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『とりっく・おあ・とりーと! ―セブンス・スクエア― 』
露樹・八重1009
●オープニング【0】
 お菓子魔法使いアリス・ペンデルトンに連れられ、訳も分からずお菓子の城へ足を踏み入れることになってしまった。いきなり見知らぬ場所に放り出されたのだ、とりあえず行ける所に行ってみるしか仕方のない話である。
 アリスはお菓子の城を勝手知ったる何とやらとばかり、ずんずんと進んでゆく。やがて大きな両開きのチョコレートの扉へぶつかった。と、勝手に扉が開かれて、部屋の中ではアリスを待ち受ける者たちが居た。
「いらっしゃい、待っていたわ……アリス」
 それは露出度の高い革のコスチュームに身を包んだグラマラスな妙齢の女性。その女性の傍らには風変わりなコスチュームに身を包んだ女性が3人居た。白きナースさんな猫耳娘、メイドさんな狐耳娘、そしてバニーさんなうさ耳娘……って、最後はそのままじゃないかと突っ込んではいけない。いや、そもそも全体的に突っ込むな。
 グラマラスな女性はアリスに同行している者に気付くと、ふふっと笑みを浮かべて挨拶をしてきた。
「あら、ようこそ……初めましてよね。あたしはイルセ、このお菓子の城に住む魔女よ。あたしを倒しに来たんでしょう?」
 イルセにそう言われて思い出す。アリスが『あの城に住む魔女をやっつけろ!!』と言っていたことに。でも倒せって、どうやって?
「よし、今日こそやっつけてやるのぢゃ! ゆけ、使い魔!!」
 イルセをびしっと指差し命令するアリス。というか、あんた人任せかっ!!
「ふふ……勝てないからって使い魔に頼るようじゃまだまだね。今日もまた返り討ちにしてあげるわ。いきなさい、3人娘!!」
 アリスをびしっと指差し命令するイルセ。ちょっと待て、あんたも人任せなのかっ!!
 すると3人娘は何やら運び込んできた。それはチョコレートで作られた7×7マスに区切られた盤と、49個の穴が空いているクッキーで作られた蓋。合わせて高さ15センチ、蓋が5センチで本体となる盤が10センチといった所か。
「いつものようにこのゲーム……『セブンス・スクエア』で決着よ」
 どうやらこの盤は、その『セブンス・スクエア』とやらで使われる物のようだ。と、今度は色とりどりの飴玉を持ってくる3人娘。各色ごとに8個ずつまとめられていた。よくよく見てみると飴玉8個のうち7個にはローマ数字が刻まれており、1から7まで存在している。残る1個だけ何も刻まれてはいない。
「初めて見るゲームかもしれないから、ルールを説明してあげましょうね」
 イルセがくすくす笑いながらルールを説明する。
 各プレイヤーは同じ色をした1から7までのローマ数字が刻まれた飴玉と、やはり同色の何も刻まれていない飴玉との8つの飴玉を持って、蓋に空いた穴から盤へ入れてゆくのだという。その時、自分で同じ穴に複数の飴玉を入れてはいけないのだそうだ。その場合、そこに入れた飴玉は全て無効となるので要注意。
 そして全員が飴玉を入れ終わったら蓋を開けて、計算する。一番高い数字の飴玉を入れたプレイヤーが、そのマスを得たことになる。複数人該当者が居ればその全員が等しくそのマスを得たことになる。計算は縦軸・横軸各々で行われる。横軸は加算、縦軸は乗算で、この時1個でもマスを得ていたら、その軸の合計が自分の得点に加算されるのである。なお、2マスあれば2倍、3マスあれば3倍と、軸の自分のマスの数に応じて得点は跳ね上がる。
 例を挙げよう。横軸でもし1・1・1・2・2・2・3となったら、その軸にマスを持っていたら1マスにつき12点入るということだ。これが縦軸だったら、24点の計算となる。
 しかし、ここで重要となってくるのが何も刻まれていない飴玉だ。この飴玉が1個でも入っていたら、そのマスは問答無用で誰の物でもなくなる。数字も0という扱いになるのだ。
 先程の例を少し変えて説明してみよう。横軸でもし1・1・0・2・2・2・3となったら、その軸にマスを持っていたら1マスにつき11点入る。しかしこれが縦軸だと、0がある乗算ゆえに0点となってしまう訳だ。
 では、誰も飴玉を入れなかったマスはどうなるのか。それについては無視される。0があるマスにはならず、元から存在しない扱いになるのだ。ゆえに計算からは除外される。
「勝負の決着はこうしましょうか。使い魔の誰か1人でも3人娘全員の得点を上回り、かつ3人娘で一番得点の低い者を下回る得点が2人までしか居なかったらアリス、あなたの勝ちよ」
「望む所なのぢゃ!!」
 勝利条件が決まった所で、アリスは使い魔の方へ振り向いた。
「頑張るのぢゃぞ! 勝てばご褒美に好きなお菓子をいっぱい出してやるのぢゃ!! ただし負けるといたずらしてやるのぢゃ!!」
 すみませんアリスさん、いたずらは勘弁してください。
「そうそう、1つ言い忘れていたわ。もし妙な力を使うようなら……ふふ、お・し・お・き☆」
 イルセがにっこりと笑って言った。すみませんイルセさん、そのコスチュームですから洒落になってません。
 ともかく、こうして何ともややこしいゲームに参加させられるはめになったのであった……。

●ゲームに対する想い色々【1】
「食べ物をおもちゃにしてはいけませぇーーん!」
 白うさ耳のついたローブに金時計という姿の露樹八重は、そうやって怒りながらぴょこんぴょこんと跳ねていた。……シュライン・エマの頭上で。
「……あのね、ちょーっと痛いかも」
 ぼそりとつぶやいたシュラインは思わず苦笑い。時折、金時計が頭に当たっているのだから仕方がない。
 そのつぶやきに気付いた八重はシュラインの頭上からぴょこんと飛び降りて、肩を1度経由してから床へと降り立った。
「むぅ……」
 不機嫌な表情の八重は、持っていた待ち針で何度ものの字、のの字をを床に記してゆく。まあ実は床も砂糖菓子で出来ていたりするので、ガリガリと削れてゆく訳ですが。
(……このげぇむはあたし苦手なのでぇす……)
 あれこれとお菓子で出来ているお菓子の国での八重の理不尽な怒り。それは以前、このゲームを経験したことがあったからだ。もっともその時は、散々な結果になってしまったのだけれども……。
「美味しそうな盤ねぇ」
 お菓子で出来た盤をしげしげと眺めシュラインが言った。シュラインも八重同様に、このゲームを経験したことがあった。というか、八重と同じ時にプレイしたのだ。その時は確かシュラインが優勝していたはずだ。
「近くで見せてもらってもいいかしら?」
 そうイルセに尋ねるシュライン。
「別に構わないわ」
 イルセの承諾を得て、シュラインはお菓子の盤のそばまで言った。さすがはお菓子で出来ているだけあって、近付くとよい甘い香りが漂ってくる。ゲームに使うのがもったいなく感じてしまう。
「……人肌で溶けないのかしらね」
 シュライン、ぼそっと素朴な疑問。
「甘くみないで。そんなにやわじゃないのよ」
 あ、イルセさん、聞こえてましたか。
「お菓子なのに甘くないのはおかしいのでぇすよ……」
 誰が上手いこと言えと言いましたか、八重さん。……って、まだのの字を記してるし。
「……あんまりご無体なことするとお城たべてやるのでぇす」
 食うなっ! そもそもあなたの場合、本気でやりかねないから怖いんです。
(あらあら、経験者らしいわね)
 イルセが八重とシュラインの様子を見てそんなことを思っていると、シュラインが話しかけてきた。
「アリスちゃんと……イルセさんでしたっけ。お2人参加なさらないんなら、表や採点など細々したことよろしくお願い出来るのよね?」
 にっこり笑顔でアリスとイルセへ言うシュライン。何というか、笑顔の裏に『そんなことすらやらないのなら、どうなってもいい覚悟は出来ているのよね?』というオーラが見え隠れしているのはきっと気のせいですとも、ええもちろん。
「当たり前じゃないの」
 くすっと笑みを浮かべ、イルセが答える。
「計算くらいなら手伝うのもやぶさかではないのぢゃ!」
 だからアリスさん、何でそう偉そうなんだか。
「じゃあ、お手柔らかに」
 やることやってくれるのなら別段構いはしない。シュラインはイルセに向かってそう言った。

●手番:八重【3】
 プレイの順番は次のように決まった。1:猫耳娘、2:シュライン、3:狐耳娘、4:八重、5:うさ耳娘という流れだ。ちょうどアリス側の2人が各々、イルセ側の3人娘で挟まれる形となる。
 猫耳娘、シュライン、狐耳娘と3人の手番が滞りなく終わり、次は4番手の八重の順番である。
「……むぅ……」
 盤の上に立ち、数字の飴玉を抱えて穴に落ちぬよううろちょろと歩き回る八重。非常に難しい表情である。
(どうすればいいでぇすか)
 待っている間、考えてはみた。考えてはみたけれど……すぐに頭がショートして、煙を吐き出してしまいそうな気持ちだった。パズルの類は、どうしても八重と相性が悪いようだ。
 結局考えはまとまらず。まとまらないのなら、取るべき行動はたぶん1つ。
(えーい! 今回はもはや博打なのでぇすよ……!)
 八重は意を決すると、大きな声で叫んだ。
「えいやー!」
 次の瞬間、八重はマスの穴を目がけて抱えていた飴玉をばら撒いた。かなり思い切った行動である。飴玉は盤のあちこちに激しくぶつかってから手近な穴へすぽんと入っていった。
「もう分からない時は運まかせ! これに限るのでぇす! なるようになっておしまいなさいなのでぇす!」
 完全に開き直りましたね、八重さん。
「……でもおしおきいやんなのでぇす……」
 開き直っても本音は隠せませんか、やっぱり。目に大粒の涙が浮かんでるし。……そんなに嫌ですか、おしおき。
 内訳は次の通り。1:D4、3:E2、4:C3、5:B3、6:G7、7:A1、0:D6(盤の左上をA1、右下をG7とし、左から右にAからG、上から下に1から7として表記)だ。
 ……おや、何か足らないような?

●結果発表【4】
 最後のうさ耳娘まで無事にプレイは終了した後、イルセとアリスが盤の前まで行きクッキーで作られた蓋を開けた。これから得点計算の開始である。
 確定したマスの内容を記録し、縦軸横軸の計算結果を記してゆく2人。結果が出るまで、どきどきの時間であった。
 やがてそれも終わり、2人がプレイヤー5人の前に戻ってくる。
「結果が出たわよ。今から順番に発表してゆくから、よく聞くのよ」
 イルセはそう言って、確定結果を読み上げていった。

【横軸】
・1:八7/狐7/なし/猫3/狐4/う6/狐5/1軸合計32
・2:なし/なし/なし/シ1/八3/狐1/シ6/2軸合計11
・3:なし/八5/八4/0/シ2/なし/なし/3軸合計11
・4:なし/なし/シ3/猫4/なし/なし/猫2/4軸合計9
・5:狐6/なし/0/なし/シ7/猫6/なし/5軸合計19
・6:狐2/0/なし/0/う4/なし/なし/6軸合計6
・7:0/狐3/猫7/う7/なし/なし/八6/7軸合計23
*各軸左から右へAからGとして表記
*略称は猫:猫耳娘、シ:シュライン、狐:狐耳娘、八:八重、う:うさ耳娘
*なしは玉が入らず、0は誰かが0玉を入れたことを意味する

【縦軸】
・A軸合計:0
・B軸合計:0
・C軸合計:0
・D軸合計:0
・E軸合計:672
・F軸合計:36
・G軸合計:360

【獲得得点】
・猫耳娘:488
・シュライン:1765
・狐耳娘:1223
・八重:1120
・うさ耳娘:769

「という訳で、勝利条件を満たしているから……あなたの勝ちよ、アリス」
 シュラインがトップを取り、3人娘の最低得点を下回る者も居なかった。ゆえに、アリス側の勝利であった。
「やったのぢゃ、勝ったのぢゃー!」
 両手を上げてとても喜ぶアリス。そしてシュラインと八重の方へとやってくる。
「よくやったのぢゃ、使い魔!!」
 いや、だから使い魔じゃないですってば。
 ちなみに3人娘の玉を入れた内訳は次の通り。

【猫耳娘】
・1:G2、2:G4、3:D1、4:D4、5:A7、6:F5、7:C7、0:B6

【狐耳娘】
・1:F2、2:A6、3:B7、4:E1、5:G1、6:A5、7:B1、0:D3

【うさ耳娘】
・1:B1、2:G7、3:A7、4:E6、5:G2、6:F1、7:D7、0:C5

「そうそう、1つだけ」
 イルセが思い出したように言い、1つの飴玉を皆に見せた。飴玉にはローマ数字の2が刻まれ、その色は確か八重が持っていたのと同じ。
「落ちてたわよ、これ」
「はうっ!?」
 イルセの言葉にショックを受ける八重。ばら撒いた時、この1個だけ外へ飛び出してしまったようである。
「……またやってしまったのでぇす……」
 はい八重さん、のの字、のの字――。

●明らかになる事実【5】
「どうぢゃ、わたしの実力は」
 えへんと胸を張り、アリスがイルセに向かって言った。
「成長したわね。……認めなきゃいけないでしょ」
 ふふっと笑みを浮かべるイルセ。3人娘もアリスに向かってパチパチと拍手をしている。
「あら……何か……」
 何か、変だ。シュラインが首を傾げた。『魔女を倒せ』などと言われたにしては、勝負が決まってもどうにも和やかではないか?
「ふふん、わたしも日々成長しているのぢゃぞ、イルセおばさん」
 お、おばさん?
「だからアリス、おばさん言わない! あたしはまだ若いんだから!!」
 イルセがアリスを窘める。ええと……これはどういうことでしょう?
「実はわたしの叔母なのぢゃ」
 アリスがシュラインと八重に説明する。
「親戚だったのでぇすかっ!!」
 びっくりする八重。
「つまりこういうこと? 姪の実力を見ていた……?」
 眉をひそめ、シュラインがイルセへ尋ねた。
「その通りよ」
「その通りぢゃ」
 イルセとアリスの声が重なった。
「……何か釈然としないかも……」
 気持ちがもやもやとするシュライン。無理矢理駆り出されたあげく、使い魔とか言われたり、負けたらいたずらするとか言われたのはどうなんだと。まあ勝ったからいいようなものの、もし負けてたら何か仕返しをしなきゃ済まない気分だったかもしれない。
「もうどうでもいいのでぇす! 勝ったんだから、お菓子を出すのでぇすよ! さもなきゃいたずらしてやるのでぇす!!」
 八重がぴょこぴょこ跳ねながら言った。というか、あなたがいたずらしてどうするかと。
「そうぢゃった、そうぢゃった。さっそく希望を言うのぢゃ」
 アリスがシュラインと八重に向かって希望を聞いた。
「そうね……じゃ、このゲームにちなんで、ゲーム盤型のちょっと大人な味のチョコレートケーキ、とか?」
 くすっと笑うシュライン。
「チョコレートケーキぢゃな、よし!」
 シュラインの希望を聞いたアリスは、魔法でチョコレートケーキを出そうとした。次の瞬間、ぽんっと空中にチョコレートケーキが出現した。そう、シュラインの目の前の空中に。
「あっ」
 シュラインが動く間もなく――。
 べちゃ。
 そのまますとんと床へ落下してしまったのだった。
「もう、空中に出してどうするの。やっぱりまだまだね、アリス」
 小さく溜息を吐き、イルセが代わりにチョコレートケーキを出した。今度はちゃんとお皿に載ったチョコレートケーキが、テーブルの上に出現した。
「あたしはモンブラン食べ放題がいいのでぇす!!」
 八重も続いて希望を出す。おはぎと迷ったが、最初に浮かんだモンブランにしてみた。
「モンブランぢゃな? 今度は絶対大丈夫なのぢゃ!!」
 八重の希望を聞いたアリスは、再び魔法を使用する。
 ずしんっ!
 ちょっとした音とともにモンブランが出現する。その大きさは1メートル以上は確実にあったろうか。まさかモンブランだけに山という洒落でもなく。……明らかにまた失敗した模様。
 ところが。
「わぁい、たっぷりたぁっぷりなのでぇす♪」
 八重は大喜び。さっそくモンブランの山へ登山を開始したのであった。……さすがは底なし胃袋の持ち主だ。
「ん、苦味があって、ほんのりブランデーの香りもして……確かに大人の味だわ」
 チョコレートケーキを食べ始めたシュラインがそんな感想を口にする。まさに指定通りの味であった。
「どんどんのぼるのでぇす♪」
 一方の八重は、山のようなモンブランの頂上を目指して、食べ登ってゆく。ぱくぱくもぎゅもぎゅと口を動かしながら、とても幸せそうな顔をしていた――。

【とりっく・おあ・とりーと! ―セブンス・スクエア― おしまい】


━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【 整理番号 / PC名(読み) 
                   / 性別 / 年齢 / 職業 】

●東京怪談 SECOND REVOLUTION
【 0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
     / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員 】
【 1009 / 露樹・八重(つゆき・やえ)
          / 女 / 子供? / 時計屋主人兼マスコット 】


ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
・ようこそ、お菓子の国ハロウィンへ! ご参加ありがとうございます。このお話の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、このお話の文章は(オープニングを除き)全5場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通す機会がありましたら、このお話の全体像がより見えてくるかもしれません。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定しています。
・お待たせいたしました、お菓子の国でのゲームの模様をここにお届けいたします。さすがに経験者には一日の長があったかなという感じですね。
・実は今回の勝利条件、よくよく見るとアリス側が不利なんですね。だってアリス側の参加人数が3人以上になると、3人娘の最低点数の方の条件に引っかかる可能性が増えてゆきますから。それでいて誰かしら3人娘を上回らないとならないのですしね。
・イルセがアリスと何かしら関係あることに気付く方が居るかなと思ったのですが、結局居ませんでしたね。名前をよく見てください。『イルセ』という名前は『アリス』を1文字ずつ後ろにずらしたものなんですよね。気付いていましたか?
・ともあれ無事に勝利することが出来て、美味しいお菓子を堪能することが出来ました。
・露樹八重さん、ご参加ありがとうございます。ええと、『2』については本文の通りとなさせていただきました。それはさておき、山のようなモンブランを食べることが出来て、八重さんとしては幸せだったのではないかと思います。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。きちんと目を通させていただき、今後の参考といたしますので。
・それでは、また何かの折に出会えることを願って。
お菓子の国の物語 -
高原恵 クリエイターズルームへ
東京怪談
2006年12月01日

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