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■オープニング本文 天儀と言う空に浮かぶ島、その世界には六王国とそれを統べる天儀王朝が存在します。 細かい話や情勢は割愛致しますが、その六王国の一つ、巨勢王の治める武天という一つの国のとある一人の男が開拓者ギルドへと足を踏み入れたのは、少々風の強い、夕刻のことでした。 「ご依頼ですか?」 何処かおっとりとした様子の、開拓者ギルド受付の青年がのんびりと訪ねかければ、笠を外して頷くその若いとも年を取っているとも言い難い男性。 「開拓者ギルドでは、様々な開拓者をご依頼に応じて斡旋させて頂いておりますがー‥‥えぇと、どういった者が御入り用で?」 「人を物のように言う奴だな。まぁ良い、あまりこういったところで頼む仕事でもないが、ちと、留守番を頼まれて欲しいのだ」 「留守番、ですか? ほう、それはあれですか? 出かけている間の警備とかそーいった?」 手元の台帳を引っ張り寄せてぺらぺらと捲りながら筆を手に取る受付の青年に、微苦笑気味に小さく肩を竦めてみせる男性、思ったよりも若いのかも知れません。 「何、まぁこの御時世危険はどこにでもあろうがな、そうではないのだ。己の世話した娘が此度嫁に行くことになってな。後見人と言うことで、祝言に顔を出さねばならぬのだが、どうにも、数日滞在することとなった」 「はぁ、それはおめでとうございます。じゃあ、本当に何にも捻りも為しに、お宅の留守番を、と言うことですか?」 「まぁ、そうなのだがな、流石に一番上ですら12の子供達だけでは留守もままならぬ、万一があればと思ってな」 「‥‥は?」 事情が飲み込めない受付の青年、軽く首を傾げつつも取り敢えずはと詳しく事情を聞いたところ、この男性、医者をしておりアヤカシの被害で親を亡くした子供達を幾人か引き取って、びしばし鍛えて‥‥もとい世話をしているそうで。 子供達も稽古にお手伝いと元気に暮らしているようではあるそうで、其の辺りは武天という国の気質なのでしょうか、それにしては男性の子供自慢も少々大概なものではあるのですが。 さて今回嫁入りの娘さんの護衛は、先方に大人数で押しかけてはご迷惑とのことで親代わりの自分だけで十分と思ったようですが、問題は留守の間の子供達の面倒と稽古のこと。 食事や洗濯などの家事は、一番年嵩の少年が出来るそうなので、滞在中のその辺りの心配はないとのことで。 「なるほどー‥‥まぁ、子供に稽古を付けてあげたり一緒に留守番をしてあげればいいって事ですね?」 「うむ‥‥中に乳飲み子もおるが、その辺りはご近所によくよく頼んでおく。子供達のこと、よろしく頼むぞ」 男性が頷くのに受付の青年は筆を走らせながらその他諸々の条件を確認していくのでした。 |
■参加者一覧
崔(ia0015)
24歳・男・泰
雪ノ下 真沙羅(ia0224)
18歳・女・志
杜乃・縁(ia0366)
19歳・男・志
俳沢折々(ia0401)
18歳・女・陰
林堂 一(ia1029)
28歳・男・陰
星苑(ia1064)
18歳・男・泰
胡蝶(ia1199)
19歳・女・陰
クロウ(ia1278)
15歳・男・陰 |
■リプレイ本文 ●開拓者と子供達 「おお、何やらまた賑やかな‥‥」 依頼人の診療所兼住居へと足を踏み入れた一行、出迎える一番年長と思われる少年ににっと笑いかけてから、俳沢折々(ia0401)は改めて奥から聞こえてくる子供たちの声に目を細めます。 「こ、こら、お前たち、今日はお客さんがいらっしゃるって‥‥」 「ま、元気なら良いのじゃない? ‥‥子守、ねぇ」 少なくとも聞こえてくる声で判断する限り体力が有り余っていそうな子供たちに呟くように言う胡蝶(ia1199)は、仕事だからちゃんとやるわよ、と言いますが、ちょっぴり中にいる子供たちが既に気になっている様子。 「あ、僕は信三郎といいます、この度は宜しくお願いいたします」 ぺこり頭を下げてから一行を中へと迎え入れる少年、信三郎の案内で入っていけば、診療所のほうは戸が閉じられていて、そのまま廊下を少しだけいけば、そこから直ぐに見える畳の間には布団を散らかしころころ転がったり走りまわる子供たちの姿が。 道場は中庭の中にある小さな道場のようで、一通り説明した後に子供達を呼ぶ信三郎を見やりながら、頷くのは星苑(ia1064)。 「つまりはコの字型の本館に、開いている中庭に道場がある形だな」 「なるほど、右側の住居の奥に子供達のお部屋があるのですね。じゃあ、この手前のお部屋は‥‥?」 「‥‥‥客間です、済みません、準備をしていたのですが‥‥」 杜乃・縁(ia0366)が目を向けて見る部屋の中でお布団を準備していたのが、依頼人が出かけた後についつい遊んでしまっていた様子の子供達。 「ほら、お前達、お客さんだから‥‥」 「よぅ、坊主、名前は?」」 「おきゃくさま? ぼく、しょーすけ」 「ぼく、りゅーすけ!」 林堂 一(ia1029)が信三郎に声を掛けられてちょこちょこと出てきて顔を出した子達相手にひょいと屈み込んで名前を聞けば、ぴょこぴょこ飛び跳ねながら名乗るのは双子の男の子達。 どうやら先程から賑やかにはしゃいで居たのはこの子達のようで、その後ろではあわあわと7つの少年が散らかったお布団を畳んでいて、直ぐ側で赤ちゃんの入った小さなゆりかごをゆらゆらと揺らしていた女の子は何やらしょんぼりとしていて。 「俺は星苑だ。呼びづらければシンでいい。数日間世話になる。よろしくな」 「ぁ‥‥わたしはよしのです。このこが、みやで‥‥」 どうにもこの女の子は可愛がってくれていたお姉さんが居なくなってしまうことに戸惑いがあるようで、一行の中にお姉さんの姿がないかと思わずきょときょとと見てしまい。 そんな様子に気が付いてか、崔(ia0015)がしゃがんで目線をあわせるとにっ笑いかけて芳野の頭を撫でてやります。 「大人から見りゃ目出度ぇ嫁入りだが、留守番する方からしてみりゃ複雑だあな?」 「お姉ちゃん、帰ってこないの、この間から‥‥」 お嫁入りとして出て行ってから立ち直れなかったのは芳野だけでも無さそうで、お布団をたたみ直した7つの少年がどう接して良いのか戸惑う様子で見てくるのに、おずおずといった様子で雪ノ下 真沙羅(ia0224)は声を掛けます。 「そ‥‥その、よろしく、お願いします‥‥一緒に、お留守番を、しっかりとやり遂げましょう‥‥」 「あ、俺は、将太、デス‥‥」 そう笑いかけてみつつ、しっかりとという言葉にぐっと気合いが入るのも無理のないことかも知れませんが、名乗る将太が少々挙動不審なのは真沙羅の容姿にも関係してそうで、赤面をしてカクカクしています。 双子の照助と龍助辺りはクロウ(ia1278)のようなはっきりと違う国の人だろうと分かるのには興味津々のようで見ていますし、芳野は可愛がってくれていたお姉さんを思わせるのか、女性陣や縁をちらちらと見ていたり。 「さてと‥‥早速溜まっている家事を、と言いたいところだけれど、そろそろお昼ね。何か用意しましょうか」 一通り挨拶や自己紹介が済むとそう言ったのは胡蝶、賑やかに話しているうちに大分日も高くなっており、子供故かそこまでまだ頭が言っていなかった信三郎はあわあわとして準備に行こうとしますが‥‥。 「何か食べたいモノ、言っておくけど子供に聞いてるのよ?」 胡蝶の言葉に子供達は食べたい物を言い出して良いのか目を見合わせたりしているようですが、怖ず怖ずと将太が口を開いて。 「あんまし噛まずに食べてしまうって怒られるから父さん居るときにはあまり食べられないから、素麺とか食べたい、かな‥‥?」 「素麺‥‥ね。じゃあ、作るわよ」 「あ、は、はいっ」 慌てて水場へと案内する信三郎について、胡蝶だけでなく縁や今後のことも考えて小さな子供達も自然と手伝うようにそれとなく仕向けつつの星苑などが加わり、手慣れた様子の信三郎相手にちょっとばかり胡蝶がむきになったものの皆で準備をしてのお昼となるのでした。 ●子供のお守は大変? 「見つけた子から食べちゃうぞ、うひひ」 「きゃ―――っ♪」 「にげろーっ」 お昼が終われば食休み‥‥と行かないところが子供達。 とはいえいつも何か決まった遊びをする、というのはあまりないようで、折々がしようと提案したかくれんぼは、敷地の塀から外へ出ないことと、依頼人の仕事場には入らないと言う以外は自由というもので。 「何処に隠れりゃいいかなぁ?」 「これは‥‥普通に隠れれば、良い、のです‥‥よね‥‥?」 「あ、うー‥‥」 同じ方向へとぱたぱた走り出したクロウと真沙羅に、完全に下の子供達のように割りきれるでもなく、何となく視線の向ける先に困りながら建物内の案内をする将太。 「おーおー、チビ共、元気が良くって良いこった」 からからと笑いながら煙管を燻らす林堂は、ちょうどご近所さんにご挨拶に行っていたところで、双子のちびっ子がよじよじと木を伝って屋根に登るのを笑ってみていますが。 「おじちゃんはやらないの?」 「おじちゃんて‥‥おーし、そんなに言うなら加わってやっか」 尤も子供の体力侮るべからず、林堂はこの後自分は歳かも知れない、とちょっとばかり悩むのですがそれはそれ。 「じゃ、今のうちにっと‥‥乳飲み子の世話はやっぱり慣れないか?」 「気を付けてはいるのですが、美野が泣いちゃうことがまだ多くて‥‥」 後片付けなどを胡蝶や縁が変わってあげている間に、必要なことだからと星苑が信三郎に乳飲み子の世話について、おしめの交換についてのコツなど、信三郎にとって今後は自分が最年長になるからと責任感もあって過一生懸命に憶えようと聞いて居て。 「今日の夜の買い出しはまぁしなきゃいけないとしても、明日からは朝に市で買ってきて、その後稽古、と言う感じか」 「はい。まだ稽古と言っても、僕と将太以外はちゃんばらごっこ、みたいな物だと父は言っていましたが‥‥そろそろ照助と龍助もちゃんと稽古を受けたいと言っていましたので、少しずつ素振りとかを始めたりしています」 将太は漸くに稽古に身を入れ始めたところと言う信三郎は、姉がいた頃からお兄さんで居なければと気張っていてか、稽古も勉強も父に習って一生懸命しているようで。 そんな話をしていれば、見るとかくれんぼも一段落のようで。 折々がにらめっこやら様々な動物の物真似などをして子供達が楽しげに笑うのを、見れば、姉の居ない寂しさはあれどそこは子供の強さでもあり。 「『幼子に 教えたつもりが 教えられ』‥‥まさしく、そんなものだな」 思わず口元に笑みを浮かべながら、折々は呟くのでした。 ●何事も真剣勝負で お勉強や稽古の前に年少組の芳野と双子はお昼寝の時間、今日は稽古の日らしく、お勉強に充てる時間も稽古へと回しているそうで。 「面倒事はアヤカシに限った事じゃねえし‥‥街中じゃ得物振り回さず済ませる手段も知ってて損はしないだろ?」 「はいっ!」 普段は依頼人に習って剣の稽古ばかりをしている信三郎、崔の言葉に頷くと、普段とは違う稽古に違う技術の習得へ貪欲ともいって良い程に稽古に身が入っていて。 「相手の速度を利用することで効率が良いと言っちゃなんだが、自身の消耗を押さえて渡り合うことが出来たりするし、狙うところによっても結果は目に見えて違ってくる。防具効果が薄い足首が体格差や機動力潰すには手っ取り早い」 「弱いところを叩く、ですか? それは‥‥」 「姑息に弱いところを突くのとは違うぞ? まずは身を守ること、そして色々な場面に対処できるようになることを言っているんだ」 「‥‥はい」 崔の言葉に少し考える様子を見せて、その重要性を理解したのか、しっかりと頷く信三郎。 一方、縁と星苑を相手に稽古を付けて貰っているのは真沙羅と将太。 真沙羅相手に目のやり場に困ってぺしっと注意されることはあっても、一般人として考えれば、厳しい稽古を受けているのか動作一つ一つがしっかりとしており、速さもある将太、自然 星苑と縁の指導にも熱が入ります。 そして、双子の相手をしているのは林堂。 体力作りに子供用の竹刀をていと振って素振りしながらも、気になることもあるようで。 「アヤカシ、見た事あるか?」 そう聞く言葉にぶんぶんと揃って首を振る二人。 「そう、か‥‥」 考える様子を見せる林堂ですが、懐から取り出したのは陰陽符。 「??」 きょとんとした様子の二人に対して、林堂の放つそれは小さな式として形を現し、照助の手足へと絡みついて。 「な、なんだよこれっ!?」 絡め取られた照助が言葉を失う中、龍助は半泣きで何が起きたかも分からずに戸惑ったような目を林堂へと向けます。 「力ってなぁ、使い方を間違えれば取り返しのつかないことになる。こうしたアヤカシ相手に向けるような力を、お前達に使った、これが、身動きを封じる物でなく、その身を切り裂くもんだったら、どーなる?」 呪縛が解かれ言葉もない様子の照助と龍助にひょいと屈んで顔を覗き込むようにして問いかける林堂、無邪気に遊んでいるだけの二人に見えても、力の使い方を知らずにはしゃいでいる二人は、まだ信三郎のような責任感や年少の子達への気遣いに欠けるところがあって。 それは身内として暮らしているわけではない林堂から見たからこそ分かる部分でもあり。 「兄貴みてぇになりたい、だから強くなりたい、その気持ちは良い。けどな、力を持つには、それに伴った心構えも必要ってこった」 まだちょっと二人には難しい話かも知れませんが、林堂の言葉を何度もこくこく頷いていた2人は‥‥案の定、この後大泣きすることになるのですが、それはまた別のお話。 「‥‥呪縛符の式は、赤子の姿にしようかって思えてきたわ」 芳野と一緒に稽古を見学しながら美野をあやしていた胡蝶はぼそっと小さく呟いて。 すっかりと日も暮れて、晩ご飯を食べている間に双子が疲れてかうとうとしてしまったり、内湯に入る際に縁が入ってきて信三郎と将太が激しく動揺したりと賑やかな夜。 クロウが故郷の歌を色々と披露すればきらきらとした目でもっともっととせがんでいた双子達ですが、そろそろ休まなければ、と縁が子守歌を歌ってあげて寝かしつけて。 「あら、ど、どうしましょう‥‥え、えぇとそう言えば‥‥赤ちゃんは、何かを、口に含む事で‥‥気分を安定させる‥‥と、聞いた事があります‥‥」 夕方などはご近所さんに貰い乳をして上手く切り抜けたのですが、ここに来てぐずり始めたかと思うとびーびー泣き始めた美野に、抱き上げてあやしながらも何とは為しに視線を自身の胸へと向ける真沙羅。 「私の胸でも、大丈夫‥‥でしょう、か‥‥?」 美野へと自身の胸を吸わせようとする真沙羅に、慌てて年長組が部屋から逃げたしたのは言うまでもないことでした。 ●またね! 「数日なんて、終わればあっという間ね」 呟く胡蝶、この日の夕刻には依頼人が帰ってくる、そんな感慨を胸に呟いた胡蝶ではあったのですが。 「‥‥この光景も、見納めとも思えば‥‥」 見納めとも思っても、どうにもならないその光景は、丸まるクロウに大の字になって眠る林堂、龍助がそのお腹の辺りを枕に同じように大の字になって眠っていれば、将太と照助の下敷きとなって、目が覚めていても起き出せない信三郎の姿。 「‥‥た、助け‥‥」 取り敢えず信三郎を救出する意味も込めて一同を叩き起こす胡蝶、この光景もここ数日すっかりとお馴染みの光景で。 食事を終え、この日は手習いを見てあげることに。 「嬢ちゃん、こっち来な?」 ここのところ美野の世話ばかりで良い子にしていた芳野を林堂が呼んだのは、手習いの間、芳野の練習が一区切りついたところ。 膝に乗っけられて目の前でさらさらと筆が描く花に顔が綻ぶ芳野。 双子が書き取りの練習中に悪戯書きを始めてどんどんと林堂を交えてそれが広がっていくのは良くあること、自分が頑張らなきゃと思い詰めていると言っても良かった様子の信三郎も良い意味で肩の力が抜けてきたのかその様子に笑みを浮かべたり。 「髪はちゃんと梳かないと駄目よ。女の子なんだから」 胡蝶がそう言って芳野の髪を梳ってあげているのは、男の子達が中庭で遊んでいる間のこと。 クロウを交えてお手玉をしたり、こうして男の子ばっかりのこの家の中で、胡蝶はあまり表情には出しませんが芳野のことを気にかけてあげており、嬉しそうな心地良さそうな笑みを浮かべる芳野。 少しの間、自身の蝶々の髪留めで飾ってあげたりと、その度に芳野が嬉しそうな笑みを浮かべるのが見るのも楽しみでもあって。 依頼人が夕方になって帰ってくると、そろそろお別れの時間。 「ようやっとお父さんが帰ってきたな」 「うんっ♪」 元気良く崔の言葉に笑いながら頷く照助、龍助は夜に縁の子守歌が聴けないのかとちょっとしょんぼりしています。 そんな龍助の頭をわっしわっし撫でてやる林堂に。 「皆いい子だったぜ。これからも兄弟で力を合わせて、‥‥父さんを手伝っていくんだぞ」 依頼人へと報告をする星苑は子供達に向き直るとぽむぽむと芳野の頭を撫でてやりながら言って。 クロウは何とか2つまでならお手玉のやり方を――時折失敗するようですが――憶えたようで、3つに挑戦するのはまだ早いかも知れないですが、また会うことがあったらどれぐらい上達したのかを芳野に報告してあげると約束して。 将太はどうにも真沙羅の容姿には慣れないというか目のやり場に困るようではあるらしいのですが、ここ数日の感謝を告げていて。 赤くなっている将太をからかうのは折々、その折々に年少の子供達にいろんな遊びを教えてくれたことを信三郎が礼を述べたり。 「ま、向こうは名前すら覚えないでしょうけど、気が向いたら‥‥そうね、様子ぐらいは見に来させてもらうわ」 美野を受け取りあやす依頼人へと、別に興味がないとでも言うような表情のままながらそう言う胡蝶。 依頼人はそんな様子を微笑ましく見ると、改めて一同へと礼を述べるのでした。 |