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『超時空温泉と初日の出と 』
霧生・勇(w3k917)
------<オープニング>----------------------------------------------
 ――トリニティ学園パトモス軍学校特殊機甲科
「翠乃原、今年のクリスマスはどうだった?」
「‥‥余計なお世話です。沖田教官」
 サングラスの男と翠乃原咲子の会話は一瞬沈黙した。再び沖田政宗が口を開く。
「‥‥訓練生の件だが、年末年始に連絡は取れないか?」
「はぁ? 学校は休みですが‥‥何か考えているのですか?」
「‥‥温泉旅館に行って初日の出を見ようと思っている」
 青い帽子とツナギ姿の細い男の背中を見つめていた女は感嘆の声で応える。
「いいですね☆ 今年の反省と来年の抱負を語るのですね。教官らしい考えです。それで、どこの温泉旅館へ?」
 長身の男はスッとチラシをデスクへ落とす。それは断崖絶壁に建てられた旅館が描かれたものだ。赤茶のクセっ毛をポニーテールに纏めた女は表情を戦慄かせた。
「こ、この旅館は‥‥噂では不可解な磁場が発生していると言われている所ではありませんか!? しかもファンタズマが管理を任されているとか‥‥サーバントや異世界の者が召喚された等とも聞いています。‥‥訓練のつもりですか?」
「‥‥初日の出がよく見えるらしい」
 再び室内は沈黙に包まれた――――。

 ――2005年12月31日。
 こんこんと雪が舞い降る中、一台のバスは山道を登っていた。
 行き交う車両も無ければ、追い越してゆく車両も無い。まるで異空間にでも紛れたしまったような錯覚を覚えるほど、路上には人一人ですら確認できなかった。師走となり、町は殊更慌しいというのに――――。

●温泉旅館『かなん』へ向けて
 霧生勇は車内に視線を流した。
 初老ながら筋骨逞しい男の瞳に映るのは、運転手を除いた総数9名。
 右前列にトリニティ学園パトモス軍学校特殊機甲科13クラス教官達である、幾瀬楼、月代千沙夜、シンクレア。そして勇本人の後に13クラス訓練生の、星渡学、ジャスミン・ウィタード、綺堂章仁がいる。左前列からは、同じ学園の14クラス教官達である沖田政宗と翠乃原咲子。その後に14クラス訓練生の、九条縁だ。眠っている者もいれば、読書に勤しむ者もいる。それぞれが旅路を思い思いに寛いでいた。
 そんな中、騒がしい声をあげているのは縁だ。筋骨逞しい長身の青年は、手前の席に寄り掛かり、未だ少年らしさの残る風貌に、眉間を戦慄かせる咲子教官の横顔を捉える。
「どーよどーよッ! 俺って優秀な訓練生だよな? 訓練以外にもキチンと顔を出す! この謙虚さ! 俺が生徒でそれなりの胸も張れるってもんだぜ! な、咲子教官♪」
「‥‥それなりってのが気に障るけど、静かにしてくれればもっと嬉しいわ。それに強制参加ではありませんから、優秀だと判断もできません」
 笑顔も見せず、瞳を閉じて冷静さを維持しながら忠告するが、青年の陽気な声は消えやしない。
「おっと、悪気は無いんだぜ。でかい胸に見慣れちまっててさ。そんな顔しないで下さいよ教官☆ 大学の方の卒論も何とか仮提出が終わったし、バイトも休みだし修学旅行と洒落込んで馳せ参じたんだぜ?」
 ――それって暇だったんじゃ‥‥。
 誰もが思いながら口に出さない中、金髪ソバージュの小柄な少女がヒステリックな声を響かせた。
「うるさいですわ! 暇人ッ! 少し静かにできませんのッ!」
「ジャスミン、駄目だよ。他のクラスに文句言っちゃ‥‥」
 学が咎めるのも気にせず、ジャスミンは細い腕を組んで縁を睨む。フリルやレースの施された衣服から裕福な身の上と察しはつくが、12才位の少女に言われたままで黙る訳にはいかない。
「なんだよ、このチビガキ。おまえも訓練生かよ? おこちゃまは大人の会話に口出すなよな」
「チ、チビガキですってッ!」
「フッ、大人の会話だってさ。笑っちまうよな、月代教官」
 お嬢様が遂に立ち上がる中、呆れた声をあげたのは、アフロのようなボリュームのあるヘアスタイルの青年だ。勇の隣に腰掛け、前の座席に映る美女の谷間を覗き込みながら同意を求めた。千沙夜が視線も流さず乾いた微笑みを浮かべる。
「そうね‥‥綺堂クンも大人の会話ができているとは思わないけどね」
「綺堂さん、ここは教官の席ですよ。自分の席に戻って下さいね☆」
 これでは、彼と一緒ですよ♪ 穏やかに微笑みシンクレアが諭した。縁より目立たないだけで、章仁とて相手にしない千沙夜に声を掛け続けていたのだ。
 一気に車内に喧騒が溢れ出す。そんな光景を初老の男は微笑ましく眺めながら、サングラスの男に声を掛ける。
「やれやれ、若い者は元気だね」
「‥‥若者ですからね。訓練時なら怒鳴る所だが、偶にはいいでしょう。それに、我々に被害もない」
 ――沖田教官?
 喧騒を止めるべく努める咲子教官は、彼の言葉に固まった――――。

●温泉旅館かなん到着
 ――12月31日PM。
 一向が断崖絶壁に建つ旅館『かなん』へ到着すると、「バカーンス♪ 遥々来たぜ温泉へ〜〜」などと奇声を発しながら真っ先にバスを降りたのは縁だ。
「幾瀬教官! 起きて下さいよ。もう着きましたよ。教官ッ!」
「あ、綺堂クン、待ちなさい! ちょっと彼女運ぶの手伝ってくれるかしら? シンクレアは布団の用意とか仲居さんに伝えてちょうだい!」
 何やらバスの中で問題が発生したらしい。勇は「やれやれ」と洩らしながら再び車内に顔を覗かせる。
「どうしたのだね?」
「幾瀬教官が起きないんです!」
「今、綺堂クンに運んでくれるよう頼んだわ」
 学と千沙夜が状況を告げた。座席にはグッタリとした華奢な身体の若い女が寝息を立てている。灰髪の男は近付くと、太い腕で軽々と桜を抱きあげた。
「この程度の軽さなら俺一人で十分だ。さ、皆も降りよう」
 ガタイが良いのは伊達じゃない。二人が呆気に取られる中、勇は軽い荷物でも運ぶかのような足取りで、バスから降りた――――。

●大広間の反省夕食会
「さて、諸君、今年のカリキュラムご苦労だった。これから今年の反省を踏まえて宴会を行う訳だが、その前に伝えておく事がある」
 浴衣姿の沖田が話し続ける中、パタパタと忙しなく動き回り、料理や飲み物を運ぶのは、シンクレアと早春の雛菊 未亜、そしてファンタズマだ。サングラスの男は緑髪を舞わせて駆け回る少女を捉えて再び口を開く。
「皆も気付いていると思うが、我々の宴会に加わる者が数名いる。おまえ達が席で俺の話を聞いている間も働いているオマエ達よりも明らかに年下の少女、未亜だ。そして、サバランと四方神結。以上、三名が加わる」
 勇は初めて見る顔ぶれに穏やかな笑みを浮かべた。
「未亜です! 今回は料理のお手伝いをさせて頂きました☆」
 緑髪の少女は端整な顔立ちをしているものの、未だ幼さの残る小柄で華奢な娘だ。年齢は12か13才位だろうか。円らな赤い瞳が印象的だ。この年齢で料理とは、近くに来たら褒めてやらねばなるまい。
「‥‥サバランです。突然、私達の世界から魔法で飛ばされたらしくて‥‥お世話になります」
 黒いショートヘアの少女は17才位か。小麦色の肌が健康的な色香を漂わせており、浴衣とのミスマッチさも魅力的に感じた。
「四方神結です。えっと、取り敢えず迷子になった訳あり娘と言うことで‥‥宜しくお願いします」
 黒いロングヘアの少女もサバランと近い年齢だろう。真面目で大人しそうな印象を受けた。おどけて見せているが、きっと学園では何かのリーダー的な役割を担っているかもしれない。
 拍手が響き渡る中、少女達の挨拶が終わると、次に咲子教官がグラスを手に立ち上がる。
「それでは皆さん、今年はよく頑張ってくれました。今宵の反省をこれから述べて頂きますが、同じ反省をしないよう頑張って下さい。コホンッ☆ では、皆さん、お疲れ様でした。乾杯ッ♪」
 一同が声とグラスを合わせる音が大広間に響き渡った。
 勿論、18才未満にはジュースが振る舞われ、成人達には各種アルコールが酌み交された。運ばれた料理も様々な食材をこれまた様々な調理を施しており、バリエーションも豊富だ。流石に調理を引き受けたシンクレアと、異世界の料理を作った未亜の腕前は、それぞれの舌を十分に満足させた。後ほどには年越し蕎麦も振る舞われるという。
「ほお、まさか年越し蕎麦が食えるとは思ってもいなかったよ。沖田教官、ささ、一杯いかがかな」
「‥‥戴きます。どうですか? 13クラスの生徒は?」
 酒を注がれる中、サングラスの男は勇に訊いた。初老の男は満面の笑みを浮かべて見せる。
「可愛い子供達だよ。手間が掛かるだけに大切に育てたい。そう思わないかね?」
 沖田は勇の言葉を受け、訓練生達を見渡す。
「‥‥はい。だが、我々は若者を戦場に送る為に育てている。いや、私の方は魔属担当だから、霧生教官達より楽かもしれない。‥‥そう言ってしまうと、任せ切りな私は逃げているように聞えますか?」
「何を言うか。沖田教官は俺達にとって上官のようなものだ。それに、任せてもらわんと俺の好きなように教育できんじゃないかね」
 初老の男は豪快に笑って見せた。

●風呂あがりの一時
 外の景色が見える談話室で一人、勇はゆったりと椅子に腰掛けて湯上りの一時を寛いでいた。
 何やら混浴場で騒がしい声が響いたが、男湯は平和そのもので、穏やかに刻を過ごせたものだ。
『ふぅ〜、偶には共同浴場も悪くありませんわね♪』
『そうね☆ 私も話相手がいて楽しかったわ。ジャスミンさん』
 何気に聞えた少女達の声に、初老の男は青い瞳を廊下に流す。視界を横切るのはジャスミンとサバランだ。勇は火照った身体をパタパタと煽る金髪ソバージュの少女を呼び止める。
「ジャスミン、ちょっとこっちに来ないか?」
 穏やかな声に少女が立ち止まり、青い瞳を向けた。刹那、訝しげな表情を浮かべる。ジャスミンと灰色髪の男を交互に見つめ、サバランが気まずそうに微笑んで退出してゆく。
「あ、それじゃ、私、未亜ちゃん探しますから」
「あッ、ちょっと‥‥。何ですの? 霧生教官」
 浴衣姿の少女は細い腕を組み、色黒の老人に近付いた。勇は腰をあげると半分もない背丈の少女を徐に抱えて、ストンと膝の上に乗せる。ジャスミンは咄嗟の出来事に、瞳をパチクリと瞬かせ、何が起きたかを理解すると、頬を紅潮させてジタバタと暴れ出した。
「ちょ、何をなさいますの! やッ、降ろしなさい!」
 しかし、屈強な男は彼女の頭をグリグリと撫でており、地に足が着いていないジャスミンはバタバタと足掻くのみ。いっそ悲鳴をあげて騒いでやろうかとした刹那――――。
「君達を見ていると娘を思い出す」
 何となく寂しそうな響きの声に、少女は暴れるのを止めた。ジャスミンが頬を膨らましながら静かに問う。
「‥‥娘って、逢魔のことですの? でしたら連れて来れば良かったじゃない」
「あの娘は年末行事でビルシャスだよ。付き合うと言ったのだけど、もう子供じゃないし、年寄りは休めと突っぱねられた。それに、妻との娘は大層なじゃじゃ馬だったよ。甘やかしもしなかったけれど、あまり会ってやれなかったのがいけなかったのだろうね」
 どうやら、話し振りから本当の娘は既にいないらしい事は、若干12才の彼女にも読み取れた。しんみりとする中、少女は背筋を伸ばして口を開く。
「失礼ですわね! それって、わたくしがジャジャ馬だと仰りますの!」
「違うのかね? いや、スマンスマン‥‥」
 老人は笑い声を響かせた。揺れる暖かい膝に抱かれ、ジャスミンも幼き頃を思い出す。そういえば、父親と会わない日がどれほど続いただろう‥‥。
「ジャスミンは何故特殊機甲科に志望したのだ? 家族は心配しなかったのかね?」
「な、なんでそんな事を教官に話さなくてはなりませんの!? 関係ありませんわ!」
 再び笑い声を響かせながら、ポンポンと金髪を大きな手が撫でる。
「まぁ、老人は何時だって無粋なものだよ。俺は教官なんぞ務めているが、本当は若者に危険な事はさせたくない‥‥」
「‥‥自分の力で、生きられるって、証明、したいの」
 ジャスミンが躊躇いがちに話し出した。勇は静かに次の言葉を待つ。
「お父様もお母様も忙しくて会ってくれないのですのも! だからゼカリアのパイロットになって、お父様が関わった兵器で戦うの! ‥‥なんて言えば良くて? ゼカリアがカッコイイからに決まってますわ♪ わたくしは、真っ赤なゼカリアで英雄になりますの! そうすれば‥‥」
 少女の言葉は途切れた。肩を竦めて小さな拳を握り締める姿が映る。
「‥‥疲れたかね? 少し休みなさい」
 勇は厚い胸板に少女の背中を預けて、優しく艶やかな金髪を撫でる。ゆっくりとジャスミンの身体から力が抜け、僅かな重みを感じた頃には、寝息が聞こえていた――――。

●今年の抱負を胸に
 ――2006年1月1日AM。
「いっひひひ、それじゃ、行くぜ!」
 楼は二カッと笑みを見せると、前方に手を翳し、魔の刻印を輝かせた。腰ほどまで伸びた黒髪が舞い踊る中、手に装着されたのは爪型魔皇殻『セーフガードマスタリー』だ。彼女は尚も力を解放し、翳した先に円形状の障壁を模らせた。それをゆっくりと移動させ、地面に下ろす。
「さ、乗った乗った♪」
「わあ☆ えいッ」
 誰もが躊躇する中、未亜が軽く緑髪を舞わせてピョンと障壁に乗る。慌てたのはサバランだが、魔法の一種と納得したものの恐る恐る足を踏み入れ、次に結が続いた。残るはトリニティ学園の面々だが‥‥。やはりオリジナル魔皇殻には一抹の不安が残る。
「本当に大丈夫なの?」
「ここからでも初日の出はよく見える筈ですけど」
「いいじゃん♪ より高い方が眺めも良いぜ? ほら、星渡、てめぇが先に乗らなくてどうすんだよ!」
 仕方なく不安気に学が上がる。千沙夜、シンクレア、追って章仁、縁と続き、残ったのは沖田と咲子、そして、勇、ジャスミンだ。初老の男が小刻みに震える金髪ソバージュの少女に青い瞳を向ける。
「なんだ怖いのか? 背中に乗るかね?」
「けっ、結構ですわ! きゃッ、ちょっと、こら、セクハラ親父!」
 灰色髪の男は軽々とジャスミンを肩車して、喚き捲る少女が頭上で暴れる中、そのまま微笑みながら障壁に上がった。仕方がない。二人の教官も後に続いた。全員乗ったのを確認すると、桜はゆっくりと翳した手を天空へと掲げてゆく。
「行っくぜーッ! そーらッ高い高ーい♪」
 魔皇の手の動きと共に障壁が舞い上がった。未亜は楽しそうに満面の笑みを浮かべるが、サバランはあまりの高さにピッタリとしがみ付いて離れる気配がない。暴れていたジャスミンは勇の灰色の髪を思いっきり掴んで「落としたら承知しませんわよ!」と震える声を洩らしていた。
「お、初日の出だぜ!!」
 水平線の彼方から、太陽が浮かんで来る。次第に輝きを増してゆき、放射される陽光が闇を照らし出す。頃合を見て、サングラスの男が口を開く。
「さあ、今年の抱負だ!! 皆、それぞれの胸に刻めッ!!」
 手を組む者もいれば、掌を合わせる者もいる。昇ってゆく朝日に向けて瞳を閉じた。
 ――俺はこの子供達を立派に育てるぞ。
 刹那、異世界人の身体から光の粒子が舞い出す。それぞれが瞳を開き、別れの瞬間を感じた。
「シンクレアさん、一緒にお料理できて、未亜、とても楽しかったよ☆」
「私も楽しかったわ♪ 向こうでも美味しい料理を作ってよね☆」
「うんッ! 未亜、頑張るよ☆」
 緑の髪をふわりふわりと舞い揺らし、端整な風貌に涙を潤ませながら、千沙夜達にもお別れを告げてゆく。そんな中、結は沖田に身体に向ける。
「‥‥あの、沖田きょう‥‥じゃなかった」
「‥‥四方神、短い間だったが、おまえは俺の指示を聞き、俺を教官と呼んでくれた。おまえは俺の生徒だ。これからもな」
「‥‥沖田、教官。ありがとうございました! 変じゃありませんか?」
 TVや映画で見た敬礼を見せ、少女は微笑んで見せた。サングラスの男も合わせて応える。
「頑張れよ、四方神結」
「はい☆ 教官♪」
 粒子が瞬く間に泡に如く舞いあがると、そのまま異世界人は消失した。
 きっとそれぞれの世界で暮らしてゆく事だろう。
 ――グラリ★
「‥‥あぁッ! い、幾瀬教官ッ!!」
 学が慌てて眼下に向けて叫んだ刹那、障壁は彼女がクテンと眠り込むと共に、海中へと落下した。総数9名を乗せた障壁は派手な水飛沫をあげたのは言うまでもだろう――――。

●お御籤の行方
 それぞれ様々な出来事があったものの、無事初日の出を拝む事は出来た。
 後はバスに乗って帰るのみである。そんな中、ファンタズマが呼び止めた。どうやらお御籤を勧めているようだ。
 ――何らかのご利益があれば良いか。
 そんな気持ちで一枚を選んだ。
【ジャスミン・ウィタード 大吉】
 褒めて伸ばせ。さすれば応えてくれよう。痛みと喪失は奈落の結果を導く。
●全パラメーター
【身体】□□☆□□□□□□□
【精神】□☆■□□□□□□□
【操縦】□☆□□□□□□□□
【格闘】□□□□□□□□□□
【戦闘】□☆□□□□□□□□
【防御】□□□□□□□□□□
<友情>□□□□□□□□□□
<恋愛>□□□□□□□□□□
<服従>□□□□□□□□□□
<抵抗>■□□□□□□□□□霧生勇


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┏┫■■■■■■■■■登場人物表■■■■■■■■■┣┓
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┗━┛★PCあけましておめでとうノベル2006★┗━┛
【整理番号(ウェブID)/PC名/性別/年齢/職業】
【w3a525maoh/九条・縁/男/25歳/特殊機甲科14クラス訓練生】
【w3a548maoh/月代・千沙夜/女/30歳/特殊機甲科13クラス教官】
【w3a548ouma/シンクレア/女/23歳/特殊機甲科13クラス教官】
【w3g589maoh/幾瀬・楼/女/24歳/特殊機甲科13クラス教官】
【w3k917maoh/霧生・勇/男/61歳/特殊機甲科13クラス教官】
【3941/四方神・結/女性/17歳/学生兼退魔師】
【1055/早春の雛菊 未亜/女性/12歳/癒し手】

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■         ライター通信          ■
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 明けましておめでとうござ‥‥と言える時期ではありませんね(^^;
 今年も宜しくお願い致します。お久し振りです☆切磋巧実です。
 この度は発注頂き、誠に有り難うございました☆ 値上げしておりますのに、沢山参加して頂き、嬉しい限りです。
 さて、いかがでしたでしょうか? アクスの皆様も普段以上に描かせて頂いたつもりです。切磋的には、異世界人も召喚され、おかげさまで物語の幅も広まったと思います。‥‥と言いますか、広がり過ぎてバランス調整させて頂きました。つまり他のノベルに登場していたりする場合もあります。よろしければチェックしてみて下さいね。
 ジャスミン選んで頂き有り難うございました☆ はい、大吉です。ちょっと集中的に指導してくれる教官がいなかったので、パラメーター変化不足ですが、面倒みてあげて下さい。
 勇教官てどんな風貌なんだろう? と、思ったり(笑)。
 楽しんで頂ければ幸いです。よかったら感想お聞かせ下さいね。
 それでは、また出会える事を祈って☆
PCあけましておめでとうノベル・2006 -
切磋巧実 クリエイターズルームへ
神魔創世記 アクスディアEXceed
2006年01月24日

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