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『誘い櫻 』
シェラ・シュヴァルツ2080



★ ☆


 何でも屋・鷺染。
 その依頼帰りでの事だった。
 ふっと、淡い色をした桜の花弁が詠二の前に舞い落ちて・・・
 視線を上げれば、すぐ目の前には巨大な桜の木があった。
 こんなところに桜の木なんてあったか?
 そう思うと、鷺染 詠二(さぎそめ・えいじ)は桜の木をそっと撫ぜた。

 ――――― 瞬間

 目の前に、見慣れた姿が浮かび上がった。
 銀色の長い髪をした少女・・・笹貝 メグル(ささがい・ー)・・・
 何かあったのだろうか?綺麗な色をした瞳は哀しみに染まっていた。
「メグル・・・??」
『お兄さん・・・お願い・・・見つけて・・・』
「え?メグル・・・??見つけてって・・・」
『私を・・・探して・・・お願い・・・見つけて・・・お兄さん・・・』
 今にも消えてしまいそうなメグルを引き止めようと、右手を差し出し―――
「あれ?お兄さん??どうしたんです?こんなところで。」
 聞きなれた声に振り向くと、そこにはメグルの姿があった。
 両手に大きな袋をぶら提げ、買い物帰りだろうか?その袋は酷く重そうだった。
「な・・・なんで??だって、メグル・・・」
「どうしたんです?」
 キョトンとした表情のメグルに、今起きた事を全て伝えると、詠二は首を捻った。
 どんな怪異なのだろうかと言う詠二に向かって、メグルが小さく苦笑を洩らし
「お兄さん、それは誘い櫻(いざないざくら)じゃないですか?」
「誘い櫻?」
「その人にとって、一番思いいれのある人の幻を見せて、桜の中に誘うんです。相手を見つけられればこちらの勝ちで、現実に戻って来れます。」
「見つけられない場合は?」
「永遠に桜の木の中に閉じ込められて・・・」
「・・・!?」
「ふふ・・・それはただの噂ですよ。それに、見つけられないわけ無いじゃないですか。だって、自分にとって一番思いいれのある人ですよ?大切な人の姿を、見失うわけがないじゃないですか。」
「そうか・・・」
「それにしても・・・誰か、櫻に誘われているのでしょうか・・・」
「どうだかな。」
「きっと、誘いの出入り口なんですね、ここ。・・・どうします?誰か来るか、待ってみます?」
「そうだな。今日の仕事も終わった事だし・・・・・」


☆ ★


 それは、夜桜の下での出来事だった。
 夫が足りなくなった飲み物を買いに立って数分。
 一向に戻って来る気配のない事に疑問を持ったシェラ シュヴァルツが立ち上がった。
「ちょっと、オーマを捜して来るけれど・・・あんたはここに居てくれるかい?」
 愛娘にそう告げ、コクンと可愛らしく頷いたのを確認してから歩き出す。
 月光に舞う花弁は、淡く儚く揺れ落ちる。
 どこか幻想的なその風景に心奪われ―――――
 ハラリ
 目の前に桜の花が一片、鮮やかな色を発しながらシェラの足元に落ちた。
 どうしてだろう。
 他の花弁とは違う輝きをするソレに目を奪われ・・・・・・・・・・
 コツン
 小さな足音に顔を上げるとそこにはサモン シュヴァルツの姿があった。
「どうして・・・」
 ついて来たんだい?
 驚きの響きと共に発せられるはずだった言葉は飲み込まれた。
 今にも泣き出しそうな・・・もっと言ってしまえば、今にも儚く壊れてしまいそうなほどに脆い瞳をしたサモンが、何かを言いたげに薄く唇を開き・・・キュっと、唇を噛むと踵を返した。
 まるで諦めてしまったかのように、コツコツとシェラから遠ざかる。
 その様子のおかしさに、シェラは手を伸ばした。
 ほんの数歩しか離れていないはずのサモン。
 それなのに、手は空を切ってシェラの元へと帰って来た。
 どうしてサモンが目の前に居るのか
 どうしてあんな瞳をしているのか
 どこに行こうとしているのか
 全ては分からない事だらけだったが、それを考えるだけの時間はなかった。
 あんな瞳をしたサモンを放っておくわけにはいかない。
 シェラの心がそう叫び、足を動かす。
 1歩2歩、サモンの歩幅はそれほど大きいわけではないのにも拘らず、その距離は縮まらない。
 大またで1歩、2歩・・・
 その背が近づく。
 手を伸ばせば、触れられる距離。
 シェラはサモンの腕を掴むべく手を伸ばし・・・刹那、吹いた風。
 突風は花弁を舞い上げ、踊り狂わせ、淡い桃色のカーテンでシェラを包み込む。
 あまりの事に、目を閉じ・・・
 シェラは確かに、ザァっと・・・音が変わったのを聞いた。


★ ☆


 鼻につく、アルコールの臭い。
 独特のそれは、そこが病院である事をシェラに告げていた。
 目を開ければ閑散としたどこかの病院の待合室で・・・ひっそりと、受付の台の上にはルベリアの花が咲いていた。
 1輪・・・風もないのに揺れるそれを見詰めていた時だった。
「シェラじゃねぇか。」
 聞き覚えのある声に振り向けば、そこにはオーマ シュヴァルツの姿があった。
 どこか不思議なこの場所で、オーマに会えた事は嬉しかった。
 けれど、シェラはそんな心は微塵も出さずに「なんだ・・・オーマかい」と素っ気無く呟くと辺りを見渡した。
「シェラもサモンを追って?」
「あぁ。そうだけれど・・・オーマもあの場所に?」
「・・・それにしても、ここは何処なんだ?」
 シェラの質問には答えずに、オーマはそう言うと首を傾げた。
 ガランと広い待合室は、ほんの数秒前まで人が居たかのような雰囲気を帯びていた。
 壁にかけられたボードにピンで留められたメモは、殴り書きのように文字が歪に斜めっている。
「とりあえず、この中に居る事は間違いねぇんだよな?」
「さぁねぇ。何せ突風の後、目を開けたらこの場所に飛ばされていたんだから。」
 その詳細は分からないと言う風に肩を竦めるシェラをオーマの瞳が捉え、暫し2人は見詰めあった後に視線を背けた。
 どことなく・・・気まずい雰囲気が流れ、オーマが廊下の方へ歩き出した。
 シェラが無言でその後を追う。
 ―――それにしても、このオーマはどこか不思議だった。
 明確にどこが不思議だとは言えないけれども、そう・・・それは、女の勘と言うものなのかも知れない。
 男性よりも女性の方が微々たる変化に敏感だと、以前何かで聞いた気がする・・・。
 どこで聞いたのだろうか?
 シェラは曖昧な記憶を手繰り寄せようと、視線をオーマの背から、廊下の両脇に並ぶ扉へと映した。
 扉の上部、嵌めこまれた小さなガラス窓は、その向こうの様子を闇の中に隠している。
 どうやら部屋に明かりは灯っていないらしい。
 ・・・行けども行けども、無言の扉はズラリと並んでいる。
 それは一種の異様な光景とも言えた。
 シェラは堪らずオーマへと声をかけようと口を開き・・・閉じた。
 目の前に居たはずのオーマの姿はなく、まるでシェラが前を向くのを見計らったかのように、オーマの代わりにその場に佇んでいたもの、それは1つの扉だった。
 並ぶ病室の扉となんら変わりのないそれは、廊下の終わりを告げていた。
 振り返ってみれば、長く続く廊下の先、あの待合室の光は見えない。
 等間隔に並んだ淡い色の照明が、冷たい廊下を仄暗く染めているだけだった。
「オーマはこの中に入って行ったのかねぇ・・・」
 独り言が闇を揺らす。
 ほんの数歩前を歩いていたはずのオーマは、音も立てずにこの扉の中に入った?
 シェラに一言も告げずに?
 ・・・そんなわけはない。
 けれど、そうでなければオーマはどこに行ってしまったのだろうか?
 途中で追い抜かしたなんて馬鹿な話はない。
 途中の病室のどれかに入ったなんて・・・そんな事もない。
 つまりは、オーマは消えてしまったか、またはこの扉の中に入ったか。
 シェラは暫し考えた後で、そっとドアノブに手をかけた。
 冷たいノブを掌全体で包み込むように握り、カチャンと、右に回すと扉を押し開けた。


☆ ★


 開けた扉の先にあったもの。
 それは長く続く廊下だった。
 面食らったシェラが背後を振り向き・・・目を大きく開くと固まった。
 今さっき、入って来たはずの扉はそこにはなく、真っ白な壁が広がっていた。
 その白さは尋常ではなく、ジっと見ていれば引き込まれて行ってしまいそうなほどにピュアな色をしていた。
「どうなってるんだい・・・?」
 ポツリと呟き、トンと、軽く壁に手をつけた時だった。
 カツン
 背後で小さな足音が響き、ゆっくりと振り返る―――――
 色が反転し、どこか古い香りを帯び始める。
 振り向いた先に居たのは、本当に小さな女の子だった。
 この病院の入院患者だろうか?
 真っ白なワンピースを着て、手にはワンピースと同じ色のクマのぬいぐるみを持ち、左右で色の違う瞳をシェラに向けていた。
 右は赤、左は金のオッドアイ。
「あんたは・・・」
『進むには、時に試練が必要なの』
「・・・え??」
『強い想いは足を動かし、前へ前へ・・・進む、信じる限り』
 少女の言っている言葉を、理解する事はできなかった。
 けれど、それがどれほど大切な意味を持つ言葉なのか・・・シェラは少女の凛とした強さをたたえた声の響きでそれを察した。
『試練は貴方に辛い事を思い起こさせるでしょう。それでも、進む、それしか・・・出来ない』
 寂しそうにポツリと呟くと、少女が小さな手を真っ直ぐに伸ばし、1つの扉を指差した。
 その指先を追うと・・・ポっと、扉に光が宿った。
 小窓から零れる光はぼやけた黄色だった。
『耳を澄ませば聞こえるから。決して、貴方は1人じゃないから』
「それは・・・」
 どう言う意味なのか。
 聞く前に、少女は姿を消した。
 ザァっと、周囲の色を伴って・・・・・・・
 ポツンと残された廊下は冷え切っていた。
 シェラはキュっと唇を噛むと、淡い光が零れている扉の前に立った。
 等間隔に並ぶ扉はどれも静寂を守っている。
 この扉だけが少女の導きによって光り輝いているのだ。
 ・・・あの少女を信じても良いのか。
 この先に待ち受けているものは何なのか・・・。
 迷いは直ぐに失せた。
 きっと、長い廊下を進めばこの扉はあの少女と同じで、儚く消えてしまうだろう。
 何故だかそんな予感がした。
 それならば・・・
 シェラはそっと、扉を開けた・・・。


★ ☆


 扉が繋ぐ先は、病院の中庭だった。
 夜に沈む空に・・・星の輝きはない。
 黒の絵の具で塗りたくられたかのようだった。
 月の神々しさだけが美の象徴であるかのように光り輝いている。
 シェラはそんな月を見上げながら歩を進めた。
 丈の短い草がシェラの足に絡みつき、夜露を乗せた葉が服を濡らす。
 いつしか芝は石畳を中央に抱くようになり、シェラはその上を進んだ。
 月の光しかない夜にも関わらず、足元は明るかった。
 視線を落とす。
 丸い石畳が点々と続く先・・・そこには1本の櫻の木があった。
 シェラがサモンを追いかけた、あの櫻の木と似ている。
 ・・・けれど、違うモノ・・・。
 その根元で石畳は終わっていた。
 櫻の根元に視線を滑らせると、そこは何かを埋めたかのように・・・ポッコリと盛り上がっていた。
 何が埋められているのだろうか・・・?
 シェラはその場にしゃがみ込むと、夢現のままそこを掘り返した。
 手で柔らかい砂を掻き、深く深く・・・掘って行く。


    櫻の木の根元は、掘り返してはいけない・・・

    ・・・だって、根元には・・・櫻の木が隠した、秘密が埋められているのだから―――――


 その根元に埋まっていたもの。
 それは、シェラが嘗て殺めた・・・姉の遺体だった。
 ぐったりと閉じられた瞼の先、見える・・・瞳はまるで、シェラを責めているかのようで・・・。
 ジャリ
 砂を踏む音に顔を上げれば、そこには幼い日のシェラが無表情で立っていた。
 血に濡れた服が、風に揺れる度・・・鉄の臭いを撒き散らす。
 ジっと見詰める先には姉の遺体。
 注がれる視線は、あまりにも冷たいものだった。
 ・・・狂紋の子である姉は、嘗て暴走し・・・結果としてシェラが命を・・・。
 その罪は消えることはなく、今も胸に残る ――――― 辛い、過去。
 まるで足元が崩れ行くかのように、意識が混沌たる淵に堕ちる。
 回る世界は混ざり合っており、黒と赤とがグロテスクな色彩で蠢いている。
 音は消え、地の底から聞こえて来るのは呻き声。
 断末魔の悲鳴、呪いの言葉を繰り返す声、泣き叫びながら繰り返されるのは天への助け。
 堕ちたくないと、思う心を掻き消すほどに・・・落下速度は速まる。
 グチャグチャに絡まる頭の中、シェラはもう何も見えなかった。
 目を閉じていたわけではない。
 それにも関わらず、視界は闇に染まっていた。
 その心が、目の前の現実を・・・受け入れられなかったのだ。
 嘗ての過去は今も重く、シェラの中で生き続け、成長する。
 死んだ者は生き返りはしない。
 けれど、思い出の中では何度も生き返り、死を繰り返し・・・そして、生き続ける者の中で成長する。
 シェラの中でも、姉はソレを繰り返していた。
 生き返り、死に・・・成長し・・・
 忘れられない過去を引き連れ、赤く黒い、混沌の香りを連れ。
 ――――― 黒く染まる視界は、それでもどこか・・・心落ち着ける何かがあった。
 このまま闇の中に身を委ねてしまえば、どれほど楽なのだろうか。
 そっと目を閉じ、ゆっくりと闇の中に身を・・・・・・・
 その時、シェラの耳に微かにだが、声が聞こえた。
 か細い生命の息吹は、ふわりとシェラの心を温めた。
 何の声だろうか?
 酷く懐かしい気がする。
 どこから聞こえて来ているのだろうか?
 立ち上がり、闇の中に目を凝らす。
 右手奥、小さく淡い光が見えた。
 そちらに行けば、この声の正体が分かるのだろうか?
 歩き出す。
 1歩、1歩・・・そしていつしか走り出す。
 光の方へ ―――――――
 光が辺りを包み込み、何時の間にか闇が消え去った時。
 1つの扉がシェラの前に姿を現した。
 分娩室と書かれたプレートに、シェラは直ぐに声の主が誰なのか、分かった。
 愛しい娘。
 その姿を追って、ここまで来たのだから・・・。
 ドアノブに手をかけ、シェラは迷う事無く扉を押し開けた。


☆ ★


 刹那の突風は、覚えがあった。
 ゆっくりと目を開ければそこは櫻の木の前で・・・
「お帰りなさい。」
 その声に振り向けば、見慣れない少女が立っていた。
 銀色の髪が月光に照らされて輝き、風が花弁と髪を乱舞させる。
「櫻に、誘われていたんですね。」
「どう言う事だい?」
「この櫻、誘い櫻って言うんです。その人にとって、一番心に深く根付く人の幻を見せて誘うんです。」
「それじゃぁ、サモンの・・・あの子の姿は幻だって言うのかい?」
「えぇ。櫻は誘う。大切な人の幻で、人を・・・その中へ。」
「あの場所は、櫻の中だって・・・?」
 驚いたシェラに向かって、少女が不思議な笑顔を浮かべた。
 そして・・・
「私、笹貝 メグルって言うんです。貴方は・・・」
「シェラ シュヴァルツって言うんだけど・・・そう言えば、夫と子供と一緒に夜桜見物をしてたんだけどねぇ。」
 オーマとサモンはどこに行ってしまったのだろうか?
 櫻の中で見た、オーマとサモンが幻ならば、この世界に居るはずだ・・・。
「貴方、オーマさんの・・・」
「オーマを知ってるのかい?」
「えぇ。私の兄が少しお世話になって・・・」
「どっちかって言うと、オーマのがお世話になってそうな気がするんだけどねぇ。」
 そう言って、苦笑する。
 その顔を見ながらメグルが微かに口元に笑みをたたえ・・・
「お2人も、櫻に誘われているのかも知れませんね。でも、大丈夫です。直ぐにお帰りになりますよ。」
「そうだと良いけどねぇ。」
「もしオーマさんが遅かったら、お仕置き・・・ですね。」
 悪戯っぽい笑顔を浮かべるメグル。
 小悪魔な瞳の輝きは、嫌いではなかった。
「そうだねぇ。スペシャルなお仕置きでも、用意しておこうかねぇ。」
 冗談交じりで言って、シェラは櫻を見上げた。
 凛と空に伸びる櫻に向かってピっと人差し指を突きつけ・・・
「幻で惑わされる程だねぇ、あたし達のあの子への、サモンのあたし達への想いは安くはないんだよ?」
 ザワリと櫻の木が揺れる。
 それを肯定と受け取ったシェラは、そっと目を閉じた。
 姉の姿が瞼の裏に現れ・・・それはすぐにサモンの姿に変わった。
 愛しい娘の頭をそっと撫ぜ、その身体を抱く。
 精一杯の、愛を込めて―――――



               ≪ E N D ≫



 ━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・
 登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  2080 / シェラ シュヴァルツ / 女性 / 29歳 / 特務捜査官&地獄の番犬(オーマ談)


  1953 / オーマ シュヴァルツ / 男性 / 39歳 / 医者兼ヴァンサー(ガンナー)腹黒副業有り


  2079 / サモン シュヴァルツ / 女性 / 13歳 / ヴァンサーソサエティ所属ヴァンサー


 ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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 この度は『誘い櫻』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、続きましてのご参加まことに有難う御座いました。(ペコリ)
 誘い櫻、如何でしたでしょうか?
 シェラ様とオーマ様のお話の後、サモン様のお話へと続いております。
 今回のお話がシェラ様の、続く、未来へのお話のほんの後押しになればと思います。


  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。
PCゲームノベル・櫻ノ夢 -
雨音響希 クリエイターズルームへ
聖獣界ソーン
2006年05月15日

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