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『S・H・I・G・E・K・I・Sparkling! 』
松田・真赤2849)&八重咲・マミ(2869)


 メンバーの中では珍しく曲作りをする前から話題性のあった今回の新曲だが、実は世間的にも大きな話題性を持った曲だったのだ。この曲はスティルインラヴ初のタイアップ商品である『スティルサイダー』のキャンペーンソングにも使われるというのが理由である。すでにメンバーは商品のラベルに使う写真やコマーシャルで使われる映像の収録を終え、後は曲の収録を済ませてプロモーションビデオを収録するところまで漕ぎつけた。6人のメンバーの中心でサイダーをマイク代わりにして立っているのが松田 真赤、そして本物のマイクを持っているのが八重咲 マミ。このふたりが目立つところに立っているのも、それなりの理由がある。ここでもまたまたスティルインラヴ初となる要素が存在し、今回は真赤とマミのツインヴォーカルで曲の構成がされているというのだ。
 これだけの話題性を持った曲なのだから、当然さまざまな方面から取材の記者にやってきた。飲料水メーカーがセッティングした記者会見を境に加速度的に忙しくなり、メンバーは曲の構想から好みの飲み物までいろんな角度の質問を受けた。事務所のマネージャーや社長が先頭に立って彼女たちのスケジュール調整をし、なんとかレコーディングのためのまとまった時間を用意したが、彼女たちが一番手間取ったのは実は曲作りだった。
 作詞や作曲を担当するメンバーが神経質になってしまい、『どこを真赤が、どこをマミが歌うか』の配分を考えすぎてしまったのだ。他のメンバーも『ツインヴォーカル』という看板を掲げた以上、どこまで自分が前へ出ていいのかと真剣に悩んでしまう始末。刻一刻過ぎていく。そんなある日、真赤が「私がマミと一緒に歌うんでもさ、結局はスティルの曲なんだから。いつもみたいに作ればいいじゃない」と訴えた。その一言で全員の気持ちが楽になったのか、悩み抜いていたのがウソのように作業がはかどった。ここ一番でリーダーシップを発揮するのが真赤である。

 そして出来上がったのが『S・H・I・G・E・K・I・Sparkling!』という曲である。


■S・H・I・G・E・K・I・Sparkling!
  作詞・作曲・編曲:STILL IN LUV


 鉄板のようなアスファルトを 華麗に滑るバレリーナ
 そうさ キミはいつでもボクのヒロイン
 梅雨の晴れ間に見せつけられ ジメジメした空気が消えた
 そうか これが世に言う恋の一歩か…?

 (Step up!) 気にし出すと何も手がつかない
 まぶたの裏にキミが映ってる
 (Dream up!) 友達から聞いたのとは違う
 心の中はキミでいっぱい

 S・H・I・G・E・K・I 胸はワクワク
 淡い気持ちが今! 弾ける時は今!
 Wowowow 浮かんでは消える (Alright?)
 S・H・I・G・E・K・I 瞳ときめく
 クリアでストレート! 飾らない想いで
 乾いたあのコのハート潤すのさ (Sparkling!)


  S・H・I・G・E・K・I シゲキ・ワクワク!
  S・H・I・G・E・K・I シゲキ・ドキドキ!


 いつでもどこでもキミのコト 忘れられないオーディエンス
 そこが 今のボクがいられる定位置
 どこの天気予報もいう そろそろ夏がやってくると
 ずっと 動き出さずにはいられない

 (Step up!) キミと目と目 視線ちょっと繋がる
 見つめ合えたら弾け飛ぶかも?!
 (Dream up!) 言葉や声だけじゃやっぱり不安
 すべてを満たしてキミにアタック!

 S・H・I・G・E・K・I 常に前向き
 紡ぎ出す声が! 訴えかける目が!
 Wowowow 伝わればいいな (Alright?)
 S・H・I・G・E・K・I 注ぐスコール
 パンチの効いてる! 揺るぎない願いで
 乾いたあのコのハート潤すのさ (Sparkling!)


  S・H・I・G・E・K・I シゲキ・ワクワク!
  S・H・I・G・E・K・I シゲキ・ドキドキ!(Hey!)
  S・H・I・G・E・K・I シゲキ・ワクワク!
  S・H・I・G・E・K・I シゲキ・ドキドキ!(C'mon Saxophone!)

  轟く声、届け!(Passion!)
  ボクはここ! ここさ!(Station!)
  導くのは、ボクさ!(Direction!)
  さあ行こう、行こう!(GO! GO!)


 S・H・I・G・E・K・I 夏は目前!
 突き抜ける感情! 突き上げる感情!
 待っていられないアツい夏!(C'mon summer!)
 S・H・I・G・E・K・I 注ぐスコール
 パンチの効いてる! 揺るぎない願いで
 乾いたあのコのハート潤すのさ

 S・H・I・G・E・K・I 胸はドキドキ
 淡い気持ちが今! 弾ける時は今!
 Wowowow 浮かんでは消える (Alright?)
 S・H・I・G・E・K・I 瞳ときめく
 クリアでストレート! 飾らない想いで
 乾いたあのコのハート潤すのさ… Sparkling!

  Wowowow…
  S・H・I・G・E・K・I・Sparkling!
  S・H・I・G・E・K・I・Sparkling!(Wowowow)
  Wowowow…
  S・H・I・G・E・K・I・Sparkling!
  S・H・I・G・E・K・I・Sparkling!(Wowowow)


 曲中ではヴォーカルだけでなく、真赤とマミのシャウトが見事にハマっている。さらに曲間では真赤の呼びかけに応じ、マミが得意のサックスソロを披露する場面も。曲の最後にはギター、ベース、ドラム、キーボードが弾け、元気のいい曲にふさわしいいつものらしさがにじみ出ている。
 なおコマーシャルでは、1番のサビの部分が使用された。炭酸飲料といえば夏を連想するかもしれないが、曲もコマーシャルも季節を意識させないところが業界で評価されている。また真赤とマミのコンビネーションがバッチリなのも話題のひとつに上げられているが、その記事を読むたびにメンバーはニヤニヤする。いったいメンバーの中で何があったのか……それは彼女たちだけの秘密、なんだそうだ。

PCシチュエーションノベル(ツイン) -
市川智彦 クリエイターズルームへ
東京怪談
2006年05月23日

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