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■オープニング本文 ざわざわと風が騒ぐ。 血生臭い殺戮を誘うように、生温い風が黄金色に染まる田を駆け抜ける。 儀弐王の寄越した使者が、無遠慮に長の屋敷の戸を叩いた。礼を欠いているかもしれないが、それどころではないのだ。 鈍く軋む扉が開き、顔を覗かせたのは長その人だった。 「すでに承知していると思うが、火急の事態が発生した。早急に避難民の受け入れ態勢を取っていただきたい」 埃塗れの外套をはずすことなく、用件のみを告げて使者はすぐに踵を返した。 「安心なされよ。すでに準備には取り掛かっておる。彼らの宿営地としてこの地を提供する為に、材木の切り出しに向かうところだ」 物資の補給を現地で行うことは、時間的に余裕がない現状ではありがたい。――が。 使者の足がピタリと止まった。外套を翻し、振り返った顔は極めて厳しいものである。 「無償でのことと思うが‥‥護衛はとうぜん、付けて、の作業であろうな?」 「無論。侵食を甘く見てはおらん。奴らに距離も時間も関係あるまいよ。喰らいたい獲物がおる‥‥ただそれだけに突き動かされる存在だからな」 使者へ歩み寄り、村長は低く連なる稜線へと視線をやる。遠くの空に昇る黒雲はなにを意味するのか。易々と想像できるだけに怖気が振るう。 だが、誰かが手を差し伸べねばならなくなったとき。 誰かが戦わねばならなくなったとき。 「怖るるなかれとしか言えん。我らは我らの出来うる限りの力で抵抗するのみだ。それぞれが役割を果たすだけのこと」 顎から伸びた白く長い髭を擦りながら、村長がニヤリと笑う。 「私からも護衛の要請を差し向けておこう。食糧などの物資は後ほど運ばれてくる故、その件に関しては安心なされよ。貴殿には宿営地の設営に励んでもらいたい」 使者が右手を挙げる。馬番が素早く反応し、葦毛を連れて駆けてきた。 「くれぐれも慎重に」 自重を促しながらも深く頷く使者に対し、その言葉の奥を読み解く。 「儀弐王の御心のままに」 村長は、恭しくこうべを垂れながら答えた。 ハッハッハッ‥‥ 茂る下草を踏みしめる大きな獣の足。鋭く伸びた爪は捕食者の証。 隆々と盛り上がった肩の肉を怒らせながら、醜悪に広がる鼻面、覗く赤い舌、太い牙。 だらりと垂れた舌先からは、血交じりの唾液が止め処なく流れ落ちている。 唸り声が其処此処から上がり、一頭、また一頭と林の中に姿を消していく。眼下に見下ろした新たな餌場を襲撃するために、移動を始めたようだ。 村人は、それと知らずに準備万端整えて、開拓者達の到着を待っていた。 |
■参加者一覧
パンプキン博士(ia0961)
26歳・男・陰
空(ia1704)
33歳・男・砂
ルオウ(ia2445)
14歳・男・サ
琴月・志乃(ia3253)
29歳・男・サ
シャルロット(ia4981)
13歳・女・サ
風雷(ia5339)
18歳・男・シ
すずり(ia5340)
17歳・女・シ
汐未(ia5357)
28歳・男・弓 |
■リプレイ本文 落ち葉が幾層にも重なった足元は、お世辞にも戦闘に適しているとは言い難かった。 伐採に従事する村人が、一班に三人振り分けられ、並列で作業にあたっている。離れた場所――と言っても十分視界に入る範囲内――では、運搬用の牛二頭が木製の柵の中で静かに草を食んでいた。 柵のすぐ脇には牛の護衛として志士の空(ia1704)が、柵の内側には口を縫われた牛のぬいぐるみを抱いたシャルロット(ia4981)がしゃがみ込んでいた。 (「ヒトよか何かしらの反応は良いかもしれねぇからな」) 牛を眺めて空が呟く。 「‥‥」 シャルロットは終始無言で、しかし、離れがたそうに草を食む牛の頭をずっと撫でていた。伐採された木が、一度上から下ろされてきた頃からだから、かれこれ一時間以上はしゃがみ込み、牛を撫で回していたことになる。牛好きなのだろうか。 柵から少し登った位置にいるのが、シノビの風雷(ia5339)。本来、パンプキン博士(ia0961)やルオウ(ia2445)と同じ本隊なのだが、牛班の援護も兼ねつつの配置である。彼には自慢の脚があり、いずれこの坂を疾駆する瞬間も来るだろう。 「人も牛も全部救う。ちっと欲張り過ぎかねぇ」 本隊で大きな動きがあれば自分が駆けつけ、村人を後方へと誘導する予定である。小回りが利くのもシノビたる所以だ。 「牛が興奮しなきゃいいんだがな」 今は呑気に草を食べている二頭だが、アヤカシが現れれば状況も一変する。その瞬間を危惧し、風雷は気持ちを引き締める為に両頬を思いきりぶった。 作業範囲を円で囲う形で、遊撃兼索敵班がぐるりと探索して回っていた。 来る時に上ってきた山道。その対角線上にある伐採未定地を丹念に歩く。 「んんんんーっ。あーあーあー」 喉元を摘み、発声練習に余念がない琴月・志乃(ia3253)。そのすぐ前を歩く、くのいちのすずり(ia5340)は笑いを必死に堪えていた。プルプルと肩が震えている。それに気づいた志乃が、発声を止めて声をかけた。 「なんやの。可笑しいなら可笑しいて、はっきりわろたらええやん?」 「ボクは笑ってなんかいませんよ。志乃さんの勘違いではありませんか? ‥‥ぷふ」 「ほら、わろた。今日は俺の美声を皆に聞かせてあげよ、て張り切っとるんやからね」 はいはいと軽くあしらわれても、凹むことなく咆哮の練習に熱を入れる志乃。 索敵に歩く遊撃班を眺めていた、黒マントにオレンジ色が眩しい南瓜頭、パンプキン博士がくるりと振り返る。村人達はぎょっとして、一瞬、作業の手が止まった。博士はそんな小さな事には拘らなかったが、初見で同班の汐未(ia5357)までも驚いているのに気づくと、さすがに‥‥。 「くっははは! 我が来たからにはもう安心である!」 凹んでいなかった。 「諸君らの安全は保障されたと思って貰って抜群に結構!」 「‥‥え」 阿吽のように、答えるべき文句があるのだろうかと思った汐未は、救いを求めるように視線をうろつかせ、辿り着いた先の樹上にいたルオウへ手を大きく振って見せた。彼のところにも怪しげな陰陽師のセリフは聞こえているはずだ。 枝が揺れ、ルオウの顔が見えた。汐未の表情もパッと晴れる。 「無視だ」 ルオウの答えは単純明快だった。 それでも傍にいるのだから、そうそう無視するわけにもゆかず、いつ襲われるとも知れないアヤカシに対する極度の緊張から村人から解放する為に、汐未は博士と取り留めのない話をして終始、現場を和ませた。 その歓談の裏に、パンプキンならではの思惑があるのだが、果たして博士の思った通りにいくものだろうか――? 倒木の際には危険を知らせる為、大声をあげる。大樹が地面へ倒れると、足元は揺れ、驚いた野鳥達がその都度賑やかな羽音を立てて飛び去っていった。 ズズ、ズンッ―― 倒れた位置より少しずり落ちる。慌ただしく木を集め、山道近くに停めてある荷車まで下ろす作業へと取り掛かる村人達。 ズズズ‥‥ッ 細かく地面が揺れる。思わず作業の手を止めた村人達は、互いに顔を見合わせた。 「‥‥山が揺れてる?」 同様に異変を感じていた本隊の面々は、厳しい表情で身構えながら、辺りへ視線を走らせた。 遊撃班は、牛と伐採位置との中間辺りにいた。集めた木を一所に寄せる作業風景に目をやり、志乃とすずりは頂上へと顔を上げた。木々の隙間に、黒い影が見えた。尖角のシルエットは剣狼に違いない――! 「裏をかかれたやて?!」 素早く柄へ手を伸ばし、志乃が叫ぶ。 「志乃さん!」 すぐにも駆け出そうとしたすずりを、志乃は制した。彼の視線は頂きではなく、別方向にあった。すずりもその視線を追う。 本隊の眼前へ出現したアヤカシとは別のグループが‥‥ニつ。山道側とその反対側から現れたのだ。どうやら狙いは牛のようである。 「人に比べたら、まあ、確かに抵抗も少ないやろうからね」 薄い笑みを浮かべて志乃が呟く。 牛の護衛班が慌ただしく迎撃態勢を取るのを確認した。牛を護りながら二つのアヤカシグループを相手にするのは難しい。 「俺の美声が披露される時やね」 「‥‥志乃さんてば」 下腹に力を込め、次の瞬間――山の空気が振動した。 頂き側から現れた剣狼の内、一際大きな体躯の一頭が躊躇なく駆け下りてきた。正面突破を仕掛けてくる。鋭い目には開拓者の姿は映っておらず、すぐにも喰える餌――力を持たない村人だけを捕らえていた。 「まさに喰らう本能のみ!」 南瓜頭がゆらりと印を結ぶ。落ち葉を蹴散らす剣狼は、物ともせずに牙を剥いた。 「眼突鴉」 召喚された闇の鴉が宙を裂き、剣狼の双眸へと襲い掛かる。嘴を横へかわしたリーダーは、そのまま真っ直ぐに駆け下りていった。 ギャンッ 焦れて飛び出してきた、別の狼の両目が餌食になる。 「うわぁぁ!!」 アヤカシが出たら、すぐに逃げればいいと言っていたが、いざそれを目の前にすると思うように足が動かなくなる。それまで普通に歩けていた足元が、酷く足場の悪い場所へと変わった。 避難する村人の一人が足を縺れさせ、転げた。すぐに身体を起こしたが、僅かの距離で剣狼の牙が迫っていた。へたりと腰が抜けた。 「ひいっ」 咄嗟に頭を抱えて蹲る。 「やらせねぇよ!」 走駆で駆けつけた風雷が言い置いて、手裏剣を立て続けに投擲。後ろへ飛び退ったリーダーの足が一旦止まる。 「身体が一番デカいこいつがリーダー‥‥だな」 風雷と同様に定位置から駆けつけたルオウが目を瞠る。大きさを増した異形の姿は禍々しい。 「後方へ彼らを先導する」 汐未は小さく頷いて、腰を抜かした男の腕を取った。他の村人も汐未の周囲へと集まる。 「後ろも随分と厄介な事になってるぞ」 「いけるか?」 汐未は、ニッと笑い、 「ヤツらを討つだけの矢はある。‥‥じゃ、行ってくる」 怖れをなしている村人に励ましの言葉をかけ、弓術師は緊張を臆することなく後方へと向かった。 それを追うように駆け出すリーダー。縦横に走る剣狼の先手を取ったルオウが、その鼻面へ向けて両剣を斬り上げた。トン、と宙を蹴り、直撃を逃れた剣狼は、僅かの手傷を負いながらもすれ違い様にルオウの肉を爪で裂いた。思わず苦悶の表情で地を転がるルオウ。 志乃の咆哮により、二つの別働隊から誘導されたのは二頭だけだった。どうやら微妙に射程外だったらしい。それでも、一頭ずつ確実に潰していくのが良策である。 傾斜など物ともせずに駆け、遠慮なくその生臭い牙を向けてくる剣狼達。 一頭の狼が跳躍。 「乱暴はあかんよ?」 大きく振り抜いた槍で狼の横っ腹を殴打。反動で浮いたところを石突で突き上げる。言っている言葉と随分違うが、現状が現状なだけに間近で聞いていたすずりは突っ込まない。 だが、手負いになったアヤカシの反撃は、志乃の眦僅か数センチの場所を深く抉った。濃い血が勢いよく顎先へ伝い落ちる。坂を転がる狼を睨み据えながら、志乃は袖口で乱暴に血を拭った。 「ハッ!」 すずりが間髪入れずに風魔手裏剣を投げつける。深く突き刺さった手裏剣が剣狼の動きを封じ、弾けるように瘴気は霧散した。 遊撃班の戦闘位置から、斜め後方にある牛の柵。家畜狙いで真横から現れた別働隊に対し、心眼で察知していた空は、シャルロットと共に迎撃態勢を取っていた。 すでに駆け出していた一頭が、空の眼前へと踊り出る。その動きに合わせるように、空が長槍を振り翳して一撃。穂先は剣狼の胸を突き破るが、斃れる間際に牙を剥いた。空の腕から鮮血が散る。 「‥‥これで‥‥おわり」 シャルロットが大太刀を抜刀して打ち据えると、剣狼は微かに喉を唸らせて息絶え、消えた。 「執拗かつ残忍であ〜る! だがしかーし! 苦境であればあるほどある種の爽快感が付き纏うものでもある」 パンプキン博士は実に楽しそうに戦闘していた。縦横無尽に地を駆ける大きな剣狼の眼光は鋭く、漲る殺意も当初よりも溢れている。 陽気な陰陽師に召喚された眼突鴉は、容赦なく好物の目玉へ向けて滑空する。右へ左へと鴉をかわす狼。そして自らを差し出すように立ちはだかる南瓜頭。 「今であ〜る」 パンプキン博士を盾にして、低空飛行していた目突鴉がふわりと上空へ舞い上がる。葉を撒き散らしながら速度を落とす剣狼の右目を、ざっくりと抉り取った。 片目になっリーダーが、闇雲に走り出した。走駆で後方へ回り込んだ風雷が、距離を測りつつ手裏剣を投げる。狼は打ち込まれた手裏剣を背に刺したまま、反撃へと打って出る。鋭い爪が掠めたのは風雷の首筋の肉。後僅かでも場所が違っていたら‥‥。 風雷はごくりと唾を嚥下した。 フーフー‥‥ 大きく肩を揺らしながら呼吸している剣狼。最早勝負はついているが、眼の奥の光が死んでいない。 「ふははは! 貴様らは既に死線を越えた。我が陰陽術の前に無様に滑稽に踊り狂え!」 符を扇状に広げ、高らかに宣言する陰陽師。それをギョロリと睨む剣狼だが、足元はすでに覚束ない。 風を巻き込みながら、斬撃符が飛ぶ。そして、それを援護するかのように数本の矢が現れ、共に爆風の中に掻き消える。 遮蔽物となる木々の間に、矢を番えて立つ汐未の姿があった。 志乃は、冷静に状況を眺めていた。視線だけを動かし、坂上の本体の様子を窺う。残るリーダーとの戦闘中のようだが、疲弊仕切った剣狼の様子から察するに、勝敗は決していた。 「なんや、こっちの方が不利やなぁ」 仲間に餌を譲っているように見せながら、一番美味い人間達は自分が喰らおうという腹積もりだったのだろうが、――甘い。 「あちらさんが片付いたら、こっちへ下りてきてくれはるやろ」 山道の向かいから現れた剣狼のグループも、やはりリーダーの様子が気になるようだが、その気配が消えるや、突如地面を蹴った。まるで繋がれていた鎖が切れたかのように、自由に、思うままに走り出す。だが、真っしぐらに向かうのは牛と村人達の方向だった。 咆哮の射程に入るよう、自らの立ち位置を微調整しながら移動する志乃。――射程内や! 轟く咆哮に、ピンと立った狼の耳が忙しなく動き始める。 三頭が、くるりと向きを変えた。猛然と遊撃班の元へ走る。 「数多いし、早いし。面倒な相手だね」 補充を終えた手裏剣を鳴らしながら、ゆっくりと身構えるすずり。命中度を上げる為に、限界まで距離を縮めるつもりだ。一歩間違えたら命に関わる大博打でもある。すずりの額にじわりと汗が滲む。 「来たで!」 志乃の声と狼の跳躍、そしてすずりの攻撃はほぼ同時だった。 大口を開けて飛び掛ってきた狼の腹の下へ潜り込み、手裏剣を立て続けに投げた。肉に刺さる鈍い音も確認した――が、くるりと宙で回転した剣狼は、その刹那、すずりの肩に喰らいついていた。 「あああっっ」 あまりの激痛に声を上げた。遠くで志乃の怒声が聞こえる。 「すずり!」 血が吹き出す肩を押さえ、膝を折るすずりへ容赦なく狼は牙を剥く。狙いは喉笛か。 すずりは脇差を抜き、顎先で構えた。次は必ず仕留めるという意気である。一呼吸置き、すずりの鼻の先で狼が悲鳴を上げ、たちまち黒い霧になり、消えた。後には斬撃特有の風が巻き起こり、降り積もった落ち葉が舞い上がっていた。 「空‥‥」 牛を護衛しているはずの空が、放った一撃だった。その背後では、人形のように愛らしい容貌のシャルロットが、容赦なく狼を撫で斬りにしている。 掬い上げるような斬撃は、坂上近くまで上っていった。 「‥‥ヒヒ。ツイてたねィ。当たっちまったよ‥‥ヒヒヒ」 ズイ、と羅漢を肩に担ぎ、ニヤリと笑う空。 リーダーを含む、坂上から出現のグループは本体が一掃。 時を置いて、別方向から同時に出現した二グループの対応に苦慮している遊撃班と、牛の護衛班の元へ本体が急行した。牛と共に柵の中央で一塊になっている村人達。目の前で繰り広げられている阿鼻叫喚の地獄絵図に、まさに失神寸前である。だが気を失うと喰われそうなので、仲間同士で励まし合っている。 真っ先に駆け下りてきたのは、走駆の風雷だ。止血したと思った首筋の傷口から、血が溢れ出していた。怪訝な顔をしつつも攻撃の手は緩めない。 遅れて登場したのは陰陽師。一頭の狼へ斬撃符を打ち込み、その体勢を崩してやる。葉をそこら中に撒き散らしながら、強引に爪を地面へ食い込ませての着地。その背後にはルオウが待ち構えている。 「終わりだな」 阿見を素早く鞘走らせ、左下から斬り上げ――流れる所作で一気に斬り下ろす! 最後の足掻きを見せる剣狼を、地面に縫いとめるように矢が打ち込まれた。弦を引き終えた汐未の玲瓏な瞳が、アヤカシの最期を見届ける。 霧散し終えるのを見て、ようやく弓を下ろす汐未。唯一無二の射線を選択し続けるのには、ずいぶんと骨が折れた。汐未は小さく溜息を吐いた。 残るは三頭だけである。 最後の大詰めを向かえ、開拓者達の表情が一際引き締まり、又、輝いた。 無事に村へ戻り、傷を負った者は手厚い看護と治療を受けた。軽傷だったり、手伝う気マンマンの開拓者に限り――。 「その心意気やよし」 とばかりにこき使われたのである。 それもまた相互扶助の思想で開拓者らしいかなと思う面々だった。もっとも労力を提供したのは、見た目怪しく中身良い人の位置を得た南瓜頭だということを補足しておく。 |