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■オープニング本文 その日、武天芳野の景勝地、六色の谷の外れにある山村地帯の小さな集落へと呼ばれ雪をかき分けてやって来たのは、良く晴れた冬の昼下がり。 「何だか確りとした小屋が出来ていますねぇ」 「ぐるるるぅ……」 「わっ……あ、あぁ、前に保護されたという鷲獅鳥君ですか」 小屋はお寺に隣接した背の高めのもので、入口の所にある窓に布が下げられている形で、そこからにょっと鷲獅鳥が顔を出して目を瞬かせると、過去に保護された鷲獅鳥だと分かって頷く利諒。 そこに、利諒を呼んだその小さなお寺の年若い御住職がお寺よりお掃除の為に、雪鋤を手に出てきたところで、雪の中呼び出して申し訳ありません、と頭を下げて。 「そう言えば、この子と狐の親子を引き取られていましたよね」 「はい、白狐達は良い子にしているのですが、鷲獅鳥の方が、なかなか拙僧以外に懐かず……小屋からは勝手に出たがりはないも、檀家の方々にもなので、少々困っており」 そういう御住職に首を傾げる利諒、御住職と共に縁側へと腰を下ろすと利諒は口を開きます。 「それで、開拓者に何を頼む予定なのですか?」 「拙僧の見たところ、密猟者に狩られそうになった恐怖などが先に立ち、人に対し怯えておるのではないかと……かといって、村人達相手に警戒し続けるのは、鷲獅鳥も心穏やかにおられず、村人からしても不幸と思いましてな」 「はぁ……」 「そこで、少し人に慣れるように、鷲獅鳥への世話を、手伝って貰える方をご紹介頂ければと」 「んー……そう、ですねぇ、確かにまぁ、村の方に実践で慣れて下さいとは言えないですからねぇ」 そう言うと依頼書を開いて筆を走らせる利諒。 「拙僧に懐いていることや、村人達への興味が無いわけではないくああして窓の一つを布の暖簾にしたら人の気配で顔を出す様子からみれば、改善の余地は十分にあると思い……若い鷲獅鳥ですので」 「そうですねぇ……」 ちらりと見れば、遠目にも小屋の入口の窓から顔を出してきゅきゅと不思議な鳴き声を漏らしながら見てくる鷲獅鳥へと目を向けると、利諒も頷くのでした。 |
■参加者一覧
羅喉丸(ia0347)
22歳・男・泰
梓(ia0412)
29歳・男・巫
ルオウ(ia2445)
14歳・男・サ
嵐山 虎彦(ib0213)
34歳・男・サ
杉野 九寿重(ib3226)
16歳・女・志
笹倉 靖(ib6125)
23歳・男・巫
島津 止吉(ic0239)
15歳・男・サ |
■リプレイ本文 ●山寺の小屋 「なるほど……御住職には懐いているのは、ある意味親のようなものと見ている可能性はあると」 「はい。あと、どれ位の距離で嫌がったり逃げようとしたりするかの距離で、その個体がどれほど警戒心を持っているかが分かるかと……」 羅喉丸(ia0347)の言葉に頷くのは、鷲獅鳥をお世話している港の職員さんの一人である青年。 羅喉丸は実際に世話をしている人の話を聞いてみようと、出立前に神楽の港へとやって来ていました。 「人が来ると、飼育している小屋の窓から顔を出すが、近付くと威嚇するらしい」 「顔を出すと言うことは、それだけ好奇心が旺盛なんでしょうね。そうなると、ちゃんと互いの立ち位置を教えてあげたり慣れさせたりすれば大丈夫ではないかと」 普通は警戒心が高くて距離を取ろうとすると言う話をしながら、きちんと訓練をすれば信頼できる相棒になりますよ、と笑う職員さん。 「そうか……有難う、参考になった」 礼を言って羅喉丸は、武天へと向かうために港を後にするのでした。 「よう、久しぶりだな坊さん。怪我の方、調子はどうだ?」 「お陰様で、拙僧も動物たちももうすっかりと……その節はお世話になりました」 嵐山 虎彦(ib0213)がにぃと笑ってそう言えば、御住職は頭を下げて。 小さなお寺に一人なので、廊下の雑巾がけをしていたところだった御住職、白い狐の親子が雑巾がけをしている御住職の後ろをいちいちちょこちょこと追っかけて走っているので、どうにも手間が掛かっていた様子。 「おお、あの時の狐の親子か、すっかり元気になってんなぁ」 「きゅー? おんおんおんっ!」 くるっと首を傾げて見上げる子狐に、にぃと笑みを浮かべる嵐山、手を伸ばせば親狐が耳をぴくっとさせはするも御住職の様子に安心しているのかとめる様子はなく、子狐は子犬か何かのように嵐山の掌にぐいと頭を擦り付ける始末。 「こっちは随分人に慣れてんだなー」 小屋の窓から顔を出してから興味だけはあるのかぎんっと鋭い目を向けている鷲獅鳥と見比べて言う笹倉 靖(ib6125)は、軽く首を傾げて。 「つまり、ともかくあの鷲獅鳥が人に慣れればいいってことかね」 「複雑な経緯を経た人に馴れない鷲獅鳥を馴れさせるという事ですが……何やら非道な状況に有った様ですし難しいものです。助力の為に持ち込む、こちらの鷲獅鳥に対しての認可は感謝ですね」 悩ましげに眉を寄せる杉野 九寿重(ib3226)は傍らに控える相棒の鷲獅鳥、白虎を撫でながら言うと、御住職へと微笑を向けます。 「あれが鷲獅鳥かー。すっげえ速いみたいだし乗ってみたいなー。龍とは勝手が違うのかな?」 「人が乗れっべ、駒と似たようなもんじゃろ。龍も駒も似たようなもんじゃど、それと同じじゃ」 わくわくとした様子で鷲獅鳥へと目を向けて笑うルオウ(ia2445)に、ふむとばかりに頷きながら言う島津 止吉(ic0239)。 「ま、要は良い上下関係ってもんを確りと理解させりゃいいってことだろ。なー、虎の兄貴!」 にと笑うと言う梓(ia0412)、自身の相棒である炎龍の白菊を後ろに従えてからから笑って。 「お手数をお掛け致します、どうぞ、宜しくお願い致します」 「おーんっ!」 改めて頭を下げる御住職、子狐も御住職を真似るように鳴いて見上げるのでした。 ●警戒心の高い鷲獅鳥 「息災なようでなによりです。あの時の鷲獅鳥のことは、気にはなっていたのですが……名を、何と言います?」 「そうそう、こいつの名前、なんての?」 笑みを浮かべて羅喉丸が尋ねれてルオウも名前が分からないと呼びづらいと言えば、少しだけ困ったように口を開く御住職。 「はぁ、実は、この子達もあの鷲獅鳥にも、まだ名はないのです」 「名前を付けてねぇのかい?」 「はい、その、小屋を作りここで落ち着くとはなりましたが、御領主に願い出て許可が下りるまで、どうなるかは何とも言えなかった故……」 「成る程、許可が下りたのならば、今後あの子がここで暮らしていけるようにするは当然のことですね」 嵐山に頷く御住職、それを聞いて九寿重が納得したように頷きます。 「そうだね、一先ず名前でも付けてみたらいかがかね?」 「そうですね、名を付けるというのは、慌ただしかったのもあって考えもしなかったのですが……」 「飼うもんじゃないから、と思っていたかもしれねーが鷲獅鳥も自分を『個』として認識できる単語があり、それを理解できるようになれば今後が楽じゃないかね?」 笹倉が言えば、成る程と頷きながら御住職も考える様子を見せますが頷くと。 「ん、名前の案は住職の名前からでも一字もらったらどうだい」 笹倉がそう言えば、少し考える様子を見せる御住職。 「拙僧は暁峻と申しますが……一字を使って付けるですか……わかりました、少し考えてみましょう」 「ま、即決で付けられるもんでもないかもしれないがねぇ」 「それにしてもぐりふぉんがおっさん以外になつかんとなると、難儀なことじゃの」 「住職が風邪引いて寝込みでもしたら、挙動不審になったり、餌食べなかったり最悪襲い掛かってきたりしそうだぁね」 笹倉と御住職の会話を聞きながらふむ、とばかりに鷲獅鳥を見る島津。 「そうなりゃ村人の心証最悪だろーし頑張れよー鷲獅鳥」 「村で、べことか飼っとったし、小領主の殿の鷹狩りに付き合たこともある、まあまかせときい」 笹倉が笑って言うのにくいと首を傾げる鷲獅鳥、島津が任せろと言うのに頷いて、名前は早めに決めることとしてお寺のお勤めに戻る御住職、一行は鷲獅鳥を馴らしていく方法に移るわけですが、ここで少々騒ぎが起きることとなります。 「白菊! ちょっと手伝え!!」 では早速、横の繋がりより縦の繋がりを見せようとばかりに自身の炎龍の白菊を呼ぶと、びしりと目の前で木刀を振り回し、白菊に訓練している様子を見せる梓。 「ぐるぅぅ……」 白菊は小さく唸って素直に言うことを聞いていますが、小屋からそれを見ていた鷲獅鳥の様子は少々と言えない程に気が立ち始めていて。 「おっし、次はお前の番だ!」 「おい、梓、わざわざそれじゃあ逆効果……」 嵐山が言いかけるも小屋の戸をあけて引っ張り出そうとすればきしゃーとばかりに目一杯威嚇をして梓に嘴と爪で追い払おうとばかりに襲い掛かる鷲獅鳥。 「言わんこっちゃねぇ、ほれ落着け!」 「ほーら、怖がることないど。べえべえべえべえべえ……痛でえ! 噛まれた! 大丈夫、怖くない……痛くないど……いかん! 指がちぎれる!!」 「いや、牛ではないんだが……と、そんな場合じゃないな、落ち着くんだ、大丈夫、傷つけたりしないから」 嵐山が割って入りがっちりと受け止め、島津が傍で宥めようとするもていていと嘴で突き咬みついて、羅喉丸も宥める側へとまわります。 「こら、人を傷つけてはいけません!」 流石にその騒がしさに気が付いた御住職が慌ててやって来て止めれば嘘のようにぴたりと止まる鷲獅鳥ですが、ぐるぅ……と警戒しているのがわかり。 「まずは躾も何も、馴らして人は怖くねぇとわからせてからだろうが」 嵐山の言葉にでもよぅ、と少し不満げな梓。 「そうは言うけど兄貴、ちっと荒療治かもしれねぇが、俺様はそうやって更生したんだし」 その言葉に深く溜息をつくと、嵐山は島津と笹倉の方へと目を向けて。 「そっちは大丈夫か?」 「ああ、これ位の怪我なら任せろと」 「……鷲獅子は、やっぱりべこや駒とは違うもんじゃの。鷹匠の言うとった事を思い出すき」 「馬は兎も角、牛はそりゃ、違うんじゃね? しっかしかえって警戒されちまったな」 島津の怪我の手当を笹倉がしていれば、何やら思い出そうとするように眉を寄せる島津、ルオウは参ったなぁとばかりに頭をかしかし掻くのでした。 ●関係の修復 「ぐるぅ……」 「少しは落ち着いたみたいだねー」 竪琴を爪弾きながら言う笹倉、鷲獅鳥も警戒は続けているものの、宥められて少し大人しく小屋にいるようで。 「……相手を良く見ている気はするんだがなー」 ちらりと見るのに警戒して厳しい目付きではありますが、竪琴のぽろぽろと鳴る音に興味もあるようでくいくいと首を巡らせてみる鷲獅鳥。 「……これに興味がある、のかねぇ?」 「ぐわわわ……」 「…………」 笹倉が扉の前へと近付くと、ぐるると警戒するように小さく唸るも、ぽろろろんと鳴らす竪琴に唸りは止まり、興味深げにほんの少しだけ顔を近付けては引っ込めて竪琴を見る鷲獅鳥。 「此奴、特に獰猛って訳でもなく、どっちかってーと何でも興味がある感じではあるんだなー」 きょときょとと見てくる鷲獅鳥を見ると、笹倉は戸の傍に腰を下ろして暫くの間竪琴を鳴らして歌って居るのでした。 「鳥は刷り込みが強く主人を変えんらしいけんど、一般人を喰らうてしもうては軋轢が激しくなるだけじゃ。狩り殺されずに半端に生き残ったたぬきを見たことあるが悲惨なもんじゃった」 うんうんと頷きながら思い返して言う島津、くいと首を傾げるのはルオウです。 「んじゃ、どーするよ」 「鷲獅子も鷲と似たようなもんじゃろ。胸の筋肉を触って飢え具合を確認して、ある程度飢えさせてから、おっさん以外の人間の手から餌をやればええ。上下関係で関係を作るぐりふぉんは威圧して襲われないのも大事じゃが、今回は怯えとるしの。やっぱりエサじゃエサ」 「鷲獅鳥って何食ってんだろ? やっぱし肉食だよな?」 「鷹匠がやっておったし、うずらやうさぎでも与えてやればええじゃろ」 「その辺りだと、狩りとか一緒に行けると良いよなー」 んじゃ、暫く傍で鷲獅鳥見ながら、食事与えるタイミングを見るかーと笑うと、ルオウは鷲獅鳥の様子を確認しに向かうのでした。 「なぁ、あれの飯ってどうなってんだい?」 「毎日、村よりお裾分けを持って頂けるときに、一緒に獲れた獲物を持ってきて捌いて頂いております」 「そうだよな、坊さんが捌いちまったら不味いわな」 嵐山が笑うと、きょとんとした様子で見上げる子狐、御住職はそろそろ準備をしないと、とお湯を沸かしに行ったようで。 「ぐるる……うきゅ……」 「こういう光るものとかに興味を持ったりもあるんだな。よしよし……」 羅喉丸が宝珠のかけらを目の前で見せていれば、陽の光を反射したそれにきょときょとと目で追いかけている鷲獅鳥は、そちらに気を取られているからか、羅喉丸が触れるのにも軽く突くだけで喉を鳴らしていて。 「では、小屋の掃除をしてやりたいと思いますゆえ、見ていてやっていただけますか?」 やがて大きな桶にお湯を汲んで箒とともに持ってきた御住職が宥めながら轡を付けて丈夫な縄を引いて小屋から出せば、縄を受け取ってにと笑うルオウと宥めながら歩み寄ってそうっと撫でてやる羅喉丸。 「鞍を付けてやれば、もう少ししたら乗れるかもなー? ちょっと痛いこともあるけどさ」 「そりゃ、この程度可愛いものだが……」 ルオウは鷲獅鳥がちょっと突こうとするのを轡を取っているので上手くかわしながら笑って、落ち着かせようとする羅喉丸が村の人達にとっては危険すぎるだろうと微苦笑しながら突くのはいけないと根気良く教え込んでいるところで。 「で、飯はどーするかね? 大分焦れてきてるみてーだけど」 「もう良かかね」 ルオウが鷲獅鳥の様子を確認してから言えば、笊にご飯用に捌いた鶏を載っけてやってくる島津がそう答え、ご飯と分かるとそわそわはかはかとしはじめて。 「それにしても、すげー量だな」 「これだけ大きいから、やっぱり結構量が必要なんだな」 早く寄越せとばかりにしゃぎゃーと顔を伸ばす鷲獅鳥ですが、轡を外してルオウと羅喉丸とで暴れないように押さえつつ、島津が肉の載った笊を出して食べさせて。 「ある程度人の気配に慣れて、腹を減らせば御住職以外からも食うみたいだなー」 その様子を見て笹倉も笑うと、その様子を白狐の世話を手伝ったりしながら見ていた九寿重は頷いて立ち上がるのでした。 ●お手本 「白虎」 「ぐるぅ……」 取り敢えずご飯を終えて食後の散歩として境内を引いて歩くルオウと島津に羅喉丸、その前へと勇ましく完全戦装束状態の九寿重が相棒の鷲獅鳥、白虎に跨がり舞い降りて。 笹倉はその様子を、わーと歓声を上げて見ていた村の子供達が駆け寄るのを押さえつつ、様子を眺めて居て。 「ぐわ……」 「ぐるる!」 吃驚したのか警戒しかけたのか唸りかける鷲獅鳥ですが、白虎が一つ低く唸ると九寿重に視線を向けてからぴっと鷲獅鳥を見返すのにくいと首を傾げて。 「白虎、少し前へ!」 「ぐっ!」 九寿重の指示の通りに更に鷲獅鳥へと近付くとぴたりと止まる白虎は、九寿重が降りやすいようにぐと屈み、九寿重も降りると良くできましたとばかりにぎゅと白虎の頭を抱えてちょっと強めに撫でてやります。 「ぐるるる……」 目を細めて撫でる九寿重へと甘える様に頭を擦り付ける白虎、気になるのか鷲獅鳥ははかはかと身体を揺らし、近付くのには九寿重は白虎に喧嘩をしないで、と告げて。 「ぐーっ」 「ん? なんだ? あれをやれって?」 「その鷲獅鳥が気持ちよさそうにしてたから気になるんだな」 加減をしつつもじっと見て来た鷲獅鳥にわしゃわしゃと撫でてやるルオウ、鷲獅鳥はと言えば、加減を知らないので白虎がしていたのを力一杯真似して。 「ぎゃーっ!? 思ったより頭固いぞ」 「ぐる……」 「ぎゃっ!」 ごんごんとルオウに頭をぶつけて怪訝そうな様子の鷲獅鳥に、白虎は一つ声を掛けると改めて九寿重へとすりすりと頭を擦りつけ、それを真似るように頭を擦り付ける鷲獅鳥に羅喉丸は笑いながら撫でてやって。 「これで上手くいけたら良いですね」 白虎がお手本になって良かったです、そう微笑を浮かべる九寿重。 そんな訓練を続けて、数日間。 人に慣れて来た鷲獅鳥が子供達にじゃれつきそうになって羅喉丸が慌てて留めたり、嵐山が白狐の親子の寝床をつくってやっている最中に代わりに寝床にされたりと色々あったようではありますが。 「よしっ、歩くっ!」 自分で狩りをするとかは何かがあっては危険なためさせませんが、一緒に森に獲物を捕りに行くときに連れて行ったりとしていくうちに、九寿重と白虎を見ていたからでしょうか、しゃぎゃーと何やら主張する鷲獅鳥の背に試しに乗ってみたルオウ。 「お、おお?」 ばさっとあまり高くは昇らないものの、境内の上をぐるっと一周回って降りてきたそれは、九寿重が白虎と共に最初に見せた姿と重なって。 根気良く聞かせた甲斐もあったのか、境内で子供達がよじ登って日向ぼっこしながら笹倉と歌ったりするのを、困ったような顔で受け容れてぺたんと伏せている鷲獅鳥を見て。 御住職はほっとしたような表情を浮かべながら、鷲獅鳥の名をどうすべきかと考えている様子なのでした。 |