【お館】たまに本気
マスター名:如月 春
シナリオ形態: ショート
相棒
難易度: 難しい
参加人数: 8人
サポート: 0人
リプレイ完成日時: 2012/11/25 01:44



■オープニング本文

●お屋敷にて
 おやかた様が屈伸運動をしつつ庭を見つめる。
 最近旅行やらお祭りやらで本業の方を疎かにしているので怒られた。
 正確にはおやかた様の叔母にあたる人、つまるところ諏訪に近い所から。
 一応諏訪分家の玖流滝家、しかもこんななりをしているが一目置かれている訳で。
 今の所、爺と開拓者しか直属の部下はいないのだが。
「のう、爺‥‥そろそろわらわもちゃんと働いた方がいいかの?」
「‥‥遊びは程ほどにしていただければ」
「決まりじゃの‥‥そろそろ鈍った腕も磨かなければいけないと思っていた所だ」
 一呼吸していつもの輪っかの三つ編みを解いてから一束ねにして息を吐きだす。
 いつものほんわかな雰囲気から一気に様変わりする。
「相変わらず凛々しいお姿で」
「合戦も近くなるしな、情報は絶えず動くだろう」
 幼くも大きい背中を見つめてほろりと涙が。
 立派に育ったおやかた様の姿を見せられないのが悔やまれる、と言った顔をしている。
「さて、集める方法だが‥‥いつものようにギルドに頼むとする」
「はっ、では今回も模造刀などの準備は此方でしておきます」
 うむ、と一言返事をした後に羽織をばさっと肩に掛けると屋敷を出ていく。


●ギルドにて
 相変わらずこちらはのんびりと煙管を吹かして机に脚を乗せてだるそうにしている夢。
 そこに大きく扉を開けて大きく歩いてくるお館様が一人。
 いつもの雰囲気と違うのを察してか夢も姿勢を直して煙管を一吸い、紫煙を吐きだしてから耳に掛ける。
「で、要件は?」
「何、いつもの気まぐれだ」
 ふぅんと言いながら、依頼書を出して筆を取り。
「‥‥内容は?」
「腕試ししたい開拓者募集‥‥といった所かね」
 さらさらといつものように書きつつ、ぽつりと。
「‥‥あんたなんて三秒ありゃ勝てるわねぇ」
「お前なんて二秒で片づけられる」
 二人で見合ってからばんっと机をたたくと同時に相手の喉元に短剣と刀を突出し。
「私の方が一秒早かった」
「わらわの方だ」
 とか言っていると、後ろから二人とも上司に拳骨を食らってたとか


■参加者一覧
風間・総一郎(ia0031
25歳・男・志
梢・飛鈴(ia0034
21歳・女・泰
水鏡 絵梨乃(ia0191
20歳・女・泰
小伝良 虎太郎(ia0375
18歳・男・泰
水月(ia2566
10歳・女・吟
アルネイス(ia6104
15歳・女・陰
雲母(ia6295
20歳・女・陰
サフィラ=E=S(ib6615
23歳・女・ジ


■リプレイ本文

●いつものお屋敷
 えっちらおっちらと準備運動をしているお館様が開拓者を待つ。
「久しぶりの強敵は、どれほどかの」
 いつもの幼い感じではなく、堂々とした背中を見つめて、爺もほろり。ぽやぽやしているいつものおやかた様とお館様のときの違いが多すぎるが。これでもちゃんとした玖流滝の当主です。


●お館様
「おやかた様とは鬼ごっこ依頼だったかな?」
 目の前のお館様を眺めてくすくすと笑う水鏡 絵梨乃(ia0191)。目の前でぎらついた目をしているお館様を見つめてその笑い声も止まる。強者同士わかる雰囲気のようなものだ。とりあえず抱きしめて撫でるのはあとのお楽しみだ。ぐっと握り拳を作ってからすぐに古酒を飲み始め。
「勝負の方法は?」
「鈴の取り合いだな、後が持たないだろうし」
 そういうと懐から鈴を一つ取り出して投げ渡す。ちりんと一つ、澄んだ音が響くとすぐさま帯に括り付ける。傷だらけのその鈴をちらりと眺めると力も入る。
「どれほどのものか、楽しみだ」
 乱酔拳を使い、ふらふらとした足取りを取りながらもお館様を見つめる。不規則ながらも確実に相手を見据えて近寄ってくる。
 それを見つめてお館様も構え、腰の刀をすらっと抜いて眼前で構える。刀身の直刃が日の光を反射して水鏡の視界をちらちらと防ぐ。
「流石にボクも本気じゃないとな」
 神経を鋭利に研ぎ澄ませながら太陽の光をちらちらと受け。一瞬だけ目をつむった拍子にお館様の姿が目の前から消え去る。直後にぼふっと、白煙が舞い上がり視界を奪い去る。その煙の中で素早く鈴を取り換える。帯に付けていた鈴を背中に、偽物を先ほどつけていた所に。そしてその直後、後ろからの気配を感じて背拳で拳を振る。
 ちりっと前髪が擦れたような感覚にすぐさま切り替えし、拳圧で煙を吹き飛ばすと同時に突っ込んでくるお館様の刀を白刃取り。そのまま刀を抑え込んだまま相手の威力を返す様に反撃。手を蹴り上げてからお館様の鈴を狙い、手を伸ばす。が、腰を捻って避けられると同時に偽物の鈴を取られる。
「偽物、か」
「よく見ているじゃないか」
 ふらっと酔った様子でするりと鈴を掠め取る手は‥‥進まない。
「三個目の技能はそれだったか」
 くすっと笑いながら背中の鈴がちりんと鳴った。

 縁側で水鏡がお館様を膝にのせて抱っこして撫でて回復してからサフィラ=E=S(ib6615)がぴょこんと前に出てくる。そして奪うようにお館様をぎゅーっとハグしてから中庭へと連れて行き、ぽすっと下ろす。
「あ、耳攻撃はなしだかんね!それときょーは本気だよ!」
 ふんすと鼻息を荒くしつつびしっと指さし。自分よりちっちゃいこの子を超えるために、いつもよりも本気でかかる。
「さぁ、かかってこい」
 さっきと同じ構えでサフィラと対峙。いつものように野生児の様な動きじゃなく、舞踏をするようにしっかりとした足つきで構え始める。それぐらい本気じゃないと勝てないだろうしどこまで成長したか見せつける為。
 円を描きながら静かに確実に前に進み、接近していく。ひらひらとジプシークロースを舞わせながらお館様の周り、死角や背後を付くように動いていく。
「いつもみたいな、動きじゃないな」
「じゃあ、いくよ‥‥!」
 一定距離まで進んでから素早く拳を繰り出し、攻勢をかけ始める。この辺りの戦い方はいつものように荒々しい。その攻撃も刀の柄で受けながら隙を付いて拳が一つ。軽くのけ反った瞬間に刀が一振り。体を逸らしながらそれを回避して、そのまま後転。体勢が戻った所で刀の柄を狙って蹴り、無防備に。
「踊りでなら、負けないんだから!」
 くるんともう一度後ろに回ってからすぐさま駆け出してお館様の眼下を滑り込んで背後に回る時に、鞘で突き降ろしが腹部目がけて一直線。押えつけた眼前に拳が一つ。
「跳ね回りすぎだ」
「うぐぅ‥‥もちっと、手加減しれぇ‥‥」
くてーんと倒れたサフィラを担いで縁側にぽいっと。


「そういやこれでお嬢とやりあうのも三度目か」
 一対一は初めてだなぁと言いながら煙管を吹かしてからしばらくして。
「俺、不利じゃねぇ?」
風間・総一郎(ia0031)が冷や汗をかきながら目の前のちんちくりんを見つめる。
 すでに二戦して疲弊していると思いきや逆に調子の上がっている様子を眺めて溜息一つ。きばらないとあっさりやられるしんだよなぁ、とぽつり。
「んじゃ、まぁ‥‥さっさと終わらせてやる」
 刀を抜きながら炎魂縛武で炎をまとわせていく。
「さーてと‥‥久々に本気だしますか」
 刀を短く持ってから小振りに攻撃を振り、体格差をなくしていく。もちろんそれぐらいでは詰められるほどお館様は甘くない。ひゅんひゅんと風切音が響く中、理を使って確実に避けていく。
「ったく、分が悪すぎるんだってのぉ‥‥!」
 間隔をずらすように一旦大振りをして、流れを変えると同時に飛んでくる剣閃。横踏でぎりぎりよけるが前がちりちりと焦げ臭くなる
「ほんと、いつもは食い意地張ったガキのくせに、こういう時は、楽しいなぁ!」
 上体を逸らしたところへ流し斬り、滑るようにお館様の肩へと触れて一撃、直後に思い切り転がされる。
「うお‥‥あー、そうか、そういう事かよ!」
 すぐさま起き上がりまた同じように短く、小さい動作で攻撃を繰り出すが三度も見ていると大体癖も掴んでいるわけで。
「主の弱点は、身長差だな」
 一気に接近されると異常に攻撃を出せなくなる、そしてそこから下段蹴り。何かいつも上から見られている復讐の様に連打連打。
「いて、いてて、こら、やめれ!」
 散々下段蹴りを浴びた所に拳が一つ。下がってきた頭を下段から跳ね上げる。
 そのままぱたっと仰向けに倒れてぜいぜいと。
「あー‥‥腹減った‥‥本気出しすぎだろ、おい」
 見下ろしている小さい子を見つめながらぶはっと息を吐きだす。


「んじゃ、まー‥‥あたしのばんだナ」
 けだるそうにしてから梢・飛鈴(ia0034)が起き上がると息を整えているお館様の前に。
「しかしまー、話には聞いていたガ、実際に会うのは初めてだナ」
 ぐっ、ぐっと拳を作ってから開始と同時に飛び出す。
 自分と相手がちょうど手の届く所まで接近してから添えるように手を胸に当てて一発。どんっと音が鳴ると同時に軽く後ろに飛ばされるお館様を追撃せず、一呼吸おいてから追いかける。とはいえお館様もそれでやられるわけもなく、一定の距離を保つと風魔閃光手裏剣を発動、体を捻りながら投擲。
「おわっ、危ないナ」
 上半身を逸らして目の前を通り過ぎていく巨大化した手裏剣を横目に上体を戻すと、二発目を準備しているお館様。軽く舌打ちをしてからまた接近しつつ相手を見据える。どっしり構えて二発目を投擲。
「こいつ、近づかせないきカ」
 アーマードヒットを前に構えて防御。がぎんと金属がぶつかる音と同時に軽く蹈鞴を踏む。向こうもどうやら近づかれると面倒なのを理解しているのか両手に構えた手裏剣に錬力を注いでいる。
「そーかい、そういうつもりカイ‥‥!」
 体勢を立て直してから武器を持ち替えて手裏剣を旋棍「竜巻」で弾き返し接近。じっくりと相手を詰めていく。一振り一振り文字通り竜巻を出しながら接近して、射程内に捉えると同時に一気に近づき、相手の足を踏んで足止め。
「まったく、世話焼かせやがっテ」
 一発殴ってから一旦離れて、としたところで拳に硬質な何かが当たって軽く首を捻ってから、すぐさま絶破昇竜脚を放ち不意打ち。雷鳴と共に体を捻ったのか肩口思い切り跳ね上げ、体制を立て直した所で手を前に掲げられ。
「降参だ、これ以上はきつい」
 ぜいぜい息を荒げているお館様を見つめてぶはっと息を吐きだす。
「ふはっ‥‥夢といい、こやつといい‥‥まともなシノビがおらんナァ‥‥」


「おー、次はおいらの番か!」
 わくわくしながらお館様の前で屈伸を始める小伝良 虎太郎(ia0375)。水鏡が負けた時に驚きながらもじっくりと観察してみたが、三個目の技能はよく分からなかった。
 ついでに言うと一番初めにあった時に爺に飛びかかろうとしたのを首根っこ掴まれて抑えられたりとか軽く一悶着あったりしたがその後、まじまじとお館様と見つめ合って何か照れたりしていたのは秘密。
 とにかく正面に立つと握り拳を作って自分の手の平にぱんぱんと押し付けてから両手を上げて片足を上げてびしっと構える。その様子を眺めてお館様が首を傾げて。
「疲れないか?」
 うん、大丈夫と一言、そしてすぐさま飛びかかるようにお館様に突っ込んでいく。とりあえず絡め手は使えないというか考えていないので一直線に。相変わらず目の前にゆらゆらと構えているお館様の三つ目の技能はわかってない、水鏡と梢は何か分かったのか先ほどお館様に口止めされていたりしたが。とにかく一発殴るとそれを受け止められ。
「ふむ、よく使っている拳だ」
 すぐに腕を振りほどくともう一度先ほどの構えをびしっととる。真荒鷹陣を使って軽く威圧してから、気合を入れなおして。
「全力で、いくよ!」
 大きく足を踏み抜いてから近づいて拳を連打、それを小さく避けつつ、捌きながらも押されていくお館様。息を吐いてから一旦距離を取った所ですぐさまに溜めて攻撃、気功波で追撃。大きい音と気が散っていく残光の中、お館様が飛びかかり胸に一発軽くいれられ。
「うわ、と‥‥!」
 蹈鞴を踏んで、体勢を崩したところに姿勢を低くしてから一撃。刃がないとはいえ、ごりごりと骨を軋ませながら罰印に攻撃を貰った後、体が伸びきった所に蹴りを一発。二人ともふらふらしながら距離を取ってから、もう一度飛びかかるところに空を切るように手を振ると衝撃が走り、動きを止められ。
「まっすぐつっこんで来るのは恐ろしいな」
 べしっとでこぴんを食らわせるとそのままころんと倒れる。
「んあっ、うー‥‥わかったのに」
 三個目が分かって納得しつつも悔しそうに拗ねた顔をする。

休憩を済ませたお館様の前に水月(ia2566)が近づいてぺこりとお辞儀。
 噂は聞いていて、ここで手合わせできることに少しわくわくしつつも息を整えてじっくりと見据えて構える。
 お館様もにまっと笑って手裏剣と刀を構えている。目の前の同じような身長のちびっこ同士、だだっこで喧嘩するような感じだが、雰囲気は下手な開拓者以上だ。しばし静寂した後に水月がひらひらと黒夜布を舞わせながら自分の射程まで近づくと切るように布を振る。ひゅんと、風切音を放ちながらお館様の頬を軽く紅くしつつ体勢を戻してすぐさま二発目。ひゅんひゅんと振り回しながら近づいて防戦に回しつつ小手調べ。
「ん‥‥」
 ばっと攻撃の手を止めてすぐに下がると目の前を風魔閃光手裏剣が掠めていく、刃を落としているとは言え普通に衝撃はあるし、錬力を流しているから斬れる。実際に目の前で数本前髪が散っている。
 遠距離攻撃を近距離で放たれて少し驚きながらもダークガーデンでぴしぴしと反撃、勿論それを素直に受けられるわけもなく、刀で受け、すぐに距離を取ってまた手裏剣を投げてくる。それを避けると同時に踏込、早駆で一気に間合いを詰めて攻撃、するところを見計らったところでお館様の指先がぴくんと震えたのを見逃さず、ヴァ・ル・ラ・ヴァで避けて一息。またすぐに後ろに離れて呼吸を整える。
「あぶ、ない‥‥」
 ふうっと息を吐きだして、落ち着いたところで視界がぐにゃりとゆがむ。
「まだ、やるか」
 消耗して肩で息しているお館様を前にふらつく足元、感覚が戻るのはもう少し後だろう。ぺたんと尻もちをついてもう一度息を吐きだして。
「こーさん‥‥」
 ふらふらする視界の先、お館様もぺたんと尻もちをついている。

「さてと‥‥久しぶりに私も本気を出させてもらおうか」
そういうといつものように眼帯と煙管を咥えた雲母(ia6295)が前に出てくる。じっくりと相手を見据えてある程度、三個目の技能を吟味している。選択した技能しか使わないのを軽く考える。それが分かるのはこれからだ。
 試合が始まってからじっくり相手を見据えて
「強いってのは中々不便だなぁ?」
 そういうとゆらゆらと右袖を振りながらゆっくり近づいていく。あまりにも無策だと思えるその行動を見つめながら近づかれてしゅっと、一発。袖を振って一度構えさせてから踏込、一撃。受けた腕からさらに押し込んでめきめきと骨を軋ませるのを感じながらまた右袖を振って警戒。
 一発攻撃を貰ってから楓を放ち。髪の毛を数本飛ばしながら袖を使った陽動を混ぜて二人そろって理で避けての回避合戦。気が付けば眼帯と煙管は外している。
 一撃一撃雲母が当てるたびに顔をゆがめるお館様。当たる瞬間に極北で一撃の重さを深めている。
「三個目の技能、暗器を隠すのだろう」
 ぽつりと近づいたお館様の耳元で。そして離れて右袖を振って視界を隠した後に絶破昇竜脚での一撃。青紫色の雷光がお館様の顔面すれすれを横切ったのちに一息ついて。
「これ以上は、不毛だが?」
 ぜいぜいと息を切らしながら寸止めしているのを見つめながら降参。


「んー、やっと私の出番ですね!」
 アルネイス(ia6104)が、お館様が回復したのを見つめてからうんうんと。
 中庭で準備し終えるとぴしっと符を一枚取り出して式神を出現させる。あっちもこっちもぴょこぴょこ蛙が跳ね回り。けろけろとお館様を見つめる。
「さぁ、いくのです!」
 びしっと符を構えてお館様を見つめた時にはすでに透明になっている。しかしそれぐらいで怯まず、蛙を増やしつつ辺りを警戒する。しばらくそうしていると蛙がぼしゅぼしゅと消えていく。手裏剣で攻撃しているようだ。あらかた蛙が消えた所で枯葉の音を頼りに一発符を投げる。飛んでいく途中でぽふんと蛙になると、お館様の胸辺りにくっついて‥‥ぽろっと落ちる。つかみどころのない胸に効果がないようだ。勿論ちょっと怒ったのか早駆で近づくべしべしと頭を叩かれる。
「いた、いたたっ」
 べしべしと接近した所にべしっと幻影符と吸心符を張り付けてお館様の目の前で蛙の一生が流れていく。それをぶんぶんと振りほどいたところにぺたぺたと首筋やら手足に蛙がぴょこぴょこくっついてちゅうちゅうと吸い付いたり頑張って足止めしたりと、なんだか見ていてかわいらしいような鬱陶しいような。とはいえそれだけでやられるわけもなく、早駆で近づかれるとべしべしと叩かれ続け、また足止めしての繰り返しを続けていくとアルネイスがいきなり声を上げて。
「そんなに叩くと馬鹿になるのです!」
 むきーと怒った所を足払いして転がすとにんまりお館様が笑い、くすぐり攻撃。
 しばらくして笑い疲れてぐったりしたアルネイスがいたとか。

●のんびり
 戦い終わった後、少し反省を挟んでから縁側でのんびりとする一同。
 隣に座っているこの幼子がどんな強敵か思い知らされた一日だったとか。