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■オープニング本文 ●うろ 社(やしろ)からほんの少しはずれたその場所に。 逃げ切れぬのか入りきらぬのか、うねうねと地に根を下ろす大木がある。 神職にある社の者も、毎日社の前を掃き清めては、この大木を見上げる。 樹齢もわからぬ巨大な楠。 のたうつかのごとく曲がった幹にはこぶが節くれだち、異様さを際立たせる。その胴まわりは、大人二人が両手を広げて抱えるほどはあろうか。 「社の前がこれではなぁ‥」 社に務める正成(まさなり)が箒を片手に、四方八方に伸びる太い枝を見上げる。 五代に渡って社を代々継いで護ってきたが、目の前の相手ほど厄介なものはない。 花を供える者、お守りを打ち付ける者、しめ縄をはる者。 「今日は藁人形までそろったか」 手の届く高さゆえ、箒をおいて、正成は釘ごと藁人形を引っぺがす。さすがに厳粛なる我が社の前にこの状態ではおいて置けないためだ。 だが、問題の根本はそこではない。 正成の背より少し上方に、上に向かってぽかりとあいた、うろ。 長寿のこの楠には、人の頭ほどの穴が幹に空いているのだ。 新月――つまり無明の夜、このうろに手をいれて、願いを唱えれば、願いがかなうといういわくつきである。 ―――ただし。誰でも、というわけではないようだ。 ●うろ憑き 「穴の中にはなにがあるんですかね」 ギルドの職員は興味津々で乗り出した。 「さてね、私はのぞこうとも思いませんけど‥」 正成はぞっとしたように肩をすくめる。 「腕まで入るほど奥深いそうです‥まぁしかし、幸いにして願いがかなった者は皆、心の蔵のような生温かいものに触れた、といってますが」 「‥叶わなかった方‥は?」 ごくり、と職員がつばを飲み込んだ。 「―――あなた、月の光もない夜に、真っ暗な穴に手を突っ込む勇気ありますか?」 「いやいやいやいや!」 ぶんぶんと目の前で職員は高速で手を振った。 「―――ま、ご想像にお任せしますが」 説明は飽きた、とばかりに正成は出された茶をすすり始めた。 「‥‥‥ご想像に任せられても‥」 聞かないと夜怖いじゃないですか、と何度も職員に先を促されて、やっと正成は茶碗を置いた。 「実は、手を入れると、童(わらべ)がどこからともなく現れて、じっと見つめているんだそうです‥値踏みをするような目で。きっと、願いを叶えるかどうか決めているんだとの噂です」 「‥叶える、叶えない、の基準は何なんですか?」 「さて。そもそも叶ったかは願った人の主観ですし、叶わなかった人は、無事じゃなかったですからお話どころではないですね」 「無事じゃないって‥どうなるんですか」 「喰われます」 さらっと言いのける正成である。この手の説明は、何度となくしてきたので、あまり感情がこもっていない所が、かえってそら恐ろしい。 「そ、そうですか‥」 「とはいえ、こう毎日、社の前の片付けをする身にもなってください。ほとほと疲れました‥」 正成はがくりとうなだれた。 社を護るべき務めのものが、すっかり楠の噂に振り回されているようだ。 かくして、ギルドはこの社から、迷惑をこうむっている元凶の楠の調査を依頼された。 もちろん、手を突っ込まなければ始まらない。 さて、誰が手を入れる? |
■参加者一覧
志野宮 鳴瀬(ia0009)
20歳・女・巫
羅喉丸(ia0347)
22歳・男・泰
御凪 祥(ia5285)
23歳・男・志
鞍馬 雪斗(ia5470)
21歳・男・巫
オラース・カノーヴァ(ib0141)
29歳・男・魔
将門(ib1770)
25歳・男・サ
レティシア(ib4475)
13歳・女・吟
長谷部 円秀 (ib4529)
24歳・男・泰 |
■リプレイ本文 ●奇しき(くすしき) 社の入り口で名を呼ばわれて、正成はうっそりと出てきたが、いつもの噂を聞きつけた輩と違う気配を感じ、歩を早めて社殿から現れる。 「あなたたちが、ですか」 奇怪な依頼を受けた開拓者一行は、夜までの間に、現地調査を行う者と噂の調査を行う者とに分かれたようである。 「神木というには随分と雰囲気が悪いですね。これでは神社といえませんよ」 挨拶が終わると、後ろを振り返り、否が応でも存在を主張している楠を見て、長谷部 円秀(ib4529)が同情するように言った。 「神木と認めてはおらぬのですが、ああして社の前にありまして。大層苦労しております」 袴の腰に手を当てて、正成が苦笑する。 「仔細をお聞きしたいのですが‥詳しく様子をお聞きするのは飽きておいでの様ですし、簡単におさらいでも」 志野宮 鳴瀬(ia0009)が正成を気遣って、そう尋ねる。同じ神職であることを聞いてほっとした正成は、美人に弱いという大概の男性の弱点に漏れることなく、説明をかってでた。 「いやはや、やっとこのモヤモヤした悩みから開放されるのです。お手伝いは厭いません」 正成に先導されながら、開拓者達が楠の元へやってくる。 「そもそもこの案件はアヤカシの仕業なのか‥?」 将門(ib1770)は、正成の説明を聞きつつ、仰ぎ見ながら、そうごちた。近づくほどに大きさが際立ち、不気味さが増している。話に聞いて想像していたよりも相当年期の入った樹であった。 アヤカシでなくとも、これだけ生きていれば、怪談話の一つや二つはもっていてもおかしくないだろう。 樹の皮はごつごつとしてかさぶたのように盛り上がり、人の胴ほどもある太いから枝は、うねるような小枝を四方に伸ばしている。近づけば、独特のツンとした薬のような匂いがする。 こんもりとした樹冠は、濃い影を創りだしている。 存在、というもの無視させない樹だ。 「問題のうろはあれです」 と正成が指差した。下からは中を窺い知ることはできないそれは、ぽかりと空に向かって口をあけている。 手を入れている輩を見つけては、馬鹿なことはやめなさい、と忠告しているそうだが、かえってそれが信憑性を増してしまっているようだ。 「問題は楠の処遇でございましょうか‥」 志野宮が思案しながら、切り出した。 「え?」 「手荒な事をしない様にせねばならん、だが‥」 そこでいったん言葉を切ると、御凪 祥(ia5285)が感情を抑えて正成を見据えた。長い黒髪が印象的な優美な物腰だ。 「アヤカシだった場合は諦めて貰わねばならないが‥」 「私共も長く仕えてきましたから、名残は惜しいもの‥しかし、人に害なすようであれば、神木にも迎えられず‥。いっそ討たれるのであれば、それも運命なのでしょう」 正成はどことなくさびしそうに答えた。 「手を入れる前に‥登ってみてもいいですか。上を確認したいので」 長谷部が腕組みをしたまま、上に目線を向ける。うろ以外にも少々調べておきたいこともある。 「構いませんよ。踏み台を持ってきましょうか」 「私はなくても構いませんが‥じゃ、一応」 長谷部の言葉に、わかりました、と正成がパタパタと草履を鳴らして社殿に戻っていった。何事も器用な長谷部であれば、木登りくらい造作もないが、仲間のことや手を突っ込む段を考えて、踏み台を用意してもらおうと判断した。 「樹の伐採は趣味じゃないんだが」 アヤカシか悪戯か、はっきりさせないとな。そう言って刀を担ぐと、将門は樹の周りを丹念に調べていくことにした。 戦闘に備えて、その地理を把握しておかなければならない。 「願わくば‥ですが」 志野宮が樹を改めて見上げた。 枝がざわりと風になびいた。 ●噂 「噂や人々の情念が童を生み出したのでしょうか」 むぅ、とレティシア(ib4475)が可憐な容貌を曇らせた。村の老人から大昔の話も聞きだしてきたが、童の部分はどうやら後天的に生まれた部分らしい。 「どうも噂に尾ひれがついて大きくなっているような気がするな」 羅喉丸(ia0347)は慎重に動くことに決めたようだ。幽霊の正体見たり‥で、案外『喰われた』といわれた人間は、事故にあったのを無理やりこじつけていたり、借金とりから逃れる隠れ蓑にしていたりした。 だが中には、本当に消えてしまった者もいるらしい。噂はどこまで真実なのか。線引きは難航していた。 「願いを叶える‥ねぇ、眉唾物ではあるけど」 雪斗(ia5470)が一旦情報を整理するため集まった四名の中央で、札をひっくり返して、なにやら占っているようだ。 「面倒なことにならなければ良いと思ったのだが‥ふむ、正位置か。これは悪くないな」 「願いが叶うとは、抗い難い魅力だな。人間、誰しも強欲だ」 オラース・カノーヴァ(ib0141)は全員の報告を聞いて、達観したようにそう言った。 ―――願いが叶うという噂は、人の欲望と願望。『喰われる』という噂は、その戒めと後悔。 と、御伽話ならわかりやすい結果ではあるが、実際にアヤカシが引き起こしているのであれば、看過することはできない。 「すがって来たものを食い物にしていたのであれば言語道断!ですわ」 レティシアがきりっとした表情で憤る。 「無事じゃなかった人がどうなったのか確認したい。喰われたヤツと同行していた人を探してみようと思う」 羅喉丸の考えに、一同が頷いた。 犠牲者とされるものの状態を確認することを目的として、再び四人は村での聞き込みを続けた。 ●新月 社の楠の前に、聞き込みを行っていた四人が合流する頃には、とうに陽が落ちていた。 童が出るのは夜、という点では証言も正成の説明も一致しているので、さほど焦る必要もなかったが。 夜を迎えて全員が改めて楠を見上げる。‥明かりを失って、不気味さ満点である。 樹に聞こえているかはわからないが、一応用心を、ということで、正成に社殿の一室を借りて互いの情報を交換してきた開拓者達である。 行方不明となっている犠牲者について、一人の村人が重い口を開いた。 「やめとけっていったのに。あいつは手をつっこんで何か願い事を言ってた。俺は怖くて社殿の影から見てたら‥子供がふらりと現れて‥‥」 その姿が樹に隠れた、後。 「友だちの悲鳴がして‥なんども。怖くて、足の力が抜けて‥‥」 見るのが怖くて、ずっと柱にしがみついていたら、悲鳴はやんだが、何かを引きずる音がした。 ―――喰っている。 男はそう思ったという。何かを引きずる音。時折混ざる、何かを折るくぐもった音。樹の枝を折るような乾いた音ではなかったという。 まんじりともせず朝になり、なけなしの勇気を振り絞って近寄ってみると、友人が踏み台替わりに楠に打ち付けた木の板には、沓(くつ)が片方おちており、うろから赤い血が流れていた。 男はその沓だけを握り締め、一目散にその場から逃げ出した。 それを聞いて、血の不浄を清め拭き取るために、朝一番に楠を見て回るのだと正成はつらそうに言った。 血痕があることから本当に喰われているのかも知れず、同行者には恐怖のあまり錯乱をおこすものもいるという。 童は何の役割で現れるのか、説明ができないが。 長谷部が樹上を探したが、何も変わった所はなかった。人が隠れる別のうろもないようだ。 周辺を捜索しておいた将門によると、社の中もこの楠より大きな樹はないらしい。 「虎穴に入らずんば虎子を得ずか。厄介なことだ」 羅喉丸が腕をまくった。皆が驚きの目でこの勇猛な泰拳士を見つめる。やってみるしかあるまい、と思ったのだろう。 「じゃあ、羅喉丸さんの次」 雪斗が名乗りを上げた。華奢な少年ながら、度胸は据わっているようだ。 志野宮は二人から少し退いたところで「瘴策結界」を発動し、引っかかる瘴気がないか探ることにした。 「じゃあ、行くか」 暗黒の中に、勢いよく羅喉丸が手を入れ、願いを唱える。 羅喉丸の周りから数歩下がって、それぞれが周囲に目を凝らす。 レティシアは将門の背後に隠れて、わくわくしながら様子を伺っている。 ぼう、と浮かび上がる白い影。 「――出たな!」 羅喉丸の声に合わせて、影が楠の周りをくるりと回る。 「瘴気を感じます‥微かですが」 志野宮の言葉など理解しないかのように、白い影は形を定めないのか、うっすらとした形でするすると移動する。 「逃がしはしない」 将門が素早く新陰流の刃を振るった。 だが、磁石に弾かれるのごとく、刃を避けてすり抜ける。 「人型を結ばないと物理攻撃は無理なのかも知れないな」 言いながらも、オラースがアークブラストを放つ。 雷撃が靄を吹き飛ばした。影が霧散する。 そのとき、羅喉丸の腕が何かに触れた。温かい、脈打つもの。 どくん、と己の心臓が脈打った。 (―――今手にしているのは、己の心臓か?) 確かめようとしたが、それ以上なにも触れない。 羅喉丸はうろから手を引き抜いた。手を見ても、何も汚れていない。不思議そうに眺める羅喉丸を尻目に、雪斗がほい、と手を入れ、願い事を唱える。 またしても、白い影。やや人の形を成してはいるが‥童、とはっきりわかるほどではない。 「どういうこと?」 「願い事によるのかもな‥」 いぶかしむ雪斗に、御凪が「心眼」で意識を集中し、気配を探る。あたりに人間の気配はない。どうやら、この白い影が噂の童のことだろう。 「何を願った?」 「俺は、万商店の籤で甲がでないかな、と」 羅喉丸は妥当な線でとりあえずそう願ったらしい。 「自分は‥うわ、っと。なにか触れた!」 雪斗が温かいものに触れて、同じように手を引き抜いてみた。傷ひとつ付いていない。 「願い事は―――浮かばれぬ魂が一人でも楽に成仏できるように‥ってとこ」 「ふむ‥‥では‥二人一度に入れたらどうなるだろう」 御凪が左手、オラースが右手を入れてみた。それぞれ願いを唱える。 ぼう、とした影と、今度こそもうひとつ、はっきりとした童の影。 切りそろえたおかっぱ髪を揺らし、白い水干姿の童が静かに樹の傍にやってくる。 「何を願った?」 「世界一の酒が飲めるように。まともな路線だろ?」 オラースのアークブラストが再び靄を打ち消す。 「―――なるほど。俺の願いは死んだ人を生き返らせてほしい、だ」 「―――あんた、わざと無茶な願いしたな」 がちりとオラースと御凪の腕が、うろの中で強固な爪に強く引っ張られた。 「―――っ!」 「―――放せ!」 童が駆け寄り、じっと空虚な目で御凪を覗き込んだ。小首をかしげて、どうしたの?とでも言っているかのように。 二人の腕は、肩までうろに飲み込まれている。ギリギリと千切れんばかりの馬鹿力で引っ張られる。 童が動けない二人をみて、ニヤリと笑った。 ありえない赤い口で。 「アヤカシですわ」 志野宮がそう口にした。 二人の様子に気がついた雪斗が気を練り上げ、童の背後から姿勢を低くして突きを放った。 それを感知した童はよけようとしたが、及ばず、まんまとその右肩を打ち抜かれる。 ざわりと木が揺れる。 童の肩が裂けた。大量の葉がばさばさと落ちてくる。 レティシアが上を見上げると、太い枝の一本に亀裂が入っていた。 ツンと鼻をつく楠の樟脳のにおいがあたりに立ち込める。生木を裂いた結果だ。 「一体化‥しているのですね」 長谷部が目を細めて、そう呟いた。恐れていた結果かもしれない。 社の前にある楠と一体化したアヤカシは、動けぬ身体の一部を童の形で具現化した。聖なる波動を受け、かつては神木とあがめられていた記憶と、アヤカシとしての本性が、ひとつの楠に同居しているのだ。 人として過ぎた願いなら、聖なる波動の方を打消し、人の欲望をよみとったアヤカシの意識が優位に立つ。 そのときを狙って、目覚めたかのように人を喰らう。 羅喉丸、雪斗、オラースの願いごとであれば、微かに人の気配を感じ取りつつもアヤカシの力は抑えられていたのであろう。 だが、御凪の読みどおり、敏感に目覚めたアヤカシの本性が、『喰らい』はじめた。 「かつては花を咲かせて人の心を和ませることもあったでしょうに」 レティシアはしんみりとしつつも、将門の背後から歩み出て、歌い始めた。 ―――「騎士の魂」の発動である。 歌声を耳にした開拓者達の戦闘意識が高まる。 今は感傷に浸る時間を許さない。 羅喉丸は「紅砲」を使って、童の身体を打ち抜きにいった。跳梁を許さぬように、自らも地を蹴って跳躍し、上方から接近して撃ち降ろす。 ぼばっという炸裂音と伴に、白装束に孔が開く。 童が己の身体を見つめて、驚いたようにあとじさった。 その間隙をついて、御凪とオラースが楠に足を添え、うろから手を引っ張り出す。 肘まで見えてきたが、ごつごつした木肌のような爪がびっしりと絡まって外れない。並の人間なら、ひとたまりもないだろう。 ―――このまま、骨も砕きながら力づくで飲み込んできたのか。 「‥逃れられぬなら、消してやる」 童の背後に音もなく立った将門が、「戦塵烈破」で一気にためた気合の一閃を放った。 <――――!> なんと叫んだかはわからない。耳をつんざくだけの音。 だが、童の身体が真二つになる。 ばさばさと楠が身体を震わせると、大量の葉や枝が降ってきた。 ずるり、と二人の腕がうろから抜ける。 「――――伏せて!」 雪斗の言葉に、レティシアと志野宮が頭を抱えて、地に伏せた。ゴン、ガタン、と太い枝が降ってくる。 将門、長谷部は落ちてくるそれらを両断し、羅喉丸は気で破砕した。 楠は、その常緑の緑のほとんどを失った。 「そう、だったのですか‥」 戦闘の一部始終を聞き終えた正成は、すっかり老木となった楠をそっと撫でてみた。根こそぎ倒れこそしなかったが、大きな枝葉は裂け散って、無残な姿である。 うろは巨大な裂け目となって、命の全てをつかみ出されたような生々しい傷をむき出しにしている。 「先に切り離されたと思われる根は残りました‥陽のもとで、生きることはできますわ」 志野宮がそっと祈祷の言葉を呟いた。 長谷部が幹に残るお札を丹念にはがし、ぽんと叩いてやる。 「いつか‥花咲き、実をつけるときがきますように」 レティシアが根元に腰を下ろして楠に語りかけた。 「ということは、俺の願いは‥?」 羅喉丸がハタと気づく。 「あ、俺の酒!」 オラースもそうそう、と正成に詰め寄った。 それらは叶うのか。 「叶うか叶わないか、は主観ですからね」 正成が神の言葉のようにそういって笑った。 アヤカシの取り除かれた楠は、正成らに清められ、正式に社に迎え入れられることとなった。 願いを叶えるかどうかは神と己のみぞ知る、のだが。 どなた様も一度ご参詣くださいませ、とは正成の談。 |