焔 龍牙(ia0904)
25歳・男・サ
熊蔵醍醐(ia2422)
30歳・男・志 |
■リプレイ本文 ●朽ち果てた村 「あれがアヤカシに襲われたという村ですか」 孔成(ia0863)が目の前の村を見据える。まだ日の明かりが残っているのに、瘴気の所為かやや薄暗く見える。 そのすぐ隣に立つ羅喉丸(ia0347)も同じく村を見つめていた。彼は幼少の頃に村がアヤカシの襲撃を受けた事があり、今回の仕事は必然的にその時のことを思い出させる。 「あんまり気張りすぎると足元掬われてしまうで?」 過去の記憶に耽る羅喉丸の肩を、そう言って軽い調子で叩くのは天津疾也(ia0019)だった。ああ、と小さく頷き羅喉丸は気を引き締めなおす。 「しっかし、今回のアヤカシは腐ってやがるのもいるってなぁ‥‥ちと臭いがやばかったりするかもしれねぇな」 熊蔵醍醐(ia2422)が組んでいた腕から片方を顎へと当て、開拓者の仲間達に伝えるように口にする。 逃げ延びた村人からの情報では骸骨のアヤカシだけでなく、腐乱していたアヤカシもいたと聞いている。曰く、臭いのは大丈夫かと言う事だ。 その言葉に一番顕著に反応したのが天宮 涼音(ia0079)だった。見た目の気持ち悪さもそうだが、更に悪臭までとなれば嫌悪感も倍増だ。 「無駄話はそこまでにしてそろそろ行こうか」 焔 龍牙(ia0904)の声に開拓者達は作戦通りに準備を行う。 誘い込み合流する地点を決めてから、それぞれ二班に分かれるとすぐさま行動を開始した。 「村を襲った報いだ。必ず斬り伏せてやる」 香坂 御影(ia0737)が腰に携えた刀に手を添え‥‥駆けだした。 ●彷徨う骸 二手に分かれた開拓者達はそれぞれ周囲の気配を探りつつ村の探索を進める。 しかし、さほど大きな村でもないためか目標のアヤカシはすぐに発見する事が出来た。 その中で織木 琉矢(ia0335)はチクチクと痛み出す左腕の傷に顔をしかめた。それが意味するもの、そして巫女としての特異な能力によりアヤカシの存在を一早く察知した。 織木が仲間達に合図を出しその場で立ち止まる。しばしの静寂を置き、ガシャリと金属を打ち鳴らす音が響いた。 オオオォォォ‥‥ 怨嗟の篭る慟哭と共に一匹のアヤカシが姿を現した。 白骨と化したその体は歩くたびにガクガクと揺れ今にも崩れ落ちそうだ。身に纏う鎧も傷だけで兜も左半分が既に砕けていた。 光を灯さない、いや‥‥光を灯すモノも失った黒い眼孔が開拓者達へと向けられる。 ごくりと、誰かが唾を飲む音が聞こえた。 「っ、避けろ!」 目の前のアヤカシが弓に矢を番え引き絞るのを見て焔が叫ぶ。 他の三人はその声に素早く身を翻すと、放たれた矢はそれぞれの体の一拍前まで存在した空間へと飛来し、過ぎ去る。 少し掠めた者もいるが最初の危機を脱した。そしてすぐさま開拓者達は現状を分析する。 作戦目的は敵を誘きだす事。しかし、今目の前に居るアヤカシは一匹、それも優先撃破目標とする弓を持った相手だ。 真っ先に動いたのは羅喉丸だ。右腕の拳を腰溜めに構えたかと思うと気が唸りをあげつつ集い、気合と共に振り抜かれるその豪腕が伸びきった瞬間に力の奔流が解き放たれた。 不可視の拳が骸を捉え、鎧の袖が粉々に砕ける。それでも尚まだ矢を放とうとする骸だが、生まれたその隙が逃されるわけもなかった。 織木の放つ術が矢を番えようとする白骨の腕を捻じ曲げ、天宮の呪縛符より生み出された何匹もの蛇が骸の体を締め上げる。 「この一撃で、終わりだ!」 距離を詰めた焔。真横より振り抜かれる刃が骸の頭蓋骨を捉え、ぐしゃりという鈍い音と共に粉々に砕け散らせた。 頭部を失った骸はそのまま直立を続けるかと思った瞬間、ざらざらとまるで砂に変わるように崩れ落ちていく。 そして最後には風に流される灰のように僅かな瘴気となって消失する。これが打ち倒されたアヤカシの死というものだ。 だが消えていくアヤカシをゆっくり眺めている暇もなく、また特有の金属を擦る音と共にアヤカシの気配が集まってくる。 「おいでなすったわね。さっ、打ち合わせ通りにいきましょう」 天宮の言葉にそれぞれが了解の意思で応えると、村に入る前に決めた合流地点を目指す。 幸いなことに骸のアヤカシ達は足が遅く開拓者達に追いつく事はできない。 焔は誘導を開始した合図として笛を吹き鳴らす。甲高い音が村中に響き、弐班の開拓者達にも無事に伝わっただろう。 今の所万事全てが上手くいっている。だが、それだから余計に不安に思えるときもある。 「何故だ‥‥胸騒ぎがする」 織木は駆ける中、再び痛み出した左腕の傷を抑えながらポツリと呟いた。 ●討つ者達 「見つけたで! 左に二匹、右に一匹や」 「屋根の上にいる弓持ち一匹を忘れてるぜェ? つーかよォ、厄介な所に登ってやがるなぁ」 弐班の面々も壱班が交戦を始めたのとほぼ同時にアヤカシの姿を捉えていた。狭い村だけあって索敵範囲も少なくすぐ見つかったのだ。 勿論志士の二人の心眼による力も大きい。家屋の中に潜んでいるアヤカシをも精確に感知し、奇襲を受けることもなかったのは彼らの活躍のおかげだろう。 だが、運悪く密集していたため各個撃破は無理そうだ。ならばそのまま誘導に移るべきか? しかし、屋根の上にいる弓を構えた骸は明らかにそこに陣取っているように見える。退けば誘導されて着いてくるのか? 孔成は笛を口に当てたままどう動くべきか考える。誘導か、応戦か。 一時の躊躇。だがそれをアヤカシが待つ訳もなく手にした刀を振るい槍を構えて襲い掛かってきた。 「迷ってる場合ではなさそうだな。どうする?」 その言葉と共に香坂は骸の振るう錆付いた刀を受け止め、いなす。さらに体勢の崩れた骸の鎧を蹴りつけ後ろへと転ばせた。 しかし追撃は出来ない。接近する骸は三匹。さらに家屋の上と言う高所からの射撃が突出する事を躊躇わせる。 と、その時。笛の音が村中に響き渡った。孔成の物ではない壱班からの合図だ。 「足止めを‥‥壱班が片付けてくるまで抑えきります」 孔成は笛を懐に仕舞い、抜き出した手をそのまま振り抜いた。放たれたのは二枚の陰陽符。 符は周囲から瘴気を吸い込み。それを靄として纏いつつ一直線に骸のすぐ足元に突き刺さった。そして符が形を崩すと同時に地面から骸骨の腕が突き出てくる。 しかし、それは敵のアヤカシではない。陰陽師が使役する式だ。呪縛の命を受けた骸骨の式は骸の脚を掴みその動きを拘束する。 動きを封じられた骸にさらに熊蔵が追撃する。その鍛え抜かれた巨体に身の丈以上ある長槍。そこから振るわれる力はまさに強力無比。横薙ぎに振り抜かれた長槍に骸は三匹共吹き飛ばされる。 転倒し転がる骸達だったが、すぐさま立ち上がりまるで何事もなかったかのように再び向かってくる。 「なかなかしぶてえなァ。それならもういっちょ‥‥って、うおっ!?」 長槍を構えて突っ込もうとした熊蔵を掠めるように矢が降る。家屋の上から弓持ちの骸が射抜いてきたのだ。 カタカタとまるであざ笑うかのように体を揺らす骸に熊蔵は苛立ちを覚える。意図はしていない、出来る知能もないだろうがそれは明らかな挑発だった。 「落ちつくんや! アイツは俺がやるさかい。アンタ等は他の奴らを頼むで!」 天津が飛び出そうとする熊蔵の前に立ちはだかる。そしてそのまま手にした大型の長弓を引き絞り、放つ。 疾る矢は骸を捕らえる事は出来なかった。だが一本一本に渾身の力が込められたソレは唸りを上げ襲い掛かり、掠めるだけで十分な威力を発揮する。 天津は再び矢を番え引き絞りつつ、はようっと急かす。その言葉に熊蔵は何とか荒ぶる気持ちを抑えて香坂と共に迫る骸を迎え撃つ。 数で言えば同数。決して不利というわけではない、寧ろ連携らしい行動を取らずにひたすら襲い掛かってくるアヤカシ達であれば抑える事ならば難しくはない。 何とか盛り返し次第に攻勢へと出る開拓者達。この調子でなら押し切れると誰もが考えていた。 ガシャリッ‥‥と、不穏を告げる音が鳴った。 同時に叩きつけられる殺気に孔成が慌てて振り返る。 崩れ退れた鎧、腐り果てた醜悪な顔、白骨の覗く四肢、その手に握られているのは錆付いた刀。 符を行使する暇もなく、振り上げられていた腕が下ろされた。 ●思わぬ誤算 場面は戻り壱班。アヤカシ達の誘引は上手くいっているかのように見えた。 しかし、村を外れて暫くした時に問題は起きた。 「‥‥しまった。皆、止まれ!」 その事に真っ先に気づいたのは瘴索結界を張っていた織木だ。 先ほどからアヤカシとの距離が少しずつ開き始め、違和感が確信に変わった時に焦りの混じる声を上げて立ち止まる。 皆も怪訝に思いつつ足を止め後方へと振り返る。そこには少し離れた距離をこちらに進んでくる骸達がいた。 天宮は一瞬怪訝そうに眉を寄せるが、すぐにある事に気づいた。 「一匹、足りないわね」 苦々しげに呟かれたその言葉通り。こちらに迫ってくるアヤカシは二体のみ。一体が何故かいなくなっていた。 さらに、今までゆっくりと歩を進めていた骸も突然足を止め、数秒立ち尽くしたかと思うと突然開拓者達に背を向け村へと戻り始めたのだ。 「ちっ、奴らの領域を出てしまった。そういうことかっ!」 忌々しげに吐き捨てた焔はすぐさま引き返し骸達の背中を追う。 村を縄張りとしていたアヤカシ達を相手に、交戦せずにひたすら逃げに徹して村を出た事が問題だったのかもしれない。 さらに現在は弐班が村の中で戦い続けているはずだ。そちらの争いの気配に引き寄せられているのかもしれない。 だが今はそんな事を考えている時ではない。途中までとはいえ敵を誘き寄せる事には成功しているのだ。まだこの戦いに負けた訳ではない。 骸の足が遅いことは分かっている。すぐさま追いつき、始めに射程に捉えた織木の術が骸を捉える。 巫女の異能、力の歪みを練力の続く限りの連続行使。腕が圧し折れ、足が捻じ曲がり、低く轟く声が骸から発せられる。 「ぐっ、これが‥‥限界、だ」 「それだけ稼いでくれたら十分だ!」 力を使い果たし織木の術が途切れた瞬間、間髪いれずに焔が踊り出る。その手にした刀は炎を噴出し、紅蓮の刃が解き放たれる。 燃え上がる骸達。苦しみもがくように暴れだし、手にした武器を出鱈目に振り回す。 「村に戻らせる訳にはいかないんだよっ」 しかし、それをも物ともせず咆哮と共に羅喉丸が肉薄する。覚醒したその体から大量の力を迸らせ、精霊の加護を受けたその手甲を相手の胸を目掛けて放つ。 朽ちた鎧などでその一撃を受けられるはずもなく、粉砕と共に骸の胸をもそのまま刺し貫く。 「ホント醜悪よね。早々に消え去りなさい」 天宮は嫌悪を隠さず拒絶の言葉と共にその手から符を行使した。 力を解き放たれた符は瘴気を纏いその形を燕へと変え、飛刃となって疾駆する。 目に捉えられぬほどの高速で飛翔した燕は骸の首に喰らいつき、あっさりとソレを斬り落とした。 ●起死回生 金属同士を打ち鳴らす音が響く。 間一髪、孔成はほぼ反射的に手にしていた短刀で振り下ろされる刀を受け止めることに成功した。しかし振り下ろされたその勢いを完全に殺しきることは出来ずその肩に僅かだが刃が喰い込む。 「やられて‥‥たまるかっ!」 押し込まれる刃に抗いつつ、もう片方の手にしていた符を上空へと放り投げる。 宙を舞い、力を解放された符は刃骨とその姿を変える。その刀身に開かれる目玉がギョロリと動き真下で主人を襲う敵を捉える。 ならばやる事は一つだと言わんばかりに、急速に行動を開始した。零から百。それほどの加速で奔る刃骨は骸の両腕を砕き、その体を地面へと深々と突き刺した。 「おうっ、やるじゃねえかァ。こりゃあ俺も負けれられないぜェ!」 一時はヒヤッと肝を冷やされたがきっちり骸を片付けた孔成に、熊蔵は負けられないとばかりに長槍を振り回す。 骸から放たれる攻撃を弾き飛ばし、体勢を崩した所で振るわれる強烈な突きが骸の腐肉と骨を削り取る。炎を纏わせた槍を地面に叩きつけ、爆風で吹き飛ばすという荒業までこなしてみせた。 熊蔵と孔成が地上にいる骸を抑えている間に香坂が家屋の上にいるアヤカシへと向かう。 「少しの間でいい、奴の攻撃を止めてくれ」 「了解や。そんじゃ、いっちょ派手にやったるでー!」 片手で眼鏡のずれを直した天津が弓を構え直す。それと同時に天津の長弓が激しい焔を燃え上がらせ始めた。 それを牽制しようと弓持ち骸が矢を放つが、天津は練力を使う特殊な歩法を駆使し尽く避け掠る事すら許さない。その素早い移動の中で矢を番えると、弓が纏っていた焔が収束し矢の鏃一点に集って濃い朱色の輝きを放ち始める。 天津は弓持ち骸を正面に捉えたところでニヤリと口元を吊り上げると、抑えていた猛る火炎の奔流を解き放った。燃え盛る矢は通過する空間を舐めるように焼きながら一直線に突き進み目標へと襲い掛かる。 危機を察知した骸はその体を揺らし横へとその体を滑らせる。距離が若干開いていたためか、骸はその回避に成功し狙いを失った火炎の矢は空へと飛び去っていく。 だがこの攻撃は失敗ではない。それこそが目的であり、これで詰みへの布石が完了したのだ。 天津とはほぼ正反対、家屋の影に隠れるように駆ける影が弓持ち骸のいる家屋へと近づいていた。香坂は家屋の数歩前まで接近した所で、練力を体の一部に流して強化を行う。 その一部とは脚部。服に隠れて見えづらいが通常の一回りも膨れ上がった筋肉を極限にまで絞込み、さらに一歩踏み出したところで全力で地面を蹴り上げた。 飛翔する体躯、叩きつける空気を切り裂き上昇した香坂は骸の遥か頭上にまで飛び上がっていた。 「砕け散れ。そしてとっとと冥府に帰りな!」 気合と共に叩きつけられる一閃。骸が構えた弓を切り裂き、骸本体を頭から砕ききり、着地した衝撃で家屋を大きく揺らした。 ●帰路 残りの骸達も合流した開拓者達によって無事に退治された。アヤカシの残りがいないかを確認して報告に戻ることとなる。 村を出る頃には戦闘前に傾いていた太陽はすっかり沈んでしまい、今は月明かりだけが街道を照らしだしている。 帰り道に今回の依頼についてを振り返る。多少の作戦ミスはあったものの、開拓者ギルドから託された依頼としては無事に成功したといえるだろう。 「何はともあれこれにて一件落着だなァ! ガッハッハッハ!!」 豪快に笑う熊蔵に皆が相槌を打つ。一様に疲れの色があったが、どことなく満足げな表情だった。 それぞれの想いを持って挑んだこのアヤカシ退治の依頼。過去を思い、夢を見て、彼らが何を目指すのか‥‥大開拓時代はまだ始まったばかりである。 「次は治癒符でめいど型の式とか‥‥有りかもしれないわね」 さりとて、どこを目指すかはやはり人によって様々なようである。 |