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『ドキワクスゴロク2007 』
セレスティ・カーニンガム1883


■序

 2006年、不可思議な年の幕開けが密やかに行われたのを覚えているだろうか。いや、覚えていなくとも知らなくとも全く関係はない。そういう事があったのだ、という軽い認識だけでいい。気にせず「へー」とでも言っておけばいい。
 その不可思議な幕開けを、2007年もしようと目論む男がいた。スゴロクに全力を注ぎ、全てを手作りで統一し、商品として巨大黒豆を手渡した、正田・月人(しょうだ つきと)である。
「コマは全て作り直したし、2007年はイノシシ年だから」
 正田はそう言い、小さく「ふっふっふ」と笑う。企んでいる顔なのだが、連日の作業のため、疲れた顔になっている。
「正月といえば、スゴロク! スゴロクといえば、正月!」
 正田ルールを高らかに宣言し、正田は笑った。「はっはっは」と大声で笑い、次に何かを取り出した。
 それは、巨大な黒豆が一粒。2006年度版と同じと思う事なかれ。更にパワーアップを成し遂げた黒豆は、より美味しく、より巨大になっている。その大きさ、直径約一メートル。
「さあ、集え! 商品は勿論黒ま……」
 そこまで言った所で、盛大なクシャミが出た。ついでに鼻水もたり、と垂れる。
 正田はポケットからそっとティッシュを取り出し、鼻をかむのだった。


■集合

 正田が鼻をかんでいると、セレスティ・カーニンガム(せれすてぃ かーにんがむ)が「大丈夫ですか?」と話しかけてきた。
「風邪ですか?」
「いや、そういう訳じゃないと思うんだけど」
「引き始めが肝心ですからね、暖かくしてくださいね」
「有難う。やさしさが身にしみるよ」
 正田が軽く涙目になっていると、後ろから「ここだな」と言いながら清芳(さやか)がやって来た。きょろきょろとあたりを見回し、小さく「ふむ」という。
「黒豆、どこにあるんだ?」
「へ? 黒豆なら、景品としてそこに」
 正田の指差す方に、確かに巨大な黒豆があった。つやつやと黒光りしている。
「やっぱり優勝商品が黒豆なんだな。さっき、黒ま、で止まっていたから、違うものだっていう落ちかと思った」
「そんなことはないぞ。正月と言えば黒豆、黒豆といえば正月」
「よし、黒豆ゲットだ!」
 清芳はぐっと拳を握り締める。すると、その黒豆をつんつんとつつく指があった。見ると、翠嵐(すいらん)が不思議そうな顔で黒豆をつついているのだ。
「な、何をしているんだ?」
 慌てて正田が突っ込みを入れる。翠嵐は気にすることなくつつき続け、こっくりとうなずく。
「もしこれを得られたとしても、私は食べられないのでプレゼントするか」
「え、ええと。そろそろつつくのをやめて貰えると」
 軽く涙目。セレスティの時とはまた違う、悲しい涙である。
「ずいぶん大きな黒豆ですが、小さく刻んで煎れば小さな黒豆になるのではないでしょうか」
 セレスティの呟きに、皆の動きがぴたっと止まる。かろうじて正田が口を開く。
「そ、それでは黒豆としての黒さがなくなるじゃないか」
「ああ、そうですね。確かに、黒くはなくなりそうです」
 にこっと微笑むセレスティ。正田は「そうだよ、黒くないもん」と、ぐぐっと目頭を押さえる。泣いては駄目だ、ここで泣いたら負けだ、と呟きながら。
「では、私が貰いましたら鏡餅の下に置きましょうか。日本的正月、鏡餅が黒豆の上に乗っているというのも、また違った風でよさそうです」
「黒豆の尊厳を守ってやってくれないか?」
 震える声で、正田が頼み込む。
「……なぜ妙に疲れた表情をしているんだ。怪しい」
 ぼそ、と翠嵐が呟く。正田にも聞こえたらしく、うう、と軽く声を上げる。
「最終的にはお節を分けてもらうとして、頑張ろう」
 ぐっと拳を握り締める清芳に、正田は「なぜ、分けることに」と尋ねる。
「お節には黒豆、そして暖かいお雑煮が必須だろう」
「それはそうだけど」
「去年参加した人から聞いたけど、お雑煮がおいしかったって言っていたから」
「いや、それは嬉しいけど」
「家族にお土産は必須だし!」
 見事。そう言いきられてしまっては、もう何もいえない。清芳の勝利である!
 その実、自分だけ食べた、という言葉を家人から言われるのを防止しているというものなのだが、清芳の心の中にそっとしまわれた。
「それにしても、不思議な豆だ。怪しい男だからこそ、作れるというのか」
 つんつんつん。再び翠嵐が黒豆をつつき始めた。それに倣い、セレスティや清芳まで手を伸ばし始めた。正田は「ええい、待て待て!」と慌てて三人を止める。
「は、始めるから! ドキワクスゴロクを始めるから、やめてくれ!」
 最後は懇願のようであったと、後に三人は口をそろえて証言するのだった。


■1巡目

 サイコロを振る順番は、来た順であるセレスティ、清芳、翠嵐となった。
 まずはセレスティの第一投である。
「さあ、いきますよ」
 どことなく嬉しそうにそういうと、セレスティはサイコロを転がす。出てきた数字は、2だ。
「2ですね」
 セレスティはそう言って、2マス進む。
『1つ進む、イエイ!』
 アナウンスが叫ぶ。それに従い、1マス進む。すると、突如『アミーゴ!』という叫び声が響いた。
『サンバのリズム! 今年もアツイ!』
「サンバですか」
 セレスティが感心していると、マスの中心がぱかっと開いて、機械音をさせながら机が出てきた。机の上には、派手な衣装が乗っかっている。実に煌びやかだ。
「さあさあ、それを適当につけて、レッツ・サンバー!」
 正田の掛け声とともに、セレスティは踊り始めた。手にはマラカスを持ち、楽しそうに踊っている。熱い音楽、激しいリズム。正田も嬉しそうにサンバを踊っている。
 踊りきった瞬間、一同から拍手が起こった。2007年のサンバも、なかなか熱い。
「去年もやったんだけど、今年の方がかなりアツイよ」
 汗をタオルで拭いながら言う正田に、セレスティは「そうですか」と答える。自らもタオルで汗を拭う。中々、心地よい汗だ。
「次は、私だな」
 清芳はそう言い、サイコロを手にする。そうして、勢いよくサイコロを転がした。あまりに勢いがつきすぎたため、遠くのほうまでサイコロが転がっていってしまった。
「わ、わざとじゃないよね?」
「まさか。私は真剣にサイコロを転がしただけだ」
 真顔で言う清芳にそれ以上いえず、正田は仕方なくサイコロの目を確認しに行く。基本的に、遠くまで転がっていったサイコロの目を確認するのは、ジャッジを担当する正田の役目なのである。
 転がりきったサイコロを確認し、正田は笑顔で戻ってきた。すがすがしいまでの、嬉しそうな笑みだ。
「2、2だよ。出た数字は、2」
「2って、まさか」
 そのまさか、である。
 正田が超いい笑顔で帰ってきた理由が分かり、清芳はため息混じりに2マス進む。すると、当然アナウンスされるのは「1マス進む」という言葉であり、その先に待っているのは、当たり前のように。
「はい。頑張ってくださいね」
 セレスティの励ましとともに手渡されたのは、マラカス。
 そう、ここは正田が熱くなる場所、サンバ。
『サンバのリズム! 今年もアツイ!』
 二度目のサンバが鳴り響く。清芳は仕方なくマラカスを持ち、音楽に合わせて踊る。最初は恥ずかしいと思っていたが、やがて恥ずかしげもなく「イエー!」などと叫びながら踊る正田を見て、恥ずかしさは半減する。
 踊りきると、ぱちぱちと拍手が起こった。きちんと踊りきった清芳と、二度目ながらもノリノリだった正田に向けて。
「私の番か」
 翠嵐はそういうと、サイコロを手にして転がす。今度は走って確認しに行かずにすんだ。そうして出てきた数字は、4だ。
 4マス進むと、突如ガラガラと音をさせながらボーリングレーンが出てきた。何事かと思っていると、アナウンスが叫びだした。
『新春ボーリング! レッツストライクー!』
「ボーリング……?」
「あっちに立っている10本のピンを倒せばいいんだよ。このボーリングの玉で」
 正田はそう言って、ボーリングの玉を翠嵐に手渡す。翠嵐はじっと玉を見つめ、くるくると回した後に指を入れるための穴に気づく。
「これは何だ?」
「そこに指を突っ込むんだよ。ほら、こういう風に」
 正田が示してやると、翠嵐もそれに倣った。しっかりとボールを持ち、一気にピンに向かって……投げた。
 それは、ボーリング場でよく目にする下から投げるというスタイルではない。どちらかというと、野球場で目にすることが多い上からの投法。
 がこーんっ!
 飛び上がってしまうような音が鳴り響き、思わず正田はびくりと体を震わせる。ぷらぷらと手を振る翠嵐は、小さく「うむ」と言ってため息をつく。
「残念だ。6本しか倒れてない」
「あ、ああ……うん。そうだね。6本だけだね」
 軽く震え気味の正田。
「これは全部倒さないといけないんだろう?」
「ああ。それ全部倒すまで、ここで待機してもらうから」
 正田の言葉に、翠嵐は「……そうか」とうなずく。特に文句があるわけでもなく、かといって嬉しいわけでもないようだ。
 いたってマイペースである。
 こうして1巡目が終了し、トップは翠嵐、次にセレスティと清芳がいるという順番になっていた。


■2巡目

 再びセレスティに順番が返った。セレスティは「では、いきますよ」と言ってサイコロを転がす。そうして出てきた数字は、5だ。
 数えながら5マス進んでいくと、だんだんだんだんだーんだーんだーん、という軽快なベース音が響き渡った。
 どこかで聞いたことのあるメロディだ。
『レッツゴー、ヒゲダンス!』
「ヒゲダンスですか」
 驚くセレスティをよそに、マスの中心からはサンバと同じような机ができてきて、付け髭と蝶ネクタイ、それにレイピアが置いてあった。
「これは、まさか……」
「そう、伝説のオレンジだよ」
 小だが言った瞬間、音楽に合わせてやけに等身の大きな猪がやってきた。顔は愛らしい猪の顔をしているのだが、ボディがまるでマネキンのような見事な八頭身である。
「気持ち悪いな」
 ぼそ、と清芳が呟く。すると、正田が「怖くないよ」といって抗議する。
「猪君1号だよ。ほら、怖くないよ。ね?」
 正田の言葉に、猪君1号がこっくりと頷いた。やっぱり、怖い。
「いや、怖い部類に入るだろう」
 ぽつりと翠嵐が呟く。正田はそれを聞いてしまい、がっくりと肩を落とす。
 そんな正田を気遣うことなく、猪君一号は何かを取り出す。それは、オレンジだった。それを投げるから、レイピアに突き刺せといっているのである。
「いいでしょう」
 セレスティは小さく微笑むと、レイピアを構える。中々絵になっている。
 音楽にあわせ、オレンジが放たれる。オレンジは大きな弧を描き、セレスティのレイピアに向かっていく。
 ぶすっ。
 景気のいい音とともに、オレンジは見事レイピアに突き刺さった。すばらしい技を披露したセレスティに、惜しみのない拍手が送られる。
「よし、じゃあ私だ」
 清芳はそう言い、サイコロを構える。またもや遠くまで転がされてしまうのではと正田は警戒していたが、今回はきちんと転がしてもらえた。
 ほっとしながら目を確認すると、1だった。清芳は「なかなか6が出ないな」と呟きながら、1マス進む。すると、先に来ていた翠嵐が無言でボーリングの玉を渡してきた。
 そう、ここはボーリングのマスである。
「あのピンを、全部倒せばいいだけだ」
 ぐっと清芳はボーリングの玉を握り締め、構える。意外とずしっとくる。翠嵐と同じ投げ方をするのは無理だと判断し、下から投げることを決める。
 というよりも、それが本来あるべきボーリングの投げ方なのだが。
 がこん、という音とともにボーリングの玉がピンへと向かっていく。そうして倒れたのは、惜しくも9本。
「あと1本、1本が」
 清芳は、くっと悔しそうに拳を握り締める。なんとも悔しい。あと1本だったのだから。
 そして再びピンは並べられる。今度は4本、翠嵐が先程倒し損ねたピンの数である。
「では、行くか」
 翠嵐はそう言い、ボーリングの玉を構える。やっぱり同じように、上からの投法を起用している。そうして同じくボーリングの玉が放たれる。
 がっこんっ!
 ボーリングだよね? と聞きたくなるような音が響き渡り、ピンの確認がなされる。残念なことに、1本しか倒れていない。
「おおっと、残念! どうやら、横にそれてしまったようだぁ!」
 勢いよく正田が言うが、翠嵐はただ「そうか」とだけ言って頷いただけだった。
「ええと、1本しか倒れなかったんだよ?」
「分かっている」
「悔しくないのかい?」
「全く悔しくないという訳ではないが、仕方がない」
 全てを受け入れている翠嵐に、正田はちょっぴり物足りなさを感じた。何故か、悔しい。別に自分は悔しくなるところじゃないのにも関わらず。
「私は悔しい」
 むっとしながら言う清芳に、正田は「うん、そうだよね」と少しだけ嬉しそうにするのだった。
 これで、順位はセレスティ、そして清芳と翠嵐が同じマスになった。


■3巡目

 再びセレスティに順番が返る。既に、セレスティの目にはゴール地点が見えた。あと少しなのである。
「スタートに帰る、とかなければいいのですが」
 セレスティはそう言い、サイコロを転がした。そうして出てきた数字は、6だ。中々景気のいい数字である。
 とんとんと進んでいき、そうしてたどり着いたのは……。
『ゴール! コングラッチュレーショーン!』
「ああ、ゴールしましたか。優勝してしまいましたね」
 セレスティは嬉しそうに微笑む。
「ああ、先にゴールされてしまった。6が出ていれば」
 清芳が残念そうに呟く。
「……そうか」
 こく、と翠嵐が頷いた。心なしか、残念そうだ。
「せっかくだから、もう一回ずつサイコロを振るかい? もう、ボーリングはいいことにして」
 正田が提案すると、清芳と翠嵐は互いに顔を見合わせた後にこっくりと頷いた。もう一回ずつだけでも、スゴロクを楽しむのも良いだろう。
 清芳がサイコロを転がすと、出てきたのは3であった。
「もしかしたら、景品のマスに止まるかもしれないし」
 小さな期待を込めて進んでいく。すると、パンパカパーン! という、盛大なファンファーレが鳴り響く。
『ラッキー、お年玉ゲーット!』
 ちゃりーん。
 アナウンスと共に、ぽち袋が現れる。中を確認すると、入っているのは150円。
「……150円しか入っていないんだが」
「うん、それだったら自動販売機でジュースが買えるでしょ? しかもでかいやつが」
 そういう問題ではないような気がしたが、清芳はぽち袋をポケットにしまう。こういう小さなお年玉があるというのも、ある意味感慨深いかもしれない。
「では、最後の一振りだな」
 翠嵐はそういうと、サイコロを転がす。そうして出てきたのは、1だ。
 1マス進むと、ばばん、という音が鳴り響いた。
『クイズ、KUROMAME!』
 威勢のいい音と共に響いたアナウンスに、翠嵐はしばらく考えた後に「そうか」と頷いた。何事にも動じないその姿勢に、何故か正田は涙する。
『問題! 猪の子どもの事を、一般的に何と言うか?』
「……猪子」
 ぶぶー!
 ぽつりと呟くその言葉に、盛大な音が響く。
『正解は、ウリ坊でした。残念!』
 クイズに不正解してしまった翠嵐が、今度こそ悔しがると期待しながら正田は見つめる。だが、翠嵐から出たのはやっぱり「そうか」だった。正田は改めてがっくりと肩をうな垂れた。
「どうした、訳の分からない男だ」
「そうさせているのは、誰だよ……」
 涙混じりに正田が言った。
 こうして、2007年の黒豆獲得者が決定したのだった。


■表彰式

 セレスティに、巨大黒豆が授与される。セレスティはそれを受け取り、じっと見つめる。
「これ、黒豆の味がするんですよね?」
「そうだよ。しかも、かなり美味しいよ。かなり改良を重ねたからね!」
 正田が誇らしげに言う。
 そんな黒豆を、清芳と翠嵐が見つめる。
「正月にその黒豆、食べてみたかったんだが」
 清芳はそう言って、黒豆をそっとなでる。
「残念だが……まあ、私は食べられないからな」
 翠嵐はそう言い、つんつんとつつく。
「ならば、どうでしょう。これから皆で黒豆を食べるというのは」
 セレスティの提案に、清芳と翠嵐が手をぱちぱちと叩く。正田が「えっえっ」と一人動揺する。
「そんな、いきなり料理かい?」
「正田さんは、黒豆を知り尽くしていますよね?」
「そりゃ、そうだけど」
「ならば、この巨大黒豆を料理していただけませんか?」
 セレスティの提案に、正田は「えっ」と声を上げ、清芳と翠嵐はこっくりと頷いた。
「それで、ついでにお節とかもおすそ分けしてくれるといいんだけど」
 清芳はお節も一緒に貰う気満々だ。
「私も主に食べさせたいから、貰っていこう」
 翠嵐も貰う気満々だ。
「聞けば、なかなかの料理上手ですとか。きっと、正田さんならばおいしく作ってくれますよね?」
 セレスティにそういわれてしまっては、もう断れない。正田は「わかった」と言って苦笑する。
「実は、お節料理とか今回使わなかったものとか、ちょっとした宴会ができるようになってるんだ」
 正田の言葉に、再び拍手が起こる。
「良かったら、他の人も呼んでいいよ。たくさんあるから」
 正田がそういうと、早速皆がそれぞれに人を呼び始めた。
 今度はスゴロクではなく、宴会が始まるのだということを付け加えながら。

<2007年は始まり・了>


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┗━┛★PCあけましておめでとうノベル2007★┗━┛
<東京怪談>
【 1883 / セレスティ・カーニンガム / 男 / 725 / 財閥総帥・占い師・水霊使い 】

<聖獣界ソーン>
【 3010 / 清芳 / 女 / 20 / 異界職 】
【 3397 / 翠嵐 / 女 / 24 / 異界職 】

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■         ライター通信          ■
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 お待たせしました、コニチハ。霜月玲守です。この度は「ドキワクスゴロク2007」にご参加いただき、有難うございます。
 あけおめノベルといわれ、再びスゴロクにしてしまいました。NPCも変わっておりません。商品もまた黒豆……と、微妙なものになりました。でも、スゴロクのマスを考えるのは本当に楽しかったです。
 セレスティ・カーニンガム様、いつもご参加いただき有難うございます。刻んだら、確かに黒豆になりそうです。もちろん、巨大の意味が全くなくなりますが。鏡餅の下に置いた図は、妙に面白い気がします。黒豆ゲット、おめでとうございます。
 今年一年が皆様にとって素敵な年になられる事を、陰ながらお祈り申し上げます。
 ご意見・ご感想等、心よりお待ちしております。それでは、またお会いできるその時迄。
PCあけましておめでとうノベル・2007 -
霜月玲守 クリエイターズルームへ
東京怪談
2007年01月15日

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