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『トーキョージャングル・グルグル 』
シオン・レ・ハイ3356)&CASLL・TO(3453)


 『突然な、でーっかい地震が来たべ。その後に季節ハズレの台風がいーっぱい来て、毎日ずーっと雨だっぺ。稲の育てる時に降ってくれねぇくせに、こんな時ばっか……そんな異常気象で建物がバカになった生物研究所っつーすんげぇとこで飼ってたすんげぇ活きのいい植物がでーっかいビニールハウスから逃げ出して、あーっという間に東京さ埋め尽くしちまったんだ。オラぁラジオしか聞かねぇが、東京の中はとんでもないことになっとるらしいっぺよ。年に一度はオラが畑で取れたもんを売りに行くだが、今年ばっかりはちょっとなぁ。この辺もアマゾンみたいになったら生活困るんで、今からおっかぁと一緒にイモさどっかに隠すべな。ついでにオラたちも隠れる場所、今のうちに探しとかなって。忙しい忙しい……』

  というわけで!
  ある日!
  突然!
  東京が!
  ジャングルになった!

 関東の片田舎で農業を営む匿名の壮年男性が海外向けのカメラの前で話した現状がそのまま東京を包み込んでいた。台風一過というよりも台風一家が去った後の東京は毎日快晴。おかげで奇妙な植物が育ちまくり、どんどんジャングル地帯を広げているというありさまだ。超高層ビルにもびっしりツタが絡まっている。そのうちきれいな緑色のオブジェに変わるだろう。緑という色はこんなにも幅があったのかと感心させられるほど美しい自然に埋め尽くされた東京の受けたダメージは想像を絶するものがあった。ジャングルの源である太くたくましい木や草の根はライフラインをことごとく破壊し尽くした。鳴らないサイレン、動かない信号機……近代社会に必要なものは容赦なく薙ぎ倒され、大いなる自然にいとも簡単に屈服した。東京は今、原始人も知らない不思議な世界と化している。
 現代社会の規範を破壊したジャングルに秩序など存在しない。動物園の檻が破壊されたのか、獰猛な動物たちが我が物顔で道を歩いている。そしてその凶暴さは人間にも伝播し、ならず者たちが力で弱者を痛めつけるのが日常となった。彼らは缶詰や加工食品といった貴重な保存食を奪うなどの悪事を毎日のように働く。このジャングルで誰かと誰かが出会ったなら、少なからず緊張が走る。相手が何者であるか、瞬時に見分けなければならない。まさに野生の勘こそが少しでも生き延びるための手段なのだ。このジャングルの中で恐れを感じない時はない。

 そして今日もある女性が恐怖にさらされる。ターゲットとなるのは碇 麗香。白王社のアトラス編集部で働いていた彼女はこのオカルティックな現象を自ら解明しようと取材を懸命に続けていた。今では貴重品となりつつあるバッグの中にノートとボールペンを突っ込み、いつものようにコンパス片手にジャングルを駆け巡る。いつもならフォーマルな姿で取材は行うものなのだが、今の状況では服もマトモに保存することができない。ねずみやらがなんでもかんでもかじってしまうからだ。そこで彼女は大きな葉を組み合わせて緑のワンピースを何着か作った。これは自らが危険にさらされた時、草木と同化して何を逃れることができるスグレモノである。すでに何度かこれに助けられている彼女は、今日も少しの安心感を胸に忍ばせて住処を出た。
 しかし今日は運が悪かった。目の前に例の無法者たちが立ちふさがったのだ。とりあえず威勢よく吠える野郎ども。

 「おーうおうおう、姉ちゃ〜ん。そのバッグをここに置いてけよ!」
 「嫌よ。私は忙しいのよ。」
 「悪い冗談はよしてくれや。さっさとそいつをよこせって!」
 「っ、うるさいわねぇ! そんなに暇ならちょっとは人のために働きなさい!」
 「おー、てめぇ説教しやがったな!」

 麗香が放つ強気な言葉は確実に状況を悪化させていく。我慢の足らない連中はわずか一分足らずでさっさとキレてしまった。指をボキボキ鳴らしながらか弱き女性に迫る野郎どもの耳に、音程の外れた薄気味悪〜い雄叫びが響き渡る!

 『あっ、あーーーあーあーあーあーあーあ〜〜〜!!』
 「なっ、なんだあの男は! ターザンか?!」
 「あ、あいつ、ツ、ツタを使って飛んでくるぞ!」
 「あのトランクス男がターザン? 身体能力はさすがだけど、いったい何なの?」
 「あいつ、なぜか雄叫びの声が裏返ってるぞ! な、なんでだ!?」

 さまざまな感想を口にする連中の前に姿をあらわした男は、わずかにズレたトランクスを直しながらこれまた威勢よく名乗りをあげる!

 「私の名はシオン・レ・ハイ! ハイハイハイ! 違う違う。私の名はぁ〜」
 「シオン・レ・ハ……」
 「すみません、それ忘れてもらえますか? 私の名はぁ……ターザンのジャングル・ジム! とぉりゃあっ!!」

 シオンやらジャングル・ジムやら名乗る男は両腕を斜めに振り上げ、まるで変身ヒーローのようなポーズを決めた。当然、こういう命知らずな輩はならず者の格好の餌食になるのがお約束。

 「おいおいおい、ターザンのジャングル・ジムとりゃあっ! てめぇ俺たちの邪魔してただで済むと思」
 「あんたね、『とりゃあっ!』は偽名じゃないわよ。それくらいわかんなさいよ。」
 「え、あ、う。ええーい、うるさいわ! とりあえずまとめてたたんじまえ!」

 当初の目的をすっかり忘れた野郎どもの吹っ切れた姿はすがすがしささえ感じる。ターザンのジャングル・ジムは命と同じくらい大事な箸を取り出し、正しい持ち方で敵に対する。そして彼らとは対照的なすばやい身のこなしで一気に間合いを詰めた。ジャングルと化した地面は決して平坦なものではない。相手も移動する際には足元に注意を払う……ターザンはその一瞬の隙を狙って攻撃を仕掛けるのだった!

 「お箸・サミング! えいっ。」
  ブスッ!

 サミング……そう、それはただの目潰し。だがシオンの洗練された箸の扱い方がそれを必殺技へと昇華させている。ちなみに彼は箸の頭で目を突いているので、その辺は誤解のないようにしていただきたい。お箸はあくまでご飯を食べる道具である。皆さんは決して真似しないように。
 それでは周囲の反応を見てみよう。いつも弱者をいじめる立場にある人間はいじめられることに弱かったりする。彼らはこのセオリーに反することのないヘタレだった。

 「うがっ! うがーーー! 目を、目を突かれたっ! びっ、病院も機能してないのに、こいつなんてヒドいことを!」
 「ずいぶんと卑怯なヒーローね。」
 「助かるんなら何でもいいでしょ。おっと、ここにも正常な目が。」
 「ぎひっ! ひいぃぃーーーっ、お、俺も目をやられたぁぁっ!」
 「な、なんか知らんが、こいつは強いような気がする! ここはいったん逃げるぞ!!」

 ジャングル・ジムは全員からさんざん言われたものの、見事に麗香の救出に成功。専用のホルダーに箸を片付けると、この辺をひとり歩きしていた彼女に説教をし反省を促した。麗香はひとまず感謝の気持ちと自分の名前を述べたが、すぐに態度を翻しヒーローの申し出を蹴り飛ばす。シオンは渋い表情を見せながら丁寧な口調で食い下がってみせた。そんな彼の態度の苛立ちを感じたのか、彼女はつい自分の取材内容を漏らしてしまったのだ。『しまった』と思った時にはもう遅い。人のいいシオンことジャングル・ジムは麗香のジャーナリスト魂に心を打たれ、勝手にボディガードすることを決めてしまったのだ。

 「もう大丈夫です、おぜうさん。」
 「今日は厄日だわ……ま、いいか。足手まといじゃないし。」

 こうしてジャングル・ジムと麗しき女性の二人三脚が始まった。


 シオンは実によく働く。今日の目的地に急ごうとする麗香の前を歩き、根っこを踏んづけるとツタを鞭のように使って反撃する危険な草が生息する場所を避けて通ったり、太陽が真上にくれば「昼食の時間ですね」といいながら、手際よく食用でありそれなりに食べられる味の雑草を選んで惜しみなく手渡す。さすがはターザンを自称するだけのことはある。彼女もジャングル・ジムのサバイバル生活に長けた部分だけは十二分に認めた。
 そんなこんなでなんとかふたりは安全に目的地の近くまでやってきた。ここは出会った場所よりもアスファルトやビルが露出している。いつかの東京を想起させる場所に来て、しばし静かに周囲を見渡すふたり。『過去の風景で未来の昔を思う』とでも言おうか……言葉ではなかなか表現できない感情を胸に秘め、麗香はまた歩を進めようと前を向いたその時だった。
 はるか先で、誰かの悲鳴がしたような気がした。その瞬間、ずっと彼女に付き添っていたシオンがものすごいスピードで動き出した。ビルにのしかかっている木の上をサルのように登り、ビルの上にあったツタを近くの木の枝に絡みつかせるとそのままジャンプした!

 「あっ、あーーーあーあーあーあーあーあ〜〜〜!!」
 「なんで音が上がるのよ、音が……って待ちなさい!」

 ジャングル・ジムが木々を舞う。それはある結論を導き出していた。そう、麗香の聴覚に狂いはなかったということだ。彼女も慌ててバッグを振りながら後を追う。
 どれくらい走っただろうか……少し自然が増えた場所までやってくると、さっきも見たよーなお約束の場面に出くわした。またまたならず者が弱者をいじめているのだ。しかしジャングル・ジムはすぐに飛び出そうとはしない。いったい何のタイミングを計っているのかはわからないが、おそらくはトランクス一丁でもカッコよく見える瞬間を狙っているのだろう。麗香はそう読んでいた。ところが今回の主役はターザンではないのだ。
 突如、物陰から黒光りする大型バイクが出現! それにまたがるのはチェーンソーを持ち、ライダースーツに身を包んだ強面のオニイサンだったからもう大変。その場に居合わせた誰もが言葉を失った。

 「ケンカはやめろぉっ!!」
 「「う、ひいいいいいぃぃぃ! 悪魔だぁぁぁぁーーーっ!!」」

 もういいも悪いもあったもんじゃない。ならず者と弱者は我先にと逃げ出した。一方、麗香とシオンはただその場で呆然とするばかり。だが、ふたりは風体に似合わぬセリフを耳にして疑問を抱いていた。果たして彼は悪の元締めなのか、それともトランクス姿のターザンと同じ人種なのか……そんな考えを巡らせているところに轟音一発!

  ドカーーーン!!

 なんとバイクは操縦者を乗せたままそのままのスピードでビルの壁にぶつかってしまったのだ。麗香は確信した。『きっとこいつはターザンと同じ人種である』と。シオンも同じことを考えたのか、慌てて地面に飛び降りて薬草を探し始める。しかし煙の向こうからはチェーンソーの男が無傷で現れた。警戒の色をわずかに高めるジャングル・ジムだったが、彼の口から発せられた音は物騒なイメージを微塵も持っていなかった。

 「あいたたたた……あーあ、バイクおしゃかにしちゃった。でもまぁ、ケンカを止められたからいいか。」
 「止められた、ねぇ。でも、バイクは止まらなかったと。」
 「あはは、実はブレーキの場所がわかんなくって。」
 「笑ってる場合ですか、まったく。でもその口ぶりからすると、あなたも正義の味方をやってるんですね。」
 「ええ、CASLLと申します。おふたりは何をなされてるのですか?」

 この問いにシオンが答えないわけがない。この時点で麗香はもうひとり妙な人間を連れて移動する覚悟を決めた。


 彼女の目指す先、それはすべての元凶ともいえる生物研究所だった。ここに東京をジャングルにした何かがあるという。麗香はその原因を作った学者や資料を見つけ、全世界に独占公開をすることが目的なのだ。ところがそれを阻むかのようにうねうねと動く植物の要塞が行く手を阻む。彼女は素直に困った顔を正義の味方たちに見せた。

 「あの、もしかしてここが話に出てきた……」
 「そ。取材先。」

 さすがのCASLLは言葉を失い、シオンも青ざめた。マンガでしか見たことのない光景を目の当たりにした男たちは思わず弱音を吐いてしまう。

 「こんなの入れないじゃないですか。得体の知れない変態植物しかいないですって! ね、諦めて引き返しましょ?」
 「ターザンでも無理?」
 「というか生理的に無理です。死にますよ、こんなの。」
 「でもさっきの『アクション』をこなせば、どこからか入れそ」
 「ウ、ウヒ、キキキ! キヒャア! こぉのぉ変態植物がぁぁ! 俺様がこのチェーンソーでぶった切ってやるぜぇぇぇ!!」

 奇声とエンジン音が混じりあう中、突然CASLLが狂ったかのように入り口付近の植物をチェーンソーで切り刻んでいく。確かに麗香の要望通りの行動をしてくれてはいるが、当の本人は『道を切り開く』ことよりも『敵を切り刻む』ことに夢中になっているだけだ。まるっきり別人と化したCASLLはバイクで出てきた瞬間に全員の心に植え付けられたあのインパクト全開でがんばる。

 「痛いかぁ? 痛てぇだろ。てめぇも生きてるんだからな、痛みも恐怖もあるんだろう? それを俺様にじっくりと見せるんだぁぁぁ!」
 「……………彼、どうしたものかしら。」
 「でもあんなむやみに『カット』をしても入り口はできないかと思」
 「あ。あれ、う、う、うひゃあぁぁぁぁっ! う、うわ、植物が生物のように動いて、うわうわうわーーーーーっ!!」

 目の前の恐怖からエスケープするCASLLの逃げる姿はふたりにとって最高の不意打ちとなった。彼はターザンの背中までたどり着くと、こそこそと隠れながら「自分はあんなところで何をしていたんだ」と変態植物が蠢くのをじっくりと眺める。
 実はこの時、シオンは身の危険を感じていた。CASLLが情けない表情で逃げてくるのはいいが、手にはしっかりとチェーンソーを持ったままだったからだ。もしこれが演技で悪役の彼が本当の素顔だったとしたら、自分はさっきの植物のようにされてしまう。シオンの全身を恐怖が支配した。しかしCASLLの悲鳴は暴れていた時と同じくらいの説得力を持っていた。それと最初に出会った時の喋りっぷりを考慮すると、さっきが異常だったと考えるのが妥当なのだ。だから彼は動かなかった。隣にいた麗香も同じことを考えていたらしく、恐怖に怯える彼を見てほっと一安心といった様子を見せる。彼女は落ち着きを取り戻すため、上を向いて大きく息を吸おうとした……が、息は途中で止まった。麗香はある事実を発見したのだ。

 「あら? ジム、研究所の屋上を見なさい。あそこだけ植物が生えてないんじゃないの?」
 「あ、本当ですね。まだ完全に包囲したわけじゃなさそうだ。」
 「え! まさかあの中に潜入しようとかいうんじゃ……」
 「男でしょ、しっかりなさい。そんな弱音は聞かないわよ。ほら、少し離れたところに研究所よりも高いビルがあるでしょ。そして中心に背の高い木があるの。あそこにロープを引っ掛けてターザンジャンプすれば屋上に行けるわ。」
 「あ、そうですね。都合よく長いツタがありますし。CASLLさんがさっき切ってくれたおかげでたーくさん。これ自身には生命力はもうないみたいですし、これを繋ぎ合わせてロープにしましょう。」
 「私があれを切った? いったい何をおっしゃってるのかさっぱりわからないんですけど……」

 ひとり事情がつかめていない男をその場に置いて、ふたりはさっさと大ジャンプの準備を進める。CASLLはばっちり混乱していたが、目の前では勝手に準備が始まっているのでひとまず手伝うことにした。しばらくすると頑丈で長いロープが完成し、シオンはそれを持って隣のビルの屋上まで行く。そして先端に瓦礫を結びつけたロープを頑丈な枝に引っ掛けた。
 いよいよジャンプの瞬間である。右腕にCASLL、左腕に麗香がしがみつき、サーカスさながらの大ジャンプにぶっつけ本番でチャレンジする……さすがのターザンにも緊張が走った。それを振り払うかのようにふたりの命を守る両腕に渾身の力を込め、勢いよくビルの反対側から加速する。ふたりもそれに合わせて走った。そしてジャンプして開口一番、シオンはあの雄叫びを威勢よく上げた!

 「あっ、あーーーあーあーあーあーあーあ〜〜〜!!」

 毎度のことではあるが、もちろん今回も音程は狂っている。ところが今回はそれが原因でとんでもない悲劇を招いた。麗香にはこの声に免疫があったからよかったが、もうひとりはこの声を初めて聞く。普通の人間がこれを聞けばどんなリアクションを取るかなど説明する必要はないだろう。CASLLは身体を大きく揺らして笑い始めたのだ……

 「ぷっ! あははははははっ! あははははははっ! ははははははは!!」
 「ちょ、ちょっとCASLL、笑わないでよ!」
 「えっ、おかしいですか? この雄叫びっておかしいんですか? えっ、えっ??」
 「シオン、前っ! 前を見なさいってば!!」

 もうシオンが前を見ようが見まいが関係ない。CASLLが隣で暴れた時点ですべてが手遅れだった。ターザンは冷静な分析を麗香の耳元で囁く。

 「あっ、この角度は……落ちますねぇ。」
 「あーーーっ、もうっ! やっぱりこんなバカに任せるんじゃなかったわ!!」

 そしてそのまま3人は仲良く地面に激突した。彼らの耳にド派手な音だけがかすかな記憶として残った……


 「おーい、そんなとこで寝てると風邪ひくっぺよ?」
 「ジャーーーンプ、もう一回ジャーーーーーンプ……って、んん??」

 シオンが聞いたことのある声で目を開くと、いつもと変わらない東京の青空が目に飛び込んできた。彼は今、高層ビル街の屋上に作られた家庭菜園のど真ん中で大の字になって寝そべっている。彼はそこを耕す田舎なまりのおじさんの声で目を覚ました。近くにはさっきまで側にいた人物はひとりもいない。どうやら今までの出来事はすべて夢だったらしい。

 「おめさん、早よ行かんと怒られるんじゃなかったっぺか? なんとか編集部に顔を出すんだろ?」
 「あ! そうだった! それでここに泊めてもらったんですね。おじさん、寝相が悪くてごめんなさい。このお礼はまた今度させてください。今日は今から仕事があるんで……」
 「別にオラは構わねぇし急がねぇよ。あんたのお礼を気長に待つさ。」

 気のいいおじさんの笑顔に見送られ、シオンは階段を下りていった。まさか行った先にCASLLがいるなどとは夢にも思わずに……

PCシチュエーションノベル(ツイン) -
市川智彦 クリエイターズルームへ
東京怪談
2005年10月25日

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