▼作品詳細検索▼  →クリエイター検索


『長さ 』
白神・朔耶4831)&天津・蚕(4853)


「プールだプールだサクヤとデートだ!」
 ぼぐり、と、
 男の子の快活で明るくて元気な声を中断させる、無骨で無機質で鈍重な音は、頭を強く殴る音である。当然叩かれれば生物は痛い、だから少年はそれを一つも隠さないで、痛たぁ!? な、なんで、
「なんで殴るんだようー!」
 ぴーぴーぎゃーぎゃー片目を涙目、びえーんびえーんとうるさく騒ぎ、
「な・ん・で・殴る、んだよぉぉぉー!」ぼぐり、
 両腕をぶんぶん振って、二度も同じセリフを言う彼に、二度目の音である。今度は打ち所が被害者には悪く、――加害者には良く、その場でしゃがみ込みうおおと呻いている。己の声が邪魔されない状態になって、疑問への答えは、一言だけ。
「たわけ」
 容姿にはとても合わない、時代がかった口調の主は、白神朔耶という名前。いでたちは触れずに語るのなら、やりとりをにこりとしながら眺めている隣の女性、母だろうか、スタイルの良い彼女と同じ色の髪、銀の綺麗と少女の小柄、愛くるしい顔である。
 ――少しかわいそうじゃない?
 そう、もう一つの口調、曰く《並行人格》が少女の頭の中で、苦笑交じりに呟くけども、彼奴の所為で気分は沈んでいるのだ。折角の、プール日和に、プールだというのに。そう酷暑極まる日々の中で、太陽に感謝出来る数少なき季節の定番。
 民営の大型プール、今年出来たばかりのレジャースポットで、立地、値段、施設等が揃って開園から客足も上々。特に親子連れに人気があり、早速ならって、白神一家プールへ行くの巻と相成ったのだが、空につりあうくらいの広い敷地ですら、気分は沈んでいる理由の一つは、
「ひどいひどいひどいひどいサクヤひどい! 暴力反対! 殴ったら痛いよ、痛いもん!」
「ええい、やかましい! だいたい何故に、お主が、」
 ――天津蚕という名の少年が、
「ついて来てるのじゃ!」
「……だってー、今日はサクヤとデート♪」ぼぐり。
 今日、“親子水入らず”という言葉を変えるにしても、“親子プール入り”とだけで、間違ってもこの野郎は入ってきて欲しくなかったのが朔耶の本音。この少年こそ朔耶の天敵でありうるさい奴であり、そして、自分にぞっこんという、忌まわしき者。
 年の頃は十三か十四か、けれど性格、前述の通りそれより幼い。天津蚕の容姿はまずはなによりも白である事。髪の色も肌の色も真っ白で、長い前髪で隠されていない、左の瞳ですら銀なのだから、服を脱げば、カラーとモノクロームの写真がほぼ同意義となる。
 さてこの少年は、白神朔耶に惚れている。一目合ったその日からである。まぁ、惚れた理由が、妹に似ているからというのが、一目惚れとは少しずれるかもしれないが。
 ともかくこの少年は自分だけでなく、父にも(正確には父の瞳にある《蟲》なのだが、天津蚕は、蟲呼と称されるあらゆる蟲を使役する、己の肉に蟲を飼う者なのだが、これは別件である)やたら執心しており、度々家族の輪に乱入するお子様。今日のプールにも無理矢理ついてきたという訳で、それで、気分が沈む訳で、
 全く似ていない者という訳じゃないのだけど、
 実年齢が二人とも見た目と反し、20近くであるとか、
 ともかく少女の方は天敵と思い、少年の方は恋人と思って、勘違い、ストーカー、法の下以前に倫理的にも許しがたい間柄で、全く、どうして父上も母上もこの阿呆を一緒に連れてきたのか、まぁそれも理解に苦しむのだけど、もう一つ苦しみ、気分が沈むのは、
「……母さん、」二度うずくまっている少年でなく、親しい間柄の者に対しては、口調は優しい方へシフト、で、訴えたい事、
「どうして私、こんな水着着なきゃいけないのかな」
 そういってうなだれる彼女のいでたち、
 スクール水着である。
 ……スクール水着、略してスク水、そりゃあ、ここが学校のプールならばいい。学校では学校指定の水着でなければならない、しかしここは民営のプール、自由である、フリーダムである、“母”でありながらその豊満なスタイルを惜しげもなく発揮する、セクシーな水着とまではいかないけど、もうちょっとまともな水着を着させてくれてもいいじゃないかと、なのに、だのに、
 それは朔耶の母のお下がりのスクール水着、流石というかなんというか、胸にひらがなで“しらがみ”と書かれたゼッケン付きである。それも少しブカブカで、気持ちの沈みは海底で2万マイルくらいまで旅出来そうである。
 ただ、この水着に対する抗議は、更衣室でさんざしたのだけど、
 自分と同じく見た目と実年齢が大幅に詐欺ってる母の、まさに乙女のような笑顔は、無言でもって朔耶に伝えた。つまり、はいかYES。
 暑い太陽、人気のプール、だけど気分は落ち込んで、理由は無理矢理についてきた天津蚕と、このブカブカのスクール水着で、だから、
「サクヤの水着かわいいかわいいかわいいかわ」ぼぐり。
 その二つが一つになった仕打ちを、少女が許すはずも無く、二分二十秒後に復活する顎にいいのをくらった少年を置き去りに、さっさと朔耶はプールの園内へ。


◇◆◇


 さて、ほんの少し時間も経過して、朔耶としてはせめて天津蚕も居ない状態で、親子で過ごしたかったのだけど、
 親、子が傍らに居るというに、天津蚕が広い敷地から見つけ出してからも、えらく甘酸っぱくイチャついてるのである。それはもう、カキ氷を食べたり食べさせたりだとか、キレイだよとかカッコイイですだとか、あ……だとかもう……だとか、人が人ならいっそ殺してくれと思わざるをえない空間。中学生劇場に付き合いきれなくなって朔耶、一人で行動開始。それにきゃっきゃっと着いてくる天津蚕、
「良いかお主、着いてくるだけなら咎めもせぬ、が、間違ってもわしに迷惑をかけるような事は――」
「あーサクヤサクヤみてみてみてみてー!」
 言うたそばから。うなだれながら、何じゃ! と苛立ち気味に騒ぐ蚕を見ると、……少年が指差しているのは、プールである。
「……は? 一体何がどう」
「流れてる!」
「へ?」
「流れてるよサクヤ! 流れてる、流れてるー! 川みたいだよこのプールッ!」
「……いや、そりゃ流れるプールだから流れるじゃろう、何をいちいち騒いで」
 とか思うのだけど、天津蚕の心臓はトキメキまくりで、まるで昆虫の王者ヘラクレスを見つけた時のようなはしゃぎっぷり、隠れてない方の左目を、金銀パールと同じくらいキラキラに輝かせて、「って、ちょっと待てお主、何を身構えて」
「ジャーンプッ」
 白神朔耶の制止も聞かず、天津蚕はプロレスラーのボディアタックが如くプールへ飛び込み、
 腹どころか身体の前面をしこたま打った。
 そして、鳴り響く監視員の笛、ぴくぴくしている蚕、それが引き上げられて、迷惑行為に対するペナルティ、暫しの強制退場、ぴくぴくしている蚕、それを見て朔耶、
「……ふっ」
 悪魔の如き薄い笑みを浮かべて、気が付きぎゃーぴー騒ぎ始める蚕を見ていた。沈んでいた気分も少しは浮上す。
 水に打った衝撃か、単に今じたばたしたからか、少年の肌の下に飼われた蟲がボロボロ零れ落ち始めかけたので、慌てて迎えに行ったけども。


◇◆◇


 天津蚕にしてみれば。
 天津蚕にしてみれば、気分は沈みようがない。常にテンションは高度にあるけど、特に、白神朔耶が視界内に居る時は、鯉すら滝を登るくらいで、そして、気分の高揚は、
「サクヤー♪」
 ウォータースライダー、一人ずつという従業員代わりの注意書きも無視して、今から滑ろうとする朔耶に後ろから飛びつくくらいに達して、……背後からの襲撃をひらりとかわされ、おまけにそのまま悟られないよう、どげしと背中を足で蹴られ、逆の体勢で流されようとも、少女の名前をひたすら繰り返すくらい元気で。滑りながら終着点、水飛沫をあげてついた下のプールで、後ろから駄目なら前からだと、今度滑ってくる、朔耶をスライダーの終わりで待ち構えるという、危険極まりない行為すらして、まぁ当然今度は、鼻に一発かかとを喰らうのであるが。鼻血を出して伸びる蚕を、仕方無しにプール際まで引きずる朔耶。目覚めて抱きつこうとする彼の顔を右手で押しながら、朔耶、
「ふむ、少し疲れたのう」と。
「疲れた? それじゃカキ氷カキ氷! 食べよサクヤ!」
「……まぁそうじゃな、喉も渇いてきた事だしのう」
 天津蚕にしてみれば、気分が沈みようがないのだ。妹に似た彼女と一緒のプール、そして今から、一緒にカキ氷を食べに行く事、幼い背丈の少女と腕を組もうとして、右手で顔を押されても、笑顔は消えるはずもない、
 、
 他人の、二つの笑顔が通り過ぎて。
 合わせるかのよう、元々無表情の朔耶と同じく、天津蚕から表情が消える。
「……蚕? どうしたのじゃ」
 あれ程までに腕を組もうとするまでに、自分の隣に近づいていたのに、蚕は立ち止まって、自分と距離を置いていた。その事に気付いたのは数秒だが、それでも、距離としては数メートルあく、あの少年にとっては耐えられない空間、
 天津蚕の視線の先には、笑顔が二つある。
 それを見て、ああ、と思う。頭の中で優しい口調の人格も、ああ、と思う。蚕の見ているもの、
 兄と、妹。
 蚕が朔耶に一目惚れしたのは、失った妹に良く似ていて。
 蚕は、妹を失っている。
 失っている。
「……カキ氷」
 背中に声をかける朔耶、その音に、
「食べに行くんじゃろ?」振り返った蚕の顔は、
 少し、寂しそうだった。


◇◆◇

 脳裏に浮かばぬはずは無い、失った妹、
 カキ氷を食べていようと、相手のさじに乗った氷、無理矢理喰らい付こうと、そして、その行為をいくらどやされようと、浮かばぬはずは無い、失った妹、
 殺された、妹。
 天津蚕が不老なのは、それどころか、不死すら手中に願うのは、また、もう一度、
 あの兄と妹のように、と。
 浮かぶのは妹の、笑った顔。

◇◆◇


 時間というもの、苦行というのは長く感じられる癖、楽しい事は早く過ぎ去っていく。つまり、天敵である天津蚕が終始傍らに居たとはいえ、
(まぁ、楽しめた事は否定せぬよ、そこまで幼くは無い)
 と夕焼けの色に打たれながら、昇っているのは階段、最後にもう一度、ウォータースライダー、
「ねぇねぇねぇねぇサクヤサクヤー、今度はボクがサクヤをだっこしたまま、ぎゅーんって滑ってあげるから」ぼぐり、
(……ただ階段を昇るだけなのじゃが、長い道のりに感じるのう)
 ようは、前感想撤回。幾度目か解らぬ鉄拳制裁しながら、やはり今日の事を苦行とする。若い内の苦労は身になるというけど、出来れば金輪際勘弁願いたく、
「酷い痛い酷い痛い! だからなんで殴るのぉ!? ボクはサクヤが大好きなのにッツ!」
「世迷言をほざくな! だいたい、何故にわしがお主の保護者をせねばならぬかったのじゃ!」
「ええーそれ違う違う! だってボクとサクヤは恋人だから」
「おーぬーしーはーッ」
 いい加減堪忍袋の緒が切れて、滑り台どころかこの階段から蹴り落してやろうかと、見た目ならともかく、実年齢にならうと随分過激に思ったりしたのだけど、
 ふと、またあの表情が見えたもので。
 ……振り返らずとも、ウォータースライダーの入り口に目を当てなくても、その先に何があるかはすぐ解って、蚕、寂しそうな顔、
 朔耶が踵を返したら、先ほどすれ違った、兄と妹。
 順番待ちの嬉々とした様子は本来、心和む事あれど、蚕のような感情になるのはズレてるのだけど、こればかりは。
 ……無言でまた、階段を登り始める二人。人気はもう少ないプール、ウォータースライダー、自分達が最後の客だろう。目の前の二人は最後から二組目、で、
(おや?)
 と、まず朔耶が思う。理由、兄が妹に一声かけた後、先に滑って行ったから。妹をほったらかしてなんたる奴、と思わなくもなくて、そして、
(――)
 言葉も無く、ただその事実に気付いたのは、蚕だった。足が、走り出す、脇に居る朔耶を通り過ぎて。
「ん? どうし」
 蚕の走る先に、
 ウォータースライダー、立て札だけで従業員のいない、作られたばかりの施設。柵は身長こそ考慮していたけれど、隙間は、小さな女の子なら潜れてしまい、きっと、少女は無邪気に、ただ兄が滑ってプールに水飛沫をたて辿り着く姿が見たくて、
 乗り出した。

 身体は重力に従って、女の子は果物のように落ちて、
 視界の下から聞こえる悲鳴を、出す暇も無く必死で、必死に、
 蚕は手を差し伸べた。

 長さが、足りない。腕の長さが、
 足を掴む事が出来ない――一瞬、走馬灯のような、一瞬、
 殺された妹の姿が、脳の中で爆発する。


◇◆◇

 笑っていた妹の顔が、苦悶にびっしりと覆い尽くされて、
 小さな身体を震えさせて、眼は、
 今の自分の片目のように、絶望に見開かれて、
 やがて、絶望という色すらも失った妹。やだ、
 死んでしまう、落ちていく、届かない、目一杯伸ばしても、
 届かない。
 もし自分が、普通に成長していたならば、
 腕の長さが、足りていたならば、
 彼は、時間という長さを殺して、あらゆる長さを奪って、それが、
 また、妹が、死んで、失う、
 失って――
 抉り出したはずの瞳ですら、涙を零そうとするかもしれない、けれどその雫は、
 女の子の落下に届いたとて、掴めない。
 失う。
 脳裏の妹と、目の前に落ちていく、少女。落ちて、

◇◆◇


 むんず。
 ……、
 ……、……、
「……あ」
「危機一髪、じゃのう」
 腕が隣から伸びている。自分の腕よりも、長い腕。大人の腕。
 手はしっかりと女の子の足を掴んでいた、溜息を出している暇は無い、女の子が暴れだす前に素早く、引き上げる腕、その腕が誘うのは、
 元の姿に戻った、22歳という年齢に沿った、彼女の身体。
 天津蚕とは事情が違うのだ、普段、少女の姿なのは、自分の大きすぎる力を抑える為に。……その姿は良く、彼女の母に似た、美貌である。
 途端、女の子が大声をあげて泣き出した。恐怖がいっぺんに噴出したのだろう。危ない事をした子供は、叱らなければいけないのだけど、……この状態では何を言っても無駄だろう。だから、抱きしめてぽんぽんと背中を叩く、あやしてあげる。
 耳を良くこらすと階段を誰かが駆け上がる音、今兄は滑っているから、おそらくは従業員であろう。とりあえず、あとは従業員に預けて、
「……なんじゃ?」
 天津蚕が放心した様子で、白神朔耶をみつめている。どうもその視線は何時もの、自分に妹を見るような、惚れてるような視線では無く。
 ともかく、必死になって女の子を助けようとした少年に、朔耶、
 今日一日貫き通した不機嫌な表情も、少しは緩めるか、と。言葉でいちいち誉めるのはあれだが、それくらいなら良いかと、思った時、
「サクヤちゃん」
「ん?」
「おっぱい出てる」
 ……胸にゼッケン、ひらがなでしらがみと書かれた、スクール水着。ぶかぶかとはいえ元は、子供用で。
 中身が膨れ上がったものだから、胸の谷間が露出するわ、わき腹の部分に穴が開くわ、あらゆる意味でギリギリの状態に裂けていて、それについて、さっきの言葉も無き形相は何処にいったとばかりに、
「凄いーサクヤちゃん! とってもセクシー! 大人っていうか、エッチっていうかー、エッチエッチエッチエッチ」
 むんず。「ほえ?」
 女の子を一度下ろしてから、少年の肩を掴み、大人の腕力に任せて位置を移動。素早くしなければ、従業員が来る前に。ウォータースライダーの入り口に立たせて、何何何と疑問符を何度も連呼する少年に、その答えを、
「たわけ」
 どがり、と。
 伸びた腕の長さの分、威力が増した右ストレート、それはしかと蚕の顔面を捉え、気絶した少年はどざえもんのように流れていって。溜息一つ、……気付くと女の子が泣きやんでいた、まぁいきなり少年を殴ったのだから当然か、バツが悪い顔で何か言葉を探して頭をかく朔耶、だがちょうど、従業員が来たから、朔耶は女の子を従業員に任せて、(事情を聞こうとする声が後ろで響いたけど)自分もウォータスライダーに身を流した。


◇◆◇


 夕焼けで、すっかり日も暮れて、人気も少なくなったプール。だけどその数少ない客の視線を浴びてしまうのは、破れかぶれになったスクール水着と、小脇に天津蚕を抱えている事で。
(たく、散々な目におうた)
 スライダーの到着地点では二人、なかなか滑ってこない妹を待つあの兄と、仰向けになって気絶している蚕である。仕方なく、脇に蚕を抱えながら、あの女の子の兄の隣に行き、ごつり、と頭を殴っておいた。突然の仕打ちに少年は酷く慌てたが、理由は話さない。すぐに従業員に連れられて、妹が来るはずだから。
 あれだけ仲の良かったなら、妹を失う怖さは、そして兄に会えなくなる事は、充分解るだろう。
 にしても、疲れた。何時もそうだ、この脇に抱えている者が関わると、白神朔耶の疲労は、何倍にも膨れ上がる。……、
 女の子を助けようとした、必死だった。
 ――お疲れ様、って言ってあげたらいいんじゃないかな
(笑止じゃ)
 そんな義理は無い、この天敵に、言葉なぞくれてやるのも忌々しい。だが、歩いて、やっと両親の姿が見えた時、朔耶、
 小脇に抱えた、未だ目覚めない天津蚕を見て、
 少しだけ、優しく笑った。
 ……その事に“後から”気付いた朔耶であったが、(まぁ、これくらいはな)
 蚕を父に放り投げ、早く着替えたいと母と供に更衣室に向かう朔耶。ある夏の日の、とある出来事、
 気絶している天津蚕の夢の中で、笑っているのは、大人になった少女である。
PCシチュエーションノベル(ツイン) -
エイひと クリエイターズルームへ
東京怪談
2005年08月26日

投票はログイン後にできます。

ログインはこちら












©Frontier Works Inc. All Rights Reserved.