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『光の螺旋 』
藤井・雄一郎2072


●序

 海に面してある、銀河遊園地。普通の遊園地と同じく、ジェットコースターや海賊船、メリーゴーランドやお化け屋敷といったものがたくさんある。そんな中でも一番の目玉は、海を一望できる観覧車だ。
 銀河遊園地は、今年のホワイトデイ企画としてその観覧車を一時間だけ貸し切る事ができるという告知をした。葉書で応募すれば、一組だけに観覧車を貸し切る権利を与えるというものだ。
 観覧車が丁度一番上に行った時に、5分間だけ止める事もできる。星とネオンがきらきらと煌く海と空を一望するのもいいだろう。
 観覧車自体に施されたネオンに文字を映すこともできる。普段は言えないような事を、ネオンの輝きに託すのもいいだろう。
 観覧車に乗り、一時間かけてゆっくりとゆっくりと回るのもいいだろう。二周するのもいいだろう。その間、二人きりでロマンティックな世界を満喫するのもいい。
 巨大な観覧車を、一時間だけ貸し切る。それに対する応募は、観覧車で誰と何をして過ごしたいかを書き添えるならば一人何枚でもして良かった為、予想をはるかに上回る葉書が寄せられた。大半がカップルだったが、中には友達同士で満喫したいというものや家族で緩やかな時間を過ごしたいというもの、はたまた一人きりでじっくりと考え込みたいというものまで様々であった。
 そうして、ホワイトデイの前の日。その権利を手にする事が出来た者に、運命の葉書が到着するのだった。


●13日

 藤井・雄一郎(ふじい ゆういちろう)は、視界の端に郵便局員が郵便受けに何かを入れたのを確認した。
(当たった)
 雄一郎は確信していた。それが、観覧車貸し切りの当選葉書なのだと。
(当たらない筈が無い)
 雄一郎は自分が出した葉書を思い出し、頷く。目の前で花を買いに来たお客さんが不思議そうな顔をしていたが、お構いなしだ。
(何せ、あの葉書には俺の思いの丈を全て集結させた文章が書かれているんだからな)
 応募に際して書かなければならなかった、相手とどのように過ごすかと言う事。相手は勿論、妻である藤井・せりな(ふじい せりな)なのだが、そのせりなとどう過ごすかという事について雄一郎はびっしりと書き連ねたのだ。
 虫眼鏡が必要かもしれない、と思わせるほどびっしりと。
 しかし、その文章ですら推敲して書かれたものだった。下書きと称して書かれた「せりなと如何に過ごすか」という文章は、仕事中に妄想しまくって誕生した熱い内容が長々とかかれてあったのである。レポート用紙にびっしりと10枚。それを葉書に書き入れるため、雄一郎は何度も何度も推敲し、最小限に仕上げたその結果。
 葉書にびっしり、という文章であった。
(ただ、ちょっと自信なかったんだよな。何しろ、本来の長さから大分削ってしまっていたから)
 雄一郎はそう思って小さく苦笑した。葉書に書いた文章も、雄一郎にとっては少ないものだったらしい。
「よし、本当に当選したかどうかを確認だ」
 雄一郎は小さく呟き、客がいない事を確認して郵便受けへと向かった。先ほど郵便局員が入れていった郵便物を取り出す。ダイレクトメールや、各種請求書。そうしてその中に葉書は入っていた。
 当選葉書が。
「よしっ!」
 雄一郎は思わずぐっと拳を握り締める。当たっているだろうとは思っていたが、それが現実のものになるとやはり嬉しいものである。
「これで、せりなと素敵な一日が過ごせるな」
 雄一郎はそう言って微笑む。バレンタインデイには、せりなが素敵なペンションに連れて行ってくれた。素晴らしい一日を、そこで共に過ごしたのだ。
(だから、今回は俺の番なんだ)
 バレンタインデイで素敵な時間を過ごしている中、雄一郎は密やかに決心していたのだ。ホワイトデイは、必ず自分が素敵な時間をせりなに提供しようと。そうした中で見つけたのが、銀河遊園地の観覧車貸切企画だった。
(遊園地なら、たくさんのアトラクションを堪能して。ちょっとだけ若いときを思い返したりとかして。そうして……観覧車から夜景を見て)
 雄一郎の頭の中で計画される、様々な企画。普段、経営している花屋を手伝って貰っている分のお礼も兼ねて、せりなに素敵な一日を過ごして貰いたいと思っているのだ。
(プレゼントも、買っているし)
 ホワイトデイのお返しを、雄一郎はちゃんと購入していた。バレンタインデイでチョコレートを貰った時から、お返しは心内で決めていた。
 せりなが喜んで貰えるように。
(せりなはきっと、喜んでくれる筈だ。有難う……と、ちょっと照れたようにいうのかもしれないな。そんなせりなに俺は、そっと抱き寄せて微笑んだりして。そうしたらせりなもきっと微笑み返してくれて……素敵な時間となる)
 ふっふっふ、と雄一郎は笑む。脳内で繰り広げられ始めた妄想劇が、こと細やかに進んでいく。それが行われるかどうかは既に問題ではなくなっているのも、雄一郎はお構いなしだ。
「……た、あなた!」
 店先から聞こえる声に、雄一郎ははっとした。
「お客様を待たせたら駄目じゃないの!」
「あ、ああ!すまない、すぐ行く」
 雄一郎はせりなの声に答え、もう一度葉書を見てからにこっと笑い、ポケットに葉書を押し込んだ。
「あーなーたー!」
 再びせりなのせかす声が聞こえた。
「ハリセンが来る前に、行かないとな」
 雄一郎はそう言って小さく笑み、店先へと急いだ。花を待ちわびる、客へと向かって。


●14日

 次の日、市場へと出ようとしたせりなを雄一郎は留めた。
「どうしたの?今日の市に出ないと、今日の売り物が無いわよ」
「今日は店を休むから、いいんだ」
「休むって……今日は定休日じゃないわよ?」
 不思議そうなせりなに、雄一郎は「うん」と頷きながら微笑む。
「だから、今日は臨時休業」
「臨時って……どうして突然」
 小首をかしげるせりなに、雄一郎は葉書を見せる。件の、当選葉書である。せりなはそれを受け取り、葉書をじっと見つめる。
「これ……どうしたの?」
「応募したんだ」
「当選したの?」
「そう。……せりなが、バレンタインデイに素敵な時間をくれたように、俺も素敵な時間をあげたかったから」
「あなた……」
 せりなはそう呟き、じっと雄一郎を見つめた。雄一郎はにっこりと笑い、せりなの手を取った。
「と言う事で、今日は遊園地に行くぞ!」
 力強く言う雄一郎に、せりなは一瞬唖然とした後にくすくすと笑い、こっくりと頷くのだった。


 銀河遊園地は、平日の為それなりに空いていた。それでも、平日を狙ってやってきたらしい家族連れやカップルなどの姿がちらほらと見受けられた。
「意外と人がいるもんだな」
 感心しながら雄一郎がいうと、せりながくすくすと笑いながら「そうね」と答える。
「平日なら空いていると思ってくる人は多いわよ。それに、今日はホワイトデイだし」
「そうだな。それじゃあ、俺達も楽しむか」
 雄一郎はそう言って、せりなの手を取る。せりなは頷き、雄一郎の手をぎゅっと握り返した。
「この年で遊園地に繰るとは思わなかったわ」
 苦笑気味にせりなが言うと、雄一郎は「そうか?」と不思議そうに言った。
「楽しければ、年なんて関係ないさ」
「そう?」
「そうだとも」
 雄一郎は頷きながらそう言った後、園内地図を見つめ「ここに行こう」と言ってジェットコースターへと向かった。
「手を挙げて乗った方が、余計に怖いのよね」
「せりなは、そうやって乗るのか?」
「そうねぇ……どうしようかしら?」
 せりなが悩んでいると、雄一郎はぐっと親指を突き立てて笑う。
「それじゃあ、俺がそうやって乗ろう。そして本当に怖いかどうかを試してやる」
「そう?じゃあ、バーを持とうとしたらすかさずツッコミをするわね」
 せりなはにっこりと微笑み、そう言った。雄一郎は「え」と言ってせりなをじっと見つめる。
「せりな。ジェットコースターというのは、ツッコミを受けなければいけないほどペナルティが重視される乗り物なんだろうか」
「あなたに限ってはそうかもしれないわね」
 さらりとせりながいうと、雄一郎は「そうか……」と言って俯いた。そうして小さな声で「わかった」と力をこめていう。
「ならば、俺は約束しよう!必ず、バーを持たずに手を挙げてジェットコースターに乗りつづけると」
 雄一郎の言葉にせりなはくすくすと笑って「頑張ってね」と声をかける。雄一郎は元気良く「おう」と答えた。
 ジェットコースターはなかなか人がいたが、平日という事もあって比較的すぐに乗ることができた。安全の為のバーが上から降りてきて、ぐっと雄一郎とせりなの体を固定した。その一つ一つがちゃんと安全であるかどうかを係員がチェックし、いよいよジェットコースターが動き始めた。
 がたんがたん、と最初はゆっくりと上昇していく。地上から見上げたのとは違い、ジェットコースターから見下ろす景色を見て妙に高く感じた。
「……せりな、意外と高いところまで行くんだな」
「そうね。下から見上げた時は、こんなに高いとは思わなかったんだけど」
「思わず、バーを握りたくなっても仕方ないよな」
「あら、そこを頑張るのがあなたよね」
 がたんがたん、と二人の間に沈黙が起こった。
「……せりな」
「ほら、あなた。もうすぐ下降よ」
「え?あ……うおおお!」
 がこん、という音と共にジェットコースターは一気に下降を始めた。雄一郎は一気に訪れた風に思わず上げていた両手を後ろへと逸らす。確かに、手を離していた方が怖い。自分の体がジェットコースターから落とされてしまうのではないかという、恐怖が襲いかかってくるからだ。
 雄一郎は慌ててバーを手に取ろうとしたが、隣からぱしん、とハリセンで突っ込みをされた。どこから出したのか、そしてどうやって持ち込んだのか、さっぱり不明である。せりなは笑顔で「ファイト」と励ましていたが、その手のハリセンが脅しのように見えて仕方が無い。
 雄一郎は再び手を挙げようとしたが、やっぱり怖くなって手を下ろす。そして今度はバーを持たずにせりなの手をぎゅっと握り締めた。
 今度は、せりなの鋭いハリセンはやってこなかった。
 ただ、小さくくすくすと笑う声と「馬鹿ね」と言う照れたような言葉が聞こえてきただけであった。
 ジェットコースターから降りると、二人は顔を見合わせて笑い合った。
「手を挙げておくって言っていたのに」
「予想外に高かったから、仕方ないさ」
 相変わらず、雄一郎はぎゅっとせりなの手を握り締めていた。雄一郎はその手を離そうとしないし、せりなも別に振り払おうともしない。
 どくんどくんと、手から伝わるのではないかと思われる、二人の脈打つ音が響く。
「次は、激しくないものにしましょう」
 せりながいうと、雄一郎はこっくりと強く頷いた。
「そうだな、次はもっとゆったりといられるものにしないと」
 そう言いながら、雄一郎は辺りを見回す。そうして、何かに気付いて歩き始めた。せりなが「何?」と尋ねると、雄一郎はにっこりと笑って一箇所を指差した。せりながそちらを見ると、そこには「お化け屋敷」と書いてあった。
「あそこなら、ゆっくりと回ればいいだけだからな」
 雄一郎がいうと、せりなは「そうね」と言いながらも苦笑した。結局は怖いものなのだな、と思えて仕方が無い。
「ん?どうしたんだ」
 不思議そうに見てくる雄一郎に、せりなは「何でも無いわ」と答える。
「さ、行きましょう」
 せりなはそう言い、雄一郎を引っ張る。雄一郎はそれに笑顔で答え、せりなと共にお化け屋敷へと進んでいくのだった。


 お化け屋敷は、待つ事なくすんなりと中に入ることができた。せりなはドキドキしながら、足を踏み入れる。中は薄暗く、雰囲気がばっちりである。
「暗いわね」
「そうだな。こけないように、気をつけないと」
 雄一郎はそう言って、せりなの手をぎゅっと握る。せりなも無意識に、雄一郎の手をぎゅっと握り返した。
「お化け屋敷にいらっしゃいませ。こちらのお化け屋敷は、和洋折衷、いえ和洋中折衷となっております」
 時折ガガガ、というノイズ音が入りつつ、放送が入った。妙に明るい声で言われるのが、何故だか怖い気がする。
「どうぞしっかりと楽しんでくださいませ。……そうして、恐怖を」
 ぶちっ。
 放送はそこで切れてしまった。からからとテープが空回りする音が聞こえる。放送一つで迫力満点だ。雄一郎とせりなは顔を見合わせ、突き進む。
 どろどろという音がうっすらと聞こえる中、辺りの景色は廃墟のようなつくりになっている。
「……結構、雰囲気があるわね」
 ぽつり、とせりなが呟く。雄一郎が「そうだな」と頷きながら言うと、設置されていた墓から何かががばっと現れた。
「……おおお!」
「きゃあっ!」
 びしっ。
 思わず雄一郎とせりなは叫び、何故かハリセンの音が鳴り響いた。勿論ハリセンの音を出したのは、せりな。脅かし役のおばけも、突然の出来事に呆然としてしまっている。
「びっ……びっくりしたじゃないのっ!」
「せ、せりな。そりゃびっくりさせるのがこの人の……」
「そ、そうだけど。……ほら、あなた見てよ!この人、純和風のお墓から出てきたのに、何故か甲冑着ているのよ!」
「それを言ったら、向こうにはキョンシーがいるぞ」
「……和洋中折衷なんで」
 お化け役の人は、思わず説明してしまう。それを聞き、二人は「なるほど」と納得をした。
「それなら仕方ないわね」
「そうだな。これはこれで、見事なコラボレーションになっているんだな」
 うんうんと頷きながら言い合う二人に、思わずお化け役が「そうか?」と呟いたが、二人の耳には届かなかった。
 二人とも、顔を見合わせてくすくす笑いながらお化け屋敷の出口を目指していくのだった。


●光

 一通り楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎ去っていっていた。空は暗くなり始め、夕日が沈みそうになっている。
「そろそろ、行くかい?」
 雄一郎の問いに、せりなは「ええ」と頷く。そうして、葉書を握り締めて観覧車へと向かった。
 観覧車の所には、既に待っている人は誰もいなかった。そろそろやってくるだろうと目星をつけていたのか、既に「貸切」と書かれたプレートが掛かっている。
「すいません、今日貸切する……」
「ああ、あの情熱的な葉書の」
 係員にそういわれ、思わず雄一郎は頬を赤らめる。隣では、せりながくすくすと笑っている。いつも雄一郎を隣で見ているから、情熱的な葉書という意味がすぐにわかったのだろう。
「どうぞ」
 係員はそう言って、二人を観覧車の一つに誘った。雄一郎はせりなの手を取り、観覧車に乗り込んだ。
 二人が乗り込み、扉を閉められてから暫くして観覧車は動き始めた。ゆっくりと、だんだん空へと近付いていく。
「今日は楽しかったわ」
 動き始めて少しし、せりなはそう言って微笑んだ。雄一郎も嬉しそう微笑み「そうか」と返す。せりなはそれを見て、悪戯っぽく笑う。
「本当は、この年で遊園地なんてって思っていたんだけどね」
「だけど、楽しんでくれたんだな」
「もちろんよ」
 せりなはにっこりと微笑む。雄一郎は「よかった」と言い、照れくさそうにしながら持って来ていた鞄に手を突っ込む。
 鞄から取り出したのは、青い紙袋。雄一郎はそれをせりなに手渡す。
「ホワイトデイの、プレゼント。せりなには、バレンタインに素敵なプレゼントをして貰ったから」
「……開けていい?」
 せりなの問いに、雄一郎は頷く。せりなは頷き返し、紙袋を開けた。中にあ小さな箱が入っており、さらにそれを開けるとブローチが入っていた。
 せりなの瞳と同じ色の小さな宝石が埋め込まれた、花の形をあしらったブローチだ。きらきらと外の光に反射し、光っている。
「綺麗……」
 外から差し込む光は少ない。観覧車の中自体に照明は無く、ただ遊園地のネオンが眼下にあるだけだ。
 だが、確実にブローチをきらきらと照らしていた。ブローチ自身も光っていた。
「有難う」
「気に入ってもらえたら、嬉しいよ」
 雄一郎はそっと微笑む。もうすぐ頂上だ。
「……そっちに、行って良い?」
 せりなはそう言い、頷いた雄一郎の隣に座った。高い観覧車の中、ゆらりと揺れる。
「今日は、本当に有難う」
「お礼なら、俺の方がたくさん言わないと。バレンタインのチョコレートは、本当に美味しかった」
 雄一郎の言葉に、せりなは「ふふ」と笑った。
「あら、今日は私にお礼を言わせて欲しいわ。こんなに素敵なホワイトデイを過ごさせてくれたんだから」
「せりな……」
 少し照れたような雄一郎の肩に、そっとせりなは頭を預ける。
「雄一郎、有難う」
 きらきらと光るブローチ。少しの光で輝く青い石。花は美しく咲き誇り、そっと手の中で煌いている。
 温かな光を放つかのように。
 雄一郎はそっとせりなの手を握り締める。せりなも雄一郎の手をそっと握り締める。
「頂上だ」
 雄一郎はそう言い、窓の外を見つめる。せりなも同じように視線を動かした。
 空の星と、地上のネオン。それらが写る一面の海。それを二人は、じっと眺めていた。
 口元に笑みを浮かべ、二人寄り添い。観覧車がゆっくりと地上に近付いていってしまうまで、揃って見つめているのであった。

<螺旋のように寄り添いながら・了>

━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【 2072 / 藤井・雄一郎 / 男 / 48 / フラワーショップ店長 】
【 3332 / 藤井・せりな / 女 / 45 / 主婦 】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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 お待たせしました、コニチハ。霜月玲守です。この度はホワイトデイ企画「光の螺旋」にご参加頂き、有難うございます。
 バレンタインノベルに続いてのご参加、本当に嬉しいです。お二人とも落ち着いたイメージなのですが、要所要所で楽しんだり宥めたりというバランスを取ってらっしゃるのだろうなぁとか、勝手に考えつつ書かせて頂きました。如何でしたでしょうか。
 ホワイトデイに間に合わず、申し訳ございませんでした。そ、それでも少しでも気に入ってくださると嬉しいです。
 ご意見・ご感想等心よりお待ちしております。それではまたお会いできるその時迄。
ホワイトデー・恋人達の物語2006 -
霜月玲守 クリエイターズルームへ
東京怪談
2006年03月16日

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